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2025-01-25 27:25

小売業界で拡大するリユース市場について【ゲスト回:NOVASTO佐藤さん】

サマリー

リユース市場の拡大とそのビジネスモデルについて、NOVASTOの佐藤周平様が講演します。佐藤様はリユース業界におけるコンサルティング、システム開発、オペレーション代行の役割を担い、この業界の重要性や今後の展望についてお話しされます。佐藤様はリユース市場の拡大に関して深く掘り下げ、特にリコアというサービスの機能や業界内の課題、システムの導入方法について具体的に語られます。リユース市場の成長に伴い、買取や状態管理の重要性が増しています。特に、コンディションごとの価格設定や偽物対策が課題とされており、今後の業界の成長が期待されます。

NOVASTOの紹介と佐藤の経歴
この番組は、中小小売企業の取り締まり役経験のある2人が、そのリアルについてゆるくお話しします。
人事に軸足を置いたジェネラリスト、私戸部有利が、2度のM&A経験がある連続企業家、樋口幸太郎さんに話を聞いていきます。
既に小売企業を経営している方、これから小売ビジネスで企業を考えられている方に役立つ情報を楽しく語っていきます。
リテールトーク48回目になりました。よろしくお願いします。
今日は、スペシャルゲストにお越しいただきました。リユースの総合商社を目指すNOVASTO代表取締役の佐藤周平さんです。よろしくお願いします。
早速なんですけど、佐藤さん、軽く自己紹介お願いしちゃってもいいですか?
このチャンネルのヘビーディスナーですという紹介でいいですかね。
第1回から何気にずっと聞かせていただいててですね、本当に出てて光栄でございます。
改めまして、NOVASTOの代表の佐藤と申します。よろしくお願いします。
ざっくり経歴で言うとですね、学生企業でいろんなビジネスをやっていく中で、リユースとECというドメインで自分の会社を学生時代にやってました。
そこを1回事業上等して、新卒で船井総研に入ってですね、船井総研がリユース業界のコンサルを唯一専門でやっている会社だったので、そこに入ってリユースとECという領域の法人コンサルをさせていただいて、そこから独立をしてNOVASTO社を起業したんですけど、
リコアというこのコアプロダクトを作る理由になったのが、船井総研時代にやっぱりリユースの業界のDXってすごくこれから課題になるなと思っていて、
メルカリもちょうど出てきたタイミングだったので、ここから店舗の機関システムの部分をアップデートしていかないとなかなか対応していけないだろうなというところでリコアというサービス。
リコアってリユースのコア、リテールのコアみたいな意味でリコアと名付けたんですけど、そのサービスを開発するNOVASTOを起業して、
そこから2年間開発期間があったんですけど、その間にもともと自分がやってたECコンサルをしながらなんとか食いつないで、2年後にリコアをリリースしまして、
今そこから6年ぐらい経ちますかね、今400社さんほどのリユース企業さんに使っていただいて、今そんな感じでシステム領域をやってるんですけど、
そこから今領域を広げてリユース業界の総合省庁として、システム以外のコンサルティングだったり物流の代行だったり採用支援だったりとか、
いろんなことをリユースというドメインの中でご支援をしている会社というのを今やらせていただいている9期目という感じになっています。
あとはそれ以外にですね、もともとECが自分のドメインでもあったので、EC系の支援側と自分たちブランドを持ってグロースするそばにという会社、
あとはうなぎ屋を6店舗やったりとか、いろんな会社の顧問取締役をやったりと、いろいろちょっと動いていると、そんな感じの人間でございます。
リユース市場の特性
今年33歳の大阪出身の人間です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
圧倒されちゃった。
いろいろありすぎ。
新若いのにびっくりしました。
年を感じます。
うなぎのあたりも結構気になったんですけど、
今日話すと大変なので、リユースの部分について今日主にお伺いできればなと思っています。
いろいろ幅広くやっていらっしゃる中で、リユースに関してもコンサルティング、システム開発、あとオペレーション代行とか、
サイエンス支援だったりとか、あと採用もおっしゃってましたよね。
結構幅広い展開されていると思うんですけど、コンサルからシステム開発のあたりは平口さんと事業モデルも近い部分があって、
この番組ならではの面白い話聞けそうかなというふうに思っております。
めちゃくちゃ相談したいなと思いました。
私自身も今さらにコンサルティングで食いつなぎながら開発費用に全部突っ込んでいるという感じは全く一緒で、
ちょうど今開発をようやくできたかなみたいな感じなので、いろいろご相談できるかなと思ったので、引き続きよろしくお願いします。
お願いします。
リユース業界の話はこの番組で初めてになると思うんですけど、私自身個人的にはもうめちゃくちゃ長年お世話になっていて、
ラグタグの前を通ると、ここ私のクローゼットですってボケたくなるぐらいめちゃくちゃリユース業界ユーザーです。
これ裸なんですけど、ずっとリユース業界ユーザーとしてお世話になり続けているので、
10年前とかと比べるとかなり市民権を得たというか、非常にかなり浸透したなという印象はあるんですけど、
樋口さんってリユースってどうですか?
僕は全然学生の頃ブックオフにヘビーにお世話になったぐらいで、あんまりリユースはゲームと本ぐらいでしか関わりがなくて、
服は安い服ばっかり買ってたりしたので、そんなに関わりがないですね。
多分聴いてるリスナーの皆さんも、あんまりリユースってわかんないみたいな方もいらっしゃると思う。
ちょっと基本的なことから聞いちゃうんですけど、リユース以外、一般的な仕入れのビジネスとリユースの大きな違いってどういうところにあるんですかね?
そうですね。リユース業界って本当に広い業界で、今業界でいくと3兆円ぐらいのビジネスになってきてます。
3兆円って言うとだいたいホームセンターの市場規模と同じぐらいになるんですけど、年々見方あまりになってきていて、リユースの人口って本当に年々増え続けてるという感じです。
先ほどのご質問でいくと、僕がリユース業界に興味を持った理由にも近いんですけど、小売業の中でこんなにも原価がフリーなビジネスってないなと思っていて、
買取金額ってもちろん物の側って言ってあるんですけど、やっぱり僕とTobeさんの信頼関係があれば、佐藤さんならこの金額で譲るよっていうのがあるって、
なかなか新品小売業だとそこまで半分になるとかってないと思うんですけど、それってすごい面白いな、ビジネスとして面白いなっていうところと、
やっぱりセカンダリのマーケット、いわゆる市場規模としていわゆるGDPに換算されてないんですけど、
これからもっともっと大きくなっていくんじゃないかなっていうのをすごく昔感じてですね、この業界チャレンジしたいなと思ったのが再入入した理由って感じですかね。
参入理由、頭いい感じすごい出てる。そんなこと考えてなかったですか?
リユースに興味を持たれたきっかけみたいなところですか?
一番最初本当に先ほどのヒグさんじゃないですけど、僕もブックオフ背取りから入って、
プレイヤーとして背取りというものを通じて、中古品って面白いっていうところと、リサイクルショップって面白いなっていう、もうシンプルにそこからっていう感じですかね。
なんか本当若手企業家っぽい感じですね。ちゃんとプレイヤーとしてビジネスやって、ビジネス面白く感じてみたいな。
どうだったんですね。
玄関の部分もあると思うんですけど、リユースビジネスのメリットってどういうところにあるのかなと思って、
ちょっとごめんなさい、まだ全部読めてないんですけど、キャッシュフローがいいっていうのを佐藤さんの方から見て、そうなのかと思ったんですけど、メリットっていうところを聞きたいなと。
まさに今挙げていただいたリユースビジネスの教科書っていうのを去年8月に出させていただいたんですけど、リユースビジネスの良さって誰にセグメントするかによっても全然メリットって違うなと思っていて、
ビジネスとしてでいくとキャッシュフローがいいっていうのは何かっていうとですね、リユースの業界、日本が世界で一番圧倒的に進んでいる国なんですよ。
その理由って何だと思います?
リユースっていうもの自体は別に海外でもいろんなところであるんですけど、日本がダントツに進んでいると言われている理由と、これだけ事業者がたくさんいるっていうのって日本しかないんですよ。
何でだと思いますか?
もったいない精神とかですか?
文化的な話はあると思うんですけど、ビジネス構造としていわゆる古物市場というものが存在するんですね。
古物市場ってあんまり業界の人しかわかんないと思うんですけど、本当に業者同士の競りですよね。
中古品を競りをするB2Bの市場があるんです。
なので、普通氷だと、もちろんBに下ろすってこともあると思うんですけど、古物の場合って買い取りをして仕入れをしたものを市場に流せば、極端な話、明日、明後日には監禁できる。
氷ほど高く売れないけど、すぐ監禁ができるっていうところで、いわゆる売れないっていうものが基本的にないっていう、セカンダリーのマーケットがもう出来上がってるっていうのが市場としてちょっと面白いところかなっていう感じですかね。
なるほど。古物市場も取らないといけないですもんね、免許というか。
そうですね。免許もありますしね。逆にそのプラトンがあることによって、氷以外の選択肢で売却することができるので、在庫がダブついちゃうみたいなことってそんなにない業界だったりするんじゃないですかね。
リユース業界の課題とプロダクト開発
面白いですね。
ひうつさんが消化率、消化率って言ってたけど、基本的に消化率が高い、消化率がキープできる業界みたいな感じですかね。
そうですね。それからセグメントコントロールができるっていう感じですかね。福岡さんみたいに在庫をたくさん持つ会社もありますし、例えば南保屋さんとか米保さんみたいにあんまり在庫を持たない、下手したらもう無店舗型の買い取りだけするっていう会社もありますし、
同じリウスっていう国でも年間の開店率が24回転の会社と2回転の会社があるみたいなぐらい、本当にばらつきがあるすごい面白い業界かなと。
めちゃくちゃ面白いですね、それ。
確かに。
福岡さんはもう買い取りもして小売店として店舗も展開してみたいな、ゼロ円の商品もめちゃくちゃ提供してますね、僕。
そうですね。引き取りもありますしね。
利益率も全然違うんで、福岡さんだったら60%から70%ぐらいで、ブランド系の会社だったら10%から20%ぐらいだったりするんで、本当にここの考え方も全然物によって違うし、業態によっても違うっていうところですかね。
なんかリウスって言ってもだいぶプレイヤーによって思想と戦い方が全然違いそうですね。
まさにおっしゃる通りですね。
面白い。なんかすごい興味出てきちゃいました。
コアプロダクトってさっきおっしゃってましたけど、リウス向けのクラウドリコアを展開されてると思うんですけど、プロダクト開発に至るっていうことは業界に共通した課題があってのことなのかなと思ってて、プロダクト開発に至った背景とか、解決したい業界の課題みたいなのを聞けたら嬉しいです。
そうですね。自己紹介のところでもちらっと話したんですけど、リウス業界面白いなと思ったと同時に、僕が新卒入したのは2016年ぐらいなんですけど、16年でメルカリがすごく伸びてきた時期で、メルカリvsリウスショップみたいなの結構よく新聞の日系のコラムとかで出たりするぐらい、リウス業界大丈夫みたいなの結構言われた時期だったんですよね。
一方でこの業界はまだまだ伸びていくし、やっぱり物を扱っている以上、オンラインだけで完結することばっかりじゃなくて、リアルの場って絶対に必要だなと思った時に、ただ一方このままのアナログな業界では時代についていけないんじゃないかなっていう時に課題になるなと思ったのが機関システムだったっていうところですかね。
もう一つは先ほど僕、転売してたって話あったと思うんですけど、なんで転売が成り立つかって言うと当たり前なんですけど、オンラインの相場とリアルのリサイクルショップに置いてある物の相場がずれてるから成り立つわけですよね。
でもずれてるってなんでずれてるかっていうと、リサイクルショップ側が買取の時に正しくオンラインの相場を確認できてなくて、安く買ってしまってる。だから安く売ってしまってる。
でもこの結果として消費者には安い買取金額になっちゃってるよねと。お客さん損しちゃってるよねっていうここに負があるなと思っていて、
リコアの機能と導入の課題
リコアというサービスを作った時にただの管理するホストシステムではなくて、ウェブの買取相場を簡単に参照できて、買取金額っていうものが誰でもある程度簡単に付けられるような機能を持ったシステムとして提供しようってところが作った理由というか、業界の負とも絡むかなと思うんですけど、当初はそういうふうな思いで開発したという感じですかね。
なるほど。お客さん損してる状態だったんですね。面白いですね。ちなみに事業者さん側として機関システムの導入って結構力いるじゃないですか。
力いるけれどもやらなきゃなっていうところの課題感として一番感じているところってどこだったりするんですか?
シンプルに僕らと同じような形、僕らはプレイヤーもやりました。コンサル側もやりました。そしてシステムもCTOが昔からのつながりだったので知見がありました。こういうプレイヤーでシステムを提供している、つまり未来に向けてシステムを提供している事業者がいなかったんですね。
どちらかというとお客さんが言われたものを作っていく、いわゆる一般的なシステム会社しかいなくて、SaaSという形式で世界観も含めて提案していくという会社がいなかったので、そこにすごく正気があるなと思ったのと。
ごめんなさい、HIFUさん質問何でしたっけ。
事業者側の負ですね。導入している会社さんが何に困っていて、リコア導入しようと思っていたのかなというのが結構気になります。
結構実はバラつきがあって、僕らのサービスが幅広いからというところもあるんですけど、先ほどお話した買取の標準化。
昔から買取ってかなり俗人性が高くて、メキキンみたいなの言われたりするぐらい、人に依存する部分がすごく強かったんですけど、リコアはそこを標準化するような機能が付いているので、
買取を標準化したい、効率化したい、例えば電子サインを含めたアップデートをしたいというような目的で入れていらっしゃる会社さんもいらっしゃいますし、
僕らは通販とも連動しているので、在庫の回転率を上げたい、高く売りたい、早く売りたいという目的で入れていらっしゃる会社さんもいらっしゃいますし、
顧客データが一切使えていないから、CR的に使いたいというところで、アプリから反則みたいなところで使っていらっしゃる会社さんもいるという感じで、結構バラつきがあるかなという感じです。
リユース業界の動向
なるほど、カバー範囲が広いからそうなってしまうという感じですね。面白いですね。最初にでも刺さったお客さんってどこでした?
それでいうと、僕の当時のコンサル時代のお客さんに初期ユーザーになっていただいたので、そこはやっぱり明確に課題があって、
システム自体が古くなったというところがまずベースにはもちろんあるんですけど、先ほどの買取の効率化というところが最初の刺さったポイントではあったかなという感じですね。
次が通販ですね。これなんかあんまり新品の方に理解されないんですけど、僕らの商品って1商品が1個しかないんですよね。
わかります。
なので通販用の在庫って確保できないんですよ。なので店舗で売りながらAmazonでも楽天でもYahooでもメルカリでも売るっていうこの並買いの形が、
店舗の1在庫を売らないといけないというこのシステム構成がなかなか再現できるシステムってなくてですね、
例えば新品だったらスマレージとNextのエンジン引き付けるってなるんですけど、いくらAPI連携してもここの同期性に限界があってですね、
なかなか代替する手段がないっていうところも一つ大きな要因だったかもしれないですね。
ゆとりの方が古着女子やってた時、古着だから古着の販売から始めたんだけど、
1点ものなので撮影に対するコストが高くなりすぎて、コスパ悪いみたいなところからやっぱり新品売りをちょっとずつ増やしていこうみたいな感じだった。
そうですね、ゆとりさんの話してたのは2019とか20ぐらいに話したのかな。
僕自身があの1社目立ち上げた会社でネオキャリアに売却した後入ったものがゆとりの初期メンバーで入社していて、
ランチした時にそんな話してたんで、今すごいピンときました。
そうですね、商品登録の負荷も大きいですよね、1品しかないと。
めちゃくちゃ大きいですね、この管理もすごく難しくてですね、やっぱり単品管理というものの管理の仕方ができるシステムってなかなかないんですね。
先ほどの話の通りで、いろんなメーカーさんだったりとか小売店さんがリユース事業を始められているフェーズなんですけど、
この管理の部分だったりガバナンスの部分もそうですし、そもそもそのコストが高いよねっていうところだったりとか、
やっぱりリユースに参入するハードルってすごくいろいろあるので、そういったところを少しまとめられたらなと思って本を出したっていうのも1つ背景としてはあると思います。
単品管理ってどうやってやる?SKUの持ち方とかも不思議そうですね。
めちゃくちゃ不思議なんですよ。これも僕らのシステムと今までのシステムって結構大きく違っていて、
今までのシステムは結構Excelの延長線上で、例えば同じiPhoneがあったときにそれぞれに単品コードが振られる。
これが単品管理だと思うんですけど、これは別にいいんですけど、問題はコード1とコード2がどちらもiPhoneで、
同じiPhone15のプロだとしたときにコンディションが違うんですけど、商品は一緒じゃないですか。
なので、このiPhoneというマスター自体を持って、その下にSKUを重ねるっていうこの管理の仕方、
AmazonでいうエーシンとSKUの関係性みたいな関係性で管理できるシステムは当時なかったんですよ。
現場理解とシステムの重要性
今のでめちゃくちゃイメージできました、僕は。
ヤフオク方式とAmazon方式みたいな感じの違いですかね。
メルカリもそうですけど。
マスターは事業者さんが登録するような形ですかね。
ベースはそうなんですけど、僕らは今1億5000万件ぐらいのマスターを自分たちでいろんなクローリングも含めて構築をしていて、
それを提供しているので、それを使っていただいたりしている。
これはめちゃくちゃ事業者さん楽ですね。結構いろんな業種に対応できますね、そこで行くと。
まさにそうですね。それがあるからゆえにネットの相場をマスターに紐付けた状態で提供しているので、
検索すればこのモールでいくらで売っているかって瞬時にパッと分かるようなシステムになっている。
めちゃくちゃ面白いですね。
この話が分かるのはシステムの人とかなり氷の強い人しか分からないので、秘密さんしか納得していない。
リスナーさん全然共感でないかもしれません。
リスナーさんに分かるようにお願いします。
SKUの管理ってやっぱり普通に新品の管理でも結構悩ましいところで、
弊社のクライアントさんもそのSKUだとちょっと管理難しくないですかみたいなところが、
本当にリユースの事業者さんだとどうですか?
リテラシーの部分でそういったところをご理解いただくのも結構大変かなと思っていて、
導入が大変じゃないかなと思ってましたがいかがですか?
まさにもう基幹システムやってきて本当に思いますけど、
最初の3年とかはもう全然ダメっていう感じで、
やっぱりリテラシーの面もありますし、僕ら自身の機能不足もあるんですけど、
やっぱり目指しているところと求められていることの差っていうところでかなり苦戦をしましたね。
今まさに僕が悩んでいるところですね。
想像はあれもできるしこれもできるしこれもできるけど、
これしかできませんみたいな感じで売りに行っているところがちょっとあるので、
そうなんですね面白い。
なのでまさに僕らが事業領域をそのドメインを決めて広げていったのはまさにそこで、
システムだけ提供してもなかなか会社を変えられないなっていうふうに思ったっていうところですかね。
最初コンサルやった時にコンサルだけでは無理だと思ってシステムを始めたんですけど、
システム始めたら始めたでシステムだけじゃ無理だって思って、
今度オペレーションの代行を始めたりとかっていうふうに広がっていったっていう感じですかね。
めちゃくちゃわかるなと思っていて、最近僕自身もご提案しているのがまさにコンサルで入って、
ちょっとこのコンサルだけじゃダメでやっぱシステムを入れて見える化しないとコンサルなんかも大きいし、
全然変わらないみたいな形と思ってシステム作りました。
ご提案するともう面倒くさいから全部やっといてくれないみたいな会社さんもあって、
じゃあオペレーション受け負いますみたいな形で、
オペレーション受け負おうとすると御社のこの商品登録フローだと事故が起こりやすいし、
システムと相性悪いのでこう変えましょうみたいな提案を今まさにやってますね。
本当に結局これから人も取れなくなっていくし、時代も変わっていく中で、
自社のコアな部分がどこなのかっていうところを見える化して、
それ以外はアウトソースしていった方がいいんじゃないかなっていうのを僕は基本的に思ってるんで、
そういったニーズに対して広く支援ができるようになりたいなっていうところで、
総合商社っていう、商社と言える規模じゃないんですけど、代言ってやってるっていう感じですかね。
なるほどな。僕自身もやっぱりそうですね、前職の子供服のペアマノン入った時も、
本当に何というか、中に入ってこのオペレーションであったり、
自分自身が絶対できないと思われる、お客さんが欲しがるものを提供するっていうのが、
理由数に限らず小売で一番大事なところだと思っていて、
ここのコア部分に集中してもらえるように、それ以外全部受け負いますよみたいな形で入っていて、
起業する時もそんなような機能を会社として独立して持って会社さんに提供すると、
お互いハッピーなんじゃないかなと思ってやっていたので、
おっしゃられるようなコアの部分に本当人材を投下して、
集中してもらうのがいいんじゃないかなと思ってるんで、
BPOも積極的に受けようかなと思ってますね。
大変ですよね。
大変ですよね。ちょっとこっちに対応もしなきゃいけないじゃないですか。
今って会社は何名ぐらいでやられてますか?
伸ばすとしたら単体でいくと正社員で30名ぐらいで、
倉庫があるので、倉庫のアルバイトさんとか入れると50名ぐらいっていう感じですかね。
システムの人材はどのぐらいで、BPOというかオペレーション系ってどんな形ですか?
BPOがほとんどアルバイトさんなので、先ほどの20名ぐらいがほとんどBPOのところになっていて、
システムは全て社内で内製で開発してるんで、3分の1ぐらいがエンジニアっていう感じですかね。
やっぱりこの機関システムなので、カスタマーサクセスとサポートの部分が重たくて、
セールス以上にそっちの人材が多いっていう感じですね。
そうですよね。セールスよりそこが多くなりますよね。
そうですね。あと、うちつよみはCTOがもともとリユースを自分でやってたっていうところで、
そうなんですね。
自分でトレカ転売をやってた時にシステム作りたいと思って作ったところからエンジニアやってるんで、
そういう現場理解と課題感が分かってるっていうのは、うちのチームの強みだったりするかもしれないですね。
なるほど。エンジニアさんに現場を理解してもらうためにコンサルのオペレーション入ってもらおうかなと思ってるぐらい。
本当に超大事ですよね。
大事ですよね。
僕らもお客さんのところに行って見に行ってっていうのを開発チームでガンガンやってるので。
楽天の商品登録をやってもらうとか、そういったところから効率化がつながるなと思ってます。
間違いないですね。
なるほどな。
僕自身もそうですね、全職全部やってたので、全モールの全商品登録をやっていたので、
システムとしてこうあるべきだよねみたいなのはすごいイメージしながら今も作ってますね。
なるほどね。
面白いですね。
リユース市場の機能
他にリユースだから特有のこの機能をこだわって作ったみたいなのってあったりします?
リユースだからこの機能できて、やっぱり買取のところと維新のところは大きいんですが、
そうですね。
先ほどの買取のところにも若干つながるんですけど、
大前提僕リユース専門システムとして作ったつもりはなくて、
これから小売業の中でリユースって何かしら絶対絡んでくるなと思っていて、
その要件が一番大きいのがリユースだったんで、
将来的には新品の方にも提供していきたいなと思ってるんですけど、
マスター管理の中に僕らは価格を持つっていう機能がまずあるんですけど、
その価格を新品だったら入れ値がいくらで、売り値がいくらだけだと思うんですけど、
中古の場合はコンディションごとに売り買いの価格を全部ルールで持てるようになっていて、
それを持てるので、例えば本部で設定をすると、
全店舗でこの金額で買ってくださいっていうのをマスターでパンと配信するだけで
買取がある程度できるみたいな機能を持てたりしますね。
面白いですね。
確かにAmazonとか見てると状態とか出てますもんね。
そうですね。まさに状態コンディションの概念っていうのがリユース特有なので、
すごく大事なポイント。
だいぶ変わりそうですね。
でもそれはiPhoneの状態管理と本の状態管理とアパレルの状態管理で違いそうで、
そこがものすごい大変そうですね。
ですね。さらにそこに心眼の要素がね、
メーカーさんがいる場合は関係ないかもしれないですけど、
この商品はこういう偽物が流通しやすいよみたいなものを商品マスターに持たせたりとか、
そういうような固有の機能もあったりします。
本当こんなこと言い始めたら切れないくらいいっぱいありますけど。
なるほどな。
佐藤さんから見てスニーカーダンクとかリユースのアプリが一時期だいぶ盛り上がったじゃないですか。
ブランドの意義
はい。
会場はどのように見られてますか?
もちろんトレカもそうですしスニーカーもそうですけど、
やっぱり市場自体の盛り上がりに伴って偽物という課題が出てくるので、
そこの心眼判定アプリっていうのはニーズは出るだろうなというふうに思いますし、
これは変わらずあるんじゃないかなと思いますけどね。
同じリユースの文脈で伸びているところもあるんですかね。
そうですね。まさに伸びているところはあると思いますし、
ちょっとジャンルは心眼ではないですけど、
もともとプラットフォームとして僕らのお客さんもあるんですけど、
トレカのフリームアプリマギーっていうのをやられてた会社さんなんかも、
まさに市場が伸びているので自分たちで店舗を出した方がいいって、
店舗をバーッと出し始めてすごい売り上げになったりするのもあるので、
リユースすごい市場が伸びているタイミングだと、
本当に支援がやっているより自分たちでやった方がいいんじゃないかと思うぐらいの
ビジネスでもあったりしますね。
なるほど。今後その自分がプレイヤーになってやるっていうのも選択肢としてありますか?
僕らもずっとそれは議論にはあるんですけど、
お客さんとのカニバリもやっぱりあるので、
なかなかやりづらい部分はあるかなっていうところですかね。
なるほど。
データ見えちゃってるんで全部。
まあそうかそうですよね。
悪用できちゃいますもんね、立場的に。
なるほど。
いやー面白かったな。
これ収録をした日が1月の22日なんですけど、
プレスリリースが出ていてブランドを買い取られたりとかっていうのもやってらっしゃるんですよね?
そうですね。会社はちょっと別にはなるんですけど、
ブランドを引き継がせていただいて、
もともと僕らは支援側、先ほど延ばすともそうなんですけど、支援側をずっとやってきて、
どういうふうに事業がグロースすべきかということに向き合ってるんですけど、
それはやっぱり自分たちで体験してやっていかないと、なかなか説得力ないよねっていうところで、
もう一社のそばにの方ではコンサルティング事業に加えてブランドグロースっていうところをやってるって感じですね。
すごい、ちょっとその辺の話もなんかもっと聞くことがありそうなので、また次呼ばせてください。
はい、ぜひ。そちらも別テーマでお願いします。
ありがとうございます。
今日はノブアストの代表取締役、佐藤周平さんにお越しいただきましてありがとうございます。
ありがとうございます。
リテールトークここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組の詳細欄にGoogleフォームのURLがあるので、
質問やメッセージはこちらからお送りいただけると嬉しいです。
番組内でご紹介させていただくかもしれません。
次回もぜひよろしくお願いします。
27:25

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