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はい、みなさんこんにちは。ライズプランのTAKEDAと申します。
本日は、2023年2月7日火曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日は火曜日なんですが、
えーと、まあ、週が始まって気が付いたら火曜日ということで、
なんかもう一瞬で過ぎ去っていくような日々が過ぎている、過ごさせられている、過ごしているわけですけども、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日のトカチはですね、トカチバレットまでは行きませんけども、割といい天気でございます。
マイナス11度ということで、なんか今週末がマイナス29度ぐらいなんじゃないかっていう話なんですけども、
その後からもうマイナス10度近辺がずっと続いていくっていう風に、
まあ少しずつだけどね、暖かくなってきたなというような印象で日々過ごしているという感じでございます。
今週乗り切ればなんとか春が見えてくるかなという風に期待しながら、
やっぱり暖かい方が気持ちが乗りますしねという風な感じはしますけども、
頑張っていきたいなという風に思っております。
先日か昨日かな、
石岡くんチャンネルっていうYouTubeのチャンネルがありますが、
僕はたまにそれを見させていただいているんですけども、
そのチャンネルで海太やげんさんっていう漫画を描かれている人と会談をしているというような、
そういうシーンをYouTubeに配信されていたんですけども、
一回ちょっと皆さんこれ見てみてほしいなという風に思うんですが、
非常に興味深い、人手不足だよねっていうところと、
こういう風にした方がいいんじゃないみたいなところを話されていて、
なるほどなという風に納得するところが非常に多かったなという風に感じております。
問題はですね、人手不足に関しての問題というのは、
結局のところ、話すだけで終わっちゃダメだよねっていうところだったりはするんです。
確かにこの配信というのは大事なんですけども、
結局それを受けて僕らはどういう行動をするのかという風にやらない限り、
僕らの世の中のことを広く知ること自体はベンチマークとしては大事なんですけども、
それをどう行動に移していくのか、
半径5メートルをまずどう改善していくのかというところをしっかりとやっていかないと何も変わらないですし、
ただただね、愚痴をぶちまけたというような状態になってはいけませんので、
それをしっかり見ていただいた後に、
じゃあ自分はね、どういう風に行動していくべきなのか、
この人手不足の世の中にどう立ち向かっていくべきなのか、
単価ってどういう風に上げていくことができるのか、
単価上がんねえかなとか、給料上がってほしいなとか、
国が変わんねえかなという風に望んでたとしても、
行動を起こさなければ何も変わりませんので、
まあそういう話を聞いたのであれば、
じゃあ自分のできることは何だろうかという風に一歩、
今までやってきた当たり前の常識だけじゃなくてね、
何ができるのかという観点で世の中を見渡して、
自分の身の回りを見渡して、
で、できることから始めていってほしいなという風に思います。
そのね、やり方が分からないっていうのであれば、
まあ少なくともね、まずはデジタル化っていうところは、
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一つの糸口になっていきます。
建設業界はいずれ少なくとも向こう10年、20年経った時には、
間違いなくデジタルが普及された状態になっているわけですよ。
だったら、今もしもね、着手できていない部分があるのであれば、
そこに挑戦してみるというのも、
一つの手法なのかなという風に思ったというところでございます。
まあちょっとね、一度見ていただきたいなという風に思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきましょう。
準備はよろしいでしょうか。
それでは立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、それではここからは建築知識、ワンポイントラーニングということで、
建築のね、住宅に絡めて、
一級建築士である私竹田がですね、
建築の知識みたいなものを少しだけ披露させていただくことによって、
皆さんの生活が少しだけ良くなる。
そして施工管理としてね、
いろんな提案をお客さんにできるようにならなければいけないわけですから、
その提案力を身につけるための基礎知識として、
学んでいただきたいなということで進めていきましょう。
今日のワンポイントラーニングは何かと言いますと、
可動棚は動かさないっていう、
そんな話をさせていただきたいなという風に思います。
えーと、かなってありますよね。
いろんなものを収納するためのグッズになるわけですが、
それを作り付けの棚にしてみたりだとか、
あとはニトリで買ってきたり、
ちょっとした棚は作ることができるんですけども、
そういうような棚を施工の状態で設置するというかね、
施工と工事を行うということは、
つまりは家具屋さんが作り付けのものを作って、
ものすごい高い棚を作っていくことになるわけですよ。
一般的にニトリで売られているものは数千円ですが、
ちょっとした棚を作るだけでも数万円、数十万円かかってしまうのが、
新築工事側の作り付けの棚というものなんです。
こういう棚を計画するときに、
ちょっとまだ計画が不十分だからとか、
何を乗っけるのか分かってないからというところによって、
じゃあとりあえず稼働棚にしておきましょうかというふうな話をすることがあります。
ただですね、この稼働棚、一番最初に動かしたはいいが、
それ以降、動かしているのを僕はほぼ見たことがないですね。
というような感じです。
なので、稼働棚は結局動かさないんですよ。
ということを理解していただきたいなというふうに思います。
この稼働棚というものには多くのデメリットというものもありまして、
当然メリットもあるんですよ。
メリットとしては、自由に動かすことができるよという、
動かすかどうかは別としてね、
動かすことは可能だよということになります。
で、じゃあデメリットはというと、
デメリットは単純な話、弱いんです。
強度が非常に弱くてですね、
部品の数が多ければ多いほど壊れやすいというふうに世の中は呼ばれておりますが、
やっぱりね、部品の数が少ない方がいいに決まっているんです。
木材で作っただけのものの方が、
木材に金物でね、なんかこう引っ掛けるだけみたいなことにするよりも、
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圧倒的に強くなるわけですよ。
だから稼働棚にするということは、
つまりはそれ相応の強度的なリスクを負うということになります。
強度が弱くなる可能性があるものなんですけども、
強度は大丈夫ですよというふうには言うんです。
ただ、物を乗っけたり下ろしたり、乗っけたり下ろしたりしているうちに、
少しずつ少しずつ金物は疲労していって、
壊れやすい状態になっていくと。
一方の木材で完全に作り上げた棚というのは、
早々に壊れるようなものではないというようなところもありますので、
まず稼働棚というものは動かさないんです、基本的に。
だから稼働にしないに越したことはないということを理解しておいていただきたいと思います。
それよりも何よりもやらなければいけないのは、
計画段階でここには何を収納する予定なのかということを、
しっかりと心に留めた上で、
そのサイズに合わせて棚を製作していくというようなことをやった方が、
圧倒的にパフォーマンスが良いもの、長く使えるものになっていきます。
稼働棚を作ることによって、確かにいろんなものに対応することができるようになるかもしれないが、
その分壊れやすくなるよねということになるので、
ある程度の棚、幅のある棚をきちっと製作して、
その中で小分けにできるような棚を百均などで買ってきて、
なんかポンって乗っけたら二段になるじゃないですか、
みたいなところをめがけた方が長く使っていくことができるんじゃないかなということで、
今回お話をさせていただきました。
稼働棚は基本的に動かしません。
動かさないのに稼働棚になっているということは、
単純に強度の弱い棚が出来上がってしまうということになりますので、
それよりも計画をしっかり行うことによって、
強く長く使えるしっかりとした棚を製作することを僕はまずはお勧めします。
それともどうしようもないとかね、
本当に保育園で棚が毎回変わるんです、毎年変わるんですっていうのだったらね、
価値はあるのかもしれませんが、いずれにせよ壊れやすいというリスクを負うということは、
しっかりと理解した上で計画するようにしていただければなというふうに思います。
はい、ということで本日の建築知識1ポイントラーニングということでお話をさせていただきました。
それでは本日も本編の方に進めていきましょう。
はい、みなさんこんにちは。ライズプランの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTube チャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や学会規制の話、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなど、車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので、多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
ということで本日の本題に入っていきますが、今日の本題は何かと言いますと、
手段ではなく目的になっていませんか?というようなお話でございます。
いろんなところで資格を取りたいとか、お金持ちになりたいとか、いろんな話をお聞きしますが、
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それを聞いた時に、なぜ?というところがちょっと抜け落ちているのではないか、
そんなことないのかもしれないですけどね。
自分への忌ましめも含めて進めていきたいなと思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければなと思います。
まずは結論から言いますが、資格を取ること、お金持ちになること、もしくは効率化を達成すること、
自分自身の問題だったり、会社の問題だったり、業界の問題だったり、いろいろあると思いますが、
そういう目標としているものは手段でしかないですよ、ということを理解していただきたいという話なんです。
手段ではなくて、そこがゴールに設定されてしまうと、
豊かに暮らす、幸せに暮らすということはなかなか難しいのではないかというふうに思ったというお話なんですけども、
ちょっと順を追って説明していきましょう。
資格を取りたい、一級建築士を取りたいんだとか、一級建築施工管理技師を取りたいんだというような話を周りで耳にするんですが、
それって非常に大切なことです。
自分の成長においては資格を取って次のステージに進むということは非常に大切なことですし、
そういうのにチャレンジする気持ちというのはすごく大切だなというふうに僕は思います。
ただですね、それ何のためにっていうところが抜け落ちてしまうと、
ただただ資格ゲッターになってしまいますよというふうにも思うんですよ。
資格を取る目的って何ですかねっていうところを考えていただくと、
きっとその先に何か目的があって資格を取るというような選択をすると思うんです。
その目的っていうのが人によっていろいろ違いますよね。
資格を取ることによって、例えば会社では報奨金がもらえるとか資格取得手当てがもらえるというようなところがあるから資格を取るというような目的もあるかもしれません。
それでも全然問題ないと思いますよ、何かしら目的があるのであれば。
それを取ることにより違った仕事、例えば現場代理人じゃなかった管理技術者になることができるんだよね。
そうするともっともっとレベルの高い仕事を任せられることにもなりますよねというような意味合いで資格を取るっていうこともあるでしょう。
ただ資格をただただ取るということをやるってなると、もしかしたらですけども時間の無駄遣いになってしまう可能性があるって話です。
建築業界にいるのに、例えば視科衛生士、視科衛生士って資格あるのかな?
天気予報士の資格を取りますとかね、それ何かしらの目的があって取るならいいんですけども、ただこの資格が欲しいんだよねっていう話をすると、
知識が増えるとかっていう意味では意味がなくはないんだと思うんですよ。
いずれにせよ知識が欲しいんだっていう目的をなしに、この資格あったらいいよなみたいなところで資格を取ったりしてないでしょうか、大丈夫でしょうかっていうところをもう一度ちょっと考えてみてほしいなというふうなお話でございます。
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これってね、今資格だけの話をしましたが別にいいんです。取ることに関してダメだと言ってるつもりはないんですが、
本来はそれはあくまで手段、何かをするために必要なものであるというようなところを考えて、その先を常に見ていってほしいなというふうに思うんですよ。
例えば建設業界、今ね、2024年の4月から始まっていく残業規制に関して、効率化を進めていかなければいけない、残業を減らしていかなければいけない、そういうふうな目的を持って進めていくということは非常に良いことだとは思うんですが、
効率化をするかしないかっていうところ、ITを入れるか入れないかみたいなところに議論の焦点が集まってしまっているような気がするんですよ。
でも僕はそうではなくて、デジタル化をする、IT化をする、効率化をどんどん促進していくっていうところをゴールに設定してしまうと、なんだかよくわからないことになりません?
そうではなくて、効率化をするのは何のためなんでしたっけっていうところをしっかりと見極めた上で効率化を導入するって言うんであれば別に問題ないと思いますし、もっと言うとその手段がデジタル化だとかIT化であるということも言い切れないんです。
もっともっとたくさんの選択肢が本来あるはずだなっていうふうに思うんですよ。
だって、効率化をしたいっていう目的っていうのは、皆さんが働いている社員の人たちがもっともっと豊かに暮らしてほしいとか、やめない会社を作りたいんだみたいな目的があったり、いろんな目的によってその手段が何なのかを見たときに効率化とかデジタル化っていう答えが出てくるのであって、
そのデジタル化、効率化みたいなものに関してそこをやるみたいなことになっちゃうと、何のためにっていうところがわけわからなくなってしまっている。
だからこそデジタル化で新しい機械を導入するんだみたいなことをやってしまって、結果として仕事が増えるみたいなことになっちゃうんですよ。
あれはなぜかというと目的がデジタル化になっているから、導入することが素晴らしいことなんだと思い込んでしまった結果、さらに業務を圧迫していることに気づいていないって話なんです。
目的はあくまで業務を減らすことにあるはずなのに、それをやることによって業務が増えてしまうっていうのって本末転倒なはずなんですよ。
だけど目的を手段というものの、デジタル化は本来働きやすい職場を作るための手段であるはずなのに、この手段が目的になってしまった結果、それを導入しなきゃいけないということになってみんなより大変になっていくというようなことってないですかねというふうに思うんです。
世の中の何か前に進もうとするときに、基本的にはゴール、どういうふうな未来を見たいのか、ビジョンというものがあって、幸せに暮らす自分を想定したときにお金って欲しいよねって話になって、お金があると豊かに暮らせるよねっていうこのルールからお金が欲しいっていうところになってるんですが、
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お金が欲しいっていうところですら、豊かに暮らすっていうところを達成させるためにお金が欲しいのであって、お金があったら何ができるかなではないはずなんですよ。
わかりますかねこの理屈。あくまで豊かに暮らせるのであれば、お金が必要かどうかは後の話であって、手段の話であって、豊かに暮らすということと必ずしもイコールではないよねっていうこともあると思うんです。
山北で暮らすことが幸せだっていう人と関わりを極力立った状態で暮らすことが幸せなんだと思う人もいるわけですから、必ずしもお金があるから幸せだっていうことではないはずなんです。
だから自分のやりたいこと、目標、目的っていうのを明確にした上で、そこと今自分の現状と見比べたときに、この延長線上にあるものがお金であったり、効率化であったり、あとは資格であったり、いろんなものがありますが、
それってすべて手段の話であって、そこをゴールにしてしまうと、ああ資格取れたっていうことになっちゃいますよね。ああお金持ちになったっていうことになっちゃいますよね。そういうことではなくて、あくまでゴールを見据えて、何の目的でっていうことを見失わないように前に進んでいただきたいなというのが今回のお話でございます。
今一度ね、皆さん自分の今やってること、今進んでいくその先にある道が何のためなのか、この仕事をやるっていうこと自体も、ただお金をもらうためにやってるんです。お金をもらう目的って何でしたっけっていうのをもう一個先を考えて、お金をもらうのは幸せに生活するためなんですよねっていうふうに考えていくと、
幸せを生活にするのを満たすんであれば、その手段が必ずしもお金だけではないかもしれないっていうふうに、もう少し柔軟に考えることもできるのかもしれないというふうに僕は思いました。資格を取ることが目的になってやしませんかと、成長する、ただただ成長するっていうことが目的になってはおりませんかと、そういうことではなくて、それをやることにより何を達成したかったのかっていうところを今一度考えていくと、
もう少しね、いろんな選択肢の中で楽しく生活ができるかもしれません、楽しく仕事ができるかもしれません、そういうところを踏まえた上で、ぜひやってみると、自分を一度見直してみるといいんじゃないかなというのが今回のお話でございました。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
現場ラボアカデミーの方はここからもう少しだけ深い話をさせていただきたいなというふうに思いますが、YouTube音声配信の方につきましてはここで以上とさせていただきます。
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最後までご視聴いただきましてありがとうございました。よかったらチャンネル登録だとか、いいねだとかね、コメントだとかも書いていただけますと、僕の励みにもなりますので、そちらのほうはよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も本日の放送は以上にさせていただきます。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、ということでここからは現場ラボアカデミー限定で配信していきたいなというふうに思います。