1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
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2024-06-13 16:53

#773 ◇建設業に「義理」と「人情」が必要な理由

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
00:04
はい、みなさんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
本日は、2024年6月13日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界、ワクワクする業界へ、丸々の提供をお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつも聞いていただきまして、本当にありがとうございます。
ここ最近、都価値は非常に晴れておりまして、
今日もですね、30度近くまでなるというような予報が出ております。
みなさんの地方は、もしかしたら梅雨が来ているのかもしれませんが、
北海道は特に関係なく、天気が続いているというような状態になっております。
今日からかな、実は明日からなんですけども、
新人スキルアップ研修が4月から始まっている分は、
木曜日のカリキュラムで進んでいるので、
今日も研修という格好になっていきます。
一方ですね、6月から始まっていく研修というものもありまして、
要はね、4月から自社で研修するんですっていう人が、
実務ベースの研修は6月からにしてほしいというニーズにお答えした形になるんですが、
これが6月14日、明日から始まっていくんですよ。
明日はですね、午前も午後もあるというような形で、
ここから金曜日はずっと午前午後がびっちり研修という格好になっていきますんでね、
もしも僕に何か用事がある方がいらっしゃれば、
金曜日は大変だというふうにお伺いしていただければと思います。
なので、木曜日の午後と金曜日の午前午後はですね、
みっちり研修という格好になります。
なおかつ金曜日については午前も午後も基本的に同じカリキュラムで進んでいくので、
同じような内容を話す機会も結構多かったりするんで、
あれ?これ喋ってなかったかなっていうのはね、
分かんなくなっているというのもちょっと良くない部分かなというふうに思ったりしますが、
いずれにせよ、何とか頑張っていきたいなというふうに思っております。
ここからが僕の一番半暴期という格好になっていきます。
その合間を縫って公演活動をやってみたりだとか、
他の業務をやらなきゃいけないということで、
なかなか大変な時期ではありますが、
ここがね、僕の踏ん張りどころですので、
頑張っていきたいなというふうに思っております。
今日今、ここ最近ずっとDXだとかの話をさせていただいてたんですが、
今日につきましてはその真逆をちょっとね、
行くようなそんなお話をさせていただきます。
建設業になぜ義理人情が必要なのかっていうところについて、
言及させていただきたいと思いますので、
ちょっとお聞きいただければというふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
みなさん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、みなさんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
建設業は義理と人情の世界だなんていう言葉を聞いたことがないでしょうか。
この感覚はですね、おそらくベテランの人たちにはよくよくわかる感じだというふうに思うんですが、
一方、若者にはなかなか受け入れられがたい、そんな文化なんじゃないかなというふうに思ったりします。
だからこそね、若者は義理と人情とかじゃなくてさ、
もっと効率を求めようぜとかね、
そういうような感覚になると思うんですが、ちょっと待ってください。
やっぱりですね、建設業には義理と人情は必要だというふうに思います。
他の業界だって必要だろう。
03:00
いやいや、他の業界と建設業って違うところがすごくあるんですっていうところをですね、
今回お話をさせていただきたいと思いますので、
特に若者、義理と人情なんかで仕事はできないよと思っている方に
ぜひ聞いていただきたい、そんな内容になりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
今回のテーマは、建設業に義理と人情が必要な理由について
お話をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
この番組は北海道の地場ゼミコンで17年間建築の現場監督をやり、
その後独立起業した私、武田がですね、皆さんの底上げになるような、
そして建設業界の底上げになるような、そういう配信をしていっておりますので、
ぜひチャンネル登録およびフォローをしていただければなというふうに思いますので、
よろしくお願いいたします。
さあ、改めて進めていきましょう。
建設業になぜ義理と人情が必要なのか、
やっぱりね、このAIが進化して、SNSが発達して、インターネットが進出してきて、
自分たちのコミュニティの幅がドーンと広がりましたよね、
というようなそんな世の中になっております。
当然ね、人数が、人口が増えているというわけではないんですが、
だけどなんかこう隣に住んでいる人の顔もわからないなんていう、
気迫な人間関係になりがちだよねって言われているこの昨今でですね、
義理と人情って本当にいるのっていうふうに感じられている方もいらっしゃるというふうに思うんです。
僕はですね、いる部分もあれば、そこは必要ないよねっていうふうに、
ある程度切り分けで考えている人間でございますが、
じゃあその大切だと思っている理由、
なぜ建設業において義理と人情っていうのは必要なんだ、
この時代においてもなぜ大切にしなければいけないのか、
ここについて僕はね、少しだけお話をさせていただきたいというふうに思うんです。
ずばり結論からお話しましょう。
それはですね、建設業は他の業界と全く違う性質を持っているからだというふうに感じております。
人間が生きていく上で必要なものって言ってね、
3要素あるっていうふうに言われますね。
いわゆる衣食術と言われるやつです。衣は衣服ですね。食は食べ物です。
そして術は住むところも含めて、住むところに付随するものたちすべてと、
いわゆるインフラとかね、そういうふうな言われ方もしますが、
そういうものについては必要だよねって言われているこの3要素ってものがあるんですよ。
この3要素をよくよく考えていくと、
衣服、そして食べ物、そして住むところ、
この中で術だけが何か違くねえかっていうふうに感じられるでしょうか。
例えば衣服、これはですね、当然そこの現地で作ることもできますが、
例えばアメリカで作った衣服をこちらに輸入してきて、
それを皆さんが着るなんてこともできますよね。
つまりは、今ここじゃなくても制作できるもの、
そしてそれを輸出輸入できるようなものであるというのが、
衣服の特徴だというふうに思うんです。
じゃあ食べ物はどうかっていうと、
食べ物はね、地産地消なんていう言い方をしますが、
地元じゃなきゃ取れないものも当然あります。
ただ、それが仮になくなってしまったとしても、
06:00
今もなおね、遠くの工場で作ったものが運ばれてくるっていうことは、
実質的に可能じゃないですか。
大規模な工場でどんと大量生産して、
それを日本中に配るみたいなことが実際に可能ですよね。
そういう意味では、やっぱり食っていう食べ物につきましても、
結局はそこじゃなくてもいいよねっていうような要素があるんです。
ところが、その3つの要素の中で建設業だけはやっぱり一質。
どうしても遠くで作ったものを運んでくるということができないっていうことが、
ここがですね、やっぱり建設業界の大きな特徴なんじゃないかっていうふうに思うんです。
例えば生コンってありますね。
生コンクリートっていうものがあります。
やっぱり1時間、2時間、2時間ぐらいしたらだいぶ固まってきてますよね。
というような状況の、そういう性質のものがあります。
そのコンクリートが建物を支えている基礎を作っているわけですよね。
その基礎を地場で作らなければいけない関係上、
どうしても沖縄で作ったコンクリートを北海道に運ぶっていうのは、
なかなかに無理がある状態になるんじゃないかなというふうに思います。
不可能ではないと思うんですね。
流動化材をものすごいいっぱい使って運ぶことができるが、
メリットはなんじゃいって話になると、メリットなんてないんですよ。
そういうふうに考えていくと、やっぱり建設業っていうのは、
他の2要素、生きるための他の2つの要素と違って、
地場でしか作れないという、そういう性質があるんです。
つまり、そういう建物を建てる人たちっていうのは、
どうしても働く範囲が限られてくるっていう話です。
当然、衣服だったら北海道で作ろうと、どこで作ろうと、
世界中に売ることができるんですが、建設業は、
今ここで作ったものを世界中でっていうことはなかなかできないんです。
だから、地元の中で仕事をしなければいけないという、
コミュニティの大きさが非常に小さい中で、
仕事をしていかなければいけないというのが、
1つの大きな大きな特徴になるわけです。
これがあるからこそ、やっぱり義理人情っていうのが大事だよねって話になるんです。
仕事の仕方にしてもそうですね。
例えば、CMを打って、このCMで見たものいいなと思うんで、
ポチりますっていうようなレベルじゃないですよね。
住宅とか建物って、やっぱり信頼のおける人かどうかを判別して、
数億数十億のお金を支払うわけですから、
やっぱり顔がわかって、相手の会社がわかってっていう風になっていかなきゃいけないので、
なかなか広告見たんですけども作ってくれますかっていうことにはならない業界だという風に思います。
なおかつ、建設業界というのはやっぱり土地に固着してますんで、
ある程度仕事をするコミュニティ、範囲が狭まってきます。
例えば北海道でいけば、北海道以外で仕事をするっていうのはなかなかのハードルなんです。
もしくは人を派遣すればいけるかもしれませんが、
いずれにせよその派遣先でね、生コンを売ってくれないとか、
他の人の職人さんを知らないとか、そういう話になると、
やっぱりゼネコンとしても仕事はしづらい状況になっていくという話になります。
だからこそ、世界中のみんなを相手にする商売ではなくて、
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地元の人たちに対して仕事をしなければいけないという制約がかかっていくのが建設業なんですよ。
だから、その小さな集まりの中でどういう風に仕事をしていくのかっていうところがポイントになってくるという話です。
皆さん、学生だった時を思い出していただきたいんですが、
クラスの中でね、自分一人が全然違うことをしていて嫌われてしまうと、
その中にめちゃくちゃ居づらくなりますよね。
そういう関係を建設業と例えて考えてみてほしいんです。
そうするとですね、建設業界の義理人情の大切さというのが少しずつ見えてくるんじゃないかなという風に思うんですよ。
一個一個の商品が数百万、数千万という風に大きな単位になっていく買い物をしなければいけません。
そして、それを売ってくれる人がいないと自分たちは買うことができない。
そして、買う人がいない限り自分たちは売ることができないというそういう関係性が成り立ちますよね。
そして、その範囲というのは非常に地元の中に限られるわけです。
例えば、一人クレームが来た時に、衣服でクレームが来たって言ったら、
例えばアメリカからクレームが来たって、実質、申し訳ございませんでしたって言ってしまえばね、
ある程度適当にあしらったらダメですよ、適当にあしらったらダメなんだけど、
仮に適当に言葉だけであしらったとしても、その後の生涯って続けることはできますよね。
だけど建設業の場合、狭いコミュニティーの中で仕事をしなければいけないという制約がある関係上、
もしも適当なことをやってしまうと、
次からはその人はもう信用できないということになり、仕事が来なくなるんです。
仕事が来なくなると、他にって行こうと思ってもね、結局他ってどこっていうぐらい小さなコミュニティで仕事をしているからこそ、
その関係性をなかなかに断ち切ることはできないという状況になります。
義理というのは何かというと、受けた恩をしっかりと返していくということ、これが義理というものです。
それから人情はというと、相手がかわいそうだなとか、大変そうだなというところに対して力を貸してあげるみたいな、そういう感覚が人情。
要するにね、義理も人情も人間として必要なものであって、商売上本来は必要なものではないんだが、
コミュニティーが小さいが故に、その義理と人情がなくなってしまうと、仕事がなくなってしまうということで、
その義理人情と仕事が直結してしまうという、そういう特性があるのが建設業なんじゃないかなというふうに思うんです。
だからこそ、やっぱり何かを手伝ってくれたってなったら、やっぱり手伝い返してあげるっていうふうなところで、
信頼関係が生まれ、じゃあ次からもお願いしますねっていうふうに仕事が繋がっていくんです。
大変そうだなっていうところで、自分が何か手助けをしてあげたら、それに対してありがとうとしっかり言えるからこそ、
その関係性は継続していくことができるよね。
それってお金の関係だけじゃないんだけど、その人間の繋がりがあるからこそ、
地場でコミュニティーが狭いから、その関係性が崩れてしまうと、イコール仕事がなくなるに直結してしまうというような状態になります。
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逆に言うと、この義理と人情をしっかり守ることができれば、あいつちょっと仕事がないらしいぞっていうことになって、
じゃあちょっとうちの仕事を手伝ってもらおうかっていうようなところで仕事が繋がっていく。
狭いコミュニティーだからこそ、息苦しいと感じる人もいるかもしれませんが、
だけどね、人間くささ、人間の良さっていうところを前面に押し出したならば、
建設業ほど働きやすい場所はないよねと感じることもできるというふうな感じです。
今のね、このインターネットが発達してきて、もう数限りない人たちと繋がることができるこの現状を考えていくと、
そこと建設業を比較してしまうと、やっぱりね、義理人情とかじゃないだろうっていうふうに感じる方もいらっしゃるのはわからなくもないんです。
だけど、やっぱり地場で仕事をしなければいけないので、地場の人たちに嫌われた中で仕事をするってやりづらいし、
そもそも仕事を発注してもらえなくなるという前提に立つと、安けりゃいいってもんでもなくなってくるわけです。
だからやっぱり、建設業という、この業種で働く以上は、義理と人情っていうものはやっぱり大切な要素でありますし、
職人さんと喧嘩をすると、ついその職人さんが来た時に適当な仕事をされてしまう可能性だってあるわけですよ。
っていうふうに考えていくと、やっぱり人間関係っていうのは大切にしなければいけません。
やっぱり受けた恩というのは、どこかでちゃんと返していく。
そして、誰かが大変そうだなと思ったら手を貸してあげられる。
そういうような人間になることにより、やっぱり建設業界ではね、生きていきやすい状態になっていくんじゃないかなというふうに思います。
裏を返せば、そういうようなやり取りがうまくできない人が、多分ストレスを抱えたりだとか、
人間関係がうまくいかないって言って、辞めるという選択をする人たちも多いんじゃないかなとは思うんですが、
だけど、そういうふうに人間と人間のつながりをうまく渡り合っていけ、渡っていくことができる人たちこそが、
おそらく建設業にはものすごく向いていて、建設業界を楽しく仕事をすることができる、
そういう人たちなんじゃないかなというふうに思いますので、義理人情は古い、なんとなく感覚はわかりますが、
でもね、やっぱり建設業が建設業である以上、地場で仕事をしなければいけない、小さなコミュニティの中で仕事をしていかなきゃいけないのであれば、
だったら皆さん、やっぱり義理というものと人情というもの、これを大切にしなければいけないんじゃないかなというふうに思ったという話でございます。
今回は建設業の義理人情はなぜ必要なのか、そこについてお話をさせていただきましたが、
要するに地元じゃなきゃダメで、小さなコミュニティで仕事しなきゃいけないんだから、ギスギスしないように頑張ろうぜっていうようなところです。
それを守るための有効な手段のために、義理とか人情とかっていうところはやっぱり必要な要素なんだよというふうに僕は感じるというお話を今回させていただきました。
はい、ということでちょっと長くなりましたが、今回も最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございます。
またね、次回の放送でお会いいたし…あ、間違った。
よかったなと思えばチャンネル登録やら、いいねボタンやら、コメントやら書いていただきますと僕の励みにもなりますので、そちらのほうもよろしくお願いいたします。
15:06
はい、今回は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、それでは最後に少しだけ告知させてください。
朝の負担をゼロにということで、新規入場者教育を動画にしましょうというような活動を今させていただいております。
ぼちぼちと会社ごと引き受けてくれてね、今後出る現場はすべて動画を作ってくださいというふうに検討していただいている会社さんが少しずつ増えてきておりまして、
こちらのほうの忙しさも増してまいりました。
それに応じてうちのほうはチームを補充していくような形で対応させていただくわけですが、
いずれにせよその動画自体をですね、僕が実際にチェックもしてますし、経験値のある人が向こうからもらった資料を自動的に読み込んで、
僕らの頭の中で組み立ててこれでどうですかというのを、向こうの皆さんの手を煩わせることなく資料を勝手に読み込んで勝手にまずはデモ動画を作りますと。
それに対してダメ出しをしてくださいというやり方になっておりますので、最小限のやり取りで動画ができていくというような形をとっておりますので、
極力その頼んで出来上がるまでの負担も軽くしますし、
それが出来上がった暁には皆さんの朝の10分、20分、この新規入場者教育にかかる時間を後期分全部楽にするという施策になっておりますので、
ぜひ気になる方は現場ラボもしくは新規入場者教育動画って調べていただけますと、僕のサイトがヒットするようになっておりますので、
そちらのほうからお問い合わせいただければというふうに思います。
わからなければこちらのコメント欄で言っていただいても構いませんのでよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日の告知は以上にさせていただきます。本日もご安全に。
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