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はい、みなさんこんにちは。ライズプランのTAKEDAと申します。
本日は、2022年7月1日ということで、金曜日ですね。
お送りさせていただきたいと思います。
本日は、新人スキルアップ研修ということで、午前中やっておりまして、
午後から配信しようかなと思ったんですけど、ちょっと、てんやわんやありまして、
今、5時くらいに配信させて、収録させていただいておりますが、
みなさんいかがお過ごしでしょうかということで。
今ですね、新人スキルアップ研修では、
栃木の建設業の方と一緒に教えるということをやらせていただいているんですが、
彼らにですね、こんなことを聞いてみました。
暑かったですか?って。
そしたら、暑かったですって答えたんですよ。
ちなみに、昨日が40度いったよっていう地点があったりしたんですよ。
それがね、関東圏だったんで、何度だったんですか?って聞いたら、
すごい涼しい顔で、え?確かね、39度だったと思いますって言うんですよ。
39度って、体にしたら大熱じゃないですか。めっちゃ熱が出てるじゃないですか。
体温を超える気温の中で、人間はあまり生きていけないよねっていうのって当たり前としてあるんだけど、
火傷しますよ。本当に火傷するラインじゃないかなって思ったりするんで、身の危険を感じて。
で、現場動いてたんですか?って聞いたら、動いてたって言うから、
熱中症出てなかったですか?って聞いたら、出てませんでした。
良かったなとは思いましたけど、
39度とか40度近くになると、本当に身の危険を感じるような状況です。
息を吸うと常に熱い空気が中に入ってきますんで、
蒸発熱よりも吸う空気の方が熱いってことになると、
それはね、熱を下げることができないってことになりますんで、
少なくとも、まずいよということなんで、
それは身の危険を感じながら工事は進めるなら進めていただきたいんですが、
あまり無理しないようにしていただきたいなって思ったりしております。
よく例え話として、熱中症には気をつけましょうと。
生卵がゆで卵になったとしても、ゆで卵が生卵に戻ることはありませんと。
それと同じ状況が体の中で起こる可能性がありますんで、
少なくとも身の危険は払拭しながら生活しましょうねなんて言い方をしたりしますが、
まさにその通りで、非常に危険だよということもありますんで、
しっかりと自分のケアをしながら、
誰に何を言われようとダメなものはダメですという風に言えるように
ならなきゃいけないなという風に思った次第でございます。
明日はGLA現場ラボアカデミーの方で、
ちょっと夜ですね、若手も含めて先輩も含めて
いろいろセッションしなければいけないところもありますんで、
楽しみに今現在ちょっとずつ準備をしているというような次第でございます。
はい、ということで本日につきましても、
部下育成の話を引き続きしていきたいなという風に思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければという風に思います。
さあ、それでは本日も金曜日ですね、週末ですが進めていきましょう。
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はい、武田の作業日報。
はい、改めまして皆さんこんにちは。ライズプラの武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、
現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な取り組みや、
話題や部下育成、
あとは働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただきます。
ちょっとね、曲がりながら喋ってるからなんですけど、
多少の雑音につきましたらご容赦いただきたいと思います。
ということで、進めていきたいと思いますが、
本日はですね、
テーマは、
本日のテーマは何かと言いますと、
仕事の最低限と最高ラインを
しっかり教えましょうというところを
お話ししたいと思っております。
まずは、
現在、現場ラボアカデミー
GLAと称しまして、
施工管理のコミュニティが進んでおります。
中では非常に盛り上がってまいりました。
たくさんの投稿が出てきて、
中でもいろんな相談があったりだとか、
知りたいことを聞きたいことを聞き合えるような
関係性が生まれてきたんじゃないかなと思っております。
または、
若手職員に関しましては、
質問会ということで、
今学んでいるレクチャー動画に関するような質問だとか、
それに関連したものだったり、仕事の悩みだとか、
その辺をお聞きしてお返しするというような
質問会を企画しております。
その後終わりましたら、続きましては先輩側の方に
焦点を当てまして、
部下育成の話だったり、
最近話題のDAOとか、
新しいワードについての勉強会を兼ねて、
いろんな話をさせていただきたいなと思っておりますので、
結構濃い内容になっておりますので、
気になる方がいらっしゃいましたら、
まだ席が空いておりますので、
途中でも構わないということであれば、
ぜひ参加していただきたいと思います。
どんどん来ていただいても、
全く支障のない状況になっております。
というところでございます。
本日につきましての本題に入っていきたいと思います。
本題につきましては、
先ほども言いましたが、
仕事の最低限と最高を教えましょう。
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ということで進めていきたいと思っております。
今、車が曲がったりするので、
小道に入っていくと、
なかなか簡単に配信ができないというところですが、
大丈夫そうですね。
ここは車を止めて、
配信しようかなと思ったりしますが、
もうちょっとで止まりますので、
始めたいと思います。
まずは、少なくとも部下育成の話ということになっていきます。
部下に何か物事を教える時には、
一つのことを教えたってダメですよ。
というような話なんですよ。
昔から言っていることなんですが、
部下育成の基本は、
まずは大枠から、そして徐々に
詳細に向かって教えていかなければダメですよ。
というような教え方をして、
伝え方を昔からしているんですが、
例えば施工管理って何の仕事なんですか?
全体像がつかめていないのに、
今これをやれと言ったところで、
結局自分がどこに向かっているのか、
自分が今どこにいるのかもわからない状態で、
やれと言われたことだけやって、
わかりましたって言っていると、
多分1ミリも成長しないんです。
そういうような感じです。
全体像がわかっていないと、
立ち位置がわからない、ゴールがわからないと、
みんな全力で走れないんですよ。
100メートルを全力疾走で走れって言われると、
やっぱり走ることはできるんですよね。
100メートルというゴールが明確にありますし、
全力出しても大丈夫だなという配分をすることができるので、
ゴールがないにも関わらず、
全力で走れ、どこまで走るかはわからない、
いつストップかけるかもわからないが、
もしかしたらここがどこなのかもわからないということは、
途中で沼地があるかもしれないわけですよ。
もしかしたらここから50キロ走り続けなきゃいけないかもしれないわけじゃないですか。
その先が見えない状況で、
全力で走れますかという話になるんです。
それは無理です。
人間である以上、ゴール設定と今どこにいるのか、
この不安を拭ってあげないことには、
基本的に前に進むことができないということになりますので、
部下育成の基本中の基本というのは、
全容を見せてから、そこから仕事を始めていきましょうねというのが、
まずは基本的なお話になっていきます。
実際に実務を教えるときに、
間違ってはいけないじゃなかった、
必ずワンセットで教えなければいけないことというのは、
これと基本的には同じなんですよ。
ちょっと微妙に食い違いはあるにせよ、
基本的には同じことを言うんですが、
一つのゴールってありますよね。
何か、住み出しにしようか、
具体的な話はやめましょう。
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抽象的にいきましょう。
物事を教えたとしますよね。
教えるときに、多くの人がやってしまうのは何かというと、
最高のゴール。
俺だったらどこまでできるぞ、
やろうと思えばねというところを、
いつもやってますぐらいの感覚で言ってしまうというのが、
良くないところだと思っています。
これがゴール設定のミスです。
ゴール設定をミスしてしまうと、
完璧なものをめがけなさいよという風に
言ってしまいがちなんですよ。
確かにゴール設定はしているんだけども、
そのゴール設定を本当に
ちゃんと把握している状況での
設定になっていますかね。
部下がちゃんと把握できていますかねということなんです。
当然、仕事をする以上は
完璧であるに越したことはないじゃないですか。
だけど皆さんよく考えてほしいんだけど、
本当に完璧な仕事なんてしてます?
僕ね、いまだかつて会ったことがない。
完璧な仕事をこいつこなしたなっていうような
感覚の人ってほとんど見たことない
ような気がするけどな。
どこかでタイムリミットが来たりだとか、
どこかで妥協したりだとか、
どこかでイレギュラーが発生したりだとか、
どこかでミスが発覚したり、
そういうようなちょっとした手違いにより
完璧なゴールというのは
飛んだしてしまう可能性はあるわけですよ。
それも仕事をしていく上ではOKじゃないですか。
そこになかなかたどり着けないから
四苦八苦するし、努力をするって当たり前の話ですよね。
なのにも関わらず、なぜか後輩には
その完璧な仕事というのをさせようと
努力をするんです。
結果、自分ができもしないものじゃないですか。
そこに到達しなかったら
原点方式になるんですよ。
ここはできてはいるよ、確かに。
マウントを取っちゃうというのがよくあることなんですよ。
完璧なゴールというものは
当然、行った方がいいです。
そこを目指すに越したことはないが、
完璧であるがゆえに、そこに到達することは
無理なんですよ。
そこに行くものなんだ、みんなそうしてるんだぞ、
みたいなマウントを取ってしまうと、部下からすると
みんなこんなことができているの?
自信を失ってしまう可能性があるんです。
走りだしたはいいが、走るの意外とつらかったんです。
ゴールは実は50キロ先にありますよ、ということが
分かってしまった。
そんな時に、部下はどういうふうに感じるでしょうか?
ちょっと考えてみてほしいなと思うんですよ。
絶対に教えなければいけないことは、
当然、完璧なゴール。
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こういうふうに進んでいくべき。
技術だとして、こういうところを目指しているんだぞ、
ということを本気で進めなければいけないのが
まず一つあるのがあるんですよ。
そこを見据えるからこそ、
ブレない方向性に進むことはできるんだけども、
同時に教えなければいけないものがあります。
それは何かというと、
ギリギリのライン。
最低限クリアしなければいけないラインということを
教えなければいけないんですよ。
要は10に到達しようというところで
走っているにも関わらず、
全力を出して5だった。
これが最悪なパターンなんです。
仕事を5までやったけど、残り5は
手をつけることもできなかった。
5を完璧にして、完璧を積み上げなければいけないという意識が
強くなればなるほど、
1個ずつ完璧なものをやろうとするんですよ。
わかります?
残りの5はやらずに終わるというパターンになっていくんです。
なぜかというと、
完璧なものを求めなさいよ
というふうに言ったからなんです。
完璧なものはこういう仕事のことを言うんだぞ
というビジョンを見せた後に、
今のお前でクリアしなければいけない目標地
というのはここなんだということで
全体を1から10までのプロセス
全体を5の力でクリアするということなんです。
1から進んでいって
5まで完璧にこなすのではなくて
全部を中途半端な状態まで
まんべんなくクリアすること
これが最低限なんだぞということを教えなければいけないんですよ。
例えば仮設工事というものがあったとしますね。
仮設工事で
最大手、超大手の会社は
ビシッとした足場を組んでいるじゃないですか。
そこを目指すのはいいんです。
ただ目指したとしてもめちゃくちゃ予算はかかるし
めちゃくちゃ時間もかかるし
ものすごい大変な作業になるのはわかっている。
だけど、ああいうふうに最終的にならなきゃいけないんだぞ
というビジョンを見せるのは大切です。
今僕らができる最高のことをしようぜ
というふうに目がけると何が起きるのかというと
完璧なものではなく
最低限の法律をクリアして
最低限お客さんじゃなかった職人さんが
安全に作業ができるという状況を
ギリクリアするというところが
まず最低限です。そこの最低限さえクリアしてしまえば
そこから先はどこまで
やってもいいしやらなくても
咎められはしないよねというこのギリギリのライン
ここがどこなのか
それをしっかりと教えないと
後輩というのはどこまで行っても
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完璧じゃなかったらダメということになってしまうんです。
完璧じゃなきゃダメ
という教え方をしてしまうと
それに到達しないと
自分は落台者であるというふうに
錯覚してしまうんですよ。でもよく考えると
先輩たちだってそこに到達できてる人なんて
いないんですよ。だけど誰も怒られてないし
ちゃんと上がっていってますよね。上司になっていってますよね
それがかなっているのは
なぜかというと結局最低限のところで
妥協をして本当はここ行きたいんだけど
ここでもギリ合格点だから
とりあえず今回はここで収めとくかという
妥協点というものの見つけ方が上手ってことなんですよ。
でもこの妥協点というのは最低限クリアしなきゃ
いけないラインと最高到達地点との
間であればどこもかしこも合格点
なはずなんですよ。そこを見極めて
よしここでやめとくかということを
やるんです。僕らはね。分かっている人はね。
だけど若手はそんなこと分からないんです。完璧に
やらなきゃいけないんだと教え込まれた結果
完璧にできなくて悩むということになるんですよ。
でも完璧じゃなかったとしても仕事って回るんだよ
っていうギリギリライン。だけど
いつでもここはめがけなきゃいけないんだよ最終的には
ここまでいけるように頑張ろうなっていう風に
一緒に走ってあげるというところを
目指すのが一番いいんじゃないかなと思うんですよ。
ミスボらしい足場かもしれないんです。ミスボらしい
足場だったとしても結局のところ
見栄えは悪いが
利にかなってるものっていうところを
めがけるのが最低限。そこから見栄えもいいもの
っていうものをめがけるのが最高到達地点なんだよ
ということでまず君たちが
最低限クリアするのはここだよというのを
しっかりと見せてあげるということが大事なんです。
基本的には完璧を目指せる姿勢は
見せましょう。だけど
トラブルが起きた時にも完璧にリカバリーを
しなければいけないということじゃないじゃないですか。
万が一トラブルが落ちきってしまった場合は当然
完璧に直すのがいいんだけど
完璧に直さなかったとしても最低限建物が
崩壊することはないラインは確保しようとかね
これはやっちゃいけないんだよ
これはやっても許される範囲なんだよという
この差事加減というものを
自分で判別するためには完璧じゃなかったら
それ以外は全部ダメだという話になってしまうと
自分がやっていることすべてが
ダメになってしまうんです。そうじゃなくて
これもOK、これもOK、これもOK、これもOK
ああなることが理想だけどどこかで妥協
しなければいけないんだとしたらクリアするところは
クリアしとこうねというような考え方によって
教えるということをやっていかないと
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みんな劣等感を持ったまま進んでいきます
人間は罪の意識を持ったときに一番弱くなるものなんです
やらなきゃいけないけどできなかったとかというような
感覚によって人間は弱くなっていくことになりますので
だからこそ最低限
ここクリアすれば合格なんだよというラインを
きちんと示した上ででも目指さなきゃいけない先というものを
しっかりと示し続けるということが先輩の責務
なんではないかなというふうに僕は感じる次第でございます
はい、ということで今回は部下育成というよりは
後輩を育てるときのほうが合っているかな
そんなような考え方についてお話をさせていただきました
最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございます
本日は金曜日です
土曜日が明日、明後日が日曜日ということになりますので
忙しいのかな、それともお休みなのかな
わかんないですけど最後まで気を抜かないで
週末頑張っていただければなというふうに思います
はい、ということで全国の建設業の皆様
本日もご安全に