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2025-05-29 1:35:20

第百七十四回:Tak.さんと処理することについて

サマリー

ポッドキャストの第百七十四回では、AI技術の進展とそのワークフローへの統合が議論されます。特に、AI機能が追加されたワークフローリーやObsidianのデータベース的機能について紹介され、生成AIを用いたデータ処理の可能性が探求されています。また、フリーライティングとその効果的な手法が深く掘り下げられ、身体性を重視するアプローチが書写時の思考の負担を軽減する点について考察されています。さらに、モジラのポケット終了に関するニュースや、情報処理におけるデジタルツールの限界についても議論されます。 エピソードでは、タスク管理や情報処理の課題に焦点が当てられ、インボックスの使い方やデジタルツールの限界について語られます。また、効果的な処理方法や、ユーザーの心理に基づいた機能の重要性が強調され、改善の余地にも触れられています。このエピソードでは、タスク管理ツールの効果や、タスクを処理する際のプロセスが深く掘り下げられ、タスクの細分化やインボックス方式の限界、デイリータスクリストの重要性についても議論されます。 さらに、GTD(Getting Things Done)に基づくタスク処理法の難しさや、頭の中のアイデアを整理する方法についても話し合われており、タスクを適切に処理していくプロセスや判断保留の重要性が深く掘り下げられます。また、デジタルツールがどのように影響を与えるかについても触れられています。エピソードでは、情報整理の方法としての時間軸の利用やトゥードゥー管理の戦略が語られ、プロジェクトの次のアクションに焦点を当て、優先順位やデジタルツールの効果について深く考察します。 情報処理に関する議論では、処理することの重要性や意識的に処理を行うこと、または処理をしない選択についても触れられます。特に、デジタルツールの活用と処理能力の向上が仕事の効率に与える影響が考察されています。

AI機能の追加について
スピーカー 1
うちあわせCast第百七十四回ということで、 今回もゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
しばらくぶりなんですが、ニュースは結構ありまして、 ばばっと飛ばすんですけども、
まず、ワークフローリーにもとうとう AI機能が追加されるということで、やってきたかというところなんですが、
現状は多分、有料ユーザーが先に公開されていて、 最終的には一般ユーザーにも公開されるよというような告知がなされています。
一応僕、満タイのノードが作れる無料ユーザーなので、 まだお耳をしてないんですけども、
動画とかがちょっとページに公開されてまして、 見る限り自分が書いたノードについて、
生成AIにチャット的に投げたら処理してくれるのが返ってくると。
返ってきたものを多分自分のアウトラインに 組み込むことができるみたいなことだとは思いますけど。
スピーカー 2
はい、そうだと思います。
スピーカー 1
今あんまり心にいられない感がするのはなぜなんでしょうか。
僕、有料ユーザーなんですけど、試してみようとさえ今の動画を持ってないですね。
不思議かな。
僕も一応、例えば、チャットGPTとかジェミニとかをちょこちょこ実際に使ってますし、
この人らに文章を書いてもらうことはないし、
いろいろ聞いたりまとめたりしてもらっていることはしてるんですけども、
スピーカー 2
あんまりこれはやりたいなとは思わない。
スピーカー 1
ワークロールに入れているもの、保存しているそのものが、
別に生成AI的な処理を求めていないものであるということはあると思うんですけども、
なんかそんなにハッピー感はないですね、これ。
スピーカー 2
あんまり固くなりになるのもどうかなと自分で思いつつ。
そうなんですよね。
ワークフロイというかアウトライナーに求めていることと、
そのAIに求めていることがあんまり重なっていなくて、
AIはAIでいいんだけれども、
アウトライナーというかワークフロイの中で使いたいという気持ちに、
あんまり今のところはならないということはありますが、
それは将来的に未来永劫そうであるというわけではないかもしれないですけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
イメージが湧いて、
スピーカー 2
例えば、デイリータスクリストみたいなのが1年分ワークフロイの中に入ってたとして、
スピーカー 1
例えば、私が働き過ぎになるサインを教えてくださいみたいなことが解析されて、
タスクがこういう状況になってたら次回から注意しましょうみたいなことが
もしアドバイスで出てくるとしたら有効かなという気はするんですけど、
それは知的生産ではないという大げさですけど、
スピーカー 2
有効な情報の使い方ではあるにしろ、
執筆とかに直接役立つものではないという感じがして、
スピーカー 1
有料版のおまけについてくるならいいんだけど、
例えばこの機能だけを有料でプラスアルファ使いたいかというと、
ちょっとそこまでではないかなという気がしますね。
Obsidianの機能強化
スピーカー 2
そうですね。
書いてる内容からそういうシグナルを読み取ってくれるならすごいなと思いますけどね。
スピーカー 1
そうですね。
この文だけ文体がいつもと違うんでみたいなことを言い出してくれたら、
面白いかなと思いますが、分析的というか解析的な使い方であって、
どうなんでしょうね、アウトラインを組み立てて、
アウトライン上のロジッカルな不備を指摘してくださいみたいなことは、
非常にアウトライン的には使えると思いますけど、
もっとダイナミックに書きながら考えるということについて、
スピーカー 2
どこまで貢献してくれるのかはちょっと謎というところですね。
そうですね。結局試行錯誤したり、
スピーカー 2
ショートカットしたい人はアウトライナーの中じゃないんですよね。
スピーカー 1
その需要はその外にあるので、
スピーカー 2
ただそれは自分の使い方だから、
それを求めてる人はもちろんいると思いますけどね。
スピーカー 1
この中でデータベース的なものを作られてる方であれば、
スピーカー 2
多分有効な利用方法はどんどん出てくるとは思います。
スピーカー 1
Obsidianなんですけども、
ベーシズっていうものの複数形ながら、
ベーシズって読むかどうかはわかりませんけど、
っていう機能が今有料ユーザー向けにアーリーアクセスで公開されていて、
いずれちゃんと公開されるということで、
これデータベース的な機能を追加するということで、
Obsidianにもともとサードパーティーのプラグインで、
データビューっていうのがありまして、
こいつがかなりやるんですけど、
Obsidianの歴史の中で何度かエポックメイキングな機能追加があったんですけど、
それが一つがこのデータビューで、
もう一個がCanvasっていう機能なんですけど、
このデータビューがメインの本体の機能として実装されるようなベーシズなんですけど、
ちょっと自分でコードっぽいことを書けば、
ノートの内容をプロパティを見て、
フィルタリングしてリストで表示してくれるということで、
これも例えばObsidianの中に買った本の情報をバーって集めてたときに、
その本に関するノートを一覧できるとかっていう、
その一覧を作ってくれるということで、
Obsidianのもともと基本的にファイラーしかない状況なんですけど、
そのデータビューとかこのベーシズを使えば、
もっとノーション寄りに使うことができる。
ノーション寄りって感じですよね。
これは結構発見を握るんじゃないかなと思うんですが、
データビューはサードパーティのプラグインということと、
やっぱりその指示の書き方が、
プログラマーなら余裕なんですけど、
そうじゃない方はちょっとどう書いていいのかっていうのがわからんところがあるとは思うんですが、
ベーシズも多少難しいんですけども、
ちょっとわかりませんが、たくさんノートが増えたときに、
役立つ機能になるであろうとは思います。
精神AIの話が多いんですが、
生成AIによるデータ処理の未来
スピーカー 1
前のときに紹介しなかったんですけど、
コセンスにスマートコンテキストという機能がついてまして、
今僕、知的生産の技術っていうプロジェクトページ開いてるんですけど、
各種のページの右側にアイコンがあって、
このページのアイコンを押すと、下のほうに、
Export for AI OneHopLinksというのと、
Export for AI TwoHopsLinksというのが右にメニューに出るようになっていると。
これを押すと、OneHopLinksである場合は、
このページからリンクしているページと、
このページにリンクを貼っているページのテキストが、
まとめられた1枚のテキストファイルが出力されます。
というか、ダウンロードできます。
TwoHopになると、TwoHop先のテキストを全て含んだ
頂戴なテキストファイルが1枚ダウンロードできると。
これをExport for AIと書いてますから、
要するにそのファイルをAIに投げてくれと。
例えば、この情報をまとめてくださいとか、概要を教えてくださいとか、
さっき言ったLogicのビューをしてくださいみたいなことを聞くことができると。
今までであれば、例えば個性数の30枚のページがあった場合に、
30枚のテキストファイルを投げなければならなかったと。
それは多分、パケット的にあんまりよろしくないと。
スピーカー 2
あれ的に。
スピーカー 1
イメージとしてね。
1枚にまとめてこれからファイル1個送ることができるんで、
使いやすいでしょうということで。
これを使うことで、データそのものは全て個性数に置いているけども、
処理してもらうAIは、例えばChatGPTとか、
その他、自分の好みのものを選ぶことができますよね、
という形になっとるというわけですね。
Obsidianも直接自分では生成アイは持ってないんですけど、
外部サービスとコネクトするいろいろプラグインもありまして、
逆にEvernoteとNotionというのは独自にAIを持っているわけですね、内部に。
ここが賛否両論が起きているところで、
最近のNotionよりもObsidianがちょっとワクテ化しているのはそこにありまして、
一番いいAIを使えるんですね、その方式だと。
でもNotionとかEvernoteの場合は、
全てがパッケージにまとまっている分、
そのAIの能力値の限界が、
どうしてもその開発会社が提供しているAIに制限されてしまうと。
どっちがいいですかっていうことなんですけど、
昨今の流れでいうと、やっぱり選べたほうがいいよねということで、
自分でMDファイルを持つとか、
これ個性にするように部分的に選んで、
データファイルでエクスポートできるっていう形のほうがいいんじゃないかっていう、
スピーカー 2
機運というか流れみたいなのがちょっとあるということですね。
スピーカー 1
面白いのは、これ個性にする場合、これ方式の場合って、
自分が持っている情報を全部渡さなくていいんですね、生成AIに対して。
この部分だけのコンテキストで答えてくれということができると。
これ言い悪いともあると思うんですよ、もちろんあると思うんですけども、
例えば、さっき言った自分のデイリーノートを1年分を見た上で何か言ってほしいとかやったら、
全部預けたほうがいいんですけど、
あるコンテキストについて、ある議論の流れに沿って何か言ってほしいという場合は、
自分のデイリーノートの全部を別にいらないわけですよね。
そのアイディアの議論に関係するものだけで処理してくれたらいいわけですから、
データ効率的に言うと部分的に渡したほうがいいよなという気はするんですが、
この辺も生成AIをどう使うかというのがまだ未知数なので、
いろんなところは手探りかなという気はしておりますね。
スピーカー 2
このやり方でアウトライナーに渡したいですね。
スピーカー 1
アウトライナーに、問題はですよ。
主体となるページが最上位にきて、
関連するページがその下位項目に位置付けられるっていう感じですかね。
スピーカー 2
そういう感じです。
スピーカー 1
それならできるな。
スピーカー 2
シンプルに。最終的にそれを出力するわけじゃなくて、
アウトライナーの中でそれをあれこれやりたい。
それが普段コセンスの中に入っているところから切り出したいっていう。
今まではそれ難しかった。
スピーカー 1
かなり難しかった。
スピーカー 2
やっぱりそのコセンスの機能に魅力はすごく感じるんですけれども、
一つにはそれができないというところがネックだったんですけど、
エクスポートワンホップリンクってワンホップリンクの範囲で、
単純に回送テキストの形でアウトライナーに渡せるといいなとシンプルに今思いましたね。
スピーカー 1
一応出力されたテキストをさらに行動スペース付きで改変したらおそらくはできますし、
できますよねきっとね。
エクスポートの作業そのものもジェミリとかにお願いしたらオウムでやってくれると思うので。
やっぱり生成AIによってデータ処理そのものも生成AIに任せられるので、
非常にデータの活かし方の可能性が増えたなという感じがしますね。
スピーカー 2
そこはもう無条件でいいことですよね。
今までだったら一生懸命正規要件とか研究しなきゃいけなかったかもしれないことを、
それは無条件に肯定していいことだと思いますよね。
スピーカー 1
やっぱりデジタルとデジタルの間に入ってくれるものとしてはいいんですけど、
思考というのはアナログとデジタルみたいなものがありまして、
ここを簡単に代替するのはちょっとなというところは常にありますね。
スピーカー 2
そうなんですよ。その過程の途中で意図していないことが起こることを求めてるところがあるんですよね。
スピーカー 1
そこをね、作る側がわかってんのかなと思うことがちょっと多いんですよね。
作る側はそこまでそれを本質的なものと捉えてない可能性はあると思うんですけど。
スピーカー 2
いや、そこが本質的なものだと。
スピーカー 1
そこは価値観がずれてるというところで。
この辺は今後いろいろ変わってくると思いますね。
フリーライティングの効果
スピーカー 1
面白い記事がありましてですね。
400文字リハビリ確保っていうのがついてて、
ドライビングフリーライティングというものが書かれてましてですね。
記事読んだんですけど、
僕が感じた感じ、これがフリーライティングということだと思うんですけど、
意図としては、語字も脱字も話の脱線も禁止せずに、
手を早く動かして筆記やタイピングを行い、
思考より先に体の運動を優先的に書いてみるやり方というのを、
ドライビングと頭につけたフリーライティングなんですけど。
この説明そのものがフリーライティングだなと思うんですけども、
おそらくこの身体を優先させるという感覚を持つことで、
スピーカー 2
書くことが促されやすい人がいるんだなというのをちょっと思いましてですよ。
スピーカー 1
これ別にだから実際フリーライティングがやってることなんですけど、
思ったことを書きましょうっていう言い方やと、
思考の重さがまだ取り切れない場合に、
体を優先しましょうっていうことで、
注意の向ける先を体にすることで、
むしろフリーライティングがやりやすくなるっていうことは、
たぶん起こり得るんだろうなと思って。
スピーカー 2
まさにそのとおりだと思うんですよ。
スピーカー 1
身体を優先させるっていう言い方にしたほうが、
僕考えすぎてしまう人たちが書きやすくなるということがあって、
ドライビングってつけてもあんまり内容自体は変わってなくても、
行為としてやりやすくなっているってことがあるんじゃないかなと読んでて思いました。
スピーカー 2
昔から自動筆記というものもありますし、
そういう考え方自体はたぶんあったと思うんですよね。
面白いのはフリーライティングの話をするときに、
最初からこの方が言ってるような大松さん。
スピーカー 1
自動筆記的な身体性を優先することなんだなって捉えるタイプの人と、
スピーカー 2
そうじゃないタイプの人がいるんですよ。
スピーカー 1
結構それを二極化してて面白いものだと思ってたんですよね。
スピーカー 2
意外にフリーライティングでも頭で考えちゃうタイプの人もいるし、
フリーライティングをやっているのに、
こうやってしまうとフリーとは言えないのではないかと考えながら書いてる人。
もう一方では絶対に手を止めちゃいけないみたいなふうに捉える人もいるし、
どっちもありだと思うんですけど、
頭でどうしてもこうやって考えちゃうタイプの人には、
スピーカー 1
とにかく先に意味のないことを書いてでもいいから手を動かすんだっていうような考え方はありなんじゃないかと思いますね。
そうですね。
今自分は書くという行為をしてるんだと思ってしまったら、
書くにまつわる検閲機能、検閲ファンクションが動いてしまうという場合には、
そういうのを書かないで書くという感じ。
書くということを自分はしているわけではないと思いたいわけですけど、
残念ながら書くということを自分はしているわけではないという思いは持つことができないんですよね。
その段階でも自分は書くっていう、あれに引っ張られてしまうんで。
否定の思考というのはできない以上、やっぱり注意をずらすのが一番良くて、
今僕は体を動かしているんだという、運動をしているんだと思った時の方が、
やっぱり出てきやすい、書きやすい、流れやすい、生まれやすいものがあるということをあると思うんで。
だからこれ結構非常にいい名付け方、いい書き方っていう感じがしましたね。
大きめのニュースとして、後でよむサービスで有名だった、
ファイアフォックス開発のモジラが提供しているポケットが終了するということで、
自分的にアビ共感のツイートがあったんですが、どこに行ったらいいねということで。
いくつか著名なサービスはあるんですけど、結局そこも本当に続くのかなっていう思いがずっと消えないわけで。
ある程度その無料ユーザーが多く使ってて、プレミアムでっていうフリーニャムモデルで、
そんなに長続きしないよなということがあると思うんですけどね。
映った私も皮抜け終わるかもしれないと思うんですが、
僕最近こういうサービスほとんど使ってないんですよね、後でよむというのを。
基本的にURLだけを保存するか、URLプラス自分のメモ書きを残すという形で。
この話も以前にしたと思うんですけど、PDFで残す手段もあるよねみたいな話はしてたと思うんですけど、
近所もたくさんそういうサービスは別に使ってない感じですか?
スピーカー 2
使ってないです。もともと使ってないですね。
僕はブラウザーがSafariなんで、メインが。
Safariのそういう機能があるんですよね、後でよむみたいな。
それ入れると絶対もう入れたっきり忘れるので。
だからURLをデイリーなオートラインの中にメモとして入れておいて、後で処理するというやり方って何の不足もない感じですね。
スピーカー 1
僕もだから基本的にURL欲しい場合はデイリーに入れておくし、
デイリーに入れておかない限りおっしゃられるようにほぼもう二度と見ないというような感じ。
あとでよむ、あとで読まないというのは有名な話ですけど。
逆に僕はそれでいいかなと思ってるんですけどね。
読んだつもりになるだけで満足して、あとは忘れるっていう。
結局読めないわけじゃないですか。
結局読めないから読んだことにしても脳から忘却するのは非常にある種健全な方法かなと思う。
情報をうまく活用できていないっていう不全感さえ持たなければ、
たまたま見つかったらいいなぐらいの場所で保存しておくというのは一ついいと思うんですけど。
このポケットとかって後で読むっていうことが明確、つまり動作が明確だからまだいいんですけど、
結局メモツールも全部一緒で、これもこのまま本題に入るんですけど、
メモツールでもポケットツールでも何でもいいんですけど、
後でホニャララするためにそれを行うわけですけど。
やらないできないっていうことも当然あって、それによってストレスを感じることもあるんですけど、
そもそもそれは何をしようとしていたのかということが決められないままに保存されることが多いし、
それをむしろ促進している気がして、それが多分現代の情報処理において大きな負荷を発生させているのではないかなというのが今回の話なんですけど。
スピーカー 2
なんかすごい美しい流れで本題に入りましたね。
モジラのポケット終了
スピーカー 1
だからエバーノート自体はもうじゃんじゃんじゃんじゃんウェブクリップしてまして、
もうちょっと数えるのがめんどくさいですけど、
2000とかでは期間ぐらいのウェブページのクリップがあるわけですけど、
スピーカー 2
ほぼ使ってないですし、それを使って知的生産したこともほとんどなく。
スピーカー 1
例えばクリップする、タグつける、テーマにふさわしいようなタグをつける、
あるいはプロジェクトで使えそうなエバーノートのノートブックに移動させるみたいなことが、
その当時僕が考えていたウェブクリップの処理という行為なんですけど、
処理はなされてるわけですけど、知的作業として何も進んでないというか、
こっちにあった荷物を向こうに動かしたくらいのことしかしてないんですよね。
これだからデータとして処理はしてるけど知的には処理なされてないって考えたときにウェブクリップがそういうふうにしたときに、
メモとかもそうなんですよね。結局同じことなんですよね。
これ今ウェブクリップなんですけど、何か思いついたことを書き留めるとメモツールに。
それを何か処理しましょうと、これはいろんな場所で言われるわけですよね。
それはもうGTDしかり、その他情報整理つかり、とりあえずインボックスとかに入れといて、
それを後で処理しましょうと。
デジタルツールの限界
スピーカー 1
GTDの場合はワークフローが提示されてますけども、
あれは基本的にやることとか行動に関するもので、アイディアについてはノンダッチであると。
アイディアとかについてどう処理したらいいのかっていうのが全くわからないというか、
明瞭にされないまま10年くらい経ったんじゃないかなと思うんですけど、どうですかね。
スピーカー 2
個人的にそれ、エヴァノートとライフハックブームのフノイさんみたいなものだと思っていて。
ただちょっと混乱があると思うんですよね。
そもそもエヴァノートで言えば、エヴァノートってもともとすべてを記憶するっていうのがキャッチフレーズのサービスだったんですよね。
スピーカー 1
だから処理しなくてよかったんですよ。クリップしたままでよかったんですよ。
スピーカー 2
ところがそこに、たぶんその当時エヴァノートにすごく熱狂した人たちというのは、おそらく同じようにGTDにも熱狂していた可能性が高く、
スピーカー 1
ちょっとその間の混乱というか混ざっちゃったところがある。
スピーカー 2
プラス、エヴァノートがブレだ、すごく。
ブレだというか、その当初のすべてを記憶するサービスというところから離れていこうとしたわけですよね。
もうちょっとお仕事環境そのものになろうとして、迷走していったというふうに理解してるんですけど。
ウェブクリップっていうのは、クリップしてそのまま忘れてよかったはずなんですよ。
必要だったら検索して出てくるはずだったんですけど。どうもそうじゃなかった。
逆に本来だったら処理をしなきゃいけないものも、すべてを記憶するサービス時代の発想のままクリップしてしまった。
混ざってしまっている。
スピーカー 1
ちょっとその辺の混乱があると個人的には思ってますね。
すべてが集まってくるインボックスに、ただ保存しておけばいいだけのものと、
さっき言った知的な処理というのを施さなきゃいけないものが混じっていたときに、
脳の情報処理として、混じっていると難しくなりますよね。
どうしていいのかというのを判断しづらくなってくる気がしますし、
それを例えばGTGのようなワークフローで処理できるかというと、
処理を簡略化できるかというと、多分それもできない気がするんですけど。
どうなんでしょうね。
とりあえず入り口を書き留めるのが簡単になったと。
いわゆるワンポケットの原則でやると。
だから一箇所にいろんなものが入ってくると。
入ってきたときに大量になるから処理していかなきゃと。
しかし処理の仕方が脳の負荷がかかるから、
オームネーバーノートのようにノートブックを移動させて終わりか、
せいぜいパッと思いつくタグをつけて終わりということになると。
そうすると、もう何の役にも立たないということが残っていくということで。
だから個々の動作が悪いというよりも、
フロー全体が破綻するように動いているような感じがしますね、これは。
スピーカー 2
あともう一つは、うちはセキュアストで何度も出てくる話だと思うんですけど、
本来アナログを前提にした手法をデジタル化したときに、
これはもう明白に批判したいと思うんですけど、
そういう知的な作業とか知的な営みをデジタルツールを開発する側、
開発者全般という意味じゃなく、
例えばタグをつけるだけで済むとか、
分類すれば済むっていう、要は舐めてると言ってもいいんじゃないかと思うんですよね。
別にそこは喧嘩を売ってるわけじゃなく、
作る側の問題というよりも、タグとかそういう機能があるのは全然いいし検索もいいんだけれども、
デジタルだからあまりにも簡単にそれができてしまうんで、
処理をした気になっちゃうんですね、それがユーザーの側の問題として。
だからユーザーの側も舐めてるのかもしれない。
舐めてるって言葉は悪いですけど、
例えばアナログのインボックスだったら処理しなければ溢れ返っていくわけですよね。
だから実際処理をしない限りからならないわけですよ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
だけどデジタルっていうのは、すごく簡単に処理をした気分になりやすいんだけれども、
実際には何にもなってないっていうことが起こるんで。
だから分かんないんですけど、処理をしなきゃいけないものはもうタスクにならないといけないわけですよね、
そのタスクという言葉を使うから。
タスク管理の課題
スピーカー 2
はい、なるほど。
インボックスに入っているものを分類したりタグをつけたりするだけで何かが起こるものっていうのはそんなになくて、
それは何かしらのタスクという言葉を使ってしまう。
何かしらやるというタスクに繋がらなきゃいけない。
それに変換しなきゃいけないわけですよね。
それをする仕組みというか、そういう導線があんまりないというか。
タスク管理アプリのインボックスはそうする前提で作られてるんですけど。
そうですね。
それこそノートアプリとかそれ以外のものはないんですよね、それがたぶん。
そういう言い方でいいのかな。難しいですけどね。
スピーカー 1
だからやっぱりタグをつけるという処理と別の何かの処理っていう2つあるいは機能する処理と機能しない処理みたいなのがあったとして、
機能しない方の処理はちょいちょい簡単にできるようなUIになっているけど、
それよりも難しい処理の導線というかUIのサポートはあんまりないというか実感で。
Evernoteで例えば何か関連するタグをつけましょうと。
Webグリップ100個のうち10個Evernoteの個性因数に関するページ集めましたと。
じゃあどうするねっていうときの答えがないんですよね。
スピーカー 2
集めましたの次がもうないっていう。
スピーカー 1
でも本来処理というか何かをプロセスするんであればそこからが本番ですよね。
集めた後にどうするのかというところ。
だからそこがもうまるっと抜けて、抜けてというかむしろ入ってくる情報が多いから、
その前処理としての処理、前処理だけで1日が終わってしまうということがあるのかもしれませんね。
スピーカー 2
そうですね。
Inboxって入ってきたものがどこかなくならないように、とりあえず入ってきたものはここに入れるっていう場所ですよね。
例えばGTDだったらそれをプロセスすると、処理をする。
その後レビューをするっていうことが言われるんですけど、
デジタルツールの限界
スピーカー 2
例えば週1でレビューしたほうがいいのはわかっていても、そうはいってもねっていうことになっちゃうわけですよね、大抵の人は。
そうですね。
そこで、それがアナログのGTDだったときに、
じゃあそのデジタルのそれ系のツールって、そこをどういうふうに助けてくれようというか、
どういう仕組みでそこをやりやすくしようとしてくれていたのかというと、別にくれていなかった。
やっぱり気合で週次レビューしなきゃいけない。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
もちろんやればいいんですけどね。
スピーカー 1
しかもあんまり選別、フィルターなしに情報対応に取り込んでしまうと、当然レビューの負荷も上がってくるわけで、
ますますやりたくなくなってきますよね。
例えばバレットジャーナルっていうアナログの手法は明確に入ってるんですけど、
あなたにとって大切なものだけをノートに書きなさいと言ってるんですね。
全てを書きなさいとは言ってないんですね。
やっぱりその方が、振り返り見返したり活躍をするときに、負荷が小さいからやりやすいですよねっていう、
四国五本の話が展開されてるんですけど、
デジタルは基本的にそのコンセプトは逆で、逆であってもいいと思うんですよね。
それこそがデジタルの面目薬状なわけですから。
でも、だからといって集めたものは全部は無理ですよねということで、
例えばレイティング、星1から5のタグを付けておくみたいな方法がほしくはあるわけですね。
自分にとって大切なものの星を上げておくことで、
星5とか4だけを見返すみたいな手法はあるんですけど、
管理のための何かを増やしているだけの気もしなくはないんですね、それって。
悪くはないと思うんですけど、ちょっと管理のための管理という感じもするんで、
スピーカー 2
もうちょっとツールサイドからなんかしてくれんかなという気はするんですけど。
ツールサイドっていうと、開発者をさっき舐めてるみたいな言い方しちゃいましたけど、
舐めてるというよりも、やっぱり何が必要なのかというところで、
別に技術的にすごく難しいことが必要なわけではないような気もしていて。
例えばインボックスって処理しないと溢れるじゃないですか。
でも、たぶんインボックスに入れた中には処理しなくていいものもあるわけですよね。
スピーカー 1
あるわけですよね。間違いない。
スピーカー 2
だけど処理しないと、逆にインボックス方式を取る限り、処理して全部空にしないと機能不全になるわけじゃないですか。
そうですね。
で、それっておかしくないかと思うんですよね。
思いますね、はい。
僕もそうだし、倉下さんもそうですけど、インボックスがデイリーになっている方式。
それが一つの答えの一つだと思うんですけど、
スピーカー 1
他にももちろんもっと入っていく答え方があると思うんですけど、
スピーカー 2
それは要するに処理をしなければ、ただ後ろに送られて見えなくなるだけですよね。
でもそういうことでもいいので、
全てを処理して空にしなきゃいけないと言っている限り必ず気合が必要になってきて。
気合が必要なことって結局気持ちが盛り上がってるときはするけれども、
盛り上がりが終わるとしなくなる。
しなくなるって言うと怠け者みたいに聞こえますけど、
やっぱり現代人は忙しいので、毎週月曜日に2時間かけてレビューするとかできないですよね。
そうですね。
だから無理を言っちゃいけないなと思っていて。
そこで無理を言わずに、もう少し現実的なやり方を考えることはできたはず。
それはユーザー側もそうだし、開発側もそうだと思うんですよね。
そういうことがちょっとなかったんじゃないかなという気がしています。
スピーカー 2
誰かに怒られそうな気がしますけど。
スピーカー 1
例えばメーラーのHeyってあるじゃないですか。
例えばこのメールは1週間後まで消しておくみたいなのがあるんだと思うんですよね、確か。
しばらく見えなくするかな、たぶん。
ああいうのもインボックスでしばらく処理せえへんものは、
一応、所在地としてはインボックスだけど、しばらく見えへんみたいなことはできるわけですね。
それは別に何も難しい機能ではないと思うんですよ。
あとこれもヘイの新機能でこの前、だいぶ前に紹介してみると、
メールをワンスクロールでしばらくずっと見ていけるみたいな機能。
あれ、たぶんレビューにぴったりなんですよね。
ぴったりですね。
例えばエバーノートの場合って、1個1個ノートを横に動かしていかないといけないですね、全部見ていくのに。
激しくめんどくさいわけで、たぶん1行だけのメモとかをそんな風に移動した子はないわけですよ。
でもそれをたとえば、この1週間のノートをずらーっとスクロールでつなげて見れて、
そのままもうダイレクトにノート編集できますっていう機能だったら、
非常にレビューがしやすくなると思うんですよ。
これも別にそんな特別な機能ではないと思うんで。
スピーカー 2
まさにヘイがやったようなことがタスク管理アプリにも必要だと思うんですよね。
機能改善の提案
スピーカー 2
ヘイの紹介動画で、
あの人誰だっけ、ケイソン・フリードか。
彼がその紹介したときに、「やっぱりなんで30年前のメーラーと同じ使い方なんだ。おかしいじゃねえか。」って。
彼もね、結構アジテーターなんでそういう言い方するんですけど。
その通りなんですよね。
で、我々はみんな20年30年メーラー使って、
みんな同じようなことを思ってるのになんで変わらないんだっていうようなことを言ってて、
その通りですよね。
そんなものすごい超ハイテクな革新的なことをやっているわけじゃなく、
どっちかというと工夫に近いことなんですよね。
でもそういう類のことでなんかもっとできることはあるんじゃないかと思いますよね。
作る側だけじゃなくてユーザー側の発想も同じくそういうことが必要なんじゃないかと思いますね。
スピーカー 1
やっぱりユーザーが不便にすら多分思っていないというのは恐らくあって、
逆にここまで長いこと使い続けてしまうと、それはもうそういうものだという認識。
メーラーというのはこうでしかありえないというような感じに恐らくなってしまって、
そもそもニーズ自体がもう見えにくい。
そのメーラーは開発者も使っているわけですから、
開発者もユーザーとしては同じように発想するということはごくナチュラルにありますし、
特にデジタルの場合は与えられたものを与えられた形で使うしかないというのがありますから、
紙の書類が手元にあったら半分に折るとかちぎるってできるわけじゃないですか。
ユーザー側の思うように変えられるわけですね。
でも基本的にデジタルの場合ってゼロベースで開発する以外には自分の思うようには作れないし、
プラグイン的なものによってユーザーの想像力が崩壊しているものはもちろんありますし、
やっぱりそれが面白い機能がたくさん出てきていますけど、
でも例えばどうやろうな、Obsidianとかでも見ても、
例えばObsidianで看板ができますみたいなんですね。
結局輸入しているだけなんで、別に輸入が悪いことではないですけど、
スピーカー 2
それならではの新しい使い方が開発されてるという感じはやっぱりちょっと薄いなというのはちょっと思いますね。
そうですね。そうですよね。
まあ輸入自体はいいんですけど、そうなんですよね。
スピーカー 1
だから本当にここ3日で作ったノートがスクロールできるとかっていう、
全然代々的に宣伝するような話じゃないですけど、
だからデイリー方式でやってる人とかって多分普通に便利だと思うんですよね。
3日間のデイリーがスクロールできた。
実際、アウトライナー使ってたら当たり前なんですけど、
3日分のデイリーがスクロールできるようにされても当たり前ですよね。
大体一つの項目に並んでますから。
でも普通のデイリーページのやつってなかなか難しいんですよね。
できるツールもありますけども、できないのもあって。
でも今日3日ぐらいの思いついたアイデアメモをドラーッと見返したくなるってことは普通にありますし、
手帳とかってそれができるツールでしたから、
それが案外スッとできひんのもじわりと違和感感じますね。
スピーカー 2
そうですね。
だから例えばタスク管理で言うと、先送りっていけないことだっていう感覚があるじゃないですか。
でも実際には先送りをいろいろしてるんですよね、我々は。
もちろん。
先送りボタンがあってもいいと思うんですよね。
そうなんですね。間違いなく。
忙しいときにレビューをすると。
そのときにレビューしなきゃいけないんだけど、そこに80項目インボックスに入ってたの。
わーっと思ったときに、先送り先送り先送り。
スピーカー 1
もうこの1日2日に必要ないものはとりあえず全部先送りして。
わかんないですけど、ベーラーで言うと迷惑メールみたいに、先送りしたものは先送り箱に入るって3ヶ月後には消えちゃうみたいな。
スピーカー 2
でも先送りして3ヶ月を忘れてる大丈夫なものは消えてもいいんじゃないかと思うんですよね。
絶対に消えちゃいけないものはおそらく人間の心理として先送りボタンを押さないと思うんですよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
それは多分閉域的な発想だと思う。
スピーカー 1
うん、たしかにね。
スピーカー 2
だからもうちょっとその辺を、すごい機能というよりもユーザー心理というか。
そうですね。ユーザーの実際に沿った形の機能が提供されてないってことですね。
結局結果的にはいつもみんなやってるんじゃないかっていうことを。
それを公式にフローの中に組み込めたらいいなと思うことはありますよね。
スピーカー 1
そうなんですよね、基本的には。
やっぱりチェックマークって言ったら2信号じゃないですか、オンオフの。
でもバレットジャーナルとかバレットって一つの記号に複数の意味を持たせられるようになってて、
終了したとか先送りしたとか、そういうのがいくつかのパターンがあるんですよね。
タスク管理ツールの課題
スピーカー 1
一応そういうのを持たせてるタスク管理ツールもあるのはあるんですけど、
反対のツールはオンオフだけで、それはステート管理としては非常に弱いですよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。前もこの話したような気がしますけど、なぜかノンチェックかチェックしかないっていう。
手付けたボックス。先送りボックスと、あと進捗ドアに。
手付けたら1個目のボックスで、半分ぐらいできたら2個目でみたいなのでもいいかもしれないですし。
スピーカー 1
本当はタスクの大きさとかによって2分割か3分割できたほうがいいものはありますし、
牛乳をかべたらチェックだけでいいのもあって、
やっぱりその処理されるタスクというものですらその処理されるプロセスの内実って結構バリエーションがあって、
どうも一番簡単なレベルにしか当てないような気がしますけどね。
スピーカー 2
そうですね。
だからタスクというものは、やったかやらないかだけで安定できるようなものであるべきだという思想の反映なのかもしれなくて、
スピーカー 1
それは一理あるとは思うんですけど、
スピーカー 2
でもやっぱりそうできないタスクもあるんですよね。
だから小林さんが以前言ってた例でいうと、この本のこの章を書く、もしくはこの説を書くっていうのを一つのタスクにしたときに、
スピーカー 1
やっぱり書き終わらなかったらチェックできないじゃないですか。
スピーカー 2
でも手をつけて一定程度は進捗してるわけじゃないですか。
それチェックできないとすごい嫌ですよね。何もやってないみたいな感じですもんね。
だからといってそれをタスクを細分化して、
スピーカー 1
3つ目の段落、3つごとにチェックボックスつけるのかみたいな。
その思想に沿うなら、そうするしかないんですよね、基本的には。
僕もそれやってましたけど、あまりに馬鹿らしいんでやめましたが。
インボックス方式のリスク
スピーカー 2
でもやっぱりそういう考え方にはならない物事ってあるんですよね。
そうですね、ありますね。
スピーカー 1
だからやっぱりプロセスの解像度が低く、実装が面倒くさいし、
オンオフであれば6割、もうちょっと上ぐらいの領域がカバーできるから、
まあいいだろうというようなことだと思うんですけども。
でもやっぱりそのプロセスの表現が甘いのに、
インボックスには大量に簡単に放り込めるということで、
まあ普通に紙の手帳とかでやるよりも破綻しやすいですよね、きっとね、これは。
スピーカー 2
しやすいですね。
昔の紙の手帳、日付ごとのカレンダーとただの白い紙が挟まってる紙の手帳は破綻しにくいんですよね。
そうですね。
要するに書かなかった日があることを気にさえしなければ破綻しないんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なんかね、手帳を毎日ちゃんとつけなきゃいけないっていう発想になると、
なんか3日間開いちゃったらもうダメだ、俺はできなかったみたいなことになっちゃうんですけど。
それさえ気にしなければ破綻しないんですよね。
だって日付は毎日変わっていくから。
スピーカー 1
そうですね。もともとデイリーベースで、しかも書くものがだいたい厳選されてますからね、初めから。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
やっぱり簡単に取り込めることの功罪というか財のほうが大きいのかな。
保存しておくだけでいいやつは、インボックスは多分経由しないほうがいいですし、おそらくは。
処理を迫らないほうがいいですし。
自分が処理すべきものっていうものにリストに加えるのは、やっぱりひと手間が入れたほうが良いか、
入れても明日になったらもう気にしなくていいかっていう何かしらがないと。
巨大なインボックスは、総合タスクリストみたいなのは、やっぱりどっかでダメになりそうな気がしますね。
スピーカー 2
そうですね。だから個人的にはアナログのインボックスは未だに維持してるんですよね。
紙で切っちゃうものとか物理的に処理しなきゃいけないものは、アナログのインボックスに入れるんですよ、今でも。
溢れ返ってるんですけど。溢れ返っててもこの中にはあるんですよね。
デジタルはやっぱりある時期からインボックス方式は使わなくなりましたね。
無限に入っちゃうし。
スピーカー 1
でも一応デイリーに区切っているインボックスではあるわけですから。
スピーカー 2
インボックスとは呼んでなくて、日々のメモという位置づけですよね。
スピーカー 1
やっぱりでも、区切られているだけで違う感覚はありますよね。
スピーカー 2
まあね、毎日リセットされる。
要するに翌日、前日のものを見るということさえ忘れなければ大丈夫。
スピーカー 1
ただ一個問題があって、これだと絶対に忘れちゃいけないことを忘れる可能性があるんですよ、どうしても。
スピーカー 2
だからそれだけはそことは別にリマインド機能がある。
なんでもいいんですけど、タスク管理アプリでもいいし、
アップルのリマインダーでもなんでもいいんですけど、絶対に忘れちゃいけないものはそっちに入れる。
リマインドしてもらうようにするっていうことさえしておけば、
それ以外のものは、結局入れたまま処理しなければどんどん後ろに送られていくだけで。
スピーカー 1
なんかそれでそんなに困らないというか。
後ろに送られていく形で、
たとえばデイリーという項目にすべての日付が入ってたら、
デイリーの中に過去のすべてのものが入ってるわけじゃないですか。
処理することを諦めたインボックスも過去のものが全部入ってるわけじゃないですか。
情報としては一緒ですよね。仮に一緒としましょう。
でもやっぱり使ってる感覚が全然違うのがあって、
日付で区切ってるからなんだろうなと思うんですけど、
スピーカー 2
昨日のノートにそれが書いてあると、インボックスにそれが書いてあるのはなんか違うんですね、心理的な負担が。
スピーカー 1
つまりインボックスの場合、今日の書いてあるたとえば100個の項目が全部今日の僕の型に乗っかってくるわけじゃないですか。
スピーカー 2
そういうことですね。
スピーカー 1
でもデイリーで区切ると、今日の文は今日の書いてあって、
その以前のやつは過去の自分が背負ってきたものであって、
情報としては一緒でも日付ごとに区切ってあるだけで負荷が減るのと、
やっぱりアウトライナー特有の下位項目を見なくていいという、隠せるというところ、
この両方が相まると、やっぱりアウトライナーでデイリーやることのメリットっていうのが、
情報としてインボックスが全部残ってると同じでも全然、
詩的な負荷っていうのが違うよなと思いますけどね。
スピーカー 2
そうですね。だから結局インボックスに全部残っていると、
毎日全部見なきゃいけなくて、
スピーカー 1
その中でどうしても忘れちゃいけないものは何かっていうのを常に気にしてなきゃいけないじゃないですか。
スピーカー 2
日付ごとに区切ってあって、翌日に前日分を見るということさえすれば、
でも前日分ならまだ処理できるんですよね。
スピーカー 1
でも例えばエヴァノートだったら、セクションがないから、
そもそもどこが前日分かがはっきりしない日付を見たらいいんですけど、
目に入ってくるのって多分全部なんですよね、インボックスをハイライト的に。
だからそもそも今日の分だけ、昨日の分だけっていう資格の区切りっていうのが、
アウトライナーより非常に弱いんで、
多分だから昨日の分だけ見ようと思ってても、
おそらく引っ張られてそれ以前のものも多分目に入るんで。
おそらくってか普通に入るんで。
デイリータスクリストの利点
スピーカー 1
たぶんいわゆるインボックスで検索で絞り込まないと無理だと思いますね。
目に入っちゃうっていうところは大きいと思います。
スピーカー 2
そうだと思います。
大事なのは全部見ようと思えば見られるってことですね。
スピーカー 1
そういうことですね。そこも重要ですね、合わせて。
スピーカー 2
それと見たくもないのに全部見なきゃいけないっていうのは全然違う。
スピーカー 1
違いますね。
処理するといっても、まず処理の内容がいっぱいあるのと、
処理しなくてもいいっていうものもあって、今は処理しないっていうのもあって。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
内実が結構多様にあるというのはありそうですね。
スピーカー 2
だから処理しなくていいものと、今は処理したくないものと、
すぐ処理しなきゃいけないものが全部インボックス方式だと混ざった。
そうですよね。
デビッド・アレン的に言えば、今は処理したくないもの、しなくていいものは、
スピーカー 1
あのフローだとどこに入るんですかね。
今は処理したくないものは、あのフローの価値基準に入ってないですね。
スピーカー 2
まあ、あのサムデイ・ベイビー・リストに。
でもそれはたぶんコンテキストエラーじゃないですか。それはきっと。
そうなんですよ。
あれで言うと、アクションできることと、参照する情報と、人に任せるもの。
っていうふうに振り分けてきますよね。確かあのフローだと。
で、今は処理したくないもの。
スピーカー 1
寝かしとかなきゃいけないもの。
例えば、何かしら処理したくないってことは、知的な負荷が必要とか時間がないということだと思うんですけど、
それについて考えることはできないとするじゃないですか。
考えた結果、それはプロジェクトってわかるとか、考えた結果サムデイってことがわかるってことがあるとすると、これはフローに乗らないわけですね。
インボックスに置いとくしかないんじゃないですか。だからその場合はもう。
スピーカー 2
だからそれは結局、すべて今結論を出さなければいけないっていうことになってますよね。
スピーカー 1
そういうことですね。あのフローを完遂するんであればそうですよね。
やらない。今この行為、アクションをしないという決定はいいけど、判断しないということはしてはいけないということになってますね。
スピーカー 2
そうそう。今アクションしないも含めて判断は今しなきゃいけない。
だけど人にはやっぱり現実には判断できないことがあるので、それのときにGTDを維持しようとすると、判断したくないことをどっか変なところに入れてしまい、
スピーカー 1
そこが膨らんでいって、どこかでパンクすると。
結局そこだと思います。
スピーカー 2
入れちゃうか、もしくは処理できずにインボックスに残ってしまって。
どっちかですね。
ただでさえ処理できないもの、めんどくさいものなのに、それがどんどんインボックスの中で数が増えていくっていうことになるんですよね。
スピーカー 1
そうですね。そうなったらもうレビューなんて絶対無理で。
スピーカー 2
たぶんインボックスを全部処理したと、本当に処理できたというときのレビューはしやすいと思うんですよ。
スピーカー 1
でも、レビューできないものをなんとなく残すか、不完全なところに置いたと。
そうするとそこはカオスが残ってるわけで、カオスが成長するほどレビューしたくなくなってくるというのが多分あって。
スピーカー 2
だからやっぱりあまりにもアルゴリズム的やなとは思いますよね、フローズの流れそのものが。
そうですよね。
全てを判断してあるという前提で、デビッド・アレンは信頼できるリスト、信頼できるって言葉を使うんですよね。
全てが判断してあるんだから、今考えなくていい、安心できるという意味で信頼できるリスト。
それがあるから自分のマインドは水のように静かなになるのだと。
すごく魅力的なんですけど、自分にはできなかったし、今後できる気もしないです。
それをやるためにものすごく気合を入れなきゃいけないっていうのも何か違う気はするんですよね。
どっか理解が間違っているのか。
昔から考えてるんですよね。
そう思ってしまうのは自分がGTDを理解できてないからじゃないかっていう気持ちが今でもあるんですけど。
やっぱり現実にはなかなかそこは難しいという気がしてしまうんですよね。
スピーカー 1
もしかしたらまだ間違ってるのかもしれないですけど。
もちろん、自己理解の不足の鍵持っておくのは非常に重要だと思うんですけど。
逆に聞きたいんですけど、デイリータスクリストを作って、そこから今日のタスクを選ぶっていうことをしているときに、
スピーカー 2
そのデイリータスクリストは信頼できていると言えないですか?
スピーカー 1
まあ信頼できているからそれを使うわけですよね。
おそらくアレンはそこまでパーフェクトなものは求めていないが、
タスク処理の基本
スピーカー 2
本の中ではパーフェクトかのように書いてるというのはあるかもしれませんけど、
スピーカー 1
不安なく選べている状況があれば、
訴求的にそこに信頼できるシステムがあると言ってもいいのではないかなとは思いますけども。
とはいえ、完全な隅々まで気が行き渡ったリストを作れているかと聞かれたら
僕も常にノーですけど、
だからといって1日のタスクの実行が不安であふれているかというとノーですが、
でも何も考えなくていいよ、直感で選んでいいよというような選び方をしているかというと、
スピーカー 2
それはノーですね。
アレンの言い方で言うと、一番良くないのは、
すでにまだ何かやり忘れてることがある。何かやらなきゃいけないんじゃないかっていうのが頭ぐるぐるしていると、
結局思考能力も減退するし。
そういうことを防ぐためには、まず一旦全て頭の中身をブレインダンプするんだと。
だから初回の収集プロセスですね、コレクトするときにはかなり時間をかけて、
全てのものを頭の中から出して、
頭の中でぐるぐる渦巻いてる気になることを全部出して一旦インボックスに入れ、
それを一つ一つ処理していくと。方針を全て決定していくと。
それを一度やった後は、もう全部やってあるから、
新たにちょこっと入ってきたりとか思いつくことはその都度その都度処理していく。
もしくは週一のレビューで処理していくと。
それさえやってあれば、もう頭の中ぐるぐるする必要はないんだと。
頭の中から信頼できるリストリ全部移したんで、
安心して仕事なりやるべきことなりをすればいいんだと。
このようなマインドのステートになっていれば、
例えばわざわざ優先順位とかつけなくても、自然に今大事なことは分かるはずだろうという言い方ですよね。
スピーカー 1
そうですね。それは間違いなくそう言ってます。
スピーカー 2
それ全然間違ってないんですよね。
スピーカー 1
そうですね。それは間違ってないと思います。
スピーカー 2
これね、納得感がある。
スピーカー 1
だけどなぜかそれはできないんですよ。
スピーカー 2
どこができないんでしょう?
スピーカー 1
なぜができないかというと、やっぱり処理ができないんですよ。
全てを処理することができないんですよね。
スピーカー 2
結局さっきの話で、インボックスに出すまではいいんだけれども、
判断保留とその対策
スピーカー 2
出してそれを適切に処理するタスクならタスク、
人に任せない、人に任せる、これならこれっていう、そこの部分が全部できない。
どうしても頑張っても方針を決められないものがたくさんある。
そこがたぶん自分がGTTがうまくいかない理由ですね。
滑っててやってはっきりしましたけど。
スピーカー 1
それなりのことは優れてるんですよね。
それができない状況があるとして、
スピーカー 2
アレンが心配する頭ぐるぐるスペック低下状態になってます?
スピーカー 1
なってるときはありますよ。
スピーカー 2
そっかそっか。
ならないといいなと思うし。
スピーカー 1
だからこそそもそもGTTに惹かれたわけですね。
スピーカー 2
特に頭ぐるぐるしやすいタイプなので、すごく憧れるんですよね。
そこがすっきりして、目の前のことに自分の全ての力を集中できる状態っていうのにすごく憧れるんですよね。
スピーカー 1
だから一番それに近い状態になれるのは、自分でやってるそのデイリーアドバイス。
スピーカー 2
ただそのぐるぐるすることが皆無だとは全然言えない。
言えないですけど、少なくともあんくはしない。
スピーカー 1
正直アレンもぐるぐるすることはあるんじゃないかなと。
勝手に思っちゃうわけですけど。
あれはそうなったらいい理想。
永久にたどり着けない理想なんじゃないかなと思うんですが。
こういうことを目指すべきと言っているとも受け取れますけどね。
リアルはGTTをやってたって時間が取れなくて書き出すことができない人はぐるぐるしちゃいますし、
ぐるぐるしてるな、書き出そうって思えるアクションが促されたらそれでいいというふうに現実に引き付けて理解しますけど、僕は。
そうは言っても、あのワークフローはアルゴリズムすぎるなと思う。
結局おっしゃったように、今すぐ決断できないことっていうのは当然あって、
スピーカー 2
それはしかもよく思うのは、特にアイデアメモとか書き付けて思うのは、いくつか1週間ぐらいメモ書き溜めたときに、前のあれとこれでこれがこれやなみたいなソリューションが思いつくとこがあって、
スピーカー 1
随時の判断で個別に処理していって、例えば別の場所に分かれてしまったら生まれにくいと思うんですよね。
例えば家の掃除するとかっていう、ある種のクリエイティビティと呼べるようなものが必要ない場合は、本当に随時処理していく方が効率的なのは間違いないですけど、
そうじゃないものを考えたときに、貯めて持っておく場所っていうことの価値は、やっぱり改めてGTDとは別のところで考えられた方がいいんじゃないかなと、処理しないという判断をする場所っていうのがあったらいいんじゃないかなと思いますけど。
スピーカー 2
でもこれGTDを専門に、まあGTDを専門にやってるかどうかわからないですけど、
GTDですごくうまくいっているという方に教えてほしいんですよね。
教えてほしいっていうか、すぐに判断できないことをどうGTDに扱うのか。
ありがちっていうか、ナイフハックブームの頃によく見たのが、それは判断保留ボックスに入れるみたいな。そういう考え方はありますけど。
それ入れたら見ないですよね。後で読むと同じ。
スピーカー 1
目の前にあるのが苦しいものを見えない場所にやったら、まずその後見なくなりますよね。
スピーカー 2
そのソリューションとして、一週間に一度保留ボックスを見るっていうタスクにするみたいなこともありますけど。
個人的にはそれやっても見ないんですよね。
ゴリゴさんはアンキーっていうアルファベットで書くアンキーっていうシステムをタスク処理的なものに使われておられて、
スピーカー 1
一回課題が表示されると、ある種の先送りをすると。それが一週間後に自分が意識しなくてもそれが表示されるとかっていうセルフリマインダーシステムみたいなものを構築されて、
ある種それに近い。箱にはいれない。一個一個ランダムというか個別に表示されるから箱に入ってるわけじゃないけど、見逃さないっていう形で先送りされてて。
スピーカー 2
それは一つ人間工学的な解決かなとは思いますね。
スピーカー 1
忘れないという意味ではそれは良い方法ですよね。
スピーカー 2
さっき言った集めてから初めてわかることみたいなことに対するソリューションにはならないかもしれないですけど。
スピーカー 1
たぶんGTDを本気で本格的にやってる人は判断できないものが見たら、一週間後とかにこれを判断するというタスクを新たに設定するんじゃないですかね、きっと。
デジタルツールの影響
スピーカー 2
そうでしょうね。おそらくそうすると思いますね。
でもそうするとおそらく、自分の場合ですけど、今週判断できないことが10個あったときに、その10個を来週に送ったところで、
スピーカー 1
1個ぐらいは判断できるかもしれない。9個残るわけじゃないですか。
9個残って、来週も10個ぐらい判断できないことが発生するとするじゃないですか。
やっぱり雪だるましく膨らんでいくような気がするんですね。
スピーカー 2
だからそこは自然消滅のシステムをそこに付与する必要がありますね。
そうなんですよ。実際自然消滅するんですよ。
結局、そうやって先送りしていったことが半年後ぐらいに発掘されて、もういらないなみたいなのがいっぱいあるじゃないですか。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
要するに判断しないままで良かったんですよね。
そうですね。
だから本来だったら忘れていいはずのことが常に目の前にあって自分を苦しめるっていうのはやっぱりちょっと良くないんじゃないかという。
スピーカー 1
それはありますね。
やっぱり前も言いましたけど、GTTではステルプロセスが基本的には組み込まれておらず、つまり最初のフローではあるんですけどステルって。
スピーカー 2
ステルの何か入ったものって、実行を終えるまで多分消えないことになっている?
スピーカー 1
そうですね。
実践してる人は多分消してるとは思うんですけど、あのフローから読み取れるものは、どこかに入ったものはおそらく達成される?
サムデイに入ったものはどこかでプロジェクトになって、どこかでタスクになってっていうようなイメージを喚起するんですけど。
スピーカー 2
実際にはレビューの中にそれが含まれてるんですよね。レビューして、これはいらないな、そのレビューごとにいらないなと思ったら消すっていうのが、たぶんレビューの中に入ってるんだと思うんですよね。
スピーカー 1
でもなんか説明はされてない。消すのは当たり前やから説明する気はないかもしれませんけど、説明されてない上にデジタルではあまり消すっていう行為が推奨されないので、ますます増えるばかりになっていて。
たとえば、サムデイ5回やることリストとかに、例えば自分が書きたい本の企画案みたいなのが入ってたとして、それは1年に書ける本なんて1冊か2冊かそういうレベルですから、年々増えていくわけですよね。どんどん思い使い。
そうすると、もう不細いなんですよね。それは心躍る未来に向けてのワクワクリストじゃなくて、こんなにまだ書けてないなっていう不細いになるんですよね。でも実際見たら、明らかに今の俺が書くような企画じゃないというのはあるわけですけど、消せないんですよね。
スピーカー 2
消せなくないですか。
スピーカー 1
それは消せないんですよね。
そう、消せないんですよ。
だって終わってないからということだと思うんですけど。
スピーカー 2
あとやっぱりせっかく思いついたことって消せないんですよね。
スピーカー 1
消せないですね。僕の中でデジタル的解決は、年度ごとに企画案、ノートっていうのは新しく作り直して、次元式にしておくっていうのが1つの方策なんですけど、昔の10年前の発想で言うと、自分が思いついたことが全て残ってるのすごいじゃんっていう感じで生きてたので、消せないです。
そういう使い方のタスクリストっていうのは非常に厄介ですね。でも逆にアナログに書いてあったら、思い出なんですよね。ライフログになる。それで全然重くなくて、こういうようなことを考えたなって言って、むしろちょっと楽しめる感じがあるんですけど、それがタスク管理のシステムに入ってると重くなるんですよね。
スピーカー 2
同じ情報でも、ある種のツールがもたらすコンテキストによって受け取り方が変わってくるというところがありますね。
でもやっぱりその両者の違いっていうのは、時間性が組み込まれているからかどうかですよね。
やっぱりそこは大事なんじゃないかと思うんですよね。鮮度が落ちていくというか。
前もしましたよね。タスクの色がだんだん薄くなって見えなくなるとか。
普通に、そうすると例えばデジタルの場合って、目が見えへん人でも使えるようにとかっていう配慮があるわけですけど、そういうビジュアルな、そういうアクセサリビリティがないというわけですから、それを特化して売り出すのは多分違うということはあるとは思うんですけども、あっても面白いなと思いますけど。
そうですよね。見える見えないというよりも、これは古いものだということがわかるっていうのと、新しいものほど気軽に見れなくなるというか。だけど見ようと思えばすぐ見られる。
やっぱりね、ノート。ノートというのは使い終わると。一冊前のノートぐらいは今のノートと一緒に持つかもしれないんですけど、前の前の前とかは持たなくなるじゃないですか。横取りとかない限り。
スピーカー 1
それで別に困ることってほとんどないですもんね。
スピーカー 2
ないですね。明白に前の前の前のノートに書いたことが必要になったらもうわかりますもんね。これは昔のあれを見なきゃわからない。そのときに初めて掘り出してくればいいわけで。それは理想だ。問題は掘り出そうとしたら見つからなかったりするんですけど。それはそれとして。本当はそこでデジタルが生きるはずなんですよね。
そうですね。そこは間違いなくそうですね。
やっぱり何度目かにこの結論になってるかもしれませんけど、やっぱり時間性をどう組み込むかというのはデジタルでも大事なのではなかろうかと。
なおその僕たちの脳がやっぱり時間性に強く起因して処理するからだとは思うんですけども。
情報整理のための時間軸
スピーカー 1
その情報が全部入ってくるのは当然負荷が大きいんで何かで区切らなあかんというときにコンテキストとかあるいはそのタグとかっていうもので区切る方法もあれば時間で区切るっていうのもあって。で時間で区切るのは何て言うんですかね。
間違わなくていいっていうのはありますよね。もちろんその0時11時59秒に作ったノートはどっちかみたいなことはあるかもしれないですけど、まあ別にルールを決めておけばそこは簡単ですがコンテキスト別の場合って判断に迷うのと重複があるということがあっていわゆるその分類問題が発生してしまうに対して引き付けの区切りって基本的に誰がやっても同じように機能するし絶対的に発動するし幅も一緒ですよね。
幅が一緒っていうのは結構大きくて。例えば僕がカテゴリーを作ったときにタスク管理のカテゴリーと知的生産のカテゴリーだったら知的生産のカテゴリーが多分倍以上になるんですよきっとそのボリューム的に。でも時間で区切ったら人間が1日に行動できる時間ってその一言で大体変わりますけどその人にとっては大体一緒なんじゃないですか。だから量が大体同じくらいになるんですよ基本的には。
スピーカー 2
だから区切りの作り方として時間軸っていうのは基本的に使いやすいとは思いますね。あとタイムスタンプもIDになってくれるという便利な機能もあるんで。
わりかし時間っていうのは個人が行う情報整理にとっては結構有用かなと思いますね。だからデイリー方式がいいわけですけども。
スピーカー 1
デイリーがいいのは結局日々その日の日付でやっていくと自然に時間性が組み込まれる。日々目の前のことしかやってないんだけど結果的に時間の地層みたいなものが形成されていくというところがすごくいいんですよね。
だから逆にインフォメーションの中でもナレッジ小さなものを扱うときにはもちろん時間性を切ったほうがいいという話がもちろんありまして、そういうのは別の話としてあるんですが、個人のセルフマネジメントに属する情報の場合は時間性って結構有用に機能するというような話ですかね。
スピーカー 2
そうですね。だからGTDのコンテキスト別っていうのはこれも前話に出たような気がしますけど、実は全部すぐやることなんですよね。
スピーカー 1
うんうんうん、そうですね。
スピーカー 2
全て次のアクションのはずなので、理論上は。ただこれもデジタルツールってそうなってない。プロジェクトのすべてのプロセスがコンテキスト別にしてたりしたりすると、逆に今の自分の部屋の部屋コンテキストを開くと20個ぐらい項目が出てくるっていうと実は機能しなくなっちゃうんですよね。
実は本当に各プロジェクトの次のアクションだけがコンテキスト別に整理されていれば、それは優先度も何もなく、実は全部最優先っていう位置づけになるんですよね。
あとはどれからやるかというだけの話でやってるね。
スピーカー 1
そうか。GTD的にはプロジェクトをアクションに分類して、それでスターをつけるやつはあります。
スピーカー 2
タスクにスターをつけるやつはありますが、これ次のアクションだけを表示するってのはあんまりないんか。
あんまりないですね。オムニフォーカスは次のアクションだけ表示するってのがありますけど。
タスクペディアというツールはそうなってるみたいですね。プロジェクトプラス次のアクションだけっていうことになって。それもまさに逆に言うとGTDの理念通りになってるということですね。
スピーカー 1
デジタルだから、実はそのプロジェクトの始めから終わりまでのタスクを全部書き出してみたいなことができちゃうんだけど、実はアレンはそんなことをやるとは言っていなかったっていう。
スピーカー 2
基本的にプロジェクトごとに次のアクションだけ書き出して、次のアクションをコンテキスト別に整理しろって言ってるんですよね。
たとえば次のアクションをやり終えたら、終時レビューが来る前にさらに次のアクションを考えるという動作が発生するということですね、単純に考えたら。
そこが書いてないんですけど、書いてもいいし、逆に終時レビューのときにプロジェクトを全部点検して、次のアクションが入ってないものがあったら入れましょうってことですよね。
そこもね、実は意外に大事なことが、どっかにもしかしたら書いてあるのかもしれないですけど、印象に残ってないというか。
そうですね。イメージで言うとデジタル的な感じ?プロジェクトに関するタスクをリリースアップしましょうみたいなふうに解釈しがちというか、僕は最初そうしてましたね。そんなふうに理解してましたけど。
そうなんです。多くのデジタルのタスク管理ツールが実はそういうふうにできてしまっている。だけど結局プロジェクトも最初から最後まで全てのタスクを書き出せるなんてことは実はほとんどなくて、それを全部やろうとすると結構辛い話で。
本当はプロジェクトはもう2ステップ以上あるものは全部プロジェクトで、そのプロジェクトごとに次のアクションだけを考えておけばいいですよっていうことなんですよね。
でもやっぱり次のステップ、次のステップ、次のステップぐらいには考えておきたくなりますし、実際それぐらいの速度感が求められるのが現代だとは思いますけどね。
別に書いちゃいけないわけじゃないでしょうけど。
優先順位と実行の難しさ
スピーカー 2
でも次のアクション扱いしてはいけないよということですね。
なんで優先順位という概念がないかというか、あまり重視されてないかっていうと、次のアクションっていうのが優先順位なんですよね。
そうかそうか。そのプロジェクトの中でもうすでに行為の優先順位がついてるわけですね。
状況とか環境によって、例えば会社でやるタスクは家ではできないから、そういうのはコンテキストに分けて、家にいるときに会社のタスクが表示されてもダメだから、意味ないから、今できることだけが表示されるようにしましょうというのがコンテキストなんですよね。
スピーカー 1
でも本当に単純な疑問なんですけど、会社員で働いてます。今取引先と3つ仕事してます。取引先に企画書を書くという仕事がたまたまちょっと重なって3つあります。
で、パソコンのコンテキストにそのタスクが3つ並んでたときに、直感からAOIはウェーイということなんですかね。
スピーカー 2
そういうことなんですね。
そこを直感で選べると言われているんだけれども、どうですか。
スピーカー 1
選べますけど、自信を持って選べるかもわからないですね。
スピーカー 2
やっぱり両方急がないとっていうものがあるんだけど。
スピーカー 1
普通にありますよね。
スピーカー 2
ありますよね。あるんですよね、それが。
スピーカー 1
だから1週間に1回自分に問いかけて、どの取引先が最優先であるってのを確認した後であれば選べると思いますけど、
スピーカー 2
それを毎回しとかないと選べないんであれば、なかなかハイコストだなと思うんですけども。
スピーカー 1
そこに結局手法はなくて、先やったほうがいいと思うものからやるっていうことになっちゃう。
でもそれはできる人とできない人がいるような気がするんですけどね。どうなんですかね。
ただ逆にそこに優先順位の概念があったとして、いかに優先順位をつけられるのかっていう話はありますよね。
優先順位がつけられるんやったら、そっちのミツから選べてるってのとイコールですから。
スピーカー 2
そういうことなんですよ。
変わらないですよね。
だからツール上優先順位っていう概念があるかないかだけで、
実際には優先順位を直感でつけるっていうのはそういう意味だと思うんですよ。
そうですね。
ただね、それももちろん一理あるんですけど、
そこの優先順位はつけられなくても、何が大事かっていう。
例えば、七つの習慣的な意味での、自分の中で何が大事かということが、自分としては必要な気がするんですよね。
それはどの取引先が大事かという問題ではなくて、
この今三つの取引先の仕事が同時に今あって、
とにかく全てが優先のような状態になっているということについて、
それはどうなのかということを考えるときに、
何が重要なのかという、より上位の価値基準が自分の中で必要な気はするんですよね。
はい、そうですね。
そこを考えることができれば、結果的に今大変だけど、
この三つの取引先が自分の中で喧嘩してるみたいなことを解消していくヒントになるのではないかと思いたいんですけど。
それもなかなか現実的にはうまくいかないんですけど。
スピーカー 1
まあそうですね。
たぶん日本のイメージですけど、
日本人が優先順位云々観音は、
たぶんカジュアルな言葉で言うと、
怒られたくないという感じだと思うんですよね。
何かを間違ってやったときに批判とか怒られることを避けたいと。
絶対にこれでいいという保証が欲しいという意味での優先順位なんですよね。
ある方式に従いました。
私は悪くありませんと言い方するとちょっとあれですけど。
結局何かを取り組んでやったら他の時間が無くなるっていうのは、
これはもうトレードオフで仕方がないわけじゃないですか。
スピーカー 2
その決断の席はできるだけ置いたくないと。
だから優先順位っていう法定式みたいなのが欲しいという感じだと思うんですよ。
スピーカー 1
でも結局、それでは解決というものが存在しないから、
とりあえず選んで、実行して、結果の席を追うっていうことができるんであれば、
決めることはできると思うんですよ。
さっき言った自信満々には決められないですけど、
結局どれかをやらなあかんわけですよね。
何かを悩んでる時間があったらやったほうがいいというのが一つの真理じゃないですか。
だから悩んでる暇があったらやったらいいっていうのは一つのアドバイスなんですけど、
でもその結果、あなたが怒られるかもしれませんよっていうのはセットでくっついてくるんですよね、結局。
スピーカー 2
それでも避けられないと思うんですけどね。
難しいのは、世の中的にそういう状況でバリバリと物事をこなしていく人というのは、
実は優先順位なんかつけてなくて、
とにかく片っ端からやっている人である可能性が結構高かったりするんですよね。
だから優先順位なんか決めても意味がないんだっていうことになりがちなんですけど、
スピーカー 1
いや、そこは本当は違うんですよねと言いたいんですよね。
何でもいいからやるという形の優先順位をその人は持ってると思うんですよね。
スピーカー 2
そう。その人はそこを優先しているっていうことなんですよね。
スピーカー 1
行動を決めるための何かが欲しいというだけの話だって、
それは多分優先順位というラベルが張られているだけであって、
実態はそうじゃないと思うんですよね。
スピーカー 2
優先順位が本当に欲しいわけではないと思うんですよ。
スピーカー 1
そういう状況って、何を優先しようと全部今日中に終わらなきゃいけないことには変わりないということだったりするんですよ。
スピーカー 2
それであればやるしかないというのは確かですね。
だからそのとき、何が正解かというのはもうなくて。
というか、正解はとにかくやれることからやるのが正解になっちゃうんですよね、そういうときっていうのは。
そうですね。
ただ、怒られたくないっていうのもあるかもしれないし。
ただもう少し何かそういうときに頼れる何かが手法的に欲しい。
スピーカー 1
ということは思いますね。
現実的に言えば、それぞれの掛かる作業の時間が適切に見積もれてるんであれば、
残り時間を見て、ぴったり収まるんであれば、それはやればいいだけなんですよね。
見積もりが正しかったら今日中に終わることは確定してるわけですから、やればいいわけですけど。
おそらくそういう心配するときは、間に合わんかもしれないなと不安が多分あると思うんですよ。
それをどう解決するかというのが、多分求められているテクニックですね。
スピーカー 2
そうですね。見積もりが正確にできるくらいなら、こういう状況にはなっていなかったということなんですよね。
スピーカー 1
それはあります。
でも実際、もちろん見積もったところでずれますけど、
スピーカー 2
そういう心配する人たちは大体作業時間を測ったことがないですね、きっと。
それはあるかもしれない。
スピーカー 1
アバウトですね、だから本当に。何時間かかるかもう全然わからないみたいな。
例えば、僕が言語を書くときに2000字だったら大体1時間で書けるっていうのがわかりますけど、
処理の重要性
スピーカー 1
もちろん2時間かかるときもありますけど、おおむね1時間であとは誤差の範囲っていう感じがあるんで、
これがたとえば5時間かかるかもっていうんやったら、もう1日の計画なんてまずできないですよね、そのまま。
データ不足による不安というのはデータを取ることである程度は解消できると思いますけど。
スピーカー 2
あとやっぱり自分の能力に信頼が持てないとそこは難しいところがあって、
これ別に正解でもなんでもないんですけど、僕も自分の能力に自信が持てないタイプなので、
そういうときに時間を見積もるコツは、これだったら1時間で終わりそうと思ったら単純に2時間かかると思うっていう。
単純に見積もりを2倍しておくと安心できる、割にそのぐらいで終わるっていうのがありますね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
それやってるうちにだんだん実際に正確に見積もれるようになってきたりしますかね。
スピーカー 1
それはもう本当に、このシミュレーションっていうのは人間の、いわゆる直感の能力なんで、見かけるものですから。
やっぱり自分がこれぐらいかかるっていうシミュレーションを無しにタスクをいくらやっても精度って上がらないんですよ、シミュレーションの精度って。
事前にシミュレーションして結果のフィードバックを受けて初めて公表するものなので。
まあそうですね、だからいきなり新入社員とかが不安で何かが手につかない、あれもやらないかこれもやらないかってなるのは多分自然なことで、
本来それは上司がうまく切り分けてガイドしていくべきことだと思うんですけど、そんな適切な上司がいない職場の場合は、優先順位を気にする前に仕事にかかる時間を図りましょうというのがロギング仕事術的なアドバイスになりそうですけどね。
スピーカー 2
あとそのフィードバックを怒られとか失敗とかそういうものとして捉えないことですよね。実際に怒られることはあるかもしれないし、それがあまりにも多いとやっぱり環境が良くなる。
無用に怒られるってね。怒られてもしょうがないことって言われますけど。やっぱりフィードバックするときに無用に怒る人ってのは良くないですよね。
というかあれは、フィードバックを口実に怒りたいから怒ってる人が多いと思うんですけどね。
難しい。本当にそれは難しいですよね。フィードバックする側もそうだし、それを受け取る側の問題もあるんで。
もちろんそうですね。
すごく普通にフィードバックを、もうちょっとこうしたほうがいいよねって言われたのを怒られたって思っちゃうと、それはつらくなっちゃうだろうなと思うんですよ。
スピーカー 1
つらいことは多いでしょうね。
上司のほうも次からどう言ったらいいのかっていうことになってきますから、だんだん言わなくなりますよね、きっとね。
だからあんまり良いコミュニケーションのプロンプトではないとは思いますが。
スピーカー 2
でも言われ慣れてないとそうなりがちというのはあるとは思いますけどね。
肯定されないとすべて怒られたみたいに感じちゃうこともありますからね。
スピーカー 1
ありますね。そればっかりは自分で慣らしていくしかないんですけど、でも怒られたって感じてるときって自己防衛が発動しやすいんで、怒ったやつが悪いって感じがちなんですよね。
つまり自分を変える方向に動きにくいっていうのがあるので、これなかなか難物なんですよね、その受け答えを変えるというのは。
スピーカー 2
難しいですよね。
やっぱりマネジメントの難しいところの一つじゃないですか。どうやってフィードバックして、どうやってフィードバックを受けるかっていう、なんか違う話になってますね。
能動的な処理の選択
スピーカー 1
そうですね。マネジメントの話で言うと、やっぱり人を見るしかないですね、それはもう本当に。
その人を見て、簡単に言うと傷つきやすいタイプなのかそうじゃないのかっていうことを見極めるために言い方を、その人その人、あるいはその場面場面ごとに考えていくっていうことをするっていうのが、
マネージャーの仕事かなと個人的に思ってますけど。
処理についてですが。
スピーカー 2
処理、なんつうタイトルだっけ。
スピーカー 1
情報の処理、溜めたものの処理という、処理という言葉で表したらいけないのではないかというくらい対応なんですけど。
いろんな情報整理のワークフローって、要するにその処理の連続なわけですけど。
デジタルツールがいい実に追いついてないというのと、僕らの解像度が低いとか、いろいろ問題はあるわけですが、でも処理ができないとその後が続かないわけですから。
その情報処理能力って言うとすごい凝々しいですけど、なんかそういうのがあったほうがいいなとは思いますね。
スピーカー 2
でも今日の話で言うと、処理しないことも含めて処理ということですよね。
ただそれを単に処理し忘れてたり怠っていたりということとどう違うのかっていうと、
能動的に処理しないことを選ぶっていうこと。
もしくは、能動的に処理しなかったものは残しておいていいっていうこと。
なるほどね。
この言葉の表現が難しいですけど。
全てを処理しなければいけないと思うと辛いよねっていうのはありますよね。
スピーカー 1
そうですね。精神的に辛いですし、適切ではない変換処理をしてしまうということがあって、二重に弊害があるので。
だから難しいですけど、アイディアみたいなものは通常のインボックスとは別に入れておくみたいなのも一つの定義ですけど、インボックス方式である。
でも僕がやった結果、アイディアのほうは見なくなるということが。
でも改めて言うのは、見なくなってもいいかなとは思いますけど。
スピーカー 2
タスクをきちんとこなしていき、アイディアみたいなものは別に目くじら立てて処理しなくてもいいかなというのは最近思いますけど。
今の結構大事ですよね。
あとで読むにしても、そこに入れると見なくなるって常に僕ら言ってますけど、むしろ見なくなってもいいからそこに入れるっていうことかもしれないですよね。
だけど見ようと思えばそこにある。
スピーカー 1
捨てないで捨てるの変形パターンってなるよね、要するに。
スピーカー 2
そうですね。逆に見なくなっては絶対に困るものはそこに入れないし、おそらくそれは判断できるんじゃないですか。
スピーカー 1
そうだと思いますね。やっぱり気になったからウェブクリップしようっていうのと、これをやらなければならないのをコントラストはかなりはっきりしてると思うんで。
もちろんグラデーションはあると思いますけど、グラデーションの部分だけは処理するほうに入れておくぐらいではパンクすることはないと思いますけど。
そうですよね。
現代はとりあえずいろんなものが僕たちの関心を引いて、関心を引いたものを保存するというワークフローを持ってる場合、パンクするのは間違いないんで。
重要なものとそうじゃないものっていう、重要というかアクションが必要なものとそうではないものっていう線引きして入れる場所を別に分けておくとか、入れ方を変えていくっていうのは一つ方策かなと思いますね。
スピーカー 2
そうですね。デイリー方式は特に何もしなくても捨てないで捨てられるという優れた仕組みであるとも言えますね。
あんまり言うとデイリー方式信者かよと思われると思うんですけど、デイリー方式は非常に調和の取れた方式だとは個人的に思ってるんでね。
デイリーでなくても全然いいんですけど、時間制を組み込んで古いものがだんだん自然に捨てられるような仕組みになっていれば、全然デイリーである必要はないんじゃないかと思います。
スピーカー 1
そうですね。でもそこがやっぱり難しいですよね。捨てるというのがやっぱり紙のファイルやったら必然的にどっかで捨てないと入らなくなってくるんで。
スピーカー 2
めんどくさくてもまあやるかみたいな感じで見返して捨てることしますけど。
スピーカー 1
だからこそ捨てられたんでしょうね。
そうじゃないとやっぱりめんどくさいですよ、本当に。アナログの場合はめんどくささと、でも新しいの入らないからっていうシーソーで、入らないから勝つから行うのであって、デジタル入りますから入った人はどうやっても。
スピーカー 2
だからモチベーション、動機づけっていうのが生まれて、捨てようと思う動機づけが生まれてきにくいので、やっぱりその辺がちょっと用法扱う難しさとしてはありますね。
後で読むサービスの活用
スピーカー 1
というわけで、皆さん後で読むサービスがこれを使うというのがあれば、ハッシュタグ打ち合わせキャストひらがなで打ち合わせアラベットキャストまでいただければと思います。
今回紹介したいこととかございますでしょうか。
スピーカー 2
大丈夫です。
スピーカー 1
では私もないかな。
はい、じゃあこれまでにしたいと思います。お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
01:35:20

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