ちなみに目録の初言は一番最後にとっておいて読むのがおすすめ。
今まで読んできた章の回想とともに味わうことができます。
ではお体にお気をつけてお過ごしください。
こんなのでよかったらまたこのためにしますということでした。
ありがとうございます。
いつでもメールはお待ちしておりますのでぜひぜひお寄せください。
そしてひょっとしたらお気づきかもしれませんがと言われてるんですが全く気づかなかったですね。
トラが目録のカスピトラ、スモモの木のケージのマーザンダラントラ、これ日本で気づけてるのフミアトさんだけかもしれないですね。
面白いですよね。やっぱこういう繋がりを考えられるのって読書の楽しみのひとつだし。
確かにたまにありますよね。この作品って他の作品のこれじゃないかとか。
ちょっとピンときちゃう時ありますよね。
そしてあとあれですね。失われたいくつかのものの目録を読み寝る前に一番ずつのペースでってあるんですけど。
結構あれ1話読みきるの、ああでもそうでもないのか。結構大変だなって思ったけど。
そうですね。
そんなに大変じゃないのかな。
3ヶ月ぐらいかけて読まれていると思うので、毎日ではないのかな。読めるときってことかもしれない。
いやでも寝る前に読もうと思うとめっちゃ眠くなる作品かなってちょっと思ってたんで、いやすごいと思いましたね。
あと夢が連続しそう。
ああそうですよね。なんか作品の中なのか夢の中なのか、なんかわかんなくなりそうな。
でもこうやってあの紹介した本の感想いただけるのは本当嬉しいですね。
本当そうですね。どっちの作品もすごく楽しんで読まれているんだろうなって考えて、なんか嬉しいですね。
どっちも名作ですからね。
じゃあふみおとさんありがとうございました。またメールいただけると嬉しいです。
では次ですね、紹介したいと思います。次ヤンヤンさんからいただいたもので、ちょっとこれですね、メールでいただいたあの文面なんですけども、ちょっとお便りでも紹介させていただいていいですかっていうので改訳いただいた。
こんにちは。月曜日朝の会心を心待ちに仕事の前に聞き、夜再び飲みながら聞いています。
夜は程よく酔って聞いていることと、お二人の距離が初めの頃より縮まった感もあって、すっかり友達気分です。
作品紹介の余韻を残した終わり方が絶妙で、大地さんの編集センスを感じます。
そして余談ですが、いつも静かな三枝さんがテンション高めなコメントをされている様子や、いつも元気な大地さんのセンチメンタルなコメントに萌えたりしています。
これからも誠実なお二人の文学紹介を楽しみにしています。ぼんやりしたリクエストになりますが、お二人のYA文学の紹介が聞いてみたいです。
ヤンヤンさんありがとうございます。ありがとうございます。
なるほど。なんかいろんなシーンで聞いていただけるようで、嬉しいですね。
夜に飲みながら聞いていただいてる。ちょっとちょっぴり恥ずかしいですけどね。
なので、季節的なという意味ではないんですけど、
で、夏に読みたい小説、そういう意味ではなくは、
ちょっと自分の中で、これはちょっと今年読みたいと思う本があればそれを選ぶかなという、思いますね。
なるほど。
長編とかですかね、やっぱり。
確かに。折り返しか、そうですね、確かに。
ちょっと今年の読書どうなっていくだろうみたいな折り返しポイントが確かにありますね。
そうですね、夏に頑張れたら、1年頑張ったって言えそうな気がする。
確かに。
いいですね。
私は、夏、暑い時、スタンドバイミーかな、スティーブン・キングの。
映画もそうだけど、あれなんだろう、夏感ある。
でも、スティーブン・キングのあれは、恐怖の式シリーズっていう4つの中編小説の中の1本なんですけど、原作は。
現代がザ・ボディなんですけど、確か春の小説として書かれた気がする。
だからちょっと夏じゃないかもしれないですけど、スティーブン・キング的には。
夏は確か結構怖いやつだったかな、ゴールデンボーイっていう、すげえ怖い話だったな。
やっぱり夏のイメージから、夏休みとか、バカンスの話とか、バカンスに何か関連する本とか読みたいかもしれないですね。
確かにね、でもバカンスって何かわかんないけど、パトデックの推理小説で殺人とか起きそうみたいな。
そっちのイメージを持ってしまった、名探偵コーナー的な発想で。
上げていただいた、倉橋ゆめかさんのシュンポシオン、ちょっと見てたらバカンスの話ですね。
あ、そうなんだ。全然知らないと思ったけど、面白そうだね。
ギリシャ・ローマ古典学の教授が、秘書地であった、つまりバカンス先であった知的な女性に惹かれていくっていう。
めっちゃ面白そうですね。
教授なんで、女性かな、老人と知的な女性との愛の形を描くっていう。
面白そう。
面白そうですね。こういう話なんか読みたいですね、確かに夏に。
確かに。いいですね。
いいですね。
夏もこうね、空気感と暑い時のね。
バカンス系ですが、ちょっと重ためなイメージですかね。もうちょっと軽くてもいいかもしれないですけど、でもいいですね。
季節ね、季節をイメージした読書はいいですね。
確かに。
じゃあ移動するてんぴーさん、ありがとうございました。
じゃあ次ですね、ねじまきさんから。
お馴染み。
そうですね、ねじまきひらじわさんですね。
お久しぶりです、ねじまきです。お二人は海外文学をメインに日本の人に本を紹介されていますが、逆に日本の文学を海外の方に紹介する機会があるとすれば、日本のどんな作品をお勧めされますか。いくつかあげていただけると幸いです。
これね結構難しくて、今回たくさんお便りいただいた中で一番難しい質問ですね。
なるほど。私でもあれですね、やっぱり日本人作家で、今最近ちょっと新作出てないんですけど、やっぱり一番すごいなって今現役で思っているのは中村文則なので、中村文則さんの作品を推しますね。
欠かさずの配信ありがとうございます。
この毎週の配信以外にも信じられない読書量のお二人。想像するに片時も本を手放すことがない日々なのではないでしょうか。
食事の時はどうしてますか。一人のご飯の時は食べながら読んだりしますか。飲みながらはありそうですね。
私は食べながらお茶しながら読むために読書スタンドを買ってみたのですが、問題はページをめくる時なんですよね。
読書クリップなるものを職場でのランチに愛用しています。
お二人の読書グッズや読書のお供、何か欠かせないものとかお勧めのものがあったら教えてください。
リクエストは村上春樹さんの翻訳アンソロジー恋しくてです。
書き下ろしの恋するザムザも最高ですし、春樹さんが選んだ短編集がどれも秀逸。
ぜひお二人の感想をお聞きしたいです。
ということでした。フランボワーズさんありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいですね。月曜日の朝聞いてくれる人多いですね。
そうですね。
通勤の時に嬉しいですね。
だんだん書かせていただきたいというプレッシャーが。
まず最初の方に行くと、食事とかの時に読んでるか読んでないかかな。
ていうと、俺読んでないな。
僕も読んでないですが、京都にいた時は朝は朝ごはん食べながら読んでましたね。
すごい。会社で結構同僚と食事に行くこともあるんだけど、一人でランチするときは本を持って行くね。
本と財布だけ入れるトートバッグを持ってるんだけど。
それで一定で、注文した料理が出てくるまでは読んでますね。
それぐらいかな。
あと通勤と電車の中でぐらい頼むな。
言われると確かに僕も通勤時間とか会社の昼休みとか、それちょっと気が張ってるときは大体読んでますね。
そうなんだ。気が張ってるっていう文化があるんだね。
家にいるともう気が抜けて、ボーッと過ごすことあるんですけど、
オンオフの状態で言うと、オンの時はできるだけ読むようにしていて、
会社の昼休みも大体カフェかマクドみたいな時間潰せるところにほぼ100%行ってますね。
そうなんだ。
で、読んでますね。
そうか。三枝さんって結構昼の休憩時間ってのは決まってるのか。
そうです。決まってます。
そっかそっか。
今の私の働き方というか、私の会社は一応1時間休憩取れってなってるけど、
実際には修行時間中に自分のタイミングで昼を取りに行くので、
12時、1時と決まってるわけじゃなくて、その時の中の時代なので、
なんか仕事詰まってるとせかせかしちゃって、
ほんとその注文した夜が出てくるまでが勝負みたいな時があるからね。
あるな。
でもその流れでいくとたまにためながら読んでるときもあるから、
ちょっと本の内容が出るときはあるかもしれないですね。
とかあと、なんかいつも朝、職場の近くに早く着いたときとかですね、
そのままお家に歩いちゃう。
それが手折りみたいになるっていうの。
そうですね。それを手折り代わりにしてますね。
というところで、最後リクエスト。
そうですね。リクエスト恋しくて、
読んだことなかったんで、ちょっとこれも読んでみたいですね。
気になりますよね。ずっと私も発売した時から気になってる。
そうですよね。注目は昔からしていたんですけども、
いいタイミングかもしれないですね。これも。
短編集やりたくなった時に行きましょう。
そうですね。
じゃあ、フランボアーツさんありがとうございます。
ありがとうございます。
次ですね。
学びは義務じゃなくて権利さんからいただきました。
三枝さん大地さんこんにちは。
漫画編34回で大地さんが不登校だった体験についてお話ししてくださいましたね。
私の子供は中学時代に丸1年間校門をくぐれませんでした。
興味深いことに、本人は学校に行けなかった期間中もずっと
学校が好き、行きたいと言い続けていて、
大人になった本人が今振り返っても、
あの時のクラスが人生で一番好きだったそうです。
一口に不登校と言っても様々ですが、
我が家の場合は学校にはいかないのではなく、
行けないのだと親である私が気づいたあたりから方向性が見えてきたと記憶しています。
学校内外の生徒さんや先生方が自然体で支えてくださったこともあって、
本人は同じ学校に復帰することができました。
その経験から私は、人は向き合えば向き合った分だけ前に進めるんだと実感するようになりました。
私の場合は、向き合った末に肝心なのは待つことだとも悟りました。
第一さんの親御さんにもきっとたくさんの学びがあったのだろうと思います。
お二人に質問があります。
つまづいた時に読んで前向きになれた本はありますか?
あるいは何でもない時に読んで、
あの時つまづきっぱなしじゃなくてよかったと思えた本はありますか?
私はつまづいている最中には何も楽しめませんでした。
でも近年になって岩木啓さんのマサトという小説を読んで、
子供が不登校だった頃の閉塞感とそのトンネルから抜け出た時の晴れやかさを思い出しました。
というお便りですね。ありがとうございました。
なるほど。ありがとうございます。
漫画編第34回で私が話した不登校だった時の経験ですね。
現在進行形だったのかな?
不登校になっているお子さんがいらっしゃる方からのお便りがあったので、
その話をさせていただいたという経緯がありましたね。
個人的には、自分の親にたくさんの学びがあったのだろうと思いますと言っていただけて、
非常に嬉しいというか、救われたような気持ちになりますね。
この時って、改めて親とあの時のことを話すことはないんですけど、
なんとなく引っかかってて迷惑かけちゃったなみたいな気持ち、
ずっと俺は持ち続けているし、
親も何か乗り切ってくれたけど本当はどうだったのかなみたいなところもあると思うので、
なんかあったっけな。
名前はもうずっと昔からね、大御所だと思うんで存じ上げてますが。
何か読んだことあるかな。
ちょっと乱読した時期もあるんでその時に読んでればあると思います。
図書館とかで借りたことあるかもしれないですね。
初期の作品ということで、例ではもうちょっと天体議会というものを挙げてくれてますね。
これもちょっと検討しましょう。
正直初期作品と言われて調べないと全くわからないんで、
もう天体議会を第一候補としてちょっと読めるタイミングがあったら読んでみたいと思います。
面白いですね。AI人形、レプリカ人形が出てくるSFというので、文章も魅力的というので、すごく読みたくなりましたね。
あとあれですよね、読書会参加できずと。
もしよければオンラインで読書会をすることがラジオで不定期でたまにですけどね、ありまして。
そういう機会でもよければオンラインでもしお会いすることができたらいいなと思いますね、クラムボンさんに。
6月4日の時点では全く何も今収録している段階ではないんですけど、
おそらく日本翻訳大賞の作品、チェベングールと弁発のシャーロック宝物はやると思いますので、
ぜひちょっとチェベングール読んでっていうのはここかもしれないので、
チェベングールじゃない方で、チェベングールはもう多分モサしか現れない。
でもいろんな人に来てほしいな、すげー面白かった。
あとはその2つだけじゃないですね、他にも何か読者が考えるかもしれないですし。
クラムボンさんありがとうございました。
ありがとうございました。
次ソンネチカさんからのお便りです。
いつも楽しく聞いています。先日117回目の放送で小説の批評記事についての意見をおっしゃっていましたが同感です。
情報があふれすぎて、自分が体験しなくてもまるで自分が思っているように錯覚してしまうということをいつも恐れています。
ただ楽しむという率直な感動をプロの理屈で納得させられないように気をつけなくちゃと、
普段自分がひっそり思っていることを言っていただいたようで、ほっとしてしまいついメールいたしました。
私にも好きな作家はたくさんいます。
ここ数年、エリザベス・ストラウスが大好きです。
彼女の作品は大きな事件がなくても日々の中にこそ、実は全てがつながり、最後には大切な意味を含んでいると思えるのです。
文学ラジオで紹介する本は何冊か読んでいますが、読んでいない本もエピソードの会話でお二人が読書を楽しんでいることが伝わってくるので、とても素直な気持ちになれます。
私の読書はとても遅くて、お二人の速度にはとても追いつけませんが、これからも読書を楽しむ一員として参加させて聞かせてもらいます。
そして、ちょっと嬉しいシンパシーがあったらまたメールします。
P.S.三枝さんのありがとうございましたのトーンが何だかふんわりしていつもクスッとします。大地さんが早口なのでそのコンビネーションが絶妙。