2025/12/14
サマリー
東京での取材を通じて、基本を守ることの重要性と自由との関係について考察されています。ちゃんみなさんの言葉を引用し、責任を持って生きることが自由の前提であると感じられています。
東京での取材
おはようございます。花火鑑賞士・気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
おととい金曜日、日帰りで東京に行ってきました。取材が目的の旅です。
一つは花火シリーズのインタビュー取材、もう一つは気象庁を訪ねて、防災に関する取材をしてきました。
取材の中身については、インタビュー記事としてきちんとお届けしますので、その時にぜひ読んでほしいです。
移動は、行きも帰りも飛行機を使いました。行きは特に問題なかったんですけど、帰りは正直少しだけ心配しました。
というのも、金曜日、おとといは秋田は真冬日だったんですね。
氷点下の気温で降る雪は粒が小さくって、それが強い風によって煽られているような感じでした。
秋田を離陸するその時はそれほど悪くはなかったんですけど、乱層雲だったんでね、乱層雲を抜けるときにちょっと揺れたかなっていう感じです。
昼ぐらいに東京に着いて2軒取材をして、帰りは最終日だったんですけど、天候調査が入るって言うんですね。
で、すかさず天気図を見まして、天気図を見る限り飛ぶだろうなと思ったんですけど、冬型の気圧配置がかなり強い感じ、きつめだったんで、
その時間帯ピンポイントの秋田の天気はどうかなと、どう判断するかなっていう、そこだけ気になってました。
実は取材中に葬儀の司会の依頼が入ったんです。葬儀の司会の手入って、前日に入るんですよ。
それはそうですよね、予定って立たないもんですからね。
で、去年の11月にも同じようなパターンがありまして、それは1便で帰る、始発で帰りますと、秋田にはもう9時ぐらいには着くんですよね。
予定通り飛べば、もちろん余裕で午後の葬儀の司会はできるんですけど、それも天候調査が入るって言われてたんですよ。
それは何の調査かっていうと霧の調査でした。
結果、帝国でちゃんと飛んだので、9時過ぎにはもう秋田に降りまして、何の問題もなく東京から出勤したみたいな感じになったんです。
ただその時に秋田空港に置いていた自分の車の中に葬儀で使うスーツをすでに入れとけばよかったなと反省をしたんです。
そうすると多少飛行機が遅れようと、そんなに焦らなかったなって思ったんですね。
なので今回はその準備をちゃんとしていきました。
なのでもしこの雪で飛ばなかったっていうことになるんであれば、次の日、つまり昨日ですけど午前中に移動さえできれば、もうそのまま葬儀場に行くことはできるなというふうに思っていて、心配は少しの心配ではありました。
結果どうだったかっていうと、少し遅れはしたんですけど、金曜のうちに帰ってくることができました。
翌日の仕事、つまり昨日の仕事なんですが、何事もなかったようにきちんと勤めることができました。
東京に一旦行きますとね、本当は会いたい人も行きたい場所もたくさんあるんですけど、今回は取材だけに集中して行動してきました。
前後のスケジュールに影響を出すこともなく、無事に行って無事に帰ってくることができて本当に良かったと思っています。
基本と自由の関係
さて、そんな時間を振り返りながら、最近ハッとしたことがあって、それをお話ししようと思います。
ラッパーでシンガーのちゃんみなさんが、基本ができていないと自由はできないと話していたんです。
好きな生き方を選ぶことができるのは、地味な基本を徹底して守る人だということを言っていたんですね。
自由に働いている人ほど締め切りを守るし、連絡をきちんと返すし、約束を破らないですということを言っているんです。
私もどれも大切にしていることだなって思いました。
さらに言うならば、そこを大切にしている人と一緒に仕事をしたいなと思っています。
自由って好き勝手に振る舞うことじゃなくて、結果のすべてを自分で引き受ける覚悟を持つことだって思うんですね。
自由ってとっても大きな責任を持つことだとも言えると思います。
基本を学ぶことってとっても大事で、そしてその基本をやり続けることがさらに大切だなって思います。
今回の取材と移動を通して、またちゃんみなさんの言葉を聞きながら、好きなことで生きていくってどういうことなのかなっていうことを改めて感じました。
今回の取材では、リアルで会うからこそ得られる濃厚な時間を過ごすことができたと感じています。
気象庁への訪問っていうのは、気象防災アドバイザーになったばかりのときに挨拶に一回行っていますので、今回2回目だったんですけど、
初めましての方にもお話を伺うことになったんですね。
花火シリーズの取材も含めて、これまで知らなかった世界をたくさん知ることができました。
今回はなかなか取材の了承をいただけなかった場所でもあったので、
伺うことができたことをとっても嬉しく感じています。
行くか、行かないか、やるか、やらないかを決めているのはいつも自分自身なんですけど、
だからこそその仕事をきちんとやり遂げる責任があると思います。
自由に動けるということは、その結果をすべて引き受ける覚悟を持つことなんだなと改めて強く感じています。
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それではまた明日。
06:16
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