2025/08/04
サマリー
秋田市で開催される第38回雄物川花火大会の詳細が紹介されています。特に花火の種類や打ち上げの工夫、観覧のポイントが強調されています。
花火大会の概要
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
昨日は、長岡の花火2日目もYouTubeライブで見ました。 やっぱり見ているうちに、生でこの花火の音を聞きたくなってきますよね。
今年も秋田市の中心部を彩る夏の風物詩、第38回雄物川花火大会が山の日に開催されます。
山の日、8月11日月曜日ですので、あと1週間ということになりました。 私は解説と司会をするんですが、この花火大会は、そもそもいつから始まったかというと、
昭和63年に始まりました。 おもの川の改修工事、50周年を記念してスタートしたのがその始まりなんです。
そこから今年で38回目ということになりますので、つまり改修工事からは数えて83年という長い年月が流れました。
秋田市の伝統の花火大会と言っていいと思います。 今回も花火師さんとの打ち合わせはズームで行いました。
そして実行委員会との連絡もすべてメールで完結させて、対面での全体会議は一切行わなかったんです。
それで準備を進めてきました。 もちろん個別に事務局には出かけては行っているんですよ。
ですが一斉にリアルで顔を付き合わせてっていうような、そういう打ち合わせの会というのはありませんでした。
信頼関係ができているっていうことと、あとこうやって仕組みを工夫していくことで新しい形の運営体制を実現しているなっていう感じです。
すでに7、8割の台本を完成させました。 今日中に関係者の皆さんとその情報を共有して、細かい部分の調整を経て本番に臨む予定です。
改めて日程なんですが、来週の月曜日です。8月11日月曜日、山の日。 打ち上げ開始は午後7時30分です。
会場は秋田市内、尾物川の河川敷です。 アクセスもとっても良くって、どなたでも観覧しやすい環境です。
花火の特徴と楽しみ方
観覧席は無料です。ぜひ夏の夜空を彩る花火をお楽しみいただきたいなと思います。
注目のポイントなんですが、放送で解説をしながら丁寧に打ち上げていくレクチャー花火というコーナーがあります。
ここでは5寸、5号玉と7寸、7号玉が打ち上がります。 そうなんです。市街地で開催される花火大会なのに7寸が上がるんです。
7号玉が上がります。 最大玉8号玉も打ち上がりますので、これは特徴の一つだと言えると思います。
花火の打ち上げは北日本花火工業です。 レクチャー花火の後は創造花火を打ち上げていくんですが、前半は四季折々の花をイメージした花火をお届けしていきます。
繊細な色使いだったりとか華やかなデザインを楽しむことができます。 そして後半は現在開催中の大阪万博のテーマにリスペクトを込めて異国情緒あふれるプログラムに仕上げています。
各国の魅力を空に描いていくというそういう花火になるかと思います。 そしてフィナーレ、ラストは世界平和を願うスターマインです。
迫力と感動の連続で心に残るクライマックスをお届けできるかと思います。 さっき8号玉が最大玉だということで、市街地でこんなに大きな花火が打ち上がるのは珍しいよってお話をしました。
他の大会とちょっと比べてみますと、例えば東京の隅田川花火大会は5号玉が中心です。
そしてこれは秋田市内なんですが、秋田駅近くで秋に行われる千秋花火という非常に人気な花火大会があるんですが、なんと2.5号玉が中心なんです。
この2.5号玉っていうのは尾物川花火で最小花火玉です。 そう考えると8号が打ち上がる市街地の花火大会が貴重だっていうことはイメージできるんじゃないかなって思います。
なお今年はテレビ中継は残念ながらないみたいです。 それから公式でのネット配信も残念ながらありません。
お近くの方は夏休み中でもありますし、あと帰省されている方もきっと多いと思いますので、ぜひご家族あるいは親しい方とお出かけいただければなって思います。
第38回秋田市夏祭り尾物川花火大会8月11日山の日開催です。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
それではまた明日。
05:02
コメント
スクロール