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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
日本の秋田県から毎朝更新しています。 小麦粉で作った皮であんこを挟んで焼いた丸い形のお菓子。
昨日はこれを買いました。 お彼岸でお墓参りに行った際に、なんか食べたいねーという話をして、
帰り道に買って、久しぶりに食べたら、これがまた美味しかったんですね。 で、来週も食べようというので、その来週というのが昨日だったので、昨日わざわざ今度は買いに行きました。
このお菓子、私は大判焼きという名前で育ってきたなぁと思うんですが、 冷凍食品のニチレイで出しているのは、今川焼きという名前で、
どうやら同じようなお菓子らしいと知ったのは、ずいぶん後だったように思います。 今川焼きと呼んでいるのは、地域としては主に関東地方で、全国的には大判焼きという名称がよく使われているようです。
また関西より西の地方の多くでは、回転焼きと呼ばれています。 他にも小判焼き、二重焼き、自慢焼き、どてら焼きなど、たくさんの名前があるようです。
あとこれは、なんとか焼きではないんですけれど、御座候、という関西の地域があったりするそうです。
ちょっと不思議な名前だなと思いました。 このお菓子の呼び名の分布図みたいなのがネットに載っていたんですけど、これがとっても面白いなって思ったんですよね。
九州は回転焼き、北海道はおやき、そして山形県だけが赤く塗られていて、あじまんってなってました。
この「あじまん」、まさに私が昨日買ったのはこのあじまんです。 自慢焼きと呼ぶ地域もあるようですから、
あじまんと聞いてもなんとなく結びつく感じもあります。 ただその辺がつながっているかどうかっていうことについては不明なんですけど、
このあじまんは山形県の会社が作っているもので、秋田にも出店しています。 なので山形だけじゃなくて秋田でもおなじみのものです。
あじまんが美味しいのは皮がホットケーキミックスのような、何でしょうねあれ、バニラエッセンスの香りがするんですよ。
洋菓子の香りがするんですね。そして皮が薄くて柔らかいので、私が幼い頃から知っている黄ばん焼きよりも食べやすいなって思ったりします。
あじまんのメニューはあんことカスタードが定番メニューなんですが、週末だけは特別メニューが売り出されます。
今月3月は塩キャラメルでした。
うち5人ですべての味をみんながそれぞれ食べたいと思ったんですね。
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でも1人3個ずつ食べるってわけにはいかないので、なので2個ずつ買ってそれを切り分けてすべての味を少しずついただきました。
それが本当に美味しく感じたのでまた食べようっていう風になったんですね。
ただこのあじまんは寒い時期にしか売り出されなくて、今シーズンは3月いっぱい、つまり今日でおしまいなんです。
数年前まではうちの近所のスーパーにもその屋台が出ていたんですけれども、撤退したんですね。
なので今あじまんを求めようと思ったら車で10分ぐらい走らないとそのお店がないんですよ。
それでも先週から決めていたことなので、わざわざ買いに行こうってなったんですね。
で行ったら結構な行列になっていました。やっぱり週末は特別メニューがあるからっていうことでもあると思うんですよね。
で私が3番目に待っていたんですけど、私が並んでいたらどんどん後ろに並び始めちゃったんです。
もう夕方だったんですけどね、やっぱりすごい人気だなと思いました。
そして同じ屋台でタコポンっていう商品名でたこ焼きも売っているんですよね。
で今シーズン最後だって思ったので奮発してたこ焼きもなんとかってきちゃいました。
今シーズン最後って言いますとね、今日で今年度も終わっちゃうんですよね。
いつも元気で、教育は未来への責任。
こう言ったのは姉が赴任する学区の教育長なんです。女性の方です。
今日で退職なんですね。
本当にこの方は美しく言葉を綴る方なので、また感激してその挨拶文を読みました。
挨拶文は一冊の本に添えられていたもので、その本は石川理紀之助について書かれた本です。
石川理紀之助は明治から大正期の農業指導者で、生涯を農村の構成や農家の救済、農業の振興のために捧げたそんな人なんです。
ふるさとの学習をする時に、つまり小学4年生の時に私たち秋田県人はこの石川理紀之助について学びます。
その石川理紀之助について書かれた本に添えてあったのがこの教育長の挨拶なんですね。
私はこんなに身近な土地で、こんなにも人のために生き抜いた人がいるということに本当の意味で思い至ることができたのは、教育行政に入った今から10年ほど前のこと。
小学校4年生になれば習う人で済ませることができない先人の熱き魂に心から感動しました。
子供に届く授業とは、まず教師が子供を見つめ、良い教材と出会うことから始まりますので、皆さんのお時間が許せばぜひページをめくり、王のお姿に触れていただければ幸いです。
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まずこう書かれてあるんですね。じゃあこの本は誰に届けたんだと姉に聞きましたら、退職の挨拶として市内のすべての先生に届けられたそうです。
そして挨拶は続きます。 寝ていて人を起こすことなかれ。深い教えです。
心の居場所がここにある。 学びの窓が無限に開かれている。
笑顔と柔らかい空気と、子供たちと同僚の活気に満ち、地域の信頼に支えられている。
そんな学舎であり続けたい。 それを全力でお支えしたいと願い、この道を歩んでまいりました。
いつも笑顔で、教育は未来への責任。 志し合ってこの教職の道を歩まれる皆さんと、縁あってこの地域をふるさととして育つ子供たちのために、
共に奉職させていただいてきたことに心から感謝してお別れを申し上げます。 令和6年弥生。
こうやって3月じゃなくて弥生と書くところにまた美しさを感じました。 そして私も大変お世話になった先生だったので、とってもこの退職は寂しいなって思います。
私に対しても別でメールでご挨拶をいただいていまして、
さまざまな切り口から子供たちに豊かな経験を通して生きる力が育つように、今後とも学校や行政とつながってくださいますように、今後のご活躍を心から応援しております。 といただいていました。
いよいよ明日から令和6年度がスタートします。 今日令和5年度の最後の日としてどんなふうに皆さんは過ごすんでしょうか。
また明日からはどんなふうに1年がスタートしていくんでしょうか。 コメントやメッセージお待ちしています。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。 ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。