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2024-05-12 05:37

【0709】2024/05/12 公傷制度は復活しないのか #大相撲

2024/05/12

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日から大相撲夏場所が始まります。
既に怪我で救助の力士がいるのですが、以前あった公傷制度の復活、ぜひ相撲協会には考えてほしいなと思います。
大相撲の公傷制度というのは、公傷制度。力士が負った傷とか怪我に対する保護制度のことなんです。
一般的には、力士が相撲の取り組み中だったり、稽古中に負った怪我や傷に対して治療とか休養を受けるための制度です。
最近は大きな力士が増えてきて、ガチンコ相撲が主流になってきていますので、土俵下までもつれながら転落していく相撲って増えてきているんですよね。
特に際どい相撲だとビデオ判定になったりしますので、最後まで手をつかないで土俵下に落ちていく力士もいるんです。
ひとたび怪我をしてしまうと年6場所に加えて、巡業などで傷を治す時間もないんですね。
故障を抱えながら本場所に出場する力士も多くて、そうなると思ったような動きができませんから、結局強い姿が私たちには見せられない。
ファンとしてはその姿を見ることができないということになってしまうので、これまたがっかりしちゃうんですよね。
今回、帰り三役で小結びになった朝野山ですけれども、春巡業で怪我をしちゃったんですよね。今回は本場所、球場となりました。
大関高検証は戦場所ももう痛々しくて、やっと相撲を取ってるっていう感じに見えました。
でも戦場所は角板だったので、これで負け越してしまうと大関から陥落しちゃうから、出るしかなかったんでしょうね。
やっぱり8番勝った途端に球場をしました。
考えてみると大関になるってすごいことで、直近3場所で33勝目安って言われているんですけど、
3場所で33勝ということは11勝平均っていうことですよね。
上位陣、大関とか横綱にも勝っていかなければ11勝ってできないわけで、それを3場所続けていくっていうことってものすごく大変なことだなって思うんですけど、
そうやって勝ち取っていった大関の座、それを大怪我をしたことで2場所、たった2場所で陥落になってしまう。
そのひとたび怪我をしてしまう、その怪我も軽い怪我じゃないんですよね。
全治1年かかってしまうというような怪我の人たちがすごく多くて、大関で例えば全治1年の怪我をしてしまうと、1年休んだら幕下ですからね。
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なんて非常なルールなんだろうって本当に思います。
これは薬力誌ではないですが、戦場所優勝した武富氏も今回は全球なんですね。
今回全球だと、また相当バン付けを落として、来場所を復帰した時には幕打ちにいられるかどうか、もしかしたら重量化とも言われています。
この交渉制度について、2024年、今年の1月場所中の記事によりますと、八角理事長が次のように言っているんですね。
今は怪我をしたらバン付けが落ちるが、頑張って怪我を治してまたバン付けを上げていくという感覚になっている。
それも修行だと思いますけどね。
怪我で陥落した大関も少なくないですが、テルノフジのように序二段まで落ちても、力があれば再び横綱まで上がることができる。
そんな回答を示していました。
これについてもですね、なんだか根性論かと思って、あんまりすっきりした回答じゃないなっていうのが私の感想でもあります。
もちろん廃止になった理由もありましてね、それは一部の力士がごまかしちゃったんですよね。
それはやっぱりダメなことなので、適切な管理っていうのが必要だと思います。
その適切な管理っていう中に、例えば同じ形で復活させるのではなくて、運用の仕方として全給イコール全廃という考え方ではなく、バン付け編成のあり方を考えてほしいですし、
あと全給になった時はお給料が大幅減給とか、そのバン付けじゃなくて別のところでちょっとペナルティがあるとか、なんかそういう形ができないかなっていうふうにも思います。
バン付けを落とすことを考えるんじゃなくて、怪我や負傷にはやっぱり適切な治療とか給与とか、やっぱ必要なんですよね。
それを踏まえた上で、そこまで今までね、バン付けを上げてきたっていう戦いぶりをもう称えてほしいし尊重してほしいなっていうふうにも思います。
交渉制度は力士の安全を確保するため、そしてもう一つは最善の状態で力士として活動できるように、そのために必要な制度だなって強く思います。
適切に管理されることがもちろん条件ではあるんですが、力士の安全と健康とそれを保護するために、そして相撲会の発展と安定のために、ぜひ復活してほしいと思います。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではではまた明日もお会いしましょう。鶴岡慶子でした。
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