1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0957】2025/01/15 住みたい..
2025-01-15 04:10

【0957】2025/01/15 住みたい田舎ランキング 秋田市が3年連続1位

spotify apple_podcasts youtube

2025/01/15

00:00
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。 秋田市が住みたい田舎ランキングで、若者世代・単身者部門の1位に3年連続で輝いたというニュースがありました。
このランキングは、宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」が発表したもので、 秋田市は人口20万人以上の自治体の中から評価されました。
3年連続とはすごいことですよね。嬉しいことです。 じゃあどうして1位に選ばれているのかという理由3つありました。
1つ目は地域経済の活性化とあります。 実際どうなのかなって思うんですけれども、再生可能エネルギーの風力発電なんかはすごくわかりやすいなと思っています。
その他IT関連とかそういった企業の誘致が進んでいるっていうことが大きなポイントのようです。
そうやって誘致が進みますと新しい雇用が生まれますし、若者世代が働きやすいっていうそういう環境が整っている。
それが大きく評価されたことがまず1つ目です。 2つ目は子育て支援の充実とあります。
秋田市は子育て部門で2位にランクインしているんですけれど、特に教育環境だったり支援制度が充実しているということが若い家族にとって魅力的に映っているようです。
全国学力テストでも上位にいますから、そういうことももしかしたら教育っていうことだけを切り取りますと、子育て世代にとっては秋田は魅力的に映るのかもしれません。
そして3つ目、総合的なまちづくりとあります。
シニア部門でも実は3位に選ばれていますので、幅広い世代に配慮した取り組みが評価されているということになります。
シニア部門で3位にランクインしているのは、静かで穏やかな生活環境がそこにあるからということのようです。
ただ一方で、例えば医療機関だったり行政機関に行こうとなれば、その移動手段をどうしようかとかアクセスの悪さがありますので、やっぱりインフラの強化が求められていくんじゃないかなって思います。
ただその財源をどうしようかと考えた時に、やっぱり人口が少ないので難しさはどうしてもありますから、秋田市がかねてから唱えているコンパクトシティ化を進めていくことで、効率的な公共サービスの提供だったり、移動の利便性が向上したりということが実現していくのかなって思います。
私が気象防災アドバイザーになった当時、気象台の台長とお話をしていて、秋田は災害が少ないですよねっていうお話になりました。
その時に印象的だったのは気象台長が、ということは災害に対して意識は高くないということですよねって言ってたんですね。
03:02
そしてそのお話をしたのが4月で、その7月に秋田市は記録的な大雨になりました。
そういうことを考えると、一人一人の私たちの意識もそうなんですけど、災害に強い街づくり、ハード面もすごく大事なことだなって思います。
浸水害もそうですけど、地震とか、そういった災害に強い街づくりっていうのも魅力的な街づくりにつながっていくだろうなって思います。
今、若者たちにとっては魅力的な街というのが秋田市ということで選んでいただいていますけれども、その若者世代がこれから長く住み続けられるように、ライフステージに合わせた支援っていうのがずっと続いていくといいなと。
そうなっていくと、シニアにもすごく優しい住みやすい場所になっていくなと、ますます魅力的な都市になっていって、全世代で一位を取れる日が来るといいなって思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日。
04:10

コメント

スクロール