プログラミングの社会的側面
第2部いきますか。社会活動としてのプログラミングですね。他人っていうのが出てきたり、集団っていうのが出てきたり、組織っていうのが出てきたり、っていうのが社会活動としてのですね。
そうですね。ここも3章あって、プログラミンググループ、プログラミングチーム、プログラミングプロジェクトっていうふうな、グループチームプロジェクトですね。こういう話が出てきます。
この部はどうでした?面白いところとか。
そうですね。グループが一番面白いなという気になって。新しいことが言えるかっていうとちょっとあれなんですけど。
そう、なんか割とそれこそね、最近やっぱりチーム作りとかチーミングみたいな話がすごいどこでも取り上げられてる感触もあるせいで、ここら辺の話は役に立つ話が知りたかったら他にもっといい本あるよねっていう感じは否めない。
そうそうそう。
ですね。ただ50年前から似たようなこと言ってるなって言うとマジでビビるから面白いっていうのはあるんですけど。
そうそう。4章のグループのところで結構大事だよみたいな話が出てるのが、組織図にない非公式なコミュニケーションパスみたいなところがとても大事だよっていう話が出てきていて。
いわゆる組織図の中にあって、上長と部下があって、部署があってってあるけども、なんかそこと普段フローチャット上にいない部署同士のコミュニケーションみたいなところとかが実は結構大事。
この本では非公式なグループって言い方をしたりしてますけど、それはとても大事なんですよっていうふうに言ってますね。
なんかやっぱり組織って何らかの生産とかアウトプットを目的として形作られるものだと思うので、例えば開発部だったら何かを開発しましょうとかっていうゴールがあると思うんですけど、
なんかその非公式な組織図上とか会社がフォーマルな形で定義した以外のゴールを目指すときにはやっぱり非公式な組織って生まれるよねっていうようなことが別にこの本には書いてなくて僕が勝手に思ってるだけなんですけど、
例えば会社としては別にそういう組織を置かないけど個々人の人数としては1階にある自販機で一番おいしい飲み物を知りたいっていうのをゴールとした組織を考えると、
その非公式な組織の中で影響力を持っている要するに1階自販機ドメインエキスパートみたいな人がいたらやっぱりその組織の中でリーダーになるしコミュニケーションパスがそこに向かって結ばれていくしっていうような話がありますもんね
だから会社がいちいち全部公式な形で支援したり定義できるほどコミュニケーションって単純なものじゃなくて、このクラス、このライブラリーについて詳しい人に聞きたいとかっていうコミュニケーションが発生したりとか
社内の人間関係、人間模様について詳しい人とかもあるだろうし、そういったいろいろな非公式な結びつきってありますよね
そうですね、現代にはなくなってしまったかもしれないけどタバコ部屋とかでいろいろコミュニケーションされてたりとか、部署またいで実は情報がそれで回っているとかもあるだろうし
逆に言うとその意図しない、組織にない非公式なコミュニケーションみたいなところをどうやって発生させるかみたいなのは、たぶん物理のオフィスがある時代はとてもみんないろんなアイデアを出してて、フリーアドレスにしてみたりとか
人がすれ違うようにわざと作ってみるとか、たぶんそういうようなことっていっぱいされてたはずなんですけど、フルリモートになった瞬間にたぶんそれがまた前提が崩れて、じゃあどうやって知らない部署の人とつながりましょうかみたいなところはまた頭を使わないといけなくなり
最近たぶんそれがなかなかやっぱ難しいよねっていうところもあってたぶん出社回帰みたいなところがあるのかなっていうような気はしてますね、自分の中では
エゴレスプログラミングの重要性
確かになぁ、広場を作ってそこに噴水を置いてベンチを置きましょうってなるとハードウェアがあってそこに集まった人同士において副産物としてコミュニケーションが発生するよねっていうのが豊かな関係性の築き方かなという気がするんですけど
リモートだとランチタイムにみんなでズームつないで部屋を分割して2,3人で喋ってみましょうみたいな、なんていうかコミュニケーションを目的としたコミュニケーション施策が生まれがちというかそれ以外が難しいよなーってなりますよね
物理的にすれ違うってやっぱりすげーなーっていう気がするな
たぶんその生き生きとしたコミュニケーションはたぶん発生しないんですよねリモートワークだとなんかその相当頑張らないと人間側がなんていうか気持ちをかなり作っていかないと難しかったりして
なんかこの話ってあれですね、なんかアレグザンダーの都市みたいな話になんかちょっと近いような気もします
ひろば、噴水ひろばみたいなパターンありませんでしたっけ
あったような気がする
めちゃくちゃそれを想像してた
でもやっぱなんか食堂を作ったりとか、なんかアレって福利構成っていう面もあるんだろうけど、それ以外にも副産物としてやっぱり意図しないものが生まれてくるから良かったりとか
なんか一人がねバイパスすることによってこの人とこの人が意外と繋ぎ合わされたりとかいうような部分とかっていうのはたぶんオフィスを出社していた時代にはたぶんいっぱいあったと思うので
まあその出社してほしいっていう気持ちとかはすげー分かる分かるなと思いながら
でも逆に言うとなんかそういう仕掛けを何も考えずにただ単に人をオフィスに来させるだけだと
なんか結局一回リモートを経験した中でなんか
なんか久しぶりって言って同じチームの人と喋ってそばを買えるみたいなことがなんか起きてしまうと
なんかあんまり出社してる意味が生まれないかもしれないなっていう気もしたりとかして
なんかこの辺は結構今後各社どういうことやるのかなっていうのは気になるなって思ってますね
そうですね なんか分かんないですよね
その出社した方が本当にいいのっていうのが比べようがないじゃないですか
それこそ実験コストが高すぎると思ってて
まず経済条件を全く揃えた2つの環境を用意しますみたいなところからやるっていう気がした
しかも他社でうまくいきましたって言っても自社でうまくいくかとかまた別な話だったりするわけじゃないですか
カウンターというか逆張りもできるわけですよね
世の中の99%がIT系とかウェブ系であっても集合出社になりましたってなったら
うちはずっとフルリモートですよっていうところはやっぱり採用活動とか優位になるし
採用がうまくいくんだったら事業がうまく確立は高まりやすいと思うので全然それだけじゃないと思うんですけど
でもやっぱり採用が有利であるっていうのは重要なパラメーターであると思うので難しいですよね
そうですね
この辺の話を考えるとこのダイニブのプログラミンググループみたいなところっていうのは
いろんなコンテキストが変わってるもののずっと同じような話が延長線上にされてて面白いなっていうふうには読めましたね
ここら辺はだから50年経っても全く変わってないはず
そうですね
永遠に苦労してる
みんなね多分組織図を組織をフラットにしましょうとかティール組織だとかマトリックスだとか
多分いろんな試作をしてるもののこれって言った金の弾丸みたいなこれやっときゃ大丈夫みたいなものはやっぱなくて
ある種いろんなコミュニケーションパスができるように組織を半期に1回とか1年に1回コロコロコロコロ変えてみたりいろんな試作をしてみる
そっちの方がむしろ現代は起きてるのかなみたいな感じが近いですよね
あとはあれかなこの章で言うとエゴレスプログラミングが出てきたのがここですかね
そうですね
エゴがないコードを書きましょうっていう話でこれはすごい当たり前になってると言っていいのではっていう気がして
要するに何かっていうとこのコードを書いた担当者がそのモジュールに触ります
だから人に教えたりとか人から教わったりする必要がなくて
ある意味それが自分のジョブセキュリティにもなるし社内で存在感を増していくことにもなるし
プロフェッショナルとしてそれが当たり前の態度だっていうことじゃなくてもっとエゴレスでやりましょうよ
みんなで助け合いながら高め合いながらやったほうが結果的にいいものができるよね早くできるよね確実にできるよねっていうようなところを謳ってる感じですね
そうですねもう今となってはコードレビューして他の人も分かるようにしましょうとかその知識がチーム内にとか社内に広がったりしましょうみたいなのって当たり前のようになされてるんで全然違いますね
コードの共同所有はXPのプラクティスでしたっけ
XPだった気がしますね
そうですよねチームでやりましょうみたいなこれなんでですかねこれは社会的な実験にうまくいったからみんなそうなってるのかなよく流行りましたよね
そうですね言われてみたら確かに
XPはソーシャルチェンジなんでソーシャル変わるよねっていうのは分かるんですけど
なんかまあでもかっこよかったからとかなんすかねある種
かっこよかったんですかエゴレスがヒッピー文化みたいな感じね流行り方
でも結局なんかそのスクラムとかXPとかアジャイルな開発をしていきたいっていうのを表明したことによって
なんかそっちのがやっぱり良さそうだとかその中身に共感できそうみたいなことが多かった結果じゃあそのプラクティスをこうやっぱ体現していって
まあ気づいたらアジャイルな状態になってるようになりましょうっていう風にことに共感した人が多かった
でその共感した中には多分なんかそれがやっぱ良さそうとか思ったっていうところがあると思うので
なんかそこがやっぱりなんかよりもっと今よりも良さそうな手法プラクティスみたいなところに共感する人が多かったから
それと一緒に多分ツールセットみたいなものがそれこそなんかGitが出てきたとかそのバージョン管理するって今では全然当たり前だけど
そもそも一人一台端末持ってるみたいなね
そうでした
この時代と比べれば
確かに確かにそうですね
もうそうだしやっぱその辺とかが全然変わってったっていうところはやっぱあるから
プログラミングの進化
でもその話で言うとじゃあ2005年から2010年ぐらい本当にアジャイルアジャイルっていうのがありそうだけじゃなくてもうちょい浸透してきつつあるっていう時代まで
このエゴレスな感じって普通しなかったんだっけっていうのはちょっとなんか個人的には疑問が残るなと思いつつ
あれなんですよね我々は2010年前後ぐらいからのプログラミングの風景しか見てないし
2010年だとまだプルリクそんなにどこもかしくもやってますみたいな話では確かになかったからな
多分その2010年ぐらいにだんだんプルリクみたいな言葉が出てきてそのプルリクエストを投げてそこでコードレビューしてマージしてマージされたらリリースされるみたいなサイクルがだんだんだんだん出来上がるみたいな話をなんかあちこちのイベントで聞くみたいな時代だった気がしますね
ギットハブが2008年ですからね
もうそれよりは前にマージリクエストプルリクエストって概念があったのかなわからないですけど
GitLabの方が前か?
SVNとかマーキュリアルとかとかになると多分そういう感じはなかったのかなっていう気がするな
ギットが何年だギットハブとギットがどのくらいの差があるのギットが2005年なのか狂ってますねギットって良くないって言って3人で差しつくるのマジで狂ってますね
怖っ
なるほどな
あとは多分OSSの方が良いものが無料でこんなものが出てくるのかみたいなインパクトみたいなのも多分あったと思うので
でもそれで言うとLinux何年だっけってなっちゃうから
でもやっぱり公開した状態でものが出来上がっていくっていうことに対するものが一般の人の目に触れやすくなった
要はメーリングリストで行われているところからだんだんバージョン管理システムになって
GitHubみたいなところになってパッケージマネージャーとかが出てきたりとかして
当たり前のようにオープンソースのものを取り込みやすくなったっていうのは多分2010年以後みたいな話になるのかな
そうなると要はみんながコードっていうのは自分だけのものじゃなくて世の中のいろんなものを参考にするんだみたいな部分があったりとか
すると多分別に自分一人のものっていう感覚がどんどんなくなっていって
そもそも2010年前後ぐらいからコードを書いてる人我々とかがすると別にコードって世の中にあちこちにも出ているものだし
自分一人のものっていうよりはオープンになっていることが別に普通だよねみたいな感じにどんどんどんどんなっていってるのかなっていうのは
俺は感覚なんで何の裏付けもないですけどちょっと今思ったりはしましたね
エゴレスなチーム文化
ここを見とけばいろんなものがあるっていうのが一個でかかったのかなっていう気がしますねGitHubみたいな
コミュニティだとそうだと思うんですよね
会社組織とかポジターサークルの中でもエゴレスにやろうぜって結構マインドの入れ替えだと思う
それこそ文化みたいな
感覚的に言うとプルリクエストとかペアプロみたいなエクストリームな感じじゃないにせよ
わかんないそうか
オーサーしかチェックインできませんは普通に意外と最近までありえるか
実際自分が最初に働いた現場はそういうエゴレスみたいなものではなかったので
それって別になんかエゴレスにやりましょうとか
いや俺だけは知っているとか俺の行動だからみたいなってよりも
なんかやっぱその仕組み自体がそうさせてしまうというかその行動を共有する機会がないみたいな
人の目を通る機会がないみたいなことによって
なんかそこの部分このモジュールってあの人が担当であの人が知ってるよねみたいなことが発生していて
そこにはなんかエゴがあるっていうか仕組み上そうなってしまうっていうことの方が
なんか自分の中では強いんじゃないかなっていうふうに思ったりしましたね
別に傍若無人に振る舞ってやるぜとか利己的な選択をしてるぜっていうよりかは
道具がそうさせてるみたいな
確かになそうかそう考えるとやっぱりGitとか分散バージョン管理みたいな話か
っていうふうになんか割と自分はやっぱりそのツールセットによってマインドが入れ替えられてるっていうふうに結構思いましたね
やっぱそのGitみたいなものはない中でやっぱコードレビューやるよとか
プログラマーの役割
人が抜けて入れ替わるっていうことが前提になっていくとやっぱ引き継ぎみたいなものが必要になっていくよねってなったときに
いや完璧なドキュメントがあればそれは引き継ぎはうまくいくかもしれないけど
絶対ドキュメントと実装はずれてるからその実装のことは分かってないといけないよね
じゃあ分かるためには普段からコード読んでないといけないよねみたいな
いう部分とかがあるからやっぱコードレビューみたいなものやろうぜって言って
なんか割り箸の先に名前を書いてランダムに引いてじゃあ誰だよさんお願いしますみたいな仕組みを運用でカバーする仕組みを作って
当時チームファウンデーションっていうマイクロソフトのバージョン管理システムだったんですけど
初耳だ
SVNみたいなやつをチェックアウトしてきて自分の手元でコード読んでみたいな
ここってどうなってんのって質問するみたいなことをやるっていうのは
それはもちろんGitHubのプロリクの考え方を持ってきてやってたりしたんですけど
でもそれを意図的に仕込まなければやっぱあの人しか知らないになってたよなっていう風に思う経験をやっぱしたので
GitHubがあったらそんだけられなかったかって思いましたけどね
なるほど
まあまあそうっすねだからこの第4章のプログラミンググループは結構面白いというか
今でも引き続き発生している問題だよねっていう部分もあるし
今となっては当たり前になりすぎて果たしてこれはなんだっけみたいな話もあるし
でも本質的に大事なところっていうのは変わってないっていうのはすごい感じますね
そうですね
第5章第6章はどうでした第5章第6章
そうですね
まあ自分はなんかあんまり触れたいと思うまでやった
僕付箋2つだけ貼ってあるのかな
リーダーシップみたいなところに言及しているところがちらほら当たって
第5章98ページと第6章132ページってメモってあるんですけど
えっとですねプログラミングチームの第5章のところに書かれているのはリーダーシップが外部からの圧力ではなくチーム内部の現実によって決まることである
っていうのが民主的なグループナイスチームっていうのに何て言ってるかな
必要であるなのか観察されるなのかがどっちだっけなっていう感じですけど
チーム内部の現実によってなんで必然的にその人が影響力を持っていくとか周りの人がフォロワーシップを発揮するみたいな状態
だからあくまで自然に読まれるよねっていう話だとか
第6章のプログラマーとかプログラミングチームを機械のパーツ歯車のように扱うんじゃないみたいなことが書いてあって
そこのくだりの中で132ページで例えばエンジンの中でバルブはシリンダーの上司ではなくクランクシャフトはバルブの上司ではない
っていう比喩的な表現ですけどこれ結構いいなーと思ってて何ていうか重要なパーツであったりだとか他のパーツモジュールに指示を出したりだとか
統制するような重要な部品っていうのは確かにあるけど別に立場が上で見方じゃなくて良くないっていうようなことを言ってて
そこら辺はすごい共感するしいいなーって民主的なチームっていうのをずっとこの部では言ってるんですけど
なるほどなーって思いました
あれですよねだから今以上にやっぱりなんか上司とかトップみたいな階層組織みたいなことを考えた時にはやっぱ多分ちょっと前に結局戦争もあったりとかしたので
やっぱこうコマンド&コントロールみたいなという風なものが想起されるけど実際プログラマーの仕事をしていく中で
そういう考え方っていうのはやっぱり否定されるべきでもうちょっとこうみんなが独立してコントロールするものってよりは生き生きと成果を上げてくれる集団の一員であるみたいな
そういうふうに思いましょうっていうのはなんかやっぱ友田丸子を読んでてもそうだしワインバーグ読んでてもそうだけど
みんなそこはなんかそういう前提は違うんだぞっていうような話をずっとしてる気がしますね
まじでその60年後半から70年何があったんだっていうかみんな俺たちは部品じゃねえみたいな
ムーブメントを感じる
なんかそれはもうチャップリンでかいやったのではみたいな気持ちになるけど
だからチャップリンの時はそれ風刺としてそうやったけどでも現実問題やっぱり機械の方が生産量がやっぱ人間よりも生産量が多いっていうところは
それに合わさざるを得ないっていう時代背景があったけどやっぱプログラマーのこの仕事になってきた時においてはそうではなくもっとクリエイティブな仕事なんだ
なんかそのあるものに沿ったものをひたすら作り続けるではないんだっていうところがなんかやっぱあったんでしょうね
なんか単純な話あれですよねそのセンターコンピューターというか中央のホストマシンかホストマシンが壊れるよりかは人間一人が骨折しましたの方が取り替えが可能であるっていうのは分かりますもんね
交換可能な部品としてみなして稼働率を重視するっていうのがコマンドアンドコントロール的なKPIじゃないですけど良いマネージャーの作り方なのかなっていう気はしてて交換可能な部品ってなかなかすごい見方じゃないですかその人間に対する見方としては
大分ギャップがありますよね
でもある種モデルを単純化してそう捉えざるを得なかったような時代もあったってことですよねある意味では
そうですねまあだからマックジョブじゃないですけど誰でもできて言われた通りにやるだけみたいな僕は別にマクドナルドの接着できる気がしてないんで僕はそんなこと思ってないんですけど
一般的な言い方として単語がありますからね
プログラミングの経営的側面
まあでもそうした方がスケールのことを考えるとかやりやすいですからね経営上結局じゃあ人を何人と連れてきてここでやらせればいいんでしょって
どうしてもあるタイミングではリソースとして見ないといけないタイミングもやっぱあったりするってなった時にそういう考え方の方が適切な場合もある
現場ではそうではないけどっていう
何人月だからいくらですの方が管理しやすいですもんね
農品さえできれば勝ちみたいな品質はなんて知らんみたいな
でもある種そういう風なモデル化することによってある時代においてはビジネスがうまくいってたかもしれない
でも現場においてはそんな思った通りにはいかんぞっていうことはあるかもしれないけど10回やって8回うまくいくんだったら全然それでいいよっていう考え方も全然あると思うので
でもまあそれがしやすいにしてるかどうかとかまた多分個々の事象によったりするんで難しいんだろうなっていう気もするし
あとあれですねなんかここの話とかさっきの第一部とか第二部前半の話とか思い出しながらちょっと思ったのが
ガチガチに設計してあった後はこの通りに書いてください的な話がこの当時スタンダードだったのかなってなんとなく予測してるんですけど
なんかそうするとなかなかこう今我々が当たり前として見てる状況とはかなり要するに人間の創意工夫ってあまりインパクトを持たない時代か
いやいやそれこそが競争力の源泉ですみたいな強いプログラマーがいたら精査性が低x100倍や10倍やみたいな話になってくるかなっていう気がするので
それは時代っていうよりか業界的な差もでかいと思うんですけどウェブ系はいかんせんゆるふわなんでそこらへんはっていうとマジで怒られるな
どっちかっていうとコードを書きながらそこで感じたことを設計にフィードバックしていくっていう方が我々の職業なんだ
どうしろ職種?どうしろ職種でもない気がするんだよな我々のようなやからに終わってるんで
そうですねそう考えるとやっぱこの50年前とかって多分設計していた人とじゃあ実際そのパンチカード穴開ける人とか
ある種設計したものをコンピューターに打ち込む人っていうのはキーパンチャーみたいな
そうですねパンチャーと印刷する人も別々なんですよ
たぶんまあそういうふうに分かれてたことはあるだろうしそのあった時にやっぱりその入力する人はじゃあ何に連れてきて
じゃあこの子に書いてあること入力してねみたいなことはまあ実際あったんだろうしな
プログラミングの心理学
今多分あんまりなくなっただろうけどデータ入力の仕事とかまったくゼロではないと思いますけど減りつつあるだろうけど
大学時代やってましたけどね僕
そうですよねそうですよねコンピューター触ってて風になるんだって
なんかマーケティングリサーチで紙媒体でアンケート集めたやつを入力してっていうのをやって
いやーめっちゃ向いてなかったびっくりした超眠くなる
でもそういうのとか頭数でカウントしてみたいな
そうですねまあまあそこの職場は非常に意識高かったんでちゃんと成果を上げるとより上流みたいなところにいけたっぽいですけどね
バイトなのに小論文みたいなのやったからな面白かった
まあでも第三部そんなところですかねじゃあ第二部第二部第二部です
じゃあ第三部が個人の活動室のプログラミング
だんだんスケールをちっちゃくしていってるんですよねこの本の構成として
第8章プログラマーの性格絶対MVTRの話するじゃんと思う
ここが74章構成になっててプログラミング作業の多様性っていうのが7で
8章がプログラマーの性格で9章が知能問題解決の能力で10章が動機づけ訓練経験
という話になっていてどうでしたかなんか自分あんまりこの三部全体的にあんまりピンとこねえなみたいな感じだったんですか
そうなんですよね一人なんだプログラマーとして向き不向きとかどうやって能力高めていくか的なベクトルの話ではあるんですけど
なかなかなーって思ったのは何なんですかね同じプログラマーではあるんですけど時代の違いもやっぱり感じるなーとか思ったし面白かったのはどこら辺だっけなー
多分こう全体3部としてのところとかで個人差みたいな話もそうだし
なんかその個人差の云々の話よりもやっぱ仕組みがどんどん変わっていってなんていうかカッコつきかもしれないけど生産性みたいなものはどんどん上がっていったりとかして
なんかプログラマー一人一人の話をフォーカスするよりもやっぱ全体感をフォーカスして仕組みの方に行ったほうが良かったよねっていう感じは
第3部の振り返りの部分とかでもワインバグ自身もなんか士気が高まらず訓練も改良されずとかただ生産性ははるかに向上しているっていうことが出てきて
つまり道具とかの方がいろんなものに寄与していたんだっていう市販盛期を振り返るとそうだったみたいなことを言ってたりもするんで
まあなんでやっぱりここで考えてたことっていうのはちょっと言い方雑だけどさほどあまり重要でなかったんじゃないって思いましたよね
すごく極端な言い方しましたけど
そうなんか発見され尽くして当たり前になってしまった話とかもあるなという気はしますしね
なんかでもそれで言うと第7章のプログラミング作業の多様性っていう小タイトルなんですけど
これ何言ってるかっていうと設計してる時に使うノートコード書いてる時に使うノート
あとはデバッグしてる時のノートテスター職と当時だとテスターっていうのが分離してたっぽいので
テスターが考えることって違うよねみたいな一口にそのプログラミング職とかソフトウェアエンジニアって言っても
なんかめちゃくちゃいろんな要素あるよね的なことがこのプログラミング作業の多様性っていうのに語られてて
それをわざわざ言わないといけなかった当時の時代背景っていうのはやっぱり今とはなかなか違うんだなっていう感じもしますし
プログラミング作業の職場とか職種として分かれの分離っていうのはもしかしたら何ですかね
より分離と統合されていってるかもしれないんですけどその作業の内容自体が多様であることには変わりないし
むしろコード化複雑化していって今の方が多様であるってまでいってもいいかもしれないので
そういう意味でここら辺に着目してるのはすごいなーって思ってるしワインバーグ自体が自分でそう言ってますね
そうですよね
プログラミング作業の多様性は当時よりはるかに大きくなりある間違うか
今日なら私はこの章を書こうと思わなかっただろうって書いてあるのか
そうだからすごい当たり前にみんな知ってること思っちゃったなーみたいな
そう言ってるけど本当に当たり前になってるのかっていう感じもしますけどね
昔よりは分からない
現代の我々でプログラマーとエンジニアっていった時になりたいって思う人は多分きっとプログラム書いてるコンピューターに向かってガタガタしてる時間が長いんだろうなとかって思う気がするけど
蓋を開けると人と話してる時間が長くねとか
エッジケースを潰すためにひたすらコピペしてテストコードを増やしてテストを書いてみたいな
あれ思ってたクリエイティブさと全然違うやんけみたいなことって
現代においてもこういうことが起きてるような気がするなっていう気がするし
ワインバーグの周りに理解してくれる人が増えたという意味では多分多様性を理解してくれた人が増えたという意味では多分それはそうだと思うんだけど
もっと引いた目で見た時には本当はそうじゃないんじゃないみたいな
結局プログラマーって何してるかよくわかんないよねって言われてるような気もするなって思いますね
プログラマーが何をやってるかっていう意味では多様性が当たり前になってきたなっていう感じはしてますけどね
周りの理解がどうかは確かにわからないですけど
プログラムっていう職業の知名度とか社会的地位っていうと嫌なんだけど
魅力みたいなものとか憧れられるとか
単純にそうか就労人口数みたいな話とかそこら辺は変わってるだろうしな
そうですね
そもそも現代においてこんなにプログラマーとかソフトエンジニアがみんななりたい職業になるなんて思ってなかったしなっていう気持ちはすごいありますからね
でもその7章を振り返っての最後のパラグラフに書いてあるのはまさに今ゲインさんが言ってたような話だなという気がしてて
これらの実験の結果、透過した時間に対する見返りが最も大きい分野は明確な要求を発見し伝えることであろうと判断した
めちゃくちゃそう
しかもそれAIになって寄りそうになったよねって気もするんだよな
まあでも要求資料の探検学を書いた後ですからね振り返りやすいと
あの本80年だから20年ぐらい後に書いてるのか
そうです
第7章そんな感じで8章プログラマーの性格はなんかこれはできるだけのやつよりか性格がある程度以上もともなやつを雇いましょうねー的なことが書いてましたね
そうですねでなんかMBTIの話知ったから書き直すんだったらMBTIの話言うなみたいなこと書いちゃってまあですよねーみたいな気持ち
プログラマーの国の国家の話書いてあったのここでしたっけ
あれ違うか
そんなの知らないって思ったんですけど
超面白かったあれ
俺読み飛ばしてるかもしれない
マジですかプログラマーの国家の歌い出しはこうであるあーみたいなことが書いてあった
楽しかった
ワインバグだな
あったあった883ページです
プログラマーの国家はあーで始まるという名言がある
いやーすごいな
面白い
まあで9章知能問題解決の能力
この章一番ひどいなって自分は思っていますね
知能って言ってるけどなんか全然知能の話してないような気がしていて
プログラミング作業の多様性
でもIQとかの話してませんでしたっけ
まあ知ってたけどなんかどちらか知能というより認知みたいな話をしてるなと思っていて
まあそれを知能と呼んでるのかもしれないですけど
なんか知能の話してなくねって俺は思っちゃって
なんかこの章こそいらないんじゃない今いらないんじゃないって思って結構
なんていうんですかねここは怒りを鳴らしながら読んでましたね
俺思ってる話と全然違う話してるなと思って
これを知能と呼ぶのかみたいな気持ちになったりとかして
なんかちょっとここは乗れないなって思って
だんだんだんだんこの辺からこう本読むモチベーションが下がっていきましたね
知能そうですね章のサブタイが問題解決の能力なんですよ
問題を解決していくためには知能が必要だよっていう風に書かれてるんですけど
まあ認知の話は明確にしてて認知より広い話をするんやみたいな表現がしてあるけど
前半の心構えの話はちょっとああまあ確かになるほどって思いながら読んでましたね
まあ心構えは認知の研究の一環らしいんですけど
心理的構えか
そうですねそうですね
まあなんというかあるがままにコードとかドキュメントを読むっていうよりかは
ある程度の先入観とか推測を持ちながら読んじゃうよねっていう
まあ人間の能力であり脆弱性でもあると思うんですけど
なんかそういうのがあった時に本当の問題に気づけない状態になっちゃうよね的な
だから先入観とかどういう態度で臨むかどういう風に構えるかっていうのは
ちゃんと意識されてなきゃだよね的な話が書いてますね
あれですよねツイッターでよく流れてくるイギリスかどっかの大学が研究して
なんか文字が入れ替わってても自然と読めちゃうあら不思議みたいな
コピピみたいなやつとかはまあそういう話ですよね
それですそれ
いやそれだなーって思いながら
でまぁ一応この話が心理学では知能でなく認知の研究の一環として捉えられるけど
…っていう話をなんだけどっていう風に続けて書いてるんですけど
なんかあんまり折れなかったんだな
なんか何がって言われるとちょっと難しいんですけど
そうでもエピソードもすごい難しいというか当時の現場の話をしてるので
こんな例がありましたって出てくる話がそもそも全然あんまり想像がつかないみたいな
うんですよね
なんかあんまり50年経って今こう読んでもこんなにみんなピンとこないんじゃないかなって思ってますね
そうですね規制検査の話とか就活の時に規制検査1個とか言うと
他に真面目に就活してなかったかがバレるから次行きますか
はい行きます