2025-07-16 1:36:29

【Replay】映画『#ジャンゴ繋がれざる者 』が真に繋がれていないのは何なのか [Replay] In the Movie #DjangoUnchained, What Is It That’s Not Really Unchained?

Every single word that came out of Calvin Candie's mouth was nothing but horseshit, but he was right about one thing: I am that one nigger in ten thousand.

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映画談義ポッドキャストパーソナリティのまこです。今回は #ポケ沼 からオーマを迎えての収録。テーマは #ジャンゴ繋がれざる者 。豪華なキャストが集結し、#タランティーノ監督が描く唯一無二のドンパチ映画です。

でも「ただのドンパチ」じゃ終わらないのがタランティーノ流。映画愛に溢れた演出、そしてストーリーの随所に込められた強いメッセージ性。エンタメの皮をかぶりつつも、強さとは何か、人間とは、品性とは、生きるとは――あらゆる切り口から思索を誘う作品です。

#マカロニウエスタンに馴染みがなくても、西部劇らしさが全開のカメラワークやサブタイトル演出、重厚なストーリーと中だるみしないテンポ感。観客を一瞬たりとも飽きさせません。私にとっても間違いなく“殿堂入り”の一本です。

そして、時代が変わっても、差別や偏見は完全になくならないのが現実。現代に生きる私たちにこそ問いかけるものがある――そんな気持ちで、今日もこの映画を見返しています。

お相手はオーマと、私、Dmako。「Dは発音しねえ。」

#Djangounchain #Django #QuentinTarantino #ChristophWaitz #LeonardoDiCaprio #ジャンゴ #奴隷制度 #アメリカ南部 #賞金稼ぎ #差別 #Violence #バイアス

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ポッドキャスターまこ(@_macobana)が、メインチャンネル『ポケットに沼を』(#ポケ沼)で語り切れなかったあれこれを、一人語りのポッドキャスト番組『#よもやまこばなし』(#まこばな)にて展開し、ついに映画談義が専門チャンネルへ。語りたい映画は尽きません!エピソードは毎週または隔週で公開。

ご感想はぜひ #リルパル #ReelPal でツイートを!いただいたツイートは番組内で紹介することがあります。
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今後とも番組をよろしくお願いします。



Every single word that came out of Calvin Candie’s mouth was nothing but horseshit, but he was right about one thing: I am that one nigger in ten thousand.

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Welcome to my film discussion podcast—this is Mako, your host. This episode, I’m joined by Oma from #PokeNuma, and our topic is #DjangoUnchained. With an all-star cast and Quentin Tarantino at the helm, this is an explosive movie that’s so much more than just gunfights.

Because with Tarantino, it’s never just about the action. His overflowing love for cinema, his playful homages to classic westerns, and—most of all—the strong messages woven into every turn of the story. Beneath the entertaining surface, this is a film that makes you think: What is true strength? What does it mean to be human? What is dignity? What does it really mean to live? You’ll find yourself pondering these questions from every angle.

Even if you’re not familiar with Spaghetti Westerns, you’ll be pulled in by the iconic camerawork, title cards, and pacing that keeps you on the edge of your seat. It’s a heavyweight story with no dull moments—a personal Hall of Fame film for me.

And let’s be real: even though times have changed, prejudice and discrimination still linger. This movie asks us, in the here and now, to reflect on how we see others—and ourselves.

Your hosts this time are Oma and yours truly, Dmako. “The D is silent.”

#Djangounchain #Django #QuentinTarantino #ChristophWaitz #LeonardoDiCaprio #DjangoUnchained #Slavery #AmericanSouth #BountyHunter #Discrimination #Violence #Bias

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I’m Mako (@_macobana), your podcaster. All those movie topics I couldn’t fit into my main channel, “Pocket ni Numa wo” (#PokeNuma), now get explored in detail on my solo podcast, “#YomoyamaKobanashi” (#Makobana)—and now, the film discussions finally have their own dedicated channel! There’s no end to the movies I want to talk about. Episodes drop every week or every other week.

Please tweet your feedback with #リルパル #ReelPal! Your tweets might be featured on the show.
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日本語のね、理解能力がちょっと、今ちょっと、CPUがちょっとダウンした。
確かにこれはちょっと伝わりにくいんですけれども。
というわけで今回は、ジャンゴを繋がれざる者という映画についてですね、お話をしていきたいなというふうに思っております。
見ました?
見ましたよ。
本当に?本当に?ちゃんと記憶残ってますか?
ちゃんと記憶残ってますか?
一応メモはちゃんとしておりますよ。で、今日喋りたいこともまとめては来てます。
よかったです。はい。
ロビンの時に8ページあったんだけれども、今回は4ページです。
4ページです。4ページあれ十分ですよ。はい。
はい。
じゃあ早速ですけど、あらすじから行きますか?
あー、はいはい。
はい。
えーっと、2分ね。
よし。ほい。
はい。じゃあ。
いくよ。よーい、ドン。
はい。ということで今回扱う映画は、ジャンゴを繋がれざる者、ジャンゴアンチェインドですね。
2012年のクエンディン・タランティーノ監督の作品です。
本作はですね、マカロニウエスタンと呼ばれるイタリアで制作された西部劇のジャンゴをリメイクした作品になります。
ただ色々と舞台設定等も大きくガラリと変わっておりますので、全くの別作品というふうに読んでいいのではないでしょうか。
舞台は1858年のアメリカの南部です。
まだ奴隷解放宣言がなされていない環境下、しかも南部、特に奴隷制度が強かったアメリカのミシシッピ界隈とかね、そのあたりを舞台としております。
黒人奴隷のジャンゴは過酷な労働を強いられて異想されているんですけれども、そんな中、ドイツ人の賞金稼ぎであるキングシュルツという人に助けられます。
シュルツは自分が追っている賞金首の顔がわかるということでジャンゴを起用するんですけれども、彼と仕事をしている間に二人の間には妙な信頼関係が生み出されます。
旅をしている途中に目的が達成するんですけれども、ジャンゴは別れた妻ブルームヒルダがカルビンキャンディというものすごく大きな農園主のところで働いているということを知ります。
シュルツはジャンゴに力を貸して彼女を救う計画を立てて、二人してその農園主のところに訪れます。
03:04
当初はマンリンゴという黒人奴隷同士の殺し合いをショーとして楽しんでいるキャンディの下に、新しい戦闘奴隷を求めているドイツ人とそのマンリンゴの目利きをする黒人ということで、そういう設定で乗り込むんですが、
二人の嘘はとある人物の助言により見事にめくられてしまい、そこからとんでもない事態に発展していきます。果たして彼の救出劇は成るのか否か。
はい、ということでそんな作品でございました。
最後の方言えてなかったからね。
えー、十分でしょ。見たくなっちゃうでしょ、これは。
ちくしょう。
はい、ということで。なんだろこれ。こき下ろさないといけないみたいな感じになってるでしょ。おーでいいじゃん、おーで。
まあまあまあ。
というわけで今回この作品、タランティーノ作品なんですけど、タランティーノ作品見たことあります?
タランティーノの名前は知ってるんだけど、タランティーノ作品って何って言われると、なんだろうなって今思ったんだけど。
レザボアドックス。
見てない。
パルプフィクション。
名前だけ知ってる。
イングロリアスバスターズ。
知らない。
キルビル。
タイトルだけ見た。
あとなんだろう。まだあるな、まだあるけどちょっと出てこないですけれども。
はい。
えー、まあそんなあたり、まあどう見てもバイオレンスがかなり大きな割合を占めているんですよね。はい。
この映画はバイオレンスがテーマだからなって。
うん、バイオレンスです。
今、ラジオの時間が。
あの、バッキーさんね。
バッキーさん。
いつからっていうね、はい。
とにかくですね、ジャンゴ繋がりざるものですけれども。
これはですね、痛快なエンタメ作品として見ることはもちろんできるんですけれども、一方で非常に強いメッセージ性を持った作品になっていて。
僕はこれをですね、オーマはどう見るのかというのを非常に気になっているんですよね。
で、僕自身この作品はこれまでに見た映画の中でもかなり高い位置に評価してるんです、実は。
はい。
えー、まあとにかくですね、重厚であるということ。
まあ、えーと映像作品としてはちょっと尺が長いっていうのはたまに傷なんですけれども。
ただ振り返って見てみると、すごいテンポいいんですよね。
06:02
うんうんうんうん。
だから、これ以上どこ削っていくのかなっていうのがちょっと難しい。
で、尺が長いところもいっぱいあるんですよね。
タランティーの尺長いの大好きなんで、そのワンカットというかワンシーンめちゃくちゃダラダラと会話をしまくるみたいな、そんなシーン大好きなんですね。
レザボアドックスもそのオープニング、ワルたちがですね、飯食うシーンがあるんですけれども。
ひたすらもうクソどうでもいい話してるんですよ。
信じられないぐらい、もうストーリーなんてもう全然絡んでこねえんじゃねえかっていうような、ほんとくだらない話をしてるんだけど。
でもそのシーンでキャラクターが見えちゃうんですよ、もう全部。
こいつこういう性格なんだなとか、こいつはこの相手に対しては結構強めに出るんだなみたいなところで、人と人との関係性。
こいつらまだ別に深い中にはなってないんだなとか、そういうのが見えるようなどうでもいい会話をさせる。
一個さ、ちょっと本筋に入っていく前にさ、それで思い出したんだけど、このシーンって何なんだっていうのなんだけど。
警告かどっかで焚き火しながら、なんかドイツの民話では全部そうなんだみたいな。
なんだっけ、奥さんの名前。
ブルームヒルダ。
そうそうブルームヒルダの物語を語るシーンがあるじゃない。
そのシーンで、そのちょっと前に、ドイツ人だとなんとかかんとかみたいな感じでシュルツがびっくりしてたじゃない。ブルームヒルダみたいな。
こいつヒルダのこと知ってんの?と思ったら、結局知らなかったじゃない。
知らないですよ。
だからその臭わせなんだったっていうのと。
あとは?
あとは、その洞窟のシーンで、いろいろぼかしながら、ドイツの民話的なものをしゃべるじゃない、ジャングル文化って。
僕はあれはぐらかしてんのかなと思ってたの。知ってることを。
そしたら全然知らねえじゃん。
知らないよ。
なんだったんだっていうのは。
じゃあそこからなんですね。僕は当然のことながらオウマはそこを危機として語りたがるところなんじゃないかなと思ったんですよ。
それはなぜか。オウマが大好物な神話の類だからです。
ブルームヒルダっていうのは英語の発音です。ドイツ語で言うとブリュンヒルデです。
09:00
ブリュンヒルデのこと言ってたのか。
そうです。ブリュンヒルデです。だからびっくりしてるんですよ。
例えばそうだな、オウマがめっちゃ英語が堪能で、1858年のアメリカにタイムスリップして、とある奴隷について話をしてたら、その奴隷の名前なんだって聞いたら、かぐや姫って言われたって感じです。
かぐや姫ってなるでしょ?
なるね。
ってことは何?その奴隷の持ち主は、その奴隷にかぐや姫ってつけたってことは、ドイツとゆかりでもあるのか?日本とゆかりでもあるのかい?みたいな感じの話になるじゃない?
ドイツから来た手術は、そのジャンゴの話を聞いて、その思い人というか妻がいるっていう話を聞いていく中で、名前が兄みたいな話になった時に、まさかのそこで自分の母国のドイツの神話に出てくる女性の名前、ドイツ人だったら誰でも知ってる女性の名前が出てくる。
でもそれは神話にも使われるような名前であるってなった時に、当然そのバックボーンに何があるのかってすごく気になるわけだよね。
さらに言えば、そのドイツ人なら誰でも知ってる神話について語りたくもなるじゃない?
そういうこと?全然その背景もわかってなかったわ。
さらに言えば、その物語と今ジャンゴが置かれている状況っていうのが非常にオーバーアップするわけでしょ?
囚われの女性がいて、その女性を救いに行く。まさに君が今やるべきことなんだみたいな話になってくるわけだ。
そう?そこも変に深い思いをしてしまって、ブルームヒルダっていうのが全然思い浮かばなかったもんだから、
ジャンゴを題材にした物語を、今まさに作って適当に話してるのかと思っちゃったのよ。
そういうことね。
変な方向に読み過ぎた結果。
わけわからなくなったわけね。
そう、お前の物語だみたいなことを言い始めた時に、それはジャンゴのことを言ってるからそうなんじゃないの?何言ってんのこいつみたいな感じで。
ちょっと手術かわいそうだよそれは。
ブルームヒルドは、ヴィンランド沙賀の辺ですよね。
ヴィンランド沙賀。
ヴィンランド沙賀っていう有名な、コエッダっていう北方神話の物語のやつがあるんだけど、
その中の一番ブルームヒルドのことに関して語られている章があるわけよ。
12:09
それが、ボルスンガ沙賀かな?
ゲームのヴィンランド沙賀ってあるじゃない?
あるね。
あれをここから取ってるらしい。
あ、そうなんだ。
そう。どうでもいい知識です。
はい、全然どうでもよくないですよ。そういう大事な背景となるような物語であったということなんですね。
じゃあちょっと踏み込み始めますかね。
そうですね。
まずはこの作品ってどんなものなのかっていうのを簡単にお話しますけど、
タランティーノ作品っていうのはやっぱりバイオレンスなシーンはたくさん出てくるんですけれども、
ジャンゴに関しては確かにそのものすごい残虐描写が多いんですが、
その一方で非常にテーマ性が深くてですね、そのあたり非常にポジティブに評価をされています。
タランティーノっていう感動がそもそもですね、結構映画界においても、
いたんじとは言いませんけれども、かなり特徴的な人物ですね。
彼は自分で脚本を書くし、自分で監督するし、自分も絶対作品に出たがるんですよ。
この作にも当然出ているんですけれども、ジャンゴが正体がバレて、
炭鉱に移送される時に一計を測ってですね、逃走するんですけれども、
その時に3人の奴隷を輸送する白人たちを騙すんです。
そのうちダイナマイトで骨葉みじんに吹っ飛んだやつです。
あれがタランティーノです。
一番最初に話に乗ったやつじゃなかったっけ?
そうですね、そうですそうです。
話にこいついて、ダイナマイトで吹っ飛ばされるのがタランティーノですね。
ちょっと待って、タランティーノの顔が…
特徴的な顎の人ですね。
うんうん、わかったわかった、ザマンにちょっと似てる人だ。
そうですね、それがタランティーノです。
そういう間抜けな役とかもやりたがるんですけれども、
とにかくですね、自分で描いて自分でやって自分で撮るみたいな、
そういう人はですね、もともとがやっぱり非常に低予算映画で
のし上がってきた人ですから、
こういう大掛かりな作品においても、タランティーノ物資と呼ばれるような作品作りがされています。
実際今回この脚本非常に優れていてですね、
今回で言えば、クリストフ・バルツ・シュルツですね、
15:00
ドクター・シュルツを演じたクリストフ・バルツさんは、
これで上演大優勝を取っているはずです。
この人、イングロリアス・バスターズっていう、
もう一個前のタランティーノ作品でも撮ってた気がするんですけど、違ったかな。
非常にいい演技をしていました。
しかもですね、今回作品の本当に大きなテーマが、
黒人奴隷ですね、奴隷制度なんですけれども、
もとよりですね、これ元になった作品は、
ジャンゴっていう西武劇があるんですけれども、
これはですね、全く奴隷制度関係ない作品です。
そうなんだ。
全然関係ないです。
先ほど紹介のときにマカロニ・ウエスタンという話をしたんですけれども、
マカロニ・ウエスタン、別名スパゲッティ・ウエスタンとも言うんですけれども、
イタリアで撮られたアメリカ西武劇のことをそういうふうに総称しています。
質問があります。
月焼ウエスタンっていうのは。
月焼ウエスタン・ジャンゴっていう、
伊藤秀明が主演している映画がありましたね。
それは日本で撮られた西武劇だから月焼ウエスタンなんですか?
っていうふうにふざけてるわけです。
マカロニ・ウエスタンという元々の言葉があるから、
それをもじって月焼ウエスタンっていうふうに言ってるわけですね。
そういうことなんですね。
失礼しました。
このマカロニ・ウエスタンは、こういう流れだいたいあるんですけど、
いわゆる時代劇にあたるわけです、西武劇っていうのは。
日本でいうところの。
サムライさんがチャンボラやるのと、
ガンマンがタンブルミードがコロコロコロってなってるところでバキュンバキュンやるっていうのは同じなんですよね。
さらに言えば、ジャッキー・チェンがまだ中国にいる頃に撮っていた、
水剣の流れあるじゃないですか。
木刃剣とか蛇剣とか剣シリーズですね。
剣シリーズなんかもそうなんですけれども、
要はですね、あの辺の作品群っていうのは大体全部内容がないんですよ。
そうですね。
いわは単純に復讐劇、これが本当にどでかいテーマになってます。
非常に大ヒットしたコメディ要素も多い水剣においても復讐劇じゃないですか。
復讐劇、要するに誰かが復讐っていう大きな目的を達成するのを見て、
すっきり爽快ってなればいいっていうようなそんな作品で、
マカロニウエスタンっていうのも大体がそういうバイオレンスプラス復讐みたいな、
そういう巨大なテーマをもとに、特に内容は別にどうでもいいとにかく爽快なバキュンバキュンみたいなところで捉えて作品もあります。
名作もいっぱいあるんで、こういう説明をしちゃうとあれなんですけれども、
大体がそういうものだというふうに理解しておいてください。
18:02
タランティーノはもともとそういうバイオレンスっていう暴力描写っていうものを得意とする監督であるんですけれども、
映画に対する愛情がとんでもない人なので、
とにかく自分の作品にはいろんな映画史に残るような名シーンのオマージュとかを取り入れたりするような監督さんなんですけれども、
今回に言えば彼はこのいわゆるマカロニウエスタンと呼ばれる、
かつて異性を踏みしたジャンルの映画を踏襲して、
その表現性を踏襲して全く新しい映画を作りたいというふうにおそらく考えたのかなと思います。
実際見てると、ズームアップシーンがめっちゃ多かったですよね。
そうだね。
右下か左下からの煽りのズーム。
しかも丁寧にそこにSE入る効果音がシュッっていう音と同時に、
主役とか注目させたい人物に視点が切り替わる、あるいはズームアップしていくみたいな、
今の感覚で見るとちょっとふざけてんのって思うようなカメラワークなんですけれども、
あの辺も結局西部劇あるあるだったりするんですね。
いろんなところに牧歌的な風景の中でとぼとぼ歩く人物だったりだとか、
あるいは印象的に取り入れられるスローモーションだったりだとか、
そこら辺の絵作りのこだわりみたいなものが非常に感じられるような、そんな作品になってますね。
あとは音楽なんかも面白かったですね。
ヒップホップが流れたり、クラシック流れたりだとか、カントリー流れたりだとか、
本当にジャンルレスでいろんな音楽が流れてるっていうようなそんなところで、
結構よくそこら辺が気に取られて評価されるような作品にはなってます。
賞に関して言えばアカデミー賞では5部門にノミネートされています。
ジャン語に関して言えば、奴隷制度っていうめちゃくちゃ極大なテーマを引きずり込んでくることによって、
ただの西部劇の焼き直しではなくて、西部劇を下敷きにした奴隷制に対する強いメッセージっていうものを打ち出した作品に化けたわけなんですけれども。
さて、ここまでが一応前提として。
じゃあ、語りたいことどうぞ。
また出たよ、その雑なフリ。
正直これ1回目見た時、バキュンバキュン映画にしか見えなかったから、
これ何言えばいいんだよって思ったんですよ。
大間から1回目見終わったら、正直困惑してるみたいな。
21:01
そんなメッセージが来た時に、なるほどと思ったんですよ。
2回目見た時に、これめちゃめちゃ狙われてるなっていうのにやっと気づけたのね。
そのバキュンバキュン映画じゃないところから必死に掘り出そうと思って見た結果ね。
この映画一言で言うと僕はソクラテスだと思ってるの。
悪法もまた法なり。
法だけに?
ん?
法だけに、法。
有利か。
その悪法もまた法っていうところの、その当時の法律だったりとか風習っていうところを
非常にスペクトラムを広く表現しているんじゃないかなっていうのがこの作品なのかなと思ったんだよね。
法。
だからその奴隷制度っていうものに対してのキャンディー、奴隷主の人たちっていうのから
あとは町の人たちがどういうふうに扱うのかっていうのから
奴隷同士っていうのもそうだし、奴隷の中の階級っていうところもそうだし
奴隷反対の人ってどうなのっていうところまで
なんかこう非常に幅広く描いているんだなと思ったんよね。
どうしようかな、どこから言おうかな。
どこからでもかかってこい。
かかってこい。
まず今回言いたかったところとして、僕ちょっと2つほどあるんだけど
まずその奴隷制度っていうのと差別っていうところについて一つっていうのと
あとそのモラルなのか法なのかっていうところについてちょっとしゃべりたいなと思ったんだけど
まずその奴隷制度と差別っていうところなんだけど
まずキャンディーの立ち位置
ムシュキャンディーの立ち位置で言うと大農園の農場主っていうところで
何十何百何百なんか知らないけど多くの奴隷を所有している人で
それでその奴隷をこき使ったりとかあるいは戦わせたりとかして
黒人っていうものをある意味人として見てないみたいなところもありつつ
24:01
ただなんか言動自体はなんか黒人のことを非常に認めている言動であり
しかも
なんだっけ
羊の人なんて言ったっけ
スティーブン?
ん?
スティーブン?
スティーブン?
うん
だっけ
そのスティーブンにちょっと依存してるところもあるじゃない
えー例えば
えーっとね
スティーブンのこと奴隷の扱いをしてるんだけれども
結局スティーブンの言いなりになってるじゃない
うーん
うん
でまあ多分彼らの関係性として
幼少期から面倒を見てくれたというか
関係があったスティーブンっていうところだから
おそらくキャンディーの扱いを一番よく知ってるのがスティーブンであり
っていうところでこのキャンディーを扱いやすいっていう立ち位置にいるスティーブンでもあるんだけれども
同時に彼がこの夕食の時に奴隷に多く囲まれて暮らしてきた
奴隷文化に一番こう
触れながら育ってきて黒人っていうものを知りながら育ってきたみたいなところがあって言ってたんだけど
だからその
キャンディーはキャンディーで奴隷に対する
考え方っていうのも
その街の奴隷に対する考え方となんかちょっとずれてる部分があるのかなっていうのもちょっと思ったんだよね
あーはいはい
街の人とかの黒人さんたちに対する反応っていうのは
基本的に人外の扱いオンリーなんだよね
その街で酒場でどうのこうのってなった時もそうだし保安官を殺してこいつ賞金首だからって言ったシーンもそうだし
まあ唯一多分普通に接してたのが
あの雪のシーンでなんか
死体なんか誰も取らないからコーヒーでも飲んでけよって言った人ぐらい
はいはいはい
山小屋っぽいところ
賞金首受け取るところの人ね
そうそうそうそう
それぐらいだったかなと思うんだよね
手術も手術でちょっと面白く描かれてるなっていうのを持って
なんでかっていうと
手術ってさ
一応奴隷反対
奴隷というのは非常に非文化的であるみたいな主張をたびたび口にして
そうじゃないっていうことを
奴隷っていうのがあんまり正しくない文化じゃないかっていうことをたびたび口にするじゃない
27:06
でも彼の態度って平等じゃないよね
対等じゃなくないっていうのがたびたびあるような気がするんだよね
例えばなんだけどそのなんかパートナーとかとかなんとか口に接してるんだけども
例えば最初に出した報酬の額っていうのが
19か28ぐらいの割合だったじゃん
だしその後も同じような感じなんだよね
しかもその指導的な立場っていうところではあったんだけど
最後まで保護者だったじゃん
守ってあげるっていう立場で接しているっていうところを見ると
その手術っていうのがそのなんか対等に接してない感っていうのが
手術も手術で案に差別的な
差別をしないよって言ってるけれどもこれ根本的にはこれ差別だよね
平等じゃないよね対等じゃないよねっていうような
接し方をジャンゴにしていたっていうのを思って
結局この差別の根源だったりとかっていうところって
なんか今のその手術の立ち位置っていうのが
今のその差別反対って歌っている白人の人たちと
僕は非常にダブって見えてしまって
それをちょっと皮肉ってるのかなっていうのを感じたりしたんだけど
ちょっとじゃあまず整理しようか
まずはキャンディーの話からだけども
これ物体は南部だけれどもキャンディーがいる場所っていうのは
特に南部の中でも人種差別的な見方っていうのは特に強いエリアであるっていうのは
作品の中でも語られてたと思うんですよ
だからある種初めにいた町と移動してからの町の人々の
違いみたいなものは意図的に出してると思います
単純により奴隷に対する差別意識の強い場所に
移動したっていうのが分かりやすいような描き方として
おそらくわざとそういう風に描いてるのかなっていう気がする
手術に関してはちょっと整理すると
まずなぜ彼がドイツ人なのかっていうところから考えないといけない
なぜですか
科学力は世界一だから
それはジョジョです
手術じゃないですシュトロハイムですそれは
30:03
せめて手術つながりでスヌーピーぼけとかしてほしかったんですけど
それは佐藤家ですね
要は白人だったら誰でもいいじゃないですか
何人でもいいじゃないですか
アメリカ人は無理ですよね
そうだね
この時期で言えば北部のアメリカであれば
奴隷制度は反対運動も起きてなくなってるエリアもありますけれども
同じアメリカ人で描くとちょっとブレますね
啓蒙思想の流れの中で否定されたっていうところがあるので
てめえも昔はどれ使ってたろうがって話になっちゃうわけですよ
同じ理由でイギリススペインもアウトだよね
そうですね
オーストリアもアウトだね
そのあたりが共通してるのは何ですかそこら辺の国家の共通点は
植民地がある
植民地を作るには何が必要ですか
航路が必要です
はい航路です
航路が必要なんですよ
鉄道
航路です
船です
航路が必要です
ドイツは内陸国なのでそれができないんです
ドイツが植民地支配の競争に遥かに出遅れてそういったことができなかったっていうのも
立地的な部分があるんですけれども
ドイツはそれこそ第二次世界大戦において
ユダヤ人の大量虐殺っていうところで
人種差別的なところで語られることは非常に多いんですけれども
実は黒人奴隷っていう制度は全くないんですよ
ドイツっていうのは歴史的に見ると
そうなんだ
もちろん周辺国から流れてくる奴隷っていうものを
局所的に使っている人たちはいたかもしれないけれども
国家を挙げて制度としてそういったことをやっていたことはないんですよね
ここがめちゃくちゃでかい
ドイツは一応もちろんプロ維新のあたりからも非常に強い
いわゆる階級社会ではあるんだけれども
人を人として扱わないみたいな
奴隷みたいなものを扱ってきたっていうところがないっていう部分もあり
そこら辺で言うとドクターシュルツがドイツ人であるっていう設定っていうのは
めちゃくちゃここに意味が生まれてくるんですよね
変な話シュルツの存在っていうのは
奴隷っていうものはそもそもおかしくねえかっていうのを
明確に主張できる人間が必要だったから
ドイツ人のシュルツっていうものがここで寄与されてるわけなんだよ
そういうふうに考えるとやっぱり彼が根源的に
人間を人間として扱わないことを希釈悪く感じている
それは非常に気持ちが悪いことであるっていう感覚を持っているっていうのは
33:01
ある意味必然的ではある
そういう環境で育ってないから
さっきオウマンが言ってたような
ジャンゴに対しての態度はどうなんだみたいな話があったと思うんだけれども
あれも僕はむしろよほど対等だと思っていて
だってパートナーとはいえゼロから仕事を教えてるわけでしょ
さらに言えば彼は自分の命預けないといけないわけでしょ
まだ仕事もろくにできない人に対して
しかもまして彼は才能が結局あったんだけれども
銃を見てあげるシーンなんか結局最後
ジャンゴが回想する重要な彼との絆として回想するシーンも出てくるぐらいだから
ある意味ではむしろよほど対等に
彼自身が独り立ちできるように育てている節もあったかなという風に思います
だって君は南部最速のガンマンと呼ばれるようになるだろうみたいなことを言っていくと
それは結局君はって言ってるからもういずれは別れて彼が一人で生きていくであろうことを
シュルツはもうその時点で予感してるわけだよね
彼に生きる力を授けるそれこそが当たり前に彼が持ってる権利だったわけだから
その権利が与えられていないこの土地で生きていくために
必要なものを捧げたいという風に心は思っていたというところがあるかもしれない
一方でやっぱりバウンティーハンターっていう裏か行なわけじゃないですか
言ってしまえば彼はすごく自分の目的に対しては非常に合理的な考え方であり
目的のためであれば非常な人物でもある
だから子供がいる犯罪者ですらそれは打ち殺すのが当たり前である
それがやっぱりそこに利があるし
彼の正義はそれだから別に罪を犯した者たちは裁かれるべきである
そのために子供その犯罪者の子供が悲しもうがそこは関係ない
割り切れる人物でもあるっていう風なところで言えば
ジャンゴに対してそういったところを考えた時に
稼ぎの完全に接班するかって言ったらむしろそれって自然じゃないよねっていう気がする
本当に完全に一対一の契約として最後まで面倒見るけどっていうところなのかなって僕は思ったので
彼はむしろ完全にディカプリオが演じるところのキャンディーの
アンジテーゼ的な存在として明確に設定されているのかなっていう風に思いました
一方でだからこそこのシーンに意味が生まれてくるよねっていうのもあったりするんですけど
どっちから攻めたいですか
ディカプリオについてキャンディーについて深く行きたいか手術について深く行きたいか
どっちから行こうね
キャンディーはもう1個言いたいことあるからとりあえず手術から行きましょう
36:03
手術の死にざまがやっぱかっこよすぎるよねっていう
我慢できなかった
あれはでも本当すげーかっこいい
信念を突き刺して
金だったらいくらでも払うけど合意っていうか同調というかっていう悪手っていう行動は死んでもやんねーぞっていう
かっこいいよね
あれはねあれが結局なんだろうなそれまでの手術から考えると僕はむしろ
それが人間だよねっていうところなのかなっていう風に思って
だって目的のためであればとにかく最善種を取る人間じゃないですか彼は
そうだよね
それまでの行動を見ていると
常に冷静沈着であり確実に獲物を捕らえてその後の処理も非常に事務的にこなす
たとえ酒場を銃で囲まれても当たり前のように淡々とその危機を乗り越えて見せてきたわけじゃないですか
だからそこまで描かれてきた手術の人物像から言えば
あの場面もあの危機なんて乗り越えて当然なはずなんです本当は
けどそれができなかったっていうのがすごくでかいなっていう風に思っていて
なるほどねまた確かにそれまでの手術だったら全然握手してもおかしくないもんね
そうそう握手してもおかしくないとも握手して早速立ち去って
っていうところだと思うし何より別に彼はブルームヒルダーを取り戻す必要なんて本来ないんですよ
だって彼の目的彼がジャンゴと組んでやった目的っていうものはもうとっくの昔にもう達成できてるわけですね
だからここから先の仕事っていうのは自分のパートナーが助けたい人がいるっていうのに対するお手伝いでしかないわけで
完全な奉仕活動なんだよねジャンゴに対する
それに命を懸けてしまったっていうのは
これって彼自身が今までに語ってきたその賢い生き方とはちょっと違うようなことを結局している
でもそれこそがやっぱりいわゆる人間の持っている強要であったり知性であったり
そういう感性であったりっていうところなんじゃないのかなっていうのをすごく言いたいのかなっていうふうに思って
だから結構義憤でやってるんだよね
やっぱり義憤ってかっこいいよねっていう話になってくるのかなって気がするんですよね
なるほどねそういう見方があったのかっていう関心が今僕の中を襲ってる
39:10
僕は結局今回のこの作品は
差別の話が先出たと思うんだけれども
差別の根幹ってどこにあるのかっていう
それがこのタランティーノのジャンゴのメインテーマだったんじゃないかと
僕は思ってるんですよ
それっていうのが今ちょっと言いましたけど無知性無理解そして無強要
これが差別の根源にあるって言いたいんじゃないのかなっていうふうに僕はすごく思ったんですね
なるほどねマザーテレサと一緒だわ
マザーテレサと一緒なんですか?
マザーテレサなんて言ってますか?
好きの反対は無関心です
それなんか中学生女子がよく言ってるやつね
あれマザーテレサのことだったんですね
そうです
ありがたきマザーテレサのことだった
ピーピー言ってるだけなんで
でも僕はそこなのかなっていうふうに思ってて
今回はやっぱり南部の特にキャンディーランドに移動してきてからですね
特にその傾向が強まるんですけど
白人たちは黒人をもう人間として見てないじゃないですか
そして言葉を知らない彼ら難しい単語をちょっと使ったら話についてこれない彼らを限りなく見下すんですよ
でめちゃくちゃ笑いものにするし
でも彼らの態度とか品性だとかっていうのを見てると
我々が観客である我々はよほどそこで描かれている白人たちの方がよほど強要がなく見える
この構造が見事だなって僕は思って
あの空間あの映画の中では白人たちは自分たちこそが強要を持っていて
黒人が持たざるものであるっていうふうに信じて疑わないんだけれども
それを見ている我々から見るとお前らの方が持ってないよねっていうふうに見えるんですよ
ここがすごいなっていうふうに思って
多分そのなんていうのかな
なんて言えばいいんでしょうねこういうのちゃんと言葉にしたいんですけれども
困りましたね困りましたね困りました
悩んでいる間にそこにちょっと載せたい内容を一個言っていいですか
42:00
いいですよまあでもまあとにかく皮肉だなっていうふうに思いましたよ僕はそこは
なんかね僕もなんかそれはすごく感じて
これすっごい皮肉だなと思ったのがアメージングレイス歌うシーン
誰が歌ってたっけ
キャンディーの葬式から帰ってくる時に黒人奴隷がアメージングレイス歌ってるんだよ
で黒人執事みたいな人がスティーブンだっけ
スティーブンだけ歌ってないの
これすげー皮肉と思って
アメージングレイスってそもそも奴隷承認の人が作った歌なんだよ確かね
そうそうなんか奴隷承認の人がなんか海難事故かなんかにあって
その時に奇跡的に助かりましただから神様ありがとうって言ってすっぱり奴隷承認やめて
でなんか牧師かなんかになったんだよね
でその後に黒人奴隷の反対運動ずっとした人っていう
何だっけな何とかとかいう人が作った歌がアメージングレイスっていう曲なんだけども
そのバックボーンを知っていたら黒人奴隷の
黒人奴隷承認が作った賛美歌なんだよね
でそれから脱却した人っていうのを人が作った曲なんだよ
それを黒人奴隷しか歌ってないっていうのが
でそれをそういうバックボーンを知らないで
もし知ってたとしたらアメージングレイスをあの葬式の場で
ああいうジャンゴが打ち殺した状況の中で歌えるはずがないじゃない
なのにあっこでアメージングレイスを歌わせてもいいとする
その白人たちのその無知さと
そのたぶんアメージングレイスを知ってるか知らないか
そのバックボーンを知ってるか知らないかを知らないんだけれども
そのあれあっこで黒人奴隷たちに歌わせることによって
黒人の人たちの意思だったりとか気持ちっていうものを
全く汲み取れないよねっていう白人を対比させたなと思って
だからここのそのアメージングレイスっていうの
すっごいなんかこう
しかもそれで本来だったらスティーブンも歌うはずなんだけども
スティーブンは完全に白人寄りになってるから
スティーブンは歌ってないっていうところが
すごいこの奴隷としてのこの境地というか
その境地って言ったらおかしいんだけど
45:00
ヤツは黒い白人みたいな感じになってますよね
そこが変わってしまった人と
その白人っていう人との明確な境界線になってるなと思って
面白い指摘だね
サランティーノは確実に意図してアメージングレイスを寄与してますね
僕はそれを信じて疑わないのは
アレクサンドリー・デュマのくだりですね
デュマのくだり
はい
犬に食わされて死んだ黒人奴隷いたじゃないですか
逃走した結果キャンディーの命令で犬に食わされたダルタニアンです
ダルタニアンはいはい
ダルタニアンそうですね
僕はもうそこでピーンと来たんですけど
というのもですね
結局ですね
まずキャンディーは
鼻持ちならない奴としてずっと描かれるんですけれども
フランスかぶれですよっていう話があったじゃないですか
ダルタニアンといえば三十四に出てくるんですけれども
アレクサンドリー・デュマの作品ですが
デュマはフランス人ですね
ダルタニアンはデュマが描いた作品の主人公になるんですけれども
結局作中でも語られるんですけども
そもそもデュマは黒人系って言ってますけど
要するに祖母が黒人なんですよ
解放奴隷なんですしかも
あーなんか言ってたね
解放奴隷で
しかも要はその息子つまりデュマから見たら父親ですけれども
デュマの父親は要は黒人とのハーフですけれども
フランスでは将軍の位にいるんですよ
これ一体何かというとそもそも貧乏貴族なんですよね
デュマの元々の家系は
その貴族と偏狂の貴族と解放奴隷の婚姻によって生まれた息子が将軍となり
その息子がアレクサンドリー・デュマに当たるんです
デュマイコール
しかもデュマといえばモンテ・クリストハクも書いてるんですけれども
以前スイコンが紹介してたと思いますがね
モンテ・クリストハクがめちゃくちゃヨーロッパで受けてですね
巨万の富を得たまさに当時の億万長者ですね
人生の成功者でもあるんですけれども
でも彼自身には黒人の血が入っていて
肖像画とか見ても顔の特徴からもそれははっきりとわかる
だからデュマの作品を取り上げる時点で
もうこれはもうやりたいことがはっきり見えてくるんですけれども
結局そのあそこでタランティーノがやりたいのは
48:01
キャンディーがいかに自制無教養かっていうことなんですよ
彼自身は自分は教養があると信じて疑ってないんです
自分は持ってる人間だと思ってる
だから何かというと公釈を垂れるわけです
自分の奴隷たちには様々な偉人であったりだとか
そういう文学に出てくる作品の文学作品の登場人物の名前をつける
けれども彼自身はその作品っていうものが
誰によって描かれたどんな作品かを全く理解していないんです
例えばですけれどもまずデュマに関して言えば
そもそもデュマ自身が解放奴隷を
家族に持つ黒人系の貴族であるということ
そんなことも全く知らない
全く知らないからフランス人は
フランス自分が結局フランスかぶれでフランスっぽい名前つけたくて
そういう名前をダルタニアンって名前つけてるにもかかわらず
30誌を書いたデュマはあの光景をどう見るかっていう風に
手術から言われるとフランス人はイヤワナなんだなみたいなことを言う
自分のプライドを守るためにそんなことを言う
そもそもデュマが黒人系であることも全く知らない
まして30誌っていうのは
one for all all for oneで有名な作品なんですよ
映画の30誌しか知らないんだけど
でも全然大丈夫です
要は人と人とが
互いに対等な立場で支え合ってですね
国を守るみたいな話なんですけれども
それを黒人奴隷につけてしまうわけです
そこで聞いてくるのがこの後の
最後復讐劇始まってからジャンゴが
これはダルタニアンの分だって言って打つんですよね
練習あれまさにone for all all for oneの作品になってるんですよ
ものすごい皮肉なわけですよ
ダルタニアンという名前を全く理解をしないままつけているキャンディと
そんなダルタニアンのためにと言ってですね
復讐を完遂するジャンゴっていう
そのあたりもそうだし
非常にここはやっぱり持ってきたかと思ったのは骨葬学ですね
黒人奴隷が当たり前だった時代には骨葬学
骨の形から科学をするっていうものが
まことしやかに扱われていたんですよね
骨の形から精神疾患につながりやすいかどうか
みたいなことを判断したりだとか
あるいは能力の差異っていうものも
そこから読み取れるみたいな
そんな話がされていた時代があって
実際その黒人奴隷肯定派の人たちは
その黒人は脳の発達において
51:01
連続する意志を強く持ちやすい
あるいは脳の容積が白人と比べたらはるかに低い
みたいなことを平気で言う人たちがいたわけなんですよね
でキャンディもやっぱり骨葬学を語り始めるんですよ
現代においては明確に否定されているんですけれども
明確に否定されているんですけれども
それを本当に胸を張ってですね
堂々と拘束をたれるキャンディみたいなところも
まさに自分は賢いと思っている
まるで強要のない人間っていうものを
明確に打ち出すために
キャンディにそういう行為をさせているっていうのがあるのかな
っていうふうに考えると
アメージンググレースを歌わせるシーンっていうのも
絶対にタランティーノは何かしらそういう意図を持って
いるだろうなっていうふうになります
なるほどね
すごいいろいろ皮肉ってるよね
いろいろ入れてくるんだよね
この辺非常に面白いなっていうふうに思って
上手なんです結局タランティーノってこういうのが
会話っていうのをすごい重視する人だから
一本一本そのやりとりの中に出てくる
セリフでやっぱ人間を描こうとするんですよね
なんか行動とか表情で見せるみたいな
そういう作品作りをする人がいっぱいいるんですけど
タランティーノは会話に対する情熱が尋常じゃない
本当にその情熱の方向がいろんな方向を向いている
その人物像を見せるための会話
あるいはそういう何かしらのメタファーだったり
作品のテーマっていうものを匂わせて
観客たちに印象付けるような会話
そして白いホッカムリの下りみたいな
ルーティンギャグみたいなコントシーンにおける会話
もうね上手なんですよね
あれはKKKのこと言ってるのかね
KKKですねモチーフとしては
一応KKKが明確に存在を示していくのは
奴隷解放宣言がなされた後からになるので
南北戦争後?
もっと後になります
それを考えるとあくまでも完全にメタファーですよね
KKKのね
おそらくね
白いホッカムリは
そんな奴らを非常にこれでもかというぐらい
愚か者として描いていくという
笑い飛ばすっていう非常に良いあるよね
みんなを見ていればいいんだよ
しかも一人ぐらい
覆面の中で紙煙草のツバ吐いてますからね
ああいうね
ようやるなというふうに思いますけど
そういうので上手に緩急つけてくるから
54:02
楽しめるんだけど楽しみながら
いきなり思わせるようなシーンをぶち込んでいく
っていうところがタランティーノの面白さなのかな
っていうのとやっぱり
タランティーノ映画っていうのは俳優が頑張るんだよね
ディカプリオやばくなかったですか
ディカプリオってこんなバカになれるんだと思った
ディカプリオはね
僕のイメージで言うとさレオナルドディカプリオって
タイダニックから始まって
キャッチミー・フューキャンでちょっと頭のいい役をやって
ウォールストリートでもまた頭のいい役をやって
あとなんだっけ
ベンジャミン・バトン
それは違いますそれブラッド・ピットです
ブラッド・ピットですね
ディカプリオってあとなんだ
アビエーターとかじゃないですか
アビエーター
あとレベナントとかですか
レベナントはこの後ですね
シャッター・アイランド
シャッター・アイランド基本的に精神疾患だったけど
みたいなオチだったけど
刑事役でちょっと頭のいい人みたいなさ
そういう系の役どころばっかりだと思ってたからさ
あんなアホになれるんだってびっくりしちゃった
彼は演技の幅がものすごく広がったなというふうに思っています
もともと芸歴めちゃくちゃ長いので
そうなの
めちゃくちゃ長いですよ彼は
子役からやってますからね
そうなったんだ
前線でやってます
日本だとタイタニックが当たってからの印象めちゃくちゃ強いんですけれども
それ以前にまだまだ本当に
少年の時期からすでに演技で認められているので
ただやっぱりタイタニックのヒットから
やっぱりこのキラキラ系
ハリウッドあるあるなんですけど
キラキラ系でヒット飛ばした後
キラキラしすぎるとオファーが来なくなるんですね
そうなんだ
使いにくいからだって
なるほど
その要はキラキラ系のままでいってしまうと
人はいずれ老いるわけですから
キラキラについて来れなくなった時に
一体何をやらせればいいのかっていうのは作り手が見えなくなっちゃうんだよね
そういうところで言うと
名前がパッと出てこないな
ちょっと出てこないから置いときますし
実際ここで名前を挙げるとその人が悪いなというふうに思うので
あれなんですけど
実際上手に脱皮ができないまま消えていくというか
そういう人は結構いるわけですよ
そんな中でリカプリオは上手に脱皮ができた人なのかなというふうに思ってはいます
サッターアイランドだったりアビエイターとかで
57:02
精神的に弱い人の役みたいなことはやったんです
ウルフォブウォールストリートはクズですからね
頭はいいけど
でもその品性下劣みたいなところは上手に表現できる人なんですよ
キャンディなんかは本当にそのあたりが見事で
あんなにいやらしい微笑みがあるみたいな
上手なんですよね
あんな優しい目してるのにクズにしか見えないんですよ
ザボンボンのなりきのお坊ちゃんみたいなさ
なんかペラペラの感じがすごいね
めちゃくちゃすごいです
いざブチギレると手付けられない感じとか
ちなみに手術に対してブチギレるシーンあるじゃないですか
手術が超怯えるシーン
バーンって机で殴って
ガラス割れて
手切って血出てるみたいな
あれガチ怪我ですからね
マジで?
あれはマジです
ガチなんだ
演技に熱が入りすぎてバーンって殴ったら
マジであれ手切れてるんですけど
あれガチで血なんですけど
そのまま演技ストップしないで
そのままいってんすよ
一瞬バーンってやってからさ
一瞬手見てさ
一瞬間が空いてからさ
また演技始まるじゃん
あれはやべっていうのが一瞬入ってからの
ガチリアクション
手術のビビリもガチビビリな可能性ありますからね
確かにね
僕はジャンゴこの作品すごい大好きだって話はしたんですけど
ディカプリオもめちゃくちゃ好きなんで
これもハコベラには何度も言ってますけど
紙切りに行く時は毎回前世紀のレオナルドディカプリオにしてくださいって言うんですけど
今のところちょっと慣れた試しはないんですが
とかくディカプリオ大好きなんです
なぜ好きになったかって言ったらこの演技見てからですね
髪型頼むときは前世紀にお手つけちゃうんですけど
それを言うとだいたい美容師さんたちは
タイタニックあたりねって思うんだけど
申し訳ないですけどこのあたりです
今度からムシキャンディーって呼んだらダメだよ
ムシキャンディーでお願いします
すごいロリポップな感じの髪型になる
ここピンクでここ水色で
1:00:00
むしろカマヤツにちょっと飴を混ぜた感じになりそうですけど
本当にディカプリオ上手だねっていう風に思って
このディカプリオを僕初めて見たかもしれない
レベナント見た?
見てない
じゃあ見よっか
次レベナントですか?
全然いいっすよ
多分語る余地めっちゃありますから
本当そういう映画ね
しかも復讐劇だしねまたしても
レベナントは面白いかなというふうに思いますが
とにかくとりあえず一旦置いておいて
本当キャンディーっていう人物をしっかり掘り下げてくれたなっていう風に思うし
当時の衛生科学みたいなものを意気揚々と語るわけですよ
黒人は突然変異しないといいの出てこないみたいなこともなんか言うじゃないですか
一万人に一人がどの子なのみたいな
これからもっとそういう奴が出てくるみたいな
それは単純に教育がなされてるかなされてないかというだけの話なんだけど
そんなことすら見えてないっていう
ただ彼は農園の主として
三代以上続いている家系に生まれ
その環境下でパーソナリティを得ているから
そういった背景を考えると僕は許しがたいと思うけど
ある種被害者でもある時代の被害者環境の被害者
そういう部分は応じてあるだろうなというふうには思うけどね
思うけどそれってものすごく愚かだよね
っていうことを明確にタランティーヌは描いてると思うし
どんなにそういう環境にいたとしても
やっぱり戻ってくるけど
知性や理解や教養っていうのを得るチャンスはきっとあったはず
でもそれが得られていない人たち
そういう人たちに囲まれて
それは当たり前として育ってきてしまったっていうところの
責任はすごくあるのかなというふうに思いますね
なんかそれを聞くとさ
今の現代へのすごい通列な皮肉だよね
どういうと
そのディカプリオの存在っていうのが
囲まれた地域でいたからこそ
あの人間になったよっていうような表現だったわけじゃない
これを現代に置き直すとだよ
お前らこんなに情報を集まってるのに
差別してるの
こいつ以下じゃねっていう
あるかもしれないけど
でもエコーチェンバーっていうのもありますからね
自分の思想に似通った情報しか入ってこないんですよ
そうだね
Xとかもそうじゃん
自分が発信したり自分が興味を持って見てる情報に似通ったものばかり来るわけだから
誰しもが自分こそマジョリティだと思ってしまうような環境でもあるんだよね
1:03:04
この情報社会っていうのは
常に中立であり続けることは無理っていうのは当然あるんだけれども
例えば何か物を買いたいと思った時に
星5つしか見ない人もおかしいし
星1つしか見ない人もおかしいんですけど
その両方を見て自分はどこかができる人って少なくないですかっていう
自分はこの商品は絶対にいいものだと思ってる人は
星4つ星5つの情報ばかり求めてしまうしそれしか見えてこない
一方でこんなもんクソだろって思ってる人は
初めから星1つや星2つの意見しか飲み込んでない
可能性っていうのはめちゃくちゃあるんだよ
同じものを見てるはずなんだけれども
でも当人からするとほら見てやっぱりいろんな人が同じこと言ってるようになる
どっちも同じこと言ってる
全く意見は真逆なのにみたいなことがこの情報社会ではあり得てしまうんだよね
リアルなつながりじゃないから
自分で取捨選択できてしまうからね
だから誰しもがキャンディーになれるとも言える
そうだね確かにこのネット社会が発達していけばするほど
ランダムにものを受け取るって難しくなったよね
そうね
っていうのがあるから
ランダムに見せかけたランダムでないものだからね
特にそのネットフリックスのおすすめとかさ
本屋に行った時のさ偶然出会った本みたいなランダムさ
平積みとかじゃなくて
なんかタイトルに惹かれてちょっと取ってみたらすげー面白かった本みたいなのってたまにあるじゃない
あるねあるね
そういうランダムさがこの世の中ってどんどん失われてるよなとは思うんだけど
何者かによるサジェストによって動かされてる感はあるわな
でもそれだとしてもよ情報自体は溢れてるわけじゃない
そうするとそれをちゃんと知ろうと思ってみることっていう行動自体はそんなに難しくないじゃない
し僕が守ろうとしてる情報を集めるまでは判断を下さないっていうのが
僕の情報社会での鉄則の一つなんだけど
それをやらないのって
ある意味それをやらないような状況で
差別という判断を下すっていうのって非常に愚かなんじゃないっていうところは
もしかしたら言えるのかもしれないよね
逆にね
これ前にいじめはなくならないのかでも話した内容にもちょっと似てくるんだけど
1:06:06
逆張りをする人っていうのも現れるわけじゃん
例えばその黒人差別がダメだって
そりゃそうだってなったときに
黒人だからお前差別すんなよみたいなことを声高らかに歌いながら
犯罪行為をする人たちとか
っていうのもいるわけだからなんか難しいよね
それはまあ別の問題ではあるけどね
主題のすり替えだから
単純な話
人間っていうただの人種っていうただそれだけで
人と人と扱わないっていうことの単純な愚かしさだよね
こんな当たり前のことがわからなかった時代があるんだよっていう
しかもトニーたちはその異常さに気づいていないんだよっていう
だからある種手術は本当に観客たちの
自己投影先なんだよね
だから犬に生きたまま食わされる黒人に
すごく気分が悪くなっている手術
あれってまんま現代人の感覚そのものじゃないですか
そんなもん見たくもないし
まさに自分の
ドッペルゲンガーとしてそこにいてくれてる感じがするんですよね
手術が
やっぱり今回本当に暴力描写はえげつないんですけど
タランティの作品見慣れてると出血量ハイハイって感じなんですけど
そうなんだ
でもやっぱりそれでも気分が悪くなるほどの暴力描写はいっぱいありました
それがひとつ作品に対する批判のもとにもなったりするんですよね
ちょっと残虐すぎないか
直接的すぎないかみたいなところは
その手の映画では必ず隙間と批判の表にはなるんだけれども
ただそれは避けるべきものなのかこの映画においてっていうところなんですよね
これは箱平とも何か話したと思うんですけど
要するに喫煙してはならない子供が喫煙するべきではないから
子供に喫煙しているシーンを見せない方がいいっていう理屈は成り立たないよねっていう
カットしていけばカットしていくほど結局伝えたいものも伝えられなくなっていくし
むしろ伝えたいものがあるんだったらそういうものは起こせず表現しないといけないわけだ
っていう風に考えると今回この作品においては人権っていうものが踏みにじられて
当たり前が当たり前でない環境に置かれている黒人たちの被害だったり
1:09:04
そこの人間としてそこに根源的な気持ち悪さをあなたたち感じますよねっていうのを伝えたいわけだから
これ暴力描写から逃げたらこの作品成立しないんだよね
っていう風に考えるとこれは描かなければならない暴力描写とも言えるかなっていう風に
僕は思うわけだからなんていうのかなそれは見てて気分がいいものでは全然ないんだけれども
やっぱり犬に食わされて竜人に命を落とすダルタニアンしかり
炎天下の中鉄の箱の中に閉じ込められてまるで本当にものかのように水ぶっかけられて起こされるフルーミヒルダー
ああいうシーンっていうのはこれカットしたら伝わらないよねっていうところだと思うんだよね
しかも多分そういう教科書的なところには載ってこない
多分歴史の事実的にはあったことなんだろうしねおそらくは
そうね
ただもう一個僕は市販票としてそれは最もだなって思うものもあって
これだけ重厚なテーマを扱いながらも
タランティの映画あるあるですけどやっぱり円溜めですよ映画場っていう姿勢を崩してない
僕は全然悪いとかそこが良くないという気は全然ないです
けどそういう風に言う人がいるのもおかしくはないと思う
一定の理解は示したくもなるんでね
実際その1858年サングラスなんてありませんからまだ
確かに自然につけすぎて全然わからなかった
そもそもサングラスっていうものが一般に降りてくる以前に航空機とかが発達して
操縦士たちが太陽光線を守るためにサングラスっていうものが出てくるはずなので
この奴隷制度がまだ敷かれているアメリカの南部でジャンゴがサングラスつけてるはずはないんですけど
しかもジャンゴさ防弾ジャケット着てたよね
防弾ジャケットなんて着てないでしょ
着てた着てた
着てないでしょ
だからあのなんだ屋敷でさ囲まれたシーンあるじゃん
白人を盾にさいろんな人をバキュンバキュンしてたシーンあるじゃん
で棚に隠れるじゃない
棚の下に隠れて出てきた時に何するかってジャケット脱ぐんだよ
ジャケット脱ぐとジャケットについた弾がパラパラって落ちて
それ弾なの本当に?
弾弾弾本当に弾
1:12:02
そこ全部見て
本当?
キックズとかじゃない
ジェイジェイジェイジェイカランカランってなったもん
本当?
カランカランって本当本当ちょっと見てみ?
じゃあ見るわこれで空き薬莢とかだったら俺キレるからね
本当に着弾した弾なのね
自分で撃った弾の薬莢が引っかかって弾が落ちたとかじゃないのね
多分違うと思うなんか自信なくなってきたけどこれ防弾ジャケットやんって思ったんだよね
さすがにそれはぶち込んでこないと思いますけど
でもタランティーノは時代交渉云々とかじゃなく
絵作りとしてその方がクールだなと思ったら入れるっていうのは絶対あると思うので
そういうのを奴隷制度っていうね
黒人差別っていうものの要するに根幹にあったようなとんでもないテーマで描いた作品で
そういうものを持ち込むなっていう風に言う人がいるっていうのはわからなくもないかなと
でも僕はタランティーノの姿勢っていうのも非常に評価したい部分はあって
映画って見られてなんぼだから
やっぱり映画作品によって人の心を動かす上でやっぱり楽しんでもらうっていうところが重要になってくると思うし
楽しんだ上でやっぱりそれについて考える
それは別にフィクションだから考えられないなんてことはないはずじゃない
明確にこの作品フィクションなんだけれども
そのフィクションを通して黒人奴隷だったり黒人差別っていうもの奴隷制度っていうものの根本的な醜悪さっていうものに
触れることができればそれは別に何も批判されるようなことではなくて
ある意味では本当にその見た人の人生を一つ豊かにしてくれるというか
そういう側面はあるのかなっていうふうに思うので
僕はこの作品をそういう立場から批判する気にはならないですねやっぱりね
これはまた別の時に聞きたいんだけどさ
僕ねいまいちね
マコベラとマコちゃんが共通理解してるアートとエンタメっていうものの
組み分けがなんとなく裸感はあるんだけど
明確に同期できてない気がするんだよね
だからなんかこれはねどっかでね
二人顔を突き合わせた時点のところでそのアートとはエンタメとはっていうのを
一回僕は聞きたい
じゃあ今度語りましょう
どうしようかな結構時間あれだよね
でも全然いいよ
一個さその法とモラルっていうところも結構
1:15:02
最初にソクラレス出したんだけどさ
ジャンゴ自身もさ
法とモラルっていうところで悪法もまた法ではあるっていうところで
ジャンゴが金を得てた方法って合法だけどモラル的には正義ではないよねっていうところだったじゃん
じゃあジャンゴの復讐って違法だけどなんか理解できるよ
ジャンで
文字通りアウトローになっていくじゃん
ですあとその奴隷の扱いっていうのもどんな二択目つけてもその合法だ
っていうのとなんかこう人として接することも
っていうそのモラル的に正しいことっていうのはその場所によってはこの法律違反的にも扱われるわけじゃん
普通になんか黒人と一緒のレストランに入ったら違法とかさ
っていうのが普通にあったわけだから
っていうそのなんて言うんだろう
社会常識として行われていることっていうのが
果たして正義となっているのか
道徳的にどうなんだろうっていうところって盲目的にならないで
自分で考えなきゃいけないんじゃないっていうところもメッセージとしてあるのかなっていうのを感じたっていう話を
したかったっていう
でもキャンディたち白人が非常にこう引っ張り出して何かと頼るっていうのは
そこが明確に出てるんじゃないですか
法にのっとってるから我々が正義だという
キャンディもそこすごく打ち出すじゃない
それしかねえんかってぐらいに言うもんね
また手術はそれも理解してるから何かっていうと引っ張り出して自分たちの正当性を
主張するわけじゃない
我々は連邦法にのっとってみたいな
法の代行者としてみたいな
あれの皮肉なのかそう考えればね
そういうところかもしれないある種お前らは結局それがそれさえ
出せば納得しちゃうんだろうっていうのもひょっとするとあるのかもしれないよね
結局判断みたいなものを全部人に委ねている
差別主義者たちの愚かさみたいなものもある意味で正しいのかもしれないよね
だって人間的な感性で判断を受け出せばそれが誤ってあることっていうのはパッとわかるはずだよね
でもこの制度がありその法があるんだから我々の今やってることは正しいんだ
1:18:04
それって果たして善悪だったり
そういう判断を結局法に全て委ねているのはどうなのっていう
そういうところが多分メッセージの中に入っているのかなっていうのを聞いて思いましたね
あとは
僕でも今日言いたかったことそんなもんかな
俺あと4つぐらいありますね
1ついく?
でもさらっといくからさらっと流すんで
まず1つはやっぱりキャンディーの品性のなさみたいなのを描く上で
やっぱり命名スタイルが非常に面白いなって
結局その自分が興味があるものの名前だったり
自分のオフランスカブリ
俺はオフランスを理解しているオシャレマンだよっていうのを主張するためだけに
よそから名前を借りてきて付けてるみたいなところに
全くその黒人奴隷そのものを
やっぱり人間として見てないっていうのが現れてるなって気がするんですよ
命名センスから教養のなさも伺えるけど
教養だけでなくて
黒人に対する根本的な差別
人として全く見てないっていうのがその名前の付け方からも伺えて
すごく面白いなっていう
見事にそこを描ききってるなっていう風に思いました
あとはですね
サミュエル・L・ジャクソンが出た時に
来たなっていう
スティーブンです
スティーブンね
スティーブンですね
やっぱねタランティの作品にはね
サミュエル・L・ジャクソンが欲しいですねっていう
そうなんだ
他にも出てんの?
他にも出てますんで
パルフフィクションだったかな
パルフフィクションのヒットでサミュエル・L・ジャクソンは
有名になったと言ってもいいかもしれない
タランティの作品にサミュエルが出るっていうのは
とても大事なことです
だからサミュエルが映ったシーンで
うわーってなった人多分多いと思います
そしてジャンゴが好きなもの着ろって言われて
真っ青な服選ぶシーンあるじゃないですか
でその後なんでそんなバカみたいな服着させられてんの
みたいなこと言われるっていう
ちょっと軽いギャグが入るんですけど
あの辺も僕はでもちょっと面白いなと思って
コンボ共和国にサプールっていう
めちゃめちゃおしゃれさん好きでしょ
自分の年収以上の服買っておしゃれするっていう
不思議文化があるんですけど
それをちょっと感じさせる演出だったなって思ったんですよね
その黒い肌に鮮やかな服が映えるじゃないですか
超かっこいいよそしたち
1:21:02
それがすごいよねっていうのもあって
しかも彼らのその生き方っていうのは
自由だったり平和だったりみたいな部分を
結局植民地支配の中で流入してきた
キリスト教的な思想に
根源があったりするんだけれども
そういう思想サプールの思想みたいなのを
ジャンゴにあそこで投影してんのかな
なんてこともちょっと思ったりして
なんかかっこいいよねっていう面白いなって
あそこだからそういう二面性のある見方ができるかな
というふうに思います
変とこの服選んじゃって
ちょっと恥かくジャンゴっていうような
ギャグシーンと撮ることもできるし
ある意味ではその生き方っていうのを服装で見せて
平和を謳歌するサプールたちっていうのを
ちょっとオマージュ的に入れて
ジャンゴをまさに自分自身の自由に向かっていく
アンチェーンとしてのジャンゴの人物像っていうものを
その服装から表現したっていうのもあるのかな
っていうふうに思いました
で最後です
このシーンが大好きだなっていうのがあって
これはタランティーの爆殺シーンなんですけれども
タランティーの爆殺シーンですね
コッパ水になって監督が完全にいなくなるんですけど
その後なんですが
檻は空いてるんですよ
空いてるね
あれはジャンゴが炭鉱夫として輸送される時に
一緒に輸送されてる3人の黒人奴隷がいるんですね
でもその3人の黒人奴隷たちは
ジャンゴが逃走を図る時に
その居酒屋の中で
檻の扉も開いてる状態で
輸送してた3人がいなくなるわけですから
いつでも逃げられるんですよ
のに彼らはいつまでも出ていかないんです
物憂げというか意味ありげな視線を
ジャンゴに向けてたよね
しかもその後にジャンゴは殺走と馬に乗って
去っていくんですけれども
その時に何度も交互に映るんですよ
その檻から逃げていく彼らと
クラスラつけずにですね
馬の盾紙を乱暴に掴んで
手綱代わりにして去っていくジャンゴっていうのが
対比的に描かれるんですけど
これこそまさにですね
自由を獲得するっていうのは
本人の意思であるっていうのを
僕はあそこにすごい感じたんですよ
結局支配されている人たちっていうのが
自由を獲得するっていうのは
結局自分自身の行動によって成し得るものであって
結局条件がどんなに整うが
1:24:00
当人たちに強い意思だったりっていうものがない限り
自由は獲得されないんだぞっていうようなものも
僕はちょっとあそこから感じて
しかも作品が最後終わるラストシーン
燃えるキャンディーランドが映って
そこからジャンゴとブルームヒルダが
去っていって話が終わるのかと思いきや
エンドロールの後に
もう一度あの檻の中で動かない3人が映るんですよ
ごめん多分ねそれね
まさか見てない
見てない
これだよ
これだよ
ちょっと言い訳させて
2回目見た時に
エンドロールが
エンドロール僕最後まで見る派だからね
エンドロールが流れていくときに
あのプライムビデオの悪い癖で
タップしないと
プンってエンドロールの途中で
消えちゃうんですよ
そうなんすか
携帯で見てると
僕携帯で見ましたけど
そんなこと起きなかったけどな
起きるな
まあまあじゃあ後で見返してみてください
エンドロールが完全に終わったところで
改めて彼らが映って
一人が
あの黒人誰だって
その後
あいつなんなんだよと
いきなり
反乱を起こして
一人殺そうと去っていくジャンゴを
見送った直後のおそらくシーンなんですけれども
あいつなんなんだみたいなことを呟いた後に
ドゥンって言って
ジャンゴアンチェインって出て終わるんですよ
ああ
まさにここじゃないっていう気がするんですよね
つながれざる者ジャンゴっていうのが出て終わるんですよ
完全にだからやっぱりあの檻の中にいて
出られるのに出ない黒人の
あの3人と
ジャンゴっていうのにものすごい
意味を持たせてくれてるのかなっていう風に
僕はすごく思ったので
あのシーン大事だなって思ったんですよね
でもその話だけ聞くと
二通り僕なんか考え方があって
一通り
一つ目としては
人間って選択肢が増えると
いつもの行動を取るっていう特性があるんだよ
っていう考え方から檻を出ないっていう
その
たぶん例えばねその現代における人たちに向けて
あなたたちに自由っていうものが訪れ
選択肢に与えられたときに
どうせお前ら動かねえんだろ
1:27:02
っていう見方が一つ
あとこれなんかちょっと
日本人的な見方になっちゃうのかもしれないけど
一貫して黒人はピュアで
素直だっていうような
言われ方もしてたじゃない
言葉通りに受け取りみたいな
作中で
から
檻に入れって言われたのを純粋に待つ
待ってその命令通りに従っているっていう
純朴さじゃないな
純真さっていうのを
あるのかなっていう気もした
でもこうしたらありえないと思う
だったら骨葬学の話がブレちゃう
それだから骨葬学をむしろ肯定しちゃってるじゃん
そうだね
こうしたらないかな
だからあるとしたら前者なのかなって気はするかな
どういうスタンスで言うのかわからないけどね
あなたたちは動けますかみたいなニュアンスかもしれないし
やっぱりこう自分で掴むっていうのはすごく大事なの
結局行動を起こさない限り俺からは出られないんですよ
っていうのがあるのかなって気はするかなというところで
最後今回のテーマに戻っていきますけど
ジャンゴは繋がれざる者
ジャンゴは一体何に繋がれていないんでしょうか
でも今までの話を総括すると
今までの話を総括すると法かな
法っていうのは法律の法でもあるし
社会的な意識っていう意味での法もあるだろうし
社会的な風潮っていうか何ていうの
暗黙の了解的な法っていう無意識に訴えかけるような
名文化されているようなルールとしてあるものじゃないんだけど
それ何て言うんだっけ
法学で学んだんだけど
名文法、判例法、あと何だっけ
知らない
何だっけな
うん
だからそういう
1:30:07
社会が人に対して縛りつけようとしている悪い部分
もちろんいい部分もあるからね
その悪い部分っていうところからアンチェインされて
文字通りアウトローになったんじゃないっていうところが
あるのではないかなと真面目な回答をすると
以上
はい
なるほどね
常識みたいなものからにとらわれないってことですか
常識と法律
監修法ですかね
監修法って言うんだ
法律の中でも不文法と言われるんです
名文法と不文法っていうのがあって
名文法っていうのは要するに制定されて文章として乗っかってくるので
それ以外で言うと不文法って文章化されていないけれども
社会通念上許されるみたいな
いわゆる判例法みたいな
こういう判例が出てるから祈っとるみたいなものもいろいろあるけど
でも僕も近いものはあるかなっていう気がしますね
はい
無知性無理解無教養から来てるぞっていうのが今回の
テーマだと僕は思ったので
そのあたりからジャンゴっていう人物を見返してみると
彼は手術から生きるための知性だったり
教養っていうものを身につけさせてもらったわけで
それ白人なんですよしかも手術は
だからそもそも彼は白状に生き込んでるはずなのにもかかわらず
手術に対しては全然そういう態度を見せないじゃないですか
もちろん彼が奴隷から解放してくれたっていうのも当然あるんですけれども
何より彼自身が元奴隷ですから
元奴隷として奴隷のこともよく理解するわけですよ奴隷として扱われる
っていうふうに考えると
彼はまさに知性と教養と理解すべて持ってるんですよね
だからこそ白人は白人でくくってないんですよ
ホワイトボーイとかホワイトメンみたいな
言うけどでも根源的なところでは手術には恩怨をものすごく感じているし
白人だから云々ではないんだよねっていうところも実は見えてる人
っていうふうに考えると今回ジャンは一体何につながれていないのか
つったらバイアスにつながれてないんじゃないかっていう
なるほどねバイアスね
まったくと言ったけど彼は本当に人を人として見てるなっていう
だからこそキリコスティーブンは罰するわけですよ
1:33:02
人種じゃないよねやってきたことだよねっていう
そういうところもあり
やっぱ最後に彼が罰するのはスティーブンだったってところも
なんか面白いなっていうふうに思って
なんかねバイアスにつながれざるもの
ジャンゴっていう感じを感じました
いやでもすごいふに落ちたわ
大間が言ってることも結局つながるかなって気がする
要するに社会の中でこうだって言われてるからそれにのっとってではなくて
そうじゃない自分で判断できる人間としてのアンチェインみたいなのも
つながってくるところなのかなっていうふうに思う
結局バイアスのことだからね
バイアスとかスティーブンの話になってくるからね
結局アンチェインって言った時に
奴隷として鎖につながれていたジャンゴがそこから解き放たれ自由を手にするみたいな
そういう直接的なイメージソースはあると思うんだけれども
作品全体のテーマを見通してみると
そういう目に見える鎖ではなくて
人間の思考だったり物の見方考え方っていうものを
がんじがらめにしてるバイアスっていうものからの
アンチェインっていうふうな見方もできるのかなっていうふうに思いました
なるほど
これで改めてもう一回見たらね
クソほど面白くなると思いますよやっぱり
僕はエンディングのエンディング見てないからね
さらに面白くなる
改めて見てみてください本当に
いやーほんとねこれほんと化け物みたいないい作品なんで
是非ね見れない方見てほしいですね
こういう話をするとなんかものすごく
堅苦しい作品かのように思っちゃうんですけど
全然面白いですか
いやめちゃめちゃ面白い
なんなら僕一番最初見た時に
中身全くペラペラ映画だと思ったぐらいの
雰囲気でも見れるし
ちゃんと考察しようと思えば
いろんなものが見えてくるっていう
ものすごいなんか
ソカオール・タラティーノって
天才だね
いやそうなんだよ
ペラペラ映画でも全然見えるもん
この人本当に面白いんですよ
レザボアドックスも見てほしいですけどね
本当に出世作なんですけど
とにかくねこの人ねやっぱりテンポの作り方上手いんで
なんかちょっと漫画的にもあんだよね展開が
表現がだから結構見やすいと思う
しっかりこうなんていうのかな
切り取ってったらちゃんと週刊連載できそうなくらい
何か起きるから必ず
何かが起きて引きがあって
次のシーンみたいな感じだからすごく見やすいんだよね
まだ見てない人ぜひ見てください
というわけでもう言い残したことないですか
そうだね
今回ちょっと残酷描写っていうところも
1:36:02
結構多かったじゃない
血が出たりとか人が死んだり
でも一番僕怖かったのって
やっぱジャンゴがたまきられそうになったシーンかな
どうもありがとうございました
01:36:29

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