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2023-07-04 06:20

第一回 中村泉の三味線・民謡ラジオ

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玉村町在住の三味線・着付け講師、中村泉がお送りする三味線・民謡ラジオ。

「みんなが知っているあの曲、実は民謡だった」をテーマにお届けします。

00:02
中村泉の三味線・民謡ラジオ、こんにちは。
多摩村町在住の三味線木付講師の中村泉です。
この番組は、かごめかごめ、そうらんぶしなど、
知っていた曲が実は民謡だった。
そんな身近にある民謡や三味線についてご紹介します。
今日ご紹介するのは、かごめかごめとそうらんぶしです。
民謡は生活の中から生まれ、人々の暮らしを支え、
歌い継がれてきた音楽です。
民謡はとても細かく分類されています。
例えば、いわゆうた、くさかりうた、さけづくりうた、
こもりうた、わらべうた。
そのわらべうたの中には、かごめかごめがあります。
かごめかごめは、人当鬼の遊びに歌われる歌です。
この歌は、千葉県の田市出身の作曲家、
山中直司さんが財布して、全国に広まりました。
では、どんな歌だったでしょう。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべった、うしろの正面だあれ。
園人の中に鬼が目隠ししてしゃがみ、
園人の子供たちはくるくる回りながらこの歌を歌う。
うしろの正面だあれ、
鬼がうしろの正面の者の名前を当てます。
当てられた者が次の鬼として中にかがむ、
うしろの正面だあれ。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべった、うしろの正面だあれ。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべた、うしろの正面だあれ。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべた、うしろの正面だあれ。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
03:02
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべた、うしろの正面だあれ。
粘るかごめかごめ、かごめの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
つると壁がつべた、うしろの正面だあれ。
かごめかごめ、かごの中の鳥は、
いついつでやる、夜明けの晩に、
北海道西北部 宴会の
にしんりょうで歌われる ろうさく歌です
にしんりょうには その作業によって いくつかの歌があります
順序によって
ふなこぎ音頭
あみおこし音頭
こえぎり音頭
おきあげ音頭
おきあげ音頭は
とったにしんを船から 運搬用の船に移すときに歌うもので
そうらんそうらんの掛け声を 林声としていることから
そうらんぶしとも呼ばれます
本来この歌は無伴奏で
作業歌本来の男性的な 力強い歌ですが
近頃では
華やかなしゃみせん歌に なっています
そして今
世界中で踊られている そうらんぶしは
三年B組金八先生で 知られるようになった
なんちゅうそうらんぶしです
運動会や体育祭などで 鉢巻に助け掛けで踊る そうらんぶしは
迫力があってかっこいいですよね
でもこの曲がアップテンポにした 民謡であることを知らない
若者が多いようです
この曲は
輪っか内市立輪っか内南中学校の 先生と生徒が考案し
1993年
北海道の民謡歌手 伊藤卓夫さんが
ロック調にアレンジした そうらんぶしをプロデュースし
これに踊りをつけたものです
伊藤卓夫さんは
ツアーのある
艶のある高音に加えて
和楽器に電子楽器を加えた
ダイナミックな演奏など
民謡を現代的にアレンジした スタイルを確立させ
現在72歳
世界に向けて民謡を発信しています
そしてもう一つ
よさこいそうらんぶしがあります
この曲は1992年
長谷川学さんという方が
高知県の鳴子踊りと北海道の そうらんぶしをミックスさせて
誕生しました
この曲にはルールが2つあって
一つはよさこい踊りの鳴子を持つこと
もう一つはそうらんぶしのフレーズを 入れることだそうです
そうらんぶし
南中そうらん
よさこいそうらん
聴き比べてみてはいかがでしょうか
06:00
いかがでしたか
なおこの番組はポッドキャストでも 配信中です
また次回お会いしましょう
中村泉でした
06:20

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