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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、視界やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどを皆さんとシェアしていきます。
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昨日は、ラジオの収録で八方町というところに行ってきました。
秋田県の沿岸、海に面した町で、青森県と接している町です。
バスケットボールで有名な野代市のすぐ北の町なんですけれども、毎週火曜日は私、野代に用事がありますので、そちらに出かけているんですね。
ですから、この取材もぜひ火曜日にお願いしたいということで、ちょうど私が野代の用事が終わった後、この取材をスケジュールすることができました。
ただ、ちょっと時間がかかっています。
時間の調整が必要だったので、スターバックスでちょっと1時間ほど作業をしながら、その時間を待っていました。
そうやって出かけていったんですけど、私がこの番組をやっていなかった8年間の間、ちょうどその取材先の方がこのラジオ番組に何度も出演されていたということだったんですが、私とは初めましてだったんですね。
ただ、私のことをよくご存知で、というのは、クインワークスのサイトのインタビュー記事をちゃんと見てくださっていた。
そこに登場した方で、知り合いの方がいて、知り合いっていうか、とても仲良くしていて、時々一緒に食事をするような、そんな仲良しの方が登場しているということで、間接的にではあるんですが、私のことをよく知っていてくださったんです。
ということもあって、初めてお会いする感じはしないです、と話してくれたんです。
こうやって話してくださると、一気に距離が縮まりますよね。
そうですね。私がクインワークスでインタビューをしたその方を介して、ぐっと距離が縮まって話が盛り上がりますので、もうその後、なんと取材のやりやすかったことか、こういうのってすっごく大事だなと思いました。
もうこの番組は事前に原稿をいただいているので、その原稿に沿って収録をしていくっていうのが基本なんですけど、
昨日帰ってきてから、ざっくりと音源を編集して、
もう楽しそうなんですよね。
それがとっても伝わってくる番組になったなと思います。
こうやって距離を縮めるっていうのは、私の方から仕掛けていくことはあるんですけど、
いや、この仕掛けるっていう言い方が正しいかどうかわからないんですが、
私自身も計算している感じではなくて、
ただ、距離を縮めるっていう配慮をするっていうことはいつも心がけてはいるんですけれども、
今回、取材先の方が私よりも、
先に仕掛けてくれたので、いい感じにできたのが本当に楽しかったです。
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楽しかったことついでに、
昨日は実は母が、久しぶりにiPhoneでスイカを使うということになって、
すごく不安そうだったんですね。
秋田に導入されたのは5月27日だったので、
秋田で使うのは初めてということになりました。
ですが、都内に行った時に、
最初はスイカのカードで経験して、
その後、これは5年くらい前の話ですけど、
その時はiPhoneでスイカを使った、そういう経験もあるんです。
ですが、やっぱり忘れちゃいますよね。
そして最近は電子マネーをiPhoneで使っているので、母は。
ですから、その時っていうのはアプリを立ち上げるんですね。
スイカの場合はアプリを立ち上げなくても通ることができるんですね。
そういう説明をしても、
もう電子マネーに慣れてしまっているので、
アプリを立ち上げないでできるの?っていうのが、
すっごく不安だったみたいなんですよね。
あまりにも不安そうだったので、
昨日は2台の車で最寄りの駅まで行きまして、
そして彼女が久しぶりに通るiPhoneスイカ、見届けました。
そしたら、よかったです。やっぱり行ってよかったんです。
まだ電車までの時間があるという段階で、
どうやって使うのかっていうのを説明していたんです。
そしたら、こうやって使うの?って、
行った途端にピッてなったんですよ。
もう改札受け付けられちゃったんです。
それにびっくりして、母がそのままその場で固まっちゃって、
ホームに行くことも戻ることもなく、
呆然としちゃったんです。
あんな風に固まる母を初めて見ました。
そうしたら、その姿に駅員さんが飛んできて、
どうしました?っていうことだったので、
まあ説明をしたら、じゃあ一旦取り消しましょうと。
電車までまだ時間がありますから、
その時また通ってくださいということで、
一旦取り消してくれたんですね。
そのおかげで、まあ気持ちも落ち着いたらしく、
私にはもう帰っていいよっていうので、
私はもう帰ったんです。
本番ではちゃんとできたようです。
そして後から目的地の駅に着いた時に、
私に電話がかかってきたんですね。
そして何かと思ったら、
いや、スイカ痛快だったわって言って、
相当気持ちよさそうでした。
そして私が取材から帰ってきたら、
私は袋もきちんと、
スイカを使えたっていうことで、
満足気でした。
おそらく向こう半年ぐらいは、
母は自分の友達に、
スイカってどんなに便利なのかということを
解いて回るに違いないと思います。
もちろん設定をしてあげるっていうことは、
できないと思うので、
じゃあどうやってやるの?って
友達に聞かれても、
それはわからないけどって言いながら、
きっと自慢げに話すに違いないと、
私は思っています。
恒例になってくると、
遠くに出かけるっていうこと、
そういうことがまずは面倒だったり、
大変だなって思うことも多いと思うんですけど、
一つこのスイカという武器を得た母は、
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これからも積極的に出かけていくんじゃないかなと思います。
そういうことが、
生きる力につながるんじゃないかなと思って、
高齢者でわからないでしょ?じゃなくて、
もちろんそれは子供にも言えると思うんですけど、
子供だからできないでしょ?ではなくて、
適切な支援をしてあげたら、
それは豊かな生活につながるんだろうなとも思いました。
そういうことが、
子供の成長を考えるときには、
できるまで待つ、できるまで見守る、
ということを多くの大人がしていると思います。
少なくともしようと努力していると思います。
一方で、自分の親世代、
自分の祖父母世代にはどうかっていうと、
そういう努力を怠っている方が、
多いんじゃないかなって思うんです。
私の母が初めて電子マネーを使うとき、
一緒にレジに並びました。
今回も一緒に改札口まで行って、
支援した。
ことで、あとは彼女がどんどんできるようになるんですよね。
機械は本当にスマートになっているので、
だからスマートフォンって言うんだと思うんですけど、
どんどんその力を借りながら、
高齢の方々が生き生きと過ごせたら、
こんなにいいことはないなぁと思います。
できるようになるまでは、
周りの人たちの時間を使いますけれども、
でもその先のことを考えてみたらどうでしょうか。
どんな年齢の人であれ、
昨日できなかったことが、
今日できるようになるっていうことは、
その先の生きる力につながるんだろうなぁと、
強く思いました。
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それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。