1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編 第37回「リスナーから..
2023-06-26 51:21

番外編 第37回「リスナーからのお便り紹介回#4」

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【今回のトピックス】  2ヶ月に一度のお便り紹介回の第4回目。リスナーからのお便りを紹介して、ゆるく回答していきます!


2冊の本を読んで気づいたこと/夏にこそ読みたい小説/日本文学を海外の方に紹介するならどれ?/読書アイテム使う?/躓いたときに読んで前向きになれる本/読書会のようなラジオ/批評ではなく作品紹介/たかが紙の束が人の人生を変える事ができる/ナギーフ・マフフーズ「ミダック横町」 【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】 声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集 ⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠ 【番組へのお便りはこちらから!】 ⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠ 【メルマガ会員募集中! 】 毎週土曜日朝7時に配信! 無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております! 有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。 どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を! ⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠ ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。 ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。 【文学ラジオ空飛び猫たちとは】 硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ 京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ 文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、 読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます! 毎週月曜日朝7時に配信しています。 【SNSでご投稿ください】 番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください! よろしくお願いします! ■twitter ⁠https://twitter.com/radiocatwings⁠ ■Instagram ⁠https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja⁠ ■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com ■ダイチ「小説家が好き!の会」 Twitter ⁠https://twitter.com/welovestory ⁠ Instagram⁠ https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja⁠ ■ミエ「羊をめぐるカフェ」 Twitter⁠ https://twitter.com/hitsuji_meguru ⁠ Instagram ⁠https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/⁠ #本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック


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どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
本日は作品紹介のない番外編となっておりまして、4回目のお便り紹介会になります。
お便り紹介会、2ヶ月に1回ペースでやってるんですけども、ちょっとなんかね、個人的に久しぶりな感覚ですね。
ちょっと空いちゃったかな、2ヶ月以上。
だいたい2ヶ月ぐらいの間隔で来てると思うんで、この2ヶ月がめっちゃ長くかかってましたね。
あれじゃない、ミエさん東京来たからじゃない?
環境の変化が、やっぱり時間の流れを遅くさせてるのかもしれないですね。
実際もしかしたらいつもよりちょっとタイムスパンはありそうな、2ヶ月以上ありそうな感じはするけど、まあ確かにちょっとあれだね、紹介してきた本が濃かったり、日本翻訳大賞があったりとかね。
翻訳大賞あったり。
結構充実した2ヶ月だったんじゃないですかね。
そうですね。
文学不良もあったしね。
まあ聖なる証を吉田育美さんと紹介したり、日本翻訳大賞を読んだりとか、村上春樹新刊とか文学には。
結構トピック多かったですね、なんだかんだ。
そうですね、なんか濃かったですね。
結構俺疲れてたもんね。
なんか楽しいけどね、やっぱね、私もちょっと疲れは溜まっちゃいますからね。
じゃあ今日はですね、結構お便り来てるんですよ。
6月3日段階で締めたお便りたちなんですけれども、ありがたいことに多くの方からいただいておりまして、あの今日は一つ残らず読ませていただきたいと思っております。
で、もしですね漏れていたらですね、あのすぐ連絡ください。
あの次回必ず見ますんで、多分大丈夫と思うんですけど、私の読まれてないっていう人がいたらですね、何かしらのラジオのメールアドレスでも構いませんし、何かしらちょっとご連絡いただけるとありがたいです。
じゃあ行きますか早速。
じゃあ本日一通目はですね、ふみわとさんという方からお便りいただいております。
ふみわとさんありがとうございます。
読ませていただきます。
大志さんとみえさん、いつも楽しく拝聴しています。
今月4月は失われたいくつかのもの目録とスモモの木の掲示を読み終わりました。
目録は今年1月から夜寝る前に1話ずつのペースでスモモは1週間ぐらいで読み終えました。
ところで読んでいて一つ発見しました。
ひょっとしたらお気づきかもしれませんが、スモモの第9章にあるミンペイパスージに最後の都会のメスドラとそのお腹の中にいた子を殺されたマーザンダラントラというのは実は目録のカスピトラのことなのではないだろうかと繋がり見られて読書の優越の瞬間でした。
03:00
ちなみに目録の初言は一番最後にとっておいて読むのがおすすめ。
今まで読んできた章の回想とともに味わうことができます。
ではお体にお気をつけてお過ごしください。
こんなのでよかったらまたこのためにしますということでした。
ありがとうございます。
いつでもメールはお待ちしておりますのでぜひぜひお寄せください。
そしてひょっとしたらお気づきかもしれませんがと言われてるんですが全く気づかなかったですね。
トラが目録のカスピトラ、スモモの木のケージのマーザンダラントラ、これ日本で気づけてるのフミアトさんだけかもしれないですね。
面白いですよね。やっぱこういう繋がりを考えられるのって読書の楽しみのひとつだし。
確かにたまにありますよね。この作品って他の作品のこれじゃないかとか。
ちょっとピンときちゃう時ありますよね。
そしてあとあれですね。失われたいくつかのものの目録を読み寝る前に一番ずつのペースでってあるんですけど。
結構あれ1話読みきるの、ああでもそうでもないのか。結構大変だなって思ったけど。
そうですね。
そんなに大変じゃないのかな。
3ヶ月ぐらいかけて読まれていると思うので、毎日ではないのかな。読めるときってことかもしれない。
いやでも寝る前に読もうと思うとめっちゃ眠くなる作品かなってちょっと思ってたんで、いやすごいと思いましたね。
あと夢が連続しそう。
ああそうですよね。なんか作品の中なのか夢の中なのか、なんかわかんなくなりそうな。
でもこうやってあの紹介した本の感想いただけるのは本当嬉しいですね。
本当そうですね。どっちの作品もすごく楽しんで読まれているんだろうなって考えて、なんか嬉しいですね。
どっちも名作ですからね。
じゃあふみおとさんありがとうございました。またメールいただけると嬉しいです。
では次ですね、紹介したいと思います。次ヤンヤンさんからいただいたもので、ちょっとこれですね、メールでいただいたあの文面なんですけども、ちょっとお便りでも紹介させていただいていいですかっていうので改訳いただいた。
こんにちは。月曜日朝の会心を心待ちに仕事の前に聞き、夜再び飲みながら聞いています。
夜は程よく酔って聞いていることと、お二人の距離が初めの頃より縮まった感もあって、すっかり友達気分です。
作品紹介の余韻を残した終わり方が絶妙で、大地さんの編集センスを感じます。
そして余談ですが、いつも静かな三枝さんがテンション高めなコメントをされている様子や、いつも元気な大地さんのセンチメンタルなコメントに萌えたりしています。
これからも誠実なお二人の文学紹介を楽しみにしています。ぼんやりしたリクエストになりますが、お二人のYA文学の紹介が聞いてみたいです。
ヤンヤンさんありがとうございます。ありがとうございます。
なるほど。なんかいろんなシーンで聞いていただけるようで、嬉しいですね。
夜に飲みながら聞いていただいてる。ちょっとちょっぴり恥ずかしいですけどね。
06:04
そうですね。
我々のテンションの上がり下がりも、ちょっと紹介によってはね、結構上下するときもあるからね。
一定ではないと思っているのでね。
一定ではないね。
その時の体調とか、やっぱり読んだ本のテンションとかね、やっぱりどうしても作品への思い入れのね、なんかいろいろあったりしますし。
そうですね。あと、YA文学の紹介っていうところでは、これでも前から。
そうですね。ちょっと話題には上がってますね。
ジャンルの中でYA文学を取り上げたいっていうのはですね、
ラジオを始めて1年目からそういう話はあって、ただそれができないまま来ていたので、
まあね、ちょっとどこかのタイミングでは、YA文学も読みたいですね。
一応候補で、カードミステリーっていうですね。
あ、ね。私が大好きな。
それはちょっと僕も買って、つんどくにしているので。
いやー、あれは本当いつか紹介したいな。
あれはめちゃめちゃ面白いぞ。
本当、俺がグッと本を好きになったきっかけの本でもあるしな。
あと何だろうな、なんかもうちょっとわかりやすいYAで言うとあれなのかな。
ハリポッタみたいな感じなのかな。
あー。
ちょっと違うのかな。
ゲド戦記とかもそっちに入る?そんなことないのか。
ゲド戦記もYA文学に入るんじゃないですかね。
あー。
ちょっとゲド戦記俺読んでないから、読みたいな。
あーでもゲド戦記僕もね、昔読んだ。
学生の頃から読んだきりなんで、すごい面白かったですかね。
でも何かはちょっと読んで紹介しようとは思ってますんで、ちょっとお待ちください。
もしなんかお勧めがあれば教えて欲しいですね。
じゃあちょっと次読ませていただきたいと思います。
次のお便りはですね、移動するてんぴーさん。
てんぴーでいいのかな。
これちょっと打ち間違いとかじゃなければてんぴーさんですね。
毎週気が狂いそうな憂鬱な月曜日の朝に、このラジオを聞くことで平静を保っているものです。
いつも心の安定剤をありがとうございます。
質問です。
私は季節ごとに季節に合った本を読むのが好きなのですが、お二人が夏にこそ読みたい小説はありますでしょうか。
私は毎夏、倉橋由美子さんの旬ぽし音を読んでいます。
今年の夏も暑くなりそこですが、熱中症に気をつけながら乗り越えたいものです。
というお便りをいただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
夏に読みたい本、夏にこそ読みたい小説か。
これはあります?
僕はですね、夏という季節だからというわけじゃないんですけども、
夏ってもう1年の結構折り返しになってきていて、
夏のガストも、その年には新しくチャレンジするのができないんじゃないかって、ちょっと思ったりしてしまうんですね。
そういう意味で、自分の中で冒険的な読書とかっていうのは、
夏にできたらいいなという願望はありますね。
09:01
なので、季節的なという意味ではないんですけど、
で、夏に読みたい小説、そういう意味ではなくは、
ちょっと自分の中で、これはちょっと今年読みたいと思う本があればそれを選ぶかなという、思いますね。
なるほど。
長編とかですかね、やっぱり。
確かに。折り返しか、そうですね、確かに。
ちょっと今年の読書どうなっていくだろうみたいな折り返しポイントが確かにありますね。
そうですね、夏に頑張れたら、1年頑張ったって言えそうな気がする。
確かに。
いいですね。
私は、夏、暑い時、スタンドバイミーかな、スティーブン・キングの。
映画もそうだけど、あれなんだろう、夏感ある。
でも、スティーブン・キングのあれは、恐怖の式シリーズっていう4つの中編小説の中の1本なんですけど、原作は。
現代がザ・ボディなんですけど、確か春の小説として書かれた気がする。
だからちょっと夏じゃないかもしれないですけど、スティーブン・キング的には。
夏は確か結構怖いやつだったかな、ゴールデンボーイっていう、すげえ怖い話だったな。
やっぱり夏のイメージから、夏休みとか、バカンスの話とか、バカンスに何か関連する本とか読みたいかもしれないですね。
確かにね、でもバカンスって何かわかんないけど、パトデックの推理小説で殺人とか起きそうみたいな。
そっちのイメージを持ってしまった、名探偵コーナー的な発想で。
上げていただいた、倉橋ゆめかさんのシュンポシオン、ちょっと見てたらバカンスの話ですね。
あ、そうなんだ。全然知らないと思ったけど、面白そうだね。
ギリシャ・ローマ古典学の教授が、秘書地であった、つまりバカンス先であった知的な女性に惹かれていくっていう。
めっちゃ面白そうですね。
教授なんで、女性かな、老人と知的な女性との愛の形を描くっていう。
面白そう。
面白そうですね。こういう話なんか読みたいですね、確かに夏に。
確かに。いいですね。
いいですね。
夏もこうね、空気感と暑い時のね。
バカンス系ですが、ちょっと重ためなイメージですかね。もうちょっと軽くてもいいかもしれないですけど、でもいいですね。
季節ね、季節をイメージした読書はいいですね。
確かに。
じゃあ移動するてんぴーさん、ありがとうございました。
じゃあ次ですね、ねじまきさんから。
お馴染み。
そうですね、ねじまきひらじわさんですね。
お久しぶりです、ねじまきです。お二人は海外文学をメインに日本の人に本を紹介されていますが、逆に日本の文学を海外の方に紹介する機会があるとすれば、日本のどんな作品をお勧めされますか。いくつかあげていただけると幸いです。
これね結構難しくて、今回たくさんお便りいただいた中で一番難しい質問ですね。
なるほど。私でもあれですね、やっぱり日本人作家で、今最近ちょっと新作出てないんですけど、やっぱり一番すごいなって今現役で思っているのは中村文則なので、中村文則さんの作品を推しますね。
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最近のカード誌とか、王国だったっけなとか、そういうわりと、あ、違う王国じゃない、逃亡者か、とかですね、事故を掘っていくような作品が多いので、結構これは万国共通で刺さるんじゃないかなと思っているので、中村文則さんの最新の作品を推しますね。
でも多分海外でも賞を取ってたかな、わかんないけど、中村文則さんは多分海外でもそれなりにもう旨く進んでて、非常にそういう意味でもお勧めしやすいと思いますね。もしかしたら全然読めると思うので。
この質問が、自分が海外の方に紹介する機会があるとすればということなんで、これはもう本当自分の好きな作品ということで、僕は菅篤子さんですね。
菅篤子さん自身がイタリア文学の翻訳者でもありますし、ちょっと日本、いかにも日本らしい作家っていう人ではなくてですね、ただ本当イタリアでの生活とか、そういうのを書いていらっしゃるんですけども、僕は好きなのはやっぱり菅篤子さんの、まず文章、文体が好きで、
例えばイタリアの日常の風景をこういう風に描くんだとかですね、あとイタリア、旦那さんもイタリア人だったんですけど、その旦那さんと一緒に書店、書店の中のコミュニティみたいな、属していて、そういう人との関わり、こんな人との関わりができるんだ、生まれるんだっていうですね、そこの魅力とかですね、
たぶんこれは世界どこの国の人でも感じてもらえるんじゃないかなと思うんで、僕は菅篤子さん一押しですね。逆に海外で菅篤子さんって翻訳されてるのかとか、そのあたりはちょっとわかんなくて、そのあたりはちょっと気にはなりますね。
そうですよね、イタリアの人が菅篤子さん読んだらどんな気持ちになるんだろうね、あの自国のことが書かれてるからね、自分たちが住んでいる土地のことを海外の人が書くってね。
そうですよね。我々も海外の人が描く、それこそ杏奈千真さんの渋谷で目覚めてじゃないけどね、不思議な気分になるよね。
そうですよね、でもああいうのを読みたいと思いますね、やっぱり。自分の国を海外の人が見たらとか、生活、体験したらとか。
あとどうなんだろうな、いくつかというので。
そうですよね。
もう一つといえば、個人的にはあれかな、ちょっと文学じゃなくてエンタメになっちゃうけど、居坂幸太郎の作品が最近自分のイメージだと、ハリウッドでも映画化したじゃないですか、マリア・ビートル。
やっぱりあれは結構裏で努力してる人がいると思うんですけど、翻訳のインポーターみたいなのがいるのかなと思うんですけど、やっぱああいう日本のエンタメ小説が海外でも売れて映画化するみたいな文脈すごいなと思うので、
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今パッと出てこないけど、やっぱ日本独特のエンタメ作品もなんかね、紹介したいなーってちょっと思ったりするかも。実際に海外の人とちょっとコミュニケーション取ってるときに。
そうですね、これもエンタメという枠で考えてしまうんですけど、ノンフィクションの作家さんで、高野秀幸さんというですね。
ああ、はいはいはい。
本当になんかすごい辺境に行ったりとかですね。有名なのがですね、ソマリアの海賊、ソマリーランド行ってそういう海賊と交流したとかですね。
僕が読んで面白かったのは、幻獣ムペンペを追えっていうですね、アフリカのコンゴに行って、そこにはムペンペっていうですね、怪獣がいるっていう。
で、それが本当なのかどうかちょっと正体をね、見に行くっていうですね、そんなノンフィクションがあって。
面白そう。
高野秀幸さん、だいたいこんな噂があったの、世界にあるのかみたいなところを見に行くってですね。
これがなんか単純に面白いのはそうなんですけども、ちょっと学問チックなところもあってですね。
この幻獣を、怪獣を探しに行くっていうのはつまり、例えばその戦地巡礼を行っていることであるみたいなですね、意味をちょっと読み解いて描かれているんで、読みごたえもすごくあってですね。
すごい面白い本なんですが、こういうのが海外の人にも受けるのかどうかっていうのはちょっと気になって、なんかちょっとね、なんか紹介して反応とか、ちょっと知ってみたいなっていうのはちょっと思いますね。
なるほど。
日本人だったらね、面白おかしくやっぱり、なんか読みたくなるような本かなと思ってですね。
面白い。確かにそういうのも気になりますよね。
確かに前に森見富彦さんの英訳をされている人のイベントで話しているのを聞いたことがあって、そういえば森見富彦さんの作品とかって、あれは海外の人が楽しめるんだろうかとか、その辺もちょっと。
でもなんか京都とか舞台のやつとか楽しいんじゃないですか、やっぱり。
そういうのはあるかもしれないですね、京都。
僕のイメージだと森見富彦さんって京都を知ってるとか、京大周辺を知ってるとか。
そういうのを知ってるから楽しめるっていうのがあるのかもと思ってたんですけど、英訳もされている方もいて、そういう楽しみ方だけじゃないとか、海外の人がどう楽しむかとか、その辺はね、なんかちょっと気になりますね。
なんか紹介してどういう反応があるのかっていう気になるっていうところでは、森見富彦さんとか高野秀幸さんとかですかね。
続きまして、フランボワーズさんからお便りが居ております。ありがとうございます。
大地三美恵さんこんにちは。毎週月曜の朝、通勤時に楽しみに聞いております。
18:00
欠かさずの配信ありがとうございます。
この毎週の配信以外にも信じられない読書量のお二人。想像するに片時も本を手放すことがない日々なのではないでしょうか。
食事の時はどうしてますか。一人のご飯の時は食べながら読んだりしますか。飲みながらはありそうですね。
私は食べながらお茶しながら読むために読書スタンドを買ってみたのですが、問題はページをめくる時なんですよね。
読書クリップなるものを職場でのランチに愛用しています。
お二人の読書グッズや読書のお供、何か欠かせないものとかお勧めのものがあったら教えてください。
リクエストは村上春樹さんの翻訳アンソロジー恋しくてです。
書き下ろしの恋するザムザも最高ですし、春樹さんが選んだ短編集がどれも秀逸。
ぜひお二人の感想をお聞きしたいです。
ということでした。フランボワーズさんありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいですね。月曜日の朝聞いてくれる人多いですね。
そうですね。
通勤の時に嬉しいですね。
だんだん書かせていただきたいというプレッシャーが。
まず最初の方に行くと、食事とかの時に読んでるか読んでないかかな。
ていうと、俺読んでないな。
僕も読んでないですが、京都にいた時は朝は朝ごはん食べながら読んでましたね。
すごい。会社で結構同僚と食事に行くこともあるんだけど、一人でランチするときは本を持って行くね。
本と財布だけ入れるトートバッグを持ってるんだけど。
それで一定で、注文した料理が出てくるまでは読んでますね。
それぐらいかな。
あと通勤と電車の中でぐらい頼むな。
言われると確かに僕も通勤時間とか会社の昼休みとか、それちょっと気が張ってるときは大体読んでますね。
そうなんだ。気が張ってるっていう文化があるんだね。
家にいるともう気が抜けて、ボーッと過ごすことあるんですけど、
オンオフの状態で言うと、オンの時はできるだけ読むようにしていて、
会社の昼休みも大体カフェかマクドみたいな時間潰せるところにほぼ100%行ってますね。
そうなんだ。
で、読んでますね。
そうか。三枝さんって結構昼の休憩時間ってのは決まってるのか。
そうです。決まってます。
そっかそっか。
今の私の働き方というか、私の会社は一応1時間休憩取れってなってるけど、
実際には修行時間中に自分のタイミングで昼を取りに行くので、
12時、1時と決まってるわけじゃなくて、その時の中の時代なので、
なんか仕事詰まってるとせかせかしちゃって、
ほんとその注文した夜が出てくるまでが勝負みたいな時があるからね。
あるな。
でもその流れでいくとたまにためながら読んでるときもあるから、
ちょっと本の内容が出るときはあるかもしれないですね。
とかあと、なんかいつも朝、職場の近くに早く着いたときとかですね、
21:03
駅のホームで読んだりしてますね。
明日これ仕事しちゃうもんな。
あ、そうなの。
まあそうですね。
で、読書グッズですね。読書グッズあります?
俺ないな。
あ、ほんまですか。
多分ないな。
グッズとは言えないんですけど、メモを取るときとかですね、本。
普段パソコンにちょっとメモ書いてるんで、
積読本を何冊かテーブルに積んでいて、それをタワーのようにして、
例えば5冊積んでたら、下から2番目か3番目の本をちょっとだけずらして、
ずらしてで、今読んでる本をメモするときに、開いた状態でずらしたところに、
ずらしたところに下に潜り込ませるとですね、本を押さえてくれるんですね、きれいに。
えー、なにそれ。
面白い使い方しますね。
そうなんですよ。
ちょっと今一瞬イメージできなかったけど、ちょっとだけ出っ張ってて、
そこに本を開いてて。
あー、なるほど。
まあその、読書スタンド、読書クリップの使い方ですね。
まあそういう道具はないんですけど、積読本をそういう使い方にしてますね、何冊か。
面白いな、それは面白いですね。
今、メモ取りたいとき、そこに挟んだりとか、
あと、おやつ食べながらのときとか、挟んだ状態で本を読んだりとか、
っていうのがしてますね。
なるほど、面白いな。
俺全くそういうの使わないからな。ただ読むだけだから。
コマンドがただ読むだけだから。
でも付箋は張りますもん。
あ、付箋は持ってる。
付箋はあれですか、もうカバンにも入れたりとか、常に。
あ、持ってるけど、でも忘れちゃったときはもう仕方ないからそのまま読み出すね。
この間の過去を売る男を読んだときは、前半ないから前半付箋張ってない。
結構もったいないことになってる。
極力もう100均でいいから買ってますね。
100均のやつ使ってますね。
100均のダイソーとかによっては使いづらいやつあったりするじゃん。
自分の似合わないやつとか。
だからなるべくこの100均で買おうみたいな100均がある。
名もなき100均のやつ。
名前が出てこないんですけど、
セリア。
いや、じゃないですね。
キャンドゥだ。
あ、キャンドゥか。
で、いつも買って、半透明の色んな色があるやつですね。細くて。それ使ってます。
俺もそれを買うんだけど、
具体的な名前出したらあれだけど、
何かやった時に付箋のノリが微妙だった時があって、
それ以来そこ使ってないんだよなとかありますね。
あと付箋は自分の部屋のテーブルの上に置いてるのと、
あとカバンに入れてるのと、
一応2つありますね。
家の中用、持ち運び用と。
あ、そうなんだ。
俺も本に挟んじゃうからな。付箋のボード。
24:03
そのままお家に歩いちゃう。
それが手折りみたいになるっていうの。
そうですね。それを手折り代わりにしてますね。
というところで、最後リクエスト。
そうですね。リクエスト恋しくて、
読んだことなかったんで、ちょっとこれも読んでみたいですね。
気になりますよね。ずっと私も発売した時から気になってる。
そうですよね。注目は昔からしていたんですけども、
いいタイミングかもしれないですね。これも。
短編集やりたくなった時に行きましょう。
そうですね。
じゃあ、フランボアーツさんありがとうございます。
ありがとうございます。
次ですね。
学びは義務じゃなくて権利さんからいただきました。
三枝さん大地さんこんにちは。
漫画編34回で大地さんが不登校だった体験についてお話ししてくださいましたね。
私の子供は中学時代に丸1年間校門をくぐれませんでした。
興味深いことに、本人は学校に行けなかった期間中もずっと
学校が好き、行きたいと言い続けていて、
大人になった本人が今振り返っても、
あの時のクラスが人生で一番好きだったそうです。
一口に不登校と言っても様々ですが、
我が家の場合は学校にはいかないのではなく、
行けないのだと親である私が気づいたあたりから方向性が見えてきたと記憶しています。
学校内外の生徒さんや先生方が自然体で支えてくださったこともあって、
本人は同じ学校に復帰することができました。
その経験から私は、人は向き合えば向き合った分だけ前に進めるんだと実感するようになりました。
私の場合は、向き合った末に肝心なのは待つことだとも悟りました。
第一さんの親御さんにもきっとたくさんの学びがあったのだろうと思います。
お二人に質問があります。
つまづいた時に読んで前向きになれた本はありますか?
あるいは何でもない時に読んで、
あの時つまづきっぱなしじゃなくてよかったと思えた本はありますか?
私はつまづいている最中には何も楽しめませんでした。
でも近年になって岩木啓さんのマサトという小説を読んで、
子供が不登校だった頃の閉塞感とそのトンネルから抜け出た時の晴れやかさを思い出しました。
というお便りですね。ありがとうございました。
なるほど。ありがとうございます。
漫画編第34回で私が話した不登校だった時の経験ですね。
現在進行形だったのかな?
不登校になっているお子さんがいらっしゃる方からのお便りがあったので、
その話をさせていただいたという経緯がありましたね。
個人的には、自分の親にたくさんの学びがあったのだろうと思いますと言っていただけて、
非常に嬉しいというか、救われたような気持ちになりますね。
この時って、改めて親とあの時のことを話すことはないんですけど、
なんとなく引っかかってて迷惑かけちゃったなみたいな気持ち、
ずっと俺は持ち続けているし、
親も何か乗り切ってくれたけど本当はどうだったのかなみたいなところもあると思うので、
27:01
なかなかそこを腹を割って話すってこと、
多分この後もしないなと思っているので、今のこの感じからすると。
私と親の関係の問題ですけど、
なのでやっぱりお互い想像するしかないので、
学びがあっただろうと思いますと言っていただけてちょっと嬉しく思っております。
で、あれですね。
つまづいた時の本ですか?
そうですね。
これもやっぱりちょっと考えてしまいましたね。
つまづいた時の本って結構個人的な体験の本だと思うんですね。
なのでこれから言いますけど、
一般化はできないなと思うので、
あくまで僕とか大地さん個人がこうだったというので、
期待値を上げすぎないでもらえたらなとは思っています。
その上でちょっと話ができたらなと思いますね。
個人的には私はあれですね。
吉田秀一さんの横道をなぞるかな。
はもう明るい気持ちになれるんで、
強い気持ちか、にもなれるのでいいなって思うのと、
あとちょっとこれは何でしょうね。
ちょっとつまづきにもいろんなパターンがあると思うんですけど、
個人的にはなんか自分を見失ってしまったような時とかは、
本じゃないんですけど、
映画でマイク・ミルズっていう監督が撮ってる
人生はビギナーズっていう映画がめちゃめちゃおすすめですね。
人生はビギナーズ、はいはい。
アイデンティティがちょっと壊れちゃった主人公が語られる話なんですけど、
結構私は何度見ても感動できるんで、
よく見返してますね。
あれ何年かな。結構昔っちゃ昔なのかな。
2010年ぐらいかな。
12、3年とかそんなもんだと思うんですけど。
マイク・ミルズはちょっとそのあたりうまいんで、結構名作が多いですね。
カモンカモンか。子供だったらカモンカモンだな。
去年公開したカモンカモンっていうやつがめっちゃいいです。
子供との関わり方が結構描かれるんですけど。
すみませんちょっと本じゃなくて。
映画とかもいいかもしれないですよね確かに。
僕はつまづいた時かな。自信がない時ですね。
自分に自信がない時に読んで前向きになれた本っていう。
経験があったので一つ紹介するのが小説ではないんですけども。
実用書で群れはなぜ同じ方向を目指すのか。
軍知能と意思決定の科学っていうですね。
博洋社というところから出ている本で、
著者はレン・フィッシャーという人で、
2012年に出版された本ですね。
これ読んでた当時はちょっと自分に自信がなくてっていうのが、
一番最初に就職した会社を辞めて、
転職するまでの間にいろんな本を読んでたんですけども。
とにかくその自己肯定感が低いというかですね。
自分にあまり自信が持てないという。
当時の自分だったので。
っていう時にこの本に書かれていたのがですね。
集団思考に、例えばですね。
集団思考に陥ると負の連鎖が起きる可能性が高くなる。
しかしより高い知恵は人間の多様性がもたらすとは意外だった。
30:00
っていうようなことが書かれて。
これどういうことかというと、
例えばですけどめっちゃIQの高いお医者さんばかり。
何十人集めたのと、
もう本当にIQの高い人から低い人まで、
たくさん集めたそういう多様性のある。
で、お医者さんだけじゃなくていろんな職業とか、
いろんな属性の人を集めて。
で、もうめちゃくちゃ難しい問題。
そういう2つの例えば集団があった時に、
もう本当に答えがないような、
ものすごく難しい答えを与えた時に、
より正解に近づけるのは、
多様性がある集団の方が答えが近くなると。
例えばですね、
お医者さんばかりだったら答えが100とした時に、
みんな110ぐらいの答えを渡せるんですね。
それぐらい100とかっていう人いないとか、
あと70とかめっちゃハズレちいう人もいないと。
逆に多様性をもたらす集団って、
150とか30とか、
なんかアホみたいな回答をする人いるんですけど、
全部合わせた時に、
100により近いのはそっちになるっていうですね。
僕、すいません。
当時いろんな本読んでたんで、
確かこの本でそのことが例として書かれていたと思うんですけども、
間違ってたらすいません。
違う本だったら申し訳ないんですけど、
確かこの本で。
でもこれに翻訳された松浦さんという方もね、
後書きですごい、
そういう結果になるんだって驚いていたっていうのが書かれていてですね。
で、ここで重要なのが、
多様性をもたらす集団の人は、
なんていうか、
お気にく答えをしちゃいけないんですよね。
本当に自分で考えた答えを出さないといけないと。
みんな答え110って言ってるから、
とりあえず自分も110にしておこうかなっていう。
自分の意思とは違う答えを出していけないと。
ちゃんと自分で考えて、
30とか150とかっていう、
なんかアホみたいな答えでもいいから、
それを出さないといけないっていうのが、
なんかまあ秘訣だっていうのがあってですね。
で、これが結構なんか、
自分に自信がない時に、
自分は間違えてもいいんだって思えるようになったんですね。
あーなるほどね。
自分のちょっと、
なんていうか世の中と自分っていうのに当てはめて、
読んでいてですね、
当てはめてしまったと。
まあそういう理屈を、
なんかそれ以降、
いろんなシーンで、
自分の思うように一回やってみようとか、
自分の本音で思ったことを大事にしようっていう、
なんかそういう意識を持つようになってですね。
ちょっと考え方が変わったなっていう。
えーいいですね。
そうですね。
っていうのが。
すげー読みたくなった。
そうですね。
まあそういう面白い本があったので。
そうそう。
まあそういう意味では、
なんか自分は自分の思うままでいいという風に、
思えた本というので、
この群れはなぜ同じ方向を目指すのかっていう。
軍知能と意思決定の科学ですね。
これは何年かな。
多分もう2014年か15年か、
その辺りに読んだ本ですね。
ちょっと私気になるので、
多分読むと思います。
まあまあ多分図書館とかでね、
借りられると思いますので。
学びは義務じゃなくて権利さん、
こんな感じでちょっとご紹介しましたので、
もしよろしければ参考にしていただければなと思います。
33:01
じゃあ続きまして、
次のお便りはクランボンさんという方からいただきました。
ありがとうございます。
こんにちは。
村上春樹の街とその不確かな壁の階で出会い、
そこから遡って毎日水金や火事の際に拝聴しています。
街とその不確かな壁の階で、
ささやかかもしれないけどここが良かったとか、
ここの文が心に残った、
というお二人の会話にうんうんと激しく同意し、
なんだか自分の頭だけでぐるぐるしていた感想が、
しっかり言葉にされて成仏されたような、
そんな気分で聞いておりました。
この感想を語り合うまでが読書だよなとしみじみ。
最近読書館に参加してみたのですが、
いろんな本を知ることができるというのも大きな魅力の一つですが、
自分が紹介する本について、
あらすじを自分なりに整理したり、
どう伝えたら他の人に感動した部分が伝わるのかな、
など自分の体験したことと照らし合わせてみるのはどうかなとか、
一冊の本にじっくりと向き合うことができるのは、
とても良い経験だなぁと感じています。
そらとび猫たちの読書会に参加する気持ちで聞きたくて、
ご紹介された本を早速購入したり、
奇跡も語るものもいなければ、
とカッコがけて書いていただいてますね。ありがとうございます。
家にあるものは採読して、
半顔屋村上春樹だと。
もう一回聞いてみようと思っています。
地方に住んでいるため、
大地さんが主催されている読書会には参加できずとても残念。
しかしいつか行けたらなぁと夢見ています。
リクエストは日本の小説なのですが、
永野真由美さんの初期の作品です。
天体議会とかいただいてますね。
古い作品ですが、
なんとなく夏を感じさせるなぁというのと、
レプリカ人形というAI人形が登場するSFなのに、
とにかくとにかく流暢な文章が魅力的な作品が多いのがとてもおすすめです。
これからも書けながら応援しております。
どうぞお体にお気をつけて頑張ってください。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいですね。
町と不確かな壁ってもう最近じゃないですか。
そうですね。
最近でいただいているっていう。
半岸とかってあれかなぁ。
ギリシャ語の方じゃなくてあれかなぁ。
回復する人間か、死臭ですか。
だったらまだ近いかな。
分かんないけど。
なるほど。
いやなんかありがたいですね。
こんな聞いていただきて。
しかも読書会に参加するような気持ちで聞いていただいてるっていうのも嬉しいお言葉ですね。
確かにちょっと我々が狙いを定めてるところでもあるしね。
読書会みたいなねっていうところはね。
そうですね読書会、やっぱこのアウトプットの場になるので、
話してみると思ったよりあれ自分理解しなかったみたいな瞬間とかを私すごい経験してるので、
結構ですね読書会ってやっぱり本当一冊の本にじっくりと向き合うことになるので、
いい会だなと思ってます。
そうですね。
話してるうちに自分がこの本から抱いた感情とか思いってこういうことだったんだっていうのが整理できたり発見できたりっていうのもありますし、
それはね本当に普段ラジオでやってるのがまさにそうかなと思いますし。
リクエストですが、長野真由美さん私読んだこともないですね。
36:04
なんかあったっけな。
名前はもうずっと昔からね、大御所だと思うんで存じ上げてますが。
何か読んだことあるかな。
ちょっと乱読した時期もあるんでその時に読んでればあると思います。
図書館とかで借りたことあるかもしれないですね。
初期の作品ということで、例ではもうちょっと天体議会というものを挙げてくれてますね。
これもちょっと検討しましょう。
正直初期作品と言われて調べないと全くわからないんで、
もう天体議会を第一候補としてちょっと読めるタイミングがあったら読んでみたいと思います。
面白いですね。AI人形、レプリカ人形が出てくるSFというので、文章も魅力的というので、すごく読みたくなりましたね。
あとあれですよね、読書会参加できずと。
もしよければオンラインで読書会をすることがラジオで不定期でたまにですけどね、ありまして。
そういう機会でもよければオンラインでもしお会いすることができたらいいなと思いますね、クラムボンさんに。
6月4日の時点では全く何も今収録している段階ではないんですけど、
おそらく日本翻訳大賞の作品、チェベングールと弁発のシャーロック宝物はやると思いますので、
ぜひちょっとチェベングール読んでっていうのはここかもしれないので、
チェベングールじゃない方で、チェベングールはもう多分モサしか現れない。
でもいろんな人に来てほしいな、すげー面白かった。
あとはその2つだけじゃないですね、他にも何か読者が考えるかもしれないですし。
クラムボンさんありがとうございました。
ありがとうございました。
次ソンネチカさんからのお便りです。
いつも楽しく聞いています。先日117回目の放送で小説の批評記事についての意見をおっしゃっていましたが同感です。
情報があふれすぎて、自分が体験しなくてもまるで自分が思っているように錯覚してしまうということをいつも恐れています。
ただ楽しむという率直な感動をプロの理屈で納得させられないように気をつけなくちゃと、
普段自分がひっそり思っていることを言っていただいたようで、ほっとしてしまいついメールいたしました。
私にも好きな作家はたくさんいます。
ここ数年、エリザベス・ストラウスが大好きです。
彼女の作品は大きな事件がなくても日々の中にこそ、実は全てがつながり、最後には大切な意味を含んでいると思えるのです。
文学ラジオで紹介する本は何冊か読んでいますが、読んでいない本もエピソードの会話でお二人が読書を楽しんでいることが伝わってくるので、とても素直な気持ちになれます。
私の読書はとても遅くて、お二人の速度にはとても追いつけませんが、これからも読書を楽しむ一員として参加させて聞かせてもらいます。
そして、ちょっと嬉しいシンパシーがあったらまたメールします。
P.S.三枝さんのありがとうございましたのトーンが何だかふんわりしていつもクスッとします。大地さんが早口なのでそのコンビネーションが絶妙。
39:08
ということでですね、このありがとうございましたというのが一番最後のお別れのところですね。
ありがとうございます。最後のところね、俺だいたい結構あの時収録の時間がやべえなっていつも思ってるから、ついつい早口になっちゃう。
でも僕は最後大地さんが言われた後にちょっとかぶせるぐらいで一言で言うだけなんで、ちょっとのんびりした言い方になってるんですけども、
そのコンビネーションがいいのかもしれないですね。ということで曽根知佳さんありがとうございました。
曽根知佳さんあれですね、ロシアの売りつか屋か、売りつか屋のデビュー作の名前だから、それが好きなのかなもしかして。
そんな気がしますね。
みえさんのあれですね、第117回の村上春樹か、回の時に。
ちょっと批評記事か、あれは確かに私も聞いててもっともだな、もっともだなというか、引っ張られちゃうからね。
そうですね、でその時言っていたのが、街とその不確かな壁を検索した時にレビューとかを、
そういうプロの批評記事がやっぱり表にずらって並んでいて、作品理解を深めてくれる内容とか批評はしてくれてるんですが、
楽しい部分っていうところまでは伝えるコンセプトの記事ではないので、
読者が求めているものと本当にマッチしているんだろうかっていう、ちょっとそういう話をさせてもらいましたけど。
なんか上げ足取りみたいな、そこまでじゃないかもしれないけど。
文学的な評価という意味では重要だと思うんですけども、読者視点の時にもうちょっと単純に村上春樹さんの本って面白いのかどうなのかみたいな、
もうちょっとそっちの方を伝えるメディアというか、記事というか。
そういうのが本当はあると思うんですけど、なかなかそれが表には来てないんじゃないかなというので話しましたね。
あと、ヘリザベスストラウスさん。
うん、ストラウト。
あ、ストラウトさん。
そうですね。
ちょっと存じ上げてないな、私。何書いてる人だ。
あ、なんかこれ見たことあんの。
私の名前はルーシー・バートン。
オリーブ・キッタチュー。
なんか見たことあんの。
作品は見たことありますね、早川から。
オリーブ・キタリッジの生活って2009年のピューリッジアースショーを撮ってるんですね。
お、すごいですね。
これはちょっと、しかも早川文庫で出てる。
結構あれだな、なんかあの、初映見ると見覚えがあるものばっかり。
多分、多分あれだな。
見たことあります。
多分何かしら。
そうだね。
このオリーブ・キッタリッジ再び。
あ、本当だ。ピューリッジアースショーを出演してる。
42:00
オリーブ・キタリッジの生活。
すごいね。
そうですね。
ラジオの紹介候補。
有力候補に上がってくる。
有力候補になりましたね、逆に。
リクエストって言われてないから。
そうそう。
そうですね。ちょっと読んでみたいですね。面白そう。
そうですね。
そうねちかっていう名前を方が勧めてるくらいだから間違いないですよ。
これからも楽しんでいただければと思います。
そうねちかさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
次のお便りは、DAIさんという方ですね。
DAIさん、みえさん、こんにちは。
いつもラジオを楽しく拝聴しています。
先日は文学フリマにてガイドブックを購入させていただきました。
ありがとうございます。
いつもお二人のセレクトセンスに唸るばかりです。
私のおすすめ海外小説はサマセットモームの人間の絆です。
数年前、病気で入団を繰り返して落ち込んでいるときに私を救ってくれた本です。
たかが紙の玉が人の人生を変えることができる、
それまでなんとなく読書好きだった私は、
その小説に出会って本当の意味で読書好きになるような気がしました。
文学は素晴らしいものだと、もっといろんな人に知ってもらいたいですね。
またこれからも素敵な小説を紹介してください。
というお便りでした。ありがとうございます。
ありがとうございます。
文学フリマで来ていただいたんですよね。
ガイドブック買ってくれて。
ありがとうございました。
どちらかとあったわけですね。
そうですね。
ありがとうございます。
サマセットモームの人間の絆。
これ私読んでないな。
モームは何冊か読んでるんだけど。
そうですね。
月とロックペンスは読んだことあるんですけど。
人間の絆。
これ最近興文社から出たよね、新訳。
そうなんですか。
ちょっと話題になってた。
人間の絆。
興文社新訳文庫かな。
人間の絆じゃなくて何だっけな。
タイトルちょっと変えてたんじゃなかったっけな。
人間のしがらみですね。
興文社はっていうタイトルで出てるんで。
ちょっと読みたいなって私思ってました。
これもいつかちょっと読みたいですね。
そうですね、確かに。
モームは前々から本当にいろんな方に推薦を。
モームは本当にいいっていうので。
ちょっとなかなか読めていなかったんで。
人間の絆。
新訳で何ページだろうな。結構あるかな。
上下巻か。
なるほどね。
結構なボリュームだ。
結構ボリュームありそうだな。
656ページかける2ですね。
すごい。
これあれだよね。
上編集ですよね。
すごいですね。
後半かける2だから1300くらいいくのかな。
そうですね、そのくらい。
1冊で。
ちょっと手を出すのはあれですが。
いつか行ってみたいですね。
この言葉がいいですね。
たかが紙の束が人の人生を変えることができるっていう。
いいですよね。
本を読んでいる人は感じることがある。
じゃあダイさんありがとうございます。
45:00
またぜひお便りください。
これが最後ですね。
かんこさんからのお便りです。
毎週楽しく聞かせていただいております。
海外文学が好きなのですが、なかなかこのような場に出会う機会がなく、
見つけたときは嬉しかったです。
そしてお二人のスタンスがとても心地よいです。
批評家や書評家ではなく、文学好きな読者としての感想を話されている部分、
作品に対しての尊敬と愛情を持たれている部分、
ご紹介された作品を遡っていろいろと読んでいこうと思っています。
寸読状態になっている何冊かも引っ張り出して。
最近読んだ中で面白かった作品、
マギーフ・マフフーズのミダック浴場。
実在する袋工事に住まう人々の群蔵劇なのだけれど、
とにかく登場人物のキャラが立っていて、
面白おかしく描かれていて、
まるで猪本新喜劇を見ているかのような感覚に陥ります。
川上美恵子さんの作品も気になっています。
お二人の思い入れのある作品紹介の回もまた聞きたいです。
これからも楽しみにしております。
ということで、寛子さんありがとうございます。
ありがとうございます。
なるほど。川上美恵子さんの作品。
たまに俺が名前を出すからかな。
面白いですもんね。
僕は読めてないんですけど、
何冊か持ってはいてですね。
読む体勢はもう整っているんで。
ラジオでやるならあれだな。
全て真夜中の恋人か、愛の夢とかだっけな。
うんだっけな。愛の夢だっけな。
あれすげー好きなんだよな。
なんか知らないけど号泣したんだよな。
川上美恵子さんもいつかは必ずやると思うので。
ナギーフ・マフ・フーズン・ミダック・ヨコチョウ。
これは初めて聞きましたよ。
そうですね。どこの国なんだろう。
あれだ、エジプトのカイロの下町。
マジですか。めっちゃ面白そうじゃないですか。
今年2月に出た本ですね。
そうなんだ。
作品社から。
また作品社。いい仕事がありますね。
ノーベル文学賞作家による作品ってことは。
そうなんだ。いつ取ったんだろう。
マフ・フーズ。
1988年。もう亡くなっているのか。
でも94歳か。
亡くなりになっているから。
でもいくつの時取ったんだろう。
ちょっとパッと計算できないけど。
なるほどね。ちょっと面白そう。
面白そうですね。
今ちょっとウィキペディアパッと開いてきた文章がすっげえ印象的なんだけど。
なお、生涯を通じてカイロの外へ出ることは滅多になかった。
どっちなんだ。滅多になかったってどっちなんだって。
生涯を通じて出ることはなかったのか。
出ることはなかったってことは。
滅多になかったって書いてあるんですよね。滅多にってどういうこと?
基本的にはもう出なかったんでしょうね。
48:00
カイロにずっといた。
面白そうですね。
やばいですね。こういうふうにね。
いろんな方からお勧めされると読みたい本パックがまた増えてきちゃうんですね。
そうですね。
これを我々はラジオでやってるわけですね。いろんな人に。
いやでもこういう情報ありがたいですね。
ありがたいですね。
僕もそうですね。まさにこういう本読みたいですよね。
この本とエジプトの下町の。
これちょっと紹介しましょうよ。長いんだか短いんだかわからないけど。
そうですね。
ジェベングール紹介しちゃってるから何でもいける気がしちゃってるけど。
まあまあ。
でも363だからまあまあ小変化いいですね。
ちょっとこれ行きましょうね。
これはそうそう。いや本当。
面白そうですよね。
いいですよね。
そうですね。スタンス。
ちょっと我々がやっているのがあくまで文学好きな読者として感想を話しているっていう。
批評とかちょっと難しい。批評したり諸評したりっていうのはやってないんですけども。
それを心地よく思っていただいているっていうのがありがたいですね。
ありがたいですね。我々ができる限界がそこですから。
そうですね。
あんまり勉強しようっていう気もします。
あとは海外文学はね。やっぱり結構楽な部分があって。
そうだね。
だいたいもうハズレがなくてですね。
でも素直にはすごい作品ばっかり出会えているんで。
まあそういう意味でちょっと気が楽なんですよね。
確かに。
たまに我々の天位を得ないやつ出てきますけどね。
そうですね。
すごすぎてね。
すごいしか言えない作品とか。チェヴェンゴールとかね。
そうですね。
そうですけど。
観光さんありがとうございました。
ありがとうございました。
本日はこれで以上となります。
また2ヶ月後にお便りを紹介していきたいと思いますので。
ぜひ皆さん何でもいいんで。
作品の感想、リクエスト、それ以外の人生相談何でもいいので。
いただけるとありがたいです。
そうですね。
今回も本当はテンポよく早速言おうと事前に大地さんと言ってたんですけど。
なんだかんだいくいくの質問を拾っていくと長くなったんですけど。
まあどんなことでもいただけたらちゃんと。
お答えします。
ちゃんと話すと思いますので。
さてじゃあ次回予告して終わりたいと思います。
次回はですね。
お運の僕には名前があったです。
こちら韓国の詩になりますね。
お楽しみに。
番組の最後になりますが。
メルマガ簡易を募集しております。
メルマガは無料版、有料版とありまして。
詳しいことは番組概要欄に記載しておりますので。
そちらをご確認ください。
番組の感想やリクエスト。
またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました。
読み返しましたのでございましたら。
ハッシュタグそのとびねこたちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
ツイッターやインスタのDMや投稿などでお待ちしております。
お便りフォーム。
今回紹介したようなお便りですね。
こちらも随時募集しておりますので。
番組情報欄からぜひぜひお寄せください。
51:02
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