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Takaya Deguchi
こんにちは、Deguchiです。
kudakurage
こんにちは、Motoyamaです。
resizefmは、MotoyamaとDeguchiが最近気になっているサービスやデザイントピックスを取り上げて、のんびり話すポッドキャストです。よろしくお願いします。
Takaya Deguchi
お願いします。
kudakurage
先日、3月初めぐらいかな、撮影の手伝いにちょっと行ってたんですよ。
なんか動画の撮影をするっていうので。
なんか今、サンセットセラーズでお花見キャンペーン、お花見キャンペーンだったかな。お花見キャンペーン、お花見セットみたいなのをちょっと売ってて。
で、それの動画使ってやってみようみたいなので、撮影をして編集するとかっていうのをやって、それの手伝いをしてたんですけど。
ぜひ、これ配信されてる頃、お花見キャンペーンのやつまだ売ってるかわかんないんですけど、結構お買い得なんで、もし興味があればそれは買っていただけたらなって思うんですけど。
なんか、それ終わった後、一応撮影だからお昼過ぎ、ちょい過ぎぐらいまでやったのかな、撮影して。
で、その後、ワイン、撮影のためにワインとかいくつか開けたりとかしたんだけど。
開けたけど、別にそんなに飲まずいたんで、ちょっとそれみんなで飲もうよみたいな感じで。
友達の、一緒に撮影した友達の家に行って、飲み直すって言うとおかしいな。飲んだけど、ワインを。
で、その友達の家が清浄学園にあるんですよね。
で、清浄のほうまで車でみんなで行って飲みに行こうってなったんだけど、なんか清浄学園のところに前から行きたかった店があるって言われて、じゃあ行こうよってなって。
なんかね、生ハム屋があるらしいんですよね、清浄学園に。で、いいじゃんと思って、ワイン飲むしちょうど。じゃあ生ハム屋行こうよって言って、生ハム屋行ったんですよ。
なんかね、サルメリア69っていうお店で、あんまりね、生ハム屋さんって日本にないじゃないですか、なんか。
生ハム屋さんないよね。僕もあるんだと思って、生ハム屋ってと思って。で、行ったら結構ねすごくて、その店。なんか生ハム、たぶん20種類とか30種類ぐらい扱ってるんじゃないかな。
そんな種類。そんな種類があるもんなんですか、生ハムって。 そうそうそうそうそう。まあだから、いろんな国のやつとかちょっとあったりとか、まあそのイタリアのやつとか、スペイン産とかもたぶんあったと思うし、で日本産もあったりとか。
あと豚の種類とかさ、熟成期間の長さとかで言っても、たぶんちょっと違うから。そういうのを全部合わせると、たぶん2、30種類ぐらいあったような感じがして、パッと見。すごいんですよ、この店。
なんて店って言ってました? サル、サルメリア69。69は数字の69で、まあ一応聖女学園駅の近くなんだけど、住所的には調布になるのかな。調布って言ってたような気がするな、住所的には。
いやでもね、そこのお店なかなか面白くて、なんか好きな人はちょっとね、一回行ってみてほしいんですけど、面白いんですよ、なんかいろいろ。 タベログ3.8ぐらいじゃないですか。 タベログに載ってるんだ。たぶんね、なかなか扱ってない生ハム。日本だとなかなかそのね、そもそも生ハムどこで買うの?みたいなのもあるしさ、やっぱり日本だったら。
そうね。 まあスーパーとかにも置いてあるけど、やっぱりスーパーとかに置いてあるやつと全然違う、おいしい生ハムがいっぱい揃ってるみたいな。本物の生ハムが置いてあるって感じでしたね。やっぱりスーパーの生ハムってなんか僕あんまり、まあ特に日本の場合はね、あんまりおいしくないっていうとあれだけど。
そこなんで顔が合ってならないっすね。 スペインとかで、まあ行ってたときに食べてた生ハムとやっぱ全然違うなみたいな。なんか熟成してない感じがするんだよね、なんか日本のさ、生ハムって。なんかただの塩漬けみたいな感じがあるんだけど。
やっぱりなんかね、ここに置いてあるやつはもう当たり前だけど、全部おいしい感じ。まあ全部食べてないからわかんないけど、でも買ってきたやつはやっぱすごいおいしくて。しかもなんかこの、まあ生ハムだけじゃなくていろいろ置いてたんだけど、チーズとかさ。
まあなんかスペインの方の一番の生ハム屋さんもなんか結構そうだな、生ハムだけじゃなくてチーズも扱ってたりとか、なんかそのなんていうの、ちょっとしたおつまみ屋さんみたいなさ、なんかオリーブのちょっと缶詰というか瓶詰みたいなの売ってたりとかさ、そういう感じで。まあこのお店もなんかそういう感じで生ハムだけじゃないんだけど、なんかまあでもそれもなんかいろいろ見てて楽しいし。
あとね、店主の方がね、すっごいいいキャラクターなんですよね。なんかね、あのパッと見、これはなんかね、パッと見の見た目のイメージもそうだけど、なんかね、いろいろ内面的なところも含めて、僕はあの、なんかリリー・フランキーさんみたいな人だなみたいな。
分かりやすい。 パンクだから、あのハットかぶって、ちょっとこうヒゲが生えてて、なんかちょっと塩っぽい顔っていうのかな、あれはなんか。
イケオシ的なね。 そうそうそう。で、中身もなんかそういう感じ、なんか喋り方というか、なんかちょっとなんかクセのあるっていうか、なんかね、ちょっと毒があるというかさ、なんか。そういうユニークな感じ。
でめちゃくちゃ面白い人で、だから、なんかまあ僕らもさ、そんな初めて行ったお店だし、なんかそんなね、生ハム買うっていう機会もないからさ。
なんかどういうの買ったらいいかわかんないんで、ちょっとおすすめとかありますかみたいなの聞くと、うーん、まあなんかこういうと、なんかね、口悪くて嫌なんだけどみたいなこと毎回言って。
Takaya Deguchi
うん。 なんか、まあせっかく来たんだから安いもの買わない方がいいよねみたいなね。安いもの買ったら意味ないじゃんみたいな、なんかそういう感じ。
kudakurage
はいはいはい。 せっかく来たんだから、なんかちょっと高いけど、まあ少なくてもなんかね、なんかちょっと高いやつ買って美味しいもの買うのをやっぱみんな求めてきてるよねみたいな、なんかそういう感じで。
かっこいいな。 面白くて。で、なんか例えば、まあ僕らはそのワイン飲もうと思ってたから、こういう、今回ちょっとこういうワイン飲もうかなと思ってるんですよみたいな。で、なんかそれに合うやつとかみたいなの聞くと、うーん、なんかね、そういうのじゃないんだよねみたいななんか。
Takaya Deguchi
ワインに合わせるとかじゃなくて、なんか生ハムがあってワインを合わせんだよねみたいななんかそういう。
kudakurage
なるほどね。 ちょっと癖のある感じで、僕でもすごいいいなと思って、好きな、好きだなと思って、そういうタイプの店員さん。面白い、面白いお店でしたね。
Takaya Deguchi
店もすごい、なんか癖がありますね。
kudakurage
アメリカンなのか。 アメリカンっていう感じじゃないですか、まあウエスタンっていう感じ。なんかだから格好もそういう感じというかさ、やっぱり。なんか、なんていうの、ハットも、なんていうの、カウボーイハットっていうか、なんていうの、あのね、テンガロンハットっていうんですか。
なんかそういう感じのやつ被ってて、なんかちょっとウエスタン風な印象でしたね。なんか多分そういうのが好きなんでしょうね、きっと。
いやでもなんか面白い、面白いお店だなと思って、よかったよこれ。
Takaya Deguchi
めちゃめちゃ。 もちろんね、生ハムも美味しかったけど。 めちゃくちゃ絶妙な場所にありますね。
うん、まあ駅から近くはないね、全然多分。なんか本当にね、住宅街の中にちょっとあるぐらいの感じだった気がした。 っていうかなんか、小前の近く、付近なんだ。付近、付近って言ってもあれか。
kudakurage
うん、その清浄学園だからね、駅的には。だから隣なんだけどね。まあでもちょっと北の、ちょっと北の方だったような気がするんだよな。だから。
だから、まあそんな駅に近くもないんだよね。住宅街の中。まあだからさ、この辺って、あの清浄学園のちょっと丘になってるところで、あのね、お金持ちの方がいっぱい多分住んでる地域で。
うん。 まあだからそういうのもあって、この辺のお店に、この辺になんかお店構えてるのかなと思ったり。 なるほどね。
うん。いやでもなんかね、そのだから、まあその食べ方とかもめちゃくちゃこだわりというか、なんか。これはなんかもう、家帰って30分から1時間で食べてくださいみたいな、なんかそういうふうにすごい言われたりとか。
それ以上、もうおいしくなくなるから、みたいな。 生ハムってそんな変わるもんですか。 まあ多分ね、スライス、一応、まあ食べる時はスライスするじゃん、なんか。
うん。 で、スライ、まあすごい薄くスライスしてくれたんだけど、この店。まあだからなんか、なんかすごいもうシュワって溶ける感じの。
うん。 なんかね、すごいなんか、今まで体験したことなかったぐらいの感じのなんか食感だったんだけど。
うん。 まあでも薄くすればするほど多分このね、まあ表面積がでかくなるからさ、より酸化しやすくなるみたいな、多分。
うん。 のもあって、多分もうできるだけ早くみたいな感じなのもあるけど。 うんうん。
いやでもね、すっごいおいしかったし、面白かったし。で、しかもなんかやっぱり、そういう場所だからか、なんかね、もう僕らがこう話して、なんかじゃあこれ買いまわすみたいなことやってる時に、もう他のお客さん、
なんかすごいいい感じの奥様みたいな人が、お皿抱えてくるわけですよ。そう、だからあのね、お店も、だから、すぐ食べる場合はお皿持ってきてくれれば盛りますみたいな、書いてある。
ああ、なるほどね。 そうそう。だから、それでなんかお皿、奥様が、なんか2、3皿、結構大きいお皿とか持ってきて。
ああ、これ買っていくんだと思って。でもなんか、あのお皿の大きさ、めちゃくちゃ大きくて本当に。それ、食べるんだと思って。なんかすごいなんかね、お茶会じゃないけど、なんかあんのかなとか思ったけど、なんかその。
パーティー的な? パーティー的な。なんかそんな感じのやつ持ってきて、すごい面白かった。
Takaya Deguchi
いやー、こっちの下町の方にはないですね。こういう店は。
kudakurage
いや、でもないんじゃない?そもそも。なんか生ハム屋さんなんて見たことないもんね。こんなちゃんとしてる。ちゃんとしてるって言うとあれだけど、すごい本物をこんだけ揃えてるお店って、そもそも生ハム屋さんないのに、こんだけなんかちゃんとした品種をいっぱい揃えてるお店って、本当は日本にないんじゃないのかなと思ったけどね。
うんうんうん。 いや、なんかすごい良かった。なんかその時も、なんか買ってったけど、僕もお土産で買ってきましたからね。なんか美味しいか、美味しい、まあ絶対美味しいだろうなと思って。なんか日本で作ってる人がいて、なんか岐阜の方で。
へえ。 ボンダボンっていうなんか会社だったか、まあ忘れちゃったけど、名殻なのかのやつをちょっと、なんかそれのなんかちょっと良さげな30ヶ月熟成みたいなやつをちょっと買ってみたけど、めちゃくちゃ美味しかったね、それも。
Takaya Deguchi
生ハムか。なんか昔クックパッドにいた時、生ハム原木を会社で頼む会みたいな。
kudakurage
あーはいはいはい。あったね。
Takaya Deguchi
なんかその時ぐらいしか食べた記憶ないな。なんか、キッチンに生ハム原木が届いてみんなで食べるみたいな。
あれ美味しかった。確かにあれは美味しかったなっていう。確かにあれ切るの難しそうだったよな。原木からこう薄く切り出すみたいな。
kudakurage
そこもめちゃくちゃいろいろうんちくじゃないけど、なんかいろいろ話してくれて、やっぱり原木の中でもちゃんと美味しく食べれる場所ってすごい少ないらしいんだよね。やっぱりそのなんか油があったりとか、その筋が結構あったりとかで。
Takaya Deguchi
うちはなんかもうできるだけそういうのを全部排除するから、なんかめちゃくちゃそういう意味でもちょっと高いんだみたいなこと言ってたんだけど。
kudakurage
まあもちろん油全部切るんじゃなくて、なんかすごい良いバランスに、でもほとんど周りは油だからあれ。なんか皮の部分というかね。だからなんかそれも全部できるだけ削って削って他の店よりかなり綺麗にやってるんだよみたいなこと言ってたけどね。
なかなかでもね、場所的にさ行きづらいじゃないですか。
Takaya Deguchi
なかなかここまでわざわざ生ハムを買いに行っていうのはなかなかしづらいですね。
kudakurage
だからね、ちょっと行きづらいんだけどなんかまた行ってちょっと美味しい生ハム買いたいなと思ったね。
Takaya Deguchi
まあお酒飲む人には良さそうだな。
kudakurage
めちゃくちゃ美味しかった。でもなんかそういう癖あるおじさん、おじさんじゃないけど、なんか癖ある店員ってたまにいない?なんかそういうの。
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
癖があるというかなんかね、こだわりを感じるというか。
Takaya Deguchi
うん、なんか清澄白川そういう人多そう。個人店が多いから。
kudakurage
ああはいはいはいはい。
Takaya Deguchi
癖あるコーヒー屋さんとかめっちゃある。
kudakurage
ああそうね。そういう人大好きなんだよね、なんか。
なんかこの前、この前って狛江住んでる時も、狛江にあの堀口コーヒーって結構有名なコーヒー屋さんがあるんだけど、そこでよく僕あの豆買ってたんで。
うん。
で、まあそこなんか1番から6番っていう、まあブレンド、そのオリジナルのブレンドが1番から6番っていうのがあって、なんか。
で、そこでよく僕あの3番とか4番のコーヒー買ってたんだけど、なんかたまたまその時に行ってた時に、
なんか品切れしてて、その3番4番あたりのブレンドコーヒーが。
だからどうしよっかなと思って、なんかどういうのがいいっすかね、3番4番あたりっぽいのって言った時にもうめちゃくちゃバーってこうさ、
この、さ、この国の取れたやつのこれはどうのみたいなのさ、うわーってめちゃくちゃ楽しそうにさ、もうひたすらこう浴びせられる感じ、その話を。
Takaya Deguchi
とかは結構やっぱ楽しいよね、なんか、ああこの人好きなんだなーみたいなやっぱり。
kudakurage
もうなんか、もうその時はさ、もう最初ちょっとさ、ちょっと聞こうと思っただけで、ちょっと聞く、なんていうの、ちょっとなんか切り口を開けただけなのにさ、もうその後バーってもうずっと流れてくるみたいな。
Takaya Deguchi
なんかひたすら、ここのお店も、そのなんか生ハムのお店の人もそうだったんだけど、ちょっとだからなんかおすすめはーみたいなこと言っただけなのにもうずっともう、でもうちはーみたいなことずっと話してくる。
kudakurage
それがね、やっぱいいよね、そういうお店は好きだわ。
Takaya Deguchi
好きなんでしょうね、そういう生ハムが。
kudakurage
そうそうそう、でもなんかいいじゃん、やっぱりなんかすごい好きっていうのも伝わってくるしさ、やっぱりこだわりみたいなのも感じるからなんか、ここで買おうかなってなんか感じになるっていうかさ。
Takaya Deguchi
うん、いいっすね。
そういう個人店が多い場所は楽しいですね、まあキヨスミもそうだけど。
kudakurage
うーん、そうだね、まあだからなんかスーパーとかもいいのかもしれないけど、なんかそういう商店街じゃないけどさ、なんかそういうのもまあ楽しいっちゃ楽しいですよね、なんかそういう意味では。
Takaya Deguchi
商店街がある街はいいですね。
kudakurage
うーん、じゃあ今日はちょっと今の、今みたいなオープニングトーク的な、まあトークってするじゃないですか、僕ら週に1回こうして。
Takaya Deguchi
で、まあそのトークの教室っていう本が最近出て。
で、まあそれを書いてるのが藤井誠人さんっていう。
はいはいはい。
あの、ホードリーの日本とか、まあそういう有名なラジオ番組をいくつかこう立ち上げたり裏方をやってる人の本が、まあ最近出て。
まあちょっとそれ、その話をしようかなとちょうど思ってたんですけど。
で、まあ藤井誠人さんっていう人は、まあ職業的には放送作家なのかな。
で、まあ放送作家とか構成作家とか、まあなんかあんまこう馴染みがないと思うんですけど。
まあ職業としてはこうあらすじ、まあラジオ番組とかのあらすじとか台本とかをまあアウトプットとしては作る人らしくて。
だからまあそのラジオの番組の中で、まあどういうこうトークを喋るとか。
なんかまああとこうラジオのこう大まかな流れみたいなのあるじゃないですか。
ここでコーナーがあって、ここでこうフリートークがあって、でコーナーまた挟んで。
CMがあってみたいな。でなんかまあそういう全体的な構成を考えるっていうのもそうだし。
まああとこう芸人とかまあアイドルとかがこうフリートークするっていうのがまあラジオよくあると思うんだけど。
そのフリートークのまあ中身のこう壁打ち合いてみたいなことをしたりとか。
うん。
まああとこう番組によっては、まあ例えばなんかまあコンビでやってる芸人がコンビでやってるラジオとかだと、
まあそのコンビ二人で話してるっていうパターンが多いけど、まあたまにこう一人でやってるラジオ番組。
まあ例えばなんか星野源のオールナイトニッポンとか。
なんかそういうやつってまあ一人でやってるから、どうしてもなんかこうあのコンビでやるのと違って掛け合いみたいなのがないから。
そういう番組の場合だと結構放送作家の人が、あの割と表に出てきて挨拶を打ったりとかしてるケース結構ある。
ですよね。
うん。
ってかなんか僕最近なんかあの東京ドーム公演、あのオードリーに行ってから、なんかよりこうラジオめっちゃ聞くようになって、なんかほぼほぼ毎日何かしら聞いてるみたいなオールナイトニッポンを。
うん。
だからやっぱ結構こう一人でやってる、なんか最近だとふわちゃんとか。
はいはい。
あのとか、あのちゃんとか、なんかそういうラジオとかだと結構なんか放送作家、まあ一人でやってるラジオだから、そう作家の人が結構表に出てくる。
うん。
あの番組なんですよね。
kudakurage
うん。
Takaya Deguchi
あとなんかラジオだけじゃなくて、あのテレビとかYouTubeとかにもこう作家っていう人がまあ結構いたりして、なんかまあ人によってはなんか芸人のネタのなんか壁打ち相手みたいなことしてる人?
うん。
なんだろうな、コントの共同制作してる人。
なんかバナナマンの大倉さんっていう、なんかこう第三のバナナマンって言われてる人とか。
なんかそういう人だともう一緒にこうネタ作りしてるみたいな人がいたりとか、まあいろんなタイプいると思うんですよね。
なんかラランドのYouTubeとか見てると結構作家出てきたりすると思うんだけど。
kudakurage
うん。作家、作家なのかあれはマネージャーなのかな、たぶん。
Takaya Deguchi
マネージャーも出てくるし、作家も2,3人ぐらいいるんじゃないかな。
kudakurage
あ、そうなんだ。
Takaya Deguchi
そうそう。結構なんか、YouTubeとかだともうそれ一つの、なんていうの、エピソードの企画だとかをやったりするケースもあるみたいで。
なんかまあ、作家っていうのはまあ大まかに言ったらまあ企画する人みたいな感じなのかな。
kudakurage
うん、そうだね。
Takaya Deguchi
っていう中で、そう、このまあ藤井誠人さんって人はまあどっちかというとラジオメイン。
まあ結構もうベテランの人だから、まあかなりこうラジオメインで活動してきているっていう人で、
で特になんかまあフリートークをこうなんだろうな、フリートークのまあ主張的ななんかこう人らしくて。
で、まあなんかこのポッドキャスターの何回か喋ってるけど、あのだが情熱あるっていうあのドラマあったじゃないですか。
まああん中にもなんかあのオードリーの若林さんをこう見出した人みたいな感じで出てきたりちょっとしたんですよ。
なんかね、本人役として登場してたんですよね。
kudakurage
出てましたね。
Takaya Deguchi
うん。
kudakurage
なんか割とまだ売れてないというか、何も何も売れてないときのなんかラジオのなんかやつにこう出すというか、
MCとして抜的じゃないけど、なんか最初の頃ちょっとやってたんだよね、なんかそういうの。
Takaya Deguchi
そうそう、まさになんかそれがまあフリートーカージャックっていう番組らしくて、なんかそれがなんかまだ売れてない芸人をこう見つけてきて、
で、その人に1回投稿してもらって、でこの藤井さんがちょっと何だろうコーチングというか指導みたいなことをして、
それでまあまた番組で喋ってもらうみたいなことをやる番組だったらしくて。
で、その中でこう、あの若林さんのトークが面白いねっていう風になって、まあそっからこうオドリーの番組を立ち上げるみたいな、こうあの経緯があったらしくて。
だから結構なんかこう、今でもなんかあのオドリーがフリートークする前とか、その番組の前とかは1回こう藤井さんに喋って、
そこで壁打ち的にもっとこうしたらいいとか、なんかここもうちょっと膨らませた方がいいとかっていう、なんかまあフリートークのコーチみたいな、なんかそういう人らしいんですよね。
っていう人だから、まあなんかまあこの本の中では、まあ割とそういう、まあ芸人さんがやるようなこうトークっていうのはまあどう生まれるのかみたいなところをどうこうコーチしてるというか、
引き出してるのかみたいな、こうまあそういうような話の本なんですよ。でまあ面白い、まあ芸人のトークってまあ当然面白いんだけど、まあでも別に面白いトークをするための本っていうよりは、
まあどっちかというと僕らみたいな、まあ普通の一般人でも、まあなんかやっぱこう、なんかまあラフ、ラフって意味での面白さじゃなくて、
やっぱなんかちゃんと聞いてもらえる話をしたい場面ってまああるじゃないですか、まあこういうポッドキャストもそうだけど、まああとなんかプレゼンするとかもそうだし、
なんだろう、日常会話もそうだし、まあミーティングのなんかちょっとしたアイスブレイクとかもそうかもしれないし、まあなんかフリートーク求められる場面って、まあ多かれ少なからあると思うんですよね。
で、まあ逆になんかこう、なんだろうな、こう、性格がすごい明るくてすごい面白い人なんだけど、でも話そういうなんだろうな、プレゼンとか、なんかこうちょっとしたフリートークを求められたときの話はあそこまででもないなとか、
あとなんかこう、プレゼンのスライド、スライドはすごい面白いのに話自体はちょっと微妙だなみたいなことって、まあなんか登壇、カンファレンスとか行くとね、まあよくあるじゃないですかそういうのって、なんかちょっともったいないなみたいな。
だからまあ芸人だけじゃなくて、まあ僕ら普通の人にとっても、まあなんかそういう、どうせ話すならこう面白く聞いてもらいたいよねみたいな場面ってまあ多いよねっていう中で、まあじゃあどうしたらいいかっていうような話があるような本なんですよね。
まあっていうので、まあ僕ら毎週こうポーズキャスト撮ってて、まあ普通の人よりは多少は話す機会がこう多いのか、フリートーク的なことをする場面がね、まあ多いかなというふうに思うんで、まあちょっとなんか参考にあるそうだなと思って読んでみた感じなんですけど。
で、まあまずこう放送作家っていう肩書き仕事、職業情報、まあ分かりやすいアウトプットとしては台本があるらしいんですけど、なんか台本ってあんまこう見たことないじゃないですか、僕らが。
kudakurage
見たことないね。
Takaya Deguchi
見たことないね。
Takaya Deguchi
で、なんか台本ってこういうものですよっていうのが、これ今ちょっとのもちなみさんに共有したやつが、まあこの本の中で出てくる台本のサンプルみたいなやつなんですけど、なんかまあ設定としてはなんかデビューしたてのアイドルが一人喋りするための台本みたいなやつね。
で、やっぱこう一人喋りってまあ一番難しいらしくて、で特にこうデビューしたてのアイドルとかになると、まあ芸人と全然違うから、やっぱその一人喋り寄せりさせるのね、もう結構大変みたいなんですよね。
っていうときにまあどういう台本を使ってるかっていうので、まあ今見せたあのサンプルがあるんですけど、まあなんかちょっとこれなかなかね口で説明しづらいんですけど、台本って言うとなんかこう缶ペとか缶ペみたいななんだろうな、なんか朗読するためのなんだろうな、すごい事細かに書いてあるみたいななんかそういうイメージあるんだけど、
まあこのまあ藤井さん、藤井聖人さんの場合だとあくまでなんかきっかけを与えるためのものみたいな位置づけらしくて、でなんか実際見てみるとなんかこう結構記号みたいなのが書いてあるんですよね。
なんか例えばこれ今題材としてはクリスマスの時のトークをしてくださいみたいな設定の台本っていうのであるんですけど、なんか出だしに丸印記号で丸が書いてあって、街はイルミネーションが綺麗、で括弧、括弧が書いてあって表参道とか渋谷とか銀座とか、で米印があってどこか見ました?ってなってるみたいな。
で次また丸印があって、子供の頃クリスマスはとても楽しみなもの、で米印で早梅と釣りを飾ったり?サンタさんにお願いをしたり?みたいな、なんかそういう記号でこう結構区切ってあるみたいな感じなんですよね。
でなんか基本的にはフリートークをしてもらうための題材みたいなものだから、なんかこうこれ自体はあくまできっかけ作りでしかないみたいな感じらしいんですよね位置づけ的には。だからこう表参道とか渋谷とかどこかイルミネーション見ました?みたいなクエスチョンで終わるような米印の文章があったりとか、釣り飾ったりしました?とかサンタさんにお願いしました?とか。
なんかそのまあ10代のアイドルが喋りやすいような、なんかまあきっかけ作りをこの米印でなんか与えてるらしいんですよね。でまあこれを見て、その人自身がこういうことだったなって思い出して、その人自身のエピソードを喋ったりとかするっていうような位置づけのものらしいんですよ。
kudakurage
まあね、なんかリスナーさんに聞くかもしれないけど、まあこうどこか皆さんも見ました?見ましたかね?イルミネーションみたいなの聞くかもしれないけど、その後自分もそれをじゃあ、自分はこういうとこ見たなみたいなところをまあエピソードトーク的にこう話していくみたいなものの、まあちょっとなんていうの大筋のところって感じですよ。なんか大筋を置いてるみたいな感じですよ。なんかその何ていうの。トークの柱の。
Takaya Deguchi
そう。でなんかこの丸印で、冒頭に丸印、街はイルミネーションがきれいとか丸印、子供の頃クリスマスはとても楽しみなものって、この丸印はなんかセーブポイントみたいなものだっていうふうに書いてて、まあなんかこう構成上、ここを通るとまあしっかりした構成になるみたいな、なんかこう多少寄り道してもここにまた戻ってきてくださいねみたいな感じのセーブポイントらしいんですよね。
まあパンク図、パンク図を置いてるみたいな感じらしくて。
kudakurage
大見出しとあるか、小見出しみたいなのがあるってことか。
で、小見出しの方はちょっとまあ疑問系のさっきのね、どこか見ましたとか、なんかサンタさんにお願いしましたかみたいなこうハテナで書いてあったりとかして、まあちょっとこれはヒント的なものってことですね、きっとだから別に通っても通らなくてもいいみたいな。
Takaya Deguchi
だからまあ大見出して始まる、まるで始まるセーブポイントみたいな構成上、ここを通ってればまあしっかりした構成になるよっていうのと、あとはまあ話し手が好きに膨らませてくださいねっていうクエスチョンで終わる、なんかまあきっかけ作りみたいなものがこう提示されてるみたいな感じで。
だからまあこれによって、ここはまあ自由に膨らませていいな、でも膨らませすぎて、こう話のこれ何の話だっけみたいになることってまあよくあると思うしまあ僕らもよくなるけど、なるんだけど、まあそうなってもまた元に戻れるように筋道だけはちゃんと立てておくみたいなことをやるのが台本っていう、まあこの藤井さんの場合の台本っていうことらしいです。
いや確かにこれがあったらめっちゃ喋りやすいだろうなって思うというか、なんかまあ僕らもある意味まあ一人で自分で台本作って自分で喋るみたいなことをほんま毎週やってると思うんだけど、まあこういうなんかきっかけ作りみたいなのがあるとね。
まあさすがになんか僕らもこうまあ毎週、まあ一応やってるのもあって、まあことくまかにこう書かなくてもまあ多少は喋れたりはするじゃないですか、こう練習を重ねた結果。
だからまあやっぱこういう何々だったりみたいなクエスチョンがあると確かにこう膨らませやすいなっていうのはあるし。
kudakurage
いやこれあれだよ、毎週もらってたら多分僕何も用意しなくても多分喋れる。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
そうなんだよね。
いやなんかね、最近ラジオ聞いてる中だとあのちゃんのラジオとか聞いてるとまあ面白いんですよ、すごい。
で基本的に一人喋りなんですけど、まああんまりなんか話すの自体はそんなに得意なタイプではないらしいんですよね。
kudakurage
まあまあそんな感じするね。
Takaya Deguchi
まあパブリックイメージとしてもそうじゃないですか。で、なんか他のラジオと比べてめっちゃ台本をこう台本に何だろうな、横に多分高校生放送作家の人がいて、台本を多分おそらくその場で修正したりとか、なんかやってるペンの音とかがめっちゃ聞こえてくるんですよ、ラジオ聞いてるのね。
kudakurage
だからたまにあるよね、なんかそういうの。
そうそうそうそう。
芸人さんのラジオとかでもなんかこうシャカシャカシャカってこう書いてね。
そうそうそうそう。
なんか見せてるとか、はい。
Takaya Deguchi
でその、ああこれ台本を見ながらめっちゃ喋ってるなっていうのがいい意味でめっちゃわかるラジオで。
でなんかたまにその台本に対していやこんなこと言わねえよとかなんか突っ込んでるんですよね、たまに。
ああなるほど、はいはいはい。
そうそうこんなこと言わせんなよみたいな。でまたそれも面白いみたいな。なんかなんか台本がこうボケになっててそれに対して突っ込むみたいな、高校生のラジオで。
なるほどね、はいはいはい。
なんかまあそういう面白さもあるなっていう。
うん。
まあなんか台本っていうのは台本ってなんかこう劇の台本みたいな、なんか結構コトコマンコにセリフを書いてあるようなイメージなんだけど、
まあラジオの場合は割とあくまでトークを引っ張り出すための土台になってるみたいな感じらしいですね。
うーん。
だからなんか結構この台本の書き方もなんかこの本だとなるべく素っ気なく書くようにしてるとか、なんかなるべくこうきちんちょしないほうがいいみたいな。
で結構なんか僕らもこうまあ特に、ちょっと真田山さんがどうやってるかわかんないけど、僕の場合まあ割とこう話すネタ考える時にはまあ頭の整理としてこう漢弁をノーションに毎回書いてるんですけど、
うん。
やっぱこう書きすぎるとそれに沿って喋っちゃうみたいなことあるじゃないですか。
kudakurage
まあまあまあそうね、あるあるある、はい。
Takaya Deguchi
引っ張られすぎるっていうか。
わかります。
で逆にでも書かなさすぎると、後からあ、これ話しとけよかったとか、なんか話すネタを忘れちゃうみたいなことあるんですよ。
kudakurage
うーん、そうね、はい。
Takaya Deguchi
だからこのいい漢弁の漢弁を作ると結構むずいなと思ってて。
kudakurage
うーん、そうね、難しいね。
Takaya Deguchi
なんかそこで藤井さんの場合はそっけなく書くのがいいっていう風に書いてて、まあ確かにそうかもなと思って。
あんまりこう文章っぽく書いちゃうとそれ読んじゃって朗読みたいになっちゃうから、
まあこの場合は町はイルミネーションが綺麗みたいな、なんかその町はイルミネーションは綺麗ですけどあなたは何かありますかみたいなそういうような文章じゃなくて、町はイルミネーション綺麗で終わらせるみたいな、
うーん。
なんかまあそういうのが一個工夫としてあるみたいなことを言ってましたね。
なるほどね。
これは確かに真似できるなと思ったし。
kudakurage
うーん、まあ確かに。
だからこう過剰書きとかにしたほうがいいのかもね。
だからまあ僕もカンペ書くときは大体過剰書きで書くけど、やっぱりなんかちょっとやっぱり本に書いてある内容に引きずられちゃって、
なんかそれをなんかね、そのまま書いてあるとなんか大体誰かの言葉みたいになっちゃうから、
うーん。
なんかあんまりこう自分の言葉にならなかったりするとかあったりするじゃないですか、やっぱりそれを読んじゃうと。
Takaya Deguchi
そうなんすよね。
kudakurage
うーん。
Takaya Deguchi
まああと下手になんかタイピングも慣れてるから、もうやたらなんかこう自分の言葉以上にタイピングしすぎてすごいカッチリ文章書いちゃったりとか。
kudakurage
うーん。
Takaya Deguchi
なんかするなっていうのもあって。
まあっていうので、まあだからまあ基本的にはまあやっぱ富士山流のトークとしては、
まあなるべくその人なりの言葉でその人なりのエピソードを話してもらうのがまあやっぱ一番いいっていう。
Takaya Deguchi
本を紹介すると一定トレーダーが担保できるから、それによって自分の話とかが盛り上がらなかったとしても、
本の紹介に1回戻ることによって一定短尺が担保できるっていう目的でやってると思うんですよ。
っていうので、そういうのを台本の中でも用意してるっていうような話があって、
でもやっぱりその人なりの感想があってなんぼだから、なるべくこういう保険としての時事ネタ、紹介ネタを土台にしたエピソードトークしてほしいみたいな意味合いで入れてるみたいですね。
その辺は僕らも一緒だなっていうふうに読んでて思ったんですけど。
あとは今までが台本の話で、あとはトークの流れ、全体的な構成として、そういう構成としては本当に多種多様にいろんなパターンがあるんだけど、
1個、藤井聖人さんが好きなパターン、理想パターンみたいなのがありますみたいな話をしてて、
まずトークの話の最初につかみがあるといいですねっていう話があって、つかみっていうのが要はアイスブレイクみたいな話ですね。
漫才でいう登場時にひと笑いあるみたいなのあるじゃないですか。
そういうつかみっていうのがフリートークの場合もあると、聞き手としても安心するし、話し手としても聞き手からちょっとだけひと笑いがあると、
ひと笑い、笑いじゃなくてもいいんですけど、ひと反応があると安心して話し始めることができるみたいな。
あると思うんですよね。
つかみとして、つかみのパターンとしてひとつあるのがあるあるを話すってパターンがありますみたいな話があって、
例えば、お店で店員に声かけられるのは苦手でみたいな感じで始まるとか。
kudakurage
なるほど。
Takaya Deguchi
そういうのから始まると、あるよねみたいな感じで返しが返ってくるから、それでひとつつかみが成立するみたいな、そういう。
kudakurage
なるほどね。
Takaya Deguchi
そういうフリートークでいうと、リアクションを促しやすいような一個パターンを持っておくといいよねみたいな話ですね。
あともうちょっと高度になると、淡々と日常話から入っていって、この人今日何の話から始めるんだろうなとかっていうふうに思わせるっていうようなつかみがある話をして。
kudakurage
高度だね、なんかやっぱり。
Takaya Deguchi
そう、結構高度ですよね。
kudakurage
つかみが難しいもんね、それって結構。
Takaya Deguchi
そうそうそう。これでも確かに芸人のフリートークとかでよくやってるなって思うんですよ。
いやなんか先週仕事が休みで、なんかちょっと出かけたんですよみたいなところから始まっていくみたいな。っていうのがまずつかみとしてあると。
で、次に徐々にフリートークの本題に入っていくんだけど、本題のパターンっていうのもいくつかあるんだけど、藤井さんが好きなのはやっぱり日常ネタが好きですっていう話をしてて。
例えば、通販で買った電気製品届いてみたら意外と大きかったんだよね、みたいなパターンとか。
あと、よく行く店が臨時休業でさ、みたいなパターンとか。
なんかそういう出来事がすげえとっぴってよりは、普通の人、芸人だけじゃなくて普通の人が日常生活してても起きるような話を、それをただそのエピソードで話すだけじゃなくて、心の動きっていうのを描写して膨らましていくっていうのが面白くなるコツだみたいな話をしてて。
kudakurage
それはなんかすごいラジオっぽいね。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
kudakurage
なんかテレビのエピソードトークって感じじゃないよね。
Takaya Deguchi
あーそうそうそうそう。やっぱテレビはなんか、よく言うのが、尺がすごい短いから、なるべくテンポよくすぐに笑いがあって、すぐに盛り上がるみたいな感じだけど。
ラジオってやっぱこう、一つのエピソードトークでも2、30分とか尺があって、そこで一旦時間がある中で話していくから。
kudakurage
まあね、テレビはさ、芸人さんが10何人とか10人ぐらいいるとかっていうのは普通だけど、ラジオはそんなのないもんね。10人でわーって話を聞けないしさ。
だいたいそんなんで1人2人、多くて3人とか、4人いるのもあんまりないかなぐらいの感じの番組がほとんどだからね。
だから1人の多分尺っていうのが長いし、ある程度ゆったり喋れる時間があるから、なんかそういう意味でもなんかそれが合ってるっていうのはなんかすごいラジオっぽいっていう印象があるよね、なんか。
Takaya Deguchi
で、そういう日常ネタを話す話し方として、なんかこう、なんだろうな、巻き込まれ、なんていうのかな、日常ネタっていうのもやっぱその話自身が面白いっていうよりは、
なんか面白い人がいたとか、てかまさにさっきの生ハムの話じゃないけど、店主の人がすごい面白かったとか変わってたとか、なんかそういう巻き込まれましたみたいな展開だとこう面白くなるみたいな。
で、その巻き込まれたときにその話ではどう思ったかみたいな心理描写をしていくといいみたいな。
なるほどね。
で、そのときにイメージとしては森の中をどんどん歩いていて、で、その森の中歩くのをどんどん手をつないでその聞き手を引き込んでいくみたいな感じのイメージで話せるといいですねみたいな感じらしいですね。
で、その臨場感とかを言葉でなるべく表現しましょうみたいな。これがやっぱ難しい。
kudakurage
そこがね、難しいよね。そこが難しいんだよね、結構意外とやってみると。
Takaya Deguchi
心理の描写とか臨場感を言葉にするってのがやっぱ一番難しいところだし。
kudakurage
普通やんないからね、なんかそういうことって。
声っていうか音だけでそれを伝えるって。やらないからね、普段日常で。なんか世間話するときでもだいたい対面でこうさ、なんか身振り手振りとかしながらとかなんか見せながら話すことがほとんどだからさ、やっぱり。
Takaya Deguchi
やっぱり深夜ラジオ聞いててもやっぱそこがみんな上手いんですよね、なんか。
kudakurage
そうだよね。小説みたいな感じだよね、きっとだから。
そうそうそう。
kudakurage
なんか小説もやっぱりなんかね、文字だけだからさ、なんか単純に情報が並べされててもあれだけど、やっぱりその描写、その情景だとかその人の心理描写みたいなのがあるからすごい、なんかふわっとこうイメージできてなんか面白いなみたいな感じるみたいな。
Takaya Deguchi
そうなんすよね。なんかネタとして、エピソードとしてはどっかに旅行行ったとか、なんかこう、なんか仕事が急に休みになったからちょっとラーメン食べに行ったとか、なんかそういうなんでもない、僕らにも普通にありそうな話をしてるんだけど、
まあやっぱその心の動きとか臨場感みたいな描写がすごい上手いからやっぱり聞こまれるんだよなっていうのはね、思って。まあなかなかね、真似できるもんじゃないけど、まあやっぱそうだよな。
kudakurage
なんかでもそういうネタを、この何ていうの、あ、これネタになるなみたいな、なんかそういうポイントの築きみたいなの、もうさ、やっぱ最初できなくない?なんかそういうのとか。
あ、これ話できるなみたいなの。で、なんか普段普通に過ごしてると気づかないっていうかさ、スッと通り過ぎてっちゃうと思うんだよね、やっぱり。
だからそこもやっぱりこうね、何回もやってると、なんかあ、これいけるなっていうのが、なんか感覚がちょっとつかめてくるっていうのもあるような気がするよね。
Takaya Deguchi
そうそう。そのね、切り口の見つけ方みたいなのも、ちょっと後からまた話そうと思うんですけど、結構やっぱポイントのあるところですよね。
で、その上でこう巻き込まれて森の中をこう歩くようなイメージで進みつつ、で、そこからふと夢がふと覚めて終わる、はいおしまいみたいな。
なんかまあそういう終わらせ方が藤井さんの場合は理想だって言ってた。
逆に言うと明確なここで笑ってくださいとか、ここでこれがオチですみたいな、わかりやすいオチっていうのは別に用意しなくてもいいっていう風に。
あ、いいんだ。
どっちかというとその道中の森の中を歩いてる時の心霊描写とか、ここですごい面白い人に巻き込まれていって、生ハムの天使がすごい面白くて、みたいなところをすごい膨らませれれば、最後の部分はどう終わっても良いっていう風なことをこう言ってましたね。
kudakurage
それはなんか。
Takaya Deguchi
ここがちょっと一つ安心するというか。
気づけられるね、オチ用意しなくていいんだみたいな。
kudakurage
いつもオチどうしようって思ってるからね、僕話すとき。
Takaya Deguchi
僕も落とすのすごい苦手だし、なんかすごい話し始めたけど話してみてオチないわこの話って途中で気づくみたいな。
kudakurage
いつもオチを探しながら話してるからね。
Takaya Deguchi
そう、いやでもなんか結構深夜ラジオ聞いてても、なんかいいなと思うのはジングルを流すんですよ、オチになったらね。
kudakurage
あーなんかいい感じにこう盛り上がりが冷めてきたぐらいのところでジングルが流れるみたいなね。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。あれね、いいなと思うんですよね。
なんかあれ結構オードリーのYouTubeのチャンネルで話してたんだけど、あれは芸人自身がやってるんじゃなくて、そのディレクター、ラジオのディレクターの人がここで終わらせようって言って、ディレクターの人がジングルを流してるらしいんですよね。
話しての芸人と目配せしながら、ここでジングル流そうみたいな感じで切ったりとか、逆にこの話オチがないなと思ったらそこでぶった切るためにジングル流すとか、そういうこともしてるらしいんだけど。
っていうのはね、なんか僕らもやった方がいいのかもしれないっていうのをこう見たんですけどね。
kudakurage
でもね、それあるかもね。結構あると思う、本当に。
あのね、それこそ有名なポッドキャスターのユトタワ?ユトタワって、ユトリックのタワリックタワゴトっていうポッドキャスターありますけど、
Takaya Deguchi
なんかオリジナルのジングルとか作って、トークの切れ目みたいなところで流したりとかするけど、やっぱあれがすごいテンポを良くしてる感じっていうのはあるような気がすんだよね、やっぱり。
けっこうラジオ、深夜ラジオCM入るけど、深夜ラジオのCMって僕あんま嫌な感じしなくて、なんかテレビのCMとかって、結構こうすげー盛り上がったところでCM差し込まれてとかあるじゃないですか。
kudakurage
続きが気になる人はまだ見てねーみたいな感じの引っ張り方だよね。
Takaya Deguchi
すごいヤキモキするっていうか。で、CM開けたと思ったらまたちょっと巻き戻って始まるみたいなのあるじゃないですか。
でもラジオって結構、エピソード1個終わりました、はいCM。で、次のコーナーみたいな進め方だから。
kudakurage
確かになー。そうだわ。なんかその、別にCMだからといってめちゃくちゃ効いてるわけじゃないけど、なんかそのエピソードトークが1個終わるから、なんかちょっとその余韻を楽しんでる時間みたいな。
Takaya Deguchi
そうそうそう、息継ぎ時間みたいな感じ。 そういう感じがあるね、確かに。
だからまあ案外オチがなくても、そのままCMに入ってくからあんま気になんなかったりとか。
はい、それでは次はこの曲でとか曲が始まって気になったりとかするなっていう。
なるほど。
まあだから僕らもそんな無理して落とさなくていいんだなっていうのがこう自信になりましたね。
kudakurage
代わりにジングルを入れた方がいいかもしれないってことですね。
Takaya Deguchi
そうそうそう。
kudakurage
ジングルかー、ジングルリップ作るかー。なるほど。
Takaya Deguchi
YouTubeの転換とかに流れるシュンとかいう短い。
kudakurage
みんなやってるもんね、あのヒカキンとかやっぱり。
Takaya Deguchi
そうそうそう。やっぱオープニングトークの終わりとかもやっぱ毎回迷うじゃないですか。
kudakurage
迷うね、ちょっと。ちょっと迷うね、なんか。
Takaya Deguchi
まあジングルはあっていいかもしれない。
そうねー。なるほど。
いやっていうのが全体の流れで。
これ見てて、僕なんかラジオ、オドリのラジオもすごい好きなんだけど、
同様に長く聞いてるのが原一のラジオをずっと長く聞いてて。
kudakurage
原一のターン。
Takaya Deguchi
そう。原一の岩井さんはやっぱこういうトークめっちゃ上手いんですよ。
そうね。
僕の人生には事件が起きないっていう。
あのラジオをベースにした本を書いてて、それもめっちゃ面白いんだけど。
なんかその中に出てくるのが、例えばラーメンのスープがめっちゃ好きで、それを水筒に入れて飲んだ話とか。
なんかそれはラーメンのスープが好きすぎて、ある日水筒に入れて持ち運ぶようになっていって。
家具屋とかに、ニトリだったかな。ニトリに行って、ニトリのレジを待ってる間にスープを飲んでいて。
まさか周りの人が俺がスープを飲んでるとは思わねえだろうなとか言って。
ホックスホームとか、なんかそういう描写がすごい入って。
本当にエピソードとしては、スープを水筒に入れてるっていうだけでも面白いんだけど。
それの話をすごい膨らまして話したりとか。
あとなんかでかい段ボールをカッターで切る話とかあって。
それは事象としてはでかい段ボールが邪魔だから、捨てるために段ボールカッターで切って捨てるっていうだけの話なんですけど。
なんかこう、でかい段ボール切るの大変で、なんかゴミとかが散らかるから風呂場に持ち込んで切ってたんだけど、
なんかまるで死体を解体してる時のような気分になったとか。
なんかこう。
なるほどね。
そう。段ボールを、何だったかな。
あとなんか、キョロちゃんの、何だっけ、当たりの。
はいはいはい。
kudakurage
くちばしのエンジェルマークってやつね。
Takaya Deguchi
そう、あれを集めていて。
で、何だっけな、確か車のダッシュボードか何かに溜めていて。
で、ある日警察の検問に引っかかって。
あー、はいはいはい。
kudakurage
あれ、嫌な予感がする。
Takaya Deguchi
なるほどね。
そうそう。
なんかあの、麻薬を持ってるのよ、なんかこう。
そういうなんか、ラーメンのスープを水筒に入れた話みたいな。
とか、あと段ボールをでかいカッターで切るだけの話とか。
なんかそういうのをめっちゃ膨らませるのがすごい上手くて。
なんかまさにこう、日常によくある段ボールを切るだけとか。
僕らにもよくあるような話をこう、妄想とか。
まあ多少嘘とかも、自分で嘘って言ってるんだけど。
嘘も含めてなんかこう膨らまして。
はいはいはい。
どんどん森の中を一緒に歩くみたいな感じ。
っていう、なんかまあすごい上手いなと思ったっていうね。
なんかまあそういう、こういうのがまあ富士山的な理想のパターンみたいな感じらしいですよね。
まあね、そうね。
kudakurage
まあでもやっぱり一人語りって難しいよね。
一人語りやっぱ難しいって思うから、ポッドキャストも二人でやろうと思ったし。
そうね。
一人でやる。
だからさ、そのラジオのやつも、なんだろう。
一人の人もやっぱり作家さんが喋らないにしてもいいっていうのは、やっぱりそれだと思うんだよね。
なんかその、一人でただ何かに向かって話してるのってきついから。
せめて誰かに聞いてもらいたいみたいな感じで、大高に聞いてもらうっていう前提でこう話さないと。
なかなかね、やっぱり話すの難しいと思うし。
Takaya Deguchi
あとなんかね、葉書職人がいるのも、やっぱ一人だとどうしても持たないから葉書職人の人のネタを紹介して、それで盛り上がりを作ったりとか。
あと葉書職人のボケに対して喋りでかつっこんだりとかして、そこでセリフさせたりとかしてるっていう役割みたいですね。
逆にオードリーのラジオとかは、二人でも話がセリフしちゃうから、メールとか一切読まないんですよね。
kudakurage
一応コーナーはあるけどね。
でもあんまり葉書のコーナーあんまないよね。
Takaya Deguchi
ない。
kudakurage
たまにメール話、なんか紹介したりっていうのはあるけど、多分あれはでも作家さんが挟んでたりするよね。
そうそうそうそう。
なんかこういうメール来たみたいな、なんかしゃがってこう紙の音がして。
Takaya Deguchi
逆になんかね、ふわっちゃんのオールナイトニッポンとか聞くと、多分あんま本人そんなにエピソードトークが得意な方じゃないからか。
なんかすごいやっぱ、メールがすごい中心で展開されるんですけど。
そのメールに対してすごいなんかヒステリックに怒ったりとかして、それでどんどん盛り上がっていくみたいな。
結構面白いみたいな。
kudakurage
それはすごいイメージつくよね、なんかそのふわっちゃんのキャラクター性みたいなところと。
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。
kudakurage
なるほどね。
Takaya Deguchi
っていうね。
で、今までは理想の流れなんだけど、逆になんかアンチパターンの紹介みたいなのがあって。
kudakurage
あ、あるんだ。
Takaya Deguchi
やっぱりなんか上手い人から盗むよりも、反面教師として直す方が早いっていう話で。
それでいくつかアンチパターンが挙げられてて。
Takaya Deguchi
一つ目が話が単純に長いっていうね。
これは耳が痛い話ではあるんですけど、僕らも。
やってて思うけど、長くするのはそんな難しくないじゃないですか。
kudakurage
そうなんだよね。
Takaya Deguchi
長くするのって簡単だったよね。
kudakurage
そうなんだよね。
Takaya Deguchi
で、やっぱ僕ら1時間半とか話してるけど、これをじゃあ同じ情報量で30分にしてくださいっていう方がめっちゃ難しい。
kudakurage
そうね。難しいね。
Takaya Deguchi
で、やっぱその短時間で一つなんかこう盛り上がりをつくって、完結させるっていうのはめちゃくちゃ難しい。
やっぱちょっと自分の技量では無理だなと思うし、それは。
kudakurage
いやね、そう。
でもほんと直近さ、僕先週初めての認知科学の話したじゃん。
あれ、結果的に僕配信で、配信というか出したやつはめちゃくちゃカットしたんだけど、正直。
もう耳が痛い話だよね。
Takaya Deguchi
そうそうそう。
kudakurage
そう、なんかあんまりまとまりがなくずっとだらだら話しちゃうみたいななんかさ、その本の話を。
Takaya Deguchi
ちなみにこの後、僕の人と耳が痛い話が続きますね。
kudakurage
ああ、そう。まだジャブなんだ。
Takaya Deguchi
そうそう。
で、まあこの話が長いに関しては、7分が一つの単位っていう話が出てきて。
7分。
7分に1回リスナーにふと息をつかせるのがいいっていう話をしてるんですよね。
kudakurage
なるほど。
Takaya Deguchi
だから7分に1回隙を作ったりとか、あとは相方の人がツッコミを得たりとか共感したりとか、なんか息継ぎをするタイミングを7分に1回作ってる。
なんか面白い芸人のラジオでも7分に1回ぐらいその息継ぎのタイミングがあるっていう風な話をしてて。
で、その7かけるNで長尺のトークを作ってるっていう話をしてるんですよね。
おお、なるほど。
だから7分に1回ツッコミが入るとか、7分に1回ふと息をつくタイミングがある。
で、それで合計何回か何ターンかやって、まあ計40分、30分、40分になってるみたいな。
なんかそういうような構成をするのが目安であるみたいな。
なるほどね。
で、まあ7分ってさすがに芸人の場合で7分だから、まあ素人の人だったら3分ぐらいで十分なんじゃないかっていう話をしてました。
3分!?
まあ3分は短いけど。
kudakurage
3分結構短くない?
Takaya Deguchi
まあでもあくまで、別にオチを何ていうの、盛り上がりを3分には作るって話じゃなくて、その隙を作るって話だから。
kudakurage
ああ、別にその1個のエピソードトークを3分で終わらせろとか、そういうことではないってことだよね。
Takaya Deguchi
ああそういうことだよね。だからまあ僕らでも例えばなんかネスがこもってきちゃって、バーっと一方的に喋り続けて10分経ってるとか、まああるじゃないですかよく。
うんうん。
だからそういう時に、まあ例えば僕からもてなさんに話を振って、まあそこで1個隙を作って、それで7分なり3分なりの1ブロックを終わらせるとか、なんかそういうような感じ。
うん。
っていうので、まあ体感、話が長いなって思わせるのをなくすっていうようなことみたいです。
kudakurage
なるほどね。7分限度って考えといた方がいいってことか。
Takaya Deguchi
うん。
あと2つ目が話があちこちに飛ぶっていう、まあこれはやっぱトークが上手い人ほどこうなるっていう話をしてて、まあやっぱこう淀みなく言葉が出る人ほど間埋めまくっちゃって、こう話があちこちに飛んで、結果何話してたんだっけっていう風になっちゃうっていう。
kudakurage
うーん、なるほどね。それは良くないって話だよね。
Takaya Deguchi
そう、良くない。で、もちろんなんか寄り道とか脱線とかはいいんだけど、まあやっぱこう本線にこう戻ってこれるようにするっていうのが大事で、まあだから台本が必要であるっていうような話ですね。
はいはいはいはい。
まあだから冒頭の話で言えば、なんか丸印であの筋道となるようなところにはセーブポイントとして置いてあって、で、そこの丸印で書いてるところにまあ毎回戻ってくるみたいな、なんかそういうような。
うん。
で、あと3つ目がまあ一方的に喋るっていう。まあこれ耳が痛い話ですね。なんかこう。
kudakurage
うーん、まあまあまあまあ。
はい。
わかります。それはね、そうだよなって思ってるけど。
Takaya Deguchi
そう、まあついやっちゃうというね。で、まあやっぱラジオが、あのまあラジオって基本的にあの弾いてみると一方通行じゃないですか。聞き手とあの喋り手がいて、喋り手の方、聞き手の方は一切何もインタラクションできないっていう一方通行のメディアなんだけど、
でも一方通行感がやっぱプロのラジオはないなって思うのは、やっぱそこにまあ相方、コンビだったら相方がいるとか、あるいは放送作家の人が座ってるとか、ディレクターがいるっていうのでの存在がやっぱ大きいっていうような話が書いてあって。
kudakurage
うーん、まあそうだよね。
Takaya Deguchi
で、なんかオードリーのYouTubeで、なんかラジオの収録風景みたいなのをYouTubeチャンネルで流してるんですよね、たまに。
はいはいはい。
で、それ見てるとディレクターの、ラジオディレクターの人がめちゃくちゃ合図大きく売ってるんですよね。
で、その合図自体は、えーとか、なるほどとかっていうのは放送に載ってないんですけど、聞こえ、僕らには聞こえてこないんだけど、その現場ではすごい大きく合図言ったりとかオーバーリアクションしてるんですよね。
はいはいはい。
だからまあそれによって喋り手はまあすごい喋りやすくなるっていうようなことみたいで。
うーん。
で、まあ喋り手はその合図中見ながら、こう喋るスピードを調整したりとか、まあ補足を追加したりとかっていうのを入れたりとか。
で、逆に喋り手も、あのそうでしょとか言ってその場にいる人に投げかけたりとかして、こうまあインタラクションを作っていくみたいな。
はいはいはい。
Takaya Deguchi
で、下手にこうやってポッドキャストやってるから、まあそういう場には慣れてる、多少慣れてるから、やっぱ余白をどんどんどんどん詰めちゃって、
どんどんどんどんこう一方的に話して、ああ気づいたら僕40分で喋ってたみたいなことになるっていうね。
kudakurage
せめて顔は出してほしいよね。
Takaya Deguchi
そうなんですよね。
kudakurage
僕もだから結構ミュートにすること多いけど、僕の場合は大体外部の人間だから、向こうは会議室でみんなでやってて、僕がZoomで入ってるみたいな外部からっていうケースが多いんだけど、
なんかそうするとやっぱり、なんていうの、僕の声が入っちゃうとちょっと邪魔になっちゃう可能性があるから、
まあそういう意味で、メインで僕が入らない場合はミュートにしてること多いけど、でもやっぱりカメラはつけて、なんかちょっとあいづち大げさに振るとかさ、
アクションだけで。
Takaya Deguchi
どっちかはオンにしてほしいなって思いますね。
なんかこう、僕逆にカメラオフにしててもいいから、なんかあいづちが欲しいタイプ。
うんうんでもいいから。
kudakurage
難しいよね、でもZoomでそれやるの結構難しくない?
なんかそのさ、重なっちゃうなとかいろいろあってさ、なんかあーみたいになっちゃうみたいなのあるじゃん、なんか。
ある。
なんかそれがあるから難しいんだよなって思う。
Takaya Deguchi
あるけど。
声の場合は。
あるけど、結構僕はやるようにしてますね、なんか。
kudakurage
あ、そう。
Takaya Deguchi
うん、先方が話してる時も、ああなるほど、はいとか、なんかその、まあそんなに過剰にはやらないですけど、なんかこう差し込むようにはしてますね。
kudakurage
僕なんか結構やっぱそれ気にしちゃってミュートにして、でリアクション大きくするっていう向こうに振ってるんだけど、どっちかっていうと。
Takaya Deguchi
いやなんか画面共有とかしてると、その画面見えないこともあるから。
kudakurage
まあまあまあまあそうね。
Takaya Deguchi
そう。だからね、僕はどっちかっていうと音でやってますね。
kudakurage
Zoomはちょっとまたちょっと難しいね、いろいろと。
Takaya Deguchi
難しい。
kudakurage
まあでもそういうのあったほうがまあでもね話しやすいってことね。
Takaya Deguchi
難しいし、あと話がぶつかりづらいっていうか、あの急にマイクオンにしだして話がぶつかっちゃって、ああすいません、どうぞどうぞみたいになることよくあるじゃないですか。
だけどまあ合図地があると、ああなんかこの人喋りたそうみたいなことがまあ合図地で多少余韻を示せるっていうかあるなと思ってて。
kudakurage
まあそうね。まあなんか単なる合図地でもちょっと雰囲気感じれるもんね。
そうそうそうそう。
そうしたらわかってなさそうだなみたいな。
そうそうそうそう。
あるもんね。
Takaya Deguchi
まあだからまあそういう感じで、まあそういうのを引き出すためにもまあ喋り手としては、まあ一方的に喋り手よりはその7分に1回の余白っていうのを作って、
まあその余白をすることによって相手からのインタラクションを引き出すっていうのが大事っていうような話ですね。
まああと4つ目はボソボソ喋る。まあこれはもう本当僕のことなんですけど、まあボソボソ喋るなっていう話ですね、単純に。
kudakurage
はいはいはい。
まあまあこれはね、まあ喋り方の話だからね。
Takaya Deguchi
まああと5つ目はニュースや新聞で見たことそのままを話すのがやめたほうがいいって話ですね。
まあだから、まあこれもさっきもちらっと言ったけど、まあ何らか自分の見解っていうのを加えるのがやっぱりよくて、
まあどうしてもやっぱニュースがこう言ってますとか本がこう言ってますっていうと、
私のせいじゃないよっていう予防線が張れるから、まあ心理的に楽だからそれに頼りがちになっちゃうんだけど、
まあそうじゃなくて、まあ多少なんか自分の見解を挟むっていうのがまあ大事ですねっていうような話。
まあこれはね、僕らも結構意識してやってるところではあるとは思うんだけど。
あと6つ目が友達や家族の話をしないっていうところで、話をするのがダメっていう話ですね。
kudakurage
するのがダメってことね。
Takaya Deguchi
やっぱ友達や家族っていうのはその人との関係性があってこその伝わる話であるから、
その友達とか家族とか知らない第三者からしてみると、何があって面白かったのかとかがなかなか伝わりづらいっていう。
まあそこを丁寧に描写。
kudakurage
うちはウッケみたいになっちゃう話ですよね。
Takaya Deguchi
そうそう、そこを丁寧に描写できていたりとか、長年のコンテキストがあって伝わる状態ならいいと思うんですけどね。
まあなんかオードリーのラジオとかだと結構友達とか家族の話出てくるんだけど、
それはまあずっとその話してるから、もうその関係性が伝わってるからっていう。
kudakurage
難しいとこだよね、でもそれって。
谷内さんの話とかも知らない人もいっぱいいるわけじゃなくて、絶対知らない人いるでしょって。
でもなんかまあね、結構聞いてる人が子さんの人が多いから成り立ってるみたいな感じになってるけど。
Takaya Deguchi
まあだけどやっぱ普通に日常会話でも家族の話とかね、することあると思うんだけど、
まあやっぱなかなかそこって関係性が深くないと、なかなかその本人は面白いと思って話してくれてるんだろうけど、なかなか伝わらないっていうのはまあよくあるなという。
kudakurage
まあでもするとしても、なんかもうちょっと描写を丁寧にするとか、そういうところを記憶を配らないとダメだよっていう話ですよね。
Takaya Deguchi
まあ逆に一人身からしてみると、なんかこう子供の話とか家族の話ができるっていうのは、なんかこうネタがあっていいなと思いますけどね。
思うけどね、思う。
休日何してたとか聞かれるけど、会社とかなんかね、専門とかにも。
いや、ないなみたいな。そういう時になんか子供と遊びに行ってみたいな話ができるってうらやましいなと思いますけどね。
kudakurage
うーん、まあそうね。ネタはできやすいような気はするけどね。
絶対ハプニング起こるじゃん。
Takaya Deguchi
そうそう。呪術回戦朝から晩まで見てましたとかね、そんな話。場を選ぶからね。
で、あと7つ目が昔話をするのがNGっていう。
まあこれも難しい。
難しいね。
あのー、やっぱ自分の話とか自分の熱量をこもった話をしたほうがいいっていう前提もあるから、そうするとやっぱ昔の話になっちゃったりとかしちゃうことあるじゃないですか。
僕もあんま昔話したくないと思いつつも、やっぱなんか昔こういうサービス作っててとかっていう話をしちゃう。
kudakurage
せざるをえない。
Takaya Deguchi
そう。
もうこれどうしようもないと思うんですよ。
だから藤井さん曰く、大昔の、昔の大ネタよりも最近の小ネタをした方がいいって話をしてて。
10年前にこういう大きな病気しちゃったんだよねって話よりは、昨日花粉症が辛くてさの方が聞き手としても確かに昨日花粉すごいひどかったもんねみたいな共感ができる。
逆に10年前すごい大きな病気してさっていうのは大変でしたねとしか言えないっていうような。
kudakurage
だから自分の話をするのする、もしくは昔の話をするのでもなるべく直近の話を選ぶっていうのがポイントであるみたいな。
Takaya Deguchi
まあそうね。
あと最後、アンチパターンとしてはようやくを先に言うっていう。
これは僕らにとってはすごい職業病だと思うんですけど、結論を先に言ってしまうじゃないですかどうしても。
Takaya Deguchi
そういう訓練をこれまでされてきたというか、仕事とかだとね特に。
でもやっぱりトークとしては結論は先に言うっていうのがNGであるっていうのが藤井さん曰くで。
芸人のトークとかだとさすがにオチになるようなことを先に言うって人いないから、確かにその方がいいんだろうなと思いつつも。
やっぱなんかね、僕らの場合どうしてもタイムパフォーマンスみたいなものを意識しちゃって、最初に要点を言っちゃうとか、最初に結論を言うってことがやってしまいがちだなって思うんだけど。
まあでも確かに別にタイパ重視で結論重視、先に言うってことを優先するのであれば、そもそもポッドキャストじゃなくていいよねっていう話でもあるし。
だからまあ確かにようやく結論先に言いすぎるってのは気をつけた方がいいなっていうのは思いましたけどね。
kudakurage
でもなんかあれなんだよ、やっぱりそうじてなんかこの小説を書くみたいな感じなのかもね、理想としてるのが。
Takaya Deguchi
そうですね。
kudakurage
小説もね、いきなりオチを言うとかさ、要点まとめて最初に言いますみたいなのないじゃないですか、小説って絶対に。
話の流れを追っていって、なんとなくこうなんか感じるみたいなことだから。
やっぱ小説っぽいよね、なんか。
Takaya Deguchi
そう。
kudakurage
なんか作り方としてというか。
Takaya Deguchi
そうなんすよね。で、やっぱこう、フジーさん自身が小説を書いたり短編小説を書いたりとかもする人だから。
なんかまさにその次のテーマとしてトークの切り口っていう章があって、そのまさに僕ら毎週やってると正直ネタ切れてるじゃないですか。
kudakurage
だからこうネタをどう作るかっていうところを頑張っていると思うんですけど。
Takaya Deguchi
なんか僕だったらなんか、例えばツイッター見ててなんかニュースとかあったら、これサブトピック用に話せるなと思ったらすぐメモるとか。
あとなんか人のポッドキャスト聞いたりとかYouTube見たりとかしてて、このフォーマットちょっと真似できそうだなと思ったら真似してみるとか。
なんかそういうのやったりとかしてるんだけど。
なんかこのフジーさんも一個トピックとして出てくるのが、なんか佐賀県の自治体に呼ばれて、なんか佐賀題材にした短編小説を書いてくださいっていう風になんか言われたっていう話があって。
で、そうするとその佐賀県の人はなんか観光名所とかを案内して、その観光名所をフジーさんに体験してもらって、それを題材に小説を書いてくださいみたいな話があったらしいんですよね。
なんだけど、まああえてそれは断って、観光名所よりもその辺の人を呼んできて話をさせてくださいっていう風にして、なんか小説作っていったみたいな話が出てきて。
で、その時に具体的にどうやったかっていうような話が書いてあって。
例えば一つがトークの切り口の持ってき方として、切り口の一つ目が旅行を行ったトークをするとしたら、そのまず校庭を話すっていう。
まあどこへ行ったとか何を見たみたいな話。まあすごいベーシックですよね。まあ誰でもやると思うんですけど。
でもその時に、なんか渋谷のスクランブル交差点的なものがないかを探せっていう風な話があって。
で、この渋谷のスクランブル交差点っていうのが、まあ僕らにとっては普通の交差点じゃないですか。まあ人がたくさん歩いている。
なんだけど、あそこってなんか今外国人的にはすごい観光スポットになってるらしくて。
外国人的には人が淀みなくあんなに大量にいるのに、なんかこうぶつかりもせずにこうみんなが交差していくっていうところが面白くて、みんな見に行くらしいんですよね。
だからまあ要は、初見の人、何も根的とか知らない人が見て、でもその場にいる人にとっては日常なんだけど、まあ客観的に見ると面白いみたいな。
なんかそういうスポットが、まあなんか旅行行った時にないかどうかっていうのを探すと良いっていう。
kudakurage
なるほど。確かにな。そういうの普段過ごしている人からしたらなんか別に普通じゃんってなって、なんか通り過ぎて行っちゃうもんね。
でもなんかまあ他の外部から初めて来た人にとっては、これ面白いじゃんっていうふうに思うところってやっぱりいっぱいあるもんね。
Takaya Deguchi
そうそうそう。あと2つ目が、校庭の余白を話すっていう話で、なんか例えば天気はどうだったかとか、乗り物は何で旅行に行ったかとか、
あと旅行中の食事はどうだったかとか、なんかそういう、なんかこう話し手としては結構ここ別に面白くないだろうなと思って脳内でカットしちゃうような話っていうのをあえて話すことによって、
そこから面白いエピソードがあったりとか、あとは共感を生むエピソードがあったりとかすることがあるから、まあそういう余白から、余白が一つ切り口になるんじゃないかっていう話で。
Takaya Deguchi
結構ここもね、やっぱオールリーのラジオとか聞いてると忠実に多分やってんだろうなっていう感じで、なんかこう旅行に行くだったら、なんかなぜそこに行くことになったのか、どういう経緯があったのかとか、
なんかこう他にこういう候補地もあったんだけどあえてここにしたとか、なんかそういう話があったりとかね。
で、そういうの聞いてると、案外なんか芸人も人なんだなって思ったりとか、そこで共感したりとかするっていうこともあったりとかね。
で、あとはアクシデントを話す。これはもうわかりやすくて、予想と違ったことが起こったとか、忘れ物があったとか、道に迷ったりしたとか。
で、まあやっぱここはアクシデントっていうのはトークをする上ではすごいおいしいポイントだから。
これはね、まあ僕らでもそうかなと思います。
kudakurage
だからアクシデントは結構いろいろ詰まって、今まで話してたことがいろいろ詰まってんだよね、なんかその多分。
それ自体も面白いし、ああそういうのあるよねっていうのもあるし、あとなんかアクシデント起きてなんか思ってるわけだから、
なんかそういう心理描写みたいなのも自然と出てくるしみたいなとか。
Takaya Deguchi
そうそうそう。すべてが詰まってるんですよね、アクシデントに。
アクシデントにね。
僕らで言うとアクシデントもそうだし、なんかどっかのイベントに行ったとかカンファレンスに行ったとか、
なんかそういうのもまあなんかいろんなものが詰まってるから、まあそれ一つでネタになるなみたいなところで面白い、おいしいポイントではありますよね。
あとはさっきの余白にも近いけど、旅行の旅行だったらその前と後のコンテキトーを話すっていう。
そもそもなんで行くことになったのかとか、旅の準備の途中に何をやったかとか、お土産に何を買ったかみたいな。
まあ特にその後日談っていうのはネタの方法になりやすいっていう話ですね。
kudakurage
後日談。
Takaya Deguchi
なんかわかんないけど、僕らだったらなんだろうな、なんかどっかのイベントとかカンファレンスに行って、
なんかそれを誰かに後日話してみたらこうあったとか、会社の人にこう話したらこういうことがあったとか、そういうことなんですかね。
kudakurage
なんか準備の方とかは結構イメージつくというか、話を組み立てるときにそういうの考えたりするけど、後日談の方はあんまり意識したことなかったな。
Takaya Deguchi
お土産を何買ったかとか、確かにカットしそうだなとは思いますね。なんかどっかで旅行行ったときとか。
確かにね、カットしそうだね。
でも確かに案外なんだろう、最近だとなんだ、宮崎行ったときの話とかもそうだけど、
宮崎行って空港のお土産屋さんでこういうのがあって、自撮りがあってみたいな話とか確かにできそうだなと思うし。
で、あと最後の切り口としては心の動きっていう、これ全体的な話でもあるんだけど、期待通りであったのかとか、なんか歓迎したことはなかったかとか、
漠然としないことはなかったかとか。なんかやっぱりそういう心の動きっていうのをネタにできると、
まあなんか普通の食事であっても、買い物であっても、散歩であっても、大掃除であっても、まあ何でもネタにできますよっていうような話。
だからやっぱり芸人のトークっていうのはやっぱりこう普通の、普通に毎週トークを面白くするっていうのはみんな難しい。
芸人であっても難しいと思うから、だからやっぱり普通の出来事を心理描写をめっちゃ丁寧にやって面白く話してるんだと思うんですけど。
この辺ね、僕らはやっぱり慣れてないから、どうしてもなんかのトピックを話しが、何ていうの、分かりやすい事象を話しがちっていうか、
こういうことがあったとか、こういうとこ行ったとか話しがちだけど、確かにそこで何を思ったかとか、
どういう風にストレスを感じたとか、なんかそういう話って確かにもうちょっとできるのかもなっていう。
ちょっとここは訓練、訓練だなっていう風に思いましたね。
あとはちょっと長くなってきたんで、端折りつつ話すと、今までが切り口の話で、
もう一個が逆に語り口っていう、どう語るかみたいな話もあって。
アナウンサーとか声優とかって声を扱うプロなんだけど、やっぱりその人たちって自分の話をするわけではないから、
必ずしもラジオが面白いか、フリートークが面白いかっていうと、そういうことでもないみたいな話があって。
だから逆に言うと、僕らがアナウンサーみたいに話す必要はないし、そもそも無理だし。
だからこそトークっていう意味では、アナウンサーとか声優の真似をするっていうよりは、
より熱量を込めて話せるか、あとは描写できるかみたいなところが大事だっていう話で。
いろいろ細かい話出てくるんですけど、例えばなんか当たり前だけど、
言葉のチョイス、視覚情報をなかなかトークだ、ポッドキャストとかだと伝えられないから、
言葉でなるべく細かく捕捉するのが大事ですよねみたいな話。
例えば電話してるつもりで話すといいですよみたいな話が出てきて、なるほどなと思ったんですけど。
友達に電話してるときとかもそうだと思うけど、なるべく頑張って伝えようと話すじゃないですか。
最近の人は、僕らもそうだと思うけど、LINEとかスラックとかチャットでコミュニケーションするケースが多くて、
そうするとスタンプとか絵文字とかで視覚情報もある程度伝えられちゃったりとかするから、
案外電話っていうふうに思ったほうが、言葉で頑張ろうっていうふうに思うから、
そういう電話で伝えるつもりで話すといいっていう話があったりとか。
kudakurage
たしかにな、トーク力って普通に過ごしてたら絶対身につかないと思うな。
Takaya Deguchi
そうなんですよね。
kudakurage
なんかすごい昔話になっちゃって嫌なんだけど。
なんか昔はてなにっていう会社に勤めてたときに、毎日朝会あんだよね。
毎日朝会あって、毎日最後誰かが何か小話をするっていうコーナーがなぜかあって。
多分なんかそういう、だからそういうのができるようにっていうのを考えて多分そういうコーナーを用意してるんだと思うんだけど。
あれがあったからちょっと毎日ネタ探すとかどう喋るとかっていうのを考える癖っていうのがちょっとできたっていうかさ。
でもああいう機会なかったら多分トーク力とかもう多分絶対身につかないよなって思うよね。
普通に過ごしてたら。
Takaya Deguchi
そうっすよね。普通に話してたらやらないですよね。
やらないよね、別に。そんな考えないもんな。
とりあえず毎週やってるからネタがどうのとかなんか話してるけど。
kudakurage
どう話すかとか考えるけどね。なかったら別にそんなね、そんな考えなくていいもんね。
Takaya Deguchi
そうそうそう。あとはメリとハリとモリも大事だっていう話があって。
Takaya Deguchi
まあやっぱ01は嘘になっちゃうからダメだけど、1を5にするぐらいだったらやってもいいっていうような話。
でもこれなんか僕はなんかよくも悪くも苦手だなっていう。
でもやっぱ持った方が強弱をつけた方がやっぱ伝わりやすかったりすると思うんですよね。
強弱がなさすぎると、てかタタで喋るのそんな別に上手いわけじゃないから、
強弱がない中で喋りが下手だとやっぱより伝わりづらくなっちゃうから。
やっぱ多少気持ちとしては持った方が結果的に伝わりやすくなるんだろうなっていう。
まあ多少デフォルメするっていうのは日常会話ではわからないけど、
ポッドキャストとかでは大事かもなっていうふうに。
kudakurage
まあね、持り方って難しいよね。
Takaya Deguchi
難しいっすね。
kudakurage
みんながどういうふうに持ってるかって知らないもんね。
わかんないじゃない。
そうね。
聞いててもそれが本当だったのか持ってるのかって誰も言わないじゃない。そんな当たり前だけど。
だからなんかその学びようがないっていうかさ、なんかそんなに。
自分なりの持り方なんかやってかなきゃ、なんかどこにも教材がないみたいな。
Takaya Deguchi
そうそうそう。
そういう感じあるもんね。
こいつは持っててとかわかんないからね。
だから。
プロの持り方とか自然すぎるからね。
kudakurage
ある意味だから僕もさっきの生ハム屋さんのリリー・フランキーの人の喋り方とかって、
まあ多分そんな話し方してないと思うんだけど。
ちょっと持ってる、デフォルメしてる、持ってるっていうよりもちょっとデフォルメしてるっていうところはあったと思うけど。
なんかでもそれ、どういうふうにあれをさらに盛るって考えたときにどうしたらいいのかなってわかんないもんね、なんか。
どこに盛る要素があったのかなとか。
Takaya Deguchi
そう。
kudakurage
正道さんにはわかるのかもしれないけどね、それが。
なんかもしかしたら君ここもうちょっとこうした方がいいよみたいな。
Takaya Deguchi
そうですね。
まさにこの本の後の方で市場トークレッスンっていうのが出てきて、
さっきのフリートーカージャックってちらっと言った、
フリートーカージャックっていう番組は売れてない芸人の人のトークをさせるってやつなんだけど、
それをこの本の中でもやってみようってことで、
素人の人を呼んできて、その素人の人にまずエピソードトークを1個喋ってもらって、
で、それに藤正道さんがアドバイスをして、
それでまたもう1回喋ってもらって、そのビフォーアフターをこの本の中で文章で書いてあるんですけど、
フリートークが書いてあって、それでこう違いを示すっていう、
これくらい変わるんだよってことを示すってこの本の中でやってて。
で、なんかその中で出てきたのは、なんか1人、3人出てくるんだけど、そのうち1人紹介すると、
まあ普通の一般人の人なんだけど、なんか歯医者に行ったときに、
あのビフォーアの話ね、歯医者に行ったときに毎回歯医者がきついから何とか乗り越えるために、
脳内に霜降り病状の素品とかを登場させて、いやすげえ痛えんだよとかっていうのを、
すげえ悪口ですごいこう脳内でツッコミをして、それで何とか楽しんで乗り切ってるっていうような話。
てかまあ普通にベースとしてもまあ面白い話なんですよね、この話。
なんだけど、そういうときに、この人なんか人柄としてはすごいなんか穏やかな人らしくて、
なんかこう悪口とかとても言わなそうな人らしいんですよ。
なんだけど、脳内でそういう品的なツッコミをしてるのが、まあ面白いよねっていう話ですねっていうふうに藤井さんが分析して。
だから話の全体的な構成としてはしっかりしてて面白いから、
特に特徴的な脳内でツッコミを入れてるっていうところの描写をより細かく多少素品的な真似も入れつつ、
kudakurage
過去の話か。過去の話をしちゃいけないっていうのは、それだけで終わらせようとしちゃダメだってこと?
Takaya Deguchi
そうそうそうそう。そこだけに頼らない方がいいっていう話ですね。
kudakurage
あくまで補足要素として使うのはOKみたいな。
Takaya Deguchi
うん。そうそうそう。膨らましに使うっていうような感じですかね。
kudakurage
なるほどね。
Takaya Deguchi
確かになんか、若林さんのトークで覚えてるのが、なんかロケの、ちょっと間違ってるかもしんないけど、グローブ上だけど、なんかロケか仕事の合間に自分の地元、東京出身だから地元のコロッケ屋さんに行ったみたいな話、現代の話をしてて。
で、そこでコロッケを久しぶりに食べて、いやなんか子供の頃のことを思い出して、子供の頃にこういうことを思ってこうこうこうで河原でコロッケを食べていてみたいな話から始まり、でまた現代の話に戻っていくみたいな話があって。
うん。確かにそういうのよくやってるなと思って。で、その子供の頃とか中学校の頃とか話をすると、そこでなんかこう、まああの大取の二人同級生だから、いやなんかあの時がこういうことがあってさ、みたいな感じでまたさらに膨らんでいくみたいな。
はいはいはい。
確かにそういう構成になってるわと思いましたね。まあっていうような理由、コンテキスト、思い出っていうような。まあその辺を使うと、まあいい感じに膨らますことができるんじゃないかっていう。まあ結構この辺はかなり真似できそうだなっていうふうに思いましたね。
kudakurage
そうだね。
Takaya Deguchi
で、あとはまあこれまではここまではまあトークをいかにするかっていう話なんだけど、まあ最後の方になんかベースとなるのはやっぱ人、人っていうのがあるよねっていう。
人?
人ね。
人?
なんかこの、なんかお笑い芸人とかよく言うんだけど、人っていうの。
kudakurage
人っていうよく言うんだ。
Takaya Deguchi
言う。
へえ。
なんか人にあった漫才とか人にあったコントがあるみたいな。でその人っていうのがその性格とかあの外見とかあとはその人の肩書きとか喋り方とか対外的な見られ方とかそういうのをひっくるめた。
ああ。
なんかその人っぽさみたいな感じ。
人柄みたいなことか。
kudakurage
うん。
Takaya Deguchi
ほうほう。
でやっぱその人柄にあったことじゃないと笑えないよねみたいな話で、例えばなんか学生コントを40代までやるのは厳しいみたいな。
実際もうおっさんの見た目になってるのに学生着たコントはできないみたいな話があったりとか。
あとなんか東京ゼロさんってなんかめっちゃ中間管理職みたいなネタやるの見たことあります?
まあ多いよね。
kudakurage
サラリーマンのネタみたいな。
Takaya Deguchi
そういうの多いよね。
っていうのを昔からやってたんだけど、なんか自分たちが40、50代になってきて見た目も老けてきたからよりそれによって面白さが増してるみたいな話をなんか本人たちしてるのを聞いたことがあって。
なんかそれもある意味ネタに対して人が追いついてきてまたさらに面白くなったみたいな。
ああ。
kudakurage
でも確かにそういうのあるよね。
Takaya Deguchi
うん。
kudakurage
確かに。
あるなと思うわ。
なんか芸人さんとか。
Takaya Deguchi
なんか漫才師がやたらめっちゃ衣装にもすごいこだわってるみたいな話。
なんかよくボソボソ話すちょっとセンスっぽいような漫才をする人がスーツを着てるとかあるじゃないですかネクタイを締めてるとか。
あと逆にすごいキャラクター推しのザジとかなんかああいう人がピンクの衣装を着てるとか。
すごい分かりやすいですよね。
フランチャンとかね。
そうそうオードリのカスガもそうだし。
あれもやっぱ人を構成する要素として外見っていうの衣装とかがあるから自分のやるネタに合わせてそれをチョイスしてるっていうことだと思うんですけど。
そういうのがトークにおいてもあるよねっていう話で。
だから要は簡単に言えば等身大で喋るしかないよねっていう話で。
そういうことなの?
そういうことですよ。
kudakurage
そういうことなんだ。
Takaya Deguchi
もちろんなんかどうしても話したいことがあったらそれに合わせて外見とか人を変えるっていうのもあるかもしれないけど。
なかなか普通の人がそれをやるってないと思うから。
kudakurage
難しい。
人ってさだって結構自分で意識しづらそうな気がするじゃんなんか。
Takaya Deguchi
そうそうそうだと思うんですよ。
kudakurage
他の人が決めることだからさ。
だからその等身大で話したらずれちゃう可能性あるよね。
Takaya Deguchi
自分はこういうふうだ本当はこういう人間だけど周りから違うふうに見られてるっていうのはありそうじゃん結構。
まあそうですね等身大っていう言い方が悪かったかもしれないけど。
まあまあまあ要は人ですね。
要は客観視が大事ってことですよね。
kudakurage
まあまあまあそれはそうでしょうね。
Takaya Deguchi
自分のことの客観視もそうだし、
うちから見た自分もそうだし外から見た自分も含めた、
うちから見た自分と外から見た自分での等身大って言うんですね。
だからまあ僕で言えばこうまあやっぱ要の話はできないなっていう。
スポーツに行きました。めっちゃ走ってますとか。
なんかこうわかんないけどすげーアクティブなことやってますみたいな話はできない。
っていうのはまあ昔からどっちかって言ったらいいんだし。
趣味もいいんだし。
kudakurage
家から出ないしみたいな。
難しいなあ。
なんかでも僕はレグチ君が実はアクティブな面があってとかだったら全然面白いなと思うんだよね。
Takaya Deguchi
それは人間に合ってるってことじゃないですか。
kudakurage
元々そうじゃないと思ってたけど、実はそうですみたいなところを見せるのもある種人をうまく使ったトークってこと?
Takaya Deguchi
だからどっちかって言うと人をフリに使って、実は僕がめっちゃ飲み会行ってますみたいな。
なんかわかんないけど。
そういうのもあんのか。
一人で飲みに行って居酒屋の店長とすげー仲良くなってみたいな。
絶対なさそうじゃないですか。
kudakurage
なさそう。
Takaya Deguchi
だけどそういうことがあってみたいな。
さっきの市場トークレッスンの話を言うと、すごく穏やかな人が脳内で素品のツッコミをしてるみたいな話とかもそういうことだと思うんですよ。
ベース穏やかな人間があった上での素品的なすげー口が悪そうなツッコミをするっていう大阪弁の
すごい土下座にツッコミをするっていうののギャップで面白く整備させるみたいな。
kudakurage
等身大であってるんだよね。だからそれを嘘ついてまで実は自分はそのようですみたいな話をするなってことだよね、きっとだから。
Takaya Deguchi
本当は実は隠れたようがあってっていう話をするのは等身大だからいいってことなんだよね。
だから僕がなんだろうな、自分をすごい偽って、実はめっちゃ飲みに行っててとか、めっちゃ合コンしててみたいな話をするのは無理だよねっていう話。
kudakurage
それはそうだよね。確かにな。なるほどね。
Takaya Deguchi
だから自分らしくっていうとあれだけど、そのまんまで、素のままでいけってことだよね。そこを嘘つく必要性ないって。
kudakurage
盛るっていうのもやっぱり強調なんだよね。嘘を盛るっていうよりは。
Takaya Deguchi
さらにそれの高度な技術としてはそれをフリに使ってギャップで面白くするっていうね。そこまでできたらいいですけど。
kudakurage
でも岩井さんとかそういう感じのとこあるもんね。原一の岩井さんとかはある。
周りの印象も結構いろいろあるじゃないですか。最近またちょっと変わってきたけどだいぶあの人の印象っていうのも周りから。
でもそれをフリに上手く使ってるってとこあるよね。流す。
あんまり普段喋んなかったけどラジオだとめちゃくちゃどっちかっていうと喋る方だったりとかさ。そういうところもあるし。
Takaya Deguchi
っていうそれぞれの人っていうのはなかなか難しい。内発的なものだけじゃなくて、外からの見られ方も含めた客観視が大事だから。
っていうね。そういう、そうしてやっぱこの本、藤井誠人さん的には自分らしいトークを、熱量を持ってするのがやっぱ大事っていうのがすごいベースのあるスタンスだから。
だからその自分らしいっていうのがその人っていうところで。
kudakurage
それが一番大事だねやっぱり。
Takaya Deguchi
だからね僕らもやっぱこのポッドキャストやら始めたときに最初はなんかこうなんていうの最近こういうサービスが流行ってるからこういう話しようみたいなこともあったじゃないですか。
なんだっけ。もう忘れちゃったけど。あの音声のSNSなんだっけ。
kudakurage
あー、あのクラブハウス。
クラブハウスだっけ。あったっけ。
Takaya Deguchi
なんかクラハ流行ってるからクラハの話しようとかなんかしてたこともあったけど。
やっぱ結局ね、なんか何年かやってみてやっぱ熱量こもるのが大事だよねっていう話になり、結果としてデザイン的な話をしなかったりしてることも多いんですけど。
まあでもそれでいいかなと思ってるし、結局デザインに関する仕事やってるから、どう転んでも自分たちの距離持って話とかしてればそっちに転がるからね。
kudakurage
そうなんだよね。なんだかんだ入ってくるからね。
Takaya Deguchi
結局ね、その中で生きてるから。
まあっていうね話で、かなりなんかポッドキャストやってる僕らとしてはかなり参考になる本だし、日常的に何かしらこうトークをするみたいなのって特にこのリモートの環境になって増えたんじゃないかなっていう気がしてて。
kudakurage
あーそうなのかね。
Takaya Deguchi
なんか何ていうの、さっきのズーム中にみんながミュートしててみたいな話とかもそうだけど、なんかこうターンみたいなのを意識する機会が増えたなと思ってて。
kudakurage
あーなるほど、ターンね。