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みなさん、おはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
本日は、2022年12月10日、土曜日ということでお送りしていきたいと思います。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
本日は土曜日なので、気持ち的には緩やかではありますが、
昨日は、若手学び直し研修ということで、6名の方が受講していただきました。ありがとうございました。
鉄骨ムズの読み方についてのレクチャーをさせていただいたんですが、
この辺になってくると、結構技術的な部分も出てきたりします。
今回は学び直しということなので、少し上の方なんですよ。
3年生から5年生くらいの人たちが来ていただいているものですから、
基本的にはわかっているんです。
だから、それをもっと深く読み込むためにはというところを、
少し強化した形でお送りさせていただきました。
いろんなことをやらなきゃいけないんですけど、
ここは抑えておきましょうねというのを、
実践的に、実際こういう場面ってあるよっていうところを、
演習形式にしてやっていって、問題ないかどうかチェックして、
問題があればもう一回やってみてっていうのをひたすら繰り返して、
少人数だからこそできる足並みを揃えるというような形を
取らせていただいたという形になります。
なかなか面白い研修だったなというふうに個人的には思いますが、
その合間に、僕の経験談みたいなのも話をさせていただいて、
研修をさせていただきました。
そんな中、ここからどんどん進んでいきますと、
今後は指図を見ましょうだとか、何々図を見ましょうみたいな図面の見方もさることながら、
その後に段取りの方法みたいなところに、
レクチャーを進めていくわけですよ。
段取りの方法って、その分知ってるわって思うかもしれませんが、
多分分かってない部分が多かったりします。
分かってるつもりだが分かってない部分っていうのはありますし、
現場を任されるようになってくると、
所長にならないまでも自責としてやらなきゃいけないみたいなポジションになった時には、
段取りの仕組みって、仕方って少し変わってくるっていうことに気づくことになるんですよ。
いつも通り、これをいつまでやったときは終わりましたって段取りするのとはちょっと話が違ってきて、
自分で何々しときをいつまでにっていうところを出す側になっていかなきゃいけないわけですね。
その辺を踏まえていくと、実は段取りって2種類あるんだよっていう、
2つの考え方によって段取りって組まれてて、
皆さんが今までやってたのはその一方の段取りだけだったんだよということを気づいていただきたく、
今レクチャー動画の段取りの極意っていう、
現場を任される段取りの極意っていうレクチャー動画が一昨日ですね、
完成いたしました、ようやく。
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なかなか大変だったな、段取りって結構ふわっとしてるんですけども、
それを実際どうだったのかを体系化して皆さんにお伝えするっていうのがなかなかに大変でしたが、
それでもなかなか良いものができたのではないかというふうに思います。
また一つ構成に残すためのデータが出来上がったかなというふうに思います。
では次のレクチャー動画、今また着手してって言うんですけど、
次のレクチャー動画何かというと、仮設工事の組み立て方っていうところに方を進めていきます。
これをやると基本的に仮設工事もまた大きい括りなんですけども、
普段やってるような仮設工事の計画の他に総合的な仮設っていうのもあるわけですね。
基本的にはこれ中級編になってくるので、
総合仮設と言われる部分をできるようになるための大きな考え方みたいなところ、
進め方みたいなところを皆さんにお伝えするというようなものになりますので、
なかなかしんどいんですが、持っていきたいなというふうに思います。
こうやって体系化して伝えさせていただくと、
頭にずっと入りやすいところもあると思いますので、
何とか頑張って完成に向けていきたいなというふうに思っております。
何とか年内にはその動画を完成させて、
次の今度は長期工程表の書き方っていうところに、
着手準備ができるところまでを進めたいななんて思っておる主題でございます。
そんなコーナーでいろんな地道な取り組みもさせていただいたりだとか、
発信活動させていただいたりだとか、
たまにセミナーに呼ばれたり研修やったり、いろんなことをやってますが、
その合間に働き方改革の取り組みだとか、
あとは新規事業も今進めている部分もありますので、
その辺いろいろ踏まえてこれからも頑張っていきたいなというふうに思っております。
ということで、皆さんこれからも応援をよろしくお願いいたします。
それでは本日の作業に一歩進めていきたいと思いますが、
土曜日なんでそんなに片肘張らずに行こうかなと思ったり思わなかったり、
その辺も踏まえて進めていきたいと思います。
それでは始めていきましょう。竹田の作業日報。
皆さんおはようございます。スライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話、
働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなどを
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただきますので、
多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。
はい、ということで本日の本題に進んでいきますが、
今日の本題は何かと言いますと、前回の引き続きになります。
建設業界をホワイト化するためにはどうしたらいいのかというところで
お話を進めていきたいと思いますので、
ぜひ最後までご視聴していただければなというふうに思います。
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ホワイト化するための施策その2ということでお送りしていきますが、
前回は給与編みたいな形で進めたんですけど、
要は労働時間というもの、それと給与だとかをうまく組み合わせていくことによって、
いろいろ選択肢を持つということが大事だねと、
働きたい人は働いてしっかりと稼ぐことができるし、
そうじゃない人も、じゃあそういう働き方をしましょうかというふうに選ぶことができる。
定額制を選ぶこともできたり、やればやるほどという方を選ぶことができたりというのを
定期的に選択できるようにしたらどうなんでしょうかねというところで、
僕はですね、この働き方改革というかホワイト化するための選択肢は、
やりたい人がやればいいじゃんって、やりたくない人がやるっていうから
重荷に感じるわけでしょっていうふうに思ったんです。
それはなぜかというと、僕がそもそも働きたい側だったからなんですよ。
あんまり規制されるとですね、ストレスが溜まってしまうというところもあったりしたんで、
そこからそういう話をさせていただいたんですが、今度は給与ではなくて働き方、
どういうふうな仕組みで建設業界働いていくべきなのかというところに
フォーカスをしてお話をしたいなというふうに思います。
大きく分けてこの2つあるかなと、
そのね、労働時間というものと働き方の2つを満たすことによって
ホワイト化していくんじゃないのかなということでお話をさせていただきます。
働き方って言われると、なかなかね、ちょっと幅広すぎてわけがわからないかもしれませんが、
結局のところ、どういうふうに自分はやりたいのかっていう、
そこの要望から始まっていくものが非常に重要なんじゃないかなというふうに思うんです。
ゆとり教育から始まるね、個性の時代というのが到来しておりまして、
結局は自分の身は自分で守りましょうという言葉をよく聞いたことがあると思うんですけども、
自分がやりたいことをやってもいいんだよ。
その代わりに自分でしっかり責任を持って動こうね、
自分で考えて行動しようねっていうところが今の主流になりつつあるんですよ。
でも昔はどうだったかというと、いろんな人の動きを見ながら自分の行動を決めるっていう、
輪を持ってたっとしとなすみたいなね、
そういう武士の言葉があるように、周りを見ながら空気を読みまくるみたいな、そんな社会だったんです。
いわゆるこれをね、一致団結だとかいうふうな言い方をしますが、
しっかりみんなで足並みを揃えていきましょうが、正義だったんです。
今はそうじゃなくて、自分がやりたいと思うことをやりましょうというふうに、
自分の考えで動いていいよというような時代がやってきたというところを、
まずはね、理解しておかなければいけません。
ここを理解したならば、じゃあ建設業界どういうふうに変わっていくべきなのかっていうと、結局は同じなんです。
個性、みんな大切にするところっていうのは違うんですよ。
お金が大切ですという人もいれば、時間が大切ですという人もいます。
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プライベートが大切なんですっていう人だっているんです。
どれも正解ですし、どれも間違いですよねっていうことにもなるんです。
要は自分の選択で選んでいいわけですから、
この会社にとってはお金をガンガンあげますよっていう会社なんで、
じゃあ会社にお金が欲しいから入りますっていう目的で入っていくのは全然OKだよと。
会社とは家族であるみたいな、そういう昔ながらの考え方は、
今は通用しづらくなってきているというのが現状なんじゃないのかなというふうに思うんです。
じゃあこの働き方っていうところにこの考え方をマッチさせると何が起きるのかというと、
結局は今まで施工管理って言われると、
例えば安全管理ができます、工程管理ができます、品質管理ができます、そして予算管理ができますというのが、
いわゆる一般的には一人前というふうに言われてきたわけですよ。
要するに1から10まで全部オールマイティにこなしていくことが施工管理としての一人前なんだと。
だからここを目指さなきゃダメなんだというふうな形で進んできたんです。
なので、例えば職人さんとのコミュニケーションはめちゃくちゃうまく取れてはいるんだが、
一方では施工図がからっきしなんですっていう子だっていますよねと。
施工図すごい書かせるとめちゃくちゃちゃんと書くし、工程表だとかも完璧に書き上げるんだが、
ただそれを職人さんに伝えたり業者さんに伝えたりするのがどうも苦手なんだというふうに感じる方もいらっしゃるわけです。
でも今まではそのどちらかが欠けている状態だと、要は不完全であるというふうに見なされて、
できない人認定されてしまっていたというのが今までの考え方なんです。
なぜなら周りがそういう働き方を良しとしてきたからなんです。
だけど今はね、働く時間も限られておりますし、
そしてやること自体もその技術自体もレベルアップしてますし、やることも多くなってきてるんですよ。
なのにパーフェクトな人間を目指そうとすると結局いろんなところに歪みが生じてきてですね、無理がかかってくるんですよ。
結果、他はできるんだけどここができない。だからダメだというふうな認定になってしまって、
要はダメ人間側の方に分類されてしまうというようなことがあるんです。
だけどよく考えてほしいんです。
こことここができてここができないっていうならば、
こことここで生きる仕組みっていうものもあっていいんじゃないのというのが、
今の個性を活かした時代の働き方なんじゃないのかなというふうに思うんです。
もっともっと具体的に言うならば、例えば施工図が得意なんです。
人とのコミュニケーションが苦手なんですという人がいたのであれば、
じゃあ施工図を専門的にやっていきましょうかっていう選択肢もありなんじゃないですか。
その専門的にやっていく施工図だったらちゃんと極めていって、
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一つの現場ではなくたくさんの現場をバックアップするっていう考え方で全然ありだよねというふうに、
いわゆる分業家と言われるものですね。
っていうのをやっていく必要があるかなというふうに思っています。
逆に言うとコミュニケーション力むちゃくちゃ高いんですが、
デスクワークが苦手なんですと、そもそもやりたくないんですという話なんであれば、
やりたくないものを無理にやるというよりは得意なところを会社で存分に発揮してもらった方がいいじゃないですか。
だからそのね、施工図が得意だけど現場が苦手という人、
現場は得意だけど施工図が苦手という人をうまくマッチングさせることによって、
合わせて二人前の仕事ができるようになればそれで十分なのではないかなというふうに思うんです。
でもその中にはね、ちゃんとオールマイティにこなしていきたいんだという人がいるんであれば、
それはもうどんどんどんどん持ち上げていけばいいだけの話で、
結局は特性、その人が何をしたいのか、そして何をしたくないのか、
何を大切にして何をなら捨てることができるのか、
そこをしっかりと個人個人で見極めることによって、
その仕事ぶりというのを自分で選択できる。
結局はいろんな考え方、いろんな人種の人がいるんだよというところを踏まえた上で、
ここだけやれるんだったら私いたいという理由により建設業界に残ってもらって力を発揮してくれるのであれば、
それに越したことはないじゃん、全部できなきゃいけないわけじゃないんだよという働き方を選択できるような状況を作るというのが、
僕はですね、ホワイト化の理由になっていくんじゃないかなって思います。
結局は人材が流出していくっていうものっていうのは、
うまくできないとかね、自分に合わないとかっていう話になっていくんです。
自分に合わないならば、会う道を会社の中でこっちだったらどうだいという風な提案ができるというような働き方というか仕組みにしてあげることによって、
流出っていうのを防ぐことができますし、流出が防ぐことができれば若者だって増えてくるでしょうし、
それでも十分に給料がもらえるっていうんであればそれでもいいじゃないですか。
じゃあ問題なのは、それだけで本当に貯めていけるのかっていう話になるんですけど、そこは工夫です。
先ほども言いましたが、一人で施工図書いて、施工図を一つの現場だけのことをやっていれば、それは利益としてはなかなか上がりづらいですが、
でも他の現場の分も全部書きますよって話になると、施工図屋さんっていうのが世の中に存在している以上、
やっぱり必要とされる職業として訓練するので、それが自分の会社専属なんですって話になれば、
そこの専門家としてしっかりと力を発揮してくれれば、十分に働き口としてはいけるんじゃないのかなって思うんです。
現場を叩く人、施工図をやる人、書類をやる人みたいなね、予算を管理する人みたいにバラバラに分けることによって、
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自分がその中からバイキングのようにチョイスすることができる、自分これとこれとこれができる、もしくはこれ挑戦したいと思いますみたいな、
そういうような自分でたくさんある中から選んでいくという、自分本位でカスタマイズできるような働き方というものを目指すことによって、
うまくホワイト化していくんじゃないのかなっていうふうに思うんです。
結局僕が言っていることって、給与だろうと、働く時間だろうと、働く内容だろうと、結局は同じことを言っているだけの話だというふうに気づいてくれた方もいらっしゃると思いますが、
この時代の大切なキーワードというのは、多様化を受け入れることなんです。
多様化を受け入れるというのは、各々が大切にしているものをしっかりと見極めて、それぞれのステージを用意してあげること、つまり各自が選択できるということが大事なんですよ。
こうじゃなきゃダメだというふうに当てはめるのであれば、そこに当てはまらない人は企画外ということになってしまうので、流出してしまう、辞めてしまうということになるじゃないですか。
もしもそういうふうにね、こうじゃなきゃダメだという会社を作りたいのであれば、もっともっと発信力を上げて、こういうふうなことしかうちはしませんが、来てくれる人いませんかっていうふうな、
それを魅力的に見せるような発信方法が、発信力を鍛えることができれば、そもそもそういう働き方をしたい人だけが集まってくるわけですから、それでもいいと思うんですよ。
だけどそういうこともせずに、ある程度無作為に人を集めてきたという経緯があるのであれば、だったら会社の中でその選択肢というものを自分で考えたことを選べるようにしてあげないと、
そんなに肩にはまった人間というのはなかなかいませんので、うまくいかなくなってしまう場面ってあるよねという話になるんです。
はい、ということでまとめますが、建設業界をホワイト化するためには、大きく働く時間ということ、そして働き方というところ、この2つの側面があるよねというお話を2回にわたってさせていただきました。
同じ、両方とも共通して言えることは何かというと、多様化というものを受け入れるべく動かなければいけない、そういう時代なんだよと。
それはどういうふうに受け入れるのかというと、結局は各自が嫌だということをやらされ続けるというふうな感覚になってしまわないように、いろんな意味で選択肢というのを設けていきましょうというふうな考え方が大切なのではないかなということで、今回お話をさせていただきました。
建設業界をもっともっとホワイト化して、もっと魅力ある業界にしていきたいというふうに思っておりますし、それに対して少しでもリアクションをいただけるのであればありがたいなというふうに思いますので、ぜひ今後の参考にしていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。