1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #491 ◇IT人材がいても改革は..
2023-06-27 16:07

#491 ◇IT人材がいても改革は進まない【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側

こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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サマリー

建設業界においてIT人材を導入するだけでは改革は不十分であることが話題になりました。IT人材を導入する際には、具体的なイメージやターゲットを持ち、理解することが大切であるとの意見が述べられました。また、IT人材を単に採用しても建設業界を変革することはできないと指摘されました。

00:04
はい、皆さんおはようございます。Raise PLAN TAKEDAと申します。
本日は、2023年6月27日火曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、
ギャンバーラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日も非常に良い天気で、
全国的にものすごく暑くなるというお話が出ております。
皆さん、熱中症には十分注意しながら作業していただければなと思っておりますが、
僕は事務所に移ってきて、
今現在、撮影室が着々とできているんですけど、
今回は照明器具みたいなものがついにつきまして、
あとは残すところはマイクだと、あとはマイクと給音だねというところをね、
少しずつやっていかなきゃいけないなというふうに思っている私でございます。
ちょっとね、最近音声配信も含めて、
いろんなニュースだとかに触れる機会が多くなってきているんですけど、
いろんな情報を知らなきゃいけないなというふうに意識的にやっているんですが、
僕は基本的には時事に関してはあまり触れないようにしているんです。
それは意図的にやっていることなんですけども、
当然いろんなニュースを見ながら、
同行だとかは見てますし、
例えばYouTubeで建設業関連の情報発信をしている方もたくさんいらっしゃるので、
そういう人たちの情報は逐一キャッチするようにはしているんですけども、
僕からは時事ネタみたいなものは基本的には話さないんですよ。
なぜかというと大きく2つの理由がありまして、
1つ目はスタレてしまうというところもあるからなんですよ。
僕の配信をしている理由というのは、
僕が今学んでいることをいずれ忘れてしまいますよねと、
それはもったいないよなというふうに思うから、
微暴力的に僕が今ここにいるんだよということを自分に知らしめるために発信をしているので、
時事というものにはあまり興味がない、
発信することに関してはあまり興味がないよというのが1つになります。
それと、僕が時事を話さないのは、
時事ってどこかの誰かが何かをしましたというニュースを深掘りしますとか、
今何が起きてますということを話していることですよね。
僕はそっち側に回らなきゃいけないんですよ。
分かりますかね。
事業をして1人で独立して、
いろんな業務に取り掛かって、いろんなプロジェクトを立ち上げてやっているんですけど、
結局、時事を作る側に回らなきゃいけない。
ニュースになる側にならなければいけないんですよ。
周りのことを気にしている場合じゃなくて、
自分は自分で、周りにちゃんと気にしなければいけない場面もありますが、
そうではなくて、自分は何がしたいのか、何をしているのかというところを
しっかりと皆さんにお伝えすることによって、
むしろ僕が報道される側に回らなければいけないなというふうな
そういう責任を自分で自分に貸しまして、
だから時事に触れないようにしているというところもあったりします。
ただのエゴです。エゴなんですけども、
こういうふうに周りに左右されて動くというのも確かに大事なことかもしれない。
波に乗るというのも大事なことかもしれないんですけども、
それよりも何よりも自分の考えたこと、初心を鑑別するみたいな、
自分の考えを貫くということも、
僕の中では非常に重要視している部分になりますので、
だからニュースを気にするんじゃなくて、
自分がニュースになるというところをめがけて、
皆さんに日々、波上、僕の考えなど、僕のやりたいことということを
情報発信するようにしているという部分もあったりします。
そんなコーナーで非常にわがままな配信になっているかと思いますが、
ぜひ今までも聞いてくれた人につきましては、
今後も聞いていただければなというふうに思っております。
もうすぐ音声配信500回を迎えるということもありますので、
気を引き締めて頑張っていきたいと思いますので、
最後までぜひご視聴いただければと思います。
それでは本日もスタートしていきましょう。
準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
皆さんこんにちは。ライズブラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
ゲーマーラボというサイトでは若手の育成、
働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきましょう。
IT人材の必要性と誤解
今日の本題は何かと言いますと、
IT人材で建設会社の改革は進むのかというようなお話を
させていただきたいというふうに思っております。
ぜひ最後までご視聴いただければと思います。
何度も何度も僕のチャンネルでは言っておりますが、
2024年の残業規制、残業上限規制に向かって、
各会社はですね、いろんな施策を打って
何とか前に進まないといけないかなというふうに
考えている方もいらっしゃると思います。
その中でITツールをたくさん駆使して、
とにかくデジタル化をすることによって
生産性を向上していこうぜというような
そういう人たちも当然たくさん出てきている
というふうに思います。
これ自体は特に問題のない話だと思いますし、
これはどんどんどんどん進めていくべき
施策だというふうに思っているんです。
ところがですね、
僕の耳にはこんな声も一緒に聞こえてくるんですよ。
IT人材がいないからITツールを導入することができない、
そんな声を最近ですね、
結構耳にするようになった日だなというふうに
思っております。
結論から申し上げます。
それは勘違いです。
ということで今回はですね、
そうやってIT人材がいないからというところを
言い訳にしてしまって、
結局前に進むことの、
なんていうのかな、
枷にしてしまうというような部分って
非常に見受けられますので、
もう一度考え方を改め直していただきたいというような
注意喚起の意味も含めて皆さんにお伝えさせて
いただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに
思っております。
例えばですね、
iPadを導入しましょう。
いいことだと思います。
iPadを導入して、
例えばですね、
何かしらの施工管理ツールみたいな、
そういうアプリを導入しましょう、
我が社でもというふうな話になったときに、
例えば初期設定どうしますかとか、
アカウント登録って誰がやりますかとか、
そういうようなところって当然出てくると思うんです。
もしもトラブルが起きたとき、
誰が対応しますかみたいなところを
考える人はいるんですよ。
だから、なかなかちょっと難しいな、
一旦見送ろうっていうような
考え方をする人がいるんです。
その見送ろうと思った人、
何を考えているかというと、
みんなに浸透するかどうかというよりも、
でもうちにはIT人材がちょっと足りないから、
それをまずは採用してから、
その後考えるようにしようかというような
発想になっていく。
つまり、ITの人材がいないから
改革が進まないんだという言い訳に
使われているような気がしてならない
というようなところでございます。
もしも、逆にお聞きしますが、
IT人材がいると改革って進むんですか?
というところをちょっと考えてみてほしいんです。
IT人材の役割と限界
ここを考えることによって、
それはもしかしたら違うかもというふうに
気づいてくれるきっかけになるんじゃないかな
というふうに思うんですよ。
じゃあ、仮にIT人材を導入し、
導入じゃなかった、採用スタートしましょう。
どこから採用の方、もしくはヘッドハンティングをして
ITの人材を連れてきたとしましょうか。
我が社にもいよいよIT人材が入ってきたとなったとき、
まず、IT人材の人は何を皆さんに質問すると思いますか?
多分ですけど、自分何したらいいんですか?
という質問をすると思うんです。
少なくとも積極的にですね、
これをやった方がいい、あれをやった方がいい
っていうことはないと思うんです。
なぜなら、IT人材、ITのことに詳しい人たちというのは
ITのことに詳しいのであって、
建設業にとって詳しいわけじゃないって話なんですよ。
ここを履き違えている、そのIT人材を入れることによって
ものすごくレベルがアップするっていうことは
まずありえないんです。
何度も言いますが、IT人材というのは
ITの専門家であって、ITのことに詳しい。
パソコンだとかアプリには詳しいかもしれないが、
建設業にとっては何の見識もない人たちなんです。
もしかしたら建設業にも特化していて、
なおかつITの能力を持っている人だっているかもしれませんが、
一般的なIT人材というのは
ITのことに詳しい人なのであって、
結局のところ建設業に対して
何の提案をすることもできない人ってことになるんです。
わかりますかね。
この辺でもうだいたいわかっていただいたと思うんですが、
IT人材を導入したからといって何かが進むわけじゃないんです。
進もうとしているときに
IT人材、ITに詳しい人がいると
よりスムーズに進むことができるだけであって、
IT人材の人が画期的な何かを提案してくれるなんてことは
基本的にはありえないと思っていただければと思います。
わかりますね。
施策のターゲティングの重要性
少なくとも、まず何をしたいのか。
皆さんが何を、どこをターゲットにして
どういうふうな施策で減らしていくのか。
そこをまずはターゲッティングすることが大事なんです。
安全処理をもっともっと効率的にできないだろうかとかね。
勤怠管理をもっと楽にできないだろうかとか。
もっと職人さんと施工管理の関係性をスムーズにやりとりを
図面のやりとりをするようなことってできないかとかね。
外部に業務を委託する仕組みを作ることはできないかとかね。
いろんな方法はあると思うんですけども、
少なくともどこをターゲットに
どんなことをしたいっていうものがあって、
IT人材の導入には具体的なイメージが必要
それをもう少し具体的にね、
じゃあこのシステムを導入するっていうことではなくて、
じゃあこの業務を自動化するにはどうしたらいいのかっていうところまでは
皆さんがやらなければいけないんです。
こういうふうな方向で進めよう、
なんかいいツールないかなと思った時に、
ここで初めて、
はい、IT人材でございますというようなところが
機能してくるって話なんですよ。
例えば今皆さんがね、
まだこれから業務を効率化していこうとしている
そのスタート地点に立ったぐらいだったというふうに
タイミングだとするじゃないですか。
そのタイミングでIT人材を導入しても、
ただの時間の無駄ですし、お金の無駄、
そして入ってきてくれた人に非常に失礼だと思う。
さあ、君の意見を聞こうか。
いや、どうせ何をやってもいいんですか。
そうすると皆さんは、なんだよ、
なんか積極性がないなと思うかもしれません。
いやいや、違います。分かんないです。
県立教のことが何も分かんない人に対して、
さあ意見を言えっていうのは、
例えば現場の校庭会議の時に、
1年生にさあ君の意見を聞こうかって言ってるみたいなもんで、
え、分かんないですっていう答えが来るに決まってるじゃないですか。
そうではなくて、ちゃんと土俵を整えて、
皆さんも施工管理という仕事をもしもされてるのであれば、
職人さんに動いてもらう時には、
まずは作るでしょ、土俵を。
そしてしっかりとした段取りをした上で、
プロにはプロの仕事をやってもらう、
そして終わった後に、
ちゃんとチェックをして問題ないかどうかをチェックしていく
というような作業をするじゃないですか。
この業務を全く同じことを、
効率化でもやらなければいけないってことなんです。
効率化をやるためにIT人材を採用したところで、
結局何の意味もありません。
意味もありませんし、
IT人材の人たちが来るだけ、
お金の無駄ってことになってしまうんです。
宝の持ち腐れってことですね。
だからしっかりとそのための段取りが必要なんです。
どこに向かっていくのか、
どんなことをするのか、
どういうところに対しての効率化を進めたいのか、
どんなツールがあったらいいのか、
その部分の具体的な案というものを
しっかりとイメージした上で、
そこで初めて、
IT人材という方に
とりあえず来てもらって、
まずは意見を聞く。
こんなことってできるんでしょうか?
ああ、だったらこういうツールがいいかもしれませんね、
というふうに、
そこで初めてITの知識というのが
生きてくるって話なんです。
ITだとかデジタルという言葉を使うと、
魔法のように仕事がどんどん減っていく
みたいなイメージをお持ちの方が
いらっしゃるかもしれませんが、
全然違うんですよ。
アナログの作業とデジタルの作業って、
基本的にはやっていることは一緒なんです。
アナログの人は手でやるしかなかったが、
計算だとか、一定の同じ作業の繰り返しだとかを
自動的にやってもらえるもの、
これがITツールというものなんです。
仕分けをしなきゃいけなかったですね。
いろんな人の意見をもらっても、
それを今度は分かりやすくまとめる
みたいなところが、
人間がやっていたところは、
それは機械でもいいかもしれませんが、
何もないところからいきなり
ITによってボーンと凄まじいものが
生み出されるみたいなことって、
ありえないんですよ。
分かりますね。
まずやらなければいけないことは
アナログですというふうに、
僕は常日頃から言い続けているんですけども、
まずは何をしたいのか、
どこをターゲットにして
どんな作業を減らしたいのか、
どの業務を減らすときに
どんなツールがあるといいなという
漠然としたイメージがあって、
そこで初めて具体化するということになるので、
IT人材が生きてくるのであって、
IT人材を採用したからといって、
画期的に業務が効率化される、
生産性が上がっていくなんてことは
基本的にはありえません。
そこを履き違えて、
まずはIT人材を入れる。
IT人材がいないから、
私たちは業務効率化が進まないんだ。
いやいや、そんなことはないんです。
業務効率化が進まないのは
IT人材がいないからではなくて、
IT人材が必要とするようなゾーンにまで
到達していないってことなんです。
だから皆さんがやるべきこと、
まず改めて言いましょう。
まず皆さんがやらなければいけないことは
何なのかというと、
何をターゲットにして
効率化を進めていくのか。
この具体的なイメージを
しっかりとつけること。
これが大事です。
続きまして、
どんなことができたら
その業務は減らすことができるのか。
ここをもう少し
具体的なイメージにしていきましょう。
ここまでの準備をしっかり整えた上で、
ここで初めてIT人材というものが
役に立っていくということになりますので、
あらかじめ、
IT化は魔法ではない
これはしっかりと知っておいていただきたいな
というふうに思っておりますし、
もう一回言います。
デジタル化、IT化は魔法ではございません。
業務が消えてなくなるなんてことはあり得ないです。
あくまで自分たちの知見を持って、
建設業の知識を持って、
施工管理の仕事の仕方が分かっているからこそ、
どこを効率的にすると
皆さんが楽になるのかっていうところを
模索するそのための
一つのツールとして
ITというものがあるのであって、
抜本的に何かが変わらないことはありませんからね。
自分主導で頭を使って動くことが重要
基本的には小さいことの積み重ねによって
大きな改革というのが成し得るのであって、
これを導入すると
圧倒的に何かが良くなるなんてことはありません。
まずは皆さんが結局のところを
考えなければいけないんです。
今の業務を見直して、
どこにターゲットを絞って、
どこをより良くすることによって
皆さんの仕事、皆さんの社員さんは楽になっていくのか、
ここをまずは考えるところから
始めていただきたいなというふうに思いましたので、
今回配信させていただきました。
ということで、改めまして
ITの専門家がいない、
IT人材がいないから
うちは働き方改革が進まないなんてことは
ただの勘違いです。
そうではなくて、
何をしたいから必要な人材を育成していく、
もしくは採用していくということが大事なんだよということを
しっかりと肝に銘じていただいて、
まずは自分主導で
しっかりと頭を使って動くしかないんだよということを
分かっていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も
最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
もしも良かったと思えば
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コメントだとかも書いていただけますと
僕の励みにもなりますので
そちらの方もぜひぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も
放送は以上にさせていただきます。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、
本日もご安全に。
16:07

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