これまで、ブランドを再生する上で一番大変だったことは何ですか?
チーフブランドオフィサーの仕事は、とても大変です。
クリエイティブに関するすべての結果に責任を持つことになりますから、
ウェブサイトやインスタグラムなどを通じて、ブランドを再生することが大切だと思います。
チーフブランドオフィサーの仕事は、とても大変です。
クリエイティブに関するすべての結果に責任を持つことになりますから、
ウェブサイト、ニュースレター、SNSの投稿など、全部に目を通し、多くの会議に出席しなくてはなりません。
ブランドのビジョンを決めるのは楽しい仕事ですが、実際にそれを日々実行していくとなると話は別です。
おきには、写真撮影さえも辛く感じることがあります。
自分の決めたことが売上に直結しますから、責任は重大です。
しかも、ブランドを再生させるときは、みんな口では変わりたい、変わりたいと言いますが、本音では変わりたくない、今までと違うことはやりたくない、そう思っていることが多いので、毎日が挑戦です。
ここまでお送りしてきました、レイナモトの世界のクリエイティブ思考。
今回は、アナ・アンジェリックさんに次世代ブランドの文化戦略とはいついてお話を伺いました。
彼女が書いているニュースデータに、New Rules of Brand Marketing、これからのブランドマーケティングの新しい法則という記事があるんですね。
その中に、特にそのブランドマーケティングのこれからのシフトということを12項、彼女が挙げているんですが、今回の話にもつながることをいくつか取り上げて紹介したいと思います。
キーポイントは、プロダクトから世界観へのシフト。
2つ目に有名人から有名プロダクトへのシフト。
そして3つ目にブランド戦略から文化戦略へのシフト。
この3つのシフトが今回お聞きいただいたアナさんとのお話の中につながりますし、
あと特にそのマーケティングだったりとかブランディングをやっている方にとてもヒントになる内容なのではないかなと思いました。
まずこの1つ目のプロダクトから世界観へということなんですが、これは前回のエピソードでも話していたので、もしまだ聞かれていなかったらぜひ聞いていただきたいんですが、
そのプロダクトを作っているだけではなくて、そのプロダクトをいくつかまとめてキューレーションをしてスタイリングをしてその世界観を作るっていうのが今後どんどん大事になっていくんだっていうことを、
特にファッションの業界を見るとそのところがすごく著しく現れているので非常に参考になると思います。
やっぱりその文化、カルチャーっていうのが今すごくフラットになっている社会だと思うんですね。
というのもここ20年、25年ぐらいインターネット、そしてモバイルが出てきて、そしてソーシャルメディアがもう四六時中ずっと世の中の人々をホリコリにしていると文化っていうものがすごく平らになってくると思うんですね。
というのは以前は例えば有名人だったりとか、例えばテレビっていうマスメディアがある意味文化を作っていて、そしてある意味支配していたので、テレビとかそういうマスメディアにとらわれる文化っていうのが一般の人たちが一般的に認識していたっていう共通言語になっていたと思うんです。
それが民主化されたことによってハイブランドっていう立ち位置とストリートブランドだったりとかそのハイブランドではないものの距離っていうのがすごく短くなってきたというのがここ20年に起こった現象なんですね。
具体的な例で言うとこれは結構もう古い例だとは思うんですが、例えばグラフィティ、落書きと言われているものが以前はそのマスメディアの時はそれっていうのはハイブランドではなくてストリートカルチャーだったりとかその一般的に話題にならないところでのすごくニッチなものだったものがソーシャルメディアとかによってそういうニッチなものでも一般的に認識されたりとかそこそこのスケールで人気に出るものが出てきた。
そうするとやっぱりそのハイブランドというところもそういうものは無視できない状況になって、そういうストリートなものだったりとかニッチなものを取り上げてそのハイブランドと掛け合わせることによって新しい価値を生む。
なのでその一つ一つのプロダクトだけではなくてその全体的な世界観をいろんなものをミックスして新しいものにしていく。そして新しい価値をつけていくっていうのがここ20年ぐらいの社会のあり方、そして企業のあり方、ブランドのあり方、そして文化の作られ方がそんなところにあるんではないかなと思います。
もともとはそのプロダクトからできていた文脈っていうのも逆にその世界観というものを作って、そしてそこからプロダクトに落としていく。そしていろんなプロダクトを混ぜ合わせることによって新しい価値を作っていく。これがアナさんが言っていたプロダクトから世界観へというシフト。
二つ目に有名人から有名プロダクトへのシフトということになるんですが、これもやっぱり最近特にここ5年から7、8年の流れだと思うんですが、ソーシャルメディアの中でも特にTikTokに代表されるショート動画が世の中に与えた影響、そして企業、ブランドに与えた影響っていうのはすごく大きいと思うんですね。