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鉄たび漫遊記 第33号 出発進行
毎度、ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
みなさん、こんにちは。鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
このところですね、本業が忙しくなり、前回の配信から長らく時間が空いてしまいました。
なんとか時間をやりくりしまして、年内の配信がどうにかこうにかできることとなりました。
ほんとあっという間に、今年2020年もあと数日となってしまいました。
今年はほんと1月からいろいろあった年ですよね。
なんといっても、新型コロナウイルスの感染拡大が今年一番のニュースでしたね。
新型コロナウイルスのニュースを聞かない日はほとんどありませんでした。
それに、今年の流行語大賞は三密に、今年の漢字は密だそうで、
どちらも新型コロナウイルス関連の言葉となりました。
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そんな中、2020年の鉄道業界もいろいろとあり、各鉄道会社は減収減益を発表しています。
そんな暗いニュースが多い中でもですね、そんなわけで暗いニュースが多かったんですけども、
そういった中にもですね、新駅の開業や新型車両の登場など明るいニュースもたくさんありました。
そこで今回のテーマなんですけども、私が独断と偏見で選んだ2020年鉄道重大ニュースと題しましてお話ししたいと思います。
では詳しくは本編で。
では本編です。今回は私が独断と偏見で選んだ2020年鉄道重大ニュースと題しまして、ベスト10方式で今年気になったニュースを発表したいと思います。
では早速発表していきたいと思います。
第10位は山手線に新駅高輪ゲートウェイ駅開業。JR山手線にですね、49年ぶりとなる新駅高輪ゲートウェイ駅が3月14日に開業しました。
私も開業当日に行ってきたんですけども、天井も高く壁もガラス張りでとても明るい校内でしたね。
それに床や階段には木製素材が使われていてどことなく温かみのある雰囲気の駅でした。
では第9位は伊豆クレイル運行終了。伊豆クレイルは土休日を中心に小田原駅から伊豆急下田駅間を1日1往復する伊豆方面の観光列車でした。
2020年6月28日をもって運行終了となってしまいました。
でも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月4日の運行と6月28日のラストランの運行が中止となってしまったので、事実上は3月29日が最終運行となってしまいました。
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この伊豆クレイルなんですけども常磐線の特急ひたちで使用されていた651系の1000番台を改造した観光列車で、女性をメインターゲットにした観光列車で2016年7月からの運行を開始し約4年間運行されました。
全席グリーン車で、半個室やカウンター席など落ち着いた雰囲気の車内では伊豆の食材を生かした食事のサービスなどが特徴でした。
個人的にはですね、今年運行が開始したサフィール踊り子よりもこちらの伊豆クレイルの方が実は好きでした。
そして第8位はサフィール踊り子運行開始。
サフィール踊り子は東京から伊豆急下田駅間を結ぶJR東日本の豪華特急列車で2020年3月14日から運行を開始しました。
毎日1往復で運行し、繁忙期には最大2往復の運行となっています。
サフィール踊り子は全席グリーン車で、さらに格上のプレミアムグリーン車もあり、さらに4人から6人用の個室やメン類を提供するヌードルバーが備わったカフェテリアも完備されています。
私も運行開始直後に乗車したんですけども、非常にですね豪華な造りになっていまして乗り心地も非常に良かったです。
またカフェテリアで海を眺めながら食べるラーメンも美味しかったです。
また次回乗車の際にはですねプレミアムグリーン車とか個室などで乗車してみたいと思います。
続きまして第7位は名阪特急日の鳥運行開始。
近鉄こと近畿日本鉄道は大阪南馬駅から近鉄名古屋駅間を結ぶ名阪特急に新型車両の8万系電車日の鳥を2020年3月14日より運行を開始しました。
特徴は近鉄版グランクラスともいえるプレミアムシートが先頭車両に完備されており座席は2プラス1の横3列の配置となり大きな窓ガラスからの長棒もいいハイデッカー仕様となっています。
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それに電動リクライニングシートバックヒーターコンセント読書棟など完備されており至れり尽くせりのラグジュアリーな感じの座席となっています。
また普通車両のレギュラーシートもJRのグリーン車並の設備で乗り心地も最高の座席となっています。私もですね運行開始して間もなくプレミアムシートで乗車してきました。
確かに乗り心地は最高でした。ゆったりとしたシートに座ってですね車窓を眺めていたんですけども名古屋までの2時間はあっという間の時間に感じてしまうほど非常にリラックスした時間を過ごすことができました。
さあどんどん発表していきますね。
第6位は東海道新幹線N700S運行開始。
N700SはJR東海が2020年7月1日から東海道新幹線にて運行を開始した新型新幹線車両となります。
このN700Sの特徴は先頭車両の形状が両サイドのエッジが立てたデュアルスプリームウィング形と呼ばれる新しい形状で正面から見たらですねWみたいな形となっています。
この形状により走行風を制御して壁圧波や車外騒音、走行抵抗、さらには最高微車両の動揺を低減できるようになったそうです。
他にもですね、前席にコンセントを設置したり、座席のリクライニング機構を改良し、より深く腰掛けることができたり、さらには一部の車両なんですけども揺れを低減させるフルアクティブ制御装置を搭載するなど、乗り心地をより一層改善された車両となっています。
私も運行開始当日に乗ってきたんですけども、確かに揺れはほとんどなくて乗り心地は改善された車両となっていました。
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さてようやく半分ですね。では続きまして、第5位は観光列車36プラス3運行開始。
36プラス3はJR九州が2020年10月16日より運行を開始した新しい観光列車で、特徴は毎週木曜日に博多駅を出発し、5日間をかけて九州7県を半時計回りにぐるっと巡るクルーズトレインということです。
コース全体を5日間に分けた各工程ごとでのバラバラの乗車も可能で、JR九州にはすでに九州全体をめぐるクルーズトレインとして旅行商品専用の豪華寝台列車の7つ星イン九州がありますが、
この36プラス3は昼食付きの旅行商品の販売のほかにも、一部の座席は緑の窓口や旅行代理店などで切符の購入も可能なクルーズトレインとなっています。
またイン7つ星九州とは違い、日中の時間帯のみの運行となり、夜行列車としての運行は行わないので、その分リーズナブルな価格で乗車ができるクルーズトレインとなっています。
残念ながらまだ私は乗車できてないんですけども、早い時期に是非とも乗車したいと思う列車の一つではあります。
さて続きまして、第4位は、7月九州豪雨で九州の鉄道が被災し長期運休に、
2020年7月4日、九州地方においてバイル前線が停滞した影響で、九州南部を中心に記録的な豪雨となり、熊本県を流れる熊川などが氾濫し甚大な被害がありました。
元鹿児島本線の八代駅から仙台駅間を運行する日立オレンジ鉄道では、線路の冠水や土砂の流入があり、甚大な被害を受けてしまいました。
長期間の運休を強いられましたが、無事に11月1日より前線復旧をしました。
しかし、中でももっと大きな被害を受けたのが、熊川沿いを走るJR九州の被災線と熊川鉄道は、路線への土砂流入、路盤の流出、鉄橋が流されるといった壊滅的な被害を受けてしまいました。
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私は8月7日に人吉へ入り、人吉駅や小樽駅周辺を見てきたんですけども、復旧作業もまだまだ手つかずの状態で、言葉を失うようなひどい状況でした。
前線復旧までにはまだまだ時間はかかるでしょうが、少しずつでも復旧工事が進むことを願うばかりです。
また、久留米駅から大分駅を結ぶJR九州の九大本線についてもですね、豪雨で鉄橋が流され、現在も文御森駅から湘南駅間で代行バスによる運転が続いていますが、
JR九州の発表によりますと、2020年度内の運転再開を目指して、現在も復旧工事の真っ最中とのことです。各路線の一日も早い前線開通を心より願うばかりです。
さあ、いよいよベスト3の発表です。第3位は、SL鬼滅の刃運行。
今年2020年、社会現象にもなった鬼滅の刃なんですけども、今年秋にはJR九州と鬼滅の刃がコロボしまして、様々な催し物がありました。
その中でも劇場版鬼滅の刃無限列車編に登場する無限列車を模したSL鬼滅の刃が11月中の5日間だけ運行しました。
普段は観光列車SL人吉として熊本駅から人吉駅間を運行する8620系蒸気機関車を、ナンバープレネットをですね、特別に無限と変更して、熊本駅から博多駅間をSL鬼滅の刃として臨時運行しました。
その人気は凄まじく、1ヶ月前の切符の発売日には1秒で切符が売り切れるほどの大人気となりました。私は運よく運行初日の11月1日の切符をできたので乗車してきました。
無限のプレートを付けたSL鬼滅の刃はまさしく映画に出てくる無限列車とほぼ同じで、車両の内装につきましては鬼滅の刃仕様となっており、鬼滅の刃ファンには止まらない列車となっていました。
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SL鬼滅の刃の運行日には駅や沿線にはたくさんの鉄道ファンや鬼滅のファンが見物に詰めかけて、それは大盛況でした。そしてあまりの人気ぶりにですね、JR九州は12月に追加運行を決定したほどです。
この鬼滅の刃人気はまだまだ衰えることはないでしょう。となればまた来年2021年でも再びSL鬼滅の刃が運行してくれるかもしれません。その日が来るのを心待ちにしたいと思います。
さて続きまして、第2位はウエストエクスプレス銀河運行開始。
ウエストエクスプレス銀河とは違い、気軽にJRの乗車券と指定席で乗ることのできるカジュアル感覚の長距離列車ということで運行を開始した列車となります。しかし現在は新型コロナウイルスの影響で旅行商品としての販売のみとなっています。
このウエストエクスプレス銀河なんですけども、車両はですね、昔近畿圏内で新快速として運行していました。117系の電車を改造した列車で、内装は中高にも夜高にも対応した車両となっています。
座席はグリーン指定席のワーストシート、伸び伸び座席のクセット、コンパートメントのファミリーキャビン、グリーン個室のプレミアムルーム、そして普通指定席のリクライニングシートと様々な座席が用意されています。
リクライニングシート以外は、夜行時にはベッドとして使用できる座席となっています。それにですね、運行区間は季節により変わりまして、
今年2020年9月から11月までは京都・大阪から島名県の出雲市間を夜行で運行し、12月から来年の3月までは大阪から下関を中高で運行します。
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また、4月から6月には再び京都・大阪から出雲市間を夜行で運行します。その後、夏には大阪・京都から和歌山の新宮駅間を夜行と中高で運行する計画だそうです。
こういったように、季節ごとに行き先が変わる運行計画となっているので、今後の計画は非常に楽しみですよね。
私の場合はどうにかこうにか苦労の末、旅行商品の抽選販売になんとか当選し、出雲市から大阪間の夜行に乗車することができました。
車内はですね、紛れもなく夜行列車の車内でしたね。
久々に夜行寝台列車に乗車するということで、ワクワクドキドキが止まらなくて、なかなか寝つくことはできませんでした。
このウエストエクスプレス銀河の人気に影響され、どんどん夜行列車が復活してくれるといいなぁと願うばかりであります。
そして、第1位は震災からの復旧、常磐線、宝比本線、前線開通。
今年2020年、震災から復旧し、ようやく前線開通した路線があります。
それは常磐線と宝比本線、震災から長い月日をかけてようやく復旧工事が完了し、今年2020年、ようやく前線開通を成し遂げた路線です。
まず常磐線なんですけども、こちらは東京の日暮里駅から千葉県、茨城県、福島県の太平洋側を経由して宮城県の岩沼駅までを結ぶJR東日本の路線です。
常磐線は2011年の3月11日の東日本大震災により被災し、津波などの被害で長期間にわたって運休を強いられました。
その後、津波に震災した区域におきましては順次復旧し、列車の運行は再開したんですけども、
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しかし常磐線の沿線には東京電力の福島第一原子力発電所があり、震災当初に発生した原発事故による放射能汚染の影響で沿線が避難区域となってしまったために長期間にわたり運休が続いていました。
そして今年2020年3月14日のダイヤ改正により最後まで普通であった浪江駅から富岡駅間がようやく復旧し、9年ぶりに前線での列車の運行が再開したのです。
この度の常磐線前線開通に伴い特急日立が東京品川から仙台間を運行を開始しました。
私は前線開通の当日3月16日にですね、仙台発品川駅の特急日立に乗車してきました。
今回復旧しました浪江駅から富岡駅間の復旧区間では多くの方が雨の天候の中、駅のホームで歓迎のイベントが開催されていました。
ただし車窓から見る限り田畑はまだ荒れ放題で復興には時間がかかるなぁという感想を持ちました。今後は地域復興に鉄道がどれだけ寄与できるのか、今後の動向が気になるところではあります。
さて続きまして、今年もう一つ震災から前線復旧した路線があります。それは熊本県のJR九州の法比本線です。
法比本線は2016年4月14日から16日の平成28年熊本地震で被災し、2016年4月から日後大洲駅から阿蘇駅間で不通となっていました。
この度ようやく復旧工事が完成し、2020年8月8日に前線で運転を再開することとなったのです。
法比本線は熊本県の熊本駅から阿蘇山のカルデラ内を横切りまして大分県の大分駅に至る路線で九州を横断する路線となっています。
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法比本線には縦の駅と赤水駅間におきまして、今では非常に数が少ないスイッチバックがあります。
熊本地震ではこのスイッチバックの区間が3対4区間により山肌が崩れてしまい甚大な被害を受けてしまいました。
この区間の工事に困難を決め、4年4ヶ月の歳月を費やしようやく今年復旧することができたのです。
法比本線前線開通に伴いこれまで法比本線を運行する観光特急アソボーイも地震の影響で2019年までは阿蘇駅から別府駅間で運行していました。
この度の前線開通により熊本発での運行が再開されました。運行区間は熊本駅から別府駅間を土休日を中心に1日1往復で運行されます。
私は8月8日の前線開通初日にですね、阿蘇ボーイの一番列車に乗車してきました。各駅や沿線では地元の方々や鉄道ファンの方が旗や横断幕で盛大な歓迎を受けました。
この様子なんですけども、鉄旅万有機のyoutubeチャンネルにもアップしていますので、もしよかったらご覧になってください。
ようやく前線復旧しました。放費本線なんですけども、あとですね、立野駅から接続する南阿蘇鉄道路線の立野から中松駅間が今後ですね、1日も早く復旧工事が完成すれば阿蘇の観光もですね、以前のような賑わいが戻ることを期待したいと思います。
ということで、ベスト10は以上となります。私が独断と偏見で選んだ2020年鉄道重大ニュースはいかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルス関連のニュースはいろいろとありますけども、今回はあえて外させてもらいました。出ないとですね、コロナニュースばっかりになってしまいますのでね。
さて、リスナーの皆さんが思う今年の鉄道重大ニュースはどんなものがあったんでしょうか。また教えていただければ番組内で紹介したいと思います。
そろそろお時間となりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングです。
今回の私が独断と偏見で選んだ2020年鉄道重大ニュースのお話はいかがでしたでしょうか。新型車両や新しい列車の運行は鉄道ファンとしてはとてもうれしい限りです。
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来年はどんな新型車両や新しい列車が登場するのか、今からすごく楽しみですね。しかし新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないような状況ではなかなか鉄旅にも行けませんけども、またですね、あっちこっち乗りに来ないなぁと思っています。
リスナーの皆さんはどんな鉄旅に行きたいと思いますか。さて、この番組では皆様からのご意見やご感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストやグーグルポッドキャストのレビューや鉄旅まんゆうきのブログのコメント欄、またツイッターにハッシュタグ鉄旅まんゆうきとつけてツイートしていただければ番組内で紹介させていただきたいと思います。
そろそろ今回はこれにて終了したいと思います。では次回もお楽しみに。失礼いたします。あほーい。
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長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。くれぐれもお忘れ物のないように今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。