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2022-12-05 10:17

#115 自己表現と私|Radio Memorandum|ラジメモ

とあるパパの日常を切り取る "Radio Memorandum" 。第115回は、自己表現について。先日accoさんの個展に行ってきたときの気づきです。

accoさん:https://www.akikokobayashi-photograph.com/personalworks

Twitter:https://twitter.com/_8823_ 

#ラジメモ

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はやぶさのラジオメモランダム。この番組は、私、はやぶさが毎回テーマに沿ったエピソードを話すことで、パパ×まるまるの日常や自分の考えをお伝えする番組です。
今回のテーマは、自己表現と私というテーマでお話ししようかなと思います。
先日、コテンラジオリスナーコミュニティで仲良くさせてもらっているフォトグラファーのあっこさんのコテンが12月1日から5日まで開催されるということで、足を運んできました。
あっこさんが日々写真を撮っていった中で、これいいなと思ったものがギャラリーの中で飾られていまして、どこで撮った写真でどんな写真なのかみたいな解説を聞きながらゆっくりと拝見させてもらったわけですけれども、
そこからちょうど平日でお客さんもめちゃくちゃいるっていう時間帯ではなかったので、せっかくなのでお話ししますかお茶しますかみたいな感じでお茶を飲みながらいろいろとお話をさせてもらいました。
その中でやっぱり一番最後の最後に話した話が一番お互いにオーって盛り上がったっていうところがあって、それが自己評価に関する話だったんですよね。
やっぱり人がある種ビジネス的な制約みたいな、ある種の制約を取っ払ってありのままの自分を作品を通してさらけ出すってものすごい勇気がいることだと思うんですよね。
これって結局古典ラジオの樋口さんがよく言ってるような、アウトプットはある種うんこと一緒だみたいなことを確か言ってるんですけれども、本当にそれに近いなと思っていて、
自分の中にある、ある種の表現したい思いっていうんですかね。分かり合えなくてもいいし、分かってもらおうというふうに思わないで、自分はこうですっていうことをやっぱりさらけ出したいっていう欲求がどっかにやっぱりあると思うんですね。
それは僕も一緒で、例えば僕の場合はインタビューライティングという形でお仕事でさせていただいたりすることもあるんですけれども、もしくはサークル的な活動でね、河原版、古典ラジオ河原版という形でコミュニティ限定の新聞を作ってるっていうところでやってるんですけれども、
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やっぱりどうしてもね、その読み手のことを考えるというか、読む人がどう楽しんでくれるかっていったことを考えて作っていくわけです。
それはことさらね、ビジネスに関して言えば当たり前で、誰も読まないような記事を作ってもですね、誰も喜ばないわけですし、そこに価値を感じてもらえないわけですよね。ある種、その社会的な価値をそこには内包してない文章が出来上がってしまうということだと思うんですけども、
でもじゃあその社会的な価値がない、例えば文章が自分にとっても価値がないかっていうと、そういうわけではないよねっていうことだと思うんです。
なので、これね、ある種とても勇気のいることだっていうのはそういうことで、誰かの目に触れるかどうかもわからないようなものをこのように出すっていうのは、それはとても怖いことだと思います。
というのも、やっぱり自分のフィルターを、社会的フィルターを取っ払って、自分のフィルターだけでインプットに対するアウトプットを出すということなので、それがどうしても社会的な規範と外れてるんじゃないかとか、どっかずれてるんじゃないかみたいな不安が常につきまとうわけですよね。
で、これをやっぱり認めてもらおうと思って、社会的な規範に寄せると、どうしてもある種の立ってるエッジが、刃先がですね、丸くなっちゃうっていうようなところはあると思っていて、
ビジネスの文脈であればもちろん、社会的価値っていうところを起点として評価されるので、そういうことはあってしかるべきだと思うんですけども、
自己表現の場を設けて、これは自分の領域だからっていう形で、その領域内で最大限自分が思ったことを表現するっていうのは、めちゃくちゃ大事だし、ある種、すごいデトックスにもなるし、
その出したことによるカタルシスみたいなのもすごい感じられることなんじゃないかなというふうに思ったっていう話ですね。
ちょうどそのタイミングで読んでた本が、これちょっとまた読書感想会でも紹介しようかなと思うんですけども、
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読みたいことを書けばいいっていう本を読んでいまして、
これね、元電通の田中博信さんっていう人が書いてるんですけども、結構この人の本はシンプルなメッセージ訴求でして、
結局その世の中、いろんなね、コンテンツが溢れてるけれども、自分が生み出すべきは自分が楽しめるコンテンツだっていう話をしてるんですよ。
これって意外と盲点だなと思ったんですよね。
やっぱり、なんだろうな、社会人になって、その社会的価値とか社会的規範ということがあまりにも前提になりすぎていたから、
自分のために、自分が楽しめるものを書く、表現するっていうことに、どこかしら後ろめたさだったりとか、
おっくさを感じていたんだなということを再認識したっていうところなんですよね。
でも裏を返すと、もちろんこの本にも書いてるんですけども、
自分が面白かったことを表現しないと、それを読んだ人も楽しめないんじゃないかっていうのは、
逆にね、納得感があって、自分のフィルターを通して見た、感じた事象をちゃんとアウトプットして届けることで、
決して多くはないけれども、それに対して共感してくれる人が現れると、そっちの方がやっぱり嬉しさとしては大きいんじゃないかというふうに思ったっていう話ですね。
なので、やっぱりそういった形でね、アウトプットをしたあっこさんは改めてすごいなと思いますし、
その舞台裏を聞いたらやっぱり、ここ1ヶ月くらいほぼ寝ずに準備をして、バタバタバタバタと、
個展が始まるまで、コン詰めて作業していたっていう話だったので、
ある種、自分を追い込んで、追い込んで、その表現と向き合う、自分の内なる声を聞きながらそれに基づいて、
アクションをしていくっていうようなことの大変さを教えてもらったと同時に、それを発散することの良さみたいなことも、
ものすごい伝わってきたので、
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僕も何かしら、自分のある種のリミッターをですね、取っ払って何かを表現するって言ったことを、
ちょっとずつトライしてみたいなというふうに思ったという話です。
はい、いやこれマジでめちゃくちゃ難しいことだと思うんで、
果たしていつどのタイミングでどうやってやるのかっていう話はあるんですけれども、
そういうことが大事だなってことに気づけたってことが、個人的にはめちゃくちゃ良かったなと思ったので、
ここに残しておこうという感じでお話ししてみました。
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それでは今回のラジオメモランドはこの辺で。See you again.
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