塩崎さんの相談内容
世界のクリエイティブ思考
こんにちは、レイ・イナモトです。
皆さんこんにちは、ニューヨーク、東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファームI&CO共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回は、Ask Me Anythingをこの番組のプロデューサー、竹村優香さんと一緒にお届けします。
はい、レイさんよろしくお願いします。
今回番組にお悩みを寄せてくださったのは、石川県の倉庫でお仕事をされている塩崎さんです。
今回は、そんな塩崎さんからいただいた、「40代から人生を面白がって生きるには」というご質問についてお答えしていこうと思います。
では早速いきましょう。
では早速お呼びしましょう。塩崎さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。塩崎と申します。
私は石川県の中小企業でサラリーマンをしています。
クリエイティブなところとはちょっと離れているんですけれども、仕事というよりも人生においてどういうふうに生きていったらいいのかということを悩んだりしていて、レイさんとお話しできるということで、今回このような機会をいただいて非常に光栄です。
今日具体的に相談されたいことは何でしょう?
今日はですね、40代から人生を面白がって生きるにはどういうマインドで生活したり行動したりしたらいいかということをちょっとお聞きしたくてご質問させていただきました。
自分は小売卸業っていうんですか、100円ショップとかで売ってるような生活雑貨を取り扱う卸売の会社で、自分のポジションとしてはその倉庫なんですね。
倉庫の中で日々荷物をバンダシって言って会場コンテナから下ろしたり、出荷したり入荷したりということをほとんど1日行っているという形なんですよね。
仕事に関係してないことでもいいんですけども、ご自分の趣味だったりとか興味のあることだったりとか、なんかその辺もぜひ教育ください。
そうですね。今自分がプライベートの時間を使ってやっていることがちょっとありまして、自分の住んでいる地域においてちょっと第三の居場所づくりというか、非常にコミュニティをつくる活動をしたりとかしてるんですね。
それは自分が今までずっとスポーツ、野球なんですけどやってきて、そこからいろいろ学んだことを活かして何か地域のために小さくてもいいので何かできないかなと思って5年ぐらい前からちょっとコツコツ始めたりとかしてて、結構そういうのが自分のプライベートとして生きがいになったりとはしてるんですけど。
具体的に言うとこの野球を軸にしたコミュニティづくりというのは例えばどんなことされてるんですか?
例えば不登校だったりとか、発達障害だったりとか、もしくはそんなにがっつりやりたいわけじゃないけどちょっと体動かしたいけどそういう場所がないっていう環境の人たち、大人も含めて誰が来てもいいよみたいなコミュニティをしてるんですよね。
その公共の施設時間で借りて、それでSNSとかで告知というか人集めて誰でも来ていいよみたいなして、そこでみんなでワイワイ遊ぶっていうだけのやつなんですけど。
例えばそれは具体的になんかこのスポーツをやりましょうとか、定期的に毎週なんか日曜日の朝とか、なんかそういう形があったりはするんですか?
特に決まった形はなくて、本当その時来た人が子供たちなんて結構自由にこれしたいあれしたいって言うんで。
ああ、なるほど。
はい、もう普通に鬼ごっこしたりとか。
ちなみに塩崎さんが完全にプライベートで一人でやり始めたことなんですか?
当日手伝ってくれる方はいるんですけど、ほぼ一人でやってます。
直近だとどんなことをされたんですか?
直近だとですね、塩崎さんの活動に興味持ってくれた企業のソフトボールチームがあってですね。
そこの人たちと一緒に施設を借りて、その地域の子供たちを呼んで鬼ごっこしたり、野球じゃないんですけど、昔公園でやってたような手打ち野球って言うんですか?
ゴムボール使って手で打ってやるやつをちょっと遊びました。
それって何週間前とか1週間前とか何日前みたいにただSNSで告知をしてっていう感じですか?
ああ、そうです。
それってどれくらい集まるんですか?
前回ある企業さんのソフトボールチームとやったときは個別に声かけたりしたので、子供たち20人くらいと、その親御さんと来て。
それ5年くらい前からやってらっしゃるっておっしゃいました?
はい。
大体どれくらいの頻度でやってらっしゃるんですか?
基本月1回ぐらいですね。間空いたりとかしたことはあるんですけど。
でも5年間もやってらっしゃるって結構継続されてますよね。そういうのって途中で諦めちゃったりとか飽きちゃったりとかしがちなのかなと思うんですけど。
そうですね。飽きるってことはあんまりなくて、いろいろ準備したりとかそういうことが自分の中で楽しい部分があってですね。
あまりたくさん人集めようとかって最初からあんまり考えたことがなくて。
もともと最初1人の少年と1対1でキャッチボールするとこから始まったんで。
それは知り合いの方だったんですか?少年は。
いや全く。いろいろ最初始めるときにいろんなところに声かけてたらフリースクールの先生とつながって。
そのフリースクールの先生が紹介してくれて、その学校に行けてないんだけどスポーツがすごい好きで野球もやってたんだけど今辞めちゃったんですみたいな。
それで一緒に遊んでもらえませんかっていうふうに言われて。
キャリアとライフワーク
なるほど。
ぜひお願いしますっていうことで始まった。
それが5年前にあってなんだかんだで月1ぐらいで。
今その倉庫での管理の仕事をされているということなんですけども。
それはそれで楽しくてやってるのか。
言葉を選ばずに言うと生活の資源ということでやってらっしゃるのか。
どういう意図で働いてらっしゃるんですか?
もう完全に生活の資源です。
それは正直に言うと。
それはもうずっとやってらっしゃるんですか?
そうですね。今の会社は10年以上経ったところで。
その前もいくつもちょっと転職はしてるのでいろいろやってはみたんですけど。
結局やっぱ体使う仕事が一番長続きしたなということで回り回って今のに落ち着いたっていう感じなんですけど。
人が体を動かせる環境だったりとかコミュニティを作るっていうのは楽しくて。
少し趣味っぽく1ヶ月2回ぐらいの割合でやってらっしゃるということなんですけども。
それでそういうことを軸に仕事を探してみようとか転職をしてみようとかって考えられたことはあるんですか?
そうですね。それを軸に転職しようとして例えばどこかの企業とかを探すとなると。
なかなか特殊というかそんな多くはないのかなと思っていて。
それで何か自分で今やってることを発展させて何かできることはないかなって考えた時もあったんですけど。
実際その家族とか家庭とかそういうことを考えた時になかなか今のこの年齢からゼロからそうやってスタートするっていうことにちょっと人の足を踏んでるとか。
現実それやって果たして大丈夫なんだろうかみたいなその気持ちはあるけどっていう感じですね。
大丈夫なのかっていうのはそれは金銭的にっていうことですか?それとも何か他の意味での大丈夫なのかっていうことですか?
もう金銭的にっていう。
じゃあそういうふうに例えばそういう仕事があったとしても金銭的にちゃんとやっていけるかわからないっていうのがあるってことですよね?
そうですね。
結構もう割り切って仕事をするっていうのもアリだと思うんですよね。
よく言うのは例えば自分のパッションを見つけてライフワークを見つけてもう人生残りずっとこれでやっていくっていうのを見つけたいっていう。
それですごくその人生が楽しくなるっていう場合もあればもう仕事は仕事っていうふうに割り切って。
ご家族とかのこともあるのでその辺はちゃんと相談をしながら本当に何がいられないのか。
そしてまずは自分の未来のオプションが今現状で考えられる範囲で何があるかっていうのを書き出してみる。
それが一つ。
二つ目に自分にとって何が大事なのかっていうのをこれも書き出してみる。
三つ目に現実的にそのお金を稼がなきゃいけないお金がなきゃやっぱり生活できないっていうことはそれはどんな人でも持っている課題なので
じゃあどれぐらいのお金を稼いでればいいのかとか今じゃあ例えばですよ人生考えたいから3ヶ月もしくは6ヶ月仕事はせず
例えばせずに何かこうできるそれぐらいの予算があるのかとか資金があるのかその現実的に見てできなければできないそれはそれでいいと思うんですけども
特に正崎さんの場合は仕事がすごく明確な9時5時の仕事なので
例えば仕事しながらでもそういうことを考える時間っていうのは結構作れると僕は思うんですよね。
金銭的な状況はどうなっているか。
そして特に日本ではそうではないかもしれないんですけどもアメリカって結構国土がすごく広いので
いろんなところに引っ越す人っていうのが仕事によったりとかあと家族の事情でどっかの県だったりとかどっかの州に引っ越すっていうのがすごくよくあるんですね。
そうなんですよだから西海岸に行っても実は地元は東海岸だからとか東海岸が地元なんだけど西海岸に仕事があるからみたいなのは結構よくある文化ではあるので
じゃあ本当にどこに住みたいのかっていうのを特にそのご家族がいる場合はご家族と相談してで意外とそれって今の時代やる仕事の内容にもよると思うんですけどもリモートでも結構できる仕事も増えてきてはいると思うので
いろんなご家族の状況だったりとかご両親だったりとか親戚の関係があってなかなか動けない可能性はあるんですけども
でも意外と実はどこに住むかっていうのは以前よりはもっと柔軟性を持って考えられる時代になっているのではないかなと思います
最後にこの今4つ言ったこと未来自分自身大事なことお金場所っていうことが大体明確になってきたらじゃあ仕事として何が楽しいか今のことだけを割り切って仕事してやるのかもしくはもう本当に自分のライフワークになるようなものを見つけるためにキャリアチェンジをするコミットをするのかっていうのを決める
特に40代でやるのがすごく大事なんじゃないかなと思います
なるほどすごい具体的なアクションを教えていただいてありがとうございます
僕もやっぱりその30代後半から40代ぐらいの頃に30代の頃から僕の場合は起業しようってずっと決めてたんですけどどのタイミングかっていうのがなかなか見つけられなくて結構いろんな人に相談はしてたんですね
特に周りで起業してた人たちにどうやって起業したのっていうのを結構相談してて最終的にそれまでいた会社もう11年勤めててアメリカで一つの会社で10年働くってすっごい周りの話なんですよ
そうなんですか
そうなんですよ特にいわゆる僕みたいなクリエイティブな仕事だったりとかいわゆるホワイトカラーと言われる仕事って結構流動性が高くて
極端なところ1年半から2年ぐらいでぽんぽんぽんぽんみんな転職してっちゃうんですね
そうなんですよで僕はその前の仕事は5年間やってでその次の仕事は11年やってでその時に起業したいと思っていたんでいろんな人に相談しててで最終的にその会社を辞めて起業するってことをすごく仲のいい友達に言ったらいやレイはそのこともう5年間言ってたよねってようやくやったのかおめでとうっていう風に言われて
そのいろいろコミュニティの活動してみたりとか自分なりにちょっと動こうとしたりとか少なからず動いた経験とかはあったんですがやっぱそれもあのちゃんと整理できてなかったなっていうことに気づかされました
結構そのいろんなことに興味を持つことはあるんですけどじゃあそれを実際どうするってなった時にどういう風に整理してどういう順序で動いたらいいかっていうのはわかってなかったのでまずそこのヒントがいただけたのとやっぱりその自分が理想とする姿みたいのと昔は比べちゃってそのギャップが激しすぎてそれでも悩んだりとかはしましたし
生きてるとその特に今だと sns とか見てるとどうしてもその自分がやりたかったことをすでにやってもう大成功している方とか例えばいたりとかするとどうしてもうってなる瞬間はあるんですけど
人生の新たな見方
塩崎さんが例えば5年後にめちゃくちゃすごい人になってなきゃいけないみたいなことになっちゃうとすごくハードルが上がるじゃないですかそうじゃなくて今日できることをずっと継続していくことによって1年後それが自分がどうなってるかわかんないけども1年後振り返った時に想像してなかった自分そして想像してなかった想定してなかった道が見つかってくるかもしれないじゃないですかね
なんかその例えば20年前30年前の40代っていうのと2025年の現代の40代って結構意味が違うと思うんですよね40代になってみて人生は40代からっていうふうに思うようになりました
なのでこれからなんじゃないですか塩崎さんも
いやーもうこれから楽しんでいけるようにやっていきたいと思います
本当もう頑張らなきゃいけないとかっていう風になっちゃうと自分に思いになっちゃうと思うので今回その使命感という言葉は使われてなかったと思うんですけども無意識に使命感を持ってらっしゃると思ったんですよね今日話を聞いてて
それってすごく素敵で素晴らしいことなのでその気持ちを大切に楽しいこと面白いことを習慣としてやっていければ新しい道に繋がるんじゃないかなと思います新しい未来に
ありがとうございます
なので人生は40代からということで
ありがとうございます
ここまでお送りしてきましたレイナウトの世界のクレイジーな思考今回はリスナーの質問に広く答えるアスメリティをお送りしました
レイさん今回塩崎さんのお悩み聞いてみてどうでしたか
別になんかそのキャリアチェンジをしたいとかキャリアをこれからどう積んでいきたいとかっていう仕事寄りの話っていうよりかは自分がどうあるべきかとか自分の価値は何なのかとか
人生をどうやってこう面白く楽しく生きれるのかっていうすごくなんかその仕事とはあまり関係のないところでの話になったっていうのは正直意外でした
なるほどなんか野球を通じたサードプレイス作りをされているという方で野球をやるって結構大会を勝つぞとかそういうこうがむしゃらにやるっていうことが日本だと結構一般的なのかなと思うんですけど
あくまでこう楽しんでほしいっていう気持ちで野球ができる場を提供しているっていうのは結構珍しいんじゃないかなーなんて思って
そうですね
いやー素敵な活動だなーっていう風に思いました
はい翔崎さんがもう5年ぐらいやってらっしゃる野球そしてスポーツだったりとか体を動かすことによって作っていくこのサードプレイスのコミュニティっていうことを純粋にそれが楽しくてそしてそれが自分の幸せにつながるからやってらっしゃるっていうのはすごく素敵なことですしすごくいいスタート地点だなとも思いましたね
レイさんあの世の中ではおそらくやりたいことを仕事にしなきゃいけないとかものすごく仕事に情熱を持ってやりがいを感じないとこの仕事は自分に合ってないんじゃないかとか人生これでいいのかなとか結構その仕事に対するプレッシャーって翔崎さんのことというよりは一般的に結構あるのかなーなんていう風に感じたんですがその辺どうでしょう
まさしくそうですね僕があのまあこの番組で取り上げるアースメディティングのコーナーの質問もそのキャリア的な相談多いですし僕も個人的に受ける友達だったりとか昔の同僚だったりとかたまにその知らない人からも連絡が来てその相談したいっていうこともあるんですけどもやっぱりどっちかっていうとそのキャリアを今後どうすればいいのかとか何を自分の目的パーパスとして仕事をすればいいのかっていうどっちかっていうと
仕事キャリアに関連した悩み相談そしてそうしなきゃいけないみたいな自分のやってることにそのパーパスがなきゃ意味がないんだみたいなことを無意識に自分のこう責任だったりとか重りとして考えてる場合って少なくないんですよね
ていうか逆にその方が多くてで今日のその正崎さんとの話はあのある意味すごく割り切ってらっしゃってでもそれはそれで僕は羨ましいと思えるぐらいで僕はそのね自分がこうパッションを持って自分のこうお氏名だと思ってやってることはそれはそれでいいんですけどでもそれにもこう時間を捉えちゃってなかなかこう自分の時間だったりとか仕事に関連してないことをやるっていうのがなかなか
自分で作れてないなっていうのが今日正崎さんと話してある意味課題として僕ももらったんですね正崎さんの場合はまあ仕事は仕事っていうことで割り切ってじゃあそれはそれでやってそれ以外に自分の価値は何なのかここをご自分でずっとやってらっしゃったことって実は意義があって意味も深いことでそこってすごくお金になってはないかもしれないけどもその社会的価値にはなってるので
なんかそうやってもう割り切って考えるっていうあり方も全然ありだなっていうのは今日なんか意外な気づきでしたね
うーんなんかどちらもないものねだりですよねあのこの番組結構世界のトップランナーが出てくださるので皆さんやりたいこととか情熱を感じることをお仕事にされて世界で活躍されていてそういう方たちはもう24時間すべてそれになってしまってなかなかそれ以外のことにエネルギーが割けないんだよっていう悩みを持っている方もおそらく多いんじゃないかなと思いますし
レイさんのようになかなか自分の時間が見つけられないみたいなあのところあると思うんですよねで仕事の場合はそれがお金というものにも換算されるので成果も見えやすかったりすると思うんですけれどもそういう人にとっては逆に塩崎さんみたいな自分のやりたいことをやっている仕事に縛られすぎないっていうところがすごく魅力的に見えるし
一方で塩崎さんみたいに仕事の中にはそういう情熱とかがなかなかなっていうこれでいいのかなっていう部分があるんだよねっていう方は方で何か仕事で情熱が見つけられればお金にも換算されるしもうちょっといろいろクリアになるのになっていう希望を持っていたりお互いがないものをねだっているみたいな状況ってあるんだなーなんて客観的に今日見ていて思いました
そうですねだからどっちが良くてどっちが良くないとかどっちが正しくてどっちが間違ってるってことは全くなくて最終的にはその人が幸せで楽しく人生を面白く過ごせればそれは最終的にそれがいいわけでなんか正解っていうのはないですしどれが正しいっていうのもないんだなっていうのはありますね
質問の受付
そうですねこのアスクミエニシングのコーナーでは皆さんからの質問を募集しています今回のように様々なお仕事やご経験をされている方にご相談いただけるとねレイさん私たちも嬉しいですよね
まさしくそうですはい番組の詳細欄にあるリンクまた xq twitter からも質問を受け付けています皆さんからのご質問をお待ちしております世界のクリエイティブ思考お相手はリーノートと竹村ゆきこでした
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを創業以来大事にし続けています
これから来る web 3オープンソース時代を見据えたテクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています
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