1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #153 ◆部下には成功談ではなく..
2022-07-07 17:38

#153 ◆部下には成功談ではなく、失敗談をすべき「本当の」理由【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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はい、皆さんおはようございます。間違った、こんにちは。ライツブラのTakedaと申します。
本日は2022年の7月7日、七夕ということでお送りさせていただきたいと思います。
木曜日ですね。
今日はですね、疲れた。めっちゃ疲れたなぁ。
なかなかですね、本日はですね、若手基礎力アップ研修ということで、
木曜日の午前中、いつもやってるんですよ。
やってるんですが、今日は若手基礎力アップ研修の中でも新人の部と若手の部みたいな風に分かれてまして、
今、進めてたのは新人の部なんです。
で、次、7月14日から若手チームが、要は施工管理って何とか、設計図の読み方とかっていうようなところは、
もう多分若手側は分かってますよと。
だから、そこは置いといて、次のステージに上がった時に、要は基礎部説の読み方とかをもう一回確認する、読み方を学びましょうみたいなところに
参入してきてですね、途中で合流するような格好になるんですよ。
つまり、若手側のチームっていうのは、今日がスタートになるんですね。
キックオフになって、次回から参入していくよっていう。
まずはその心構えだとか、考え方みたいな、研修の意義みたいなところを、まずは学んでおきましょうというセットアップの段階だったんですよ。
だから、同時にやるわけにいかないんですよね。
その時に入ってくるとわけわかんなくなるから、一回説明は必要だよねというようなキックオフだったんですよ。
そうすると午前中にいつも通りのレクチャーをやってます。
で、午後からキックオフで初めての人たちに向けての話をしますということで、
一段階で3時間なものですから、3時間やって昼からまた3時間やるというような、合計6時間ですね。
Zoomでぶっ通し喋り続けるという。
喋り続けるというか、相手にも当然喋るターンはあるんですけど、基本的には教えるというスタイルなので、やっぱり喋るのがメインになるじゃないですか。
で、頭も当然いろいろ使っていきますよね。
しかも午後からの人たちは初めてなので、わりかし緊張するんですよ、こっちも。
ということがいろいろ重なってきて、結局1日ずっとZoomの研修をやってましたよというところから、めっちゃ疲れたなという印象でございます。
目も痛いし、ずっと画面見つめてますからね。
休憩時間は1時間に15分ずつとってますけど、それでも本当にずっと喋ってたなという感じがしております。
まあでも、一生懸命頑張った分だけ成長していただきたいなと思いますし、
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なんかいろいろ感想はあるけど、今日は疲れたなと思います。
で、また明日ね。明日は明日で、また朝から新実クリアアップ研修ということになるので、
また新たな、今度はネットワーク工程表の見方みたいなところを中心にお話をしていくという風になっていきます。
ネットワーク工程表の見方って、基本2日間もかけてやるようなものではないので、そこをしっかり話した後に、
次回は打ち合わせの能力って大事だよねっていうところで、打ち合わせの実践みたいなところをやっていくというような、
エンターテイメント感を含めたような、そんな要素も含めつつ進めていきたいなという風に思っております。
はい、ということで、いろいろ疲れておりますが、何とか配信はし続けていきたいという風に思いますので、
ぜひ最後までお聞きいただければと思います。
今日も部下育成を中心にお話をしていくというところになっておりますので、
ぜひ最後までご視聴いただければと思います。
さあ、それでは続けて進めていきましょう。
竹田の作業日報
はい、皆さん改めましてこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、建設業を持ち上げるTVというYouTubeチャンネルを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組は建設業界の様々な話題や、部下育成、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなど、車で運転する空き時間を使ってお送りしておりますので、
多少の雑音につきましては、ご容赦いただきたいという風に思います。
ということで今回もね、本題の方に進めていきたいと思いますが、
今回のテーマにつきましては何かと言いますと、
成功談ではなく失敗談を教える理由というようなお話をさせていただきます。
これは部下育成のお話になっていきますが、ぜひ最後までお聞きいただきたいという風に思います。
あと今日ちょっとね、研修が午前、午後と立て続いたものですから、
若干声が枯れている感じもありますが、ご容赦いただきたいという風に思います。
本題に入る前に少しだけお知らせになりますが、現在現場ラボアカデミーということで進めております。
若手は学べるところ、そして中堅ベテランにつきましては建設業を変えていくという、
そういう2つのコンテンツを合わせた形の現場ラボアカデミーということで、
いろんな学びがあり、そして建設業を変えていく施策の本気の話ができたりとかというような、
そんなコンテンツでお送りさせていただいておりますので、ぜひ皆さんもご参加いただきたいという風に思います。
残り枠は学生が残り4名ぐらい、1名しか参加してきておりませんので、
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そことベテラン層があと1枚ということで、もう間もなく完全に売り切れという格好になりますので、
もしもご検討中の方がいらっしゃれば、ぜひお早めにお問い合わせいただければと思います。
さあ、ということで今回も本題に入っていきましょう。
成功談ではなく失敗談を教えなければいけない理由ということでお話をしていきたいと思います。
何度も何度もいつもいつも話をさせていただいているのであれですけども、
仕事というのは無限なんです。正解なんてものはないんですよ。
そもそも仕事というものには凝り固まった一つのやり方、成功法があるわけじゃないんです。
一つのゴール、目的があって、そのゴールに至るプロセスというのは時代とともにどんどん変化していって然るべきなんですよ。
例えば火を使うということに関しても、昔は木と木をこすり合わせて火の粉を作ってみたいなことをやってたんですが、
火をつけるという目的はどちらにせよ達成しているわけで、進化するのは目的ではなくて、そこに至るプロセスだということはわかりますよね。
ご飯を温めるのは火を使ってうんぬんじゃなくて電子レンジになりましたし、コンロというものもガスコンロからIHに変わったじゃないですか。
結局でも何かを炒めるとか、焼くとかそういう目的は変わってないんですが、
そのプロセスがどんどん形を変え進化しているということになるわけですよ。
だから時代とともにやる人間ごとにやり方が変わっても結局同じところに到達するというのが色々変化できる仕組みになっていきますし、
そういうふうな考え方になっていかないと廃れてしまう業界になってしまいますよねというのはいつもいつも話をさせていただいている通りなんです。
だから仕事には正解なんてものはないよと。学生の時は仕事には正解があったよと。
だけど仕事になってくると自分なりの答えというものが必ず存在していて、
もしも先輩がこれが当たり前なんだ正解なんだと言ったとしても見なければいけないのはそのプロセスではなくやり方ではなく、
何を目的としているのか何が大切なのかというところを見据えなければいけないということになります。
後輩に対して何かを教えなければいけない場面の時についつい言ってしまうのは、
自分の時はどうだったのかどういうふうにして成功してきたのか自分はなぜ出世できたのかとかね。
自慢話に近いこういうことがあったんだけど俺はこうやって成功したぜっていううまくいったんだよっていう方法を語りたくなるというのは人間そもそもそういうものでございます。
よくない黒歴史みたいなものは語りたい人ってあまりいないんですよ。
だからどうしても自慢話のようなものを後輩にしてしまうことってあるんですが、それは絶対にやめてくださいというふうに思います。
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以前話をしたことがあるものの中で後輩には自慢話は禁止ですと。
失敗談以外喋ってはいけません。なぜなら相手が嫌な気持ちになるからっていうふうな話をしたんですが今回少し趣向が違ってまして、
成功談を話をしたところで意味がないどころか退化してしまう可能性があるんでそれは絶対にやめてくださいという意味なんですよ。
何度も言いますが仕事というのは目的が大事なんであってプロセスが大事なわけじゃないんです。
プロセスはより効率がいいもので品質が安定するものを追い求めなければいけませんし、
時代とともにツールも変わるんでやり口は変わるけど結局やってることは一緒なんだけどね。
でも半分で済むようになったでしょみたいなところを目指さなければいけないわけですよ。
にもかかわらず成功体験というものをもしも何かの場面で後輩にしてしまったとしましょう。
そうするとその後輩どう思うのかというと、
あ、そういう風にしたら成功するんだっていう風に学習してしまう恐れがあるんです。
恐れがあるっていう使い方をしましたが恐れがあるんですよ。
それをやってしまうとまずいんです。
なぜならその成功体験をした、もしかしたら本当か嘘かわからないですよね。
成功体験は大体自慢話ですからね。
だけどその成功体験をした時代背景をちゃんと見てみてほしいんですよ。
ポケベルを使って何かをして成功した話を仮にね今の時代の若者にしたとして、
それが仮にそういう風にやればいいんだと思ったそれを模倣するとどうなると思います?
絶対に退化するんですよ。
もっといいやり方があるはずなのに自分が成功した体験の話をしてしまうがゆえに
結局は昔のやり方が合ってるんだっていうことを教えてるのとイコールになっちゃうんですよ。
だからそれを真似すること、それはすなわち昔のやり方が正しいと言っていることになってしまうんです。
だから成功話っていうのは基本的にしちゃいけないよっていうことになるんですよ。
じゃあ失敗話だってダメなんじゃねえのって思うかもしれませんが残念ながらそれは違うんです。
失敗談を話をするというのはつまりは何度も言いますが成功というのは目的が大事なんだってプロセスっていうのは無限に存在してるんですよ。
それをどんどん形を変えていけるし人によって違うということはいくらでもやり方はあるよ。
できるだけ最短ルート今の時代の最短ルートを目指すが、
でも失敗したとしてもリカバリーすれば同じ目的にはたどり着くよっていう風に考えていくらでもね方法っていうのはあるんですよ。
その中で失敗談を話をするっていうのはつまりこれはやらない方がいいよという選択肢を一つ消すことができるんです。
それ以外のやり方をやってうまくいくかどうかは別ですよ。
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だけど少なくともそれはうまくいかないよっていうことを話をすることによってもしかしたら同じ失敗をしてしまう可能性を潰すことができるんですよ。
これが正しいよって言ってしまうとその細い一本の道が正しいというふうに勘違いしてしまうので、
結果として教える時にはそれが正しいと思ってしまう後輩が増えちゃうんです。
だけど失敗談を話すとそれをやると失敗するんだっていうふうに思うだけで、
どうやると正解なのかは考え方次第だよねということにたどり着くことができるんです。
その余白を相手の考える余白というものを残すことができるっていう話になるんですよ。
だから失敗談というのはいくらしてもいいです。
それをやると失敗するよと言っているのであって何が正解なのかを自分で探すというプロセスは変わらないから。
だけど成功体験を話をするとそれが正解だというふうにあたかも思い込んでしまう可能性があるので、
結果、武勇伝みたいなものっていうのは相手を退化させることはあっても進化させることは絶対にないんです。
言い切れます。絶対にないんですよ。っていうふうに理解してください。
だから成功談というものは先輩からするとね、成功談というのは話してしまいたくなるんです。
後輩に対して自慢話というのは俺の時はどうだった?俺はこうやってうまくいったみたいな話をしてしまいたくなる気持ちを
グッとこらえて、そうではない失敗した事例というのはどんどんどんどん出していってほしいです。
こうやったらうまくいかなかった、こうやったら失敗した、こうやったらうまくいかなかったという話をどんどんどんどん出すことによって
うまくいかない消去法が完成して、仮に10本のルートが後輩には見つかっていたとして
どれで成功するのか分からないと迷っていた時に、どれが正解だよというふうに指し示したとしても
それがあなたの考えであって、それは後輩の出す答えとは違う可能性があるわけですよ。
それを指し示したって何の意味もない。だからその10本のうち3本までは
それは間違いだったよっていうことの経験談をお話しすることができれば
残り7本から選ぶことができるようになるんです。
もしかしたら7本は7本ともうまくいく可能性なのかもしれないんですよ。
だけどどれを選んでも成功なところまで、失敗談を話すことにより選択するところまで行ったよというのが
すごく大事なところで、うまくいく方法というのをいくら教えたとしても
絶対に進化はありませんよという話になっていきます。
なんとなく理解できるでしょうか。
成功体験というのはいろんな人が持ってますし、最終的にみんな成功するところまで行くと思うんですよ。
だけど成功する前段階でいくらでも失敗談というのはあるはずなんです。
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これをやってみたらすごい効率悪いなと、1日かけてやることになっちゃうなと思っても
そうやってやったらこのままやってると2日かかるなみたいなところで
一旦立ち止まってまた一回やり戻してっていうことってあると思うんですよ。
エクセルで何かデータを作ってていきなりパソコンがドーンと落ちて
全部消えちゃったみたいな失敗談があったときにそれを話すことによって
あ、そうか、保存しなかったら消えちゃうことってあるんだっていう
その失敗を一つ消すことになるじゃないですか。
だけどこうやってやってたらうまくいくよって話になると
もっともっと本当はいい方法があるかもしれない可能性を潰してるってことになるので
全然プラスに働かないんですよ。
ただなテクニックをただ教えてるだけ。
しかも古くさーいテクニックをただただ教えてるだけであって
今成功するとは限らない方法を
ただひたすらに教え続けているということになってしまうって話です。
だから結論を言いますが、改めて言いますが
皆さんの成功体験というのは後輩にとってプラスになることはほとんどありません。
そうじゃなくて失敗することというのは
失敗する体験というのは部下にとってめちゃくちゃ貴重なものになっていくんですっていうことを
お分かりいただけたでしょうかというのが今回のお話になっていきます。
成功談は自慢話になりますので
そもそも気持ちを害する可能性があります。
お前らの時代はなぁみたいな気持ちになっちゃうんですよ。
だからまず言わない方がいいよと。
成功体験ってそもそも言わなくていい理由はもう一つあるよって話。
あとは失敗談っていうのはすごくプラスに働く可能性を秘めてるんだよというところを
今回お話しさせていただきました。
部下育成ってなかなか難しいですし
自分というのはカッコつけたがりんだというのをまずは認識していただきまして
特にカッコ悪いところばかりを見せるというところこそが部下を成長させる。
つまり業界を成長させるといういわゆる成功法に本来なるはずなんです。
自分の成功体験を話すということは
後輩の成長を止めてしまうという意味では本末転倒の教え方ということになりますので
一生懸命教えてほしいのは自分の失敗体験なんだよということを覚えていただければなと思います。
はい、ということで本日も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また明日放送させていただきますが
明日は研修が午前中ありますので午後からの配信ということになりますので
ご了承いただきたいと思います。
はい、ということで本日の放送につきましては以上になります。
全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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