どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、
文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。お相手は、私、小説が好きなダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のソロではない二人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお聞きになる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
今回は番外編となっており、作品紹介がない回です。で、一応これが我々にとって今年初めての収録になりまして、改めて明けましておめでとうございますと言わせていただければと思います。
はい。明けましておめでとうございます。さっきみなさんと収録始めるときに、明けましておめでとうございましたとしたので。
前回がね、年末の収録だったんで、私だけ初めて今日お会いしたっていう感じだったんで。
ほぼ毎日連絡とったんで、なんか今更感はすごいあるんですけれども。
まあまあ、そうです。
じゃあちょっと本編入る前にですね、お知らせを何点かさせてください。ちょっと長くなるかもしれませんがよろしくお願いします。
全部で4点あります。1点目がベストエピソード投票をお願いいたします。
こちら2021年に紹介したエピソード、配信したエピソードを現在ですね、皆様方からどのエピソードが一番面白かったか投票をお願いしています。
Googleのフォームでやっておりまして、番組概要欄から入ってきますので、ぜひ投票いただければなと思います。
これが結構我々としては楽しみでして、どのエピソードが1位になるのかって、去年もやったんですけど結構ドキドキするので、ぜひご参加いただけるとありがたいです。
そうですね、これも投票いただいた方、投票理由っていうのも自由に記述してもらえるようになっているんですけど、結構そういうのを読むのも面白くて、こういう理由で選ばれたんだ、そういったのも楽しみにしているので、ご覧いただけるとありがたいです。
2点目が、ちょっとこれがギリギリになるんですけど、14日、これの配信が10日なのでもうギリギリなんですけれども、
ポッドキャストアワードというものがございまして、そちらがリスナー投票ができるアワードがあります。
これは前からもお伝えしているとおり、日本一のポッドキャストを決める祭典でございまして、ぜひ我々のポッドキャスト、文学ラジオ空飛猫たちにご一票いただけると嬉しいです。
なかなかこれで我々が1位になるってことはないと思うんですけれども、でも少しでも上の何か注目されるようなポッドキャストになるかなと思っておりますので、ぜひご投票いただければなと思います。
ラジオ聴いてくださっている方には協力してもらえると非常にありがたいですね。
3点目がYouTubeチャンネルを作りました。
こちらなんですが、基本的には過去一番最初に配信したエピソードから順番に静止画でアップロードしております。
多分公開収録単化されて配信行った人は、あ、こんな感じに編集でなるんだっていう驚きが本当に強かったんじゃないか、そこは思いますね。
というところで、またちょっとやれたらやりましょう。
そうですね。
ポッドキャストも早送りで聴いてくれている方も多いと思うので、公開収録のかなりスローなテンポで喋っていて、途中途中相談も入っているとか、
そういうのを逆に僕がそれを見る側だったらそれはそれで面白そうだなって思います。
確かにそうっすね。
もっとガッツリした公開収録やってもいいのか。
ついてきてくれる人がいるんだなって感じですね。
じゃあそのとこで本編いきますか。
じゃあ年始一発目の番外編なんですが、本の話に番外編続くのでグッと寄せたいなと思って、年末年始に読んだ本というテーマで今日はお話ししたいと思います。
じゃあそれぞれ紹介していきましょうか。
私の方がいきます?
そうです。
私は去年もご紹介した作家さんで、イタロカルミーノというイタリアの作家がいたところにいるんですけど、
もう存命ではないんですが、去年、冬の夜一夜の旅行とかという小説をご紹介させていただき、
ちょっと聞いた方はだいぶ不思議な小説を書かれる人なんじゃないかなという印象を持っていると思うんですけども、
その方のイタロカルミーノさんの見えない都市という本を、
これ年末から読んできて読み終えたのは年始なんでちょっと年を越した本ではあるんですけども、
ちょっとご紹介させていただけたらなと思います。
私、これイタロカルミーノが連続で3つ目かになるんですけど、
私も後期の、いわゆるイタロカルミーノの後期の作品しか読んでなくて、
ラジオでも紹介した冬の夜一夜の旅行とかという本と、
あと宿命の交わる城という本と、今回見えない都市という本になります。
全部これ彼が次世代の後半に書いた本ですね。
だいぶ実験的な内容になっていて、どれも。
特に宿命の交わる城を読んだ時には、
これってタロットカードがテーマに入ってて、
タロットカードが並べられてて、そこから物語を読み解くというわけがわからない話だったんですけど、
今回の見えない都市もちょっと近くて、
これは空想都市が出てくる、空想都市がたくさん出てくる話なんですよ。
70個出てくるんですけど、
これがもう本当イタロカルミーノすごいなって思うのは、
多空の世界というか、想像の世界というのを描くのが本当に上手い方で、
毎回何を語ろうとしているのか、何を伝えようとしているのか、
捉えきれないというのが見えない都市、宿命の交わる城。
あと、ふうなる人の旅人はわりとわかりやすかったんですけど、
でもなんかわかんないとかあるんで、そういう作家なんだろうな。
多分これ何回読んでもわかんないって思って終わる本を書く方なんだろうなと思います。
これから新年初の収録ということで、今年どんな1年にしたいかというのを話していきたいなと思います。
まずラジオとしては話しますか。
そうですね。
個人の活動もあると思うんですけど、
ラジオとしては今年はみえさんと結構年末年始打ち合わせしてたんですけど、
何か具体的に新しいことを始めようみたいなことが多くて、
どんな感じっていうのはあんまり詰められてないんですけど、
どんどん話をYouTube始めます。
あと今どんどんとないんですけど、サポーターを募集しようと思ってまして、
そのサポーターの方々に向けておまけ的な感じなんですけど、
ちょっと特典的なメールマガジンを検討してたりする。
実際に今度無料の予算で会うので、
そこからまた何か生まれるかもしれないみたいな感じではあるんですけど、
今年もちょっとラジオには力を入れていきたいなとは思ってます。
基本はやっぱり年始は番外編が続いちゃってるけど、
やっぱり聞いてくれる人が読みたいって思えるような本をたくさん紹介していきたいなっていうのが基本にあって、
それがいろんな人に届けばいいなとは思ってます。
個人的にはしおり作って配り出して思ったんですけど、
しおりって会った人とかに配れるんで、
SNSで発信してるだけじゃ届かなかったような人に届いたなって感じがあって、
あんまり知り合いとかラジオやってるんですって言ってるだけだとへーで終わっちゃうけど、
しおり出すとこんなことやってるんだみたいな、
具体的に思ってもらえたりとかしたんで、
この中ちょっと広がりが見えたなと思っていて、
個人的にはこのラジオ、好きになってくれる人にはまだまだ届いてないなみたいな感覚が、
2021年の年末に芽生えて、
ちょっと好きになってくれるような人に届けるように、
ちょっともうちょっと頑張りたいなと私は思いました。
私はね、このラジオに関してはね。
レイさんどうですかね。
大地さんの言っていた通りだと思いますし、
ラジオをそもそも始めたのはお互い趣味でというか、
楽しい時間を過ごしたいなというので始めたと思うんですけども、
それを僕と大地さんだけじゃなくて、
聞いてくれている人も増えてきたっていうのをすごく感じていまして、
もっとラジオを楽しみにしてくれている人と楽しめるような、
そういうのを今年は作っていくのかなとは感じています。
スマートにズームオフ会みたいなのをやったけど、
ああいうのをうまい形で色々適切にやれたら面白いし、
なんかズームオフ会やって、
そんなに今回と参加者同士が交流してもらう時間というのは、
うまくいかれなかったのがすごい反省点なんですけど、
なんとなくだけど、リスナー同士が話してみると、
たぶん普段出会えなかった方だけど、
出会いたかった方みたいな感じになるんじゃないかな、
みたいな感覚がちょっとありますね。
やっぱり海外文学中心で発信してきているから、
なんかちょっとそういうようにアンテナ高い方々が
去年1年間、結構いろんなこと悩んでて、
結構みえさんには悩み相談したと思うんですけど、
自分の才能っていうか、資質ってなんだろうみたいな。
どういう資質が自分には備わっているんだろうみたいなことを、
結構真剣に考えて、
まだあんまり言語化できてないんですけど、
たぶん1つ分かってきて、
たぶんこれは間違いなく自分の得意なことなんだろうなって思うのは、
人に対して好きなことを伝えるのが結構上手いんじゃないかなと思ってるんですよ。
自分で言ってみたらなんなんですけど、
このラジオが特に論理的ではないと思うんですよ。
仕事をしてても思うんですけど、
特にプレゼント力が高いわけでもないと思ってるんですよ。
でもなんか人に好きなことを伝えるのが得意だし、
リアルで話してる人とかだと思うと伝わってる感は結構あるんですよね。
自分の感覚の中では。
だからこういうのは結構上手いんだろうなと思ってるのと、
あともう1つ、
自分が好きになるものを見つけるのも得意な方だと思ってるので、
好きなものを見つけてそれを発信していくっていうのが、
結構自分はたぶん人よりも上手いんじゃないかなみたいなのに、
ちょっと年末あたり落ち着いてて、
去年の秋ぐらいから何が得意なんだろうみたいなのを悩んでて、
今更ね、今更このいい年して考えだしちゃったんですけど、
その方向にちょっと活動の幅を広げていきたいなとはちょっと思ってはいるんですけど、
でもこれをまだぼんやりしてて、
何があったのか全然考えられてなくて、
ちょっともう年始なんで、
ちょっと時間つけてどこかで考えようかなと思ってます。
で、ぼんやり思っているのが、
選手をやってみたいなんていうのもちょっといいですね。
誰かに対して本をその人に向けてレコメンドするみたいな本でいうので、
これがちょっとこういろいろ自分の中ではあって、
たぶん選手をされたことがほぼないので、
選手ってどうなんだろうと思ってます。
自分の中で選手をしてもらいたいという欲求感もないから、
ちょっとそのサービスというかその行動・行為というのはどういうもんなんだろうというのが
ちょっと自分の中では落ちててないから、
どう設計していいかわかんないなと思っています。
でももしかしたら、
なんか自分に選手をしてもらいたいと思っている人もいるかもなとかも思っていて、
まあちょっとその辺りを探りながら、
どういう方法があるのかちょっとやってみようかなと思っています。
選手サービスちょっと調べたんですけど、
質問に答えていくよりは、
やっぱりちょっと会話してからじゃないとできないなとか、
自分の中で思ったりとかしたりするんですけど、
ちょっとここはぼんやりしていますね。
なるほど。
確かに僕も選手サービス、そういうのは受けたことなかったですね、今まで。
たぶん私とかみえさんは、
たぶん好きな人に自分で見つけられるタイプの人間だと思うんですよ。
だからあんまりレコメントされることに対して、
興味がないんだと思うんですよ。
たぶんそういう人間が選手、
でも逆にできちゃうかもしれない、選手が。