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おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。日本の秋田県から毎朝更新しています。
風水害の講座
今日は防災志向座の2日目です。2日目の、今日全日程の一番最後にテストがあります。
昨日は会場に行くまでの間、すっごくいろんなことが不安だったんですが、今日は2日目なので、もう要領がわかってきていて、不安なく出発することができます。
さて、昨日はすごく面白いことがありました。珍事件があったんです。この研修講座は、1日6個もあるんです。
今日もですから、6個もあって、7コマ目がテストということになります。で、昨日のお話になるんですが、昨日の1、2コマ目が風水害についての講座だったんです。
気象予報士の方が講師でした。もうこの風水害の、しかも防災ということになると、気象防災アドバイザーとしてはど真ん中の内容なんです。
まあ去年1年間気象庁の講座を受けて、気象防災アドバイザーになっているので、まあこの内容についてはわかって聞くっていう感じでした。
講師がいくつか質問をして、会場全体に向けて質問をして、わかる人っていう感じだったんですね。
で、最初の質問の時に私、うっかり手を挙げてしまって、そして答えて正解するっていうことがありました。
他の質問についても全部わかったんですけど、あとはなんか、私も手を挙げ続けるのがいやらしい感じがしたので、他は全然手を挙げなかったんですが、最初の質問はこういう質問でした。
実はこの夏、秋田の横手市というところで39.2度まで上がった日があって、これまでの秋田県の最高気温を更新したんです。
ではこれまでどこの何度が今まで1位だったのでしょうか?知っている人?っていう、そういう質問だったんですね。
で、私が手を挙げたので、マイクを持った講師の方が私の席まで走ってきて、マイクを向けてくれました。
それに対して私は正解を言うわけなんですけど、
野城市の39.1度が正解です。確か50年ぶりぐらいに更新したはずです。
野城の39.1度が横手市の39.2度に記録を更新したわけなんですが、なぜこの記録をよく覚えていたかっていうことなんですが、
実はこの横手市の39.2度を記録した日に、東京の友達から秋田は東京よりも暑いよねとメッセージをもらいました。
それに対して私はそうなんだよね。39.2度は記録を更新したんだよって返信しようと思ったんです。
で、その時に記録を更新したということは今まで一体何度でどこで記録したんだろうって、それこそ興味を持ったんです。
それで調べたんですよね、この夏。そうしたら50年ぐらい前に野城市の39.1度の記録がずっと長い間県の一番高い気温であったということを知りました、その時。
で、この野城っていうのもまたキーワードでして、実は東京のその友達はお嫁さんが野城出身の人なんです。
ということで、これは面白い情報だと思って、秋田の横手が記録を更新した秋田は暑いっていうことの情報に加えて、こういうことも教えてあげたらとっても楽しいと思ったので、おまけの情報をつけて返信をしました。
そうしたら彼はすっごく面白がってくれました。ラジオでお話をする時はこういうおまけの情報にこそリスナーが面白いと感じてくれるものなんじゃないかなって私は思っていて。
彼にお話をする時も、ただただそうなんだよね、更新したんだよねだけじゃなくて、おまけの情報をつけたからこそまた生きた情報になりましたし、また私の中にも大きなインプットになっていたんですね。
インプットはインプットとして、でもよくぞその場面で私もそのデータが頭の中から出てきたなって思いますけど、この情報は気象予報士だから知っている話でもなければ、気象防災アドバイザーだから知っている話でもないんです。
ただただ話を聞いてくれる人が、もっと喜んでこの情報を受け取ってほしいと私の方で考えただけ、それでおまけの情報としてつけてあげただけだったんです。
本当にこの情報の集め方のこの姿勢のあり方っていうのは、ラジオの生放送をやっていたからこそ育ててもらった力だったなって思いました。
そうやって周りの人に、へーそうなんだって言ってもらいたい。この気持ち大事にしたいなって思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。それではまた明日もお会いしましょう。鶴岡恵子でした。
