建設業界の背景
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年2月21日、金曜日ということをお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、
ゲーマーラボの提供をお送りさせていただきます。
ということで、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
本日のトカチは、トカチバレーということで、
非常に澄んだ青空になっております。
気温はマイナス20度ということで、すごく寒いんですが、
でもね、なんか気持ちのいい青空だなということで、
気持ちも晴れやかに進んでいきたいというふうに思います。
昨日ですね、現場セーフコードという、
現場のね、安全のDXのツールがあるわけですが、
それを販売しているんですけども、
それについて、北海道新聞さんの取材を受けることができました。
ねほり、はほりと聞いていただきまして、
写真を撮るときにね、こうしてくれ、こうしてくれって、
ものすごい指示がありましたが、
でもなんか一生懸命だなというふうに感じたことがあるんですけども、
本当になんかこれ、なんか不自然じゃない、大丈夫と思いながら、
写真をね、撮っていただいたわけですが、
どんな感じで掲載されるのかは、
ちょっと楽しみにしていきたいなというふうに思います。
日々僕はですね、基本的に一人で事務所で仕事をすることがほとんどなので、
元々ね、現場監督の僕は、とにかくいろんな人と接しながら、
すごい喋っていく職場で17年間過ごし、
そこから一点、誰とも喋らないという、
そんな状態になってきたんです。
最近はね、ちょこちょこと来ていただける人だとか、
打ち合わせする機会が多くなってきたんで、
喋るということは多いんですけども、
本当にこの配信以外、言葉を発しないみたいな日ってね、
ザラにあったんです。
そんな僕からすると、そういうふうにこう、
いろんなことをねほりはほり聞いてくれる人っていうのって、
すっごく生贄のようにターゲットになりやすいんです。
結果どうかというと、
ああいうね、記者だとかの人はやっぱり聞くのが上手なので、
ついついいろんな余計なことをいろいろ喋ってしまうということなので、
いったい何の取材だったのかよくわからない状態に、
僕がなぜ建設業にいるのかみたいなところまで聞いていただきましたが、
実際そんなことは乗ることはないでしょうけども、
でもそういうような考え方の人間なんだよっていうのを伝えていただきまして、
このね、建設業をとにかく良くしていきたいんだと、
建設が働く人をもっともっと楽しいって思えるようにしたいんだという、
この熱意は伝わったんじゃないかなというふうに思いますので、
何か来週には掲載されるということなので、
ちょっと楽しみにしていきたいなというふうに思います。
今回はね、DXの取り組みということで、
ジバのね、ジェネコンさんがこんなことやってますよの一角に、
僕も乗るということなので、
ジェネコン、ジェネコン、竹田みたいな、
力関係大丈夫かっていうような、
どんな感じでね、乗るのかわかりませんが、
ちょっと楽しみにしていきたいなというふうに思っております。
部下育成の重要性
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが、少しだけお知らせさせてください。
現場ラボが運営します施工管理のための既進人式ラブ研修ですが、
2025年度からは建築に加えて土木の分野もスタートすることになりました。
一般的な建設業の研修とは全然違っていて、
実務で役に立つことに特化した研修となります。
もちろん現場での教育は大切ですが、
基礎知識だけならばオンラインでも十分に学ぶことはできます。
これにより先輩の教育負担を軽減し、
新人が即戦力として活躍できるようにサポートさせていただきます。
研修は4月スタートと6月スタートの大きく2つのコースをご用意しておりますので、
概要欄からアクセスしていただき、
ぜひですね、一度パンフレットをダウンロードして
詳細をご確認いただければというふうに思っております。
それでは本編をお楽しみください。
はい、皆さんこんにちは。ライズブラの武田と申します。
今回は部下育成のお話を少しさせていただきたいというふうに思います。
皆さん日々部下に対してこう思ったことはないでしょうか。
なかなか育ってこないとかね。
全く同じようなミスを毎回繰り返すとか、
指示がないとあいつは自分で動くことをしないな、みたいなふうに感じたことはないでしょうか。
結果、若者を一袋にして今の若いやつはみたいに感じている人っているんじゃないかというふうに思います。
僕もそういうふうに感じていた部分は昔はあったんですが、
でも今は違います。
それは部下の能力がなかったわけではなくて、
僕らの、皆さんの教え方が悪かったんだということです。
この教え方の考え、これをね、ミスってしまいますと、
いつまで経っても指示がなければ動かない、静ましくなってしまうというのは、
それは皆さんの教え方が悪いんですよ、ということをちゃんと把握していただきたいというふうに思います。
もちろん忙しいのはわかっていますが、
ここがわかっていないと、いつまで経っても全く戦力にならない人間ばかりが量産されていくことになりますので、
ここで歯止めをかけていただきたいという意味で、ぜひ参考にしてみていただきたいなというふうに思います。
今回のテーマは、「あなたは部下に本当に教えてますか?」ということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場で寝込んで、建築の現場担当を17年間やり、その後独立起業した私竹田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるようなお話をしておりますので、
ぜひ最後までご視聴いただきまして、チャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
はい、ということで改めまして進めていきましょう。
まずはですね、冒頭でお話しした通り、「あなたは部下に本当に教えてますか?」ということなんですが、
皆さんは教えているつもりになっているかもしれませんが、部下からすると教わっていないんです。
いや、正確に言うと教えられてはいるんだが、次につながるような教え方にはなっていないということです。
教えるということ、皆さんがやっている教えるということには大きく2種類あるということを理解してください。
1つは教えるということです。
そしてもう1つが使うということなんです。
この使うというものを教えてると勘違いしてしまうと、結果部下はいつまで経っても自分で考えることはございません。
そしてミスはこれからもずっと繰り返し続けるということになります。
なぜなら、どういうふうに考えていいのかがわからない、そういう訓練を受けてこなかった人たちが量産されるからなんです。
まずはですね、使うと教えるというのはどう違うのかというところを明確にしておきましょう。
まず使うとは何なのかというと、使うとは部下にやり方だけを伝えて指示に従わせること。
これを使うというふうに言います。
具体的なお話をするならば、例えば工事写真を撮ろうというふうに、鉄筋の工事写真を撮るとなったときに、部下にこういうふうにやるのが使うということなんですよっていうのをお伝えしますね。
例えば写真を撮る場面、鉄筋を見てて、ここの鉄筋は200ピッチだから間違わないように撮れよ、これが使うです。
ここの被りは40だからきちんとロットを当てて撮れよ、これが使うということです。
皆さんは教えているつもりですよね。写真のどういうふうに撮るのかを教えているつもりかもしれません。
このときのメリットとデメリット、部下と上司はどう感じているのかというと、結局部下としてはスッと言われて、スッと動き出せるので、自分で考える余地がないですから、
ああなるほど、そういうふうにやればいいのねとすぐに理解することができ、ある程度間違いのないものをやろうとすることができるようになります。
一方、上司はどうかというと、スッと言うと伝えるとすぐに動いてくれるということになりますので、
ああ、俺の伝え方が合ってたんだなということで動いてくれるので、なんかこう教えた気持ちになるというふうな感じです。
これを繰り返していくと、伝えればやってくれる人間みたいなものに育っていくわけですから、もちろんね、一現場が終わったときにだいぶ教えたなという気持ちにはなるんです。
でもどうでしょうか、部下からすると、なぜ200ピッチなのか、なぜかぶりは40なのか、そんなこと考えたこともないわけですから、
次の現場に行ったときには、そこの所長にまた聞きます。今回どういうふうに写真を撮ったらいいんですか?
お前何を教わってきたの?という話になるわけです。つまり、少し条件が変わると、少し状況が変わると、途端にできなくなっちゃう、そういう人間が生まれるんです。
だってやり方なんて知らないから、やり方しか知らないから、考えがどういう、なぜそうなっているのかの理由がわからないんで、
どういうふうにこの200という数字が出てきたのかが全く理解できていないんで、だから応用が効かないんです。自分で調べる、その調べ方すらわからないということになります。
結果、上司は何度も何度も何度も同じことを繰り返し教え続けるということが必要になってきます。
それは1年2年3年だけじゃないです。5年10年20年経っても、結局指示がない限り自分は動く必要がないというふうに上司から教わったということになっちゃうんです。
教えると使うの違い
これがまずは使うということだと理解してください。
じゃあ教えるってどういうことなのかというと、教えるとは考え方とか理由をしっかりと伝えて、部下には自分で判断させるようにする。これを教えるというふうに言うんです。
この場合、部下の視点としては、やっぱり最初は話が長いなとか、何やればいいのか教えてくれよというふうに思うんですが、何度も繰り返していくうちに、上司はどうやら答えを教えてくれないらしいということがわかってくるので、嫌顔でも説明を聞きに行きます。
どう考えたらいいんですか?どこを見たら乗ってるんですか?みたいなことを一生懸命聞くようになり、結局自分で判断を手ざるを得ない状況が続いていきます。
当然ミスはしますが、例えば1年間の後期があるうち、前半はそういうふうな感じで面倒くせえなとは思っても、実はそれが考えることが癖になり、後半としてはある程度自分の中で理論を整然と考える、理由を考えることができているので、
結果として自分で判断するということが少しずつ根付いていき、ここから先は自分で考えることが当たり前ですから、だから自己成長していける人間に育っていくということになります。
一方、上司の方はどうかというと、上司の方は時間はかかるんです。めちゃくちゃ。だって説明しなきゃいけないしね。その理由っていうとね、そう簡単に説明しきるものではないかもしれません。
当然時間がかかるんです。だけどその前半戦でしっかりと教えるということをやった結果、後半戦はある程度、本人していた大きなミスを犯さない人間というものが出来上がってきます。もしくは何かわからないことがあれば、その部分を聞いてくるというふうな人間に育っていきます。
自分で考えろというのって、そういうことですよね。材料を与えて、料理の部分は自分でやらせてみる、失敗させてみるということをやりますので、結局は少ない指示で自分で考え動ける人間が少しずつ育っていくということになります。
工事写真の例えに戻りますが、例えば使うというのがね、ここは200ピッチなんだから間違えないで取れよなんであれば、じゃあ教えるというのはどういうことかというと、なんでまずは200ピッチなのかっていうのってお前わかってるかっていうところから始まっていきます。
めんどくさいでしょ。だけどめんどくさいことっていうのは、つまり頭を動かすということになりますので、部下がいかに頭が動いたのかということをしっかり考えながら、問いをぶつけ続ける以外に方法はないんじゃないかなというふうに思います。
部下はやり方ではなくてその理由とかゴールだとかっていうことを意識して理解するようになるので、結果、条件が変わってもゴールは変わらないですね。条件が変わっても考え方は変わらないですよね。結局それを状況に合わせて自分の中で試行錯誤するっていうことができるようになりますので、
結果臨機応変に対応ができるとか、同じミスがミスだと気付けるようになってくるということ。だって200と教えられたら次の現場でも200だと勝手に思い込んでしまうとミスりますよね。そういうようなことなので考え方を教えるっていうのがすごく重要な話なんだと理解していただきたいというふうに思います。
教えることの重要性
じゃあ最後ね、まとめの方に話を進めていきますが、まずは使える、使うのではなくて教えるということを皆さんがしっかり学んでいただきたいというふうに思います。
施工管理は特にプロに仕事を委託することで建物を完成させるというのが基本的なスタンスですので、だから指示を出すということに関してはめちゃくちゃ皆さん長けてるんです。
だからこそついつい部下にも同じようなテンションで伝えてしまいがち、結果部下を使う、他の職人さんだとかと同じように使うというような考え方で接してしまいがちなんですが、そうすると部下は全く育ちません。
それじゃダメなんです。部下を育てるとはそういうことではないんです。もしも何度言っても成長しないというふうに感じているのであれば、それは部下の問題ではなくてあなたの教え方の問題なんだというふうに自分をちょっと振り返る癖をつけていただきたいというふうに思うんです。
部下を本当に成長させたいと思うならば使うというふうにね、今端的に教えて、今俺の時間がないからとかね、もうスッと動いてほしいんだっていうふうに感じるところをぐっとこらえて、それはなぜなのか、どういう考え方なのか、そして目指すとこはどこなのかということをちゃんとワンセットで伝えた上で、
さあお前はどうするべきだと思うやってみろというふうに自分で考え行動するというところを根付かせることによって結果自分で判断し自分でね道を切り開けるというそういう部下が育ってきます。もちろんね、そういうふうな部下が育ってくると皆さんも助かるわけじゃないですか。
そういうふうに考えていただけるとしっかりと部下は育っていきますし、育ってきた部下というのは自分で仕事をしているという感覚になるんで仕事が楽しくなるようになってきます。ここを履き違えないようにしてしっかりと使うのではなくて、教えるということをできる。そんな上司になっていただきたいなというふうに思いましたので、今回は皆さんにそんなお伝えをさせていただきました。
あなたは本当に教えてますか。それはこういうことだったんですというのを理解してください。はい、ということで本日も最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございました。またね、次回もこういうふうに部下育成の話だとか、僕も森林スキルアップ研修というものを教育としてやらせていただいております。オンラインで繋ぐ研修なんですが、そこでね教育というのを理論的にしっかりと使いながら皆さんに教えていくというそんなこともやったりしておりますので、皆さんに少しでも説得力のあるお話ができるかなと思いますし、
もしくは研修を受けさせたいというのであれば、ぜひ現場ラボコンサルタントから来ていただければ嬉しいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。はい、それでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。