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2021-05-06 11:38

#24 生涯投資家とゲームルールと私(読書感想回)|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第24回は読書感想回ということで「生涯投資家」についてお話しました。村上ファンドという名前はご存じの方も多いのではないでしょうか?コーポレートガバナンスの大切さを説いた半生からゲームルールとゲームチェンジについて思ったことを話しています。

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はやぶさのラジオメモランダム
この番組は、私はやぶさが毎回テーマに沿ったエピソードを話すことで
パパ×まるまるの日常や自分の考えをお伝えする番組です。
はい、前回からちょっとね、腰に間が空いてしまったんですけれども
ゴールデンウィークですね。ゴールデンウィーク皆さん、いかがお過ごしでしたでしょうか。
なかなかね、僕は東京を通りに来ているんですけれども
緊急事態宣言ということもあってね、遠出をするわけにもなかなかいかない中
フルタイムで子供の面倒を見るという状況だったりもしたので
連休とはいえども、どれだけ休めたかなみたいな気持ちで過ごしました。
連休明けになったということもあって、ちょっと更新をしようと思いまして
今収録しています。今回も毎月1日更新の予定の読書感想会を兼ねた内容で
お話をしようかなと思ってまして、テーマは
障害投資家とゲームルールと私という内容でお話をしようと思っています。
読んだ本はですね、障害投資家という村上ファンドの村上義明さんの反省が綴られている事例を読みました。
これちょっと漫画で読んだんですけれども、皆さんご存知ですかね、村上義明さん。
村上ファンドっておそらく聞いたことある方もいらっしゃるかと思うんですけれども
一番有名なところで言うと、やっぱり日本放送のカーブ式の買収から
富士テレビの買収みたいなところで、当時ですね、ライブドアの代表取締役をしていた堀江さん、堀江門と一緒に
敵対的買収を仕掛けたというような取り上げられ方を世間ではされていた方だったりします。
大手のメディアから割とネガティブな取り上げられ方をずっとしていて、最終的にインサイド取引で逮捕されて実刑判決が出たというところも含めて
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割といいイメージを持たれていない方が多いんじゃないかなと思ったりはするんですけれども
実際この障害投資家を読んでみるとですね、結構興味深かったなというふうに思ったので、その内容を開発マンでご紹介しようかなと思っています。
村上義明さんはもともとお父さんも投資家だそうで、投資家としてどうあるべきかみたいなところは基本的にお父さんから学んだというふうに書かれていました。
小学校3年に大学卒業までのお小遣いを100万先に渡すと、この資金をもとでに自分でうまく運用してみなさいという教育を受けています。
これね、なかなか当時ではすごい特殊な状況だなって僕は思ったりするんですけども、今だったらね、割とそういうタイプの教育をされている方もいらっしゃるかと思うんですけども、
1959年生まれなので、小学校3年だから1970年くらいですかね。1970年くらいの段階で、ぽんと100万渡して、これが大学卒業までのお小遣いだから、自分でうまいことやっていきなさいという教育はなかなかにユニークだったんじゃないかなというふうに思います。
そこからもう本人としては実践を踏まえた講師経験を積んでいっているという形なんですけれども、実際に大学に入学してから就職する段階では、実はお父さんの助言に従って国家公務員になってたりするんですよね。
国家公務員で働いてから、最終的に投資に関する事業への興味を捨て切れず、もっとダイナミックに投資の事業に関わっていきたいということで、ご自身で事業を始められているみたいです。
そこでですね、当時の日本の投資に関する知見とか経験というところが、世界のマーケットと比べてだいぶ遅れているというところが、村上さん自身のすごい気になったポイントだったらしく、
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そこの、いわゆる参謀吉っていうんですかね。株主と経営者と、あとはサービスを利用している人の参謀が、ちゃんとそれぞれ利益を得られているのかっていうところについて突っ込んでいったっていうところが、一番大きなポイントかな。
ここからどういう風に変わっていったかっていう話は、ぜひ本を読んでもらいたいんですけれども、最終的に逮捕されるに至って、実験判決が出てしまっているので、やっぱり日本のマーケットに一石を投じることはできたけれども、
ルールメーカーとして自分が機能しきることまではいけなかったっていうことなのかなと思ってまして、そこの既存のルールをやっぱり変えることの難しさっていうのをすごい感じられた一冊でした。
やっぱりなかなかね、僕も今のゲームのルールがどういうものなのかっていうことは、最近常に意識するようにはしているんですけれども、ゲームのルールを理解することで攻略しやすい部分と攻略しにくい部分っていうのはもちろんあると思うんで、
その中でも一概に攻略しづらい部分っていうところに村上さんは果敢に立ち向かっていったのかなという気がするんですけれども、やっぱり日本ならではのコミュニケーションのスタイルっていうのはどうしても確立されているんだろうなという気がしまして、
だからこそ村上さんみたいに自分が思う正しさをしっかり伝えることで真っ向勝負をするっていうことも一つのやり方ではあるとは思いつきも、
やはりある種、日本の社会の遊戯をうまく使う、ある種の寝技みたいなやり方っていうのも一つあるのかなというふうに思いました。
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この辺はゲームのルールを変えるっていうことにまずチャレンジすることはすごい難しいし大変だし根気のいることなので、そこに立ち向かったっていうことはすごいなというふうに感じたとともに、
やはりある種の既得権益とどう向き合うのかっていうことに対しては、なかなか一概にこうすればいいということが見えないものなんだなということを実感させられる内容でもありました。
この本を読んで自分がどうしようかなというふうに思った点でいうと、やはり自分を信じて動くことの大切さっていうのはとてもあるなというふうに感じました。
ただ、自分の正しさが本当に一方的なものでないかという確証はないので、そこはいろんな人の角度で同じ事象を見ることで総合的な判断ができるようになると、
より良いのかなというふうに思っています。
久しぶりの収録で割とグタグタな感じになってしまいましたけれども、今回はそんな感じで一回終わろうと思います。
ご意見やご感想があればぜひお寄せください。
ツイートの場合はカタカナで、ハッシュタグラジメもとってもらえたら嬉しいです。
それでは今回のラジオメモランスはこの辺で。
See you again.
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