1. レイ・イナモト「世界のクリエイティブ思考」
  2. #100 岐阜大学コラボイベント ..
2024-11-12 35:16

#100 岐阜大学コラボイベント 〜これからの時代に必要になる力とは?〜

spotify apple_podcasts

第100回は岐阜大学で開催したコラボイベント「世界に翼を広げたら」のもようをお届けします。このイベントでは、岐阜大学の吉田学長をはじめ、脳科学者の茂木健一郎さん、インドで企業の海外進出をサポートしている繁田奈歩さん、レイ・イナモト、竹村由紀子が「これからの時代に必要になる力とは?」について議論しました。イベント参加者からの「失敗が怖くて一歩踏み出せない」との悩みに対し、登壇者がしたアドバイスとは?クリエイティブ思考を武器に21世紀を生き抜くヒントを紹介します。


◆岐阜大学 GU-GLOCALシンポジウム2024 「世界に翼を広げたら」アーカイブ視聴

Session1 平均年齢28歳!若者大国インド

Session2 海外で輝くためのマインドセット


◆岐阜大学

https://www.gifu-u.ac.jp/


◆茂木健一郎さん

X


◆繁田奈歩さん

X


◆レイ・イナモト SNSアカウント

https://twitter.com/reiinamoto

https://www.instagram.com/reiinamoto_jp/


◆竹村由紀子

X


◆お便りやご感想はこちらまで!

https://airtable.com/shra6I39HB89bCR2U


See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

サマリー

岐阜大学とのコラボイベントでは、少子高齢化が進む日本における海外進出の重要性や、若者が国際的な経験を積む意義が語られています。吉田学長や農科学者の模木健一郎が登壇し、日本人が果たすべき役割や経済発展について考察しています。また、異文化交流の重要性や失敗に対する恐れを克服する意義も論じられています。参加者は思春期の脳の変化や自己肯定感の高さが個人の成長に与える影響について見解を共有しています。 さらに、専門を選ぶことに不安を感じる大学生が、自らの経験や将来の目標について語っています。専門性を持たないことのメリットや、異なる分野を融合させる重要性についても意見が交わされ、大学生活での探求の大切さが強調されています。21世紀を生き抜くために必要な力として、行動力と書く力が取り上げられています。

岐阜大学とのコラボイベント
This is ReinaMoro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is ReinaMoro. 皆さんこんにちは。
ニューヨークと東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファーム I&CO 共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回も前回に引き続き、岐阜大学とのスペシャルコラボバージョンです。
今日も番組を一緒にお届けするのは、この番組のプロデューサー、竹村幸子さんです。 竹村さんよろしくお願いします。
はい、レイさんよろしくお願いします。
今回も私たちがこの夏、岐阜大学で参加したイベント、世界に翼を広げたらの模様をお届けします。
このイベントには、岐阜大学の吉田学長をはじめ、農科学者の模木健一郎さん、インドで企業の海外進出をサポートしているしげたなほさんが登壇され、
私たちも一緒に海外に出ることの重要性についてお話をさせていただきました。
はい、今回のテーマは、これからの時代に必要になる力とは。では早速お聞きください。
So, let's get started.
日本の人口問題と海外進出
ではまず、吉田学長の方から、今なぜ日本人は世界に出ていかなければいけないのかというところを説明していただきたいなというふうに思うんですが。
皆さん、我が国は少子高齢化、どんどん働く人口が減っているのをご存知のとおりでございます。
昭和の時代というのは、右肩上がりでどんどん人口も増えていって、そして新しい技術、新しいもの、どんどん出てきた。
よく考えれば、その時代ってスタートアップってみんなやってたんですよね。
トヨタだって、マツダだって、いろんなソニーにしても、あの時代にどんどんできていったから、すべてが右肩上がりになっていた。
で、国の力っていうのは、GDPっていう言葉で表せるのを知ってると思いますけど、一人当たりどれだけ生産力があるかという数値を見てみると、アメリカずっと右肩上がりですよ。
ご存知のとおり、ドイツやイギリスっていうのが日本を追い抜いていった。
こういう現実があることを、我々はよく知っておかなくちゃいけない。
そしたらどうしたらいいのかっていうのを、我々は考えなくちゃいけない。
吉田学長、今、日本の人口というのは、80歳以上が10人に1人という、超高齢化社会に突入しているわけで、高齢者が多くなってしまうと、どうしても市場規模が小さくなってしまう。
国内のマーケットがどうしても小さくなってしまうということがあるので、今後、より一層日本人が海外に出ていくということは、やっぱりすごく重要になりますよね。
国の力であるとか、生産力であるとか、論文を書く力、科学をする力っていうのは、よくよく調べてみると、海外との交流、そのデータにもパラレルであるということが示されているんです。
国際的な経験の重要性
そういう観点で見ると、今、我々はとにかく海外へ日本人を優秀な人を送って、帰ってきてもらうことを将来思いつつ、若者を育っていきたい。
将来、お金持ちになりたい人とかっています?
お金持ちになりたいっていう人、結構手を挙げてますね。
お金持ちになりたいと思ったら、やっぱり稼ぐしかないわけですよ。
で、稼ぐために一番いいのは、経済が発展しているところ。
今、一番発展しているところに一緒に相乗りしちゃう。これが一番早いんですよね。
実は、2006年から今の会社をずっとやってるんですけども、過去何回かインドブームっていうのが来たんですよね。
インドって言うと、よくわからないとか不思議な国だって言われるんですけど、実は日本のいわゆる大企業さん、大手の会社さんにとっても実は結構そうなんですよね。
なかなか進出したい、だけどどうしたらいいかわからないっていうので、過去何度かなんとなくインドブームやっぱりやめた。
インドブームやっぱりやめたっていうのが結構何回か来てるんですよ。
ただ、昨年人口が世界一になった。そのあたりから一気にまたインドに対して注目度っていうのは増えてきてるというのもやっぱりありますし。
実はインドの人たちからすると、日本が成功したのはこのたかだか100年じゃないかと。
たかだか100年。だいぶ長いですけど、100年。
彼らからすると時間の間隔は悠久の概念があるので、やっぱり2000年とかそれぐらいなんですよね。
そうすると100年以上前っていうのは、世界のGDPの3分の2っていうのは中国とインドだったんですよね。
中国とインドは世界のGDPの3分の2。そこから残り100年ぐらいで日本がギューっと伸びていって、今世界4位ぐらいになってきていて。
ただインドのGDPがここから先日本を抜きますという話になるんですけど、彼らからするとそんなの100年ぐらい日本頑張ってるけど、我々の時代にもう一回戻ってくるだけだっていうそういう発想なんですよ。
というのもあって、インドってもともと発展途上国で貧しいっていう印象がもしかしたらすごく強いのかもしれないんですけど、実はそうでもないですし、逆に例えば首都のデリーだったりとか、
ボーキーのやっているムンバイであったりとか、そういったところになってくると、今例えばムンバイ、これインドの経済都市、最大の経済都市で2000万人ぐらい、2500万人かな人口いるんですけど、
そこの一等値、そこそこいいエリア、ここでお店をやります。
例えばレストランやりたいですっていう風になってきた時に、ここの土地の価格って一体どれぐらいのレンジかってイメージできます?
選択肢1、名古屋と同じぐらい。選択肢2、岐阜駅前と同じぐらい。選択肢3、東京の六本木と同じぐらい。
一番だと思う人、名古屋と同じぐらいだと思う人。
結構上がってますね。
じゃあ岐阜と同じぐらい。
ちょっと少ないかなっていう感じですかね。
じゃあ六本木。
一番多いですね。六本木と同じぐらいと思っている方が多い。
まさに本当に今、六本木と同じぐらいの価格なんですよ。
例えば、新興国って一人当たりGDPが3000ドルを超えると急激に発展するって言われるんですよ。
ただ今、インドの全体の平均の一人当たりGDPって2000ドルなんですね。
まだ3000ドルいってない。
なんですけど、デリーだけ、それからムンバイだけ、この都市だけ見ると一人当たりGDPってもう6000ドル超えてるんですよね。
なるほど。
というふうになってくると、なんとなく平均的に見てても仕方がないっていうところもあって、あるんですけど、やっぱり伸びは成長というのが来てるんですよね。
ここから先に全体がくっついてきてくれるんじゃないかっていうところはあるんですけども、やっぱりこうやって伸びてるところに一緒になって身を置いていくっていうのは、
一番もしかすると大事なことなんじゃないかなとは思います。
そうですね。僕は行ったり来たりする人になろうよってことだと僕は思ってます。
本気で学んできてほしいんで、君たちがインドでもマレーシアでも何か優れたところあるわけだから、
本気で学んでできれば、学長そういうことですよね。戻ってきてこの国を良くしようよ。レイさんそうですよね。だってこの国を良くしたいですよね。
その気持ちが年を重ねるたびに自分の国を良くしたいなっていうのはすごく強く思うんですね。
僕一人でそれはできるとは思わないんですけども、結構大企業なところとお付き合いをしていて、それのグローバル展開を支援してるんですが、
そういうことによって、一人だけではできないけれども、そういうところで仕事をすることによって徐々に日本に対して、そして岐阜県に対して、
平田上に対して、清水沼に対して間接的な貢献ができるかなと思います。
ではここでそろそろQ&Aセッションに移っていきたいと思います。
今お話を聞いて、会場の皆さんの中で何か今日の内容で質問したいことがある人、ちょっと手を挙げていただけないでしょうか。
こんにちは。私、加納高校の海外研修を担当しております。
今日、実は高校生40人連れてきてます。先生方から見た海外に若いうちに行ったら、ぜひこれは見てほしいとか、
こういう経験をしてほしいとか、これを学んでほしいっていうのをちょっと伝えていただけるとありがたいなと思ってお願いします。
僕の場合は海外に出たことで、意外と通用するなっていうのもわかったんですね。
やっぱり外にいることで、見えてくるんだよね。そうなんです。
やっぱり出ることによって、そういうモチベーションになったりとか、自分の動機になったりとか、きっかけになって、
私も本当に若いときにしたらいいと思うのは、いろんな人がいるので、自分が今正しいと思っていること、それはもちろん正しいこともあるんだけど、
ひょっとしたら恥ずかしいなと思うことが、向こうでは普通に言ってなんちゅうことないんですよね。
だからそういうふうに、いろんな自分の意見をどんどんどんどん言えるようになってくるし、それがやっぱり海外って身につけられる良い点じゃないかなと。
それから必ず向こうは、もうみんなこれこれについてっていう話になったときに、日本は自分が当てられるまで待ってるじゃないですか。
当たるな、当たるな、はいって言われる、待ってるじゃないですか。向こうはみんなはーいって出てあげるんですね。
だからそういう文化っていうのにはやっぱり馴染んでほしいな、親しんでほしいな。
そうすることにいろいろディベートの力であるとか、そういうことが身についていくんじゃないかなというふうに思います。
ぜひ若いうちに行くほうが、その技術を身につくんじゃないかなと思います。
やっぱり人と人との触れ合いっていうところなんじゃないかなと思うんですよね。
今やっぱり海外出た方がいいよとかっていう話があったりするんですけど、それって必ずしも海外で一生働くって話じゃないんですよね。
例えば今どんどん日本で少子化で人が足りなくなってっていうふうになってくると、
例えばギフトカーでもコンビニの店員さんで、ネパールの方だったりとか海外の方って増えてきてるじゃないですか。
ここから先により多くの人たちっていうのが、やっぱり日本に在住してたりとか、
あと皆さんが社会に出るときには必ずしも日本人だけのグループじゃなくて、
異文化交流の重要性
マレーシアの人、インドの人、中国の人、アメリカの人、いろんな人たちと一緒に働いていくっていう可能性って、
どんどんどんどん高くなっていくと思うんですよね。
そこで初めて年を取ってから初めて、この人たちと英語で喋るんだとかっていうふうに思うよりも、
若い頃にいろんなタイプの人たちとハローとかってやっていると、やっぱりもっと楽に考えていけるようになると思うんですよ。
そういった意味では、いろんな人たちと触れ合うこと、これは必ずしも大学の人たちだけじゃなくて、
いろんなタイプの人たち、お金を持ってる人たちもいれば、お店の人たちもいれば、
いろんな方々いらっしゃると思うんですけど、積極的にいろんな人たちと話をしてみるといいんじゃないかなと思います。
私は高校1年のときにカナダ、バンクーバーに1ヶ月行ってたんですよ。
これ赤毛のアンっていう小説に憧れて、バカだからプリンセイドワード島とバンクーバーが真逆だってことにあんまり考えをいただらずに行って、
でも人生変わったですね。今TEDという会議で毎年バンクーバーに行くようになって、
自分が通ったコミュニティカレッジ、英語を学んだところに行くとすごく胸がザワザワするんだけど、
でも最近思うのは、カナダ、バンクーバーだったから人生変わったんじゃないんだよね。きっとどこでも同じだったと思うんだよね。
だからインドでもマレーシアでもどこでも、とにかく自分の生まれ育った文化と違うところに行くと、何か人生変わるんだよ。
しかも俺1ヶ月いる間恋愛も何もなかったからな。
普通高校生ぐらいだったらどっか外国行くっていう素敵な出会いがいいんじゃないかとか思ったりするだろうお前ら。
ねえよそんなの。あるかもしれないけど。でもなくても十分人生変わるというか。
でね、拙者は実は脳科学を研究してるものでござるような。
あの、ティーネイジャーの頃に行くことの意味っていうのは、あの頃って脳が前頭脳を中心に子供の脳から大人の脳につなぎ変わってるから、
君たち苦しかったろ?思春期。中学校から高校になる時って苦しいこともあったろ?ザワザワして。
当たり前だよ。だって脳が切り替わってんだから。
町で言うと幼虫がさなぎになって成虫になる。そのさなぎのところだよ君たち。全員さなぎなんだよ。苦しいに決まってんじゃん。時には。
そこで外国に行く意味は大きいよね。だから別に何歳になっても人間の脳って学べるんだけど、
思春期って本当につなぎ変わってるから、これも脳科学のエビデンスで見えてるわけよ。
失敗との向き合い方
帰るわ、つなぎ変わってるわ、みたいな。君たち今つなぎ変わってる真っ最中なんで、ぜひ行ってくれよ。
チャンスを無駄にしたくないっていう気持ちは分かっちゃって、プレッシャーとかでなかなかとりあえずやってみる。
大事なんだけど、なかなか踏み出せないプレッシャーとかを感じちゃって、そういうことを感じるんですけど。
質問ありがとうございます。
あのですね、インドの会社の方に大体常時一人から二人、大学生のインターンの子とか受け入れたりとかしてるんですけど、
彼女とか彼らの話でもそうなんですけども、日本にいる子たちって、皆さんもそうだと思うんですけど、
その1、失敗しちゃいけないと思ってる。
おい、失敗しちゃいけないと思ってるだろ。
失敗怖い人。
ほとんど手挙がりましたね。
全員挙げてますね。
ちなみに、失敗したと思うじゃないですか。
誰もね、その失敗1ヶ月後を覚えてないんですよ。
じゃあ、例えば私が失敗しました。
でも、模木先生が1ヶ月後、あんな失敗しやがったって覚えてるかって言うと、
言われたら覚えてるかもしれないんですけど、そこまで気に留めます。
確かに忘れてることも多いよね。
やっぱり失敗しちゃいけないんじゃないかとか、あと失敗したらもう二度と立ち上がれないんじゃないかとか、
失敗ってものに対してすごく恐怖心があるっていうのは一つあるのかなと。
なるほど。これ、岐阜大学そこら辺は失敗させるっていうのは?
人生一回しかないんだから、こういうふうな形で。
いいか悪いか、それ後になってみないと分かんないけど、
やっぱり失敗を恐れると自分だけの世界になっちゃうので、どんどん突き進むっていうのはいいから。
しげたさんはなんで失敗を恐れない人になれたんですか?
そこ聞きたいですね。若い時からですか?
違います。別に失敗を恐れてないわけじゃないんですよ。それはもう、もちろん失敗したくないですよ。
失敗すると後でリカバリするのがもちろん大変だったりとか、思ったことと全然違うことが起きてしまったりとかっていうのはあるので、
極力失敗はしたくないんですけども、失敗しても人間残念ながら死なないんですよ。
なのでちょっとぐらい想定と違うことが起きるだけなんですよね。正直言うと。
もちろんプレッシャー感じたりとかすることもやっぱりありますし、嫌だなって思うこともあります。
時として面倒くさいからやめたっていうことももちろんあるし、逆に言うとプレッシャーをずっと感じ続けなければいいんだと思うんですよ。
プレッシャーを受けるって実は悪いことってみんな思ってると思うんですけど、ある程度のプレッシャーって自分が成長するためには必要だと思うんですよね。
なのでそのプレッシャーというものがダメなものっていうふうに考えるんじゃなくて、
いいプレッシャーだったらいいんじゃないのっていうふうにやっぱり考え方を変えてあげることとかっていうのは一個大事なのかなと。
あと自己肯定感って話なんですけど、やっぱり日本人って真面目すぎるんですよ。
そうですね。まず英語、実はインドに今14億人ぐらい人口いるんですけども、その中で英語をしゃべれる人たちっていうのは実は1億人いかないぐらいというふうに言われてます。
ただ色々インドの人に聞くと英語できますって回答する方いらっしゃるんですけど、じゃあどのレベルで英語ができるか。
これもまた一つ問題になるんですね。例えば自分の名前を英語で言えますとか、右左を英語で言えます。
このレベルって日本的に言うと英語話せるっていうところに入りますかね。
入ると思う人。入らないと思う人。ほとんど入りませんね。
それができたらみんなできることになっちゃいますもんね。
非常に自己肯定感が高い人たちでございまして、そういう意味では自分の名前を言えてちょっとした日常会話ができれば英語できるっていうふうに言っちゃう方とかも結構多いんですね。
だいぶ自信満々じゃないですかそれは。
自信満々ですね。
どうなんですか。名前喋ってるだけで英語できてるとか言ってるインド人って、自分英語喋れてないっていうことに直面してないとやっぱり成長はしないよねその後ね。
ちなみに名前を喋って俺は英語が喋ると言ったのはうちの運転手です。困ってます。
君はちなみにどんなバッターボックスに立ちたいの。何をしたい。宣言しちゃおうぜ今。
僕は英語教育の中で根拠がない自信を持って名前しか話せなくても英語を話せるんだっていうぐらい自信を持って話せるような英語教育ができればなっていうふうに思ってます。
できればいいじゃなくてやるんだよね。
やります。
やったー。
基本ってパーフェクション、完璧さを求めすぎだと思うんですよ。そうするとちょっとしたことでもこれできてないからちょっとダメなんじゃないかとかあれできてないからあんまり自慢しちゃいけないんじゃないかとかっていうようなところが出てくると思うんですけど
インド人たちって実は全然逆でパーフェクトなんてなかなかできないんだからとりあえずやってみればいいじゃんってそういう発想って非常に大きいんですよね。
だからどうせできないんだよ。だからやってみりゃいいんだよ。
お前だって俺は大谷翔平だとか言って大リーグのオールスター今言ったらお前ホームラン打てないだろあのスリーランみたいなの。
でもさ自信を、根拠を大事に持つってことは俺は大谷翔平だって言ってあそこのボックスに立っちゃうことなんだよ。
でもできないじゃん。そこまではワンセットだよ。
やってみりゃいいと思うんだよね。しけたさんも言ってたけどインド人で名前しか喋れないのに英語喋れるって言ってる人って結局通じてないんで失敗してるんですよ。
できないんだからじゃあちょっともう一回やってみようとかやり方変えてみようと言ってやるのが大事なこと。
やっぱりやってみればなんとかなるって確かにおっしゃる通りだと思います。
大体その英語ができないから英語ができないからっていうのが先進的なバリアになるんですね。
自己肯定感と挑戦
でもベストセラーの書籍の9割が実は小学校4年生5年生レベルの2万語ぐらいで書かれてるんです。
つまり小学校4年生の英語さえ習得できれば9割のことはできるっていうことなので意外とハードルが思ってる以上低いと思います。
我々の世界では安全基地っていうことを言うわけだよセキュアベースって言って子供は全てセキュアベース安全基地持っててだからチャレンジするんだけどさ。
それは別の言い方すると根拠ない自信ってことなんだよね。
子供って何でもやってみるじゃない。きもたが子供のときはおそらく何でもやってみてたと思うわけ。
伝え歩きするとき今日は調子悪いから明日にしようとは思わないじゃない。
何で大人になるとしなくなっちゃうのかというとどこかで学習しちゃうんだよね。それは社会の文化の問題だと思うんだけど。
でも俺みたいに全然学習してない人もいるわけ。
だから日本文化全体がそうだっていうよりもやっぱり君の人生の今までの履歴。
そういう質問してくれたってことは君それが課題だと感じてるわけだから自分のイナーチャイルドっていうか子供のときに何でも自信を持ってチャレンジしていたその時のことを上手に思い出してほしいんだよね。
大学1年生で今地域科学部なんですけれども私は本当に気が多すぎる人間で小学生の頃から本当にやりたいことにとにかく挑戦するっていうのがモットーでやってきたんですけど
いざ大学に来たときにもうすぐ2年生とかから専門性の高い教育に移っていくんですね。
学生の不安と挑戦
で全然絞れなくって結局どうやって皆さん多分専門がそれぞれあったりとかすると思うんですけど
私はどうやってその専門を選んでいけばいいのかっていうのが今すごく不安でっていうのとあともう一つあって
私はどうしても将来的にやりたいのが食品ロスの解決なんですけど高校生の頃に部活動で無料塾を立ち上げて
そこで子供食堂と食品ロスっていうものと食育っていうものを組み合わせればそれが食品ロスの解決につながるんじゃないかと思って
一度試してやってみたんですけど高校生だからっていうのもあって資金も乏しくてうまくいかなくって
でも大学生とか将来的にやってみたいなって思うんですけどそれを大学生のうちに始めるべきなのか
先ほど多分その大学生の頃に挑戦するのがいいっていう話もあったと思うんですけど
どう動けばいいかがよくわからなくて今
もう大丈夫ですよねこの方もう大丈夫ですよ心配すること全くないと思いますよ素晴らしい
いやもう完成してるってか即戦力じゃん
もう大丈夫ですよ素晴らしいね
何年生?一年生です
企業部ってあるの知ってる?
はい聞いたことあります
まさにそこに入っていろいろ勉強してみたらいいと思う
社会の課題であったりとかあるいはいろんな新しいシーズであったり
そういうものをどうやったらビジネスに使えるかとかそういう勉強みんなでやってて
実はうちの企業部って全国で優勝したりとかしてるんですよ
今調査壁君ってそれこそフォーブスの世界の30人の中に乗ってる人もいるんですけど
そういうのがどんどん出てるのでぜひ1回そこに行ってみて
いろいろ皆さんとディスカッションしてみたらどうかな
分かりました
専門性の再考
あと絞れないっていうのも僕は全然いいことだと思っていて
僕が大学行った時に一応美術学部には行ったんですけども
美術学部の中でもやっぱり絵画とか版画彫刻工業デザインとか
いろいろこう専門グラフィデザインとかいろいろあるんですね
基本選ばなきゃいけないんですよ
僕選べなくて先生と相談してちょっと選べません
でちょっと混ぜるのが好きなんですって言ったら
じゃあ自分でちょっとやりたいことを決めて
やりたいことというかやりたいものを作って
最終的には美術学部のミックスメディアっていう
もうその混ざったメディアっていうので学位をもらってるんですね
でプラス美術だけじゃないかもしれないなと思って
コンピュータサイエンスも興味があってやったので
別にその専門性がないっていうことが悪いことって
思わなくても全然いいと思いますよ
しげたさんもしげたさんみたいな行動力があると
やりたいことが多すぎてあっちもこっちもって
なるんじゃないかななんて勝手に想像するんですが
すごい気になってました
そういうご経験されたことってありますか
今でも悩んでます
でもやっぱり我々時間って有限じゃないですか
で結局今興味があるものって今やっておかないと
その次っていつできるかわかんない
っていうところがあると思うので
なんかこれ面白そうだなと思ったら
まず一遍やってみればいいと思うんですよね
特に大学って一応4年と言われてますけど
4年で卒業しなくてもいいと思うんですよ
ちょっとご両親がそんなのダメだとか
っていうかもしれないですけど
特にそれは留学したいなら留学した方がいいって言われましたし
今年の夏もとりあえずカナダに行きたいなと思って
カナダに留学する予定でいます
いいと思いますよ
それで最近ギャップイヤーとか
そういういろんな仕組みとかっていうのが
やっぱり世の中に出てきてたりとかするので
せっかくなんで若いうちにやりたいことは
全部一遍やってみたらいいと思います
今皆さん若いじゃないですか
本当に自分は将来これやりたいんだとかって
もう明確に見えてる人ってどれぐらいいます
見えてる人
一人いました今
二人いましたね
三人いました
全員女性でした
俺が確認した限り
でもやっぱりほとんどみんな決まってないわけじゃないですか
もしかするとあれもやりたいかもしれない
これもやりたいかもしれないっていう人もいれば
逆に何やりたいかわかんない
でも逆に何やりたいかわかんない場合って
やりたくないことを全部消していくと
最終的にこの辺かなっていうのが
多分見えてくると思うんですけど
仮にそれがあったとしても
じゃあ10年後20年後
今と全く同じようなことって
今考えてることと全く同じようなことっていうのが
継続できるかっていうと
なかなかそうでもないと思うんですよね
なので変な話
考えすぎてもいけないんじゃないかなっていう
あとごめんなさい
ちょっといろんなことを思いつくんですけど
世の中で日本でそして世界でかつ
コツの一つが専門性を持たないってことなんですね
どういうことかというと
僕一番最初デザイナーとして
社会人になって
9割トップ10%ぐらいには入ってるなっていう
自負はあったんですね
でも周り見ると
僕なんかにもすごいデザイナーっていうのがたくさんいて
いやこいつらには勝てない
どんだけ徹夜してやっても勝てないっていうのがあって
そこに勝つというかそっからはみ出るのも大事で
僕はデザインだけで勝負したら負けると思ったんで
デザインにコンピューターサイエンスをかけ合わせたんですね
そうするとそいつらと勝負しなくていいんですよ
僕が稀な存在になって他と違って
ちょっと賞もらったりとか認められたりできたので
混ぜるっていうのは全然僕悪い子じゃないです
もちろん専門性があって
そこで極めるっていうのも全然それはありだと思うんですけど
近道はそれじゃなくて混ぜるっていう
今のお話聞いて学長どう思いますか
混ぜること一つの能力だけじゃなくて
複数の興味を走らせてそれを融合して
仕事に結びつけていくっていう考え方ってどう思いますか
極めてその通りだと思いまして
必ずしもこれ一つに絞る必要がある
例えば竹村さん見てごらん物理ですよ
専門物理ですよ
そうなんです私大学で物理勉強しまして
全然今違うことやる
物理?
そうなんですよ
何やったの
私は銀河の形の携帯分類をするソフトウェアをJavaで開発する
マジかよ
全然関係ないことをしてます
という具合にその時点で専門
あたりは精一杯やる必要があるけど
その積み重ねでまた次の目的あるいは次の目標が出てくるので
だからあまりこだわる必要ないし
融合っていうのは仕切りに言われているのは
いろんな分野を勉強していることでまた新しい分野が出てくるので
だからそういう観点もあるので
専門性を持たないっていうのも一つの考え方でもあるし
自分の一つ強いものを持っていて
それからプラスアルファしていくっていう考え方もあるし
それはいろいろだと思うので
ぜひ皆さんそれこそカナダ行っていろんな人と話をして
楽しむ大学生活
ディスカッションして海外の人の考え方であるとか
そういうのをコンバインしてまたこれを持って帰って
日本のみんなと話をしてみたらいいと思います
友達のグループでそういう話しますか
あまりそういうふうな話をしたことがなくて
今までは高校の部活動が私ボランティア部で
いろんな活動をしてたので
そこで話し合ったりとかできたんですけど
今も大学生になって
そういうNPO法人に所属してるわけでもないですし
今どうしようかなってちょうど迷ってたころでした
迷ったときって右か左かってどうしようかというときには迷ったら
必ずその迷う方をやりなさいというのが僕のいつも考え方
それから来たときにいろんなチャンスが来たときに
それに乗りなさいというのは来たバスに乗りなさいということ
それからまた新しい道との遭遇なりセレンディビティというのが生まれてくるので
あんまり深く考えてもいいかもわからんぞ
心配することないです
全然ない感じがしますね
出会いで人生が変わることもありますし
影響されることとかもあるかななんて思いますし
まさに人生楽しんでるって感じですよね
本当ですね
大人たちが楽しそうにしてることが大事なんだ
岐阜大学は大事だと思うんだけど
大学の学生に大学の先生ってどうとか
将来大学の先生になりたいとか言うと
楽しそうじゃないからならないってやつが意外と多くて
だから学長楽しそうじゃないですか
楽しいですとも
楽しそう
楽しそうにしてるのが大事なんだよ
めっちゃ楽しいんだけどみたいな
楽しそうじゃなくて楽しいんですよ
楽しいんだけどデザイナー楽しいですよね
楽しいですよ だからもう30年近くやってますよ
インドで起業してるの楽しいですよね
めちゃくちゃ楽しいですよね
そしたらあれやろうかなって思うじゃない
そしたらみんな憧れるもん
憧れるってかさ
そこなんだよ
ちょっと一つ思うことがあるんですけど
私インドから飛行機で帰ってきます
日本の空港に着いた瞬間何思うかって言うと
めちゃくちゃ暗いんですよ
めちゃくちゃ静かなんですよ
みんな笑ってる人がいないんですよ
みんな脳面みたいな顔して
ひゅーっと動いてくるんですけど
何が何だかよくわかんないんですよね
逆に例えば皆さん学校生活とか送ってて
一日何回ぐらい笑ってます
っていうところだと思うんですよ
やっぱりそれって
岐阜大学とのコラボイベント
先生が楽しいとか大人が楽しいっていうところもそうなんですけど
やっぱりみんながやってることやってることで
やっぱり笑えるって
楽しいから笑えるんであって
やっぱりそういったところをちょっとずつでも
周りに影響させていくと
どんどんどんどんいい雰囲気になるんじゃないかなと思ったりもします
本当にそうですね
さてここまでお送りしてきました
レイナモトの世界のクリエイティブ思考
今回は岐阜大学とのスペシャルコラボバージョンの後編をお送りしました
レイさん今回のテーマは
これからの時代に必要となる力とは
力とはということだったんですが
レイさんズバリ何が必要になりますか
行動力
行動力だと思うんですよね
それがまず一つ
二つ目に書く力
どうしてかっていうと
物を書いたりとか絵を書いたりとか
何かを音楽を作るとか
自分でやっていくことによって
どこが難しいか
なぜ使えるのかとか
そういうことが見えるように分かるようになっていくんですね
だから筋肉つける
頭の筋肉をつける作業なんですよ
そうすると筋肉をつけることによって
スポーツで例えると
筋肉がないと瞬発力がないとか
そういうところにつながってくると思うんですけども
書くことによって頭の筋肉が鍛えられて
何かを見た時に
これはここが抜けてるなとか
分かるようになってくるんですね
自分で作ることによって
それって客観的に文章を読んで
もちろん文章を読むのもそれは大事なんですけども
それをたくさん読むことによって
いろんな知識も身につくし
全然無駄なことではないし
十分やる必要あるんですけども
さらに自分で書いたりとか作ることによって
自分のセンスが磨かれて
それがこれがいいものこれが良くないものっていう風に
見極める力につながっていくっていう
そういうことです
21世紀を生き抜くヒントは
行動力と書く力ですね
次回はマインドシフト
発想の転換をお届けします
ビジネスシーンで実際に
クリエイティブ思考を使って問題を解決した
ASICSの実例を具体的にご紹介しますので
どうぞお楽しみに
世界のクリエイティブ思考
お相手はレイナモトと
武村幸子でした
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込む
ファーストペンギンスピリットを
創業以来大事にし続けています
これからくるWEB3
オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す
仲間を募集しています
番組詳細欄にあるリンクより
ぜひご覧ください
デジタルガレージ
35:16

コメント

スクロール