00:07
――ここで、どういう風にやってるんですか?
――まずは、やっぱ、事前にどういうところが面白いかを知っておくっていうのが大事ですよね。
だから、本出してる人は本読むし、まあまあ当たり前ですね。これはインタビューの基本というか、それはするだろうって感じなんですけど。
で、ある程度、本読んだ上で、絶対ここ面白いだろうっていうところはポイントを抑えつつ、
ただ、本読んで本の通り喋ってもらっても面白くないんで、それはじゃあ僕らなりの切り口で質問していって、僕らとしか喋れないことをやってもらうっていうのは考えますし。
で、プラス順番も考えますもんね。話してもらう順番。
まずは仕事の話をしてもらうんですね。
――今の話って感じですかね。
――そうです。活動の話をしてもらって、で、その後、なぜそれをやってるかとか、なんでなんでとか、活動の内容からそのホワイに行って、理由を聞いていくと、その人の人間性がじわっと出るんで。
多分ですけど、活動の内容って散々いろんなところでプレゼンしてきてるんですよ。
――あ、わかる。はい。
――だからそこは、一応名刺交換ですよね。リスナーさんとの名刺交換みたいな意味でまずやってもらって。
――はいはい。認知してもらうみたいな感じですよね。
――認知してもらって、はい。
で、なぜなぜなぜっていうところに、ちょっとこうね、にじみ出してもらって、その人間の心を。
で、そっからもう人生聞いていくみたいなところに行くんですよ。
だいたい、最近は3部作が多くて、3部目に、そもそもどんな幼少時代ですか?とかから聞いていく。
――縦軸の話ですね。
――ですですです。ここで一番面白いところが僕は出てくるんですけど。
人間とは何かっていうところがやっぱこう、出てくるんですよね。
これ順番はやっぱ意識してますよね。
――おー、なるほど。
一番面白いと思う順番、プラス面白みがちゃんと伝わる順番っていうのを意識してたりするので。
――それはあれですか。あのー、いろんな方とお話しされてきて、これやなみたいな、その方が鉄板なのができたみたいな。
――そうです。ストーリーテリングの手法が僕の中でできてきたって感じです。
――おー。
――これはめっちゃあれじゃないですか、みんな対談会で使えそうなヒップスですよね。
――そうですね。フォーマット決まってるんですよね、結構。
あとだから、何が面白いと思ってるかの話で言うと、まず人間が面白いと思ってるっていうところから始まって、
03:05
で、この面白い人間というやつをどう表に出すかっていうのになって、
表の出し方になって、
さっき言った、まず仕事の話でバーッと喋ってもらって、たら、乗ってくるから。
で、そこでバンって聞かれたことないような質問できればして、そこで、え、考えたことないよってさせて。
で、そこで、なんていうんですかね、普段と違うスイッチ入れてもらって、
で、さらに幼少時代からの話をする時には、安全性みたいなものを。
相手が感じてもらった状態で喋ってもらうと、普段他で言わないことを言ってもらうみたいな。
その面白さを引き出すところに行くんですよね。
で、その後は、じゃあそれを面白い順番で人に伝えるためにはっていう風に。
聞き手から見た時のストーリーテーニングの順番とはっていう風に考える。
っていうことをやってますね。
対談会で。
なんか、今ちょっと、なんていうかね、番組の企画って話から、面白いみたいなキーワードが出てきて、
僕が聞いてる限りだとすごい、なんていうか、
Qさんも、いじゅういんさんのラジオをずっと聞いてるとか聞いてたとかっておっしゃって、
深夜のバカ時から。
深夜のバカ時から、僕もヘイリスナーなんですけど、
すごい、ある種のいじゅういんさん的、面白のエッセンス抽出みたいなのを、
雰囲気として感じとったんですけど、
ちょっと聞いていいですか?
いじゅういんさんって、なんていうんすかね、
やっぱりそう、昔の、特に昔の深夜のバカ時からだと妄想ってキーワードがすごい、
多くて。
やりましたね。
なんで、なんていうのかな。
いじゅういんさんが面白いことをやってるじゃないですか、ラジオで。
そこはすごい似てるかもな。
なるほど。
確かに確かに。
その中で、そっかそっか、いじゅういんさんの場合だと、
自己犠牲的面白さというか、
自分が過酷なところに行って面白がるみたいなのがあったりとか、
あとは制約条件をつけるみたいな。
そういう面白さの観点は、制約条件をつけるとこは特に、
さっきの読書感想会とかは通ずるものがあるなと思った一方で、
06:06
ひぐしさんの面白さの要素ってやっぱり大きいのって、
セッション的面白さなのかなみたいなことを、
すごい今の話を聞いて感じたんですよね。
あります。
やっぱセッションって、なんていうのかな。
別に一貫性なくてもいいし、
この場のノリみたいな。
禁止されてることも基本的にはないとかっていうところが、
要素としてすごい大きいと思うんですけど、
一方でセッションって、
弾き出しがゼロでもセッションできるんだっけみたいなところのハードルを、
多分主に心理的ハードルなのかなみたいなところがあると思うんですけど、
そこを乗り越えることが、参加する側も面白いにつながる。
それも音楽に例えたら分かりやすいんですけど、
やっぱり良いセッションが生まれた時ってお互いセッションの経験があって、
ある程度コード進行ぐらいは分かっとかないと難しかったですよね。
Cの後Amでみたいなことがお互い目でこれだねみたいなのが、
分かっといて初めてできるというか、
お作法というか、基礎体力というか、基礎能力があった方が良いセッションになるんですよね。
だからやっぱ必要な気がしますよね。良いセッションになるためには。
そういうルールというか、土台かな。
あー、土台いいキーワードですね。
土台がしっくりくるですね。
ちゃんと土台に2人というか、参加者が乗ってないとダメなんですよね。
土台っていうところで言うと、
たぶん樋口さんの面白さを埋めていくためには、
土台とワンセットな必要があるのかもしれないなと思うんですけど、
土台作りっていうのはどういうところを、土台作りってそもそも意識したい?
まあ晴れてると思うんですけど。
それはあれですね。
例えばゲストを呼んで話すときは本を読んでいく。
そうするとお互い知ってるところが共通する。
これがたぶん土台だと思うんですよ。
で、タルタルソースを作るとかで言うと、
土台ってたぶん僕と子供たちの間にあるっていうよりは、
09:03
いいかねパレットに来てポッドキャストをやるっていうのが、
そのこと自体が土台になってるんですね。
決めてることってそれなんですよ。
僕と子供たちの間で決めてることはそれで、
それが土台で、あとは自由にその土台の中でやってって感じですね。
なるほど。
だから共通の知識があるわけじゃなくて、
僕とタルタルソースの間に。
僕の中では枠を作ってるんですよ。
ここからはみ出ないでねっていう。
枠というか土台というか、ここから落ちないでねっていう。
遊び場みたいなイメージだね。
それはルール何個かあります。
まず喋り手2人でテーマを決めてもらいます。
そのテーマで喋り出してもらいます。
マイクの前に向かってお互い10分間喋ります。
これは鉄則の土台というかルールなんですね。
じゃあ後よろしくっていう感じですね。
これが土台です。タルタルソースでいうと。
そんな感じですね。
なるほどな。
今全然違う切り口の質問をして。
お笑いのときも土台作りが必要だと思ったんですよね。
イチでやったときってどんな感じだったんですか?
土台作りって。
どのレイヤーで土台という言葉を使うか。
舞台でお客さんの前でお笑いをやるってときに、
それってやっぱりその場で土台を作っていく感じなんですか?
そうですよね。もちろんそうか。
ただメタ的にもやっぱあるんですよ。土台って実は。
お笑いのライブハウスで若手がいっぱい出てきている。
で今からお笑いやるっていう状況がメタ的にみんな認知されてますよね。
だから笑いを取るもんだろうっていうまずあるんですね。
期待値があるってことか。
期待値もそうですよね。今から出て面白いことやってくれるんだろう。
僕らはめっちゃ怖いことやったりするんですよ。
悲鳴が出るようなことをやると、
いやなんかこのお笑いの場でこんなえぐいことやるみたいなのでお笑いになるというか。
はいはいはいはい。
そうか面白い。やっぱ期待を裏切るというか、
予想の外に行くみたいなアウトプットかな。
こともたまに使いますね。
たまに使う。
そればっかりじゃないですか。
そればっかりではない。
そうかもあるし。
でまぁじゃあネタの中だけで言うと土台作りってやっぱフリとか設定とかが土台になりますよね。
今はここはコンビニという設定で、
で2人の登場人物がいて、この人がおかしい人でこの人が正す人みたいな状況設定。
12:04
で今なんかこうなんですかね、この人が困っててみたいな。
何かを助けにコンビニに入ってきたというところからスタートするという世界観ですよっていうのは土台作りですよ。
確かに。
うん。
まぁまぁまぁ。
全部そういうレイヤー、レイヤーが違うだけでそういう構図ですよね。
うんうんうん。
土台があって自由に上でやる。
うん。
っていう感じですね。
人生っていうレイヤーでそうなってるし、
その中でお笑いをやるっていうレイヤーでそうなってるし、
その中でネタをやるっていうレイヤーでそうなってるし、
じゃあネタをどこでやるかっていうレイヤーでそうなってるしみたいな。
土台の中で自由にやってるっていうのをいろんなスケールでやってる感じがします。
へぇー。
はい。
そうかね。
土台…
まぁみんなそうだと思いますけどね。
それってじゃあやっぱりあれなんですね。
一回企画の話に戻るとやっぱりそこもこれだけは守るっていうルールをなんだろう。
まぁ番組とかにも前提つけてやってるってことですね。
そうですね。
ルールっていうかまぁ土台を作るの一個として制約っていうのを便利に使ってる感じですね。
うんうんうん。
制約があるとやっていいこととやっちゃいけないことの境目がわかりやすくなるから、
普段やっていいことがやれなくなるから、
別の方法でやれたりするじゃないですか。
うんうんうん。
だからそこで予期せぬものが生まれるとか。
うん。
まぁ単純に普段と違う状態になるんですよね、制約があると。
うんうんうん。
だからそれが面白いと思ってる感じですね。
時間の制約があったりとか。
はいはいはい。
だからパッと言われてパッと答えないといけないって時間の制約だから。
うんうんうん。
それはいいですよね。
うん。
なんか普段思ってもないようなことが出てくるし、
聞いてる側もハードルめっちゃ下がるから、
なんか一時間考えて出てきた答えとして聞くよりも、
即興でバッと言った答えとして聞くほうがハードルが下がるから、
同じものでもレベルが高いと勘違いしてくれますよね。
ははははは。
はい。
とかはあるし。
うんうんうん。
まぁまぁいろんな制約をかけますね。
おー。
確かにね、あのー、みんな日打ち塾で配信してる、
まぁ特に独り語りしてる人たちは、
日打ちさんの土台をベースにやってる感じはありますよね。
1回10分で喋るとか。
あー。
はいはいはい。
そうですね。
まぁそれはフレームワークみたいな感じですけどね。
あーまぁまぁまぁ。
これ使ったらいいよみたいな。
うんうんうん。
15:00
別にそれが絶対じゃないってことね。
そうそうそう。
これまぁちょっとさっき途中まで聞いた内容かもしれないですけど、
このじゃあ企画に巻き込むときって、
どうやって、まぁそのさっき人に面白がっても、
面白いポイントを理解してもらわなきゃいけないよねっていう風に
言ったと思うんですけど、
うん。
そこってどうやったら伝わるんですかね。
例えば誰かと一緒に。
仲良い人だったらとりあえずやってみようってできるかと。
あー巻き込む側ですか。
あ、そうですそうです。
共犯者、共犯者ですね。
うん。
はぁはぁはぁはぁ。
うわー。
もう話すしかないですよね。
うん。
こうこうこう企画があって。
で、もうビジョン語るですよね。
うーん。
うんうん。
あー。
だからもう経営と同じじゃないですかね。
ははははは。
ビジョン、理念とビジョンを語って。
はいはい。仲間になってくれよっていう。
で、はい。
説得っていうか、説得するのも別に違うんですけど僕は。
うん。
面白いと思ったら相手にボタン押してもらうって感じですね。
うんうんうんうんうん。
うん。
こういう企画考えてこういうことやりたいんやけどやってくれる?って言って。
あ、やるって言ったらやるし。
うんうん。
うーん、いやちょっと今はいいわって言われたらあ、ごめんごめんオッケーオッケーって諦めるし。
うーん。
あー。って感じですね。
あーなるほど。
そう、ほんとに経営と一緒っすね。はい。
じゃあそ、そこは何だろう。今はちょっとって言われたときはもう潔く引くって感じ?
そうですね。だからやっぱり人間がモチベーション湧いてないと面白くならないと思ってるから。
おーなるほどね。はいはいはい。
はい。
それは税に対して思ってるんで。
うん。
押し付けるとあんまり良いことないなって思うんすよ。
うーん。
基本的には。
うん。
はい。
そうなったときにま、あのー、ひぐしさんが学生時代にめっちゃ習い事してたエピソードとかどっかで喋ってたと思うんですけど。
はいはいはい。
そのときはどういうスタンスだったんですか?
あ、押し付けられてますね。
あー。
はい。だからそれ良くないと思ってるんでしょうね、それは。
うんうんうん。
はい。
あ、じゃあどちらかっていうと自分の経験ベースで反面教師的に。
はい。
って感じで。
あると思います。ただ、活動してきた頃時代はいいと思ってるんですね。
うんうんうん。
もちろんですけど。
例えば塾習わされたりとか、そのー、いろいろあるんですね。ソフトボールやったりとか、スゲーやったりとか、ソロバンやったりとか、色々やってきたんですけど。
うん。
それ自体はいいと思ってるんですよ。
18:00
うん。
能力や経験になって、が付いてますからね。
うんうんうん。
だからこれを、えー、押し付けられない状態でやるにはどうすればいいかってやっぱ自発的にやろうと思う状態を。
はい。
いかに作れるかだと思うんですよね。
はいはい。
はい。
それは意識してるんですよね多分。
おー。
うん。
うん。
活動はしてほしいんですよね。
うんうんうん。
人に。
うん。
はい。
その中で、じゃあどうやったら楽しく活動できるかっていうと、楽しくやってるかどうかですか。
うーん。
はい。
じゃあ、冒頭そのやっぱ楽しいっていうのが大事な言葉。
えっと一番便利っすね楽しいが。
べ、便利?
便利。
便利。
モチベーションとして一番コスパいいって感じです楽しいっていうのは。
おー。
はー。
コスパ。
コスパいいっすね。
なんかロスが少ないというかなんていうか。
うんうん。
えっと楽しくてやるって自分も人も傷つけないし。
うんうん。
勝手に動き出すから。
うーん。
あー。
はい。
えっとそれはプロデュースする側というか巻き込む側のスタンスをしてるんですか。
マックンはスタンスをする。
あー。
でえっと楽しくないけどやったほうがいいと思ってることとかいうのも使えるじゃないですか。
うん。
巻き込む側として。
うんうんうん。
これはえっとモチベーション管理がちょっと大変ですよね。
そうですね。
はい。
あのーなんすかね。
これちょっと巻き込む側じゃないですけどそういうことって人間やってて。
例えばダイエットとかまさにそうで。
ははは。
楽しくないけどやったほうがいいと思ってるってことですよね。
走りたくないとか思った。
そうそうそう走りたく運動したくないとかもそうなんですよ。
これもまあ使えるは使えるですね。
モチベーションとしては。
うんうんうん。
はい。だから一緒に何かやろうってなった時に
例えばじゃあ誰かとポッドキャストやろうって僕が思った時に
相手はやったほうがいいと思ってるけどまだちょっとビビってる。
うーん。
っていう時って楽しさじゃなくてやったほうがいいと思ってるっていう。
だからダイエットに近いじゃないですか。
あー。しないよりはしたほうがいい。
そうそうそう。
したほうがいいと思ってるけど今感覚的にやったほうがいいと思ってるっていう。
でも今感覚的にはこう録音ボタン押すの怖いっていうので
楽しさよりはこう向上心というか。
はいはいはい。
向上心ってめっちゃ使えるんですけど楽しさのほうがコスパいいなと思ってる。
うーん。
これはだから巻き込む話っていうよりはモチベーションの話ですねこれ。
うんうんうん。
はい。
自発的にやるんだったら楽しいっていう
なんか様子が見えてるほうがいいよね。
はい。
はい。
いやーそこそうだな。
どうしてもなんか子供の話に行っちゃうけど
なんかそこって結構なんだろう難しいですよね。
こっちは楽しいからやってみみたいな。
難しい。
思うけど。
21:00
はい。
なんか子供はビビってやらないみたいな。
うん。
ありますよね。
うん。
はい。
これはだからもう日々勉強というか。
うん。
うーん。
なんかちっちゃい成功を積み重ねて気づいたら高いところに登ってるみたいな。
うんうんうん。
手法もあるやろうし。
うん。
なんかちょっと上のお兄ちゃんが楽しそうにやってるんやったらやるとかもあるし。
そうだよね。
はい。
ではなんかね。
ちょっと長い滑り台が公園にあったとして
なんか滑れるやろうし滑ったら楽しいだろうなと思うんですけど。
僕が最初に滑っても怖いって言うんですけど。
はいはい。
一緒の公園にいる1歳上2歳上ぐらいのお兄ちゃんが滑ってるのを見ると
やってみようと思ってやったりする。
うん。
いやまさに滑り台は本当に分かりやすい事例ですよ。
えー。
だからあーなるほど僕にはできないことがあるなっていうことを気づいて
じゃあそうするためにどうすればいいかって考えたりとか。
タルタルソースとかも結構そうなんすよね。
多分僕らがいかに頑張って説明して
こうやってやったらいいよって言っても
そりゃひぐちさんとコバさんだからできるんですよって言ってたんですよ。
うーん。
いや簡単簡単こうこうこうしてこうすればいいんよっていくら言ってもダメで。
でもだから本当はちょっと上の先輩とかが鮮やかにやってたら
悔しいなとか自分もそうやりたいとか楽しそうとか
でもっと成長するかもしれないなとか思ったりするんですね。
それはなんかいろいろ手法はいっぱいあるなと思ったんですね。
こんな感じでいろんなまあ自分の面白いをうまく巻き込んでいった中で
はい。
ひぐちさん失敗した企画とか番組とかってあんまりあるイメージがないんですけど
はい。
なんかこれはうまくいかんかったっていうのはやっぱあります?
うまくいってないっていうことをどう定義するか
まあ例えば更新が止まってるとか
は全然ありますよ。
でもそれは失敗っていう定義じゃないんでしょ?
そうっすね。
あーそういうことか。
えーとなんか僕やってみることが重要だとまず思ってるんで
やってる時点でもう成功してるんですよね。
おーなるほど成功の定義はここなんだ。なるほど。
なんか01行動起こした時点でもう
いいんですね。
いいんですよ。
うーん。
だからなんていうんですかねやってみて面白くなかったってもう成功してると思ってるんで。
あーそれはどういう感じですか?
もうあ01の経験積んだから
これをベースに自分がそれについて何かを語れるっていう言い方をするとちょっとハードル高いんですけど
24:05
何か自分から自分の経験から出た言葉が出せるみたいなところでもう
そうそうそう。
もうなんかめちゃくちゃ簡単に言うともうみんな言ってることですよね。
ホリエモンも言ってるしエジソンとかも言ってるんですけど
失敗したらデータが取れたなって思う感じで
あーこうやるとダメなんだってデータが取れた時点でもう失敗じゃないというか。
あーそういうことか。じゃあ樹口さんご自身もあんまりその
うわー失敗したーみたいなやっちまったーみたいなよりかは
やっちまったってことは次こうしようみたいな感じで割とすぐもう
次の糧にすぐできるって感じ?
そうですね。
っていうか大きく見たら失敗とかないと思ってる
あーはいはいはい。あーそういうことか。
で、局地的に見たら今回面白くなかったなっていうのはあるんですよ。
うんうんうん。
うん。
なんですけど、あなるほど面白くなかったなーこうやるとって思うだけで
うん。
それ失敗じゃないですもんね。
あー。
え、じゃああんまりへこんなりとかはしないですか?
いやへこみますよ。
うんうん。
でもなんかへこんだ、見終わった後に
あーじゃあえーと僕はこうこうこういう失敗したらへこむ人間なんだへーって思うんで。
メタ、メタだ。
あーだからどんどんどんどんメタにいくんですよ。
うんうんうん。
なんかそれで言うとだからギチのお笑いですよね。
で、舞台で一回リズムネタやった時があるんですよ。
うん。
で、当時リズムネタってめっちゃ流行ってたんですね。
はいはい。
で、僕音楽できるからリズムネタを音楽使ってやってみようってなったんですよ。
ただ別にやりたいことじゃなかったんですよ僕。
うんうんうん。
お笑いの世界で音楽利用してなんかやるって別にやりたいことじゃなくて。
うん。
でもなんかまあこれやったらウケるやろうって思ってやったんですよ。
うん。
だったら全くウケなかったんですよね。
ははは。
で、それで僕めちゃくちゃ傷ついたんですよ。
あー。
要はその自分がやりたいことでもなく当てにいって失敗したって何にもいいことないじゃないですか。
はいはいはいはい。
まあある種なんていうかそのゲーゴーしたじゃないけど。
なんていうんですかね。
奥いバントしようとしてバットにかすらなかったんですよ。
うんうん。
ホームラン打とうとしてブーンって振って三振するんやったら全然いいんですけど。
うんうんうん。
はい。
確かに。
って感じです。
何も残らないですよ。
うんうんうん。
ははは。
で、その時にめちゃくちゃ傷ついたんですね。
そこで思ったのはせめてこれやりたいことやってれば全然ウケなくても後悔してないなと思ったんですよ。
うんうんうん。
やりたいことやってないからウケなくて後悔するんやったらじゃあ次から後悔しないためにはやりたいことやろうって思ったんで。
うんうんうん。
だから失敗してるし傷ついてるけど大きくは失敗と捉えてないってことですね。
うんうんうん。
はい。
打つの経験とかも全部。
あーそっかそっかそっか。
はい。
で、その時にめちゃくちゃこう。
うん。
27:00
傷ついてるんですけど。
うん。
振り返るとただ分析してるだけですね。
うーん。
樹口という人間はこういう状態に置かれてこういうなんて言うんですかね。
こう行動を取るとこうなるんだっていう。
うん。
へーって思ってる感じです。
振り返って。
あー。
はい。
ギチの話、リズムネタの話からはやりたいって動機がある方が最終的にその何かしらの糧に繋がる可能性が高いよねみたいな話が。
はい。
っていうデータが取れたってことです。その一見を通じて。
なんか一方でやりたいとやるべきの攻め際みたいなのって。
特に僕とかはあるんですけど。
はいはいはい。
その辺のバランスって樹口さんは。
だってやりたいこと100%が一番幸せだと思うんですけど。
はい。
その辺って樹口さんはどういう風にバランスをとっているか。
分かりました。
えーと、やりたい100%に向かっていれば納得感があるという感じですね。
うーん。
だから多分鬱になってる時ってやりたくない何か状況があって。
それがいつか近い未来に解消されるっていう感覚がないと鬱になるんです多分。
あー。
これは終わりがあって今終わりに向かってるんだ一歩でも。
うん。
と思うと、まあなんていうんですかね。課題だからそれは。
はい。
だから納得できるんでしょうね。
うんうんうん。
その違いかもしれないですね。
うーん。
うん。
結構終わりって大事なんですね。
終わりっていうか変化し続けているという実感がありますね。
あーそういうことか。
はい。
はいはいはい。
プラスに向かって変化し続けている実感があるかないか。
別に終わりに目標値がなくていいんですけど。
うん。
終点値。
うんうん。
ただなんとなく今ダメなところがなくなっていってるっていう感覚が必要かもしれないですね。
うーん。
であとはどちらかというとその各カテゴリーにおいて変化のスピードの期待値が違ってるけどそれに則ってればいいっていう。
そうそうそう。
大抵速度以上出てるよね。
はい。
だから今別にねやりたいことばかりもちろんやってるわけじゃないんで。
うん。
やるべきことめちゃくちゃやってるんで。
ははは。
でもなんかこういつか終わる方向に向かってると思うから。
うん。
全然楽しくやれてるって感じですね。
あー。
っていうか人生そういうもんだと思ってるって感じですね。
うん。
課題がないと多分人間生きる価値なくなって死ぬと思ってる。
あーでもこの感じはわかります。
だから適度な負荷あった方が。
うん。
だから制限ですよね。土台と制限の話で。
うんうん。
制限あった方が予期せぬ行動を取るから面白いと思ってるんでしょうね多分。
うんうんうんうん。
はい。
だから楽しくないっていう制限があると楽しい方向に頑張るから。
うん。
だからいいかもしれないですね。はい。
30:00
うーん。
うん。
ちなみになんかヒューさん今後まだこんな面白いをやっていきたいみたいなのってあるんですか?企画ってことじゃないけど。
まあ多分ヒューさんはもう企画即実行みたいな雰囲気はあるんですけど。
あー。
うわー思いついてるやつはもう実行してるかもしれないですね。
うんうんうん。
で、まあ壮大なやつはねまだもちろん実現できてないですけど。
うん。
例えばいいかねパレットでやってることって日本の中にちっちゃい国作るっていう企画をやってると思ってるんですけども。
はいはい。
これはまあもちろん現時点では実現できてないけどそこに向かってなんか言ってるっていう。
うん。
感じですね。
うんうん。
で、人生で大きいやつで言うとなんすかね、僕やっぱりどっかでなんか情報全部シャットアウトして内政に向かおうと思ってるので。
うん。
なんか世の中との関係性を完璧に切って自分の中にあるものだけでめちゃくちゃ反数して見つめ直すとどうなるかっていうのをやってみたいと思ってるんですけど。
うん。
これ一個の企画かもしんないですね人生で。
あーなるほど。
はい。
なるほど確かに。
だから今ブレスとやってる感じなんですよ。
うんうん。
今広げるだけ広げていろんな人と会っていろんな体験して自分の中に素材を蓄積してアイデアをバーって広げてる状態なんですけど。
うん。
はいブレスと終わりってなったらそっからクロージング入るんですね。
あー。
これやらないこれもやらないこれもやらない。
うん。
これはちょっと終わらす。
うん。
みたいな感じでバーって広げて最終的にはほぼ人と関わらずに自分の中と向き合うみたいなことをやろうと思ってますね。
うーん。
最後に一個だけいいですか。
はい。
やらないこと決めるときってどうやって決めるんですか。
うわーむずいですね。
今だからあんまりやらないこと決めてないですもんね。
あー。
でもなんか理念に沿ってるかでしょうね多分。
自分とやりたいことがマッチしてるかどうか。
そうです。
あのーやっぱりこう僕人生理念が人間とは何かを知るっていうのがまずあって。
うんうん。
で、会社の理念が自由な世界を作るっていうのはですね。
うんうん。
そこの二つにマッチしてないと多分活動してないですよね。
うんうんうん。
で遠くてもいいからそこに繋がってるものであればやるんですよ。
うーん。
で、えーと基本的にそうじゃないものはやらないっていうのが一個と。
うん。
もう一個ある基準としては一回やってなんとなくわかったことはもうやらないっていう。
ははははは。
はい。情報量が増えないから。
あーなるほど。
例えば一回やってめっちゃなんていうんですかね。
まあお金稼いだとして。
うん。
もう一回同じ案件来てもお金は稼げるけど情報量増えないじゃないですか。
うんうん。
だからできればやりたくないってなりますね。
だから多分コテンラジオ続けて生きてると思うんですけど。
33:02
うん。
毎回情報量すごいから。
うんうんうん。
うん。
あーありがとうございます。
その人生理念とか自分のビジョンもしくは会社のビジョンを決めると。
はい。
良くも悪くもそこに対する制約が出るじゃないですか。
はいはい。
そこはどうしますか。自分の中で例えば見直すことってあるんですかね。
もう毎日見直してると思います僕。
っていうか見直してるっていうかもう監視アプリがずっと5%ぐらいずっと動いてます。
なんかCPU占有してます多分。
あーじゃあそこはもうなんていうんですか。そこには一貫性があるってことですか。
あるっす。ある自信があるっす。
へーそうなんだ面白い。変化を求めてるけど根本には一貫性はあるってことですね。
ありますね。
おー。
あのーあくまでもその中で変化してるというか。
ただそれも要はさっきの土台というか遊び場というかレンジが決まってるってことですよね。
レンジが決まってますね。
うーん。
ですです。
なるほど。
でも。
うんうん。
うーんちょっと待ってくださいねー。大きくぶっ壊すこともありますからね。
うんうん。
例えば会社理念とかって会社が立ち上げた時に作ったもんなんで当たり前ですけど。
はいはい。
会社変わったらぶっ壊れるんで。
うん。
僕が今ね株式会社ブックやってますけど。
うん。
ブック辞めたらぶっ壊れるんで。
うん。
その理念。だから作っては壊し作っては壊しっていうのを。
うん。
やってるんですね。で作ってる時はもちろんですけど理念の上でというか土台の上で踊ってるんですけど。
そろそろこの土台壊そうってなってぶっ壊して。
だからフラクタルなってるんですよ。土台の上に土台って土台の上に土台やって土台の上に土台曲げてやって。
で小っちゃいとこで遊んでるんですけど1回 2段目までの土台を擦ってぶっ壊してやってってバーってやってるの。
はぁー。
であもうちょっと3段目までブッ壊そうってバーンて一回ぶっ壊してやってみたいな。
うんうん。
でちょっと待ってもうこれ2段目以降一回全部終わりってバーンってぶっ壊して.
うん。
やってみたいな。
うんうん。
ブッ壊す作るブッ壊す作るっていうのをいろんなスケールというかその
レイヤーというかフラクタル構造でいうところの階層ですねはいいろんな階層で やってるんです
だからもしかしたらその 人生理念以外はぶっ壊すかもしれないですね僕は全てはい
そっかでもそれでも人生理念が揺るがないってことはやっぱりそこは相当腹打ち されてるってことなんですね
かもしれないですね
もう僕は人間とは何かを知るために生きてるっていうのはもう 決まっちゃってる感じがしますね
36:00
なるほどななんかそこ自分はそういう人生理念って明確に言語化してないので 今日の話だとねやっぱり制約があることのクリエイティビティみたいなところもあると思うので
大事だと思う一方で制約に引っ張られてやりたいことができないケースってあったり するのかなみたいなことを考えたので聞いてみたんですね
いやー でもやっぱりそうですよねいろんな制約条件ありますよね
いやそれで言うとこれ僕もね 俳優さんも子供いるからあれですけど正直家族とか制約する中で
いやーでもそこ分かるけど僕は 自分で選んだってところもあってなんか言いづらいですね
まあ認識はしてるって感じ
多分ですけどこれほとんどの人って制約イコールなんですかね悪いもんだと思ってるんですよ
で僕さっき言ったように制約ってただのルールなんで 悪いとまず思ってないです
で僕何回も言うように子供とか家族とか何ですかね 人間とは何かを知るためにめちゃくちゃ重要なリソースなんですよ
あーはいはいはいそうですよね
人間とは何かを僕知るために生まれてきてるんで その子供とか家族が制約になることってめちゃくちゃ重要なんですまず
その制約知りたいんですまず
あーある種のさルールを知るみたいな
っていうか同じように生活してる人がいっぱいいる中で
あーそういうことかはいはい
制約を抱えて生きてる人の気持ちをまず分かりたいっていうのがまずありますよね
そういう意味でその制約とは何か正体とは何か それによって人間ってどう考えるのかみたいなことをまず知りたいじゃないですか
その上で制約がある上でやるゲームだったりするんですよ
なんか例えば今イーカネアパレット僕やってるんですけどこれ田川市にあるんですね で僕福岡市に住んでるんですよ
だからほとんど行けないんですよ 行けないですあの2週間1回ぐらいじゃないですかね家族いるから
はい行けるのって超制約あるじゃないですか だからめっちゃ離れたところで経営しないといけないんですよ
そういうことですね
で僕一人だったらポーンって向こうに住んでやるんですけど あえて離れた状態でやる難しさっていうのがどういうものかっていうのをやってたりするんですよ
はいはいはい
別に望んでないですよそれは僕イーカネアパレットに行ってめっちゃやりたいですよ
いろんなことを
いろんなことを現場にいてずっとその事務室にいて来る人全員と話をしてっていうのをやりたいんですけど
それができないっていう制約がなんか重要なんです僕の中で
それはなんていうかそういう制約があるゲームとしてプレイするみたいな感じですか
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そうですそうです
めっちゃ難易度高いゲームをやるっていうのが僕が人生とかこの世界を理解する上で重要なんです多分
ハードモードだからこそクリアした時のトロフィーがでかいんです多分
でなんかこれブッダも言ってたと思うんですけどラーフラって名付けたって話があってブッダの
あれって制約者かな
なんか具体的に忘れましたけど何かこう学びを邪魔するものみたいな意味なんですよ確か
悟りを妨げるものみたいな意味でラーフラってつけたんですけど全然そんな感じです俺の中で
なるほどね
だから僕の中でもう言っちゃいますけど虎之助は制約ですよ
僕の息子虎之助は制約です僕が悟りに向かう道を妨げるものです
なぜなら僕悟りに最短距離で向かうんだったら今すぐ出家したりしたいからです悟りたいから
なるほど
でも虎之助がいることでいい意味でも悪い意味でも現世に留まらせてくれてるんですよ
在家のままにさせてくれてるというか在家と出家って概念ですからね別に本当になんか頭丸めて寺に行くっていうよりは
悟りに一直線に向かうのをまだ止めさせてくれてるというか
それって僕の人生でいいか悪いかってわかんないんですよ
てかむしろいいと思ってるかもしれないです
最短距離で人生悟りに向かわないことがもしかしたら今の人生いいと思ってるかもしれないです
もうちょっと樋口くん情報量あった方がいいよって世界に言われてるような感じがあって
もうちょっと貯める時間過ごしてみたらって言われてるような感覚があって
だから制約って最初にいきなりポンって言いましたけど全然ネガティブな意味じゃないです
いやでもその発想はやっぱなかったですよね
なんていうかまあそうですね僕に限らずだと思いますけど
やっぱりある種のこの何て言うんですかねべき論に囚われているケースっていうのはあるんじゃないかと思って
本当に認識次第っていうねまたちょっとすいません仏教っぽい話しますけど
鎖って認識するかルールブックって認識するかでめちゃめちゃポジティブかネガティブか変わるような気がする
多分鎖って皆さん鎖って認識されすぎてるんじゃないかと思ってて
動きづらいみたいな
僕はアナログゲームのルールブックなんです
一旦一人一手しかやっちゃいけないですよって言われてる感じです
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子供がいることの制約でだからルールなんです
ルールないとアナログゲームって面白くないでしょって思ってる感じです
あーでもそれはめっちゃわかる
僕らカタンっていうゲームが好きじゃないですか
一人一回しかサイコロ振っちゃいけないじゃないですか
これ3回振っていいですよって言ったら全然面白くないから
そういうものです
いやこれでも結構ねおふわてしてる人はめっちゃ響くんじゃないかな
そうですね響く人もいるし嫌な気持ちになる人もいるし
まあそりゃそうだ
でも最初に言ったんですけど押し付けで僕はこれがいいと思っているっていうことを強く発信してるだけで
それを受け取って全部そう思ってない
っていうことではないですね
まあそれも含めて考え方の一つかよって
サンプルとしてこういう人間がいるということを知るだけでいいと思います
いやーでもこういう発想なかなか至らないんでやっぱり
こういう考え方もするとちょっとまたねその最初の企画の話に戻っちゃいますけど
その制約を踏まえた企画っていうのをどうするかっていう話にもつながるんで
そういう意味ですごい幅も広がりそうだし
制約があることでしかできないことっていうのも逆に出るってことですね
そうです
いやー面白い
はい
いやーありがとうございます
なんか言えてよかったこれ
ここはめちゃくちゃ良かったですね
ありがとうございます
はいありがとうございます
ということで本日のゲストはしぐちさんでしたありがとうございました
はいありがとうございました