2024-11-26 52:33

#102 ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.5:圧巻の集大成!ウィリアムとシャーロックに始まり、ウィリアムとシャーロックに終わる物語!【舞台回】

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モリミュOp.5の感想です。

Op.5の所感とシリーズ全体の感想をじっくり語りました。


鈴木勝吾さん演じるウィリアムと、平野良さん演じるシャーロックの違うベクトルの天才2人を主役に紡ぐ物語は最後までたまらなく熱かったです。


#鈴木勝吾 #平野良 #長江崚行 #大湖せしる #井澤勇貴 #久保田秀敏 #山本一慶 


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どうも、皆様こんにちは。舞台、映像、ゲームを厚く厚く深掘りする推し語りトーク番組、ヤマモトユウトのラジ推し。
お相手は、ポッドキャスターヤマモトユウトです。よろしくお願いします。
さあ、今回は舞台の回でございます。ミュージカル 憂国のモリアーティ Op.5 最後の事件の感想回でございます。
ちょこちょこね、私のこのポッドキャスターでは、このミュージカル 憂国のモリアーティ通称モリミュシリーズをずっと追ってきているわけなんですが、
今んとこ、この本編と言いますか、Op.5シリーズでは最後の作品になるわけですね。
もちろん、がっつりネタバレ触れておりますので、内容が気になる方はここらで回り右をお願いいたします。
そして、今回のモリミュ Op.5もリスナーの方からいただいた円盤で、今回拝見させていただきました。いつもありがとうございます。
というわけで、早速やっていこうと思うんですけれども、このOp.5、やっぱり面白かったですね。
満足感がやっぱり非常に高いというか。
終わり方はなんだろうなぁ、悲しいのもあり、だけどちょっとスッと爽やかな気分もあり、みたいなね、非常に考えさせられる円目なわけなんですけど、
私としてはですね、これまでのモリミュシリーズで培ってきた全ての総決算みたいな感じの作品になっているところが、かなりグッと心をつかまれた、そんな作品だったなと思います。
まず、いろいろモリミュシリーズっていうのは、いろんな事件があって、いろんなキャラクターが主役になり、みたいな感じだったのが、この最後の最後になって、
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティと、そしてシャーロック・ホームズという、この2枚看板ですよね、主人公2人に、最後の最後に向かわせるというか、1対1をやらせるっていう、この帰結。
これが、俺はかなり良い落とし方になっているんじゃないかなと思いましたし。
他にも、今回のオーパース5は、前回までのオーパース4までと比べても、特に全キャラクターにものすごくしっかりと見せ場があるというか、そのオールスター感もやっぱりたまらないなぁと思うところがありますし、
あとは、このモリミュシリーズでずーっと描き続けてきた、貴族と平民とのこのえげつないぐらいの格差。この上流階級と、市民たち、平民たちのなんだこの差は、みたいな。
ここが1個テーマだったと思うんだけど、モリミュのね。これがほんの少しだけ良い方向に向かってエンディングになるっていう感じとかさ。
03:08
今までモリミュシリーズがずっと訴えかけてきたというか、思いっきり中心でやってきたような色々なこと。
ウィリアムvsシャーロックの話、捕まえるっていうキーワード、全キャラクターに見せ場があってね。
久しぶりに登場したアイリーンとか、お兄様とか、いろんなキャラクターがまた出てきたりだとか、その格差問題の話もちょっとやったりだとかっていう、
なんつーんだろうな、今までの全てを拾って一旦終わらせるから見とけよっていう気概をスタッフキャストから感じるというかさ。
そこがとってもオーパースファイブは良かったなぁと思いましたね。
でやっぱ、なんといってもこのオーパースファイブは最初の時点でだいぶ熱くなったというか、やっぱそのオープニングとでも言いましょうか。
これ今までどんな事件とかがあったかっていうところを総ざらりしていくような場所があったと思うんだけど、あそこの振り返り、あれ熱いっすよね。
何が熱いってやっぱり、その1から4でやってた曲をさ、またもう一度、今の実力のキャストでもっかいやってくれるっていうところがめちゃめちゃ良くて。
モリミュってさ、私はその1個の魅力として、やっぱそのカンパニー全体の音楽性がさ、どんどん上がっていってるというところがかなり見てて感じられるというか、今回私そのオーパースファイブを見る前にですね、1から4を1回見直してみたんですよ。
で正直1から、まあその音楽性というか、歌唱力とかになりますかね、とか、あと実際生で弾いてくださっている楽器のお二人だとか、最初から正直レベルだいぶ高いんだけど、でもその中でも1,2,3,4と見てみると、やっぱ明らかにレベルが上がってて、どんどんみんな上手くなってるというか、より高め合っているような感じがしてさ。
オーパースファイブのそのさっき言った1から4までの振り返りのところでさ、もうそれがビシバシ出てるというか、同じ曲をやってるはずなんだけど、前よりも要は全体がレベルアップしてるから、またこう、より深みが増しているというか、表現力が明らかに全員上がってんだよね。
で、これがまだ最初なわけだからさ、このオーパースファイブのスタートでそれをやられるわけだから、こっちは嫌がおうにもないようにすごく期待しちゃうし、より感情豊かに皆様歌えるようになってんだなっていうのがすごいこっちにも伝わってくるし、なんかキャラクターとか世界観とかストーリーの成長もそうなんだけど、明らかに役者陣が成長してるっていうのも、そこでさらに感じられるのがとってもいい入りだなとも思いましたし。
06:00
で、あとは、やっぱりウィリアムとシャーロックの話、まあこの回正直ウィリアムとシャーロックの話ばっかりになっちゃうんで、先に言っておくと。なんだけど、やっぱこのオーパースファイブで一個キーワードなのが、友情だと私は思っていてね。
うん、まあ熱い男同士のこの信頼できる感じ、背中を合わせられる感じというかさ、無条件に信頼できる感じ、ここは俺しっかり少年漫画なんだなって思う部分がすごいいいなと思うんだけど、まあこの今回の友情に関しては、ウィリアムとシャーロックの友情にやっぱ持っていきたいわけですよ。
持っていきたいというか、やっぱそこが大事なわけで、だからシャーロックは奔走するし、でウィリアムもそれを信じた上でシャーロックを呼ぶしみたいな、熱いとこに行くわけなんだが、その話をする前に今回オーパースファイブだと、そのワトソンとシャーロックの友情がもう一度書き直されているところがすごいいいなと思っていて。
で、ワトソンとシャーロックの、特にワトソンがシャーロックに説教をする場面ですね。あそこなんかはさ、お互い分かってんだよ、正直。相手の言いたいことも全然分かるし、分かってるんだけど、どっかちょっと強がってしまうというか、特にシャーロックですね、その時のがありつつも、それでもやっぱ結構ワトソンがさ、真っ直ぐに僕たちの友情はっていう話をしてくれるから、
そこでこう心を打たれるわけで。で、心を打たれているのはシャーロック自身もそうなわけで。で、シャーロックが、やっとこう前向きに一旦心をリセットして、やっぱシャーロックをちょっとやり直すじゃないだけど、いつものシャーロックホームズにちょっと熱さを加えて戻りつつ、
じゃあ今度はウィリアム止めるぞ、みたいな話になった時に、やっぱそのワトソンとの友情のやり取りがそのままシャーロックとウィリアムとのやり取りにも何らか繋がっているバトンがこう繋がってくるな感じがして、そこが見ててすごく上手いって思うと同時にやっぱかなり熱くなれたというか。
なんか純粋に相手のことを思っている感じがすごい伝わってくるのがですね、とてもいい。で、それがあの曲にやっぱ乗るとね、ミュージカルですから、これはかなりかなり心に深く刺さってくるもんで、ここの友情の描き方は非常に見事だなぁと思いましたし。
で、今回のオープンアース5、もう一個私がすごい感動したのが、あのルイスとか、あとフレッドのなんて言いましょうか、年下組とでも言いますかね、この比較的、ウィリアム陣営でも若い子たちのこの大躍進というかさ、これがですね、かなり心に来ました。大成長ですよ。
どこのシーンが良かったかはもうちょっと後でぐっと喋るんだけど、そのやっぱルイスとフレッドにさ、シャーロックがお願いされてさ、シャーロックが任せとけっていう答える感じのとこ、あれはやっぱめっちゃ熱いっすよね。
09:06
ああいうのをやっぱ好きだからさ、もうなんつーんだろうな、頼むしかないんだけどシャーロックだったらやってくれるかみたいな、それに熱くぐっと応えるシャーロック、これがやっぱいい。
このオーパースファイブはなんだろう、俺やっぱシャーロックホームズすげー好きなんだけど、平野亮さんの。で、今までのシャーロックの俺が好きなところっていうのはやっぱ平野さん自身のお芝居の手札が半端なく多いので、
なんていうかこう、次何見せてくれるのかなっていう期待感で見てるところもあって、そこがシャーロックの偏人性と合わさってすごい好きだったんだけど、今回のオーパースファイブのシャーロックはマジ結構まっすぐ仁義通すというかさ、
熱い友情の男になってて、だから一気に少年漫画の主役感が出ててさ、そこがむちゃくちゃいいというか、今までも結構特に人間臭いとか多かったんだけどシャーロックって特になんだけど、なんかより際立ってそこが強調されてて、
ここもすごいいいなと、だから任せとけとかは、やっぱたまらなくこっちはグッときちゃうわけですよ。これがすごいいいなと思いましたし、で、あとは小ネタというかね、いいなと思ったのが、全てが終わった後にね、ワトソンが今回の話を書いたよっていう下りがちょっとあったんだけど、
あの時にスクリーンですね、劇場の、あそこにワトソンが書いた物語だから、実際にシャーロックホームズの差し絵なんでしょうね、難しいんですが、シャーロックホームズ自体が創作なので、原作の原作の絵があそこで出てくるというか、
その森見を現実とある程度リンクさせてちょっと終わってる感じなんかもさ、ちょっと熱いというかさ、言ってみりゃ架空の人物ではあるんだけどね、シャーロックもウィリアムたちもそうなんだけど、だけど、現実にシャーロックホームズという大傑作があり、そこにインスパイアとかリスペクトを込めて作られたのが有酷のモリアーティなわけで、
だけど、まぁ実際の差し絵をちょっとそこに、原作の原作の絵を入れることによって、よりこう、なんだろう、実際彼らはいたんだよっていうのをちょっと思わせてくれるというかさ、ああいう感じいいっすよね、なんかこう歴史が繋がるじゃないけど、うん、ああいいところであの画像の使い方上手いなぁなんて思ったりなんかして、
で、あとオーパース1から5までぶっ通しで見て1個感じたことなんですけど、あのウィッグの変化というか、まぁメイクの変化っていうのかな、これが結構感じられるのが私面白いなと思いまして、で、何かっていうと、あのオーパース1とか2の辺りっていうのはその、やっぱ言うても有酷のモリアーティという漫画の原作があるので、
12:05
まあ2.5次元的というか、結構その漫画のキャラクターの髪型をそのまんま再現して持ってきているみたいな感じの、割と漫画感強め、うーん、特にウィリアムなんかがわかりやすいんじゃないかな、髪が結構トゲトゲしくて1とか2だと、うん、まあそれは、あの漫画の再現を忠実にするっていう意味で、まあそのルートも間違ってないなーっていうかあってんなーって思うんだけど、
3から5になってくると、なんかすごくこう、リアルなブロンドの髪の毛になっていて、まあこれはマジで一番ウィリアムがわかりやすいから是非比べてほしいんだけど、うん、なんかね、特に、で、その集大成であるオーパース5はとっても自然な髪になってるというか、なんか余計こう、なんだろう、リアリティを感じられるというかさ、うん。
で、まあ、もりみも2.5次元作品だと思ってるんだけど、その2.5次元、まあ後でこれややこしいわ、なんで今ここでいい酔飲んでるかっていうのはちょっと後の方で喋るんだけど、まあ今ここでは2.5次元作品としまして、まあ原作がある以上、やっぱそれをこう、ある程度再現というか、うん、ビジュアルに落とし込むっていうのはもちろん、えー、ある種一つやらなあかんことなわけで、だから、
まあ、1とか2の解釈の、あのウィッグで本当に俺は何も間違ってないと思うんだけど、3.4.5あたりから、なんか、ウィリアムが、じゃあ、現実、そのまま2次元から持ってきたっていうよりは、3次元で生きていたとしたら、こういう髪型だよねっていうアプローチになんだかなってってるような気がして、うん。
だから、余計にこう、リアルに感じるというかさ、それこそさっきの挿絵の話が出てきたけど、その挿絵でもちょっとリアルにいたんだなって思わせてくれる要因の一つに、その髪の毛がすごいリアルになってってるから、なんか、そこの感じの俺、攻め方面白いなと思っていて、うん。
ウィッグが自然になっていくとか、進化していくっていうのは、その人気の作品だと割とあるあるというかさ、ミュージカル、刀剣乱舞とかも私それすごい感じるんだけど、やっぱウィッグがどんどんレベルアップしていくというか、うん。
で、レベルアップしていくことによって、原作に寄っていくっていうよりは、なんだか本当にこの場で生きていたらこういう髪型じゃねっていうアプローチになっていくのが、なんかモリムってすごい面白い衣装の作り方?
そのウィッグの作り方してんなぁと思って、ここはなんかぶっ通してみて気づいた面白かった点ですね、なんて話をしつつですね、ここからちょっとウィリアムとシャーロックによりこうスポット当てて喋っていきたいわけなんだけど、その
やっぱウィリアムとシャーロックっていうのは、私は2大主人公だと思っていて、とはいえ特にオーパース1,2のあたりだとやっぱり主導権はどこかウィリアムの方があるような気がしていてね。
15:05
まあ幽黒のモリアーティという作品で、一番最初に出てくるキャラクターは鈴木翔吾さん、モリムでいうと鈴木翔吾さんが演じているウィリアムなわけだから、そっちが主役っていうのはまあまあなんとなくわかるというか。
で、1,2のあたりだとそのウィリアムがシャーロックを操っているというか、その舞台上の主役になってもらうみたいな感じのね、あくまでモリアーティプランの上での主人公は彼にしようっていう感じで、なんつーんだろう、ウィリアムが一歩上の視点からこう見ているような操ってるかのような関係で最初スタートしたと思うんだけど、
そこがこのオーパースファイブまで来ると、お互いを対等どころか、友だと、無二の友人であると認め合うような関係になっていてね、そこの関係の変化がすげーいいなーと思うわけで。
俺が本当面白い脚本だなーって思ったのが、そのお前を捕まえるっていう言葉、捕まえるっていうのが一個キーワードとして盛り身はあると思っていて、まあシャーロックの一つの決め台詞じゃないけど、やっぱ犯罪狂を捕まえるっていうところが彼を突き動かしているわけなんだけど、捕まえるの意味がオーパース1からファイブにかけて明らかに変わってるというか、
1の時は言ってみればもうシンプル逮捕だと思うんですよね、その犯罪者を捕まえるぞと、探偵やし、でヤードっていうね警察たちともつながってるわけだから、シンプル逮捕するぞって意味の捕まえるが結構あると思うんだけど、
正体が分かってからは、あいつの気持ちが分かっちゃうから、犯罪狂の気持ちが、大丈夫かと、なんかちょっと心配の思いもあり、俺が捕まえるっていうか、俺がちょっと話聞くじゃないけど、俺が説得するっていう寄り添う方の捕まえるになってて、これは話の作り方非常に上手いなと思いました。
今喋ってて気づいたけど、オーパース5って結構オーパース1に対するアンサーみたいなとこ結構ありますね、これがなんか熱いですね、やっぱ原点に戻っていくところというか、作り上手いなと今喋りながらも思いましたし、
やっぱオーパース1の時のどこか一般的な言葉での捕まえるから、オーパース5では明確にシャーロックがウィリアムを止めるって意味で捕まえるになってるから、捕まえるって言葉に語の方がちょっと血が通ってる感じが私はしてね、それがすごいいいなと、より熱い話になってんなと思いますし、
で俺ね、この2人だとシャーロックかなり好きなんだけど、1から5までぶっ通してみた時のシャーロックのめんどくさい性格ったらないわけですよ、1とか2とか最悪だし、元々そういうヤバい人間として描かれてるから、それを平野さんが巧みに演じられていて、
18:13
なんやねんこいつって思うところもあるけど天才的な推理みたいなさ、決める時決める変人の男っぷり、これがかっこいいなと思ってたシャーロックがですよ、このオーパース5だとあんなめんどくさい性格してるシャーロックが、
ダチだから、ダチを救いたいからっていう一点だけで、そのウィリアム、犯罪狂だった友達を追うわけですよ、5だと、これがいいじゃない、やっぱさ、1とか2とか3とかだと、なんつーんだろうな、動く理屈をつけて動いてるところがやっぱあるというか、それが元来の彼だと思うのよね、シャーロックのそういう性質だと思うんだけど、
5に関してはもうそんななんかややこしい事情は抜きで、とにかくダチだから助けてっていうこのまっすぐな熱い男になってる、今までめっちゃめんどくさかった奴がすごいシンプルな理由でずっと動いてるさ、オーパース5は、これが俺めっちゃいいと思ってね、
なんかこう、明らかに変な奴なんだけど、シャーロックという人物から目を離せない、放っておけない理由がなんだかここに集約されているような気がしてね、そこが出てるのがすごく良かったですし、一方でオーパース5、ウィリアムの表現で私気になったというか、おーって思ったところがですね、その犯罪狂モードの時のウィリアムの話なんですけど、
まずその犯罪狂モードのビジュアルが悲しいけど正直めちゃくちゃかっこよくて、黒い街灯で帽子を深くかぶって、杖に刀が仕込んである感じのね、あれで華麗に盾をしながらさ、悪い連中というか上流階級のどうしようもない連中ですよね、あいつらをズバズバ切っていくという、特にオーパース5はそのシーンがものすごいたくさんあったけど、
で、あのシーンは、まあなんだろうな、演じてる鈴木翔吾さんが昔シンケンジャーっていうね、日本刀がモチーフの侍のスーパー戦隊がいたんだけど、その時シンケングリーンだったことも私はちょっと思い出しながらも、やっぱ盾が見事だからなんだかんだかっこいいなって見ちゃうし、だけどあのシーン自体は本人の心はどんどん荒んでってるからなんだか悲しいし、みたいなシーンがあったわけなんだけどさ、
あそこがさ、その、まあウィリアムが歌いながらさ、自分の境地を取ろしつつズバズバ切っていくわけじゃない、使命と、で、自分が最後に死ぬことで完結するみたいな話なんかを歌いながらしてるわけでさ、で、その時にウィリアムの周りにずっとさ死神が待ってんすよ、ずっといるこの作品、もうオーパース5ことあるごとにウィリアムが己の使命とかをこう歌いだすと、
21:01
ずっと死神が来るんですね、で、なんだけど最後の最後のシーンであのシャアロックがウィリアムを捕まえる、それは本当の血の通った意味でやっと止めれるぞみたいな感じでガッて捕まえたとこには死神が去っていくんですよ、もうこの演出が本当に良くってね、まあそのミュージカル的な手法で言うと結構あるあるというかさ、
何かの象徴のようにそのキャラクターがこう荒んだ心で歌ってたり踊ってたりするところに、なんかこう暗示的に他のアンサンブルが混ざってきて結構悲しげな踊りを踊ったりするみたいなんてのはまあ古今当在よくある手法ではあるんだけど、なんかよりこう犯罪境で戦って死神がたくさんいるシーンがすごく多用されてるからこその最後にバーってこう離れてく死神たちのシーンがすごく印象的で、
すごくわかりやすくこうウィリアムの心が晴れたというかさ、ウィリアムがこうバッてシャーロックに助けてもらえたっていうのがあそこですげえ伝わるのがさ、
ベタなんだけどすごい良い使い方してるなぁと思ってね、そのシーンが非常に印象的だったなと、でそのなんだろうな、俺びっくりしたんだけど、その盾をしながらあそこまでブレずに歌える人いるんだなっていうところも結構びっくりしました。
その死神がまとわりつきながら貴族をズバズバ切って戦って、だけど音程がブレることなくずっと歌っててもちろん表情も悲しげみたいなさ、あんな器用なことできる人いるんやなってやっぱ思いましたね。
だからウィリアム、鈴木翔吾さんのウィリアムってこう天才感と人間臭さのバランスが本当最高やなと思って。
犯罪狂の一気に貴族たちを葬っていくシーンっていうのは悲しいんだけど、なんか娘、息子が出てきてさ、許さないみたいな言ったところとかめちゃめちゃ悲しいんだけど、
だけど見とれちゃったなぁなんかね、惹かれる何かは確かにあったなぁと思って、そこもすごい印象的だったし、
でやっぱあそことかさ、まぁ特に5のウィリアムに関しては、やっぱ適度に人間臭いじゃないですか、この人。
まぁ1から通して見た時に、そのウィリアムっていうのはまたシャーロックとはちょっと違った角度でさ、一種天才というかさ、
そのシャーロックが結構変人寄りの天才だとするならば、ウィリアムは結構完璧というか、もう完全なる天才、ミスもないみたいな、もうエリートみたいな感じの雰囲気の天才だと思うわけよ。
で、1,2,3あたりだと結構ずっと天才なのよ。まぁちょこちょこ人間臭さ出してくれるんだけど、それでもまだ天才ってイメージの方が強いんだが、
4,5になってくると結構胸中をトロする場面が多くて、だから、あ、ただの天才ではなく彼もやっぱり血の通った人間だし、だからこそ観客はこうウィリアムに感情移入するわけですよね。
24:13
で、こんなになんかさ、天才だからこそ自分の使命もわかりきってるし、で自分が消えることで完成するなんてことを平気で言うような男だから、
やっぱ、わかってね、自分が消えた方がいいことは、理論としては。だけど、やっぱ彼も人間だし、でそれこそルイスとかフレッドとかさ、明らかに思ってる奴らがいる。
っていうか、もう、あの、周りを見ろ。ウィリアムはもっと周りを見ろ。どんだけ愛されてると思ってんだみたいな。
で、それがダイレクトに伝わってきてるせいで、ウィリアムもちょっと由来出るわけじゃないですか、OPUS5は。
その、なんとかやるぞじゃないけどさ、明らか心痛めてるし、早くお前もっと周り頼って楽になれってこっちは思っちゃうわけなんだけど。
その、人間臭さがどんどん話進むごとに漏れ出てる感じがめっちゃ良くてさ、でそこにやっぱ、私なんかもこう、ああいいなって思って、
あ、辛いなって思って、こう、感情移入して、で、だからこそ、そいつを救いに来るシャーロックに俺たちは心奪われるわけだよね。
うん、その、ああ、シャーロック頼むぞと、うん、一対一のシーンとか頼むぞってやっぱ思っちゃうわけじゃん。
うん、で、あれが良かったな、ウィリアムとシャーロックだと、あの、やっぱ手紙のとこですよ。
ね、なんか壁みたいなとこにわざわざ手紙仕込んでるあたりがさ、こいつらほんとめんどくせえなって思うんだけど、
うん、でも、あそこのウィリアムの声色やばいですね。
うん、その、一番優しい声で喋ってんだよね、シャーロックに。
うん、なかなかこう、普段、自分の身内にも出さないぐらいの穏やかな声色でさ、その友達に語りかけるわけじゃない。
うん、だけどそのせいでさ、シャーロックはよりたきつけられちゃうというかさ、まあそれが狙いだったのもね、あるとは思うんだけどさ、
うん、やっぱ、ここの良さというかね、このウィリアムの、あの天才だったんだけど徐々に人間が漏れ出てる感じが、俺はすごく好きですし。
うん、で今喋ってて思ったけど、やっぱウィリアムもシャーロックもその、最初の頃はなんだか近寄りがたい天才的なイメージが二人とも違うベクトルであったんだけど、
オーパース5までになってくると、二人ともめちゃめちゃ血が通ってるようになって、とっても人間臭くなってるから、二人とも人間臭さが漏れ出てるんだね。
でこれが、あのー、ストーリーだったり、歌唱だったりに出てくるから、俺たちはずっと彼らを応援できるというか、より心をつかまれる、これですね。
これが多分、森見の面白さなんじゃないかなと今喋りながらちょっと思いましたよ。
で、まあそんな二人のラストといえば、やっぱり橋落ちからの最後二人でベンチで喋るシーンですね。
うん、であそこは俺この森見の世界観のなんつーんだろうな、リアリティというか、残酷さを感じるとこが一個あってさ、
27:07
あのー、ウィリアムとシャーロックが明らかにもう生死不明な状態なわけでさ、であそこ全員で歌うから、そうなんだけど、
やっぱその、ウィリアム陣営はもちろんみんな浮かない顔をしているし、でシャーロック陣営も大丈夫かなーってなるから、
そのウィリアム側とシャーロックの人物たちにとってはもう気が気じゃないわけじゃん、彼らに救ってもらった人たちもやっぱ多いわけでさ、
それはそうなんだけど、一方で、あのー、民衆たちの顔はめっちゃ晴れやかなんすよね、これになんかこう、残酷さとさ、
でも、あのー、ストーリーとしてその階級制度っていうところにきちんと向き合ってる誠実さはそこで俺すごい感じてさ、
その、ウィリアム側、シャーロック側からすると、まあ本当にどえらい局面だからさ、それどころじゃないんだけど、
民衆と貴族からすると、まあ特に民衆側から見た時かな、その憎き上流階級の連中とさ、ちょっと手を組むシーンがあったわけじゃん、
その、なんか説得してた民衆のアゴヒゲのおっちゃんいたけど、アゴヒゲ茶髪のおっちゃんいたけど、
あいつ主人公だよね、たまたまこの森見の世界線だと、ウィリアムとシャーロックが主人公だったけど、
たぶん別の世界であの時代描いたら、あの茶髪アゴヒゲのおっちゃんお兄さんかな?は、たぶん主役だったと思うんだよ、
で、そのぐらい熱かったじゃん、その民衆と協力してみたいな、で、貴族も、いや手を取る時かもしれないみたいな、
で、要はその民衆貴族側で熱い物語があったわけで、で、民衆貴族側もあの世界で生きてるからさ、やっぱストーリーが進んでいくわけじゃん、
うん、なんか1から4だと本当かわいそうなくらい虐げられて、なんか意味もなく殺されたりだとかさ、あの徴収されたりとか、冗談じゃねえって感じだったのに、
最後の5のとこでは、あの街全体が火付くことによって、まあ協力するようにちょっとなるっていうね、ちょっとだけ階級制度が良くなったのかなって、
兆しが見えるっていう良さで終わっていくわけで、で、そのウィリアムとシャーロクの橋落ちのシーンっていうのは、
まあ民衆と貴族からすると、1個その階級制度のその壁みたいなのがちょっと壊れた瞬間のシーンでもあり、
だからめちゃくちゃ晴れやかな顔をしてるんですよね彼らは、このウィリアムシャーロック側の浮かない顔に対しての、
貴族民衆側の晴れやかな顔っていうのがとっても俺は印象に残っていて、
いや、すごいなんてえげつない演出つけてくれるんやと思って、でもどっちの視点の物語も盛りむって進めてきたから、
正直どっちの気持ちも分かるんだよなーみたいな、
やっぱ貴族が手を取ってバケツリレ始めたところ正直めっちゃ暑かったもんね、
30:04
ウィリアムとシャーロックがそれどころじゃないことになってんのも、
分かりつつもでもちょっと和解の道進んでんなーこいつらもって思ったっていうかさ、
いやあれはなかなかすごいラストシーンなんだけどすごい描き方してくれるなって思うし、
あとあそこで思ったのは、やっぱ対局では火を放つもんなんですね、物語っていうのはね、
古くは三国志の赤壁の戦いとか、戦国時代織田信長の本能寺の編とか、
あとは創作で言うならルロケンとかね、四肢尾誠が京都に火を放ってましたけど、
やっぱ対局では火を放つんだなっていうのはちょっと思いましたし、
そんなこともありつつですよ。
で、まあラストシーンですよね。
改めてあのラストのシーンは、民衆、特に民衆かな、民衆の視点からすると、
その、あの国というか、その町自体を恐怖に陥れていた謎の殺人鬼、犯罪狂が、
現れた正義の探偵、シャーロック・ホームズによって倒された。
シャーロック自体の精神はわからんが、ひとまず悪の親玉的な怖いやつは倒されたぞっていうことで、
まあなんとかこう、まあめでたしめでたしですよね、民衆貴族視点から見ると。
で、しかも今言ったようにその階級制度っていうところにちょっとだけあった壁が壊れ始めたっていう意味で、
そういう意味で言うと、あの橋落ちのラストっていうのは、
モリアーティー・プランがここで一個完成してるわけじゃないですか。
で、しかもその悲しいけど本人がずっと呟いてたウィリアム・ジェームズ・モリアーティーが消えるっていうところも達成しているわけで、
残酷だけどモリアーティー・プランはあそこで一個終幕、終わりを迎えているわけですよ。
だから、まあ念願というか悲願は達成してしまっているわけですね。
で、その対比もなんだか残酷だなと思ったんだけど。
で、最後、まあシャーロック・ホームズとウィリアム・ジェームズ・モリアーティーが喋るわけで、あのベンチのシーンでね。
あれは俺、あえて後ろ向きっていうのが良かったなと思います。
あの客席に対して背中でこう二人で語って、歌ってあの光に包まれて終わっていくわけなんだけど。
で、まあ私は割と少年漫画能なので、この後の展開がもし続くなら、
オーパーシックスっていうのが続くなら、
まずシャーロック・ホームズはたぶん帰ってきてくれるんですよね。
っていうのも、その原点のシャーロック・ホームズで橋落ちの後もストーリーが続いているので、
だからホームズはなんやかんや生きてくれそうな気がする。
で、一方でモリアーティーはどうすればいいんだって思ったんだけど、
思ったんだけど、今1から見返した時に俺一個これだって思うところがあって、
33:02
ウィリアムって本名がまだ明かされてないはずなんですよね。
これどうなんだろう?俺が見落としてるだけかな?
ウィリアムって本当の名前がまだ明かされてなかったと思うんですよ。
成り変わる前の本当の名前。
だから、もしホームズが戻ってきて、
まあ夕刻のモリアーティーってタイトルなわけですから、
どっかでたぶん戻るでしょう、ウィリアムも。
ってなった時に、じゃあさすがにそのまま戻るのはあれだから、
本名の状態で帰ってくるっていうのはアリなんじゃないかと私は思うわけです。
これは全部妄想なんですけど。
ルイスが主人公になるっていう展開もアリかなとも思いつつ。
でも、あのラストシーンはなんだかんだこう、やっと捕まえたぜじゃないけどさ、
やっと友達が腹を割って全部話せるようになったシーンなわけじゃないですか。
あのベンチで座って喋ってるところが果たして天国なのかも、
どこが別の場所なのかもわからんが、
とりあえず友情に熱くなった男たち2人がやっとあそこで普通に喋れるようになったわけで、
なんだかすごく感慨深いシーンだなと思いました。
いやオーパス6欲しいっすね。
原点だったら、まだモラン大佐の見せ場が悲しいけどあるんだよな。
悲しいけどは原点の方の意味なんだけど。
あるはずだからもうちょっと続いて欲しいなぁとも思いますし、
とにかく良い色々と象徴的なラストだったなと思うわけです。
で、ここからはちょっといろんな別のとこ喋っていきたいんだけど、まずやっぱフレッドですよ。
これは最初の方で年下がすごいって話をしたんだけど、
フレッドが良かった今回。みんないいんだけどフレッドが良かった。
長江さんのフレッドの心どころか表情どころか、
体のすべてを震わしてウィリアムさんを止めるシーン。
あれはねすごいすごかった。
俺は赤澤さんのフレッドも大好きで、長江さんのフレッドも好きなのよ。
なんだけど、長江さんのフレッドとして馴染んだというか、
完成したなって思ったシーンが震えながら説得するところで、
あれ俺すごい感情の爆発のさせ方だなぁと思いました。
それに対するウィリアムの目線のまあ優しいこと。
いややっぱすごいですね。
やっぱフレッドっていうのが良かったなぁ。
シャーロックと繋がってでもこう、どうにか犯罪権を止めてくれっていう感じで動き出す感じ。
で、あそこでルイスが途中で止められて、やべえフレッドやべえぞってなった時からの、
36:02
実は私も兄さんをってなる感じとかすげえ熱いし、
やっぱ熱い感情に当てられると動きたくなっちゃうんだよな、やっぱ人間ってのは。
それをすごい感じられて、あの震える説得のシーンはまあめちゃくちゃ良かったと思いますし。
今回この他にもね、やっぱモランですね。モラン大佐がやっぱ良くてね。
あの伊沢さんのモラン大佐ってめっちゃ目線優しいんですよね。
ルイスとフレッドが行く時にモランにちょっと止められるじゃないけどさ、何してんだってなるじゃん。
あそこもやっぱさ、視聴者的にはさ、やべえってなるわけじゃん。
あ、まずいと。見つかったぞ、年下2人大丈夫かってなったとこからの、
まあモランのその、わからんでもねえというか。
何せ命を救ってもらったというか、恩義を感じている大恩人なわけです、ウィリアムは。
だから、まあそうだな、彼の命令を忠実にこなすのももちろん彼の忠義なんだが、
だが、このルイスとフレッドという連中の言うこともわかる、わかる。
だから、話だけは聞くっていう。
ラストシーンで全員で歌っている時、懐中時計握りしめながら歌っているのめっちゃいいっすよね。
ああいうベタだけど萌えんだよな、ああいうの。
うん、すごい良いなと思いましたし、やっぱみんなウィリアムのこと大好きなんだなって思うし。
ウィリアム大好きで言うと、やっぱアイリーンですよ。
ジェームズ・ボンドですね。
なんつうんだろうな、難しいんだけど、そのジェームズ・ボンドがさ、己のウィリアムへの思いを歌うパートがあります。
うん、あそこを、どうなんかな、俺の聞き間違いかわからんが、なんかジェームズ・ボンドっていうよりはアイリーン・アドラーとして歌っているような気がしていて、
なんかね、声色がちょっと違うんだよね。
やっぱこう、ルイスもフレッドもモランもボンドも、まあアイリーンも、
あの、やっぱこう、ウィリアムに救ってもらったというか、ウィリアムをこう支えてきたからこそさ、
その積み重ねがあるからこそさ、そこのシーンの良さがすげえ際立つというか。
うん、もうみんな、みんな好きなんだなっていう。
ふふふふふ。
うん、それがなんだか伝わってきたのがね、非常に良かったと思いますし、
で、あとはまあそれで言うと、ちょっとアルバート兄さんの話も少ししたいんだけど、
やっぱアルバート兄さんもさ、その天才というか、異次元すぎるぐらい冷静な天才じゃん、彼って。
うん、なんだけど、そんな彼でもこう、なんつーだろ、すまないというか。
まあ、始めたのが自分だから、で、その席が全部弟に行ってる感じになっちゃってるわけで、
それにこうやっぱり追い目がだいぶあるからこそ、全てを背負ってどうにかしようとするって思いがあってさ、
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うん、やっぱ、超人でしたね。まあ人間臭さはもちろんあるんだけど、だいぶ超人というか。
で、通してみると、アルバート兄さんって異常に冷静なんだよね、ずーっと。
うん、まあもちろん、その動揺するシーンもあるんだけど、やっぱ最後の、最後もこう、
いやー、俺、泣い、ちょっとぐらい泣いてもいいんじゃないかなと思いつつ、でもやっぱ彼が始めた話だから全てが。
うん、だから、それを受け入れる覚悟がちゃんとできてんだろうなーって思ったところで、
なんだかんだ人間臭さもあったけど、ラストの印象、俺、アルバート兄さんやっぱ超人だなって思ってね。
うん、その辺。まあでもやっぱ、ウィリアム思っているっていうところは一緒だから、うん、みんな、
ほんとみんなウィリアムのこと好きやなと思いましたし、うん。
で、あとは、あ、そうだ、あのレストレイドさんの話をしたいんですけど、
うん、やっぱレストレイド競馬今回はとても良かったですね。
まあなんせ、前編超シリアスだから今回。
うん、やっぱヤードの人らが出てきてくんないとさ、ちょっとこう息抜きにならないというか、うん。
で、やっぱ俺レストレイドの高木さんってずっと上手かったなって思うんですよ。
なんつーんだろう、話を破綻させない程度に面白いというか。
まあそれはグレックソンとかもそうなんだけど、なんつーんだろうな、ああいうさ、まあ日替わりっていうパートになるぐらい?
うん、その、まあ今回の演盤にも入ってましたよ、そのレストレイドの日替わり集みたいなやつ。
うん、で、なるぐらいにはもう森見の名物じゃん。
レストレイドが出てきて部下となんかするっていうのは毎回やってくれるわけで、うん。
なんだけどさ、その、やっぱストーリー邪魔しない程度に息抜きに面白いことを毎度やるってやっぱ、
俺すごいバランス感覚やと思うんですよ。
うーん、実はめちゃくちゃすごいことずっとしてんなって思うわけですね。
うーん、でレストレイドさんっていうのはストーリー的にもさ、なんつーんだろう、
やっぱ俺さっきアルバート兄さんを超人って話をしたんだけど、
まあこの森見って天才とか超人が多すぎるというか、うーん、天才、変人、強人。
うーん、ミルバートンなんかは強人ですよね、うーん。
もうヤバいやつとかがオンパレードで出てくるわけじゃん。
うん、とにかくみんな一癖二癖ですよ。
そんな中、まあレストレイド警部もだいぶ癖強いけど、
その、なんつーんだろう、ギリギリ僕らの、あの同じ世界で立ってく、なんつーの、
延長線上にギリいてくれる存在が俺はレストレイドさんと、あとグレッグソンだと思っていて、
んで彼らがいることでなんかこう程よい息抜きになるというかさ、
うん、すごく存在感が最後まで途絶えなかったのがとっても良かったなと思います。
うーん。
やっぱあの懐から普通に昭和歌謡のマイクみたいなの出して歌いだすの、あれ面白すぎるんだよな。
ハハハハハハハ!
なんで彼はあれが許されてるんだっていうね。
うん、であのバランス感覚がやっぱり面白くてね、
うん、最後の最後まで森見武士の中に一つあったなと思うわけです。
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えー、で、えー、まあ森見武士シリーズを今全部、あの1から5までこうして私見させていただいたわけなんですけど、
まあ、ざっとね、最後にね、その全体を通してどんな感じだったかって話をしてみたいんだけど、
まあさっき2.5次元って言い淀んだってところがここに私繋がってくるわけなんですが、
このミュージカル有国の森アーティーっていうのは、
古き良きミュージカルに、やっぱ少年漫画的な熱さを加えることによって出来上がってる作品、
これが私は森見だなと思っておりまして、うん。
まあ2.5次元ではもちろんあるんだけど、なんだかそこのジャンルにとらわれない、
えー、まあミュージカルでもあるんだけど、そこのジャンルにもとらわれない、
新しい森見っていうジャンルを作り上げてきたなと、私はすごく感じました。
うん、やっぱそういう作品って、まあメタ的に言うとやっぱりこう観客の心をしっかり掴んでくれて、
やっぱ長く続くなーっていうのはすごく感じましたし、
私はそれは、あのヒプノシスマイクの舞台のヒプステとかでも感じてるんだけど、
うん、なんか2.5っちゃ2.5なんだけど、ちょっと他の作品と違うなーって思う作品って、
やっぱりこう、毎回面白いと感じさせて毎回見たくなる魅力が確かにある。
うん、で森見にはそれがすごくあったなと思いますし、
うん、で、一個俺の心を掴んで離さないのがオープニングですね。
うーん、あの、なんだろう、この地にーってやつね、あんま歌えないんだよ、ポッドギャストだと。
うん、私の歌唱力だとあれですけど、まあ毎回共通のオープニングがあるじゃないですか、
あれが結構俺良かったなと思うわけです。
その回でしか出てこない、そのオーパーシリーズしか出てこないキャラクターとかが、
間でこう、毎回独特の歌詞を出してくれるところもすごい良かったし、
でやっぱ同じ曲だから、やるたびに歌の能力、音楽力、歌唱力が上がっているのをあれで実感できて、
そこが森見の楽しさだなと思いますし、
うん、でやっぱね、通してみると、最初も言ったけど明らかにカンパニー全体の音楽レベルがめきめき上がってんすよ、
1から5まで特に見ると、まあこれがすごく良かったなと思いますし、
うん、でやっぱそれを支えたのが、やっぱウィリアムとシャーロックなんじゃないかなぁと思うわけですよ。
まあ大主人公、大主演お二人ですね、鈴木翔吾さんと平野良さん、本当に最後まで楽しかったなぁと思わせてくれていて、
うん、で、森アーティサイドが通してみると、最初は思いっきり主人公だったんだけど、
ともすればちょっとラスボスみたいな感じに帰結していくのも面白いですし、
一方、シャーロックが最初ちょっと操られてる影の主役みたいな感じのポジションだったのに、
オーパース5ではもうめちゃめちゃ熱血主人公になってんのが、ここの逆転感もやっぱり面白いなぁと思いますし、
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うん、で、やっぱ歌声、ウィリアムとシャーロック、歌声がやっぱ最後まで良かった、
うーん、ウィリアムはやっぱ俺は高音が好きなんですね、高音が、
明らかにずっと上手くなっていってる高音、なんつうんだろう、
うーん、清らかとでも言いましょうかね、とても澄んだ高音を毎回出してくれていて、
あの清らかな高音が立て、ちゃんばらしながら出せてブレがないっていうところに鈴木翔吾さんのヤバさが出てると思うんだけど、
やっぱそれがあることによってこう、より天才感を音で表していたのかなぁなんてのは最後まで通してみるとすごい感じまして、
なんだけど、細かい諸差、あのともすれば泣いていたりとか、
あと、佇まいにちょっと人間臭さが出ていたり、天才なんだけど確かに血が通った天才というか、
俺はなぁ、どこだったかなぁ、オーパス5のウィリアムが部屋にいてシャーロックがコンコンってノックするとこ、
のね、のね、これ円盤にちょっと空いてたんだけど、ちょっと一息あるんだよ、あそこ、なんか、
どうぞ、みたいな感じなの。この、があることによって、ずいぶん人間臭さが増してるというか、そこの、
なんだろうなぁ、演じる引き出しマジでいいなって思うし、だから清らかな高音ながらも佇まいには人間臭さが出ていて、
そこがウィリアムの良さだったなぁと私は思いますし。で、今度はシャーロック。シャーロックはウィリアムとはまた違った角度のこう、歌のパワーがあるなと私は思っていて。
演じてらっしゃる平野龍さん。私も見るたびに、なんて器用な方なんだと毎回驚かされるわけで。
うん、本当にこの人って芝居超好きなんだろうなぁとも思うし、で、芝居を信じられないぐらい多分研究してるから、
俺はよく平野さんは芝居の手札が多いって話をするんだけど、多いなんてもんじゃない、もう無限にある。
要するに彼はとてつもなく器用。で、彼のその器用な芝居を支えているのが実は滑舌。めちゃくちゃ滑舌がいい彼は。
だからウィリアムとはちょっと違った角度で、またその滑舌だったり芝居のこういろんなやれることがですね、歌に乗ってるような気がして、そこがとっても面白いなと思います。
なんか緻密な音の使い方と、あとダンスなりなんなりの表現が、すごくシャーロックはたくさんあって、
それこそ手札だらけで、これがとても最後まで見応えがあって盛り身を支えてくださっているなと思いましたしね。
とはいえ毎回いろんな手札を見せてくれるわけですが、そこにはやっぱり平野さん自身の工夫やったり、
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あとは日によってね、舞台なんてのは生物ですから変わるものですから、ちょこちょこと積み重ねていった努力だったり、
それの量が鬼のようにあるので、それがシャーロック、盛り身のシャーロックを作り上げてたんだなーっていうのを最後まで見るとすごく感じるわけね。
ともかくこのウィリアムとシャーロック、角度の違う天才2人、角度の違う努力の鬼2人、
鈴木翔夫さんと平野龍さん、この2人がとにかく盛り身を強く引っ張っていってたなーって最後まで見ると思います。
前キャスト本当に素晴らしいんだけれども、この主演2人が特に本当に最後までとても力強く物語を作り上げてくれてたのが良かったなと。
そうじてとっても面白いシリーズでした。 私の口調だと終わっているような感じがするんですが、ぜひオーパース6をお願いしますという感じでね。
今日は終わりたいと思います。 ラジオ誌!
エンディングです。お疲れ様でした。ラジオ誌ではメッセージをお待ちしております。 月末のお便り会にて読ませていただきますので、お便りフォームからお送りください。
お使いのアプリにて番組をフォローしていただけると更新通知を受け取ることができます。 星5評価もぜひ宜しくお願いします。
あなたの応援が山本の励みになり、やる気になります。 あ、そうだあの番組のフォローという話毎回してるんですが、
Spotifyのフォロワー600人になりました。ありがとうございます。 よしよしよしよしよし。
まあこれでね、ツイッターやら何やらいろんな場所を合わせると、おおよそ2500、600人ぐらいの方がラジオ誌を聞いてくださっているという単純計算になります。
いつも皆様本当にありがとうございます。ぜひとも今後ともご卑怯にね、よろしくお願いいたします。 そしてちょっとだけ大きい告知をします。まあ告知というかお願いなんですが、
ポッドキャストアワード2024、今年も開催だそうです。 決定でございますよ。
このポッドキャストアワードっていうのは、ポッドキャスト界の小レース、M1みたいなもんで、その1年で一番良かったポッドキャストを何やかんや決めようぜという、そういうお祭りでございます。
で審査方法がですね、今年からなんかガラッと変わりました。 っていうのが、一時審査がなんとリスナー投票でございます。
なんで、純粋に投票数で1位を決めます。 でそれで、まあ1回戦というか予選通過ですね。
で二次選考に残った者たちを審査員たちが見て決めるという、そういうルールになりました。 つまり、
皆様からの投票がめちゃくちゃ大事でございます。
で、今ね、これを喋っている段階だとまだ投票ページが出来上がっておりません。 なので、ぜひこれを聞いた方はですね、今から喋る、何日から投票できるっていう部分をちょっと耳をね
51:08
傾けていただきたいんですが、2024年12月2日月曜日から 2025年1月10日の金曜日までこちらが投票期間になっております。
なので、ぜひともラジオ紙への熱い一票を皆様よろしくお願い致します。
私の番組はショーレース向きではないと、 ポッドキャストを専門で作っているその道のプロの方から言われました。
だけどそこが個性だと言ってもらいました。 とはいえ、とはいえ、やっぱり欲しいじゃないですかショーが。
拍がつくんですよ、あれがあるとね。 というわけで皆様投票期間始まりましたらですね、
ポッドキャストアワード2024山本優斗のラジオ紙への投票を何卒よろしくお願い致します。
という感じでね、MORIM OPUS5の感想会でございました。 本当に大変お待たせ致しました。
ちょっとプライベートがバタバタとしておりましてね、特に11月はなかなか更新ができなかったんですけど、
俺もどうしてもこのMORIMに関してはまとめて最後に総括的なことをしたかったんで、
自分的には1個間無料の会になったかなと、そういう感じでございます。
というわけで本日も最後まで聴いていただきありがとうございました。 お相手は山本優斗でした。また次回、さよならさよなら。
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