勤労感謝の日の意義
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は2024年11月23日土曜日でご同居していきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界へ、エンバラモンの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
今日11月23日は勤労感謝の日ということなんですが、
昔はブラック的に言うと、働ける喜びをかみしめながら働く日みたいなことを言っておりましたが、
冗談めいて言ってましたけども、
その由来って何か知ってますか?
そもそも何の日か知ってます?みなさん。
この日は勤労たっ飛び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合うことを目的として制定されたという、そんな祝日だそうでございます。
何だかよくわからないですね。
要するに働けるっていうことを感謝しましょう。
そして働いてくれてるから、僕らが生活できてるよねっていうことに喜びを感じましょうみたいな、
そんなような国民全員が、国民全員を讃え合う日、尊重し合う日ということだそうでございます。
ご多分に漏れず、僕もおかげさまで起業して5年が経ちまして、なんとか生き残っております。
しっかり仕事をさせていただいて、全国のいろんなテネコンさんにかまっていただきまして、本当にありがとうございます。
少しでも建設業界のためになるようなことをこれからもしていきたいというふうに思っておりますし、
また新しい取り組みもどんどんどんどん進めていきたいと思います。
少しでも皆さんの役に立つ、そんなアイデアを形にしながら、
皆さんが普段こんなことできたらいいよなっていうところを本気でやっていく、
それが基本現場ラボというね、ラボですから、研究所としての役割だというふうに思っておりますし、
それがうまくいけば、皆さんの少しでも建設業界を底上げできるような、
そんな施策になればいいなぁなんて思いながら起業させていただきますので、
この日を止めないようにしながら頑張っていきたいというふうに思います。
本日は飲み会でございますので、あまり飲みすぎないように頑張っていきたいなというふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライフプラン竹田と申します。
部下育成の方針
今日は施工管理におけます部下育成の話を少し皆さんにさせていただきたいというふうに思います。
特に若手の方、先頭先輩、上司の方についてはぜひ聞いていただきたい内容というふうになりますので、
頑張ってついてきていただきたいなというふうに思うんです。
部下育成ってなかなかに難しいですよねというところで、人間によって教えるというものの差もありますし、
相手側にも能力の差がありますし、なかなか育ってこない、戦力になってこないといういろんな悩みをお抱えだというふうに思います。
ただそこで皆さんにちょっと質問させてください。2択です。
部下育成を行うときはどちらが正解でしょうかという考え方について2択です。
1つ目、全体をある程度理解させるというふうな形で経験させて教えていくという方法。
そして2つ目、小さな範囲でもいいから完璧というものを求めていく方法。
この2つの方針があったとき、皆さんはどちらが正解だというふうに思いますか。
これをまずはちょっと考えていただきまして、本編の方に進んでいただきたいなというふうに思います。
今回のテーマは施工管理の部下育成の基本方針ということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
この番組は北海道の地場で根込んで17年間建設の現場監督をやり、その後独立起業した私竹田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるようなこんなお話をしておりますので、ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローをぜひよろしくお願いいたします。
さあ改めまして進めていきましょう。施工管理の部下育成というふうに考えたときに、どっちが正解なのかということで2択お話しさせていただきました。
多くの人はどちらを選択するのかというと、まずは全体をさらっと理解してもらうことが必要です。
そういうふうにちょっとずつ薄いレイヤーを重ねていくようにして全体を底上げしていくという方法が大事なんじゃないかという、そういうふうなやり方をしているというふうに思うんです。
もしもそういうふうな方針じゃないよと思ったとしても、でも皆さんどうでしょうか。
1年生だったらここまでやれば十分だとか、あとはいいよ俺やっとくから、みたいな言葉って出したことないでしょうか。
その言葉がまさにですね、全体をとりあえず理解させて、ある程度満足感を得てもらおうという方針に他ならないということになるんです。
理由をいろいろ考えていくとですね、いろいろ思い当たることがあります。
現在は人手不足という状態になっております。
だから即戦力化が求められますよねということになるので、やっぱり育成に時間がかかっていっては、戦力っていうものになるのにすごい時間がかかるでしょう。
だから完璧じゃなくてもいいんだけど、ある程度理解ができている人を早く現場に出したいという、そういう意図が今はあるんじゃないかと思うんです。
そしてもう一つ、辞めるっていうもののハードルがぐっと下がりましたよね。
昔から比べて、辞めるって僕らの時はカッコ悪いという感覚でしたが、今はですね、自分に合わなければ早く辞めた方がいいよというような感覚もあるので、在職側、もうすでにいる側からすると辞められてしまうという恐怖感があるんです。
だから早く達成感とか満足感みたいな、俺成長している気がするっていうところを理解してもらうことによって、結果として職場に居座っていただきたいと、辞めないでいただきたいというような感じが起こるなという指示もまさにこれだと思うんですが、
そういうふうに考えていくと、やっぱりですね、ある程度の範囲をできるなんとなんとなくわかるようになっていくっていう薄いレイヤーを少しずつ重ねていくっていうことによって、なんとなくできるからいいかみたいな感じの早く達成感を味わわせるという、そういう作戦をどうしても取ってしまいがちだというふうに思うんです。
僕が思うにですね、このやり方間違ってはいないんです。大きく言うと間違ってはいないんですが、ただしこれは一般サラリーマンの話だなというふうに思います。
ちょっと他の仕事のことがわからないんで、別にやゆするつもりはありませんが、ただ一般的なサラリーマンは組織で戦うっていうことが基本になっていくということになるので、ある程度仕事ができれば手伝える範囲って増えるよねっていうところで、辞めさせないっていうことだって十分大切なことだというふうに思うんです。
ただしこと施工管理というのは技術屋なんです。技術を司る職業なんだっていうことを考えていくと、薄いレイヤーを何度も何層も重ねていくという、とりあえず全体像から底上げしていくというようなやり方をしてしまうと、何がまずいってこれで十分なんだっていうことが感覚として根付いてしまう可能性があるって話です。
だから技術屋としては他の仕事のことはわかりませんが、他の仕事はそういうふうに辞めさせないようにして、ある程度時間が経った時に一人前になればいいやというふうに思ってもいいかもしれませんが、ただ僕ら技術を司る人間としてはそういうふうにこのぐらいでいいかっていう、いわゆる妥協みたいな感覚、そこが育ってしまうとめちゃくちゃ危険なんですっていうことはわかりますよね。
完璧を追求する重要性
昨今いろんなところでニュース記事で、どこどこの施工不良がどうのとかっていうのが出てますが、まさにこれが薄いレイヤーを重ねていく、全体を理解してなんとなく持ち上げていくような、そういうような育て方をした結果、完璧じゃなくたって何が悪いのっていうふうに思ってしまうその感覚を若いうちに根付かせてしまったからなんじゃないかっていうふうに思うんです。
施工管理は品質だとか安全だとかそういうものに高い基準が求められる、そういう仕事になります。まさに技術屋さんなわけですよ。だから、表面的な達成感を味わうということは個人にとっては大切なことかもしれませんが、こと会社にとって、僕らの仕事にとって、この社会の基盤を作っている僕らにとってみると、そんな視線と達成感よりも大きな失敗とか信頼のしっついとか、
そういうものの方が、言ってしまえばやばい状態になるという、そういうことをちゃんと考えていただけるとありがたいなというふうに思っております。
例えば、全体をさらっと経験させていくと、一見するとスムーズに現場が流れていって、一見するとスムーズに成長しているように見えるんですが、結果ですね、なんとなくで過ごしてきているので、こだわりみたいなものが全然育つことがありません。そして、一定の基準を達しなきゃダメなんだとがむしゃらに立ち向かっていくということも育ちません。
結果、これで十分じゃねっていうふうな妥協の感覚が身についてしまうということになります。じゃあ、狭めるとどうなるかというと、多くのことはわからないんだけども、少なくとも一つのことに対してここまでいかないと合格にならないんだっていうふうな感覚を根付かせることができるんです。
でも、その範囲をたくさんのことを完璧まで求めるって話になると、それは何十年もかかる可能性もありますが、だけどその範囲をたくさんのことを薄くやるのではなく、その範囲をギリギリまで狭めて、一つのことを完璧まで求めるっていう、そういうふうに狭く深く学ばせることによって、その部下はですね、完璧というものはどういうものなのかっていうのをまず体感し実感することができるようになるんです。
その感覚を持って他の業務に当たると、この完璧って、この仕事の完璧ってどこまでなんだろうかっていうのを常に考えながら仕事をすることになるので、完璧の基準が上がっていきます。
そして技術というのは、それによってどんどん磨かれていくというのを助長する、そのサポートをするのが僕ら上司であり、先輩側の職務なんじゃないかと、責任なんじゃないかというふうに僕は考えるわけです。
さあ、ここからちょっと結論の方に入っていきますが、まずは部下育成の一般的な話でいくと、ある程度全体を経験させて満足感を与えるっていうのは正解なのかもしれませんが、こと技術家である施工管理に関しては、それでは多分ダメなんだと思うんです。
さらっと全体をっていうことではなくて、あくまで完璧っていうのはここなんですっていうのをどんなに狭くしてもいいです。そのちょっとした書類を作るでもいいですし、ちょっとした図面を修正するでもいいんだが、徹底的にここまでいかないと職人に渡してはいけないんだというところをちゃんと根付かせることによって技術を脈々と継承するという、そういう風土を育てることが僕は大切なんだというふうに思うんです。
これこそが施工管理という仕事で、信頼される技術者になるための育て方であり、最善の策だというふうに僕は感じております。だからこういう方法で、基本方針でぜひ進めていただきたいなというふうに思うんですが、ただし、とはいえですよね。
仕事っていうものね、実際にいきなり入ってきた人間にいきなり狭い範囲をいきなり完璧に求めたって、そもそも俺何の仕事してるんだっていうところがわからない。自分は何の役に立って誰のために仕事してるんだっていうのがわからないって話になると、仕事としてはつまんないですよね。
だから、そうは言っても、やっぱり一番最初に根付かせるべき、教えていくべきっていうのは、建築工事っていうのはどういうものなのか、どういうふうな順番で進んでいくのかというその全体像。土木工事においても、この工事っていうのはどういうふうにやっていくものなんだっていう全体像をまずは伝え、教えましょう。
その上で、自分たち施工管理に与えられた役割っていうものはこういうもので、こういうふうに働いていくんだという、そういう意味での全体像はちゃんと理解してもらうことは必要です。
その上で、今皆さんがやっている、今部下がやっている、その人がやっている仕事というのは、どこのポジションを担っているんだぞっていう全体での自分の立ち位置っていうのを理解するという意味では全体像は必要なんですが、だからといってそれをね、まんべんなく全部教えていくではなくて、よしお前の立ち位置はわかったな、じゃあここの完璧の仕事っていうのはここまでいくんだからなっていうことを1年生のうちからしっかりと根付かせていく。
そういうふうにやることによって、完璧を追い求めていく、しっかりとした確かな技術力のある技術者というのを育てることになりますので、ぜひですね、この方針を大きくそれることのないように、若者が辞められると困るその気持ちはわかりますが、だけどその大前提でね、社会の基盤を作っていく僕らの責任としてやってはいけないことはやらないようにする最低限の技術力、完璧というものはどういうものなのかっていうのをちゃんと理解したほうがいいと思います。
どういうものなのかっていうのをちゃんと理解した上で育てていく、これが僕は必要だというふうに思いますので、ぜひですね、皆さんの部下にもこれを適切に当てはめながら進めていただきたいなというふうに思っております。
新人スキルアップ研修
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
これが部下育成のお話なんですけども、こういうふうにね、教えるということとはということだったり、逆に教わる側の目線だったり、いろんな場面でね、施工管理の皆さんにとって役に立つようなお話をこれからもしていきたいと思いますので、
ぜひ最後までチャンネル登録、フォローしていただきまして、次回をお見逃しないようにしていただければと思います。
また、いいねとかね、コメントなど書いていただけますと、僕の励みにもなりますので、そちらのほうもぜひよろしくお願いいたします。
はい、それでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、今回も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
最後に少しだけお知らせさせてください。
僕はですね、建築の施工管理向けに新人スキルアップ研修というものを行っておりまして、2025年もオンラインで開催させていただきます。
研修は動画で事前に学んで、研修内ではフォローしていくというようなハイブリッド形式で行っておりまして、
現場での基礎知識だけじゃなくて、自分で考える力というものを育てる目的で進めております。
研修は4月スタートと5月スタートの2期生になっておりまして、各ですね、10人までの承認生をとっております。
なので、先着順ということになりますので、もしも気になる方は早めにお問い合わせをいただければというふうに思っております。
受講生の方からはですね、毎回いろんなわからないことを聞けるという安心感がすごい大きいというふうに好評もいただいておりますので、
もし気になる方は、概要欄の方のリンクからですね、新人スキルアップ研修ぜひお問い合わせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
ありがとうございました。