This is Reina Moro's Podcast
世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is Reina Moro
みなさんこんにちは、ニューヨークと東京、シンガポールを拠点にする
グローバルイノベーションファーム、I&CO、共同創業パートナーのレイ・イナモトです。
目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は
日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回も前回に引き続き、Ask Me Anything、年末特別バージョンです。
今日もこの番組のプロデューサー、竹芽野由加さんと一緒にお届けします。
レイさん、よろしくお願いします。
いやー、2024年も本当に残りわずかとなってきましたが、
この1年振り返ってみていかがでしたか?
なんか毎年思うことなんですけども、いやー今年の1年は早かったなっていう印象が
毎年それがどんどんどんどんスピードアップしていて
もう年末なんだっていうのがまず1つ最初の感想。
なるほど。
で、2つ目はなんか今年は今までになかった年だったなっていうのを
毎年ここ数年、それこそパンデミックに始まって
こんなことって世の中起きるんだっていうことだったりとか
あと2年ぐらい前に出たチャットGBT、あれ2022年の11月だったと思うんですけども
それの時に世界に与えた衝撃だったりとか
全然良くないことですけども、その戦争が起きちゃったりとか
それに加えて僕が住んでいるアメリカでの大統領選だったりとか
本当その大統領選も途中で大きな変化があったりとかで
本当に毎年毎月、今までにこれってなかったよねっていうことが
もう本当しょっちゅう起こる目まぐるしい1年でした。
いやもう衝撃的なことが相次いで起こるというのが
毎年起こるっていうのは本当にすごいことですよね。
本当にそうです。
この番組でもいろいろ新たな挑戦ができて良かったですね。
イベントももちろんそうですが
今年もたくさんの素敵な世界のトップランナーの人にお話が伺えて
また来年もいろいろやりたいななんて夢が膨らみますよね。
そうですねこの番組もちょうど2年ちょいやってきてはいるんですが
ゲストの方もどんどんどんどん豪華な方に参加していただいたりとか
あとその大学に行ったりとか
他の番組とのコラボもたくさんやらせていただいたりとか
プラス我々の番組と別の番組でリアルでイベントをやらせていただいて
新しい形でのリスナーの皆さんとの接し方ができるようになって
だんだん世界が広がっていて非常に嬉しいです。
前回はイベントで寄せられた質問の中から
自分の殻を破る方法をテーマにお送りしました。
そして今回は世界で存在感を示す方法についてお答えしていこうと思います。
では早速行きましょう。
まず最初のご質問はこちらです。
ニュースコネクトと世界のクリエイティブ思考のイベントで
日本人は0から1が苦手でも9から12が得意だという話が
とても印象に残りました。
9から12にすることができる人の特徴というのは何ですか?
こんな質問をいただきました。
イベントでは日本人は0から1のような新たな製品や
アイデアを生み出すことが苦手でも
他の国の人が生み出した製品を改良して良くしたり
アイデアに磨きをかけるのが得意だというお話がありましたが
実際にどんなことを意識していれば
既存の製品やアイデアに磨きをかけることができると
レイさんお考えですか?
共通点はいかにその職業柄だったりとか
作っているものを提供しているものの違いはあると思うんですけども
9から12ができる人っていうのが意識しているのは
いかに相手の期待を超えるかという方だと思うんですね。
例えばちょっと違う軸で言うと
レストランって食べ物っていうハードなところもあれば
サービスっていうソフトなところもあるじゃないですか。
それで例えばお寿司っていうものも同じものを
お寿司って結構形が決まったものなので
そこまでバリエーションは他のものに比べてないと思うんですけども
やっぱり同じ土俵の中でも他よりも期待を超えている
お客さんの期待を超えているものを提供しているお店が
伸びていって残っていくと思うんですよね。
確かに。
で人気が出ると思うんですよね。
いや確かにそうですね。
だからいかにその相手の期待を超えるかっていうところを
意識しているかっていうのが大事なんじゃないかなと思います。
いや嬉しい驚きがあったらまた行こうって思いますもんね。
お店だったらね。
やっぱりその期待を超えてきたからですよね。
この9から12が得意だっていうのは
日本人そして日本企業のある意味
追い上げというか得意な領域だと思うんですよね。
20世紀の日本の成長を見ていると
他から来た例えば車がそれがすごくいい代表例だと思うんですけども
車ってそもそも日本で発明されたものではなくて
アメリカで発明されたものが日本に
トヨタさんをはじめ本田さんだったりとか
いろんな企業がその技術を磨いて
そしてまたそれを世界に売り出していったんですけど
車じゃなくてもこれからの日本のあり方
日本人のあり方仕事のあり方で
すごく大事になるなと思うのが信頼だと思うんですね。
いかに信頼される商品製品を提供することができるか
いかに信頼されるサービスを提供することができるかっていうのが
これからの時代すごく今まで以上に大事になってくると思います。
というのも今こうやってインターネットとか
ソーシャルメディアとかモバイルでもう瞬時に作ったもの
世の中に出したものお客様に出したものの評判っていうのが
ある人がこれってもうダメだよねっていうふうに
なんかレビューサイトとか出しちゃって
何らかのきっかけでそれが炎上とかしちゃうと
もう一瞬で信頼が崩れちゃうわけじゃないですか。
その日本の社会日本の教育って
間接的にも直接的にもその人の信頼ってことをすごく
同調っていう言葉もあるとこは思うんですけども
それ以上に信頼っていうところがすごく重要視されている社会で
それって日本人のこれからの武器の一つになると思うんですね。
だからもちろんその既存の製品とか
アイディアのどうやって仕上げるかっていうところも大事だと思うんですけども
その先にどうやってそれが信頼につながるのかってことを
意識するのは一つの大事なポイントなんじゃないかなと
この質問をいただいて思いました。