==========今回のお話==========
久しぶりに形容詞の回にしようとのことで選んだのは「渋い」。
渋い人、モノ、店、所作、いろいろある中で二人が渋いと思うものや渋いと思う条件などを話し合いました。
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サマリー
今回は形容詞「渋い」を手がかりに、人・店・物・音楽・スポーツのプレーなどに感じる渋さを語り合う。戦後から続く居酒屋や街中華、ジャズ喫茶、古いヤマハのスピーカー、革製品などには、単なる古さではなく、趣や経年変化、使い手の経験が表れると話す。人の渋さには成熟したかっこよさ、余裕、寡黙さだけではない知性や所作、目立たないが重要な働きをする職人性が関わるという。長渕剛の西新宿の居酒屋を歌った曲や、キング・ヌー、スティング、サンタナなどの音楽にも、情景や積み重ねから渋さを感じる例が挙がる。スポーツでは、数字に残らないプレーをするデレック・フィッシャーやカルレス・プジョル、麻雀で役満に飛びつかず降りる判断などが、渋い実践として語られた。さらに、AIが大量の言語データの分類を短時間でこなすことで、従来の地道な研究作業の価値や「渋い研究」の意味が変わる可能性にも触れる。渋さには経験や知識の蓄積、諦めや余白、一人で完結する趣味への没頭が関わる一方、渋くなろうと意識しすぎると痛いおじさんになりうるという難しさも出てくる。最後には、渋いという評価が男性向けメディアに偏っているのではないか、女性や若い世代にもどう使われるのかという言語学的な問いを残し、リスナーに渋い人や店、所作を尋ねる。
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