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はい、みなさんこんにちは。Raise PLAN TAKEDAと申します。
本日は2024年4月11日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界、ワクワクする業界、現場ラボの提供でお送りさせていただきたいというふうに思います。
いつも皆さんお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。皆さんいかがお過ごしでございましょうか。
本日、エデュケンがスタートして10日が経ちましたというような感じなんですけども、
おかげさまで続々とご登録いただく方が増えております。
まだ無料トライアル期間ということではあるんですけども、
まだ正規な登録にするかわかりませんけどね、
ぜひ皆さんもご興味のある方はご参加いただければというふうに思います。
ちょっと面白いなというふうに思ったのが、
研修だとかって、例えばそうだな、図面の読み方、書き方の講習をやりますみたいなことまで言ってしまうと、
やっぱりゼネコンさんとか、本気で必要としている人が講師を呼んでとか、
そういうふうに研修を受ける場面ってあると思うんです。
でもこういうふうに動画で学びましょうとか、ちょっと学びましょうみたいなところで、
フランクに考えていくと、
例えばちょっとした改修の部門を持っているんですっていう不動産屋さんだったり、
あとはちょっとした自分たちの施設だとかのメンテナンスの部隊がいるんですっていうような
電力会社さんだとか、そういうようなところからオファーが来るんです。
要は、研修を受けさせるまでではないんだけど、建築の知識は持ってなきゃいけないと。
職人さんに指示を出したりだとかしなきゃいけないし、やっぱり図面だってあるよねっていうところから、
何をどう見ていいやらわからないよう、よくわからない人同士で伝え合っているような状態で、
ちゃんとマニュアルがあるわけじゃないみたいなノウハウがあるわけじゃないっていう人って結構いたりするんですね。
そういう会社さんって多かったりするんです。どうやらそういう感じなんです。
そうなってくると、若手に教える教材として、このオンライン教育っていうのが非常に大切なんだということがあるらしいんですよ。
だからすごく大切なと言いますか、いろんなツールとして、教材、何を読んだらいいのかわからない、
後輩に何を見せたらいいのかわからないっていう方につきましては、
ぜひそういうパターンもあり得るよっていうことを理解していただければなというふうに思います。
ぜひですね、皆さんの身の回りに大きな工場のメンテを担っている人とかいますよね、
そういう人たちに何かエデュケンっていいらしいよって言っていただければめちゃ嬉しいなというふうに思います。
よろしくお願いします。
現在ですね、8社かな、8社の会社さんがトライやるということでまだ体験していただいているというような形で、
個人の方に関しましてはもう30人、20何人か25、6人かな、突破しまして、
まだまだどんどんどんどんこれから増えていくと思いますので、
ぜひ一度体験いただければ何よりも良いのか悪いのか判別できると思いますので、
ぜひそちらの方よろしくお願いいたします。
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改めてお話ししましょう。
建築世古館のe-learning、エデュケンっていう風にカタカナでエデュケンっていう風に調べていただけますと、
一番上にヒットするのがそちらでございますので、
ぜひ一度検索してみていただければなというふうに思います。
はい、ということで本日もスタートしていきましょう。
皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
この番組は北海道の地場ゼネコンで17年間建築の現場監督をやり、
その後独立起業をした私竹田が建設業界を底上げするような、
そんな配信をしていくというような番組になっておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
今日のお話は何かと言いますと、
教育とは教えることではないっていうお話をさせていただきたいというふうに思います。
どういうこと?って思いましたかね。そうなんです。
教育って難しいですねということなんですけども、
ここ最近皆さん部下に何か教えているでしょうか。
もしくは教えているときにお前何回言ったらわかるんだ、
みたいな気持ちになってしまったりつい言ってしまった、そんな経験はないでしょうか。
そういう人たちにお話をさせていただく内容なんですが、
やっぱり部下育成というものは難しいものであり、
そしてなかなかねうまくいかないものだったりはします。
だけど会社を強くするために皆さんの仕事が少し前に進むためには、
やっぱり若手に育ってもらわなきゃ困りますよねということで、
今回はその部下育成だとか若手教育と言われる領域についての
根本的な考え方を皆さんにお話しさせていただきたいと思います。
多くの人が間違えているこの考え方について、
ぜひですねヒントにしていただき、
今日から明日から活かしていただければなというふうに思っております。
はい、ということで改めまして進めていきましょう。
本日はですね結論からお話しさせていただきましょう。
まず教育とは教えることではございません。
結論ですが、教育とは次困らないようにすること。
これが教育なんです。
教えることが目的ではなくて困らないように伝えること、
分かってもらうこと、ここが教育なんだよっていうことを
しっかりと理解していただきたいというふうに思うんです。
例えばね何かを聞かれました。
その時に忙しいからねパパッと答えたと。
それでもう解決したっていうことになれば、
なんか教えた気分にはなってますよね。
向こうもなるほどねって言っていなくなりましたと。
教えたっぽいじゃないですか。
だけどこれは教育ではありません。
なぜなら次絶対もう一回聞いてくるからなんです。
分かりますよね。
だって答えた内容めちゃくちゃ幅の狭い範囲で、
聞きたいことだけピンポイントで聞いていったから、
それ以外の知識がまるでない状態になってしまっていて、
次自分がどうなって、自分がそういう時代になった時を
想像できていないということが問題なんです。
結果何が起きるのか、
お前何回言ったら分かるんだ、
っていうふうなことになるんですが、
そんなこと言ってる場合じゃないです。
結局は伝え方、教え方、
それが良くないんだということをまずはですね、
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自分で受け止めることから始めなければいけません。
今忙しいじゃないですか。
忙しいからとりあえずサクッと伝えるとかね。
サクッとこう答えてしまうみたいなことっていうのは、
確かにあることなんです。
ところが、次困らないようにするためにサクッと答えていたら、
結局ですね、
次困らないようにするっていうことを度返しにして、
サクッと答えてしまった場合、
結局ですね、それがまた次回、
同じような場面の時に、
先輩すみません、これ教えてほしいんですけどって、
お前何回言ったら分かるんだが、
どんどんどんどん分からないまま、
理解できないまま先送りにされているだけで、
結局それがどんどんどんどん積み重なっていき、
聞かないと進められない人間、
教えてくんが誕生するということになってしまうんです。
まずはですね、この辺を理解していただいた上で、
3つの例え話をさせていただきたいと思います。
その時の、とある場面の良くない伝え方、
教え方と良い伝え方を、
一時遂にして皆さんにお伝えさせていただきますので、
この例え話で、
まずはね、そういうことかと理解していただきたいというふうに思います。
さあ進めていきましょう。
まずはですね、一つ目の例え話です。
建築の施工管理ということを想定しておりますので、
ちょっと具体的な話をしていきましょう。
例えば、基礎物性図を見ておりました。
その時に、FG1と書いてある記号を持ってきて、
先輩と、これどういう意味ですか?って聞かれた場面。
この時に、忙しいですよね。忙しい時にこう聞かれた。
そうすると、大抵の場合は、
それ?それね、オーバリっていう意味だよ。
基礎オーバリって意味だよ、みたいなことを答えるんです。
あ、なるほど。わかりました。ありがとうございます。っていうふうに言います。
その結果どうなるのか。
次ですね、FB1って来た時に、
先輩、これどういう意味ですか?っていう話になるんですよ。
もしくは、違う具体が上がっていた時に、G1って書いてありました。
先輩、これどういう意味ですか?みたいなことになっちゃう。
これが結果ですね、皆さんの忙しさをさらにさらに助長していくような格好になっていきます。
じゃあ、良い教え方、良い伝え方はどういうものがあるのかというと、
FG1ってどういう意味ですか?って聞かれた時に、
Fって何のことかってフーチュンなんだよ。つまり、基礎のことを言うんだ。
Gってのは何かっていうと、これはオーバリ、ジャイアントだったかな?
オーバリのことを言うんだ。
だから、FとG、基礎とオーバリがくっついた結果、
基礎オーバリっていう形になってるんだ。
例えば、オーバリの他にもコバリっていうのがあって。
例えば、コバリっていうのはBというふうに表せるんだと。
そうなると、B、F、基礎にあるBバリだとどういう意味だ?
基礎Bバリ、基礎コバリだ。
なるほど、そういうことだな、ということで理解をします。
これで、FG1を聞きに来た彼は、
次、FとGがバラバラなんだけど、くっついたものなんだと理解します。
そうすると、別の図面を見た時に、
FB1とか、FW1とか、そういう数字を新しく見たとすると、
そうすると、F、Fは基礎のことだよなと。
W、W、ウォール?
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壁かな?もしかして、基礎にある壁のことを言うんだろうか?
みたいな形で応用が効くようになっていく教え方。
それで、また皆さんに聞くという機会を
1つ、2つ、3つ、4つ潰したことになりますよね。
それが、教えることではなくて、伝えるということになるんです。
次、そういう場面に、同じような場面になったことを想定した場合、
ここを理解しておけば、自分で解決ができるよねっていうヒントを
皆さん、ちゃんと伝えてますかね?っていうことを
しっかりと理解していただきたい。
これが、1つ目の例えということになります。
じゃんじゃんいきましょう。
続きまして、仕上げの方の話に移っていきましょう。
例えば、建具、ドアだとか、そういうものにつきましては、
塵っていうものが存在しております。
ドアの塵。
例えば、後輩が割と成長してきて、図面をチェックしようとなった場面の話をしていきますが、
その時に、先輩と、この場合の塵っていくらにするのが正解なんですか?
っていうふうに聞かれたとしましょう。
その時、忙しい先輩はどう答えるのか。
うーん、今回ね、全部トーミリで共通していいよって答えたとします。
そうすると、後輩は、あ、わかりましたって言うじゃないですか。
さあ、どうなるのか。
もう分かりですよね。
次、同じようなチェックをする時に、今回もトーミリでいいんですか?
っていうふうに聞くようになるんです。
当たり前ですよね。
だって、前回答えられたのが、トーミリでいいよ。
あ、なるほど。
トーミリでいいんだというふうに理解したからなんです。
これじゃあ、その時は解決します。
だけど、それ以降、次、全く同じような場面が来たとしても、また同じことを聞かれるっていうことになり、
方や、わからないまま、どうやったらいいんですか?って聞きますよね。
でも、こっちは、前言っただろっていうような形で、考えろよみたいなことになっちゃうんです。
いやいや、教え方が悪いんですっていうことを理解してください。
例えば、じゃあどういうふうに答えるのが正解なのかというと、
チリ、何ミリにするのが正解なんですか?って言ったときに、
まずお前、チリって何のためにあるかわかってんのか?
そういう話をします。
そうすると、ちょっとわからないですね。
チリっていうのは、例えば収まりの状態で、
ここのね、ゼロ。
チリがゼロだった場合、ドアはまっすぐ。
に対して、鉄鋼ボードはムニムニ動いてるだろ?と。
これに対して、クロスを張った場合どうなると思う?
出たり、入ったり、出たり、入ったりってものすごくかっこ悪くなるだろ?
だからチリは必要なんだ。
つまり、他のものよりもチリっていうのは出っ張ってなきゃいけないんだよな。
で、今回木製の幅器がついてるだろ?
あっ、厚み何ミリなんだ?
あっ、あれ厚み10ミリですね。
だとしたら、その10ミリよりもちょっと出っ張った形のチリにしておかないとうまく収まらないってことになるだろ?
これが収めって話なんだよ。
あっ、なるほど、ということになるじゃないですか。
そうすると、次、チリの話が別件で出てきたときに、
チリ、チリ、出っ張りが必要なんだ。何ミリにすればいいんだ?
他に何かこう、そこに出っ張ってくっついてくるものはないか?
あっ、こしみ切りが8ミリだな。
ってことは10ミリでも大丈夫か?
まぁ、余裕を見て15ミリぐらいに設定しとくか?みたいな発想が出てくるんです。
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これが伝えるということです。
教えるは、一時の解決に過ぎない。
まぁそうだな、その時はいいんです。解決します。
ところが、次同じ場面になったときに、
先輩、今回はどうなんですか?っていう話になって、
これとこれとは話が別です、みたいな感覚になっちゃう。
そんなことをやっていると、毎回毎回皆さんの仕事、時間をどんどん奪う後輩が誕生していき、
結局ですね、任せるに任せられない人間が誕生していきます。
それは誰が悪いんですか?
それは皆さんの教え方が悪いんです、ってことになるわけです。
理解していただけましたか?
この場面はね、別に仕事に限ったことではなく、プライベートでも登場します。
子供にお皿片付けてって言ったときに、
お皿どこに片付ければいいの?って言ったら、皆さんどうしてますか?
あそこの扉を開けて、上から2個目のところに入れてね、って言ったとするじゃないですか。
あ、なるほど、このお皿は上から2個目のところに入れればいいんだと子供は理解します。
じゃあ違うお皿のとき、これはどこ?って聞いてくるんです。
そしたら、だんだんちょっとは考えるよ、みたいな、見ろよ、みたいなことになるじゃないですか。
それは伝え方が悪いんです。
もう分かってきましたよね。皆さんもう多分教えられると思うんです。
その時どうすればいいのか。
じゃあまずそこの扉の中には全部、お皿が全部入ってます。
っていう前提を教えた上で、
じゃあこのお皿と同じ種類のお皿を探してごらんって言ったら、
探して、あ、あった、そこに行くでしょ?
ってことはお皿ももう全部いけるねっていうことで、
次を想定したところで、しっかりと伝えることができてますよね。
それから次にね、同じことが起きたときには、
多分もう自分でお皿だなっていう認識さえ持てば、
ここに行って探し始めるという行動をとる。
これが自立っていうふうに言うんです。
そういうふうに教育っていうのはしていくんだよっていうことです。
ちょっとですね、長々とお話しさせていただきましたが、
いろんな話ぶりがあるんですけども、
例えばこういう時はっていうふうに別パターンを伝えるっていうのも、
次回の想定になりますよね。
じゃあこういうパターンもあるんだけどさっていうふうに、
イレギュラーなパターンを出して、
それも改めて説明してあげるっていうことをすると、
次から楽になるんです。
今一時5分間が惜しいから、
次回から100回ぐらい聞かれてくるようなことを、
全部毎回聞くように仕向けていくっていうようなことをやり続けていると、
皆さんの忙しさはどんどんどんどん増えて、増していき、
後輩が全然育たないような状態になっていきます。
だからこそ、今を解決するために伝えると、結局次が困るんです。
ではなくて、今は大変だけども、
次以降全部楽になるっていうような教え方を、
伝え方をしていく。
こういうふうにやった時に、一人になった時に、
もしも自分がいない、先輩がいない、
所長でやりなさいとなった時に、
そういう場面になったとしても、困らないように伝えてあげること。
これが教育なんです。
いうことをしっかりした考え方として、
まず根本で持っていただきたいんだというふうに思うんです。
本当にちょっとした違いなんです。
教える側は、一つその時に時間を使うことによって、
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どんどん楽になっていくんです。
だって一回伝えたら、
もう伝えなくていいという状態に、
自分で考えてくれる状態になるわけですから、
自動化が完成するわけですよ。
そうしたら自分はできないことに、
チャレンジすることだってできますよね。
だけど、これを繰り返していくと、
これを繰り返していくとだけどじゃないね。
教える側だけじゃなく、
教わる側だって自分で決めることができる、
自分で考えることができる、
ヒントをたくさんもらっていることになりますので、
自分で選ぶことができるようになり、
それって仕事が楽しいという感覚になるよね、
という話。
こういうふうにしていかなきゃいけないのが、
これが教育の根本であり、
教えることが正しいことではないんです。
答えを教えるではなくて、
やり方を伝える、
考え方を伝える。
それはなぜですか?
次困らないようにするために皆さんは、
今伝えなければ、
どんどんと疲弊していく世の中が
分かりますよということを、
しっかりと理解をして、
今日から明日からしっかりと教え方、
伝え方、その辺を
工夫してみていただきたいなということで、
今回はお話をさせていただきました。
はい、ということで、本日も最後までご視聴いただきまして、
ありがとうございました。
こういうふうに部下育成だとかにつきましては、
日々、僕は現場ラボコンサルタントというところで、
新人スキルアップ研修の
講師として皆さんに教えさせていただいておりますので、
こういうような部下育成、
若手教育みたいなところについても、
どんどん配信していきたいと思いますので、
ぜひ今後も見忘れないようにするために、
チャンネル登録、フォローしていただければなというふうに思います。
また、いいねだったりコメントだとかも書いていただけますと、
こちらの励みにもなりますので、
そちらのほうもぜひよろしくお願いいたします。
ちょっと長くなってしまいましたが、
本日も最後までご視聴いただきまして、
本当にありがとうございました。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、
本日もご安全に。