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2023-12-21 05:42

【0566】2023/12/21 話しかける勇気

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2023/12/21

サマリー

勇気を出して声をかけてみるエピソードを紹介します。彼/彼女は久しぶりに会った友人と楽しい時間を過ごしています。

声をかける勇気を出す
おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は、少し前の話になりますが、勇気を出して声をかけてみてよかったというエピソードの紹介です。
最近の電車はベンチタイプで横長の椅子がありますけれども、
私がその時乗ったのは、今では珍しいボックスタイプの電車でした。
まだ走ってるんだ、こういうタイプのものって思うぐらい、本当に久しぶりにボックスタイプに乗りました。
車両の両端にだけベンチタイプの座席もあったんですけれども、中ほどはボックスタイプの座席になっていて、
そのボックスタイプは4人掛けのタイプと2人掛けのタイプがありました。
進行方向側はもう私が入った時には全て埋まっていましたので、しょうがないので、
そのお向かいの席、つまり進行方向と逆向きで座ったんですね。
2人掛けでお向かいはおしゃれな女性だったんです。
そしてスタバのコーヒーを飲んでいました。
2人掛けですからね、やっぱりお向かいは女性の方がいいなと思って、なんとなくそんな感じで席を選びました。
こういう時ってやっぱり目を合わせられないですよね。
合わせないように注意をしていて、あまりお顔を見ないようにしていたんですけど、
本当におしゃれな方だったので、窓越しでなんとなく見ていたんです。
そしたら、知ってる人に似てるなーって思ったんです。
結論から言うと、小中の同級生で、しかも当時、かなり仲良くしていた友人でした。
でも、チラッと見た時には、彼女には似てるけど、ちょっと違う気もするなーって思ったんですよ。
それはそうですよね。もう中学卒業ぶりですから、相当年月経ってるわけですよ。
見た目変化しているっていうことももちろんあるでしょう。
で、電車の行き先を確認してから話しかけてみよう。
って思ったんです。
どういうことかっていうと、私の最寄り駅は2つの路線が入っていて、どちらでも乗れるんですね。
具体的に言うと、大羽本線と小賀線、このどちらでも乗っていけるんです。
どちらも、うちの最寄り駅には止まるっていうことですね。
ただ、実家は大羽本線一択なんですよ。
なので、もしかして知っている彼女であれば、この大羽本線に乗っているんじゃないかなって思ったんです。
友人との再会
ただ、このボックスタイプの路線は、私の最寄り駅には止まるっていうことです。
自分の席っていうのは、ローカル線の小賀線なんじゃないかなって瞬間思ったんですよ。
でも、大羽本線だったら声をかけてみようって思いました。
彼女が今どこに住んでいるかも知らなかったので、もしかして小賀線であっても彼女だったかもしれないし、どうなんとか全然わからないんですよ。
全然わからないんですけど、大羽本線だったら声をかけてみようと、なんか自分の中にそうやって落とし込んでいったんですよ。
なんか自分と賭けをしたっていう感じでした。
そしたら、ほどなくして車掌アナウンスは大羽本線の案内をしたので、勇気を振り絞ることにしたんです。
でも、やっぱりさっきも言ったように、彼女に似てるなって思ったんですけど、ちょっと違う気もするということで、彼女の実はお姉さんの名前を出してみました。
あの、人違いだったら申し訳ないんですが、もしかして真由子さんではありませんか?っていうふうに聞いたんです。
そう、彼女のお姉さんは真由子さんという名前のはずです。
そうしたら、その方がすっごく驚いた顔をして、お、真由子さんかなって思ったんです。
そうしたら、出てきた言葉が、真由子は私の姉です。私は妹です。って返事が返ってきたんですよ。
ということで、私の仲良しだった、ズバリその人、彼女だったっていうことですね。
で、ほんの10分ぐらいの間でしたけれども、いろんな話をしました。
今、どこに住んでいるのかとか、ご結婚とか、お子さんはとか、
家族はとか、本当に短い時間だったんですけど、すっごい濃い時間を過ごしました。
私は彼女に名刺を渡して、これから先また繋がっていけたらいいなっていうふうに思いました。
聞けば、同じ市内に住んでいて、駅はうちの一つ先なんです。
ということで、大羽本線ズバリあたりだったんですけど、大羽本線に乗れば、彼女と会える可能性が今後もあるということだなって、とっても楽しくなりました。
最後、別れるときに、
いや、こうやって声をかけるのもあなたらしいね。
って言われました。
でも、それは私らしいのかどうかっていうのは、さておき、でも、声をかけるまでは結構時間かかったんですけどね。
で、まあ、もしも声をかけたのがご本人ではなくて、お姉さんだったら、よろしく伝えてくださいっていう、そういうふうに私が言おうと思って、そういう準備をしていたんですよ。
でも、ご本人でした。
結果、本人だったのですから、本当に最高の偶然でした。
人違いだったらごめんなさいって前置きして、
そうした上で声をかけてみる勇気、よくやった自分っていう、そんな出来事でした。
こうやって私たち生まれてから少しずつネットワークって大きくなっているんですよね。
大きくなっているんですけれども、成長とともにそのネットワークは隠れたものになってしまうというか、潜在的なものになってしまうと思うんですね。
そういう時に、よくやった自分っていうことが、こういう出来事があると、また潜在的になっていた、その潜んでいたネットワークがポンとまた日が当たるというか、
光が与えられた感じがあって、こうやってご縁を大事にしていくっていいなって思いました。
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では、また明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
05:42

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