1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 第82回 11・9光年の彼方より、..

【今回の紹介本】

■『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー著

※注意 ネタバレあり回です!

前回に続き「プロジェクト・ヘイル・メアリー」をご紹介。今回は上巻の途中から下巻にかけてネタバレを含めて話していきます。
ただ、本当のラストまでは語っていないので、最後がどうなるかはぜひ読んで楽しんでください。

また、6月25日配信の無料登録のメルマガでは、ラストの展開まで語った内容をお届けします。
本書を読まれた方は興奮を共に味わいましょう!
※メルマガは過去配信の記事も読めますので、いつご登録いただいても大丈夫です。

【番組内で紹介したトピック】

■『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 早川書房

https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014995/


【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35


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【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

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読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:02
文学ラジオ 空飛び猫たち
人類の希望は遥か11.9光年の彼方。太陽エネルギーを食べてしまう未知の地球外生命体アストロファージの謎を解くべく、一人宇宙空間で奮闘する男の育成は。
前回はプロジェクト・ヘイル・メアリーの上巻をネタバレなしで話していましたが、今回は上巻の途中からと下巻をネタバレを含めて話していきます。
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ 空飛び猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人を語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きの海の大地と羊を巡るカフェの三枝の二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお気になる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
今回紹介するのは先週に続いてになります。
プロジェクト ヘイル・メアリー 下巻 アンディ・ウィアー 長 尾乃田 和子さん役 早川書房から2021年12月に出版されたものになります。
前回に続いてのご紹介ということなんですけども、前回は主に上巻の途中までなんですけども、
全体的な魅力と大きなネタバレをしないように話をしていまして、ストーリーの触りの部分だけ紹介していたという内容になっていました。
今回の方ではガッツリネタバレしようと思っていまして、読んだ人も一緒に楽しめるような内容になるのかなと思っております。
ただですね、読んではいないけどどういう話かは知りたいなと思っている方もいらっしゃると思いますので、
もしそういう方が聞かれても大丈夫なように、今回話していく内容では最後までは語らないようにしています。
本当の本当のラストの部分、一番クライマックスのところはお楽しみにしていただけたらなと思っています。
本当の本当のラストの部分はメルマガの方で音源を配布しようと思います。
6月25日配信の登録無料のメルマガの方で最後までお話した内容をお届けする予定です。
このメルマガはいつ登録してもweb記事版に入れるようになるので、過去のメルマガもいつ登録したとしても読むことができるようになっている仕組みでございます。
なので6月25日過ぎて登録しちゃっても聞けますので、ぜひお気になる方は登録してみてください。
詳しいことは番組概要欄に書いておりますのでご確認ください。
大前提としてですね先週放送したプロジェクトヘイルメアリー上巻をですね必ず聞いた上でこのエピソードを聞いただけるとありがたいです。
03:01
ではちょっと下巻の話に入っていきたいなと思います。
でこれもし上巻パートをですねyoutubeにするならサムネイルは1ページ目から面白いというようなあのサムネイルがバーンって出ると思うんですけど。
もしyoutubeにするならねポッドキャストじゃなくてね下巻はですね宇宙で見つけた最強の相棒っていうのがサムネイルにバーンって出るんじゃないかなと思うような内容になっております。
確かに相棒というのはね。
そうですね。
もう相棒ですよ。
下巻は。
相棒が登場しますからね。
ではここからですねあの下巻の作品紹介をしていきたいと思うんですけども。
その前にですね前回の上巻の振り返りも含めて簡単なあらすじを引用して話していきたいと思います。
人類の希望は遥か11.9光年の彼方。
たった一人の冴えた相棒と謎の解明に挑む未知の地球外生命体アストロファージ。
これこそが太陽エネルギーを食べて減少させ地球の全生命を絶滅の危機に追いやっていた者の正体だった。
人類の栄知を結集したプロジェクトヘイルミアリーの目的は他の方星が光量を減少させる中唯一アストロファージに完成していないタウセチに赴きその理由を探し出すことだ。
そしてヘイルミアリー号の上空民の中唯一タウセチ星系にたどり着いたグレイスはたった一人でこの不可能ミッションに挑むことになるかと思えた。
2021年アメリカでの発売以来ニューヨークタイムズをはじめ様々なベストセラーリストに上がりライアンゴズリング主演で映画化進行中のファーストコンタクトSFの新たな近似となります。
この後はですねガッツリネタバレしながらちょっとストーリーの話をしていきたいと思ってるんですけれども
今ちょっと三重さんが読んでもらったあらすじのところでグレイスはたった一人でこの不可能ミッションを挑むことになるかと思えたと書いてある通りですね。
まあちょっとこの上巻には全く…上巻てか我々が話してる上巻エピソードでは全く出てこなかった要素がこれからもう速攻で出てきます。
でもこれからもうネタバレになると思ったんでここはもう完全に伏せていたんですが
上巻の150ページ過ぎたぐらいにですね
グレイスこと主人公である僕がタウセチに到着したあたりでですね
宇宙船が近づいてきます。
これが異星文明との出会いファーストコンタクトになりますね。
そのあたりからちょっと話をしていきたいと思います。
徐々に記憶を取り戻しながらですね太陽系とは違う構成のタウセチに続いた主人公の僕なんですが
まず最初にやることはですねタウセチから太陽と同じようなペトロバラインが出ているということを観測します。
これがないとですねここに来た意味がないのでペトロバラインが出ているけれども
このタウセチは同じようなアスタロファージがいるのにエネルギー現象が起きていないということをとりあえず確認します。
この原因を突き止めることができれば地球を救うことができるかもしれないとそういう状況に今あります。
06:03
まだ記憶が全部戻ってきたのでヘールメアリー号の動かし方もちょっとよくわかってないので
そういうのもちょっと確認しながらですねヘールメアリー号をガーッと調べていると
気づいた時にはですねヘールメアリー号の隣にですねめちゃめちゃ大きな物体がありました。
どう見てもなんか人工物だし宇宙船ではないかと思います。
地球からもしかして自分たちが出た後にまた新しい技術で出発されたものなのかな一瞬思ったんですけど
でも地球のちょっと感覚が違うような形が見受けられるので
どうやら間違いなく異星文明のものだろうなと思い当たります。
めちゃめちゃ興奮した僕はですねこの宇宙船との交信を試みます。
まずちょっと微妙な一瞬だけ加速して船を揺らすということをしてみたら
全くとの異星文明の船がですね同じような動きを返してくれました。
こっちが船を動かすと同じように船を動かして返してくるということで
なんか更新が始まります。
その結果ですね異星文明がシリンダーのようなものをこちらに投げてきました。
それをまあうまくキャッチした僕はですね船の中でそのシリンダーを開きます。
シリンダーの中身はですね模型でかなりあの成功の模型で
恒星の形とかタオフ地の形とかがこう再現されていて
でそれから目印になっている形で異星文明が自分たちがどこから来たのか
っていうのを伝えてきました。
それはもちろん太陽系ではない全然違う恒星系の中にある人類がですね
一応見つけていてエリダニ40星系と呼ぶ星でした。
もちろん人類はそこに星があるということは知っていたんですけれども
そこに文明があるということまではさすがに突き止めてなくて
初めて会ったこの異星文明となります。
僕はですねこの異星人のことをエリダニという星の名前から
とエイリアンという名前をくっつけてエリディアンという名前で呼ぶことにします。
このあたりからですね主人公がですね名前を付けることにね
全く躊躇しなくなってきて結構適当な名前を付け出すっていうことがたびたび起こります。
結構そこがいいものはたっぷりで笑えたりします。
このシリンダーとかを投げ合ったりして何度か更新が始まっていくんですけれども
向こうがですねそれを使ってシリンダーというか模型みたいなのを使って
ドッキングしないかという提案をしてきます。
このエリディアンはですねめちゃくちゃ物を作るのがうまいんですよ。
なので瞬く前にですねこの2つの船を繋ぐトンネルを作り
トンネルの中に壁を作ってそれがエアドッグお互いの大気を守るものになって
トンネルはあるけれども壁1枚隔てて会えるという状況になります。
これが結構エリディアンがいろんな物質を作るのがうまいので
最初の一番最初の扉はですねいろんな物質があるんですけど
中に1枚だけですね透明になっていて向こうが見えるぞっていうのになっていて
それに主人公が興奮してそこに見て
向こうに異星人がいるっていうのはちょっと確認するんですけど
その辺りも結構ですねなかなか面白いんですけど
エリディアンとしてはどの物質が地球人にとって一番いいのか調べたかったらしくて
主人公がその透明なパネルに興奮したのを見て
09:01
エリディアンはそれで全部壁を作ろうとします。
1回ちょっと筆に戻っててくれという指示を受けて戻っていると
エリディアンがダーッとですねその扉をですね透明なものにします。
で終わって透明な壁を枝立てて対面するんですけど
そこでようやく僕は異星人の姿を見ることになるんですけども
異星人はですねなんか体は岩のような形で出てきて
形は雲みたいな感じで5本の指が出てて
2本の指をメインで使うような形ですね。
駆け爪のような指がついていて
大きさは犬ぐらいちょっと小型ですかね
犬ぐらいの大きさになっているので
結構小さな生命体でした。
で主人公はですねその姿を見て
まあ岩のようだからロッキーと名前を付けます。
というのがもう上巻なんですけど
150ページ目からダダッといきなり描かれて
ここからちょっと物語がすごく加速していきますね。
結構ねこのまさかのファーストオープンとか
いきなり訪れてなんか読んでる時は結構びっくりしましたね。
それで急に出てきたってなりましたしね。
まあダーッと話したとき
結構恐ろ恐ろコミュニケーションを取り出すんですけど
途中からもうなんか振り切れる感じがあって
すごい面白いですよね。
最初この異星人と大丈夫なのか
敵じゃないのか殺されたりしてないのかとか
いろんなこと考えて慎重に接するんですけど
結果的にもう情報が欲しいってことで
であと主人公は頭がいいので
もし向こう側がどういうつもりで
こう接触してきたのかってなると
いろんなことを推測して危険はないだろうと
危険をお互い犯す必要がない状況で
接触してきてるので危険はないだろうということとか
まあ推測ですけどそのあたりをもって
こうコミュニケーションを取っていくっていうところですね。
そうですよね。
しかもここでコミュニケーション取れてるっていうのが
なんかね結構面白くて
向こうがシリンダー
シリンダーっていうのが筒のようなものなんですけども
それを開けると毎回何かの模型が入ってて
その模型の意図を読み取ると
こうして欲しいんだっていうのが
主人公が理解してっていう
そのコミュニケーションの取れてるっていうところが
ちょっとびっくりしたというかですね
これはなかなか人間に近いんじゃないかな
違う言語の人と違う文明の人と
会った時のこのコミュニケーションの取り方ですよね
形で示していくっていう
ではですねちょっと続きを話していこうと思います
そこでファーストコンタクトが訪れて
主人公がロッキーというエリディアンですね
異星人と交信を始めるんですけども
その交信というのが会話ですね
どうやらロッキーは音でコミュニケーションを
しているらしいということが分かってきます
これはもう人類と同じで
主人公がロッキーの発した音を
パソコンに使って音を覚えていってですね
意思疎通を図れるようにしていくと
これもですね最初時計をロッキーに見せた時に
12:01
ロッキーも向こうの時計を見せてくれたりして
そこで共通の認識というかですね
そういうのが取れるようになってきて
それでだんだん意思疎通
言葉の方もですね理解が進んでいっていきます
ロッキーの特徴としてはとんでもなく記憶力が良くて
一度聞いたことは忘れないというですね
ちょっとパソコンみたいなものをですね
人間の脳とは違って
本当パソコンのメモリーみたいな形で
キャパまでデータを保存しておけるみたいなですね
そういう作りみたいだと
主人公はロッキーの発した言葉というのを
パソコンにストックを作っていって
だんだんコミュニケーションが円滑になっていくと
そこで分かってきたのがロッキーも同じくですね
主人公と同じような状況で
アストロファージを何とかしないといけないと
ということでタウ説に来ていたということが分かります
このままだと自分の母性が滅亡してしまうという状況だったので
これはもう地球と同じですけども
そういう目的が一緒ということで
お互い協力してこの問題を解決していこうというですね
という風になっていきます
また同時にですね
お互いこの主人公とロッキーは
複数の人たちとクルーに乗ってきたんですけども
お互い最後の一人だったということも判明します
ロッキーの仲間は母性を出た時は23人いたんですけども
タウ説にたどり着いた時は
ロッキーだけになっていたと
これですね
なぜロッキーだけが生き残って他がみんな死んだのかというのはですね
またおいおいで話すかもしれないところですね
で、情報交換を進めていくうちに
ロッキーというかですね
エリディアンの異星人の生体というのも明らかになっていきます
まずロッキーはアンモニアの大気の中で生きています
人類からするとですね
向こうの空気を吸うとめっちゃ臭いという風になってしまうのがありますね
気圧が地球の29倍あって
そういうのでその大気の成分が地球とは違っていると
で、地球に比べるととんでもなく高温の中で生きていると
なので直接ロッキーに触れたりすると
すごい大火傷をしてしまうという
そのくらいの温度差があると
なので人間とエリディアンというのは
同じ大気の中で生きることはできないというのが
その生体の違いとしてあって分かってくると
またですね
光を感じる感覚がないことも分かってきます
エリディアンは大気の問題から
光勢の光が届かない
太陽の光が届かないと
地球だと深海の本当に奥深くにいるような
のと同じような環境ですね
なので光がなくてもものが分かるように
聴覚が進化しているし
音ですべてのものを捉えている
というのがこのロッキーというかエリディアンの特徴です
またエリディアンの星は光が届かないので
宇宙からの放射線というのも通さないようになっていました
なので彼らは放射線の存在を知らなかったんですね
15:01
これがですね
ロッキーたちが23人で母星から宇宙に来た時に
ロッキー以外が死んでしまった原因というのが
実はこの放射線を浴びてしまったというのが
原因として分かってきます
じゃあなんでロッキーだけ死ななかったかというと
ロッキーはエンジニアという立場で
そのものを作ったりですね
実際にちょっと大工さんみたいな感じで
修理したりものを作ったり
そういう船の工作員だったんですけども
船のエンジンの近くに部屋があって
エンジンの燃料というのは
アストロファージを使っていたんですね
ここでアストロファージというのが
太陽のエネルギーを吸収して
それをエネルギーに変換して
出すということができるので
エンジンの燃料になるんですけども
アストロファージがその放射線を通さないので
なのでロッキーを守ってくれていたというですね
そういう偶然によってということが分かりました
そんなロッキーについてだんだんと
分かってきた主人公ですけども
お互い惑星を救うというですね
ここは思惑が一致して
2人でタウセチから
ペトロバーラインが出ている星に向かいます
ここにですね
今回のアストロファージに感染した
星を救うヒントがあるんじゃないかということで
行くんですけども
その目的地の星ですね
そこをエイドリアンと呼ぶことにして
そこから2人の協力関係が
相棒同士になっていくというですね
そこが始まっていくというところですね
まずこのパートネティブが
感動するのはまず
感動というかすごい
一番最初に泣きそうになっちゃったのは
このロッキーと
僕の境遇が一緒だって分かる瞬間があって
お互いが最後のクルーの一人だったって言って
すごくお互いが共感し合うじゃないですか
そこがもうなんかちょっとググっときて
結構情感
まだ情感なんですけどこれ
泣きそうになっちゃったっていうところですね
このロッキーっていう
異質な岩の姿をした生命体に対して
僕がそれに対して
あんまり躊躇なく
受け入れていくというか
怖いとか気持ち悪いとか
そういうのをほぼいたかずに
仲間だみたいな
同じ立場にいるものだっていうことで
すごく共感する
あっちも多分その感じがあって
そこがなんかすごくちょっと感動しちゃいましたね
そうですね
主人公の状況
それまでの状況からすると
絶対孤独で
どうやってこのミッションを
遂行していくんだろうって思っていたら
ロッキーっていうすごい優秀な
相棒に近い存在が現れて
そうですね
ここは確かにすごく希望の出てきたところで
山あり谷ありでいくと
ここから山が見えてきて
山になってくるっていう
そんなところで確かに
いいところですよね
あとちょっと面白いなと思っていたところだと
最初は主人公ロッキーと会話するとき
ロッキーの台詞が
言葉ではなくて音符とかですね
記号とか
そういうので表示されていて
18:02
読んでると全然意味はわからないんですけども
だんだん主人公が
向こうの言葉を理解していくと
それが言葉として
イエスとかですね
質問とかですね
そういう言葉になっていくっていうところが
出てきて
そういう答えにもちょっと個人的には
楽しくて好きなところでした
申し上げると
そうですね
最後に2人で
目的地の星に行くというところで
その星をエイドリアンと名前にしたんですよ
これが
ロッキーに
主人公がロッキーに
あの星の名前自由に付けていいよって言ったら
配偶者の名前にするって言って
配偶者の名前を
人類の言葉だと表現できないので
エイドリアンになったっていう
映画ロッキーのね
映画ロッキーにちなんで
ちょいちょい面白いところ挟まれてる
好きなところです
この後の話なんですけども
過去パートの話をちょっとしたいなと思います
やっぱりずっとですね
主人公が記憶をすべて取り戻さないので
過去のパートってのがやっぱり度々挟まれます
過去パートなんですけど
この後の過去パートのところで言うと
プロジェクトヘイレメアリーで
クルーになる人たちとのやり取りが入ってきます
プロジェクトヘイレメアリーで
必要なクルー数は3名
予備の人員を3人作るとして
6人がですね
選抜されます
ここでですね
不可解なのは
主人公が入ってないんですよ
何だろうなと思うの
これは後ちょっと
いろいろ分かってくことがあるんですけども
この中でまた主人公が
クルーの候補として選抜はされてません
ヘイレメアリー号なんですけど
3人でこの宇宙空間で
狭い船内で閉じ込められることになるので
かなり精神的にきつくなる
お互いがお互いをうまくこう
対処できなくなる可能性とかがあると
この閉鎖空間における長時間の宇宙飛行は
リスクが高いということが分かってきます
それを避けるためにですね
クルーは渾水状態にして
まあ冬眠みたいなイメージなんですけど
それとはもうちょっと何だろう
レベルが低い
とにかく眠らせ続けている状態にして
目的地まで行ってもらうという必要がありました
この渾水状態にする技術が
開発されてはいるんですけれども
この技術というか
その渾水状態に耐えることができるっていうのが
ある遺伝子を持つ人じゃないと
無理だということが分かってきます
この渾水体制を持つ遺伝子っていうのは
データによるとですね
7000人に1人しかいないという確率になってきます
さらにですね
このミッションを遂行できるように
技術的な知見と
宇宙飛行士としての適正というのも
必要になってくるので
だいぶ絞られてきます
それを踏まえると
全人類の候補としては100万人はいたんですけれども
そこから選ばれていったり
自分がやりたいという意志を持って出てきたのは
この6人でした
6人っていうのが
指揮官の中国人のYaoと
材料工学の専門家のロシア人のイルヒナ
21:02
あと黒人で各国のエキスパートの
ディボラという人物がいました
このディボラのサブで
アメリカ人女性シャピロという方がいたんですが
それぞれエキスパートで
本当にこれ以上ない人選でした
主人公の僕はですね
アストロファージの知見などを
もう第一人者なので
その情報をこの科学技術的なディボラと
シャピロ日に教えるという役割になっていきます
ただこのですね
ヘイレメアリー号が地球を飛び立つ直前にですね
ちょっと思いもしない出来事が起きてしまいます
その結果ですね
ディボラとシャピロではなく
僕がですね
ヘイレメアリー号に乗るということが判明します
っていう状況ですね
ここは結構ね
痺れるところでしたね
この過去パート
主人公が宇宙に
最初は行く予定ではなかったんですけども
じゃあ何で行ったのかっていうところ
ちょっとここはもうネタバレになってしまうので
本当最後の最後に
メルマガ用で話すところには
なってしまうんですけども
ここがねなかなかのびっくりな展開で
痺れる展開で
そうなんです
めっちゃ楽しく読んでました
ここはいくつか記憶を呼び覚ましていくと
自分は科学者としては専門家かもしれないけれども
宇宙飛行機としては全くダメだったし
なんで自分がこのミッションに選ばれているのか
っていうのが結構ずっとわからないという状況が続いているんですね
途中で遺伝子の問題が出てきたんで
あ、そうか
僕は遺伝子を持っていたから選ばれたのか
他にテキニーがいなかったんだなっていう形で
ちょっと考えは落ち着いていくんですけども
実はもっといろいろあって
それが2点3点するということがちょっとわかるんで
それはメルマガで話します
あとはこのクルーの人たちの
キャラ僕結構好きだったんです
一人一人結構個性がちゃんとあって
リーダーのヤオと
あともう一人材料工学専門家で
ロシア人のイリュヒナは
上巻で最初出てきた時はもうすでに
宇宙船の中でミイラとなってなくなっていたということは
わかっているんですけども
やっぱね、ギカンのこういう
過去のくだりとか読んでいくと
なかなかクルーの人たちへの
思い入れっていうところも出てきて
なかなかちょっとね
だんだん読んでてすごい面白いところの
一方で寂しくもなってくるところでしたね
そうなんですよね
亡くなってしまった人たちの話が
結構展開されるから
ちょっと来るものがありますよね
ちょっと最後のところの話をしていきたいなと思います
ここからまたですね
現在の時間軸になるんですけども
主人公とロッキーが
その目当ての星であるエイドリアンについて
24:00
その惑星の調査を始めます
まず大気圏外にいるアストロファージを採取して調べると
特に地球とかロッキーの母星であるエリダニーにいる
アストロファージと差はなかったと同じ
ただですね
他にも生命体がいるっていうことが分かってきます
そこで可能性として浮かんできたのが
もしかするとアストロファージの捕食者ですね
アストロファージを食べてしまう生命体っていうのが
ここのエイドリアンという星にはいるんじゃないかという
仮説が生まれてきます
そうすればアストロファージの繁殖を抑えることができるっていうですね
そういう筋道も立ってきますので
そこで僕とロッキーが知恵を出し合って
このエイドリアンでアストロファージの捕食者がいるかもしれないから
探そうとなります
ここでどうしたかというとですね
そのエイドリアンという星が
すごい高温の大気圏内がすごく高温なので
宇宙船でそのまま乗り込んでいくことができないと
近づいたらちょっと危険なんで
釣りのような要領で
10キロ以上の長い竿みたいなものを宇宙船から垂らして
そこでサンプルですね
捕食者のサンプルを取ってこようというアイディアを実行します
ここでですね
この主人公もそうですし
ロッキーのもともと物を作るのが得意だし
すごい精密な作業ができるし
計算力というかそういったのもすごい高いものがあるんで
これも相当難しいことなんですけど
これを実現するために協力していくというですね
協力プレイというのが描かれるシーンになっています
アストロファージを捕食している生命体というのは
おそらく大気圏内にいるだろうというところでですね
主人公とロッキーが釣りのような道具を作ってしまって
そのアイディアを実現しようとするんですけども
それとはいえですね
やっぱりかなり危険な状態での作業
宇宙船をすごく高度に操作しないといけないというですね
かなり難易度の高いことをやって
なんとかですね
結果としてはそのサンプルの採取に成功します
そこで調べてみたらですね
そのアストロファージを食べている捕食者のよう
生命体がアメーバのような生き物ということが分かったので
名前をタウメーバと名付けたと
そこでですね
この先アストロファージの繁殖を抑える手掛かりになるんじゃないかと
すごくここでちょっと希望が見えてきたところではあります
主人公とロッキーでこのタウメーバを捕まえてですね
その前の段階でですね
やっぱりちょっと危険なかなり高温の大気圏に近づいたので
27:00
ちょっと船が燃えたりとかですね
そこでかなりも意識朦朧とした中でロッキーに助けられたりとかですね
ちょっとそんな一幕はあったんですけども
そこでもなんとか難を逃れてですね
サンプルで入手したタウメーバの生体というのを
2人で調べていくんですけども
そこで分かっていたこととして
タウメーバが金星とかロッキーの母星であるエリダニの
エリダニにとっての金星にあたるようなですね
星があるんですけども
そこの環境では生きていけないことが判明します
大気に含まれる窒素がタウメーバにとっては毒になって
窒素に触れると死んでしまうというですね
そういったことが分かってきます
そこでどうしたかというと
金星でも生きていけるように
金星に含まれる窒素がですね
3.5%大気中に含まれているんですけども
それ以上の窒素が含まれていても大丈夫なように
窒素への耐性を身につけたタウメーバというのを
品種改良して作っていくというのを主人公が思いついて
ロッキーと協力して
この品種改良というのに取り組んでいって
最終的に地球であったりエリダニであったり
というところで含まれる窒素にも耐え得る
タウメーバというのを繁殖することに成功します
ここもですねすごい
めちゃめちゃ救いのある話になってきて
ちょっとですねここで話を
小説で書かれている時間軸では
ちょっと戻ることになると思うんですけども
このタウメーバの採取の過程で
実はこのロッキーが乗っていた宇宙船というのが
往復に必要な燃料ですね
アストラファージが必要な分よりも
かなり余分に多く積んでいることが判明します
これもですねちょっと理由があって
ロッキーのいた星が
もともと宇宙に出たことというのが
なかったというかですね
相対性理論を知らなかったということで
生き返りを同じ時間で計算していたんですけども
実は帰りの方が非常に早いというですね
そういうのがあるみたいでして
そこで実は余ってしまった燃料というのが
膨大にあったので
それをですねこの主人公が
ちょっと片道切符で地球から来ていたので
自分はもう帰れないという話なんですけども
ロッキーからですね
それやったら余っている燃料を
あげるよって言われてですね
もう実は地球に帰れてしまうというですね
そんなことになってですね
こういうすごいもうね
なんかハッピーな状況が連続して
続くという展開になっています
そこでですね
主人公もロッキーもお互いに必要な燃料をですね
宇宙船に燃料も詰めたし
であとそれぞれの星でも
繁殖可能な透明場というのが
窒素耐性のある透明場というのも
用意できたし
もうこれであとはお互いの星を救いに行くだけだと言って
30:00
別れてそれぞれの星に帰還していくというですね
というですね下巻の中で後半にあたるところで
一旦ここまでをストーリーにしようかなと思っています
でこの後ですね
ちょっともちろんと言うとあれですけど
クライマックス感って思わぬ展開というのが待ってるんですけども
あとラストというのが待ってるんですけど
そこはですね
メルマガに置いておこうかなと思っています
ほぼ下巻のですね8割はここで話したので
だいぶこのままでネタバレしてますね
正直エイドリアン化で
透明場を採取する時に
船が壊れそうになったりとか
ボロボロになった主人公を助けるために
ロッキーが自分の星の大気で守られているエアドッグから出てきて
地球の大気の中で出て
地球の大気の中で出るとロッキー燃えちゃったりするんで
無理をしてロッキーもボロボロになりながらやったんで
あれこれロッキー死ぬのかなとかちょっと
正直思うシーンとかもあったりして
すげードキドキしながら読んでたんですけど
そういうのをなんとか無事乗り切ったってところで
ちょっとここは話を終えたいんですけど
この後もちょっと2点3点して
またピンチが続くんですけどね
じゃあちょっとこの後は
印象に残ったところの話とか
ちょっとしていきましょうか
下巻はちょっとこれで終わりにしていきたいと思ってます
僕からちょっと印象に残ったというところと
あと好きなシーンというところでですね
そうですねちょっと3つ4つありまして
前回上巻の話ではですね
ちょっともうネタバレになってしまうので
言えなかったんですけども
ちょっと上巻の後半の方でまず2カ所ありまして
それがですね上巻だと249ページで
主人公がセリフでですね
人類は何千年もの間夜空の星を見上げて
あそこには何があるのだろうかと考えてきた
君たちは星を見ることはなかったのに
それでも宇宙旅行に乗り出した
本当に驚くべき存在だな
君たちは科学の天才だ
というですねとですね
このロッキーと出会って言うんですけども
なんかここのセリフは結構この中では
なんかジーンと来るところがありましたね
いいですよねこのセリフね
目がないから視覚情報がないから
星とか見ることなかったのに飛び出してったっていう
すごいかっこいいですよね
しかもねその地球人として
ずっと孤独な中にいた主人公がね
スーパーセテで他の宇宙人と出会ってね
そこに対しても思いを馳せるっていうところで
なんかちょっと一緒に感動してしまいましたね
であとですねもう一個上巻の310ページになるんですけども
人類の科学とこのロッキーのエリディアンの科学
っていうのが結構似てるというか近いんですね
で何十億年もですねその星が生まれて立ってるのに
こんなに近い進歩をお互いしたっていうのが何でだろう
っていうのを主人公がロッキーに聞いたらですね
ロッキーがそうでないとならないと
そうでないと君と僕は出会わないということを言っててですね
これもなるほどと思ったところで
そもそも科学の進歩に開きがあって
33:02
どっちかが劣ってたら宇宙船作ることできないですし
でどっちかが科学進歩がもっとしていたら
もうこのアストロファージーンの問題って解決することができてるんで
そういう意味ではですねお互い同じ課題に直面している
というところで出会ったっていうですね
この理論はなるほどなと思って読みましたね
これ頭いいっすよねここね
そうそうそう宇宙のねなんかそういう法則みたいなものが
ちょっと感じれてちょっと印象に残ったことですね
なんかこのロッキーの観察力が高いんですよね
そうそうそうそうさすがね
ある意味地球人と近いところもあるし超えてるところもある
あとはそうですね下巻なんですけども
下巻の191ページでタウメーバーを使ったですね
ちょっと実験を主人公とロッキーが取り組んでいるんですけども
ちょっとその失敗した時にですね
タウメーバー全部死んでしまったと実験に失敗して
ちょっと犠牲が結構たくさん払ってしまったというので
まあ主人公とかロッキーが悔しかったりするんですけども
そこでロッキーがね言うセリフが
僕らはもっと働くとで僕らは諦めない
僕らは一生懸命働く僕らは勇敢っていうですね
まるでなんか本物のロッキーが勇敢のようなセリフをですね
言っててなんかこの辺のなんて言うんですかね
これがもしなんか人と人との相棒ものの話だったら
こういう気合の入ったセリフってすごくいいと思うんですけど
これをねなんか宇宙人のロッキーが言うとですね
なんかよりなんか人間味を感じれてですね
なんかロッキーがちょっと好きになるようなシーンでしたね
そうですねいいですよね
あと個人的にもう一番かもしれない好きなシーンはあれですね
やっぱりロッキーが燃料をくれるシーンですね
実はアストロファージーがめっちゃ待ってて
帰りの分あげるよって言ってくれて
で主人公がこれで地球に帰れるってなったところのシーンが
僕もしかすると一番好きかもしれないですね
大地さんどうですか
私はですねいやでも基本的にはこのロッキーと
この主人公の相棒関係がもうめっちゃ良くて
ロッキーにできないことは結構僕はできるし
宇宙の外に出たりとか船の外で作業するっていうのは
このロッキーの性質上エディアンの性質上結構難しいんですけど
主人公この宇宙服を着ることができたりするので
そういうことでお互い助け合うし
計算とか物を作るとかっていうのは
スーパーコンピューター並みにロッキーは得意なんで
その値を取ったりしてっていうとこの協力関係がすごい良くて
お互いが結構すごく頼りにしてる感じが
この会話からも常に感じるし
お互いが尊重し合ってるっていうのも分かるし
でもたまにお互い意思疎通できなくて
イライラする時とかあったりして
それもすごく面白いですね
結構ロッキーと主人公の関係で言うと
結構お互いが助け合ってエディアンで
お互いボロボロになっちゃった後に
36:01
ロッキー一回死んだって思ったような
動かなくなっちゃった時があって
主人公がこうすればもしかしたらって言って
ロッキーの大気の中に行ったら
結構高熱なんで大変なことなんですけど
ちょっと熱を遮断しながらやったことがあったんですけど
それがロッキーの血液が水銀でできてるんですよ
それが燃えちゃったっていうか
地球の大気の中に入った時に
主人公側の大気に入った時にちょっと燃えちゃって
煙が出てると
それをなんとかしようと思って
何か吹きかけてすすを吐き出したんですけど
すすを吐き出したから主人公が
もしかしたらこれでロッキー助かるかもしれないと思って
自分もボロボロだから意識を失っちゃったんですけど
ロッキーが復活して主人公に話すんですけど
実はそのすすはロッキーにとってかさぶたみたいなもので
むしろあった方が良かったものみたいなやつで
あやゆくちょっと早くそれやられてたら
ダメだったかもしれない
死んでたかもしれないみたいな話をされて
あやゆく主人公がロッキーを殺すところだったことが分かるっていう
ちょっとこの辺は面白かったですね
なんかそういうこの勢いで行動して失敗しちゃうことが
たまに主人公があるんですけど
でもそれでなんかこう普通だったら
すげーへこんだりとか
うわーってなっちゃったりするけど
まあへこんだりはするけど
でもなんかそこで行動を止めたりとか
躊躇したりしないっていうのは
この主人公の良いとこだなってすごく思ったし
ちょっと話変わっちゃいましたけど
この2人はすごく良い相棒だったなって思いますし
ロッキーは登場人物の中でも一番に好きですね
この作品の中で
そうですね
主人公も良いけどロッキーすごく良い
明るいし頭良いし
あと細かいところで言うと
上巻から下巻にかけても色々描かれるんですけど
過去パートでやっぱ地球の状況っていうのが
やっぱり描かれていくんですけど
このプロジェクトヘイレメアリーが
うまくいったとしても
地球に対してですね
アストロファージを何とかする可能性のあるものが
届けられるっていうのは
まあ30年ぐらい時間が
出発してから戻ってくるまで
やっぱ30年ぐらいかかってしまうと
なのでその間地球を何とかしなきゃいけないですよ
その氷河期っていうか
太陽のエネルギーが落ちてっても
地球を今の状況を保つために
それには逆に
今この現実では
地球温暖化っていうのが問題になってますけど
逆に温暖化させなきゃいけないみたいなことがあって
南極を破壊することを決意したり
あとサハラ砂漠の広大な土地に
巨大なアストロファージの繁殖場を
太陽のエネルギーを使って作るんですけど
その面積がとんでもないものなので
これもですね
地球の環境に大きな悪影響を与えたりとかして
結局このアストロファージを何とかしたとしても
地球の環境は
前よりはちょっとボロボロになってしまった
っていう問題が実は出てきてるっていうところも
結構面白くて
これに関しては正直もう
この小説の中ではどうなってしまうかというのは
最終的には描かれないんですけど
結構人間は地球に無理をさせるっていうところが
結構描かれていて
ちょっと面白かったですね
結構そうですね
この地球のその後とかを考えると
39:00
ストラットがですね
下巻の後半の方で
もともと歴史学者ということもあって
人類の歴史について
喋っているところがあって
その話だと本当アストロファージっていうのは
ちょっとした一時的なものであって
もしかすると
前後もやっぱり
人類は何か危機っていうのはあるのかなと
ただそこで起きた危機一つ一つに対して
何とかしていくしかないのかなっていう
大した話聞いてると
繋がりそうかなと思いましたね
最後ちょっと地球の話であれですが
ちょっとこの程度にして終えたいと思います
ちょっとこの後の話は
ちょっと繰り返しになっちゃいますが
本当本当最後は聞きたい人と聞きたくない人
別れると思うので
メルマガにちょっと移していきたいと思います
メルマガもですね
毎回聞いてくれてる人いると思うんですけど
この回はですねネタバレが酷いと思うので
聞かない方がいいという判断をしてもいいと思います
じゃあ最後いつも通り
感想を交えながら
どんな人に読んでもらいたいか話したいと思います
じゃあ私の方から
本当最高のSFでした
発想ストーリーキャラクター
どれをとっても本当によくて
読むのが止まらない一冊で
本当に感動したし
本当に楽しいSF読めたなと思いました
これ読んでる間本当現実逃避もできたし
いつも思うんですけど
良いSF読むと
本当現実のことが
ちょっとどうでもよくなってしまうところがあって
良いのか悪いのかちょっと分かんないなって
思うところもあるんですけど
でもやっぱりこの本は今回はですね
ラストのほんとすごくよくて
自分の人生が
この本のラストみたいな感じであったら
状況は置いておいてもいいんですけど
気持ち的にあったらすごくいいんだろうな
とか思えるような本だったんで
本当に好きになった一冊です
SFだしエンタメだし
このラジオ文学好きの人
聞いてくれる人が多いのかもしれないので
文学好きにはもしかしたら
ちょっと当てはまらないかもしれないんですけど
明るい話が好きな人には
読んでもらいたいなって思いました
結構辛い状況
絶望的な状況とかも
連続することありますけど
基本的には結構ですね
こんなに明るい話を読んだのは
久しぶりじゃないかなって思ってます
すごいいい話だったなと思いました
以上です
そうですね
僕もこれは王道の展開
特に下官のロッキーと協力して
なんとかしていくっていうところは
ちょっと王道な展開かなと思うところはあって
そういったところではほんとハズレなしの
エンタメ作品なのかなと思いました
SFエンタメですね
アストロファージとか
イリディアンとか
ぶっ飛んだ設定はあるんですけども
ただどれも基本的に
理屈がちゃんと説明されていて
理解はですね
できずには読んでいたんですけども
理解できなくても
なんか納得してしまうようなですね
そんな上手い説明をされて
読んでいきました
ほんとにSFが好きな人も
楽しめると思いますし
42:01
SFそんなに読んでない人でも
楽しめるかなと思います
そういうですね
ロッキーとの友情の話とかもあったり
あと加工パートで
やっぱりドラマ性の部分ですね
記憶を失った主人公が
記憶を取り戻していくと
そこに至るプロセスのところとか
のドラマ性っていうのも
すごく高いと思いますので
壮大な物語を読みたいと思う人には
ほんとお勧めだと思います
ありがとうございます
そんなわけで
プロジェクトヘイレメアリーを
2週にわたってご紹介しました
じゃあ次回予告させて
終わりたいと思います
次回はですね
アルフィアン・サートの
マレーソビオ州という
小説をご紹介します
短編集になっており
シンガポールの作家ですね
なります
番組の最後になりますが
サポーターというものを
募集しております
特典のメモが
週に1回配信しております
詳しいことは
番組概要欄に
記載しておりますので
そちらをご確認ください
今回プロジェクトヘイレメアリー下巻の
ラストの部分ですね
これは無料版の方で
お届けしますので
気になる方は
ぜひご登録ください
番組の回数やリクエスト
またこのラジオを聞いて
紹介された本を読みました
読み返しましたと
ございましたら
ハッシュタグ
そろそろ猫たちを付けて
教えていただけると
嬉しいです
Twitterや
インスタのDMや
投稿などで
お待ちしております
メッセージ本も
番組情報欄に
載せておりますので
そちらから
いただいても大丈夫です
この番組
気に入っていただけましたら
積極的に
拡散共有してあげると
助かります
ではまた来週
ありがとうございました
43:31

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