バランスがいいのか悪いのかもよくわからないですけどなんかすごいなっていうと感じますね。
いや俺これかなり惚れ惚れしましたね。個人的にはちょっと映画になった時にもうフルナレーション入れてほしい。
これが映画になったとしたらもうフルナレーション入れてほしい結構詩的なところがめっちゃかっけえなと思う。
詩的だし本当は哲学的だと思いますしトマスの言ってることを聞くだけで本当にすごいそれだけで本当この小説は楽しめると思うんで。
次の魅力を話していきたいんですけれども登場人物ですね。かなりキャラが立った登場人物多くて
中心となるのは主人公のトマスそして彼の恋人であるジョン・コールそしてですねもうこの2人の娘と一定ぐらいの関係になるウィノアというインディアンの娘がいるんですけれども
この3人の愛かなが描かれていると思うのでそこにだいぶ引き込まれてきますね。
これはそれぞれ個性があってそれをちゃんと描かれているんですけれどもこの3人がですねお互いのためならですね自分を犠牲にすることは厭わない関係が出来上がってくるんですけど
やっぱりこの関係が出来上がる過程っていうのもこの小説は見せてくれるのでそこも非常に魅力だなと思います。
トマスとジョンは同性だけれども恋人同士でトマスにはちょっとあらすじのあたりで触れてますけど女性的な美しさがあるのかな
もしかしたらちょっと直接的には描かれてなかったと思うんですけどそんな感じが印象を受けました。
ウィノアはインディアンの娘なんですけれども2人と行動を共にしていくので娘のような存在になっていく。
この3人はもう一般的な家族とは言えないんですけれども家族のような絆を育んでいくそんな3人ですね。
これも組み合わせを考えるとすごいですよね。男性同士のカップルで娘というかその引き取った少女ですけど
インディアンの何ていうか本当は敵対している相手の娘を引き取ってその3人がすごい本当に強い絆ができていくっていう
これは読んでる時はすごい違和感とか本当なくてですね。自然とその状況を受け入れられたんですけども
改めて考えるとこの組み合わせを成立できるっていうのはやっぱりこの小説の面白さなのかなと思いましたね。
普通ではないっていうか。
やっぱりトマスとジョンにはウィノーは必要だったんだろうね。自分たちの娘という意味の存在は。
それは読んでいて感じるし、ジョンもトマスもウィノーがいないと生きていく意味がないみたいなぐらいの気持ちでいるし。
時代的に考えたりとかすると結構やっぱり歪だあると思うんですけど
トマスとジョンはきっと白人だからとか男だから女だからとかじゃなくて
その人の本当の部分みたいなのを見れる人たちなんだろうなってちょっと思いましたね。
だから成り立ったんだろうなと。
これでも小説を読んでいくとその3人だけじゃなくてですね。結構他の人物もキャラが立っていて
最初にこのトマスとジョンの2人をちょっと手を差し伸べてくれるような人として
ヌンさんというですね。これは単行の街での酒場のオーナーというかバーテンダーの人なんですけど
ヌンさんが助走してダンスをするっていうそういうショーを企画していて
そこですごい支援してくれたりしてそれがいい人だった。
すごく後々も関係が続いていい人だったっていうのがだんだんわかってきたりとか。
あとは軍隊の同僚ですね。この軍隊の同僚人とかも何人か同じチームというかグループに
同じ隊にいた人たちとやっぱり仲良い人ができてくるんですけど
共に本当にすごい特別な絆ができたりとか。僕は個人的にはこの軍隊の上司的な
上司というかもっと上の上層部的な立場にいた少佐と呼ばれる人ですね。
この人はなんかすごい異質だなって思いましたね。
すごい今っぽい人に感じましたね。
南北戦争があったりその前のインディアン討伐であったり
というのを率いていた立場の人なんですけど
すごい優しくて良心的なんですよね。
考え方もちょっと今の現代社会に近いのかもしれないとかちょっと思ったりして
とはいえとんでもなくえげつないことをやっていたりするっていうですね。
立場的にそうだったのかもしれないですけどやっぱり戦争をしているんで。
そんなことをそれをしてたんだけどすごく小説を読んでるとすごく良心的な人として
呼べてしまうっていう。
そんな人も本当にいたんだろうかってちょっと気になるような人でしたね。
小佐のキャラクター設定は結構他のキャラクターも本当人間味しかない
登場人物しか出てこないのでそれも本当この小説魅力の一つだなと思うんだけど
小佐はね結構この話の中でも印象変わったりするしね。
状況が状況だったりするんで彼もちょっと悲惨な目にあったりとかもするので
なかなかもう仕方ない部分ではあるかなとは思うけれども
小佐はかなり人間味があるようだなと思って。
ヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤン
出世したけど最後一応大佐まで行ったからね。
大佐まで行ったから。
小説の中ではトマスからは周りからはみんな小佐って呼んでるんですよね。
小佐と呼びたいみたいな感じだったんだけど。
だからこういう人物が正直出世するっていうのは結構自分としたイメージ最初できなかったけど
ちょっとこの良心がやっぱり邪魔するんじゃないかなって思ったけど
でもそんなこともなくやっぱり上がってくるんだなって。
小佐に声をかけられたらもう断ることができないというか
もう喜んで戦争に加わっていくみたいな人が周りにいっぱいいるっていう。
人望は厚かったわけですよね。
最後のちょっと魅力というかこの小説のジャンルみたいな感じになっちゃうのかわからないですけど
西部小説であるということですね。西部劇のような小説であるということですね。
これやっぱ最初にも触れましたけど南北戦争のシーンとかインディアン討伐
あと結構道中遭遇した男たちとの戦闘みたいのがあったりして
結構銃撃戦だとか馬で追いかけられたりとかですね。
結構割とこの西部劇っぽいシーンはめちゃめちゃ描かれます。
結構描写力がやはりすごいのでかなり戦闘シーンはですね
ちょっとまるでその場にいたような気持ちになるぐらい緊迫感がありドキドキしましたね。
そうですよね。なんか妙な生々しさみたいなのを感じましたね。
この戦争のシーンとか。なんかそのただ戦っている人たちだけじゃなくて
なんかその太鼓を叩く役割の少年が軍にいたりとかするんですけど
そういうちょっと少年を描いていたりとかですね。
意外とそのいろんな立場とかあと戦争に
じゃないんですけどその行軍の描写とか結構その飢餓との戦いで
なんかやっぱり食べるものがなくて本当大変とかですね。そういうところもあったりして
それを踏まえての戦闘シーンが結構あったりするんで
なかなか強烈なインパクトを感じましたね。
個人的には南北戦争を描いた作品を読むのはもしかして初めてかもしれないと思っていて
まったく触れなかったわけじゃないと思うんですよ。これまでもいろんな作品を読んでいる中で南北戦争の話は出てきたと思うんですけれども
こういうカチューを描いた作品ってのはもしかして初めてなのかなと思っていて
というのは歴史上の出来事としては自分は知っていたし同じ国が南北で分裂しちゃって戦争をしていたっていうのはもちろん認識としてはあるんですけれども
このスパンで描かれる作品って多分触れたことがなくて
そうか南北戦争って知識とは知っていたけど5年ぐらい続いていて
しかも同じ国で二分しているからアメリカ人同士の戦闘だし
結構今回実感を持って迫ってきたんですよ。なんか衝撃が結構あったというか
やっぱりこれって映画で描かれてもこの時間のスパンって多分表現するの結構逆に難しいなと思っていて
小説だからこそ結構描くことができている部分なんじゃないかなとちょっと個人的には思ったと思うんですね
言われるとそうですね僕も南北戦争を扱ったものは確かに初めてかもしれないですね
なんだろう残酷さというか強烈な
今の時代が考えると昔例えば日本だってそれは戦国時代があって同じ民族同士で争っていたのも
もうじゅじゅ分かってるんだけれどもでもなんかやっぱそれを実感として持つのってやっぱり結構難しいなってちょっと思って
しかも19世紀ってもう結構最近じゃないですか感覚で言うと結構衝撃力高かったんですよね
そうですね
そんなところで
そうですね僕は南北戦争じゃないんですけどその手前のインディアン討伐の話とかは
コンマックマカーシーという作家がブラッドメリディアンという作品で題材にしていてですね
そことはかなりイメージが重なるところがあって読むことができましたね
違いとして感じたのはこれはもう僕の受け取り方主観みたいなものが入っていると思うんですけど
コンマックマカーシーの作品だと軍隊側というかあれかインディアン討伐隊の方はそんなにインディアンを恐れていないというか
それでお金儲けになるんでどんどん本当に攻めていこうという感じなんですけど
今回の終わりのない日々はやっぱ登場人物結構みんな人間味があるんでやっぱり弱さとかも抱えていて
インディアンの中でもアパッチ族は本当にやばいからちょっともう近寄ったら本当に殺されるって思ったりとかですね
で怯えていたりとか何とか族は大丈夫だけど何とか族と何とか族はもう絶対ダメだとかですね
結構そういう心理描写があったりしてその辺はちょっと面白いなと思いましたね
ああそうなの確かにね
逆にマカーシーのブラッドメリディアンの舞台が特集だったのかもしれないですけど
本当にもうやばい人物ばっかりしか集まってなかったんで
ブラッドメリディアン私読んでないんでちょっと気になるな
じゃあそんなところでちょっとストーリー紹介入っていきたいと思います
割とですねあらすじがこの小説の前半部分によっていたので
ネタバレ気にしつつなので最後までは行かないんですが
割と大枠のちょっとここで話したいなと思います
時代は19世紀半ばの開拓時代ですね
アイランドからアメリカ大陸に渡った主人公のトマスがジョン・コールという男と出会うところから話は始まります
2人はダグズビルという単行の街で金のために助走して踊ることになります
この時ですねトマスは開放感を味わっていくと
その後2人はやはり生きていくために金のためにですね軍隊に入ります
インディアンとの戦闘があり彼らはですねギリギリの状況を生きながらえていきます
ただですねインディアンと一時的に和平交渉が行われ平和がちょっと訪れますね
しかしインディアンが移住しようとしている人たちを襲ったという情報があり
軍はですねインディアンを攻めることを決めますが
先行した20名程度の兵士が不意打ちみたいな感じだったのかなにあってほぼ全滅してしまいました
これによりですねそのインディアンの首長である
最初に馬を捕まえた男と呼ばれている男がいるんですけれどもその男を追うことになります
でそのインディアンの集落を軍は攻めるが最初に馬を捕まえた男はそこにはいない
軍はですねあのその集落の女性と子供を殺さずに自分たちの砦に連れて行きます
その中にはですね最初に馬を捕まえた男の娘もいました
で海外にですね教育を施したりとか割とこう一緒に生きていこうとしますね
でトマスとジョンはそのインディアンたちの娘の一人ミノワという女性と仲良くなってきます
で最初に馬を捕まえた男がですねちょっと交渉の上娘の取り返しにやってきました
でこの軍の少佐はですね返してやることを決めるんですが
この最初に馬を捕まえた男と娘が帰ってくる時ですね
取り出から帰ってくる時ですね恨みを持っていた兵士が彼らの猿木は発砲します
結果ですね最初に馬を捕まえた男ではなくその娘に着弾して死亡してしまいます
でこの最初に馬を捕まえた男はそのまま去るんですけれども異婚が残るという形になりました
やがてトマスとジョンは軍から退役する時がやってきました
絆が生まれ伝ったミノワを連れて再びダックスビルへショーをやって
3人で穏やかに暮らす日々が始まります
けれども南北戦争のために軍にまた召集されます
少佐からですね手紙が来ますね
激しい戦争を生き残っていく2人なんですけれども
この南北戦争のシーン結構続くんですが
この戦争をどうにか生き延びて2人は海の後再会します
けれどももうちょっと仕事がない状態でして
そんなおりですね一緒に南北戦争を戦った戦友が
自分の農場を手伝って欲しいという連絡が来ます
3人は農場に向かい道中危険な目にも遭うんですが
無事たどり着きまたこの農場で穏やかな日々を過ごせると思っていたんですが
この時ですねまた違う戦友がですねミノワを連れて行くために現れます
インディアンの最初に馬を捕まえた男が
この時当時少佐だった男が今大佐になってるんですけども
大佐になった男の娘を連れ去られており
ミノワと交換してほしいという話をしているということです
ミノワはこの交換に応じようとしていきます
ミノワを救うためにトマスは行動するのだが
てんてんてんてんってこれぐらいにしておこうかなと思いますね
もうこれがざっくり200ページぐらいかなもう3分の2ぐらいがぐらいの話ですね
かなりもう南北戦争のところから結構さらっといったんですけど
このあたり結構厚めに描かれますね
この後の最後の展開がすごい良くてネタバレのあれで言えないんですけど
もう最後の3分の2以降は本当に一清みになっていくぐらいの展開になるかなと思いますね
俺は夢中で読んじゃいましたね
いやいや僕もそうです最後めちゃめちゃ面白かったですね
面白かった
もうこのトマスのねどうしたらいいんだろうみたいな