1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【0508】出前授業での再会

2023/10/24

サマリー

鶴岡慶子さんは秋田県の特別支援学校での出前授業に行きます。学校の先生は市のホームページで彼女の名前を見つけ、ご縁が始まりました。彼女は教員出身であるため、特別支援学校での授業の依頼はとても嬉しいことだと語ります。

特別支援学校への出前授業
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。 昨日は地域の学校に出前授業に行ってきました。
そもそもこのご縁があったのは、学校の先生が市のホームページを見てくださって、そこに人材バンクの一覧があって、そしてそこに私の名前が載っていて、そこからご縁がスタートしました。
もともと私は教員なので、こういう出前授業の依頼があるのは本当に嬉しいことなんです。
さらに今回とびっきり嬉しかったのは、その学校が特別支援学校であったということです。
もう子供たちに会えるのがとっても楽しみで、それから先生たちもたくさん知っている人がいるので、その先生たちにも会えたら嬉しいなと、楽しいだろうなっていうふうにも思ってました。
事前に担当の先生からいただいた資料によると、なんだか知っている名前がありそうだなっていうこともわかってました。
会えたら嬉しいなっていうふうにも思っていたんですね。
そうしたら、途中で入ってきました。授業の途中でその先生は入ってきて、「ああ、なんだ、あなたなの?」っていう、そんな顔をしていました。
そしてさらに別の先生も入ってきて、その先生も、「えー、なんでいるの?」っていう感じだったんですよね。
そういうのがとっても楽しかったなと思います。
授業を終えて、校長室に通されたんですけど、その校長室に行くまでの間にもいろんな先生に会って、そして、「えー、もしかして先生なの?」っていうふうに声をかけてもらったりとか、そういうことがあったりして、
ああ、確実に私は以前ここの場所にいたんだなっていうことを、当たり前なんですけど、なんか再確認するような、そんな思いでした。
肝心の授業はっていうと、すっごい子どもたちが面白かったです。
特別支援学校の子どもたちは実態に非常に幅があるので、いきなり行ってどのぐらいできるかなっていうことを把握しながら、空気を読みながら授業を進めていくっていうのは、とても難しい部分もあるんですけど、
だから、もしかしてここまでしか進まないかもしれない。でも、もっと先にも進めるかもしれないっていう、相当の準備をしていきました。
さらに教具も久しぶりに作っていきました。教具っていうのは教材用具っていうことなんですけど、
例えば黒板に貼る、まあホワイトボードでしたけど、ホワイトボードに貼るカードですね。おはじきみたいなものなんですけど、
あ、い、う、え、おの口の形をみんなで練習しましょうっていうことが中心だったので、あのカードだったり、いのカードだったり、うのカードだったり、工作していったんですよね。
さらに皆さんに渡す資料として、紙ベースで2種類、3種類かな。3種類お渡ししました。
それは先生の分も全部印刷していったんです。カラーで印刷したかったので、当日学校に行って印刷お願いするんじゃなくて、自分で印刷していきました。
自分で想定したよりも、思ったよりも子どもたちがスムーズに練習をしてくれたので、自分が想定していたよりも先に進むことができました。
ただ、本当に最後までは行かなくって、本当に最後まで行くには今後先生たちと一緒に練習してねっていう課題も残しつつでしたけど、
それは今度、担当のいつもの先生が引き継いでやってくれると思いますし、その工作したホワイトボードに貼ったそのカードについてはお土産として置いてきたので、
多分子どもたちはそのカードを見ながら私のことを思い出しながら、私のことっていうか昨日の授業のことを思い出しながら、これから練習してくれるのかなって思います。
今週末、実は学校の20周年記念式典があるそうです。そこで昨日出会った子どもたちが放送委員会としてその式典を進めていくという大きな役割があるんだそうです。
早速いろんなことを練習していくと思うんですけど、役に立ったらいいなって思います。
とにかく特別支援学校の子どもたちと一緒に過ごしたのがとっても久しぶりのことだったので、私自身もとても嬉しい時間でした。
そしてもう一つ嬉しかったことは、校長室に授業の前後に通されたんですけど、実は校長室には特別なものが飾られていまして、何が飾られているかっていうと、私の父の書が飾られているんです。作品が飾られているんですね。
すごい大きな作品でした。どの作品、何の作品かって全然知らなかったんですけど、創設、今回20周年だって言ってましたけど、創設された時に確か寄贈したはずなんですよ。
まだ飾られているんだろうかって思いながら出かけて行ったら、ちゃんと綺麗に飾られていてすっごく嬉しかったです。
そして私、娘なんですって言ったら、校長先生が、私の父が校長だった時代にそこの先生だったみたいですね。
それがもう25年ぐらい前のお話なので、私は校長先生とは認識なかったんですけれど、そういうご縁もあって、そうですか、娘さんなんですかっていうことでもお話が弾んだりして、
いや、そのお話が弾んだっていうこともそうなんですけど、父のことを思い出してくれたっていうこともそうなんですけど、何よりも父はもうこの世の中にはいませんけれど、作品がずっとそこに残っているっていうことがとても尊いことだなと思いました。
子どもたちに出会うことは私にとってはとても嬉しいことなんですけど、とりわけこうやって特別支援学校のところに行くってのはさらに思い入れがあるなと思います。
このご縁がずっと続いてくれたら嬉しいなって思いました。
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鶴岡恵子でした。
05:52

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