1. 鉄たび漫遊記
  2. 第78号 「芳賀・宇都宮ライト..
2023-08-30 22:17

第78号 「芳賀・宇都宮ライトレール(宇都宮LRT)」について

tetsutabi_78.mp3Podcast番組「鉄たび漫遊記 第78号」を配信しました。今回は75年ぶりに新規開業した次世代型路面電車の「芳賀・宇都宮ライトレール(宇都宮LRT)」についてお話したいと思います。★「芳賀・宇都宮ライトレール」→こちらへ★宇都宮市ホームページ「芳賀・宇都宮LRT」→こちらへ◆「鉄たび漫遊記」公式Twitterを開設しました。→こちらへフォローもよろしくお願いします!◆Youtubeでもお聴きいただけます→こちらへチャンネル登録お願いします!放..
00:01
鉄たび漫遊記 第78号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄男と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
北九州に住んでるおばさんが、
アニメや映画など、オタク成分たっぷりにお話ししてるよ。
北九州の片隅、みんな聞いてね。
皆さん、こんにちは。鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
もうお盆も過ぎたんですけども、
私の住んでいる近畿地方では、まだまだ暑い日が続いていますが、
リスナーの皆さんのお住まいの地域はどうでしょうか。
これもですね、地球規模の気候変動というんでしょうか。
最近、なんか異常気象が続いていますよね。
03:01
さて、まだまだ暑い8月下旬に注目すべき出来事がありました。
一般のニュースや新聞でもバンバン取り上げられていましたので、
ご存知の方も多いかと思いますけども、
この度、栃木県の宇都宮市と隣接する羽賀町間で、
新しい鉄道路線が開業しました。
羽賀宇都宮ライトレールという最新式の路面電車が開業しました。
ということで、今回は羽賀宇都宮ライトレールについてお話ししたいと思います。
では、詳しくは本編で。
では、本編です。
さて、今回は、8月26日に開業しました、
羽賀宇都宮ライトレール、通称宇都宮LRTについてお話ししたいと思います。
このLRTとは、ライト・レール・トランジットの略で、
次世代型路面電車のことを指します。
私は、開業2日目の8月27日に早速乗車してきましたので、
乗車した時の感想も混じりながらお話ししたいと思います。
今回開業の羽賀宇都宮ライトレールなんですけども、
全てが新設の路線となっています。
既存のですね、路線の延伸ではなくて、
新しく路線を付設する路面電車が開業するのは、
なんと、75年ぶりだそうです。
ということで、この度、新たに開業しました、
羽賀宇都宮ライトレールには、全国から注目を浴びている路線となります。
まずは、この羽賀宇都宮ライトレールについて説明しますと、
栃木県の宇都宮市と隣接する羽賀町を結ぶライトレール、
LRT路線として、第三セクター方式で開業した路線となります。
営業区間は、JR宇都宮駅東口から、
羽賀町の羽賀高谷沢工業団地までの約14.6キロとなります。
ちなみに前線が副線で、さらに快速運転も見越しまして、
途中駅には2箇所追い越しができる停留所があります。
さて、ルートを説明しますと、宇都宮駅東口を出ますと、
県道64号線、通称絹通りを東に向かいます。
この絹通り沿いにはですね、大型ショッピングモール、ベルモールなど、
多くの商業施設が立ち並んでいます。
そして国道4号線の手前で、専用の軌道に入っていきます。
06:06
この区間には車両基地もありますので、車窓から車両基地の様子も伺うことができます。
それから専用の鉄橋で、絹川を渡ります。
そして絹川を渡ると、再び道路と合流しまして、
グリーンスタジアムの横を屋上しつつ、
ニュータウン区域の湯井の森付近で再び東に曲がりまして、
県道64号線を並走します。
この湯井の森周辺では、ロードサイドにですね、
大型店舗が並ぶような、結構にぎわっている地域となります。
そして羽賀町に入ってからは、工業団地に向かいまして、再び屋上するルートとなっています。
全路線の約3分の2が道路と並走する平用軌道となっていまして、
そして残り3分の1がLRT専用軌道となっています。
私が乗った感じとしましては、
主要幹線道路を越える立体交差や高台へ登るための結構きつい急勾配区間がありました。
でもですね、さすが最新型の車両だけあって、
勾配区間でも平気でぐんぐんと登っていく様子が力強く感じられました。
あとですね、停留所は19箇所設けられていまして、
沿線には商業施設や学校、そして本田やキャノンなどの工場もあり、
主にですね、通勤通学や、そして近隣住民のための新しい足としての機体が持たれているそうです。
あとですね、羽賀宇都宮ライトレールの特徴としまして、
他の地域では見られないようなトランジットセンターという乗り換え施設がいくつか設けられていまして、
トランジットセンターとは、バス停、駐車場、駐輪場、そして地域内の交通常行所などが設けてありまして、
これらを起点にですね、その地域の交通のハブとなるように計画されている施設だそうです。
さて、運行ダイヤについてなんですけども、現在は暫定ダイヤにて運行しています。
運行時間は平日が朝の4時台から終電は24時台となっています。
また、同日祝日は朝5時台から23時台となっています。
また、朝のラッシュの時間帯は約8分間隔で運行しており、
また、ラッシュ時以外の昼間の時間帯と同日祝日は12分間隔での運行となっています。
09:02
全区間の所要時間は約48分となっております。
そして、全ての列車が普通での運行となっています。
まあ今はですね、暫定的なダイヤでの運行なんですけども、将来的にはですね、
運行時間帯は朝6時台から夜は23時台まで接続するJR宇都宮駅の新幹線と始発と終電に対応となるそうです。
また運転間隔もですね、朝夕のラッシュ時には6分間隔で、
そしてラッシュ時以外の昼間の時間帯などは10分間隔での運行の計画だそうです。
そして全区間の所要時間もですね、44分となるそうです。
また快速列車の運転も計画されていまして、快速列車の場合でしたら全区間は37分となるそうです。
さて気になる運賃なんですけども、初乗りは150円で乗車から3キロまでなら150円。
3キロから7キロまでは2キロごとに50円の加算となり、そして7キロからは3キロごとに50円の加算となるそうです。
そうですね、例えば宇都宮駅東口から大きな商業施設ベルモールがある宇都宮大学陽東キャンパスまでは150円、
そしてサッカー場のあるグリーンスタジアム前までなら300円、そして終店の羽賀高根沢工業団地までなら400円となります。
さて今回はJR宇都宮駅東側での開業でしたが、ゆくゆくは2030年代初頭には西側の東武鉄道の宇都宮駅までの延伸も計画されているそうです。
では次に車両についてお話ししたいと思います。
ライトレールの車両は三両編成の連接停車車で、形式名はHU300形となります。
このHとは羽賀町のHとUは宇都宮のUから取っているそうです。
さて外観なんですけどもカラーリングは黄色と黒の2トンカラーで雷が多いと言われる宇都宮。
ライトとも言われてますから雷をイメージした黄色のカラーリングになったそうです。
個人的にはですねパッと見たとき最初おこれは阪神タイガースカラーやんと思ったんですけどもどうですかね関東の方にとってはどういうふうに思われたんでしょうか。
さて車両のデザインなんですけども先頭車両は大きな前面ガラスが特徴的な丸みを帯びた流線形となっています。
12:09
側面の窓も大きく捉えていましてブラインドは地元宇都宮で作られている元東工芸品宮染をイメージしたデザインとなっています。
また車内の照明はですね間接照明で柔らかい感じの明るい車内となっています。
そして天井やドアの上にはですね液晶ディスプレイが設置されていましてCMや駅名などが表示されていました。
あとですね車内には釣り広告は一切ありませんでしたので車内はですねスタイリッシュなイメージを受けました。
さて座席なんですけどもこちらはですね一般的な横長のロングシートではなくて乗客が向かい合わせで座るボックス席となっています。
そして上後口近くには横向きの有線座席が設置されていましてセミクロスタイプとなっています。
座席数は50で1編成あたりの定員は160名となっています。
この160名なんですけども何でも定床式車両の中では国内では最多だそうです。
そして上後口なんですけどもこちらはですね両開きで片面で4箇所両面合わせて8箇所の上後口があります。
各上後口の左右の壁にはですね交通系ICカードの読取機が設置されていまして
さらにですねこの交通系ICカードなんですけども上下に2つ並んでいまして上側が後車時にタッチするよう下側が乗車時にタッチするようとなっています。
私が乗った時にもですねまだ乗客も慣れていないようで上下を間違えてタッチする方も多くいらっしゃいました。
もちろん現金でも支配はできます。現金で乗車する場合なんですけどまず停留所にある整理券発券機から整理券を受け取ります。
そして進行方向の先頭車両の一番前のドアから乗車しバスのように運転席の後ろにですね運賃表のディスプレイがありましてこの運賃が表示されますので
後車時に運転席横の運賃箱に運賃と整理券を入れる仕組みになっています。
ここらはですねバスと非常に似ていますよね。ただ注意しないといけないのは現金の場合は乗車も後車も進行方向の先頭車両の一番前のドアからのみとなるということですね。
15:01
そうですね一般的なバスでしたら乗降口と後車口っていうのは別々なんですけども今回この羽賀宇都宮ライトレールの場合は現金の場合は乗車も後車も同じ出入口からとなっています。
それと乗降口のドアなんですけども開閉ボタンが設置されていましてこれはですね夏場の暑さや冬の寒さから車内の温度の変化を防ぐために半自動のドアの開け閉めになっているようです。
あそうそうあと最近のトレンドですよね。車内には無料の wifi もありました。では最後に乗車した時の私の感想なんですけども車内は非常に静かでモーター音もあまり聞こえませんでした。
あとですね下減速も非常にスムーズで乗り心地はとても良かったです。あと車窓も非常に良かったです。宇都宮駅周辺や絹通り沿いの商業施設の多い賑やかな市街地、そして絹川や田畑の広がる田園風景、そして工場が立ち並ぶ工業地帯ととても変化に富んでおりまして乗っているだけでも十分楽しめる路線といった感じでした。
ただねこの羽賀宇都宮ライトレールというのは地元の方の通勤や通学の足としての交通インフラということなんでしょうけども、外から来た観光客来訪者が乗ってみても楽しい路線ではないかと思います。
もしですねリスナーの皆さんもですね機会があればぜひ一度乗ってみることをお勧めしたいと思います。さてそろそろお時間となりましたので今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングへと続きます。
おかえりー。今日は忙しかった?それともいつも通りだった?ねえねえ私のお話聞いて聞いて。
18:07
少し配信して。長ーく配信して。夜のユイロック聞いてください。
ではエンディングです。今回の羽賀宇都宮ライトレールのお話はいかがでしたでしょうか。最新式の路面電車ということで各方面から注目を浴びています。私が訪れた日も開業直後ということもあり色々なマスコミも取材に来ていました。
宇都宮駅前ではライトレールの開業を祝うイベントやいろんな催しものが開催されていました。あまり宇都宮駅を訪れることはないんですけどもまあなんというかもう人がめちゃめちゃ多かったです。
そりゃそうですよね私が乗る時もですねなんと長蛇の列ができていまして1時間近く並びました。宇都宮東口からの下り列車は発車するたび常に満員の状態でした。さらにですね羽賀高値沢工業団地からの上り列車もですね満員の状態で途中駅では乗れないという人もいたようです。
確かにですね開業直後ということもありましてもの見ゆさんで乗るという人も多いでしょうからこのブームというかこの騒動が落ち着いてからの実際の通勤通学地元の人々の利用状況が非常に気になるところです。
この滑況が一時的なブームでなくて着実に地元の住民の方の足として根付いてくれることを願っています。もしですねリスナーの皆さんの中で乗ったという方がいらっしゃいましたらぜひ乗った時の感想をお聞かせください。
ではこの番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしていますアップルポッドキャストのレビューや鉄旅満員有機のブログのコメント欄またXQツイッターにハッシュタグ鉄マン漢字の鉄にひらがなでマンとつけてポスト昔でいうツイートしていただければ番組内で紹介したいと思います。
21:15
さて今回はこれにて終了したいと思います。ではまた次回もお楽しみに失礼いたします。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。くれぐれもお忘れ物のないように今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
22:17

コメント

スクロール