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2024-03-09 20:07

第94号 一風変わった鉄道「スカイレール」について!

tetsutabi_94.mp3Podcast番組「鉄たび漫遊記 第94号」配信しました。みんさんは「スカイレール」と言う乗り物はご存知でしょか?一風変わった鉄道なんです。こんな珍しい乗り物ですが実は今年4月末で廃止になります。そこで、今回は「スカイレール」についてお話しします★「スカイレール」4月30日運行終了→こちらへ◆「鉄たび漫遊記」公式Xを開設しました。→こちらへフォローもよろしくお願いします!◆Youtubeでもお聴きいただけます→こちらへチャンネル登録お願いします..
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鉄たび漫遊記 第94号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
おかえりー。
今日は忙しかった?
それとも、いつも通りだった?
ねえねえ、私のお話、聞いて聞いて。
少し配信して、長ーく配信して。
夜のゆいろく、聞いてください。
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記、パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
ほんと早いもので、あっという間に3月になってしまいましたね。
さて、3月ともなれば、待ちに待った青春18切符が利用できます。
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いよいよ、降落シーズン到来です。
さーて、どこへお出かけしましょうかね。
もし、お悩みの方がいらっしゃいましたら、今回おすすめがあります。
それは、広島県、広島市にあるスカイレールという乗り物です。
みなさんは、スカイレールという乗り物はご存知でしょうか。
あまり有名ではないかもしれませんけども、一風変わった乗り物なんです。
ぜひ一度乗ってほしい乗り物です。
私もですね、以前から乗ってみたいと思ってたんですけども、
ついにこの前、初めてこのスカイレールに乗ってきました。
そこで今回は、スカイレールについてお話したいと思います。
では、詳しくは本編で。
では、本編です。
今回は、スカイレールについてお話したいと思います。
オープニングでも言いましたけども、この前、一風変わった乗り物、スカイレールに乗ってきました。
このスカイレールは、広島県広島市秋区のJR山陽本線瀬野駅に隣接する
みどり口駅と高台の上に造成されました新興住宅地スカイレールタウン
みどり坂を結ぶ交通機関で、みどり口駅からみどり高町駅、そしてみどり中央駅間を約6分で結ぶ短い路線となっています。
さて、一風変わったと言いますけども、このスカイレールとはどんな乗り物かと言いますと、
一見、ロープウェイのような車両が懸垂式のモノレールのレールの上を走る乗り物になっています。
どんな仕組みかと言いますと、懸垂式モノレールとロープウェイ、そしてリニアモーターを組み合わせたシステムで、
路線には懸垂式のモノレールのようなレールが建設されていまして、そのレールの中をロープウェイのようなワイヤーケーブルが通っています。
車両の上部にありますアームがですね、そのワイヤーを掴んで進んでいく仕組みとなっています。
そして車両が駅に近づきますと、アームがワイヤーを離しまして、駅構内ではリニアモーターで発車と停車を行うシステムとなっています。
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一見するとロープウェイのような乗り物に見えますが、放棄場はロープウェイのような作動ではなくて、モノレールやゆりかもめ、ニュートラルと同じ新交通システムの分類で、放棄場は鉄道に分類されます。
さて、なぜ瀬野駅と新興住宅地スカイレールタウン緑坂の間にスカイレールがあるのかというと、新興住宅地のスカイレールタウン緑坂の最寄り駅は瀬野駅なんですけれども、
山の斜面上に作られた新興住宅地のために、瀬野駅と住宅地の標高差はなんと200メートルもあります。駅と新興住宅地の間は階段など歩きでのルートもあるにはあるらしいんですけれども、急勾配なのでやはり徒歩ではきついということですね。
また、道路の方はですね、つづら折り状で右へ左へとカーブが続きまして、距離も長くなり、おまけに時間もかかるということになります。さらにはですね、冬には道路の凍結なども予想されます。
そこで、住民の交通手段としてスカイレールが建設されました。ただ、普通の鉄道ではこの急勾配を上ることができないため、住宅地を開発しました建設会社が、瀬野駅と新興住宅地を結ぶ交通機関の建設を計画しまして、
神戸精工と三菱重工が開発し、国内で初めてロープウェイのようなワイヤーで車両を引っ張るモノレールのような仕組みのスカイレールが完成しました。
全国でも非常に珍しい鉄道なんですが赤字が続いてまして、なんと今年2024年4月末をもって廃止することが決定しました。そこで廃止間近のですね、スカイレールに乗ってきました。
では、スカイレールの乗り心地など感想を交えながら乗車体験をお話ししたいと思います。
まず山陽本線の瀬野駅まで行きました。瀬野駅からはスカイレール緑口駅までは直接コンコース自体に行くことができます。乗り換えはとても楽でした。
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緑口駅の建物は地上3階建てで開設が2階、そしてホームは3階になります。さて、2階の開設前にはですね、券売機が2つありまして、券売機の横には友人の窓口もありました。
こちらでは駅スタンプもありましたので、記念に駅スタンプを押してきました。では、緑中央駅までの切符を購入するとですね、切符の表面にはQRコードが印刷されてまして、このQRコードを解説機で読み取って入場します。
そうですね、QRコードを使った切符というのは非常に全国でも珍しいと思います。早速開設を通り抜けまして、上の階のホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。
車両はですね、一般的なロープウェイのゴンドラに比べると車内は意外と広くて、車両の前後にですね、4人掛けの椅子が配置されています。天井からはですね、吊り革も設置されていまして、定員は25名となっています。さて、いよいよ発車となります。
ドアが閉まるとですね、車両がゆっくりと動き出しました。ホームを出るとですね、すぐ急勾配を登っていきます。揺れもですね、ほとんどなくてですね、ぐんぐんと登っていく感じがしました。
急勾配を登り切るとですね、眼下には新興住宅地が広がっています。新興住宅地の中心を通る大きな通りにですね、支柱が並んでいまして、そこにレールが付設されています。そしてですね、少し行くと左へ大きく90度カーブします。
そうするとですね、中間駅の緑仲町駅が見えてきました。車両は駅の手前で、リニア部分に入りますと、ゆっくり駅に到着します。
緑口駅からは約3分ほどで、中間駅の緑仲町駅に到着しました。向かいのホームには下りの車両が停車していました。あ、そうそう、スカイレールは複線なので行き違いというわけではありません。
そして乗客の乗降が終わりますと、再び車両は動き出しまして、旧勾配をどんどんと上っていきます。車両は再び右へカーブしながら勾配を上っていきます。
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勾配を上った先には終点の緑中央駅があります。車両はゆっくりゆっくりと駅に到着し、約3分ほどで到着しました。延べ6分間の乗車でしたが、初めてのスカイレール、乗り心地は最高でした。
緑中央駅ではギップの回収はなかったので、記念にギップをもらって帰ることにしました。駅から外に出ますと、緑中央駅は地上3階建てで2階部分が改札になっていますけれども、軽車に立っていますので、2階の改札には道路から改札に行くことができます。そしてホームは3階となっています。
さて帰りもですね、緑中央駅からスカイレールで緑口駅へと戻ったんですけども、帰りの方がですね、急勾配を下っていくので、なんだかですね、遊園地の乗り物のようで少しスレルがありました。
こんな楽しい乗り物なんですけども、実は今年2024年4月末で廃止となります。廃止の理由は赤字や部品の調達が困難だということだそうです。
で、このスカイレール廃止後は、代替の交通機関としてEVバス、電気自動車による路線バスが運行されるそうです。バス停は16箇所も設置されるそうで、乗降場所はスカイレールよりはるかに多いんですけども、所要時間は長くなりそうですね。
あと運賃の方がですね、始発から終点までで200円となる予定で、現状のスカイレールの170円より30円の値上げとなります。
ちなみにEVバスの運行開始日は3月30日となっています。全国でも珍しいこのスカイレールに乗れるのはあとわずかです。興味のある方はぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
4月になりますと、スカイレールとEVバスの新旧の乗り物の乗り比べができるので、4月に入ってからの方がいいのかなと思います。ということで、スカイレールのお話は以上となります。
あ、そうそう、スカイレールの全面展望の動画を撮影してきましたので、てつたびまんゆうきのYouTubeチャンネルに動画をアップロードしますので、もしよかったらそちらの方も見てください。よろしくお願いします。
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さて、そろそろお時間となりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングへと続きます。
てつたびまんゆうき
北九州に住んでるおばさんが、アニメや映画などオタク成分たっぷりにお話ししてるよ。北九州の片隅、みんな聞いてね。
ではエンディングです。今回のスカイレールのお話はいかがでしたでしょうか。本当残念なんですけども、廃止が決まったスカイレール。廃止の理由なんですけども、利用者が減ったことも原因なんですけども、確かに私が乗ったときでもですね。
住宅街から瀬戸駅へ自家用車で送迎してもらっている方がいらっしゃいました。それではですね、やはり利用者は伸びないのは当たり前ですよね。
あとそれとやはり唯一無二の特殊なシステムが故に保守部品が特注品のためメンテナンスの費用がかさむということも廃止の原因と言われていますが、もっともっとこのシステムが各地で広まりメンテナンスの費用も抑えればもっと存続できたかもしれません。廃止はですね、本当残念ですね。
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何かですね、残す方法があればいいんでしょうけども、そうだな例えば宮崎県のアマテラス鉄道のようにですね、何かアトラクション的に残すという方法もないでしょうかね。
リスナーの皆さんの中でスカイレールに乗ったことがある方は、乗った時の感想や存続する方法などメッセージがありましたらお待ちしております。
番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストのリビューや、鉄たびまんゆうきのブログのコメント欄また、XQツイッターにハッシュタグ鉄まん漢字の鉄にひらがなでマントをつけてポストしていただければ番組内で紹介したいと思います。
さて、今回はこれにて終了したいと思います。では次回もお楽しみに。失礼いたします。あほい。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
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