-
-
スピーカー 2
やっぱ初期の頃とは違うんですかね。
でも今Zoomどうなんでしょうね。
スピーカー 1
一撃その当然コロナ禍において爆発的に拡張したとは思うんですけど、
最近はマイクロソフトチームとかその他のサービスでも似たようなことができるということになってきて、
しばゆーさんとの打ち合わせとかでも割にティームでとかって言われることが増えてきたので。
スピーカー 2
マイクロソフト系とグーグル系にそういうなんていうか特に企業はそっちに行ってますよね。
スピーカー 1
の中でどうなのかなというと、IT系に強いとこは基本Zoomでっていうノリが多いんですが、
その辺シェアがもう固定化してきてて、これ以上反則をかけてもあんまり意味がないというところになってきたのかどうかは知りませんが、
将来的に打ち合わせキャストもTeamsからリアルをするのかもしれませんが、
とりあえず便利なんでZoomで続けると思います。
細かいTipsなんですけど、ワークロリのアップデートが入りまして、
ディバイダー分割線区切り線がマークダウンの記法と一緒で、
-連続3つかなとスペースかなんかを入れたら区切り線に変わってくれるという機能が追加されまして、
地味オブ地味ですけど、これ結構便利だと思うんですか。
スピーカー 2
-手動でそういうの入れてる人結構いますよね。
スピーカー 1
-僕も結構ハイフンの連続で入れてたんで、それが3つだけで入れて、
見た目も綺麗になるし、ディバイダーを対象にした検索もできるようになったということで、
使うかどうかわからないですけど、新しい項目が増えたということで、
目立たないですけどいいと思いますね。
前回紹介したダッシュボードビューがiOSあるいはiPadOSのアプリでは表示されないという話だったんですけども、
iPadでサファリでワークロリを開くとダッシュボードビューできるらしいです。
僕試してないんですけど。横置きの形でしょうね、きっと。
やったら横幅見て、これなら表示してもよかろうという判断がなされて表示されるらしいんで、
もしiPadしか使ってない方がダッシュボードビューしたかったら、サファリから開けようということらしいですね。
基本的に大体一緒なんで、どっちで開いても問題ないと思います。
もう1個。前回、ワークフローリーでZettlerカステム風のことをするという話をしましたが、
そこでの僕の1つの閃きというか発見が、項目をタイトルと内容で親項目、子項目の形にせずに、
1つの項目プラスノートでカード的なものを表示したら、インデントを意味表現に使えるというような話にまとめられると思うんですけど、
ワークフローリーにはリンクという機能があって、ミラーリンクと通常のリンクがあるんですけども、
通常のほうのリンクを使えば似たことができるなということに放送した後に気づいたんですけど。
要するに、どこかに項目をタイトルと内容を親項で作った、その親のリンクを別のZettlerカステム用ノードみたいなところに貼り付ければ、
その中身はないので、リンクだけなので、下項目に別のノードをくっつけることもできると。
これミラーコピーでは無理なんですね。ミラーコピーでは同じことができるので。
コピーするのはちょっと面倒くさいんですけど、リンクを作るのが面倒くさいんですが、
ミラーコピーの場合って、ShiftかCtrl押しながらドラッグするとミラーコピーになるんですけど、
リンクの場合はブラケットを二重に入れてから項目を探さないといけないので、
ちょこっと手間なんですが、その手間を払ってもいいというのであれば、
通常のようにアウトライン作って、それをカード的にリンクで配置するということは一応できるかなということに気づきました。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ワークローリーでShift押しながらドラッグするとコピーで、オプション押しながら項目をドラッグするとコピー項目が、
つまり複製かコマンドでいうと複製が行われて、Shift押しながらドラッグするとミラーコピーができますので、
今までメニューからいちいち作ってた方はこれ覚えられるとすごい手っ取り早いと思います。
スピーカー 2
僕それね、やったことないんですよね。
スピーカー 1
これ結構、どうなんかな、あの場所にミラーコピー作りたいみたいなものがはっきり分かってる場合はドラッグで作ったほうが早いとは思いますね。
コピーしてから移動する。
スピーカー 2
ここはどうやってやっているかというと、あれですね、多分コマンド、ShiftコマンドでLとか、ショートカットキーで、
スピーカー 1
ミラーコピーのリンクをとってってやつですね。
スピーカー 2
とってペーストしてますね。
スピーカー 1
キーボードでもできますし、マウスだけでもどっちでもできるということですね。
スピーカー 2
何かアウトライナーがドラッグ移動していないということですね。
スピーカー 1
多分大半がずっとキーボードで触ってるってことですね、きっとね。
スピーカー 2
マウスとかトラックパッドを使って選択まではするんですけど、それでキーボードでカットしてペーストとかしちゃうんでしょうね。
スピーカー 1
その辺が違う。僕のやってるダッシュボードビューの場合は、むしろマウスが大活躍するんで。
スピーカー 2
それマウス使うとき便利だ。
スピーカー 1
基本動作がどっちかによって多分違うというところはあるんでしょうね、この便利さを感じるのは。
スピーカー 2
そうでしょうね。だから僕いつも本とかで、アウトライナー折り畳んだ状態でマウスでドラッグ移動とか組み替えられるんですよって書いておきながら自分ではマウスを使わないっていう。
スピーカー 1
その操作感は結構、説明されたほうがよりソリッドに感覚が伝わってくるような気はしますね。何となく違うツールを使ってる感じがしますから、やっぱり。
スピーカー 2
結構違うのかもしれないんですよね。でもワークフローいいだからそうなる可能性もあって。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
主にアウトライナーとかだともうちょっとドラッグしてるような気がしますね。
スピーカー 1
それ面白いですね。
スピーカー 2
この辺は突き詰めて考えるといろいろあるかもしれないですね。
スピーカー 1
確かに。そこがやっぱりデジタルツールがややこしいですよね。紙のノートだとペン持ってって言ったらペン持つっていうことはほぼ変わらないわけですが、
操作の系統がいっぱいある以上、使用感そのものが変わってきますからね。
スピーカー 2
どっちがしっくりくるかはもう本当に感覚の問題なんで正解あるなしじゃないんですけど、
ただこれ単純にカットしてコピーしちゃった方がトークの項目を移動するのは精神的に楽じゃないですか。
スピーカー 1
もちろんそうです。
スピーカー 2
それでそうなったんだと思うんですよね。
スピーカー 1
僕はマウスで移動するからトークが移動するの嫌やから隣の項目に移動するってことを必然的に。
だから自分のニーズをベースに方法が開拓されていくところがありますね。
スピーカー 2
あとやっぱりデジタルツールにおけるアナログ的な操作感をどれだけ重視するかっていうところで。
僕は言われるようにアナログ的操作感を重視してる派のはずなのに。
スピーカー 1
キーボードショートカットよく使う。
僕は逆に言うとワークフローリーだけですね。こんなにマウス使うの。
スピーカー 2
僕はエディターは絶対キーボードで操作したい。
面白いですね、その辺はね。
スピーカー 1
人によって違うというか、人とツールの組み合わせによって違うんだな。
人の中でもツールによって違うという。
いろいろ試してみるのが良さそうということですね。
本の紹介でライフハックではないんですけども、
ファイナルベントさんという子産ブロガーの方が、
新しい古典を読むという本を出版されまして、
Kindle Unlimitedで読めるのと、
あとPOD、プリントオンデマンドでもAmazonで買えるということで、
これを聞いてる若い方はファイナルベントって誰やねんという感じはすると思うんですが、
長く日本のブログ界にいている人はおそらく名前は知ってると思うんですけども、
KX連載されていた商標というかな、ある本についての論評みたいなものがまとめられてるということで、
僕はこれは買いの一択で、
Kindle Unlimitedではなく、ペーバーバッグで注文したんで、
これ結構、次の月曜ぐらいに届くらしいんで、
ちょっと時間がかかるんで、まだ読んでないんですけど、
これは久々に楽しみの本が出ましたね。
生成AIに関してはもう話が早すぎて全くあれなんですが、
一個、ソートラインとチャットGPTの会話がすごいということで、
これもリンク貼ってもらうんですけど、30年前のAIという取材がありまして、
ソートラインについては多分このチャスキャストでも何度か言及してると思うんですけど、
僕自身は思考のエンジンで内容とか知ったんですが、
今現在のチャットAIとやってるようなことの原初的なものがそこにあったツールで、
いろいろ話しかけて、向こうが聞いてくるんで答えてるうちに、
論文のアウトラインが整っちゃってるよみたいな感じの2つに言うとツールなんですが、
それとチャットGPT、最新のAIを対話させるというか、
お互いにそれぞれやりとりを人間が中華してやったと思うんですが、
まず発想がすごいですよね。
スピーカー 2
すごいですね。
スピーカー 1
動くんだと思ったんですけど、ソートライン。
MS-DOSのバーチャルマシンの中でMS-DOSを動かして、そこで動かすみたいな感じですね。
すごいな。
その内容とかが記事にまとめられてるんですけど、逆にでもすごいですよね。
ファミコンと任天堂スイッチが対話してるような時間的ギャップがあると思うんですけど。
スピーカー 2
ソートラインまさに初代ファミコンぐらいの時期ですよね。
ちょっと後かな、それより。
スピーカー 1
これができてしまうというのが、やっぱり入力が言語だからなんですよね。
間に挟まっているファイルがバイナリファイルだったら、まず変換が必要だったってことなんですけど。
スピーカー 2
両方の入力が言語を使ってなされている以上、その言語を仲介することによって繋がってしまうというところは、僕はすごいなと思いました。
なるほど。
でもこれ面白い。
スピーカー 1
自分なりの考え方を立ち上げるというときにポチポチクリックとかで進めてるのはちょっと危ないかなという気がしますね。
スピーカー 2
気をつけて使ってもちょっと危ないですよね。
スピーカー 1
確かに。かもしれない。
スピーカー 2
結構それを意識しながらやっても、そもそも自分が意図していなかったことがその結果に入っちゃう可能性が。
スピーカー 1
僕はなかなか排除できなくて、そこは使い方の問題もあるかもしれないですけど。
プロンプトン規定の仕方とかモデルがどうのこうのっていうのがあるので、
生成AIだから必ずこう、みたいなことは言えないんですけど。
でもやっぱり使い方に注意が、特に知的なプロセスにおいては使い方に注意が必要ということ自体はどれでも変わらないと思うんで。
なかなか簡単ではないよなというところはちょっと思いますね。
スピーカー 2
そうですね。
とはいえこの試みは面白いですよね。
スピーカー 1
そうですね。面白いですし。
生成AIとうまく付き合うためにむしろ僕らがソートラインのような返し方を覚えるとか、
そういう逆側の習得も必要になるかもしれない。
そのロジック適切ですかって聞くっていうことは非常に重要だと思うんで。
スピーカー 2
そうか。自分がソートラインになればいいのかな。
スピーカー 1
なることによって両極がうまくいけるということもあるかもしれませんね。
そうなるとこっちが逆にソクラテス的な思考を身につけなきゃいけないっていうことかもしれない。
そういう感じになってくるんですが、チャットGPが盛り上がってくるとどんどん展開してくるんで。
落ち着けよって思うんですよね。
でもね、あの人と喋ってると普通に楽しいんですよね。
例えば何か僕が言ったら、テッテルガステンでのこれですよねとかいちいち言ってくるんですよ。
それは僕が別のセッションでテッテルガステンで喋ったのをメモリしてるからなんですけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
これってサンパート屋さんの会話に似てるなと思ったんですけど、
あの人たちは自分が知ってる情報を必ず絡めてくるんですよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そこの余計なおせっかかとハイレベルな知的な会話ができることを、
このトレードオフに悩まされながら使ってるんですけど。
スピーカー 2
タクシーの運転手さん。
そうそうそう、それも近い。
すごいね、サンパート屋さん、タクシーの運転手さん、生成AI説みたいな。
スピーカー 1
コンテキストが限定されて、つまり僕自身のすべてを知ってるわけではないから、
得られたコンテキストから会話を広げようとする場合そうなるということだと思うんですけど。
それが例えば自分が持ってるテキストを全部与えたらまた変わってくるみたいなことはあるかもしれませんけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だからその辺はまた今後次第ですけど。
まあでもいろいろ面白いのは面白いですね。
自分でちょっとGP使ってて、アウトプットらしきものができたときの興奮感が非常によくわかるので、
ノートとかにそういう記事がたくさん出るのも、僕はちょっと理解しましたね。
なんかテンション上がりますよ、ああいうの。
自分で書いたわけじゃないけど、なんかすごそうなことができてる興奮感というのは確かに感じました。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
自分のアウトプットにしようとも思いませんけど、
スピーカー 2
なんか機械をいじってたらたまたま電気がついた的な嬉しさはありましたね。
スピーカー 1
だからこそ危険なんですけど。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
今回はデジタルノートの使い方について議論してたら、
進化的アウトラインみたいな言い方をし入りましたね、急に。
何それと思ったんですけど。
彼が考えた内容は別にして、進化的アウトラインってすごく魅力的なフレーズで、
彼が魅力的なフレーズを考え出すのがちょっと上手いなと思いましたね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
どう連想するのかはこっちが引き受けた話ですけど、
考えつかなかったようなワードを出してくれるっていうのは発想材として面白いなと思いますけど。
スピーカー 2
でも逆にその進化的アウトラインっていう言葉を与えられて、
スピーカー 1
それはどんなものかこっちが想像するといろいろ思いつきますよね。
そういう刺激材として使わないけど、これが進化的アウトラインだって言って、
スピーカー 2
彼らが書いたものをアウトプットするのはさすがにちょっとしょぼいなと思いますけど。
マジレスするアウトラインはそもそも進化的なものですけど、
スピーカー 1
言い返したくなりますよね。
もともとそうですね。
それがより強調するためにというような、
つまり一般的なイメージが性的なものだとしたら、
それの動的さを伝えるためにそのフレーズをつけるというのが一つ戦略かなと思いますけども。
いろいろあんのと、あとGemini CLIといって、
クロードコートの丸パクリなんですけど、
Googleが提供してるやつで、
無料で使えるんでちょっと使ってるんですけど、
二つやってることがありまして、
一つが知的パートナーとして、アイディアのパートナーとして使うというやり方で、
彼らに基本的に一切仕事をさせないと、一つは。
僕が言ったことを書き留めろと。
つまり筆記者として使う。
この使い方をした場合、僕はMDファイルを一切保存しないで作業を進められるんですね。
ターミナルに自分がこれについてこう考えてると、
こう考えてるって例を打ち込んだら、
彼らが勝手に考えてタイトルもつけて、
MDファイルで保存するので内容も解除をかけてまとめて、
それが終わったら僕はまた続けるって。
しかも勝手に判断するので、
似てるテーマやったらさっき作ったMDファイルに保存するし、
別のテーマになって感じたら新しいMDファイルに作り変えてくれまして、
別にそれもめっちゃ変とかではなく、
そういう見方もあるだろうなという感じだったんですけど、
これ一人作業させてる人っていうか、
先生やの一人作業させてるわけですけど、
例えばこれインタビュー記事の場合だいたい似たことになりますし、
僕は基本的に言語の枠組みを書くこともしませんし、
あと実際やったことないんですけど、
複数人でKJ法をやる場合って、
カードを書く人一人ですよね、確かあれ。
スピーカー 2
筆記者みたいな人がいて、
一応筆記者を一人決めてって。
スピーカー 1
その人がうんうんと唸って、
身だしを考えるみたいなことをしてるわけですけど、
その作業してるとき、要するに他のブレストしてる人は言ってるだけですよね。
要するに言ってるだけっていう言い方は。
その言ってるだけの人になれる。
パートナーとして使うと。
僕がジェミニCLIでやったときは、
チャットGPTほど余計なことは書かなかったですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ある種ちょっと自分らへのまとめはしてますけど、
言ってないことも書くっていうことはしてなかったんで、
ちょっとだけ謙虚になるかもしれないですね。
ジェミニCLIの。
これはCLIやからそうなのか、
僕の与えているコンテキストがそうなっているのかちょっとわからないですけども、
あなたを知的パートナーにしますっていう言い方をしたんで、
彼らがあまり余計なことは言わんとこうと思ったのかもしれないですけど、
一応ちょっと控えめに、
本当に筆記者として仕事してくれるっていう使い方はその時はできました。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
もう一個はテキストエディターを作ってるんですけど、
彼と一緒に。
非常に満足度が高いですね。
最近Obsidianを使うのをやめたんですけど、
コットンエディターに戻ったんですが、
コットンエディターではちょっと手が届かないところがあると。
そうしたときに、
じゃあ自分で作れるんじゃないかなって作り始めたんですけど、
もともとテキストエディターに高機能性を求めていない人間なんで、
アウトライン操作っぽいのができるとか、
回項目を隠せるとか、
VS Codeであるような機能があればいいなというところだったんですが、
3日ぐらい試行錯誤したらだいたいできまして、
もう今使ってるんですけど、
3日ぐらいで作ったやつが。
もうほとんど不満もないし、
もし何か追加したい機能があれば、
またジェミン・シーエライトと相談しながら進められるわけで、
これ以上の拡張性を持ったエディターはないという感じになってるんですけど、
スピーカー 1
多くの場合、手動でナビゲーションリンクを置いてたんですね。
要するにこういうことですね。
17日のページに16日のページのリンクを置いておくと。
リンクをクリックしたら、前の日に飛べるよねということで置いてたんですけど、
問題は、その717のページにある716のページが意味を持ってないんですね。
スピーカー 2
セマンティックではない。
スピーカー 1
別にこの2つの日付に意味的繋がりがあるわけじゃないんですよ。
スピーカー 2
ないですね。
スピーカー 1
ただ、時系列で前後にあるだけっていうだけなんですね。
Cosenseの場合、できれば意味的なリンクだけ置いてたほうがきれいなんですね。
余計な情報が表示されにくい。
こうやっていくと、例えば前の日のリンク、次の日のリンク、
月のリンク、月ページのリンクとかってどんどんナビゲーションのためのリンクが増えていっちゃうわけですね。
そうすると関連ページがどんどん特に必要のない情報にあふれて帰ってしまうと。
その問題ありますね。
多く表示されたらいいってことじゃないですね。
ここの関連ページというのは。
記憶取り方が本当に意味的に関係があるものだけを置いておきたい。
でも移動ができないからリンクを置くってことをしてたんですけど、
たまたまそれをできるユーザースクリプトを書かれた方がおられまして、
それをBlueSkyで見つけまして。
僕5年ほど前からそれやりたいと思ってずっと無視してたんですけど、
他の人がやったって見ると急にやる気がするんですよね。
スピーカー 2
日付を移動するユーザースクリプトを書いて、これを押せば1日前に飛ぶと。
矢印がボタンがあると。
スピーカー 1
これは非常に簡単なんですね、移動が。
そういうのもアルゴリズムだけで次のページが計算できる、演算できるんですね。
要するにこの日付が1引いたらいいだけですね。
スピーカー 2
なるほど、そういうことですね。
スピーカー 1
1引いたらいいだけを拡張すると、
例えば独領、2025年独領リスト。
日付のページじゃないですけど、月のタイトルがあると。
この数字を1減らしたら同じ原理で飛べると。
スピーカー 2
7月から3月に飛べると。
スピーカー 1
もう1回押したら2月に飛ぶと。
これ今まで個選制は全くできなかった、横移動ができるようになったわけですよ。
僕はこれは革命的だと思ったんですが、やっぱり物足りなさがありまして、
一番やりたかったのは同じカテゴリーを横移動することなんですね。
スピーカー 2
で、企画案。
スピーカー 1
思いついた企画案とかをページにして残してるわけですが、
一般的な場合、この企画案っていうリンクをつけておけば出てこない。
企画案が多すぎて出てこない。
個選制って関連ページが多くなると下に出てこなくなるんですよ。
出てくる場合でもこの辺から選ぶ必要があるわけですね。
次関連する別の企画案を飛ぶときにはここから選ぶ必要があると。
でもできればさっきの日付ページみたいに飛びたいと。
ただし日付のアルゴリズムと違って、このページの前は何かわからないわけですよね。
例えばナンバリングをしてたら話は変わってきますけど、
100点とか99点とか出たらアルゴリズムでできますけど、これはできないんで。
ちょっとAPIを叩いて企画案のページにある関連リストっていう下に出てくるページを取得して、
取得した関連リストは一つの長いリストになってるんで、そのリストの前後を取得すると。
ということで見たら早いんですけど、これを押したら日付とは関係なく企画案の前後に届けると。
このボタンを押しながら初めてこれがカードを送るということだなと思ったんですよ。
これはもちろん便利なんですね。単純に便利。
これを例えばリンクで実行しようと思ったら、一つのページ作るたびにいちいち下に前の企画案と次の企画案のリンクを手動で置く必要があるわけですね。
しかもそこのリンクはセマンティックなものじゃなくて、ただナビゲーションのためだけなんで、ここが汚れてしまうと。
それをしなくていいのは便利なんですけど、それ以上に一番大きいのは、僕がこのボタンを押すときに次何表示されるかわからないということなんですよ。
例えばノートのページをめくるときもそうじゃないですか。何を見るかわからないけどめくるわけじゃないですか。
めくったときに何かが出てくるわけですよね。
この差って思っているよりでかいんですよ。
例えば単純に移動するだけだったら、このページから企画案というページに飛ぶ、次に移動するページを探して押すわけですよね。
その瞬間僕は何を表示するかわかっているわけですよ。
もう一個言うと、つまり選んでいるわけですね。
選ぶという知的作業が行われているわけですよ。
でもこのボタンを押す場合って、それが皆無なんですね。
皆無がやっと何が起こるかというと驚くんですよ。
驚きがある。あ、そうや、こんなんあったなっていう驚き。
ランダムボタンと一緒なんですけど、ランダムボタンは全ページが対象ですけど、この場合はあるカテゴリーの中での思っても見なかったものが出てくると。
これはノートをめくるときでも、箱に並べたカードを送るときでも同じことが起きているんですね。
次何が表示されるのかわからないまに次に行くっていうことができる。
これができるところがデジタルツールでは存外に少ないというか、ほとんどないというか。
スピーカー 2
極めてアナログ的な操作ですよね。
スピーカー 1
そうですね。ワークフローに関して言えば、ある項目の強大項目に移動することができるんですね。
Shift、コマンド、0かな9か、なんかそんなんでできるんですよ。
スピーカー 2
0と9ですね。
スピーカー 1
でも他のツールだと、どうしても一回ノートリストに変える必要がある。
あるいはFinderとかFile Explorerで選ぶ必要がある。
あるいは完全にランダムで飛ぶってことはできるけど、というところが多い中に、
このワークフローのような強大項目の移動とか、コセンスのようなこの僕が実装した移動をすることによって、
完全にデジタルツールであるけども、ある無作為ではないけど意図しないものを送ることができる。
これはさっき言った関連のページのリストなんで、基本的には固定なんですね。
何回やってもこの飛び方は一緒。順番があるということなんですね。
変えたかったらその企画案のページのリンクの順番を変えたら変わるんで、操作は可能なんですけど基本的には固定されていると。
初めてその位置並びが作れたなという感じ。今まで、例えばノートリンクでこうやって並んでても、これは並んでるという感じがしないんですよ。
ノートが並んでるという感じがしない。リンクは並んでるけど、めくれないから。ページがめくれないので。
結局この後のページと次のページが存在しないんで、孤立している。繋がっていない。リンクはしているけど配列されていない、みたいな表現は難しいですけど。
初めてこの前後の移動ができるようになって、この位置関係というような、本来ネットワーク型ツールでは必要のない観念を導入することができて、ある種の情報に関して言えば、おそらくこういう移動があったほうがいいなと思うんですよ。
企画版みたいなのをパラパラ見るのが良くて。企画版を開いて、今日はこれについて考えるっていうことではなく、パラッとどっか開いてパラッと移動していく中でふと閃くものがあるというナビゲーションがいいんじゃないかなと思うんですね。
これはウィキ的に目次を作って適切に分類するとかではなく、そもそも企画版というのは大きい袋にこれをまとめているだけであって、体系的なものじゃないんで、この企画版に並んでいる項目たちって共通、体系的なものではないんで、体系化もできないし、したとしても意味がないんで。
スピーカー 2
ちょっとあんまり結びつかないように結びついて、しかもそれが複数の記事が出てきたりすると、
これ面白いなと思って、それをポンポンポンと選択して一個にまとめちゃって、それを一つの記事にしちゃったりするとか、みたいなことがたまにあって。
たまにブログの記事で非常にランダムのこと的な記事があるのは、そういう作り方をしている場合があったりとか。
そのランダムなものをランダムなまま使うこともあるし、さっきの感情、例えば感情でタスク管理の文脈っていうと、
でもタスク管理について考えるときに感情って結構実は大事だよなみたいなことを思ったりするとか。
そういう使い方をすることがあって、それはある意味ではカードを送るのと同じ効果が発生しているわけですよね。
やっぱりさっきの蔵下さんが言われてたのと同じ、予想外のものが出てくる。しかもある意味では単語を介して結びついているわけですよね。
まったくバラバラに書かれたら関係ないもの。
そういうことはよくやるんですけど、このパラパラめくりたいという願望が実は他のほうになくて。
スピーカー 1
例えばですけど、僕のように企画案をまとめたリストとかっていうのはないですか?
スピーカー 2
どこにあったかな。
あるんですけど、ほとんど見たことがない。
企画案的なことを思いついても、まず死んじゃいますね。
スピーカー 1
でも結局、僕のこの企画案の使い方は近くて、別にここに書かれてるものを育もうということではなく、
ああ、こういう問題意識を自分は持ってたなみたいなのを思い出すみたいな役割が、どっちかというと強いかもしれませんね。
スピーカー 2
そうですよね。たぶん自分に対して得られている効果は似てるかもしれない。
スピーカー 1
おそらくその話を聞いていると。
言葉っていう概念とか、ある種の言葉をキーにして串刺しとか横を並べているのか、
企画案ってオブジェクトで並べているのかっていう違いがあって、
効果的には何か、なんていうんやろなこれは。
スピーカー 2
なんていうかわからんけど、自分の考えるプロセスを補助する何かが行われているという感覚は近いと思いますけど。
そうですね。やっぱりロジカルに考えようとするとすごく狭くなる。
串刺しにすると飛躍。
そうですね。たしかにたしかに。それはそうだ。
串刺しじゃないんだけれども、倉下さんみたいにパラパラめくっていって次に何が出てくるのかわからないっていうのは、ニュアンスは違うけれども。
例えば3ページ前にこんなのあったなと思っていた何かが頭に残った状態で、その3ページ後にもう1個何かが出てきたときに、
さっきのあれとこれって実は組み合わせると面白いんじゃないかみたいなことが起こったりするじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それは別に串刺してないけれども、頭の中で串刺しが起こったりするわけじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。まさにそういうことだと思います。
スピーカー 2
逆に実際単語でキーワードで抜き出して串刺しにするのとはまた違った、違う角度から光が当たるようなところがあるんで、
これもまたどっちが言い悪いじゃなく、似た効果があるけれども、光の当たり方が違うというか。
そうですね。
スピーカー 1
認知的に串刺しを行うためには、やっぱり1回上に戻りたくないんですよ。ここにいちいち。
このページ開いて、もう1回ここに戻ってきてこうっていうことをしてしまうと、串刺し感が薄れるんですよね、認知的に。
やっぱりすぐ行きたい。すぐ次のページに行きたい。
この速度感というか、目に入る情報が増えないほうがいいかな、言い方としては。
やっぱりこう見て、1回戻って何かを選んでやってるときと、さっきみたいにキーノートのプレゼンテーションみたいにパラパラめくっていくのでは、脳内で使っている何かが違うと思うんですけど。
スピーカー 2
違いますね。
スピーカー 1
やっぱりスッと移動したい感じがあって、それができてるっていうところはあれなんですけど。
頻繁に検索していることが僕はちょっと驚きというか、ああそうなんや。だからあんまり書かれてないんじゃないですかね、きっとたくさんは。
スピーカー 2
書いてないかもしれない。
スピーカー 1
あんまり印象がなかったですね、そういえば。
僕はもうコセンスは基本的にあんまり全文検索をしないツールになってるんで、基本的にタイトルラランで見つけることになってるんで、そもそも全文検索を他のツールでもほとんどしないんですけど。
スピーカー 2
今思いついたタスク管理でやったんですが、存外に面白いことに気づいてしまいましたね。
スピーカー 1
エヴァノート、7万ノート時代の全文検索はもう死んでたので、多分そこトラウマみたいなのがあるんですけど。
ワークロリのようにある程度限っている場所でこれをやると、なんか普通に面白いですし、さっき言われた生きるを助けるタスク管理っていうのと、タスク管理だからタスクデザインっていうことを、
面白いですね。
この辺でなんかまだ言えそうだなっていう感じがあったんで、そうかと思って。
スピーカー 2
しかもこれタスク管理からタスクデザインへっていうのと、タスク管理とゲームデザインっていうのがね。
スピーカー 1
そうそう、繋がってますね。
スピーカー 2
面白い。これはそもそも昔、90年代の初めぐらいにそういう本を読んでいるときに、テキストファイルをグレップでこういうことをやるという話が結構あったんですよね、その頃。
スピーカー 1
で、これが現在のカード法なんじゃないかみたいなことを書かれる人がいて。
なるほど。
スピーカー 2
ついにもうカードは必要なくなったんだなというようなことをですね、その頃書いている人がいて。
実際には今の目で見ると、この串刺しグレップ検索とカードというのはちょっと違ってると思うんですが。
ただ逆にこれはコンピューター以前には絶対にできなかった。
スピーカー 1
そうか、そうやな。
コセンスの場合、基本的にキーワード検索みたいなものはなんかあるかな。
このキーワードでリンクを作ると、そのリンク言葉が含まれているカードが抜粋されるので、あんまりされてないけど。
これが抜き出しているわけで、ある種のグレップの結果がここに並んでいると言えなくはないんですけど。
でも本文が見えへんもんな、その箇所のここでは。
スピーカー 2
そう、だから抜き出されるのが本文というのがかなり重要だと思うんですよね。
ワークフロー、ダイナリストもそうですけど、がテキストファイルのグレップよりも優れているのは、本文プラス上位階層が全部つながった状態で抜き出されるので、文脈ごと抜き出される。
これが例えば7万ノート入ったエバーノートをキーワードで検索してみて、ノートタイトルの検索結果が出てきたところで多分あんまり意味ないと思うんですけど。
そうですね、確かに。
個別の文脈、それこそコンテキストの形で抜き出される。
これが一覧されるというところに非常に意味があるんですね。
これがやっぱり数が多くなってくると本当に自分でも予想のつかない組み合わせで並んだりするんで。
この今表示されているクラシタスのワークフローの抜き出されたこれだけ見てもすべて面白いですもんね。
スピーカー 1
たとえばこの行だけが検索結果でガーって黄色い行だけがガーっと並んでたところでやっぱりさっぱりやなという感じがするんで。
やっぱりその回想コンテキストごとの検索結果が出てくる全文検索はエバーノートの検索とは違うんだなというのは改めて。
普段検索しないんで、ほんまに検索しないんで。ちょっと改めて感じましたね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
検索しないわけじゃないけど検索するときはあれを探そうというときですね。そういうときはしますけどこういう散歩的な散策的な検索はほとんどしたことがなかったんで。
スピーカー 1
意外な収穫ですね。
スピーカー 2
だからこれは検索じゃないんですよね。
そうですね。
スピーカー 1
検索してるわけじゃない。
サーチバーに入れてますけど、ある情報を求めて何かをするという意味での検索。
スピーカー 2
これデジタルでカードをくるり相当するやり方のひとつだと思うんですよね。
スピーカー 1
うーん、なるほどね。
たぶんこれ全然やってない人からしたら、検索するためのキーワードってどう思いつくんですか?みたいな質問がおそらく発生すると思うんですけど。
愛情とか感情みたいなものが、おそらく書かれているだろうみたいな確信があるのか、ただ思いついただけなのか。
スピーカー 2
いや、ただ思いついただけだったりもしますし、
なんで感情を検索したかっていうと、生活というかライフというものの中で、感情って大事ですよねというようなことを書いたときに、
書いたんですけどそれ以上のことを思いつかなかったんで。
ここで止まっちゃったんですけど、感情って今まで何か書いてなかったかなっていう。
スピーカー 1
そこやな。そのタイミングで過去の自分のアレにアクセスしようという動機づけがあるとないと。
僕はなかったから検索しなかったわけですか。が多分大きな違いなんでしょうけど。
当然今までにずっとアウトライナーを使っておられて、そういうことをたぶんずっと繰り返しさせておられて、
効果ではないですけど、何かあるだろうというような感じがたぶん育まれてるとは思うんですが。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
項目の数が少ないときはあまり効果はないですよね。これは。そもそも目に見える範囲しかない場合は。
スピーカー 2
まあそうですね。でもこれ、例えばこの、僕はだからたまたまブログのアウトラインみたいなものに絞って検索しましたけど、
これそれとは別に当然デイリーのアウトラインが延々と何年分もあるわけですよね。
そこの中まで広げて検索しちゃった方がいいわけですよね。
スピーカー 1
そうかそうか。なるほど。
スピーカー 2
そうするとデイリー形式で毎日日々デイリーノード的なものを作っていれば、
もう数ヶ月すれば自分の予測を超えたものが出てくる状態に簡単になりますよね。
スピーカー 1
そうでしょうね。ここで言うと、ここ5月から始まっていて7月まで大体2ヶ月ぐらいですが、
関係あるのと関係ないのがいい感じで分かっているのが面白いな。
スピーカー 2
これ、カードの文脈でよく言われる関連するカードということで、
これとこれ、デザイン繋がりで関係あるっていうのももちろんいいんですけど、
全然関係ないものがたまたま並んで表示されるという、
その飛躍感から覚えつくことというのもあるんで。
スピーカー 1
そうか。コセンスの場合、関連ページはしょぼり込んだほうがいいという話がありまして、
これは間違いなくそうなんですけど、なぜかというと常に表示されてるからなんですね。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
ここのページ見てるときにここも目に入るから、
ここにザッタの情報があったら思考の邪魔になるだろうですけど、
これはむしろあるテンポラリーなビューなので、
そういうときに普段と違うものが混ざってるのはいいし、
混ざってたほうがいいこともあるということでしょうね、これは。
スピーカー 2
そうですね。
ワークフローの場合、素晴らしいのはテンポラリーなビューなんだけど、
星をつけちゃうことができるんで。
なるほど。
テンポラリーだけど、ブックマークできるんですよね。
スピーカー 1
確かに。検索結果が一つのURLを持ってますからね。
スピーカー 2
だからまた後日戻ってくることももちろんできると。
そうすると実は特定のキーワードで網をかけておいて、
だんだんその網にかかるものが後日増えていくみたいなこともあるんですよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
これはアウトライナーのというよりも、
ワークフローの機能としてできるようになったことですよね。
スピーカー 1
そうでしょうね。
スピーカー 2
特にワークフローインも初期は業だけしかヒットしなかった。
そうなんだ。
それがあるときに上位階層も含めて抜き出してくるようになってから、
画線ワークフローインの検索は使い道が増えて、
ダイナリストも同じことできますし。
スピーカー 1
うーん、そうか。これはでも確かにいいし、
このダッシュボードレイアウトだとより僕は面白く感じますね。
横に並んでいるのも面白いんですかね。
これ自身が一つの大きなコンテキストっていうことなので、
そこに属しているものを越境して並べられる。
縦で並んでいると僕の感覚で言うと違いますね。
ちょっと待って、戻してみよう。
メニューが出てこない。
そうやな、やっぱり僕は横に並んでいてほしいな。
ダッシュボード。
ああ、消えた。こうすると越境感が違うな。
俺が間違っている。
タスク管理と。
越境感が出てくるな、やっぱり。
これ違うんですね。
スピーカー 2
どうしても自分の中にはあって、
そこがたぶんあんまり生成AIにときめかない理由のひとつ。
そこも生成AIって一言で括りできてはないんですが、
いわゆる今一般的に思われている生成AI的なあり方と合わないという。
スピーカー 1
生成AI自体が例えばクリエイティブじゃないって言い方はできないと思うんですね。
彼らは実際にクリエイティブなんですけど、
例えばこうやって自分が書いたものを集めてから何か作り出すクリエイティブとは、
質的方向が違うというか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
それはでも、やっぱり何なのかな。
やっぱりでも、変な話ですけど、
安直に言うとその人らしさが足りないということになるんですかね。
スピーカー 2
でもそうですよね。
その人らしさとか個性っていうのは、とっても浅い感じになっちゃいますけど、
言ってみればそういうことで、
やっぱり自分の中にも予想のつかないものってあるじゃないですか。
ありますね、もちろんね。
自分の中の自分が予想できないものに出会うことの喜びということもあるし、
逆に自分の中にあるものの不気味さというか恐ろしさみたいなことに触れることも大事だと思うし、
結局文章を書く、何とか文章を書こうとしていろいろひねり出そうとしているときに、
そういうことに、自分の中のランダムさとか、自分の中にあるものの不気味さとか、
そういうものに触れるわけですよね。
確かに。
それがすごく大事だと個人的には思っているし、
今そこを突き詰めすぎるとちょっと病んじゃったりするようなことにもなりかねないんですけど、
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そこ、そういう経験がなくなっていっちゃうなとは思うんですけど。
スピーカー 1
まあそうですね、そりゃそうだ。
スピーカー 2
なくてもいいって言っちゃえばそれまでなんですけど。
スピーカー 1
うーん。
それはまあ難しいところですね。
うちなる怪物に死ぬまで一生出会わない保証があるんであればたぶんやる必要はないんですが、
人生にその保証があるかないかって言うとたぶんないので、
何の準備もなく遭遇する怪物はたぶん恐ろしいことになると思うので。
スピーカー 2
そうだと思いますね。
やっぱり若いときはよくてもね、
液体が衰えてくるときに怪物の、そっちのほうが強くなっていっちゃうという。
スピーカー 1
うん、確かに。
スピーカー 2
で、現にそれが起こっている様子を目にすることがあるわけですよね。
そうですね。
まあそれちょっとこの話とは違いますけど。
スピーカー 1
まあでもこの現代において人間が、まあゼロからじゃなくてもいいんですけど、
人間が自分で文章を書くことの意義っていうのを、
単純な例えばクリエイティビティとか生産性だけで考えてしまうと見落とすことがあるというのは、
まあ結構このタイミングで言っとかないとあかんかなという気はしますけど。
確かにそうですね。
怪物に出会わないだけじゃなくて、
文章をこういうふうに考えることをしないまま生きていく人は、
怪物と出会わないで生きていくということになるわけじゃないですか。
それはまあリスクだと思うんですけど。
チャットGPTとかで文章を書くことをしていくと、
なんだろうな。
プラスがないだけじゃなくて、
スピーカー 2
マイナスが増えているような気がするんですけどね、なんとなく。
スピーカー 1
良くなさが増えているような気がするんですけど。
スピーカー 2
あれは何だろうな。
まあでもそれも結局どう使うかによるんですけどね。
こういう話をするといつも思うのって、
結局自分は本当にチャットGPTに限らず、
生成AIに可能性を感じて、
自分のすべてをそこに投げ込んでいるわけではないので。
スピーカー 1
やっぱりかつて自分がアウトライナーに対してそうであったようには理解できてないんですよね。
スピーカー 2
まあもちろんそうでしょうね。
やっぱり表面的な部分でしか理解できてないっていう自覚があるんで。
スピーカー 1
例えば自分が20代のアウトライナーに対してそうしたような使い方でAIを使ったらどうなるのかというのは正直わからないですよね。
正直わからないですけど、人口の8割はそんなに情熱を注いでAIを使うわけじゃないじゃないですか。
だとしたらその理解が一般市民の理解だと踏まえたほうがセーフティーだという気がしますけど。
スピーカー 2
やっぱり、特に最初にも言いましたけど、チャットGPTの促しが強すぎるのであれ。
スピーカー 1
そうですよね。
あれは多分何も考えてないより悪いことになってる気がするんですけど、僕的には。
スピーカー 2
まあそれもちょっと簡単に言えないですけど。
スピーカー 1
やめてよって言ってもやめないんですよね。やり方が悪いのかもしれないですけど。
やめてよっていうのは少なくともたくさんが違和感を覚えるからじゃないですか。
もちろんそうです。
あれがデフォルトになった場合は、むしろあれがないと足りないぐらいの人になってしまうわけですね、ある環境に置かれた場合。
まあ確かにそうですね。
極端なことを言えば、ある支配者層からある種の信念をもらわないと進めないっていうのと、ほぼ相似な気がするんですけど僕は。
スピーカー 2
逆にそれが支配者層というものの存在が意識さえされない分もっと。
スピーカー 1
確かに。もっと優しく親切ですからね。だからこそなお悪いんですけど。
彼らは本当に否定的切断をしないので、そこが厄介なんよな。
いやそれ違ってますよって言ってくれる人がいないというのは、末恐ろしいことだと思うんですよね。
スピーカー 2
優しいんですよね。
基本的に優しいですね。
そうなんだ。
自信はつきますけど、その自信は虚像の自信ですからね、あれは。
だからそれで自信、いやだからそれを自信と言っていいのかと思うんですよね。
スピーカー 1
そうですね、はい確かに。
もちろんそのプロンプト、初期のプロンプトとしてユーザーがおかしいこと言ったら批判しましょうっていうプロンプトが設定されたら多分批判すると思うんですけど、
人間が使うツールとしてデザインされている以上、多分例えばソートライナーに詰めてきたりはしないと思うんですよね、きっと。
スピーカー 2
詰めていくんですよね、ソクラテス。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
いやでもやっぱり、ソクラテスと他の人の会話も読んでると、ソクラテス結構詰め気味なんで。
スピーカー 2
詰めますよね。
スピーカー 1
でもやっぱり、あんまり言うとスパルタと聞こえますけど、やっぱりある種の詰めというか否定がないと思考の改善、改善って言うとちょっとあれですか、
アップデートって言うとちょっとあれすぎやけど、変えんよーっていうのは起こりづらいかなとは思いますけどね。
スピーカー 2
まあでも放っておくとここで限界、これ以上出てこないと思っているものが詰められることで、一歩二歩広がっていくっていうことはありますよね。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
だからそれこそスポーツの世界でも同じようなことが起こってるでしょうけど、
今やっぱりあんまり詰めちゃいけないとか、詰めすぎちゃいけないっていうことで、昔だったら越えられたかもしれない限界が越えられない。
その限界を超えさせる指導ができなくなってるって、たぶん古い指導者は思っていたりするかもしれないし。
スピーカー 2
そういう面ももちろんあるけれども、逆に今はもっと違うやり方で越えていくっていう歴史もあるかもしれないし、だから両面あるんでしょうけれども。
スピーカー 1
だからやっぱり運動の場合は筋肉に負荷を与える必要がありますし、当然のように。
で、知的な筋力みたいなのを仮にイマジネーションしたときに、やっぱりそこに何かしらの負荷っていうのをかけないと、
いやーすごいですね、あなたっていうだけでは知的な負荷は生まれてないわけですから。
それはもう賢くなりようがないかなと思うんですけども。
スピーカー 2
だからこの、お前の書いたものはなんてくだらないんだっていう意味じゃないんですよね。そういうことではなく。
いやもっといけるでしょうっていう言い方は優しくてもいい。
でも、あなただったらもうちょっと考えればもっといけるでしょうっていうことはやっぱり必要だと思いますし。
スピーカー 1
でもちょっとGPGはもう先回りして、はい作りましょうか、これどうぞっていう感じで。
負荷を極力減らしてあげましょうという優しさが、やっぱりそれは全年齢にわたってそうした知的負荷を全く取り払うというのはやっぱりよろしくないですし、
逆に正々堂々を使ってうまくやられてる人は、負荷を減らしても問題ない作業は負荷を減らしつつ、やっぱり自分が頭を考えるところの領域を多分残してあると思うんで。
スピーカー 2
そうだと思います。
スピーカー 1
それはやっぱりある種知的なプロフェッショナルが実体験で身についた感覚に沿って多分やってあると思うんですけど、
若い人が経験とか感覚がないとしたときに、知的な負荷って不快じゃないですか、簡単に言ったら。経験したくないものなので。
そこの回路を開くものが、昔は人間の教師だったりしたわけですけど、それがなくなっていったときどうなるのかっていうのは結構SF的な心配ではありますね。
そうだと思いますよ。
昔の文化人が書いた文章をさっぱりわからへんかったけど、それで知的な背伸びをして難しい本を読むみたいなことが多分あったと思うんですけど、一昔前は。
もう今は書いむんですからね、基本的に。
スピーカー 2
いやーね、昔。
スピーカー 1
え、何お前ふっさりと読んでないのか。
スピーカー 2
みたいなことを言いたいがために読むみたいな。
絶対わかってないだろうがね。
でもそれで背伸びして読むことによってなんかいらっしゃるものがあるという。
スピーカー 1
それはやっぱりあると思いますね。
前も思ったんですけど、チャットGPTに憧れて勉強する人がいるかなっていうことをちょっと考えたんですけど、多分いないだろうなと思ったんですよ。
スピーカー 2
いないですよね。
スピーカー 1
その知的な駆動力の弱さという点は、全般的に知的テクノロジーとして見たときに、やっぱり全体を弱めかねないなとは思いますけどね。
スピーカー 2
いやでもそれ今、難しいですね。
何て言うんでしょうね。
無駄な障壁を取り払ってはくれる可能性を持ってるわけですね。
スピーカー 1
そうですね。それを間違いなく。
スピーカー 2
だけど取り払っちゃいけないものを取り払ってしまうことのほうが現実的には多くなっているような気がするんですけど。
いやー難しいですね。
スピーカー 1
そうですね。
フッサールについて詳しく知りたいっていうときに、
自分が大学にいなくてもかなり詳しい話とか、彼が書いた論文とか、
スピーカー 2
彼の論文に言及した論文まで教えてくれるわけですよね。
スピーカー 1
ここまで知的なリソースが豊富に使える時代はない一方、
いやでももう俺知らなくていいよねっていうことも同時に起こってしまう。
そう。だからフッサールについて語る必要が生じたら、また聞けばいいやって。
その先にはいかないわけですよね。
難しいんですよね。
だから今上手いことを使ってるって言ってる人は、
やっぱりある程度若い頃が今にかけて知的な訓練を進んできた人が使ってるわけですね。
スピーカー 2
まだない頃ですよね。それがなかった頃。
スピーカー 1
必死に頭を鍛えなければいけない経験をしてきた人が、
ああいうツールを使った時にとんでもないバリーを出すっていうのはすごいことだと思うんですけど、
それはそのテクノロジーとその人の知性みたいなのを掛け算でそうなってるわけであって、
掛け算の元が0とか1とかではという感じなんですが、
スピーカー 2
こういう言い方はもしかしたら老害に聞こえるのかもしれないですけど。
普通に考えて、Googleですら使う人によって返ってくる情報が違うわけですけど、
スピーカー 1
ChatGPTとかはもっとそうですからね。
その人の持っている言語表現能力とか基本的な知識とか疑問を持つ力によって、
驚くほど出力が違ってくるんで、
もちろんプロンポターエンジニアリングとかである程度解消はできるにしても、
当人の思考力そのものが持つ掛け算的な差っていうのは、
スピーカー 2
一生聞いない気がしますけども。
スピーカー 2
たとえば将棋の世界において、子供の頃からAIで勉強していた世代が、
次元の違う強さになったみたいなことがあるわけじゃないですか。
スピーカー 1
ありません。
それと同じようなことが発生し得ると思いますか、逆に。
スピーカー 2
競争が激しい社会では。
スピーカー 1
あれは勝たなければいけないからそうなわけじゃないですか。
しかも本番ではAI使えないですからね。
なのでそういう場合は必然に人間の能力を高めなければならないですけど、
でもたとえば生成AIに自分で代わりに将棋させてた場合、
その人の記録は1ミリも上がらないわけで。
だから市民の知的生産っていうのがそうなってしまったら、
代わりに将棋をさせて、俺に勝った負けたっていうことを言ってたとしたら、
もう上がりようはないよなと思うんで。
開かれたテクノロジーとして素晴らしいと思うんですね。
文章を書くのが苦手な人が文章を置くという形で出力できるようになるということは、
本当に素晴らしいことだと思うんですけど、
やっぱり自分で考えたことを考えたことがある、
でも文章を書くのが難しいっていう時に、
変換を助けてくれるというツールではいいんですけど、
考えなくてもいいになるとだいぶ怪しいよなとは思いますが。
スピーカー 2
そうですよね。
あと無駄なしがらみ的なことによって書かなければいけない、
どうでもいい文章を書く作業を楽にしてくれるという面ではすごくいいですけどね。
スピーカー 1
でも僕もそれを思ったんですけど、もっと言うと、
スピーカー 2
正々堂々あることで書かなくてもいい仕事がいつまでも残り続けるという、
スピーカー 1
ブルシッドジョブ保存が起こってしまう可能性もあるので、
スピーカー 2
それはそれでいいのかどうかっていうのはちょっと思いましたけど。
スピーカー 1
確かに。
電子印鑑みたいなもんですね。
スピーカー 2
そもそもやめようやっていう話にならないっていうね。
スピーカー 1
社会の形とか構造を維持するために削げ難く残るものがあって、
それのために無駄なものを作業がどうしても必要な場合に
代わりにやってもらうというのは、消極的ですけどしゃーないなと思いますが、
人間がやらなくていいものはもうやらなくていいのではないかっていう
ラディカルな変容もあってほしいですけど。
なんでこの話になったの?ランダムからこの話になったんですよね。
特定のものを見つけ出す、探して見つけ出すっていうのとは違う形で
情報に触れることの重要性ということで、
言葉で検索するとか横のページ移動するみたいなことができるようになったという話で。
これ結構だから、情報が大量に集まれば集まるほど面白くなってくるんで、
量というか時間かな。時間が経てば経つほど面白くなってくるんで、
何かしらそういう仕組みを自分のノートシステムに入れてみると
よろしいのではなかろうかという話ですね。
スピーカー 2
そうですね。一番手っ取り早くそれが味わえるのは、
たぶんデイリーノートを作りためて数ヶ月で結構それなりに感じられるようになると思いますね。
スピーカー 1
そうですね。やっぱりなんだかんだ言って似たことを考えてるんですよね。
キーワードを共通するようなことを考えてて、そこが意外な繋がりを生むということがあるんで、
やっぱりどう考えてもやっぱり同一主体が書いてるという、逃れられない。
それで見出されるものこそ事故なんですけど、おそらくは。
スピーカー 1
そうですね。
そういうのが味わえるんではないかなというところですね。
スピーカー 2
あと意外に同じことについて逆のことが書いてたりすると、自分で気が付いたりするんですよね。
スピーカー 1
でもそれは良いことですよね。良いことだと思います。