このダンシングスタープリキュアシリーズはボクプリなんて呼ばれたりするんですけれどもそのボクプリの概要も交えてですね
まずちょっと最初に喋っていこうと思うんですけど
ボクプリとは舞台化発表の際にも話題となった男子高校生たちのプリキュアの物語
第1弾は2023年にそして私が今回喋っている第2弾は2025年の春に公演があり
そしてさっきもお伝えしたようにもうすでに第3弾の公演も決定している
これはもう人気シリーズといって差し支えないでしょう
やっぱりこのボクプリの一番のフックとなる部分が男性のプリキュアという部分ですね
これはさっきも喋った舞台化発表の際にも話題となった部分といいますか
全員が男子高校生のプリキュアかっていうところでまず一つこう見る方に追ってこうね
フックになる部分をしっかり用意していて
本当言うとねアニメの方のプリキュアでも今普通に男の子のプリキュアいたりするんですけれども
でもそれでも全員男のプリキュアっていうのはなかなか珍しいもんでして
なんでそこが結構見どころなのかなと思いつつ
いざこのボクプリ見てみると
その男性のプリキュアっていう部分も確かに要素としては結構大きいっちゃ大きいんだけど
まぁただなんていうのはあくまで作品の要素の一つに過ぎない
それ以外の部分でしっかりと面白さを担保しているという
そういう作品であることがわかるこれが俺非常にいいなと思いまして
でプリキュアっていうのはこれは長年コンセプトとしてですね
プリキュアらしさそして元々ある概念と言いますか
既存の概念の破壊とそして新たな概念の創造っていうものをずっと掲げてやってきたシリーズ
これがプリキュアのいわゆる遺伝子みたいな部分があって
今回のボクプリに関してそのプリキュアの元々のコンセプトで照らし合わせてみると
プリキュアらしさっていう部分
彼らは学生なので悪の手先と戦いながらもお互い切磋琢磨していって
最終的には目覚ましい成長を遂げていくという
既存の概念やっぱ男性のプリキュアっていう珍しさで新たな価値の創造
舞台化っていう部分とダンスを中心に添えているっていう部分
これがすべて要はプリキュアらしさをものすごい満たしている作品だなっていうのを私見てて思いまして
だからボクプリに出てくる男子高校生のプリキュアたちは
まさしくこのコンセプト通りのプリキュアそのものと言えると言いますか
私は正直言うとプリキュアをはっきりと最初から最後までしっかり見たっていうのは
実は今回のボクプリが初めてではあったんですけれども
なんかこうきっと既存のファンの方が見ても相当面白いものとして見れるんじゃないかなっていうのはすごい感じだというか
やっぱこう驚きっていう部分をプリキュアを私毎年大事にしているなという感じがするので
これはアニメ版からのずっと概念と言いますか通してきたこの遺伝子の部分なので
やっぱこうファンを驚かせて納得させてこそプリキュアらしさがあるのかなっていうのも感じつつ
今回のボクプリにはとってもそれを感じました
なので舞台という違うメディアミックスではあるんだけれども間違いなく彼らもまたプリキュアだなと
私は今もちょっと喋ったんですけどそのプリキュアをしっかり見るっていうのは
実は今回が初でしてなんですけれどもやっぱその今言ったように
とってもプリキュアらしさっていうのが私みたいなゆるい感じのちょっとしか見たことないような
人間にもすごい伝わってくる内容になっているのがとっても考えて作られているなと思いまして
で俺ねこのボクプリに関して言うと私がとっても仮面ライダーとかスーパー戦隊とか好きっていうのもあるとは思うんだけど
あのねめちゃくちゃヒーローものやってるなっていうのをすごい感じたんですよ
そのプリキュアとしてそのキラキラした部分と言いますか
その割とこうキラッとフワッとパステルカラー的なふんわりキラキラな部分はしっかり前面に出しつつも
でも物語はその他の話で言うと俳句みたいなその青春の部活ものみたいな
熱い熱苦しい部分もありつつでやっぱり彼らはプリキュアは戦うので変身して
なんでヒーロー作品っていうところも撮りつつみたいな
そのプリキュアらしさのキラキラ感物語の青春部活ものそして熱いヒーロー作品
このすごい良いところを全部突き詰めて融合したような作品になっていて
ですごいそこの作りが俺めちゃめちゃヒーローやってるなって思いましたし
そのこの舞台終わった後のですねその爽やかさというか楽しさというか
これはねもう他に類を見ませんよ
こんな爽やかに終わる舞台なかなかないと言いますか
そのまあ元々プリキュアはその今で言うと日朝っていうね
まあそれこそ仮面ライダーとかスーパー戦隊とそしてプリキュアと
まあ日曜朝のスーパーヒーロータイムですよのもちろん作品の一つがプリキュアなんだけれども
同じ会社で東映がプリキュアも作っているわけですよ
でやっぱり同じその東映のこのヒーローの倫理感というかを
今回の僕プリにもすごく感じましたし
で舞台で言うと東映自体もそのいろんな舞台作品を出しているっていうところもあるし
近年で言うと仮面ライダーの舞台版なんかも結構手がけていて
であとこのボクプリのもう一つ東映の作品っぽさがあるなって私が感じた部分は
やっぱりその舞台全体のですねまるでヒーローショーのような作り方
ここにすごく東映らしさを感じました
やっぱその仮面ライダーとかスーパー戦隊なんていうのは
まぁシアターGロストとかね
どこどこでボクと握手みたいなCM
まぁ皆さんも一度は聞いたことあるかなと思うんですけど
ああいう時にやってるようなヒーローショー
やっぱあれは東映のこうお箱の部分があるんだけれども
今回のボクプリにもとってもそのヒーローショーらしさっていうのを私すごい感じまして
なんかこう観客を巻き込みつつヒーローを応援できる環境がある不思議な舞台というか
なんかこう悪役がずらずらっと現れたとこに主人公たちが
待てって割り込んできて
で主人公たちが変身してで名乗りを上げて
見えきりの文化ですよねを上げて
で敵を蹴散らしてみたいな拍手パチパチパチパチみたいな
でこのボクプリ第2弾のストーリーの終盤では
観客も光物を照らすことによって
プリキュアたちを応援できるっていうこの古き良きヒーローの良さ
やっぱ俺たちの応援がヒーローに届くことによって勝つみたいなこの良さもありますし
でその使っていた光物たちはですね
ライブパートではもうそのまま音楽ライブの光物としても使える部分が
いかにも2.5次元らしさも感じてすごく面白いですし
やっぱこの観客を巻き込んで応援して
ヒーローが勝って悪役が去っていくっていう構成やっぱこれは
すごくこう仮面ライダーとかスーパー戦隊のヒーロー賞を感じるというか
で今回でいうとそのヒーローがまさしくプリキュアたちなので
プリキュアというヒーローを目の前で直接応援できるっていうのが
この作品の一つの良さなんじゃないかなと
そうじてプリキュアらしさはしっかりと抑えつつも
かなりそのパステルカラーで隠しきれないぐらいの厚苦しさを感じるヒーロー作品だと
私はそういうふうに感じましたね
でこっからはちょっとそのダンシングスターっていうタイトルにも入ってる
ダンスについてちょっと喋っていきたいんですけれども
やっぱりそのダンシングスタープリキュアっていうタイトルになってるぐらいですから
今回はかなりダンスの表現に力が入っていて
やっぱりそこが一つ見どころの作品なわけなんだけれども
やっぱこのすごいなと私が一番感じた部分はですね
プリキュアに限らず出てくるキャラクターたちを
ダンスのジャンルで覚えることができるっていうのは
俺これ相当すごいことやと思うんですよ
例えばプリキュアたちで言うならプリキュアたちは変身したときの名前に
そのキャラが得意なダンスのジャンルが入ってることが結構多い
青色のキュアロックロックダンスが得意なんやなみたいな
で黄色のキュアソウル
ソウルダンスっていうジャンルが得意なんやなみたいなのが分かるようになってますし
でそのキャストがね特にね今回のすごいダンスが上手い人がめちゃくちゃいらっしゃるので
そのキャストのダンスがですね全員しっかりと
その得意なジャンルごとにキャラクターごとに全員差別化されてるんですよ
何が起こるかっていうと見終わる頃には
そのキャラクターのダンスの動きイコールそのキャラで自然と馴染んでくるというか
だからすごいのが多分なんですけど
プリキュアとかに変身しなくても生身の状態でただの服の状態で踊ってても
多分誰がどのキャラかっていうのはシルエットだけでも分かるぐらいには
動きがそれぞれみんな違うっていうのがとってもこだわりを感じましたし
で必殺技もなんかみんなあるんですよ
なんかその場でキュアなんとかかんとかってやって
バーンって衝撃かみたいなエフェクト出て敵が吹っ飛ぶみたいなのがあるんだけど
その必殺技もみんな自分の得意なダンスがそのまま組み込まれてるわけですよ
だからキュアブレイクっていう子だったらブレイクダンスが得意だから
ブレイクダンスの動きをすると敵が吹っ飛んで勝つみたいな
そのある種トンチキでもあるんだけれども
でもこのダンスのジャンルがそのままキャラの個性につながってるっていうのは
むちゃくちゃよくできてるなって思っていて
これがこの俺ダンシングスタープリケアの特に面白いなと思った部分でしてね
これはさっきから言ってるけどやっぱりダンスの上手い役者さんがとっても揃ってる作品なので
そのダンススキルがそもそも皆さん高くないと
このキャラをダンスで差別化するっていうのはできない芸当だと私は思うんですよ
なのでキャスティングの時点で相当苦心されたというか
かなり役者選びには気を使ってんだろうなっていうのもそこで感じましたし
であとキャラクターごとにダンスがそれぞれ違うということはやっぱりいろんなダンスの種類が出てくる
でたくさんのダンスが出てくるだけでも個人的にはかなり楽しいんですけど
そのストーリーにも結構そのキャラの得意なダンスがリンクしていて
要はどういうことかっていうとそのキャラクターたちが自分の名前にもなっている得意なダンスに
なんか並々ならぬ思いを皆さん持ってらっしゃるんですよ
例えばその自分の家が継ぐべき踊りだった
まあこれはキュアカグラ
カグラの踊りは実は自分の家天元家のなんかこう継いでいくものだったとか
で他にもなんか過去にとってもこう暗い過去を持っていてみたいな
でもそのダンスがあることによって乗り越えたみたいな
なんかこうみんなそれぞれ自分の得意なダンスにちゃんとバックボーンがあって
でそれがストーリーに絡んでくるからやっぱ自然とこうバトルシーンにもなんだか感情移入してしまいますし
であのダンスで戦うキャラ同士が戦う時ってやっぱりダンスバトルにちょっとなるんですよ
なのでそうなってくるとやっぱり己の得意なダンスをぶつけるわけだから
もうこれはもう生き様のぶつけ合いになるわけですね
だからもう俺ねこの己のバックボーンをダンスという表現に乗せて戦う男たちっていうと
もうほんとねめちゃくちゃヒップホップな作品やなと思いましたよ
なんかさっきも言ったけどそのふんわりとしたパステルカラーで隠しきれない執念と厚苦しさを感じましたね
これが俺とっても見どころだなと思います
でですねあのさっきから言ってるようにやっぱりこのダンシングスタープリキュアっていうぐらいですから
やっぱ皆さん本当にダンスのレベルが高い高いんだけれども
その中でも特に個人的に印象に残った皆様をちょっと今から喋りたくてですね
先に言ってしまうとそれがキュアロックとキュアカグラとそしてイビルプリマの兄弟のお二人だったんですよ
この相当レベルの高いダンスをする役者が揃っている中
彼らがこう特に印象に残った理由なんですけれども
それがそのレベルの高いダンスをする役者陣の中でも今挙げた4名はですね
特にそのダンスにそのキャラクターの生き様だったりキャラクター性だったりを乗せて
その上でそれぞれの役者さんが元々持っている個人のスキルがこう上手い具合に融合されていて
とにかくこう皆今挙げた4人は特に目を奪われたんですよ
なのでちょっと彼らは特にこうすごいなってこう私なんか思ったりなんかして
で順番にまずこのキュアロックの滝沢涼さん
本当に私はむちゃくちゃ彼のダンス表現が好きで
で彼がダンス彼がダンスするんやったらちょっと見よっかなって思うぐらい
彼のダンスは本当に素晴らしい引きつける何かがあるなと毎回思うんだけれども
で今回の滝沢さんのキュアロックに関しては
なんというかこう前編ダンスのメリハリがすごい効いているのが上手いなと感じておりまして
で思うとですよストーリーの中でそのロックダンスを部活の仲間と一緒にやってるシーンがあって
でなんでロックダンスがロックっていうかっていう話をそのキュアロックがしていたんですよ
それはこうピタッピタッと止めて動きをロックするからロックダンスって言うんだよみたいな
でこれが結構ダンスだと大事なんだぜみたいな話をしてたんだけれども
その話のストーリー性と物語性が彼のダンスで説得力バッチリで表現されているところが本当に素晴らしいなと思いまして