真夜中だけ開いている不思議な喫茶店に、導かれるのは眠れない人々。
彼らが抱える、人には言えなかった、そして、自分でも気づかなかったトゲとは。
今、世界で最も注目される、ヒーリング小説の作り手が贈る、癒しと再生の物語、眠れない夜の喫茶店をご紹介します。
どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャスです。
パーソナリティは私たちと三枝の二人でお送りします。 文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には好き、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは、ヤギサワ・サトシさんの眠れない夜の喫茶店です。リペラル社から2026年に出版された本になります。
先ほど紹介する前に、この配信がですね、2026年の11月1発目だと思うんですけど、この次の日曜日に文学フリマ東京が開催されますので、ちょっとその話だけさせてください。
まず、我々のブースなんですけど、文学フリマ東京43ですね。ビッグサイト、東京はビッグサイトで開設される文学フリマ東京ですが、ブースはですね、南12ホールのJ-49になります。
この辺り海外文学のブースが並んでるんじゃないかなと思うので、ぜひ海外文学好きは、結構出版社がいるんで、多分気になる本たくさん出てると思うので、ぜひ。
そうですね、出版社と翻訳者の方々もたくさん出展されてるんで。
そして、あとあれかな、福島信弘さんとか出展されてますね。
ちょっと前にゲストに来ていただいた、福島さんたぶん小説売るんじゃないかな。
そうですね、福島さんは純文学のエリアに出展されてると思いますんで。
売るよね、きっとね、ちょっと何を売るのか情報はまだ分かってないですけど、たぶんゲストに来てもらった時に話したリコの海とか売るんじゃないかな、もしかしたらと思うんで、行ってみてください。
なかったらすみません。
で、あとはメロンさんとか海猫座メロンさんとかもね、たぶん出展されてると思うんで、毎回のことですけれども。エリーツか、エリーツですね。
あと個人的ななんかちょっとまだちゃんと情報取れないけど、文化系トークライフの20周年記念ジムみたいなのも出るのかな、それもちょっと気になってるんで、今年も今回も文学リマ楽しみにしてますんで、ぜひ来て
くださいと。
で、我々としてはちょっと新刊はないんですけれども、そうですね、このあともう一個お知らせがあるんですけれども、
11月27日金曜日の夜に、一応今20時から22時でオンラインでやろうと思ってるんですけど、読書会を開催しようかなと思ってます。
これ配信される頃にはPTEXでイベント作ってると思うので、ぜひそちら概要欄に貼っておくので見ていただきたいと思うんですけれども、オンラインで12名定員にしてちょっとやろうかなと思ってます。
で、課題本はカイロスですね、早川書房から出るジェニー出るというか、出たのか?
正月末に発売予定の本です。 収録した日とかに出てる可能性があるの?
そうですそうです。 まさに出たばっかりなんですけど、それもまあ1ヶ月後ぐらいなんで、ちょっと皆さん頑張って読んでいただいて、カイロスもしみんなでちょっとお話できることができたらなと思
ってます。
ジェニー・エルペンペックは行く、行った、行ってしまったという本を以前紹介はしてるんですけれども、これが非常に面白かったのでカイロスも間違いないと思っているので、みんなで読んでみたいなと思ってます。
で、これがですね、おそらく読書会の後に我々の紹介会を配信することになる、もしかしたら読書会の話もちょっと折り混ぜることができるような設計をするかちょっと悩んではいるんですけど、
なってます。その辺のちょっとね、結構これ実験というかトライなんですけど、紹介してから読書会をやったほうがいいのか、紹介する前に読書会をやったほうがいいのかはちょっとわかんなくて、
難しいと思いますね。 難しいんだよねこれね、どう判断するべきかとかあるんだけど、今回はちょっと紹介会、多分配信する前にカイロスをちょっとやっていこうと思うので、
皆さんもちょっとこの我々の感想を読書会で初めて聞けるっていう、なんかこういいのかどうかわかんないですけど、まあそういう会になるかなと思ってます。
で、これがちょっとどういう受け止められ方とかいいのか悪いのかっていうのをちょっと聞きたかったりするし、あと今後ちょっと読書会は企画していこうかなと思っているので、
ぜひいろんなご意見いただけたらなと思いますので、メールで何々でもいいんですけど、文学フリマ東京の話に戻るんですけど、もし新刊とかないんですけど、文学フリマ東京でですね、ちょっと来ていただいたら読書会の
どういう読書会を求めているかとか、
そもそもまあ、ポッドキャスト聞いてる人が全員が読書会に参加したいっていう、そうではないとは思っているんですけども、ぜひ読書会があったら参加したいっていう人はですね、直接我々に意見をいただけるとですね、
めちゃくちゃ参考になります。
これ、平日の夜この時間でやるっていうのも、まあちょっといいのか悪いのかみたいな議論も最初あったんで、ぜひですね、開催の日とか曜日とか時間帯とか、
あと一応ちょっと今回有料でやろうと思ってるんで、その会費のこととかもですね、いろいろお聞かせいただけるとありがたいです。
そうですね、あとなんか読書会に限らずですけど、こういうイベントとかこういう場だったら、そう行ってみたいとか参加したいとか思うようなものがあれば、そういったのも教えていただけるとありがたい
ですね。
一応今回は課題本も受けたんですけど、読書会で自由紹介型というタイプもありまして、みんなが紹介したい本をちょっとこの一人何分間ぐらいで話すみたいな、でちょっと交流するみたいな会もあったりするんで、
これがねオンラインっていうかリアルでやったほうが楽しいんですけど、まあその辺のことも含めてですね、ちょっとご意見いただけると大変ありがたいので、ぜひというところです。
で文学フリーは東京43話あるので、時期的にはもうこの27話は動かせないんですけど、次の12月とかもしかしたら来年1月くらいにやる読書会にですね、参考にさせていただきたいと思ってるんで、ぜひ
お願いします。
そういうとこですね、であとすいません、文学フリーまで寄せて言うと、ノーベル文学賞メモル会、もう冊子がまた出来上がってますんで、
そうだそうだ、最新号が発表されるんですよ。 発表されるんで、私も寄稿してますんで、ぜひそちらもお買い上げいただければありがたいです。
これは本当、まあね年1回の大行事なんで、あの大行事というかね、すごい差しができるんで、毎年楽しみにしてるんですが、皆さんもぜひ気に取っていただけたらなと思います。
ちょっとはい告知、長くなっちゃいましたがそんな感じでしたと、今回紹介する本ですね。で今回紹介する本、我々の今のこの流れからすると結構あまりない形の本だなと思ってまして、日本の作家で、割と最近書
かれたもので、
まあこれヒーリング小説と呼ばれてますけれども、ヒーリング小説というものを扱うっていうのはあまりない流れだと思うんですけども、ちょっとここをご説明したいなと思います。
まずですね、この柳沢さとしさんなんですけれども、この2010年かなに日本で書かれた、森崎書店の日々っていう本が世界的なベストセラーになってるんですよね。
日本の小説が海外で、日本ではそこまでヒットしたのに逆にヒットするみたいな事例が結構最近多い。
ゆずきあさこさんのバターとか、そう思うんですけど、バターは国内でだいぶ売れましたからね。
だからあれなんだけど、でも海外でまた再評価されてるっていうことが結構続いているというか、そういう話をよく耳にするなと思ってまして、
やっぱり日本の小説の広がり方っていうのが若干海外で変わってきてるんじゃないかなと思っているところがあります。
その中でですね、この柳沢さとしさんの眠れない夜の喫茶店、ちょっとある縁がありまして憲法をいただいたので、ちょっとみなさんと話して、ちょっとこの海外で今人気のものを扱ってみるのは面白いんじゃないかな
ということで扱わせていただきます。
この柳沢さとしさんの森崎書店の日々なんですけど、ちょっと数値的なことで言うとですね、結構ちょっと調べてみてびっくりしたんですけど、世界で累計発行部数100万部突破したらしいんですよね。
すごい売りに揺れてますよね。
そうですよね、100万部。
で、約50言語で翻訳オファーが来てると。英語版ではですね、累計80万部超えとの報道もあるらしくて、ちょっとすごいなっていう感じなんですけど。
なんかあれですもんね、今年か、2026年、インドの本の大きなイベントで柳沢さんが登壇されて、日本代表みたいな形でゲストで招待されていたので、すごい英語圏って言ってもアメリカ、イギリスとかだけ
じゃなくてインドとかでも、売れてるんじゃないかなと。
ちょっと調べたら、もともと森崎書店の日々は台湾から火がついてるらしいんですよね。
あ、そうかそうか、最初がそうなんですね。
そう、アジアからで、そっから欧州というか、ヨーロッパの方に行って火がついてみたいな流れみたいなんで、かなりこの辺りですね、日本の小説の広がり方がちょっと変わってきてるなって思ってますね。
一昔前は、やっぱ日本の小説って言ったら、ハルキ・ムラカミですよね。
そうですよね。
われわれで言うと、だいぶ初期ですけど、渋谷で目覚めてのアンナ・ティマさんは、やっぱりムラカミ・ハルキファンでしたし、
やっぱりその日本の文学って言えば、ムラカミ・ハルキ、もうちょっと前だと河童康成とか、大江健三郎とかノベル文学賞取ったあたりがあると思うんですけども、
やっぱハルキ・ムラカミ、ムラカミ・ハルキっていうのがやっぱ強いだろうなっていうのだったんですけど、それがたぶん今変わってきてるんですよね。
で、今この森崎書店の日々のようなヒーリング小説が受けていたりとか、
これはちょっと世界的な情勢があると思うんですけど、癒しを求めてるっていう流れがあると思うんですけど、ヒーリング小説が受けていたりとか、
あと日本の社会を書いたりとか、個人の生き方とか、女性のことなんかのことを含めて、コンビニ人間、村田沙耶香さんのコンビニ人間とか、さっき出た
ゆずきあさっ子さんのバターとかが売れてるような感じになっているというところですよね。
森崎書店の日々は八木沢さとしさんのデビュー作になるんですけども、もう十数年前に出ているものがずっと人気が継続してあるということで、
八木沢さんが今年出された最新刊が今回紹介する本になってくるという、最新のヒーリング小説が紹介できるという形になってますね。
ちょっとこれは間違いなく実現すると思うんですけど、この後ですね、配信のタイミングがいつになるかちょっとわからないんですが、
ちょっと予定立ててないんですけど、海外の方にインタビューを予定している企画がありまして、そこでおそらく海外で日本の文学がどう広がっているのかって話が聞けると思っているんですね。
そうですね。
ちょっとそれの布石でもあるんですけど、かなりこの辺りに気になっているところなので、まずはこういうものが受け入れられているんだっていうのを読んでみないとわからないんで
自分たちもあんまり読んだことがなかったので。
そうなんですよ。振り返ってみるとやっぱ我々あれですよね、暗い話が好きですよね。
そうですね。なかなかそうですね。
ちょっとそんな感じはするんで、改めて今日はこのヒーリング小説を読んでみようかなというところですね。
じゃあそのところでちょっと紹介入っていきたいなと思うんですけれども、八木沢さとしさんのこの眠れない夜の喫茶店ですね。
ちょっとこの後いろいろ話したいところはあるんですけど、軽く読めるんですけど、やっぱり生きにくさを抱えててもいいんだよみたいな感じのメッセージが結構強い印象で、
なんかやっぱり今なんていうのか、子として認められたいとか、そういうのが強いのかなってちょっとこういうものが求められてるとなるとちょっと思ったりもしたんですけど、そういう話です。
話としてはシンプルで各登場人物に合わせてちょっと時計の針が進んでいくんですけど、そこもちょっと面白い仕掛けで、ちょっと本編で詳しく話したいと思いますが、私ちょっと今そんな印象持ってますね。
そうですね。僕もすごい面白く読んでたんですけど、何人かの登場人物の視点で視聴ごとによって変わっていくんですけど、結構展開がどの人もやっぱり悩みを抱えていたり、眠れない夜があって、
で、その喫茶店にやってきて、その喫茶店の会話を通じて変わっていくっていう様子が見れるんですけど、そこの安心感みたいなものがすごかったですね。
きっと悩める子羊みたいな人がいたとしたら、ここの喫茶店で来て、来ることによって顔色が良くなっていくというか、気持ちがスッキリしていくだろうというのがですね、
なんかその展開がやっぱり定番として決まっているんで、なんかその安心感みたいなところとかありましたし、あとはもう本当いろいろ話したいことあるんですが、ちょっとこの後触れていこうと思います。
そんなわけで、ちょっと今、著者の話を結構おっしゃったんですけど、一応じゃあ、著者の紹介をしたいと思いますね、柳沢卒さん、1977年生まれ、日本大学芸術学部卒業、2008年森崎書店の日々でデ
ビュー、同作品は映画化され続森崎書店の日々も刊行しています。
同シリーズは世界40カ国で翻訳が進行中、英語版が2024年のブリティッシュブックアワードにノミネートされた、すごい質ね、他の作品には純気したトルンカシリーズ、君と暮らせば、ペンション分けあって、マネキ
ーユ、幸せを呼ぶバンダイ猫などがあります。これらの英訳版など翻訳出版が進行中ということです、という方なんですが、眠れない夜の喫茶店紹介していきたいと思います。
じゃあここからですね、半元ホームページの紹介文を読みたいと思います。
お一人様、眠れない方、歓迎。古びたコインランドリーから漏れる琥珀色の暖かい光。ここは真夜中だけ開いている不思議な喫茶店。今宵も心の棘を抱えた人がやって来ます。
この名もなき眠れない夜の喫茶店では、見た目のインパクト大の店員とミステリアスな店主が出迎え、お客に合わせた飲み物、注文は聞きません。と共に心の内側に深く話しかけます。
今、世界で最も注目されるヒーリング小説著者が送る、夜眠れない人が安心して朝を迎えられる癒しと再生の物語、となっております。
まずヒーリング小説というところですよね。
そうですね、設定はすごく面白いですけど、ヒーリング小説というところで、舞台は喫茶店なんですけども、連作短編形式でお客さんのそれぞれの視点で描かれていくということで、数名のお客さんが登場するんですけど
も、
みんなね、そこのに来るお客さんというのは眠れない夜を過ごしている人たちで、喫茶店に来ることで心が軽くなって、やがて軽くなってはいくんですけど、それでじゃあ心軽くなったから寝れるかというとそうでもなく
て、
やっぱりもうちょっと心の奥の深いところにトゲみたいなものが刺さっていてですね、それを取り除かないと眠れないよっていうですね、トゲっていうのがやっぱりちょっと心残りになっている過去の出来事とかですね、そ
こにちょっと向き合っていくっていうですね、話で。
癒しと再生の物語ってさっきの説明であったんですけども、やっぱりそこのところですよね、やっぱり心が軽くなっていく様子、登場人物とか、あと心のトゲっていうところに向き合って再生していく様子とかっていうのが
ですね、読んでいるこっちもですね、一緒に心がほぐれていくような、そんな感覚があってですね、そこが結構すごいなと思ったんですよね。
登場人物の心のキビとかが描かれてるんですけど、でもそれを読んでいくことでこっち側の心もね、ちょっと軽くなっていくようなんですね。感覚を味わって、これは確かにヒーリング小説ってこういう作用があるんだ
っていう、今回読んだ中で一番衝撃を受けたのはそこでしたね。
読んでるこっちのそう、こういう効果が現れるんだっていう 結構この、描かれてるのが、さっきもちょっと言ったんですけど、午前1時、2時、3時、4時、5時、6時まであるんですけど、6時の最終
話はちょっとね、登場人物、今までの登場人物側の話が結構濃いので、
実際には1時、2時、3時、4時、5時かの5人がこうなんていうか、ここに来て、眠れなくてここに来て、そして心の棘を抜くというか、そういう感じなんですけど、一人がチフォーカーに出てきたサラリーマン、20
代の男性 若手社員の人ですね
で、次が育児中のママ、まだ生後4ヶ月のママ、次がリタイアしたおじいちゃん、おじいちゃんって言っていいのかな まあおじいちゃんって言うのはまだかもしれません 若いのかもね 樋口
元銀行の支店長
支店長のね、60代かな、だったかな、とか 65ぐらいですかね 次が女子高生ですよね、進路に悩んでいる女子高生、最後が50代のバリバリのキャリアを今まだ歩んでいるけれども、孤独
であるというか、っていう男性で、結構バリエーションが豊かですよね
だから読んで思ったのは、なんかこの人のこの感じにはあんま共感できないなって思った人もいるんですけど、でもこの人のこれにはすごい共感できるなとか、ちょっと自分と重ねることができるなみたいなの
があったんで、割とこの5人結構網羅してるというか多分
そうですね、年齢層がそうですよね、高校生とか引退した人とか 確かに10代、20代、30代、逆に60代がいないか 50代いないのかな まあかもしれないですけど年齢もいい
感じにばらけてるというか
そうですね、なんで自分に重なるような悩みとかがあるかもしれないし、もしかして読んでて、この先自分にも怒り得るかもしれないですけどね ああそうね その辺は思いましたね
女子高生の悩みなんか過去を振り返ってみると自分もみたいな、引っかかりとしては結構幅広く作られてる印象を持ちましたね、このヒーリングの意味では
ああそうですね、あとはその喫茶店側の人ですよね、喫茶店の店主とカオルっていうですね、2人喫茶店で働いている人がいるんですけど、その2人も決して万弱な人ではなくて、やっぱり過去に色々あって、そ
こに至っているわけで
その辺の過程とかもね、見た目だけではわからないというか、やっぱり人それぞれ抱えているものがあるんだっていう、そこがそうですね、ちゃんと描かれてるなと思いましたね
今回ちょっと考えたのが、ヤギサワさんのこの小説って国境を越えて読まれているわけなんですけども、すごい面白くてですね
確かにその舞台は日本ですし、国内で読まれるってのはわかるんですけども、海外で読まれているのはなんでなんだろうかなというのはですね、ちょっと考えてみてですね、これはもう完全に自分の推測みたい
なところにはなってくるんですけど
なんで国境を越えて読まれているんだろうかっていうところで、ちょっと思ったのは、やっぱり現代の孤独っていうところと、あとは存在そのものへの肯定っていうですね、そこにかなりフォーカスされてるっていう
ところがですね
そこは多分今のどの国でもそうなのかもって思うところがあって そうね、そんな気はするね、確かに
これがですね、今年入ってインドネシアの小説で、どうせ死ぬなら最後にミアヤムっていうのも紹介していて、これもヒーリング小説っていうふうにですね
紹介されていた本で、ちょっと共通していたのが、どっちもその舞台となるところ、出てくる登場人物が結構社会的な立場だといいところにいる人が資格できる
どうせ死ぬなら最後にミアヤムは大企業に勤めている そうね、まあちょっと サラリーマンで、でもすごい孤独なんですね、あまりにも孤独すぎて
誕生日の日に首脳という決意するような人物で、で今回の話も眠れない夜の喫茶店も舞台はあれですね、目黒区になるのかなと
目黒川沿いで、おそらく そうですね、中目黒っぽいよね そうです、おそらく中目黒駅が最寄りになるのかなと
目黒川沿いのところで、そこに住んでいる人たちがやってくる夜中に歩いてたら、こんなとこに喫茶店があるって言ってやってくるんで
その辺に住んでいる人たちの話なんで、結構やっぱりいい仕事をしてたりとかですね 家族がしっかり仕事をしてるとかですね
まあそういう設定なんですけど、でそういう社会的に自立している人たちなんですけど、でもやっぱり孤独を抱えているんですね
で眠れない夜に悩まされていると、でこの辺はなんかちょっとどうせ死ぬなら最後に見え合うと、なんかね通じるところがあるなと思ってですね
物質的な貧しさっていうところじゃなくて、やっぱり精神的な貧しさっていうところがですね
なんかその国を問わずに、なんか今のこの世の中のちょっと課題になっているのかなと
そこにはなんかね社会的な地位とか、そういうのはあんま関係なくて、人しくどんな地位にいる人でもなんか陥るかもしれないですね
ちょっと現代の問題なのかなと、それが現代の孤独なのかなと思って
確かに、まあでもそう、現代の孤独とね、存在自身そのものの固定か
そうそう、でそういうのを思ったからこそですね、この喫茶店入ってもう最初の方ですよね
最初のこれがですね、9ページか、カオルという人がですね、本当にもうすごい行き場を失って
もうこの先なんか生きていくのが本当大変だっていう時に喫茶店にやってきて
そうしたらね、その店主が朝までいていいですよと、一声かけると
ここがもうかなり決定的やったなと思ったのが、その人の内面とか外見とかそういうので判断するんじゃなくて
その存在そのものをそこにいていいよと受け入れているっていうですね
やっぱりそれがすごい救いになるのかなと思ってですね、なかなかそういうどんな人でもいてもいいよと
受け入れてくれるようなところってなかなかないのかなと思っていたんですね
今の、まあこれも国を問わず そうね、確かにね
なんかそういうね、この設定というか世界観というかですね
それを作り上げているっていうところの魅力というんですかね
やっぱりそういう喫茶店があるっていう、そこへの救いみたいなところがすごい感じてですね
これはもうラジオで読まれるのも、こういう喫茶店とかもしかすると森崎書店の日々もそうかもしれないですけど
そういったなんか受け止めてくれる存在っていう
そこを感じれるっていうところが、やっぱり読ませるところかなと思いまして
そうですね、確かに まあ国境を越えてですね
確かにね、そうだよね、なんか役割じゃないけど
やっぱなんやかんやもう誰かと接する時ってこうゼロベースってむずいし
ゼロ、ないか、友達だってもう友達っていう役割がある気がするもんね
そうですよね ここまでねフラットにっていうのは
本当にこういう場所でしかなかなかなし得ない状態だしね
でそれがしかも割とこうありのまま受け入れてもらえるっていうのはもう結構ないよね、確かにね
そうですね、すごい魅力的な世界がこの小説の中に広がってるなってもうすごい感じてですね
というですね、そんな小説になっていて、ここからちょっとストーリーの話をしていきましょうか
じゃあどんな話が展開されていくのかっていうのはですね、ちょっとかいつまんでざっくりと話そうと思います
舞台がですね、目黒川沿いにあるコインランドリーの2階にある喫茶店ですね
コインランドリーそうっすよね、構造ちょっとなんていうのかな、引っかかる人引っかかると思うんだけどどういうことって思ったけどまあそうっすよね
そうそう、中目黒駅が近いと思うんですけど、そこからちょっと、すぐ川があるんですね駅から
でまあちょっと歩いて行って、川沿い歩いて行くとコインランドリーがあって、その2階に派手な看板とか置いてなくて
ほんとね、小さく眠れない夜の喫茶店って書かれた看板が出ていて、おっと目に入ってくるっていう、そんな感じですかね
しかもそれがね夜の12時から明け方にかけて開いているっていうですね、ここもねなかなかすごいですよね、真夜中に開くっていう
でその面白いのは、猫がいるんですよ、コインランドリーの前に猫がいて、最初はみんな猫に気づくんですよね
こんなとこに猫いるって思って、で猫に近づいていくとですね、看板に案内されて、こんなとこに喫茶店があるんだって言うんですね
気になって喫茶店、2階に上がっていくって言ってですね、そんなちょっと展開大体になっていくんですけど
そんななんて言うんですかね、面白い設定なんで、すごいサードプレイスみたいな感じですかね、避難所のようなお店になっていると
それは家庭でも、家でもなければ、職場でもなければ、学校でもなければっていう、そういったのではない、サードプレイスみたいな本当に感じのお店で
このお店には結構ミステリアスな人が立ってて、天使は坊っちゃんってね、呼ばれる青年で
もう一人ね、坊っちゃんはですね、天使なんですけど、ちょっと裏方なんですよね、グラス磨いてることが多くて
前で接客したり、ドリンク作ってくれるのはカオルっていう人で、このカオルがトランスジェンダーになるんですかね
おそらくね、不明だけど色々ね
金髪のウィッグつけて、化粧もすごい派手で、服も派手で、ファッションも派手で
まあでも顔にはね、青ひげがちょっと目立つんですよね
そして夜だから明け方に向けて濃くなってくっていうね
そうそうそうそう、でもインパクトがすごいですよね
そうよね
坊っちゃんはやっぱなんかちょっと、もの静かな青年で
イケメンなんだろうねきっとね
そうそうすごいよね、イケメンで、ととなった顔立ちで
まあすごい組み合わせ面白いですね、その二人がいるっていう
お客さんが店に入ってくると、カオルが接客するんですけど
まずあれですね、相手を見てあだ名をつけるんですよね
なんかね、ももやしちゃんとかですね、しわしわちゃんとかですね
そうそうそう、まあなんとかちゃんって言うんですね
これもね、ちゃんと相手のその時の状態を見てですね
もう的確にあだ名にね、してあるんですけど
まあへんくつさんとかもそうか
そう、あだ名をつけて、そう、でメニューもなくて
カオルが相手を見てね、そういう人に合うドリンクっていうのを
オリジナルで作って出すというですね
で結構ね、面白いのがレパートリーが多いんですよね
あ、そうっすね
そう、マサラチャイがあったりとかホットチョコレートとかですね
あとはカルダモンコーヒーとか
ホットミルクもそうか
あとはホットトディっていう、ちょっとお酒も出したりとかっていう
このカオルのこのドリンクを作る腕もね、すごくて
この辺も面白いとこなんですけども
そんな喫茶店で、夜中にやってるんですけど
まず最初に来たお客さんですね
建築関係の会社で働いている若手社員のユートという人ですね
この人があれなんですよ
その日、仕事で、発注の仕事をしてるんですけど
そう、管理がね
で、なんかちょっと自分の不注意でもあるんですけど
とはいえ、全部自分の責任かというとそうでもなくて
なんかちょっとね、発注やり直しみたいなのになって
お客、なんかその現場と上司、両方にすごい怒られるっていうですね
ちょっとモヤモヤすること
だから自分じゃなくてこれ営業のせいちゃうのと思いつつ
いやでも自分がでも
重いよね、あれはね
そう、でも自分がねやっぱり
ちゃんと確認しなかったのも悪かったしなっていうですね
ちょっとモヤモヤしたところがあって
意外とでもなんかそういうのが多いんですね
結構この上司がいる不審なところがあったりとか
営業がいる不審なところがあったりとかっていう
まあその寝つけないっていうかね、寝れない夜をね
結構モンモンと過ごすことがあって
で、この優斗が生地両端に住んでるんですけど
で、まあ寝れないんでちょっとね、ベッドから出て
目黒川沿いをね、ちょっと真夜中に散歩することになって
生地両端から中目黒方面までちょっと歩いていって
そしたらですね、まあちょっと猫見つけてですね
通りでポインランド理科っていう
で、その上に喫茶店があるっていうので
まあ入っていくっていう、まあそういう展開になっていって
で、まあそこでカオル接客、カオルが接客して
もやしちゃんって、あれか、あだ名つけられて
最初はすごい元気なさそうにしてるんですけど
でもやっぱり通ううちにだんだんですね
いろいろ吐き出していったりですね
するようになっていって
なんかすごい心が軽くなっていくんですよね
なんでちょっと優斗のですね、顔つきも良くなっていくんですけど
まあそれが常連になっていって
週に何日か来るようになったりするんですけど
ただですね、それでも眠れない日っていうのがやっぱりあってですね
で、そこでカオルに言われるんですよね
また心にトゲがあるんじゃないかっていうですね
で、結構ですね
このカオルが相手のその心のトゲっていうところに
敏感というかですね
不思議ですよね
ズバッと指摘できる人で
そこでですね、優斗がちょっと振り返っていくんですね
で、やっぱりその学生時代の時
当時の恋人がいたんですけど
もう別れている人なんですけど
その人とちょっと疎遠になった経緯っていうのが
やっぱり自分の中で引っかかっていて
それでちょっと相手に本当に悪いことしたなぁと
やっぱそのちょっと罪悪感ですね
それもあって
もう無意識のまま
優斗の心を苦しめていたっていうのがあってですね
で、そこに気づけたと
本当に向き合うべきってことは
そこやったと
ということで
その学生時代のですね
ちょっと罪悪感の残る記憶と
決着をつけるために
優斗はですね
カオルに言われるままある行動をするっていうですね
それがちょっと一人目のエピソードで
で、次ですね
子育てをしている主婦
エリというですね
人の話なんですけど
このエリもですね
すごい円満な家庭なんですよね
夫がすごい理解のある人で
すごい良い旦那さん
赤ちゃんですね
もう生後数ヶ月っていう
赤ちゃんがいて子育てしてるんですけど
やっぱちょっとそこに神経質になってるところがあって
なかなか寝れずにいたと
で、ある夜中ですかね
深夜
ちょっと家を抜け出して
ちょっと外をね
空気吸ってくるっていう感じで
散歩をしたら
ちょっと喫茶店をね
見つけて
入っていくという
そういう展開になっていくんですけども
エリに対してはカオルはですね
シワシワちゃんかな
あだ名をつけて
で、やっぱり喫茶店通うようになって
気持ちが楽になっていくんですけど
ただそれでもですね
やっぱり心の奥底に
棘が残っていて
それはですね
エリが子供の頃ですね
母親との記憶だったんですけど
そこがですね
記憶に蓋をするようなですね
感じで
直視せずに今まで来てたんですけど
ちょっとそこに対してですね
でもすごい不安
母親との記憶っていうのが
すごい不安を掻き立てる記憶で
記憶というか
過去で
そこに対してちょっと
向き合って
自分の気持ちを整理していこうというですね
ちょっとそういう風になっていくと
というのがですね
このエリの話で
その後もですね
いろんなお客さんが来ます
元銀行の支店長の男性
ヘンクツさんという人とかですね
あとは心霊に悩む高校生
とかですね
バリバリの証券会社の営業部長の
男性とかも来たりするんですけど
一方でですね
カオルとボッちゃんですね
すごいミステリアスな二人組なんですけど
一体その
二人ってどういう風にして
この店に
やってきて
カオルだったらですね
トランスジェンダーというところがあるんですけど
一体どういう過去があって
喫茶店で
一応アルバイトという形でね
入っているんですけど
バイトしているのかとか
あとボッちゃんですね
なんでこんな真夜中に開ける喫茶店を
やっているのか
それを開こうと思ったのか
というですね
そこが語られていくというですね
そういう話になっていると
ざっくりだと
こういった
小説になってますね
そうですね
今みなさんに聞いてもらったのが
2話目までかですね
そうですそうです
ここから徐々に夜が
明けていくようになるんですけど
そうです
時間帯によって
来る人がちょっと違うんですよね
ちょっと違うっていうね
別に同じ1日が
描かれているわけじゃなくて
大体その人が
来ることが多い
時間帯が
午前1時とか午前2時とか
そうですね午前1時はもやしちゃんの
時間で午前2時が
しわしわちゃんの時間みたいな感じですよね
どんどん進んでいくんですよね
その感じで
人がこうなんていうんですかね
ちょっと眠れない状態から
眠れる状態にそしてさらに
自分が抱えていたものを
手放すというか
そういう姿がちょっと描かれていく
うん
そうですね
ちょっと