メディア発信の重要性
さまざまなトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回は森野くんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回は、大きくは健康に関するメディア発信についてみたいなテーマで、
こうすると結構いろいろ、広いけど、企業からの広告的な発信とか、多分、国とか行政とかからの、もうちょっと固い発信とかいろいろあるけど、
まあ、世の中の人ができるだけ健康であった方がいい、というふうに考えたときに、どういう発信をしていくといいんだろうな、みたいな感じを広くしゃべってみたらなと思います。
はい。
はい、という感じで、まずちょっと森野くんの方から、ちょっと注目してると気になった広告みたいのがあるっていうことなんで、ちょっとそれザザザッと話してみてもらってもいいですか?
そうですね。本当、健康を伝えるってどうしても説教みたいな感じになりがちというか、これ知らなさいよとか、メタを気をつけましょうねってなっちゃうと思うんですけど、
なかなかでもユーモアたっぷりに伝えている広告とか見ると、お、上手いなっていうふうに思うんですね。
その中で、前からちょっと注目してたのが、愛生薬局っていうドラッグストアとかを運営しているグループが出しているヘルスグラフィックマガジンっていう、機関誌だと思うんですけど、雑誌があって、
それ自体は、例えば高血圧とか中熱中症とか、その季節に合わせたテーマを復習してるんですけど、その雑誌のデザインが本当に一種不一通で、
これちょっと文字で、文字じゃないや、想定で伝えるのは非常に難しいんですけど、
リンクを載せておきましょう。
あ、そうですね。
夏バテっていう号だったら、これが多分今年の夏、7月ぐらいに出たんですけど、
白クマがなんか、頭を池に突っ込んでるような画像で潰んでる写真とか、なんかこうちょっとクスッと笑っちゃう、木の出てる2つの穴からドーって滝が流れてて、
花水っていうテーマだったりとか、なんかこう、ぐっと引きつけられるビジュアルなんですよね。
だからなんかその辺って、熱中症とか高血圧とかって、なんかちょっとこう、自分がなんですかね、後ろめたいじゃないですけど、気になるところがあったら、ちょっと開くのがオックになりそうなところもついてに取りたくなるっていう、
その入り口の作り方はすごい、なんかいいやり方だなーっていうのは感じましたね。
なるほど。
まあそれがね、なんか偉そうなお医者さんの顔じゃなくて、わかんないけどね、なんかそれとか固そうなグラフの載ってるとかのことだと、もう難しそうみたいな感じで手に取らないとかあるかもしれないけど、
その絵がそういうのだけでちょっとオックになるのはあるかもしれないよね。
そうなんですよね。あとはなんか、え、何々私の何々やばすぎみたいな、なんかその不安を煽るようなものも多分多数派だとは思っていて、それもなんかちょっと疲れちゃいますよね、読むだけで。
でなると、なんか多分そっちの方が読む人は多いと思うんですよね。
効果としては高いと思うんですけど、でもなんかその読語感というか、情報のこう、なんか味わい方としては結局その入り口の違いでも、
心理状態と情報受け取り
でも、じゃあ行動変容にちゃんと移っていくのかとかは、なんか変わってくるかもしれないなと思いますね。
なるほど。うん、なんか、それちょっと今パッと思いついたんだけど、
最近あの、ほうはたさん、あの、昼のはつライオンとかの、はいはい。
雨の日の心理学っていう本が出てて。
出てましたね。まだ読んでないんですけど。
それでこう、晴れの日と雨の日があるよねっていう感じで、メンタル的にも調子がいい時とかは晴れの日で、ちょっと不調な時は雨の日って感じで、
同じ言葉を受け取っても、晴れの日だったら、なんかこうすっと入るっていうか、
でもなんか同じ言葉でも雨の日、自分がこう辛い時とかって、変な受け取り方をしちゃったりとか、批判的に見たりとか、
自分のメンタル状況によっても、こう、違うよねみたいのがあって、
さっきのその、例えばパッと見の表紙で情報を受け取るっていう時も、なんかこう不安を煽るような時だと、
雨の日の心理状態の時に近いかもしれないというか、自分がこう、
だからそういう時だと、どんどん不安が増強してっちゃうって感じだけど、
多分ああいう、面白そうみたいな感じで読む時って、どっちかっていうと晴れの日的な心理っていうか、
だからそういう時は、書いてる内容がちょっとセンシティブだったとしても、
すすっと入ってきて、ちょっと気をつけようかなみたいになるみたいな、
そういうグラフィックとか表向きによって、どういう心理状況の人が響くのかみたいなのが違うのかなみたいなのをちょっと思いました。
確かにそれはありますね。受け取り方、その時の気分、何でしょうね。
僕だったら、虫歯、10年前ぐらいに治療した虫歯を、
これちょっとそろそろやんなきゃまずいですよって言われて、健康診の時に3ヶ月に1回行ってるんですけど、
じゃあ、さら1週ぐらいみたいな感じで、ちょっとめんどくさいなと思いながら、
歯に関する何かってどっかでは見るじゃないですか、世の中の。
見て、あー行かなきゃなーって。
ずっとなんか、そういうちょっと晴れ、晴れというよりは雨、曇りぐらいの感じだったんですけど、
なんかそれをじゃあ、歯に関する何か面白いビジュアルだったりとか、楽しい感じの、
フィンランドの歯を大事にしてる人はこんな楽しくご飯食べるかみたいな、
そういうのがあれば、受け取るマインドは雨でもちょっと晴れにくるのかなとか、
そんな気はしましたね。
そうだよね。だからオーラルフレイルみたいなことがあるし、
口の状況が、ちょっと歯直さないとなーみたいな感じの時に、
歯が悪い状況だともうご飯もおいしくないし、
全然生活楽しめなくなりますよみたいなのを受け取っちゃうと、
あーやばい大変だみたいな感じになるかもしれないけど、
そうですね。だから同じ情報でも多分受け取る側の色で違うなっていうのは大きくなるか。
確かに確かに。
なんか他にいくつかあげてたっけ?これちょっと面白かったみたいな。
そうですね、何があったか。
えーと、あ、それちょっと近いんですけど、
なんかあの、世田谷自然食品とかサントリーウェルネスとか、
いわゆるテレビCMで健康食品を売ってるようなCMってあると思うんですけど、
あれとかもなんかすごいグルグルグルグルコサミみたいな、
なんであの楽しそうにしてんだろうみたいな、あるのもちょっと近い感じなのかなーと思いましたね。
確かに。
膝、痛たたた、みたいなやつもあるじゃないですか、絶対。
じゃなくて、なんか膝をなんかあんな楽しく回してました。
ちょっとこう、一つの見せ方なのかもしれないですね。
面白いよね、あれも。
膝、例えば偏見性膝関節症とかなってたらやっぱりちょっと動かすだけでも痛くて、
そういうこう、辛さを感じてるお年寄りっていると思うけど、
テレビとかであえてあんなグルグル膝回しても痛くないの?みたいな憧れっていうか。
確かに。
辛いんだけど、ああなりたいみたいのがあって、
なんかストーリーを伝えてるって感じだよね。
確かにね、大邪心というかね。
まあもちろんグルグル臭み飲んだらみんなそうなるってわけではないんだけど、
一縷の望みが見えるというか。
確かに。
あるよね。
北風と太陽みたいな感じのアプローチの違いですよね。
ブルーベリーアイとかもそんな感じ。
ああ確かに、確かになんか穂がらかな感じでやってますよね。
あとあれかな、森野くんも今会社の中だと広告的に出す時にはっきり効果示しづらいっていうか、
改善しますってなかなか言いづらいとことか規制もあってあると思うけど、
そういうのも抑えながらいい印象をつけるにはどうしたらいいのかっていうのを考えていくと、
確かに。
直接的じゃないけど、商品サービスの利用者が望むビジョンを見せるっていうか、
そういうのが工夫の余地があるのか。
あると思いますね。
多分、僕が予想するになんですけど、不安煽る系の訴求って、
医薬品とか医薬部外品ぐらいしかできないんじゃないかなと思っていて、
なるほど。
解決しますよっていう結びになるので。
じゃあ、僕が言ったら化粧品メーカーにいますけど、
そういうのがなかなかできないとなると、
グルコソミンは多分健康食品なのでまたチェックアウトなんですけど、
そういうイメージで伝えるっていう、いいイメージを持ってもらって、
これでなんとなく僕らが明確に言うというよりは、
見てる人に、なんかこれ使ったら良くなりそうだ、楽しくなりそうだっていう認知を形成するっていう。
そこに繋がるんでしょうね。
そうだね。
あとそうなるとやっぱテレビショッピングとかの流れって多分めちゃくちゃ考えて上手く作られてる。
もうなんかフレームワークがあるじゃないですか。
こんなことうなみありませんかみたいな。
個人の感想ですみたいな注釈も入りながら、これでこんなに良くなりましたみたいな。
でもやっぱりああいうのが響くんだろうね。
確かにね。
それは型があるんだろうなと思いますし、
アフィリエイト系のブログとかもだいたい同じ方なんですけど、
なんかうちのその会社の商品をアフィリエイトのブログ、ブロガーさんに作ってもらったことがあるんですけど、
こんなになんか引き込まれるんだと思いましたね。
お悩み訴求的な、悩んでませんかって。
僕なんてもうそんなこと100回ぐらい言ってるんで1日。
全部吉祥報なんですけど、でもやっぱりそのなんか悩んでませんか。
で、でも今の市販のオラダこういうものがあります。問題がありますよね。
でもこれならみたいなのは普通におーみたいな。
なんかあるんですよね。
神話の型みたいな。
コピーライティング、セールスライティングみたいな型で、
日本だと神田雅則さんっていうコピーライティングとかの権威っていうか、
結構いろいろ本も出してるんだけど、その方の本はめちゃめちゃ面白くて、
ランディングページの型っていうか、そういうのがまとめられてるんだけど、
まあだからアフィリエイトとかそういうランディングページとか系は結構その辺から
ノウハウ来てるなっていうのはある。
なるほど、なるほどな。
広告戦略と健康
そのあたりはもうある程度100年ぐらいは変わんないんですかね。
どうだろう、まあコマゴマとしては変わってると思うんだけど、
やっぱりこう人間の本能として響く型。
たぶんそれがさっき言った雨の日晴れの日みたいなので、
その人の心理状況によって響く流れは違うのはあるかもしれないけど、
こういう流れで情報が売れられると、やっぱ買っちゃうよねみたいのはあると思うよね。
確かに。
あと何か他もあったっけ、気になってる。
他で言うと、そうですね、
あとはAC、ACジャパンの広告とかもめっちゃ幅広いですけど、
結構健康系の、それこそさっきのオーラルフレイルとか、
アイフレイルとかも電車広告出したりしていて、
あそこはどういうタイミングでこれを出そうとしてっていう、
そのモチベーションとか、あんまりACジャパンのこと詳しく知らないんですけど、
結構健康系の発信をよくしてるなと思う。
結構しかも引き込まれる人が多いですよね。
あのあたりが何を考えてどうやってるのかっていうのはちょっと気になりますね。
イメージコピーとレスポンスコピー
そうだね。
まあそれかな、広告でも何だかな、
まあそのさっきのコピーライティングなんか、
イメージコピーとレスポンスコピーっていう考え方があって、
イメージコピーは印象に残る、記憶に残るっていうのが一つ。
そうだ京都へ行こうみたいな感じとか。
あのパッとこう、このフレーズあれだよねみたいな。
レスポンスっていうのはランディングページみたいな感じで、
心の流れをずらずらずらずらと結構長文とかなんだけど、
それを読んでいくともこういう行動してしまう、
まさにレスポンスの行動が引き起こされるみたいな。
だからAC的なのはどっちかっていうとイメージっぽい。
それ見たから何か行動するっていうわけじゃないけど、
これといえばこれだよねみたいな印象が残る。
確かに。
だからグルコザミンとかブルベリアイとかも、
それは残ってるのは多分イメージとして残ってる人は多くて、
でもそこから購入する人っていうのは多分また違う流れがあるから、
そうですね。
ヘルスグラフィックマガジンとかもどっちかっていうとイメージっぽい感じで、
だけどそういうテレビショッピングとか、
そういうのはどっちかっていうとレスポンス引き出す系の流れ、
アフィリエイトのページとかはそうだから、
まず大きくその2つがあるっていうので、
確かに。
イメージ系で言うと携帯会社の報告とかって結構その色が強いですよね。
お父さんとかサンタロウとか、
なんていうんですっけ、
デキ、何杉くんみたいな、
とかは結構なんか携帯といえば、
あれ、あのキャラクターが先に浮かぶっていうのも、
カテゴリーの中の第一走旗を取り上げるっていうのも、
それこそグルコザミンとかも、
膝が痛い時は他にも他社がいろんなの作ってるんでしょうけど、
あれっていうイメージを持たせて、
薬のパッケージと心理
最終は通販で買ってもらうみたいな、
テレビショッピング買ってもらうみたいな、
このなんか入り口をいくつか持ってそうですね。
そうだね、だから競合がやっぱどのぐらいいるかとか、
何だろう、その商品の特徴がどんだけ差別化してるかによって、
やっぱどういう広告打てばいいかって違うんだね。
確かに確かに、そうですね。
自分たちが実際に広告見て、
これやろうとかこれ買おうって思ったことって、
健康以外でもいいんですけど、なんかありますか?
えー、何だろうな。
僕ら割と下に構える方だと思うんですけど。
最近やっぱそもそもテレビあんま見ないとか、
テレビCMに触れないとか、
自分もそんなめっちゃ今大都会に住んでるってわけじゃないから、
電車とか乗ってもそういう広告少なかったりするから、
やっぱりこう少ないかなとは思うんだけど、
なるほどなるほど。
何だろう、それこそこう個人的にちょっと甘いものとか好きなタイプ。
なんかスーパーとか買い物行った時に、
ちょっとパッとなんかシュークリーム買っちゃおうみたいな。
まあだから広告とはちょっと違うけど、
パッケージで選んでるみたいのはあるかなと思ったかな。
確かに。
健康にはなってない。
精神的にはおいしいってなってるかもしれないけど。
なるほどなるほど。
パッケージとかもありますよね。
飲みしそうなパッケージとか、
なんか引きそうなパッケージとか。
薬とかのパッケージってなんかそういう規制とかってあったりするんですかね。
どうなんだろうね。
だからもう処方箋でもらうような薬は特にないかもしれないけど、
やっぱ市販薬とかはあるかもね。
まあでも例えば子供向けの薬とかだったらアンパンマンとかがあるとか、
なんか別に内容じゃないけど、
あのお薬みたいのはあるかもしれないし。
たぶん文字のところは薬器法とかでかなり厳しく規制されてると思うんですけど、
使うカラーとかトーンとかって、
確かにお子さん用だったら赤、黄が多いですよね。
そうだね。
あとなんか花粉の薬とかで、
最近アレージオンとかが紫を使ってる人があって、
確かに。
あれなんでなんだろうなと思って。
なんだろうね、なんか花粉状の薬とった紫イメージあるよね。
ありますよね。
あれはなんか効きそうな感じ。
うん。
なんか化け学的になんか強そうな感じがあるんですか。
何かあるんですか。
あとなんか銀色とか、
風邪薬とかだとなんかそういうの多そうなイメージあるし。
確かに。
なんかイヤホーで、
なんかトロ、トローチでしたっけ、
喉痛い時とかに飲める飴みたいな。
あれとかはなんか、
一番たぶんクラシックなのがなんかすごい古い水色のパッケージなんですけど、
あれとかはなんかクラシックだから逆に安心感があるみたいな。
ノアが印象としてもあるんですよね。
寒風系だったら緑とか黄色とか。
茶色とかね。
そう、とかさせるみたいな感じかもしれない。
面白いね、薬局歩いてみたら。
確かに確かに。
この棚結構この色だなとか。
まあどっかの企業のなんか、
それこそ大地装置を取ってる商品が作ってそうですけどね。
バンドエイドは絶対緑ですよね。
確かに。
白赤緑みたいな。
あれもバンドエイドって言ってますけど、
バンソーコーの一個の商品名ですね。
名前とかそういうパッケージとか、
パッとイメージで選ばれるような形は、
その辺に結構工夫されてそうな気がするよね。
最近なんか風邪ひきそうになった時に、
かっこんとう買ったんですけど、ドラッグストアで。
あれに書いてた、万良処方っていうフレーズ。
たくさん入ってるみたいな意味だったんですけど、
ちょっとなんか聞きそうだなって思った記憶がありますね。
中国っぽい気がする。
雰囲気がわかんない。
万良処方って書いてるけど、
半良処方とは絶対書かないじゃないですか。
万良って何のマックスなんだよと思ったんですけど、
ひきそう感は感じましたね。
確かに。
確かに。
なんかあと自社費200%増量とか、
わかんないけど、
自社の中での相対的な評価だけど、
結構バーンってかけるじゃない、ああいうのって。
ありますね。
あと薬、痛み止め系で言うと、
デラックスとかEXとか入ったらとか、
何の確かに言われてみれば、
相対的なものでしかないのに、
それで値段がどんどん上がってっていう。
うまいですよね。
だからやっぱり名前変えちゃうと、
違う商品になっちゃうから、
みんなの認知とれてる名前をさらにアップグレードしていくと、
どうなってくるんだろう。
確かに。
面白いですね。
面白いね。
そうだ、なんかイメージとレスポンスっていうので、
よく使われるのがパソナの法則ってやつで、
PASONAかな。
プロブレムみたいのがあって、
Aが元々アジテーションとかっていう、
煽るみたいな感じだったけど、
アフィニティーかなんかで、
もうちょっと寄り添うみたいな感じになって、
最近はなってるのかな。
P、Aときて、S、Oがソリューションで、
Oが何だったかな、ちょっと言い忘れてたけど、
Nとかがナローみたいな、
他の教皇と比較してもうちょっと絞り込んで、
で、アクション起こすみたいな、
課題を、あなたこういう悩みありませんかっていうのを感じて、
それに寄り添ったりとか煽るような形で、
気持ちを増幅させて、
それに対して自分たちはこういうの提供できますよっていうのを伝えて、
これっていうのはまた他と比較して、
こんな違いがあるんですみたいなところから、
で、最後またそのテレビショッピング的に言うんだったら、
この期間だけやりますとか、
そういうのもやって、
じゃあそれだったらどうしようみたいになるみたいな、
もう気持ちの流れが、方があるっていうのが。
なるほどなるほど。
確かに。
煽る方が寄り添う方になっているのはちょっと面白いなと思って、
最近、この最近で言ってもちょっと前なんですけど、
風邪薬の電車広告がこの5、6年ぐらい変わってきてるっていうのは、
僕も聞いたことがあって、
だいたい休めないときにみたいな、
いわゆる会社員で風邪ひいちゃった、
でも会社休みたくないからこれ飲みましょうみたいなのが多かったんですけど、
どっかの会社が作ってる風邪薬は、
風邪のときはお家で休もうっていうコピーにしてたんですよ。
なるほど。
これはちょっとなんか潮目というか、なんか変化を感じるなと思って。
まあそうだね。
働き方の変遷
だからまあ昔だったらね、24時間働けますかみたいなのもあったっていう感じだし、
自分たちよりはちょっと前の世代って感じだと思う。
もう激無当たり前っていうか、
今は働いてるとなぜ本読めなくなるのかみたいな、
ある半身の働き方っていうか、
仕事だけじゃないよねみたいな、
ワークライフをバランス大事にしようみたいな、
流れがやっぱあるからそういう方が響くっていうのがあるかもしれない。
確かにそうですよね。
このなんか製薬会社っていう、
いわゆる機能で売っていくところの、
言葉の表面というか、
言葉の変化があるのは面白いですよね。
もう一個、別の風邪薬で、
結構これは最近なんですけど、
風邪薬って結構眠くないですみたいな、
眠くなる成分が入ってませんって書いてあると思うんですよね。
逆にしっかり寝て早く治したいあなたにっていう商品があるんですよ。
何が入ってるのかっていうと、
睡眠薬的な成分が入ってるわけではないんですよ。
じゃなくて、風邪の時に眠りを妨げる花水とか、
敵を抑える処方です。
カフェインも入ってません。
なんで、風邪薬としてすごい革命的な処方法かっていうと全然そうではないんですけど、
眠りを眠りたいあなたにっていう見せ方って、
この風邪薬のおそらく100年ぐらいの歴史で初めてなんじゃないかなと思って。
なるほどね。
確かに。
この薬眠くなりませんみたいなのって結構あるけど、
でもやっぱり花水詰まってたら寝苦しくて寝れない。
だから、休んでもいいっていうか、休もうよみたいなのが2つにも共通してあるんだろうね。
たぶんさっきの例に出した、寝て休もうっていうのは5年前ぐらいで、
さっきの同じような寝て直したいあなたにっていうのは今年なんですけど、
その時間的な前後があったから、これ商品が出てきたのかなっていう気もしますね。
なるほどね。面白い。
個人の中で晴れの日雨の日があるみたいな話もあったけど、
やっぱ社会の中で働くっていうことに対する時間っていうか、
その変遷があるから、特にそういう年代に向けた商品とかは、
社会の流れみたいなことに合わせて響く言葉を選んでいった方がいい。
広告と規制の違い
確かに確かに。
そうですね。
そこは面白いですね。
どうなんだろう、今の社会だとどの年代の人がどういう価値観があるのかとか、
またこう日本だったらこうだけど、やっぱ海外のこういう文化圏とか宗教圏だったらこういうのがいいとかもあると思うし、
なんか海外の広告もちょっと話せたらみたいな感じだったっけね。
確かに確かに。あれ何を思って書いてるのかちょっと思い出したくて。
そんなに自分は詳しくはないんだけど。
でもあの、一個思い出すのはタバコの広告のパッケージが全然違うっていうのは有名ですよね。
はいはいはい。
ドイツイですよね。
死にますよみたいなことを普通に書いたりするんで。
実はタイ行った時とかもすごかったね。タバコのパッケージ。
なるほど。
全然ライトじゃない。死を連想させる感じだった。
ではなんか、規制、あれああいう風にしなきゃいけないみたいな規制なの?
あるんじゃないかな。ある程度こう、そうじゃなかったら売れにくくなるとかあるかもしれないから。
まあ京都でコンビニ財力しようとかそういう感じの。
あーなるほど。
ちょっと違うかもしれないけど。
確かに。日本で言うとその規制が弱いのは、そもそもそのあれかもしれないですね。
出演率が海外に比べてそこまで高くないから規制の必要性が低いのか、
なんかあのパッケージに吸った時の反対意見が強すぎて、
既得権益とかタバコ税収がなくなっちゃうとか、いろいろあるかもしれないですね。
わかんないね。税収の方もあるかもしれないし、そのタバコ産業の方からのもあるかもしれないし。
あとやっぱなんかアメリカとかのことを考えると、まあ行ったことはないんだけど、
国民会保険じゃないとか医療費めっちゃ高いとかもあるから、
やっぱその予防に対する意欲の高さとか、その辺は多分結構違うだろうから、
確かに。
やっぱ日本とは広告の打ち方っていうか響き方も全然違うんだろうなって感じ。
確かに確かに。それは面白いですね。
今後もいろいろ海外とか行くかもしれないけど、
ちょっと薬局巡りとかすると全然違うなーとか、
広告もそうだけど、結構そこから見えてくるものありそうだなって気がする。
確かに。海外で薬局、
名前ちょっと忘れちゃったんですけど、
結構グローバルで展開してる薬局とかは海外行ったときにちょっと行ったことがあって、
そんなにそのドラッグストア自体は日本のものとあんまり変わらない印象ではありましたかね。
基礎化商品、デパコス的なものがあって、普通の一般薬品があって、消耗品もあってみたいな。
ただなんかざっくりとした船内のレイアウトは変わらないかもしれないんですけど、
パッケージのデザインとか、書いてるポップの内容とかは、もしかしたら違うところがあるかもしれないですね。
響く言葉も違うし、気性も違うし。
この辺は結構、読んでるクリティカルビジネスパラダイムっていう本の中でも、
広告費っていうのが全然予算が桁違いっていうか、
行政とかのメディア発信に比べるとっていうのが書いてあったりして、
日本だったら政府の広告予算って100億から200億ぐらいだけど、
企業で使われる広告費が7兆円ぐらいになるみたいなのがあるから、
今の話でも健康に関する情報って言って出てくるのも、
行政から発信されてる何かとか、市とかから出てる何かみたいな感じってよりも、
やっぱ企業の広告とかが目につくっていうのがあるから、
大学からの発信とかも結構固いのはしてると思うんだけど、
確かに確かに。
なかなかね、日常生活に入り込まないっていうのがあるから、
そういう企業とか、大学とか行政とかがこういう情報を発信したいなとか、
こういう行動してほしいなっていう時も、
自分たちで発信するんじゃなくて、うまく企業と連携してやるとか、
それこそこういうさっきのタバコみたいな規制を作るとか、
こういう風にしなさいっていうルールつけることで大きな動きが起こるとかもあるかもしれないけど、
広告が効果をはっきり示したダメみたいなのも多分規制だと思うんだけど、
そこのルールがもしなかったとしたら、
もう各企業が好き勝手に、うちの商品はこんだけ効果ありますって言いまくったら多分、
情報が荒れちゃうっていうか、何が正しいか本当に分かんなくなるから、
ダメって感じなんだろうね。
予防医療と企業の役割
なるほどなるほど。
確かに。
多分国での予防医療を推進するのって、
今田代さんが言っちゃった民間の予算を上手く使うっていうのは一つアプローチとしてめちゃくちゃ強いと思うんですけど、
例えば逆に、
行政が強く発信するために、
メディア枠を強大な権力で安く買うとかできないのかなと思って。
なるほどね。
例えば、アメリカで言ったらスーパーボールの決勝の広告枠ってめっちゃ高い。
多分一番高いと思うんですけど、
あそこはアメリカっていう国が予防医療をゴリゴリやっていきますっていうのであれば、
ここはもう1億、10億ついてるか分かんないけど、アメリカ行政からの発信するからって言って、
行政のCM流すみたいな。
なるほどね。
っていうのも結構ありなのかなと。
確かに。
電波的な放送だったらNHKで発信するみたいのはそれに近いかもしれないけど、
でも結局それも他のテレビ番組見ちゃったら届かないみたいなのもあるし、
あとインフラ面、例えば道路とか国道みたいなところって国のカンカスかもしれないけど、
そこにめっちゃ健康につながるような情報は国道走ってたら勝手に入ってくるみたいなのもあるかもしれないし、
確かに。
公共交通機関的なとことかはあるかもしれないから。
そうですね。
あとなんか前ちらっと仕事のどっかの流れ聞いたことあるのは、
タバコの屋外の喫煙所とかは多分あれ、
国が地方公共団体のカンカスだから広告は出せないはずなんですよね。
民間の喫煙所もありますけど、
そことかもなんかもうガツッと入れちゃうっていうのは全然ありな気がしますけどね。
そうだね、確かになんか予算はなかったとしても、
すでに持ってるインフラとかはあるだろうから、
例えば市役所とかは市のとこだろうし、
そういうとこも含めてみると、
なんか溶け込ませられそうな感じはするけど。
一個だけ気になるところがあるとすれば、
国の持ち物で国がどんどん広告投下していいですよってところに、
なんか民間との癒着があってとか、
東京オリンピックみたいな感じになるのはなんとなく予想しやすいなっていう。
そうだね。
しすぎると何もできないですけどね。
そうだね。
自分とかからすると、
結局世の中の人みんな健康になったらいいなと思った感じだから、
企業からの発信でもいい価値出せる可能性もあるし、
行政とか国とかからでも両方可能性はあると。
企業だったら利益上げたいっていうのがあるし、
国とかだったら税収も増やしつつ、
支出も減らしたいみたいな。
医療費とか社会保障費とか減らしたいみたいな感じだから、
そこがうまくマッチする。
だから企業の利益もありつつ、
この商品広がれば予防の効果もあって、
国の良さも医療費削減につながるみたいなところは結構連携しやすいと思うけど、
そこがうまく余らないとこは戦いになっちゃうかもしれない。
そこがうまい国ってあるんですかね。
税収を上げつつ支出を減らすっていう、
どっちかというと企業活動的な利益の追求をヘルスケアでうまくやってる国?
わかんないけど、
結局予防医療とかの産業が盛り上がれば、
企業が儲かって、企業からの税収も増えて、
国全体も健康になっていくみたいな流れはありそうだから、
予防医療と健康政策
そういう予防医療に関する研究開発とか、
企業のサポートが手厚い国とかがあれば、
そうなのかなって感じはする。
確かに。
前回言ったタイとかだと、
砂糖税みたいなのをつけてるみたいなんだけど、
糖尿病とかが多くて、
清涼飲料水とかに対して税金あげてるみたいな感じだけど、
それは砂糖税っていうのをつけることで、
税収は上がりますと。
で、ちょっと値段高くなると買う人が減る可能性があるから、
でもそれはあれかな、企業の売上自体は下がってるかもしれないから、
確かに、確かに。
戦う感じになっちゃうけど、
もうちょっと予防的なものをサポートするっていうか、
動きがあればいいのかな。
そこがトレードオフみたいな感じになっちゃうと、
いい協力関係が作れないですよね。
でも例えばこう、
メディカルフィットネスジムっていう枠組みがあるけど、
整形外科とかから処方箋を受けて、
運動療法みたいな処方で受けた人は、
そのメディカルフィットネスジムを利用すると、
それが確か保険料控除というか、
医療費使ったみたいな控除として使えるから、
税収安く抑えれるみたいな、
個人のメリットとしてはあるから、
それは枠組みとしてはあるんだけど、
だからそういう運動とか食事とか、
健康的な、よく寝るとかもそうだし、
そういう行動につながる産業に対する補助っていうかね。
そうですね。
健康投資とかなんか睡眠投資とか、
そういう風潮はずっとよくなってきてはいそうですけどね。
それが特定健康食品とか、
あれもそういう方向かもしれないけど、
だからそういうのを国として、
宣伝していくみたいなのはあるかもしれないけど。
メンタルヘルスの重要性
確かに。
難しいね、いろいろね。
そうですね、これはなかなか僕は深い。
まあこんなもんかな。
もうちょっとある。
これ次回テーマでもいいですか。
はいはい。
健康投資的な、
投資的なマインドっていうのが逆にこう、
なんか行き過ぎしまうと、
逆に不健康なんじゃないかっていうのは、
なんか言及してる人がいて、
なんて人だろうな。
竹田ダニエルさんっていう、
Z世代に関する本を書いてる、
自身もZ世代の方なんですけど、
なんかこう、
自分のご機嫌を取るために、
いい化粧品を、デパコスを買うとか、
いいおいしいスイーツ、めっちゃ高いスイーツを買うとかっていう、
自分の健康とかメンタルを保つために、
資本主義に飲まれてしまうっていうのの懸念をすごい発信していて、
そこもメンタルヘルスよりかもしれないですけど、
健康投資とも背中合わせというところがあるなと思ったので、
これはまた次回に。
なるほどね。
そうだね、本当に健康になるって結構時間かかる取り組みで、
はっきり効果もわかりづらいから、
結構投資的な未来の健康のためにっていうのがあると思うし、
その途中の過程でどうメンタル保つのかとか、
その辺は考える意味があると思うので、
ちょっとその辺もまた調べてみましょうか。
はい。
メディア発信の役割
じゃあ今回は健康に関するメディア発信的なテーマで、
企業の広告とか、後半ちょっと行政とかの連携できるかなみたいな話をしました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。