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はい、今日のテーマは、ずっと帰る場所を探していた、体はここにあるのに、心だけが帰れずにいた、時間についてのお話です。
最近、「思春期をめぐる冒険」という本を読み続けているんですけど、その中に出てくる、「見えない体」という言葉がなぜかずっと心に残っていました。
詳しい説明はネタバレになるので説明は避けますが、僕なりに受け取ったのは、心の中にあるもう一つの体、思念体のような存在なのかなというふうに思ったんです。
それを考えていたときに、一つ腑に落ちることがありました。
僕は中学3年生から大学生まで、どこか生きている感じがしなかった。
それはこの見えない体が帰る場所を失っていたからなんじゃないかなって思ったんです。
物理的な影響はもちろんありました。
ただ、帰れているっていう感覚がなかった。
ずっと宿に泊まり続けているような感じ。
高校2年生の時、再婚相手の父と一緒に暮らすことになり、生理がつかないまま家族として生活が始まった。
この家を自分の家だと思わなきゃいけない。
でも、見えない体はそこに帰れていなかったんだと思います。
きっと帰る場所を探していた。
それは苦しかったよなって今ならそう思います。
ちょっと補足していければと思うんですけど、
僕は思春期の時に答えがずっと出なかったというか、
言葉にできなかったことがあって、
家って何だろう?家族って何だろう?っていう問いが僕の中でずっとあって、
そんな簡単に家族になれるんだみたいな感覚があったんですよね。
見える体っていうのは日常も生きてるし、目にも見えるし、
もちろん学校に行って笑ったり勉強したり運動したり、やるべきことはこなしてるんですけど、
この本でも出てきた見えない体っていうものが生活をしてないというか、
どこかに取り残されてしまっているような感覚がずっとあったなと思っていて、
この見える体と見えない体っていうのがどうしても離れてしまうと、
人は息がしづらくなってしまうのかなって思ったんですよね。
なんか生きにくいなとか、理由は分かんないけど苦しいなっていう、
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そんな感覚を抱えてる人ってもしかしたら見えない体っていうものが
まだ自分の中に変えれていないのかなって思ったんですよね。
もちろんいろんな状態というかケースもあると思うし、
僕みたいな場合もあると思うんですけど、
じゃあ具体的にどうしたらいいかっていうのは、
もちろんその人とその人自体で解決の方法が違うなと思ったりもしてて、
僕の中では運良くその家に帰りたくなかった僕を
止めてくれる友人っていうのがいたんですよね。
本当にありがたいことに。
だからこそ、その家から一時的に離れることができたっていうのが
僕の中ではすごい大きかったんですよね。
無理にその家を自分の家だと思わなくていいよっていうように
言ってくれてるような気がしたんですよ。
もちろんすごい迷惑かけたなって今すごい思うんですけど、
親御さんにもすごい申し訳ないなっていう気持ちもあったんですけど、
でも仕方なかったんですよね。
もう本当に帰りたくなかったんですよね。
僕的には本当にあの時間があったからこそここまで生きて来られたなっていうか、
今思ってもよく生きてたなっていうふうに思うんですよ。
だからこそその見えない体と見える体っていうのが
少しずつ重なっていくっていう安心できる場所だったり、
自分の中でそういう感覚っていうのを戻す時間っていうのを
今はすごい大切にしないといけないのかなっていうふうに思ったっていう話なんですよ。
この本読んでない人から何言ってんだお前みたいに思うかもしれないですけど、
超簡単に言うと心と体が離れていっちゃうと
自分を生きている感じがしなくなっちゃうよっていう話をしたかったっていうことです。
はい、すいません。
じゃあ最後に一言言って終わろうと思います。
もし今どこにも帰れていない気がするなら、
それはあなたが弱いからじゃありません。
見えない体が帰る場所を探しているだけ。
その居場所はきっとこれから出会えます。
はい、じゃあ今日の放送はここまでにしたいと思います。
それじゃあまたね。