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2022-08-22 38:41

第90回 少年が大人になるための船旅「名もなき人たちのテーブル」マイケル・オンダーチェ著

【今回の紹介本】

■『名もなき人たちのテーブル』マイケル・オンダーチェ著 田栗美奈子訳 作品社

「わたしたちみんな、おとなになるまえに、おとなになったの」

11歳の少年にとって3週間の船旅は、自身の人生にとって大きな影響を与えるものになる。
船で出会った人々との思い出を作家となった彼が語るとき、物語は再び動き出す。

感動の名作、是非ともお聞き下さい。

【番組内で紹介したトピック】

■『名もなき人たちのテーブル』マイケル・オンダーチェ著 田栗美奈子訳 作品社

https://sakuhinsha.com/oversea/24494.html


【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

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文学ラジオ 空飛び猫たち
スリランカから母が待つイギリスに渡る21日間の航海は、11歳の少年にとって人生を変える旅となった。
少年は後に作家となり、その旅を切なく美しい冒険単として物語る。
マイケル・オンダーチェの自伝的小説、名もなき人たちのテーブルをご紹介します。
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きの会のダイチと、羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお聞きになる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
今回紹介するのは、マイケル・オンダーチェの名もなき人たちのテーブルになります。
田栗美菜子さん役で、作品社から2013年に出版された本になります。
名作に出会ってしまったなという感じですが、なかなか鉄板な構造を持った非常に良い小説なので、また良い本が紹介できると思います。
今回は以前スペシャルゲストとして登場していただいた、エマドナヒューの星のせいにしてを訳された吉田井久美さんからご推薦いただいた本になります。
マイケル・オンダーチェは今カナダに住んでいらっしゃいまして、吉田井久美さんも一時期カナダに住んでいらっしゃったので、その時に出会ったということでご推薦いただいた本になります。
すごい、ちょっと読んでびっくりしたんですけども、これはまたとんでもない名作に出会ってしまったなという本と、今の諸直な気持ちで、やっぱり良いですよね。
大人になった主人公、しかも作家なんですけど、少年時代の旅を回想するっていうすごく良い話で、個人的には今年のトップ3に入るかもしれないなと思いましたね。
そうですね、これはなんていうか、すべての大人に読んでもらいたいと思っている。大人になってしまった人たちに読んでもらいたい小説ですね。
作者のマイケル・オンダーチェについてなんですけども、この小説の主人公と同じくですね、実際にオンダーチェ自身も11歳の時にスリランカからイギリスに渡っているという経験をされています。
その後、作家になって本を出版されているんですけども、有名なのは映画イングリッシュ・ペーシェントという作品の原作者として名が知られています。
03:04
現在はカナダ在住で、認識としてはもうカナダの作家というかですね、カナダで最も重要な作家の一人として認識されている方になります。
イングリッシュ・ペーシェントをアカデミー賞を取ったりとかしたんで、中学校の時に見たんですけど、ほぼ記憶がないというか、いくつかのシーンが覚えているだけでぼんやりしちゃってまた見たいなと思いました。結構長かった記憶があるんだよな。
そうなんですね。全然知らない映画だったんで、これは見ないといけないなと思いましたね。
本の最後に役者跡書きとその前に著者による写事が書いてあるんですけど、一応この名もなき人たちのテーブルは回想録や事前思わせる題材と背景を用いているが、全て架空であると一応断りがありますが、結構多分自身の経験をもとにしたんだろうなと思っているのと、
結構写事の最後、すげえいい文章できて感動しちゃったんですけど、写事の最後読ませてもらうと、「船は霧を突いて現れ、彼らはそれに乗り込んだ。人生の新たな展開は全てそのようにやってくる。」っていう言葉で締めていて、
マイケル・オンダージェめっちゃかっけえなって思ってしまいましたね。いろんな人たちに感謝を述べた後にこの言葉を使うオンダージェがちょっともう、自分はすげえいい作家だなと思ってしまいました。
結構その写事、誰々に感謝を捧げるっていうの、いっぱい名前登場するじゃないですか。
それ今まではあんまりそういうのはね、全然知らない人の名前ばっかり載ってるんですけど、結構ね、そこに小説に出てくる人の名前とか載ってたりしてて、
ちょっとめっちゃ感動しましたね、そういうの見つけると。
いいですよね、これね。っていうちょっと楽しみもある本でございますね。
じゃあちょっとこの素晴らしい名作具体的にいきましょうか。
じゃあまずあらすじをウェブサイトから引用したものを紹介させていただくと、
私たちみんな大人になる前に大人になったの。
11歳の少年の故国からイギリスへの3週間の船旅。
それは彼らの人生を大きく変えるものだった。
仲間たちや個性豊かな同船客との交わり。
いとこへの淡い恋心。
そして波乱に満ちた後悔の終わりを不穏に彩る謎の事件。
映画イングリッシュ・ペイシェント原作作家が描き出す切なくも美しい冒険だ。
これはある登場人物のセリフなんですけど、
私たちみんな大人になる前に大人になったのっていうセリフがこの作品の中に出てくるんですけど、
そこを出てきたときだいぶ刺さりましたね。
ああ、そうですね。
すげえいいこと言うな。
言うことっていうか、すごい確信につくこと言うなと思って。
だいぶ刺さりましたね、私は。
そうですね。結構ね、少年の船旅の話ではあるんですけども、
06:02
それだけではないんですよね。結構魅力がいろいろ詰まっていて、
ちょっとそこの魅力をですね、4つほど紹介したいなと思いまして、
まず1つがですね、これも最大のだと思うんですけども、
その船という舞台設定ですよね。
それが少年時代の思い出になっていて、
しかも大人になるための冒険でもあったというですね、
その船での21日間の旅、それが描かれるというですね。
この設定だけでもすごく面白いというのはですね、感じますし、
もちろんそこでは人との出会いとか出来事とかがあって、
友情とか恋愛とか、スリルとか、ソスペンスとかですね、
面白い様子がですね、既にたくさん詰まっているという、
そんな設定がいいなというのが1つですね。
そうですね。ここは非常にうまいなっていうところと、
船っていう1つの社会、コミュニティというか、
そこにある世界をうまく使って描いていて、
自然的な要素が強いらしいので、
描かれていることが割と細かくてリアルなことが多くて、
そこが結構読んでいる時に引き付けられるポイントでもありますし、
あと作者自体、実際に幼い時、少年時代に船で旅をしたみたいなんですけれども、
少年時代に船に乗って一定期間旅をするって、
多分強烈に自分の人生の中の印象に残るんだろうなと思っていて、
それがうまく描かれているので、そこはかなり聞かれるポイントではありましたね。
そうですね。しかもその船でいろんな人たちと出会うんですけども、
その登場人物の魅力っていうのもこの小説のすごいいいところで、
その船で主人公の少年は生涯の友人とかですね、
あとはもう本当個性豊かな大人たちと出会っていくというですね、
そんなことが起きるんですけども、
その出会うところがですね、基本的には船の食堂が出会いの場になっていて、
船に乗っているお客さんというのが払っているチケットによって階層が分かれてですね、
主人公は一番下の階層、一番下の階層の人たちが集まるテーブルに、
もうそこは指定されているんですけども、そこで同じ階級の人たちと出会うというですね、
それがキャッツテーブルと呼ばれるんですけども、
実はですね、この作品の原題がザ・キャッツテーブルというですね、
もうそのまんまの名前で、日本語だと名もなき人たちのテーブルというタイトルに、
そういうタイトルにはなったんですけども、
このですね、キャッツテーブルで出会う人たちがとにかく主人公に影響を与えたというですね、
逆に主人公の少年から見て上流階級の人たちですね、
というのがキャッツテーブルとは反対側にあるんですけども、
そこの人たちはちょっと主人公の目から見てつまらない人間だなというふうに映っているというですね、
09:03
そういうのがありました。
キャッツテーブルで実際どんな人に会うかというと、
例えばですけど、落ち目のピアニストの男性とかですね、
あと鳩を連れているすごくミステリアスな女性とかですね、
あと植物学者の気のいいお兄ちゃんとか、すごく優しい文学者の人とかですね、
あと耳の不自由な少女とかですね、
もっと他にもいるんですけども、本当にいろんな人と出会っていて、それぞれエピソードがあると。
しかもですね、このキャッツテーブルで出会う人以外でもですね、
この主人公の年上のいとこの女性とかですね、
あと旅芸人の人たちであったり、もっと上の階層だと大富豪の人がいたり、
実はですね、この船にはその護衛されている囚人ですね、
これは囚人はちょっと一般の人はなかなか目にすることはできないんですけど、
そういう本当に様々な人が一つの船に乗っているというですね、
そこもちょっと面白いところだなと思いましたね。
確かにこの船の中で本当上流階級から下層囚人までいるっていう、
すごい大きな大型客船っていうのを描いてるんで、
やっぱりこの時代のこともありますけど、
やっぱりこの航海するのにいろんな人が乗ってくるっていうのは、
やっぱすごく面白い設定だなと思いますね。
で、やっぱりちょっと気になるのは、
この出会った人々たちどこまで創作なんだろう?
それは正直気になってしまいますね。
さっきめいさんが謝辞でこの登場人物たちの名前が何人か出てくるんですけど、
やっぱりそのあたりはこの人実在したんだみたいなのは、
ちょっと不可理知るポイントはあるんですけど、
まあでもこんだけ多くの人たちがいて、
しかも個性豊かというかそれぞれ癖があって、
ストーリーがあるので、
一体どこまでがこの人たちモデルとなった人物に沿ってるんだろう?
というのはすごい気になりますね。
囚人いたのかな?
そうですよね、いや気になりますね。
まあでもそんなことを置いておいて、
全然登場人物たちと会話とか赤割合はめちゃめちゃ面白いんで、
それ読んでるだけで全然楽しく読めてしまう小説ですね。
そうですね。
この小説の魅力としてですね、
主人公が大人になってからの視点が入るというですね、
そういう構成になっていて、
これがすごくいいですよね。
しかも主人公は作家になるんですけども、
作家となって、少年時代の船旅、冒険ですね。
これを思い起こして再び解釈していくというですね、
そこだけでも非常に面白い作りになってますよね。
そうですね。
もう自分このスタイルで思い出すのは、
スティーブン・キングのスタンドバイミーにもなった。
あれが大好きすぎて、
何回も見てるし、小説も3,4回読んでるかな?
ぐらいすごい好きな作品なんですけど、
あれも確かキングの自伝的要素だった気がするんですけど、
やっぱり大人になった、
しかもこれ共通してるのが作家なんですけど、
作家となった自分が、
12:00
少年時代を回想して、
その時の思い出を切なく綴るっていうのは、
かなり構造、仕組みとしてめちゃめちゃ感動できるポイントを作っていくんで、
やっぱりすごいいいなと思いますね。
そうですね。
で、あと大人になってからもやっぱりこのマイケルが、
大人のパートの中でもどんどん時間は進んでいくんですけど、
その中でもどんどん彼が成熟していくような感じがあって、
実際に結婚して離婚とかっていう人生の節目みたいなのも経験するし、
これはちょっと30以上の人には結構響くんじゃないかなっていう内容ですね。
そうですね。
大人になってからより響いてくるっていうのはすごいわけですね。
僕は去年読んだアコーディオン弾きの息子が、
これはやっぱり近いなとは思いましたね。
確かに、それはあるかも。
こういう作品にはでもちょっと弱いなっていうのは自分で思いましたね。
だよね。
簡単にめっちゃ感動してしまう。
すごい好きになってしまう。
ちょっと魅力のところで最後なんですけども、文章のですね、
このオンダーチェさんが詩人でもあるんですけども、
文章力相当なものかなと思ってまして、
すごく読んでいて情景が思い浮かぶような書き方をしていてですね。
すごく個人的には、読んでいて同時に映像としても浮かんでくるような、
そういう書き方をされてるし、しかも文章がすごく美しいというかですね。
なんかその派手な表現とかは決して使ってないんですけども、
なんかね、もう心地よく読んでいて、
しかも本当すごく綺麗だなと思えるような書き方をしていて、
なかなかその一文二文読んでもですね、
それがすごく名文化というとなかなか難しいかなと思うんですけども、
個人的には142ページから、この船がスウェズ運河を渡るシーンというのがですね、
4ページほど続くんですけども、
この辺りの描写とかはですね、
ちょっと感動するぐらいすごく美しいなと思って読んでましたね。
わかります。すごい文章うまいですよね。
あと、章がだいぶ細切れなんですよ。
3ページとか、2ページで終わってるところだったかな?
そうですね。
300ページで終わってるけど59章まであるんで、だいぶ細切れであっていて、
その辺りもうまいというか、
短い中にクッと文章作ってまた次へっていうんで、
情景が思い浮かぶっていうのは三枝さん言ってましたけど、
それも多分だいぶそこに寄与してるかなと思いますね。
というところですが、
結構もう既に熱くなってきてたんですけど、
ちょっと具体的なストーリーを話していきたいと思います。
前半ちょっとお伝えしますと、
これネタバレはしないように話しますけど、
でも最後までちょっと一回話しちゃいます。
こういう話って筋が分かっててもだいぶ楽しめるものだと思うので、
15:01
その辺り安心して聞いてもらえればなと思います。
そうですね。
この作品でミステリー要素も含まれているんですけども、
今回そこに関しては全然触れずに話していくので、
確かにそれは言っておかないとね。
そうですね。
そこは損なわれないので安心して聞いてもらえるかなと思いますね。
じゃあちょっと前半、私の方からお話ししたいと思います。
これ船に乗る話というのは今ずっと出てきますが、
主人公のマイケルが船に乗るのは1954年です。
スリランカに住む11歳の少年マイケルは母がいるイギリスに行くために
オロンセイ号という船に一人で乗り込みます。
このイギリスに着くまでの間、21日間、3週間あるんですけれども、
この航海の間にマイケルは同世代のラマディンという少年と
カシウスという少年と友達になります。
ラマディンは心臓に病気を抱えた、ちょっと気和というか心優しい少年で、
逆にカシウスはですね、結構暴れん坊というか、
結構問題児っぽい感じがする少年です。
でもカシウスも根は優しい、非常にいい奴です。
この少年3人はですね、オロンセイ号を遊び場にして日々楽しく過ごしていきます。
ここにですね、マイケルの年上のいとこ、エミリーというのも実は同乗していて、
密かにマイケルはエミリーに恋心を寄せているという状況です。
マイケルたち3人は船の食堂、キャッツテーブルで、
個性豊かな人たちと一緒に食事をすることで知り合っていきます。
ピアニストのマゼッパ、植物学者のダニエルズ、文学者のポンセカ、
ミステリアスな女性のミス・ラスケティ、こういう人たちとの交流が、
彼らにとってですね、ちょっとかばった大人の社会を見せてきて、
マイケルたちを夢中にさせていくという流れになっています。
この船にはですね、いろんな人が乗ってまして、
上級階級の部屋には、今ちょっと寝たきりになってしまっている大富豪のこと、
この大富豪の話っていうのは結構船で噂されているので、
マイケルたちの耳にも届くという構造になっています。
マイケルたちはですね、夜の船を散歩したりするんですけれども、
そういう時にですね、ここで護衛とか護送されているのかな、
囚人の散歩現場とかも見かけたりします。
マイケルたちはいろんな話をこの船の中で聞いていき、
そこからいろんな想像を膨らませていき、
この船の旅を楽しんでいるという状況です。
船がですね、最初の起航地であるイエメンの湾岸都市アデンに着くと、
彼らはなんとかアデンに出て散策をします。
船に戻った時に、ラマディンがですね、小さな犬をこっそり船に持ち込んでいました。
この犬がですね、その翌日、3人がラマディンの部屋から飛び出してしまい、
あっという間に上級階級がいる一等船室の方に入っていってしまい、
ちょっと話しに出たネタ切りの大富豪の部屋に入って大事件を起こすという流れが起きます。
これがちょっと前半パートぐらいですかね。
18:00
実際にはいろんな登場人物たちのエピソードがだいぶ濃く語られるパートになっています。
登場人物とのエピソードだけじゃなくて、
意外と犬が何か事件を起こしたりとか、
そういう出来事がポンポンと起きたりするのが、
ちょっと意外性のある旅だなというのを感じさせましたね。
結構最初読んでいてちょっと印象的だったところは、
マイケルたち、少年3人組がやっぱり船ですごく楽しそうにしていて、
何かあったらプールに3人で飛び込んで行ったりして、ワーワーはしゃいだりとかですね。
あと植物学者のダニエルズという男の人からですね、
ちょっと気分が良くなる葉っぱを、船の地下というかそこの方に植物を育てているところがあって、
何かそこで葉っぱをもらってきて、その葉っぱを噛んでね、気分良くなったりとかですね。
結構楽しんでるなというのがね、伺えてすごい面白いんですけども。
あと結構危険なこととかもやってますよね。
何か嵐の日に、もうマイケルとカシウスの2人が、
ちょっと船に自分たちを縛って、ラマディンにロープで縛ってもらうんですけど。
で、嵐の日に2人で空を眺めようみたいなことをして、
そんな少年ならではのようなことをやってたりっていうのも、読んでて面白かったですね。
そうですね。この3人組の、彼らはルールとして1日に1つは禁じられたことをするっていうルールを決めて遊びまくるんですけど、
これ前半はこの漢字がすごいワクワクするパートで、読んでてすごく楽しいんですよね。
あとちょっと私気になったのは、結構最初この主人公マイケルとそのいとこのエミリーか、
結構マイケルがエミリーのこと好きみたいなことが書かれるんで、
この辺の恋心って結構描かれるのかなと思ったら、あんまりそこまで描かれずに、
どちらかっていうとこの2人が遊んじゃうとか、
エミリーはエミリーで、他の男に言い寄られたりとかしたりしてて、そのあたりがちょっと描かれるんですけど、
思い出としてちょっと書かれてるところがあると思うんですけど、
意外とこの恋心っていうのはあまり焦点が当てられなかったんで、
ちょっと予想と違うなって思ったりしたところで終わりますね。
そうですね。マイケル11歳でエミリー17歳なんで、
なかなかね、描くの難しいっていうのがあるかもしれないですね。
じゃあですね、ちょっと話を後半パートに進めていこうと思うんですけども、
ここからですね、ちょっと時間を先に進めて、
主人公マイケルが大人になった視点とかですね、ちょっとそういうのも入ってきます。
まず少年時代の話だと、アデンというですね都市を出航した後、船がスウェーズ運河を渡ります。
そのスウェーズ運河でラマディンはですね、船の中に持ち込んだ犬がどこか行ってしまってですね、
それを探し回っているんですけども、その間マイケルとカシウスは、
スウェーズ運河で作業する人々の光景というのを目に焼き付けます。
ここがすごく印象的な描写がされているんですけども、
そこからですね、ちょっと時間が流れて、大人になったマイケルですね、
21:01
これは20代、終わり年齢になるんですけども、
マイケルがある時、新聞でカシウスが画家になっていて、
古典を開くというですね、その情報をキャッチします。
マイケルはカシウスとは船を降りたきり会っていないので、
もう十何年も会っていないという状態だったんですけども、
もちろんマイケルの中にはですね、そのカシウスというのは強烈に記憶に残っていて、
カシウスの古典を見に行きます。
ちょっとその場にはカシウスというのはいなかったんですけども、
そこのギャラリーに飾られていた絵というのが、
まさにですね、その当時2人で眺めていたスウェーズ運河の風景ですね。
これが絵になって飾られていたというエピソードがありました。
さらにですね、マイケルがラマディンのことも回想します。
マイケルとラマディンはイギリスに渡ってからもしばらく親交というのはあったんですけども、
ちょっと20代入ってからしばらく親交というのが途絶えてしまっていた時期があって、
である時、30歳の時ですね、30ごろの時に、
不意にですね、ラマディンが亡くなったというですね、
その知らせがマイケルの元に届きます。
おそらくシーンとしては心臓発散だったのではないかと言われていて、
で、そこでですね、マイケルがラマディン、
死後にはなるんですけども、妹のマッシーと付き合って、
マッシーもですね、もともと船に乗っていて、ずっと付き合いというのがあったんですけども、
正式にマイケルがラマディンの妹と付き合って、結婚をするという流れになります。
ただですね、2人は後に離婚してしまいます。
そんなですね、ちょっと大人時代の話もあったりするんですけども、
また少年時代に戻って、このスウェズン河ですね、船がスウェズン河を越えた後、
エジプトのポートサイドという都市に泊まって、
そこでですね、一部キャッチテーブルで出会った人たちとも別れを告げたりして、
ちょっと寂しい思いになったりするんですけども、
ただですね、ロンドンへの旅というのは続いていきます。
そんな中ですね、船の中で謎に包まれている存在であった囚人ですね、
夜になると散歩に出かけるというですね、囚人を巡って、
またこれ一つですね、大きな事件が起きるというですね、
ちょっとそんな一幕もあったりします。
でですね、船がだんだん目的地に着いていこうとするんですけども、
ちょっとそこでまたですね、マイケルが大人になってからのエピソードになるんですけども、
マイケルがですね、大人になって作家になってラジオとかに出演するようになります。
そういうメディアに出ていくようになって、
である時ですね、マイケルのラジオ番組で昔の話としてこの船旅を話していたんですけども、
それを聞いたですね、女性から手紙が届きます。
その女性というのが当時船で一緒に乗っていたミス・ラスケティというですね、女性なんですけども、
当時船の中ではこのミス・ラスケティというのは結構ミステリアスな女性と思われていたんですけども、
24:01
そのラスケティが自身の過去を綴った結構長い手紙をですね、マイケルに渡して、
それをですね、マイケルのいとこのエミリーに渡してほしいというですね、そのようなちょっと書かれていました。
それは何でかというとですね、ラスケティが過去に経験したことと、
当時エミリーが置かれていた状況というのがちょっと重なるところがあって、
そこでラスケティがですね、エミリーがこれを読むと何か感じるところがあるんじゃないかというのもあって、
その手紙をマイケルに託します。
さらにですね、そこから月日が少し流れるんですけども、
マイケルはその手紙をきっかけにエミリーと再会することになるというですね、
そこからもう少しですね、大人になってからの話というのは続くんですけども、
ちょっとそこはですね、読んだ人がですね、ぜひ読んで確かめてもらえたらなと思うところで、
話を最後少年時代に戻してですね、
船旅21日目に無事目的地のイギリスに着いて、
でマイケルはイギリスに着いたらもうすぐその友達とかですね、
一緒に乗ってた人たちとは別れて、お母さんと再会して、
そこからですね、イギリス生活が始まっていくというですね、
というところで小説がこの話は終わりになるというところですね。
そうですね。
いやでもこれは思っていた以上にちょっとドラマがいっぱいあったというかですね。
そうそう。
まあそういうこれがね、ちょっとあんまりネタバレとか言うとあれなんですけども、
そういうねドラマがいろいろ起きるんですけど、
まあその経験があったからこのマイケルっていうのは、
少年からある意味大人になれたんじゃないかなというのはですね、ちょっと思いましたね。
そうですよね。なんか結構後半不穏な展開が続いていくんですけど、
なんかそれがミステリー要素だったり、サスペンス要素だったりみたいにする流れがあって、
結構濃くなっていくんですけど、前半と結構ちょっと印象が変わってくるんで、
結構自分は驚いたし、
パラパラッと今前半見ると前半で書かれてるめっちゃいいことがちょっと印象薄れちゃったりしてるんで、
結構気づくとなんか話の展開に持っていかれてるなっていうところがありましたね。
そうですよね。
いや、この後半、後半の中でストーリーとして単純に面白いっていうのはあったんですけども、
なんか結構そのしんみりするところがあったりとかして、
いやでもやっぱり一番、ちなみに読んでて一番好きだったシーンはやっぱり、
この大人になってからカシウスの古典が見る。
ああ、うんうんうん。これはいいっすよね。
いいですね。
うん。
これがね、その手前の描写で、少年時代に、
生存が渡っていて、2人でそれを眺めていたっていうことが描かれているんですが、
その後ね、急に大人のパートになって、カシウスの古典を見に行くって話になって、
これがすごいなんかね、めちゃめちゃ感動しましたね。
これはもう名シーンだし、ちょうどこれ、ちょうど半分ぐらいでこのシーンが現れるんで、
ここに来た時にだいぶなんていうか、この本、全然ここまで面白かったんですけど、
27:02
もうなんか、なんか安心感がすごかったです。
このラジオで紹介するのってもう絶対なんだろう、間違いないなっていう確信をここで得れたんで、
この後はもうなんか、ちょっと毎回ラジオで紹介するために読んでる気持ちみたいなのがちょっとあるんですけど、
この後結構忘れてすげー楽しめてましたね。
なんか、ああもう単純にこの本すげー面白いと思って。
やっぱこの、やっぱカシウスっていう少年がすごい、結構ね最初の方でもこのカシウスって、
問題児では扱いはされているんですけども、周りに反発するっていうのはある意味なんか、
その周りを、世の中を疑って見ているっていうかですね、
ちゃんと自分の真を持っているっていう風な描き方をされていて、
主人公のマイケルもカシウスからすごく影響を受けて、自分も変わったっていうのを感じているっていうのが書かれたりしていて、
いやそんなカシウス、この先どうなっていくんだろうと思っていたらね、
まさか画家になっていたっていうところがね、ちょっと意外性があったりして、
いやでもカシウスやったら確かに、ほんとちょっと名の知れ渡る画家になってもおかしくないなっていうのはね、
少年の時から見ているとそう思えたりするしっていうですね。
いやでもやっぱり個人的にはこのマイケル大人になってから、作家になったマイケルがね、
ちょっと画家になったカシウスと出会ってほしかった。
そこでね、どういう話をするのかなっていうのは、そこが読めたらね、すごい面白かったんだろうなと思いつつ。
いやでもこれラストに結構関わってくるから、私はもうこの流れがちょっとあまり言えないけど、
すげー感動しちゃいましたね。カシウスとの関係に関しては。
まあでも確かにね、まあそうですね、確かに確かに。
まあ全て確かにカシウスの描いた絵を、スウェズン画の絵を見れたっていうところで、ひとまず。
いいっすよね、ここね。
まあね、そこで、そうですね。
本当の仲間だったことがはっきりしたからではないかって書いてありますもんね。ここがすごい感動しましたね。
あとはですね、やっぱりこの船に乗っていた大人たちの存在ですね、キャッツテーブルで出会った人たち。
ここで例えば最初に紹介されるのがマザッパというですね、これはピアニストの人なんですけども、
ちょっと落ち目の状態で、で結構昔はもうブイブイ言わせていたタイプで、結構その女性の扱いとかですね、
その世の中の生き方みたいなですね、なんかそういうのを少年に教えてくれたりするですね、
すごい面白いオッチャンなんですけども、結構下ネタとか言ったりする。
僕ね、このマザッパさんがね、なんかちょっと親戚のオッチャンと重なるところがあって。
ああ、そうだな。ちょっとわかるな。
確かにね、子供の時周りにこういう大人の人がちょっといたなっていうのはですね、思いながら読んでましたね。
結構ね、マザッパさんはページサイトで語られますもんね。
ステーブルで出会う人たちを、一人一人のエピソードを掘り下げて書いていて、みんな好きになっちゃうんですけども。
30:05
もう一つ、ちょっと心に残ったのはフォンセカさんというですね、文学者の人なんですけども、
このフォンセカさんはもうラマディンがすごい好きになってですね、
ラマディンもやっぱりその学者を目指したいというかですね、フォンセカさんと同じような道を歩みたいという思いがあって、
ほんと崇拝するんですけども、このフォンセカさんが少年たちに文学について教えてくれたりして、
その後、主人公は、でもラマディンじゃなくて主人公が作家になるんですね。
ただですね、フォンセカさんについては、主人公は数年おきにフォンセカさんを思い出しては、図書館でフォンセカさんの名前で検索したりして、
ラマディンがフォンセカさんと連絡を取り合っているというのは知っているんですけど、
でも自分から連絡を取ろうとはしなかったと。
でも自分が困難な時ですね、フォンセカさんのような人が何かあった時、駆けつけてくれる、
そういう存在であるというのはでも知っていたというですね。
だからそういうのを書いていて、このフォンセカさんへのこの思いという部分ですね。
連絡を本当は取りたいと思っていると思うんですけども、自分から連絡はせずに。
でもフォンセカさんの名前は数年おきに調べたりするというですね。
こういうのもちょっとわかるなというのは思いましたね。
多分この経験がゲルを作家にしているような感じがあるから、すごく現体験みたいなところもありますもんね。
そうですね。結構複雑な心境というのはここで語られているなと思いましたね。
あと印象的だったのはやはり生涯の友人となるラマディンの存在ですね。
マイケルはイギリス渡った後もラマディンと友達関係というのは続いていたんですけども、
ただですねちょっとしばらくとはいえ20代になって疎遠になってしまったところがあって、
でもラマディンが若くして亡くなってしまったというので、
そこでですねマイケルがラマディンについていろいろ思い起こすんですけども、
そこでどれだけラマディンに影響を受けていたかと。
でラマディンについて自分が気づけなかったこと、
ただそれはフォンセカさんが見抜いていた、
ラマディンというのが実はすごい優れた知性を持っているというところですね。
なんかそういうのをですね、死んだ後にマイケルがそこを気づくというですね、
そんなところもあってですね、ここも読んでいてすごい悲しくもなるし、
ちょっと心がかなり揺さぶられたところでしたね。
このエピソードは歌詞と同じ流れで描かれるというか、
同じぐらいの半分ぐらい読み進めたあたりでは描かれるんですけど、
ラマディンのエピソードは本当にすごい切ないというか、
辛いなと思うところと、
あとやっぱり現実的だなと思うのは、
158ページでやっぱりそのラマディンの死を受け入れるというか、
直面してしまったマイケルがセリフである、
セリフというか字の文化ってあるんですけど、
33:01
なんか、僕は冷たい心の持ち主だ。もし大きな悲しみが近づいたならば、
急いで壁を築いて、心の穴が深くなりすぎないようにする。
壁は立ち回って出来上がり、崩れることはない。
っていうことを言った後に、本音を言うなら、
ラマディンが昔からの親しい人間だとはあまり考えなくなっていた。
20代には別の誰かになることに追われるものだ。
このあたりも少し続くんですけど、
なんかすごいレアリティがあるし、
友人の死っていうのをどう受け止めるかみたいなところは、
自分は正直、20代ですごく親しい人を失くした経験というのはないので、
ちょっとイメージするしかないんですけれども、
なんか上手く悲しめないんだろうなっていうのがここでちょっと出てきて、
すごいここは、めちゃくちゃリアリティもあるし、
共感というか、心を持っていかれてしまったところでもありますね。
本当ね、この辺語りだすとね、キリがない。
本当ないなと思っててですね。
どうなんですか、少年時代のこの21日間の思い出っていうのが、
本当にすごい特別すぎてっていうのが、
もしかすると大人になって作家になって、
こうやって振り返っていくことで、
より特別な記憶としてなっていったのかなと。
気づけてる部分っていうのは絶対あるでしょうね。
そうですね。
僕ね、ちょっと好きな言葉が164ページにあってですね、
人は時として若いうちに生まれ持った本当の自分を見つけることがある。
最初はささやかな芽生えに過ぎないが、
やがて大きく育っていく。
そんなものに気づく場合だっていうのがあってですね。
これがどういう話かっていうと、
マイケルが船に乗っていた時、
カシウスとラマディンの2人からマイナと呼ばれていたんですね。
ちょっとこれは勘違いがあって、
マイナって呼ばれてしまったんですけども、
その船に乗ってる間はずっとマイナマイナと呼ばれていた。
ただ後にも先にも、
マイケルのことをこのマイナと呼ぶ人っていうのは、
もうその2人しかいなくて、
マイケルにとっても本当の自分っていうのが本当の自分でいた時っていうのは、
このマイナであった時だっていうのをですね、
ちょっと連想できてですね。
実はあの短い21日の中で、
マイケルっていうのは本当の自分っていうのをそこで見つけることができたんだなっていうのは、
ちょっと思いましたね。
それはその当時じゃなくて、
もしかすると後々作家になって振り返っていって、
あの時本当の自分があそこにいたんだっていうのを、
もしかすると後で気付いたのかもしれないなと思う。
まあでもね、そういうちょっといろんなことをね、
考えさせてくれるすごい良い文章だなと思いましたね。
マイケルにとってやっぱりラマディンとカシウスが大きすぎるなっていうのはちょっとありますね。
最後、いつも通り感想とどんな人に読んでもらいたいか話して終わりたいと思います。
じゃあ私の方から。
これはやっぱりですね、ちょっと繰り返しになっちゃいますけれども、
やっぱり大人になってしまった人たちという感覚を持っている人には読んでもらいたいなと思います。
大人になるってこういうことかなみたいなのがちょっと描かれていて、
36:03
なんかだいぶ私は心を揺さぶられました。
で、なんかこの大人になるって、だからどういうことって、
なんかうまく言えなくて、なんか一言じゃ言えないんですけど、
でも何かこの考えるヒントとか自分の中で響くものが絶対あると思うので、
ぜひ子供から大人になってしまった皆さんには読んでもらいたいなと思います。
大人になって子供の時代を振り返った時に、
大切な一瞬があるってことがすごく重要なんだろうなと思って、
それを大切に持ち続けるっていうことがきっと人生にとっては大切なことなんだろうなと感じるような一冊だったので、
ぜひ興味を持った人は読んでもらいたい一冊ですね。
そうですね、すごい良かったですね。
オンダーチェンのこの描写力が本当すごいなと思っていて、
映画を見たような感覚で小説を読んでいました。
この小説も本当に何年も心に残る自分の中の名作になったと思いました。
と思ったのがこの作品、子供の頃にしか見れない奇跡的に美しい瞬間っていうのがあるとしたら、
多分主人公は作家になってそれを描こうとしたんじゃないのかなと思ったりしてですね、
主人公もそうですがオンダーチェンもそうなのかなと思ったりしました。
この本は現実逃避したい人にも、逆に自分を見つめ直したいと思う人にも、
読んだら感じるものはあるんじゃないかなと思いました。
すごく結構みんなにお勧めできる本だなと思いました。
ありがとうございます。
そうですね、これは押していきたい本ですね。
じゃあ次回告示で終わりたいと思います。
次回はジェンリース短編集、あの人たちが本を焼いた日をご紹介いたします。
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ではまた来週。
ありがとうございました。
38:41

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