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2024-05-13 06:16

【0710】2024/05/13 低緯度でもオーロラ観測 #宇宙天気

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2024/05/13

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おはようございます、鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の北県から毎朝更新しています。
今日は、世界各地でオーロラが観測されたというニュースについてのお話です。 オーロラは、磁場の影響で北極や南極で見られることが多いんですが、
このほど、普段は確認されないデンマークであるとか、ドイツ、スイス、オーストリア、ポーランドなどでも出現しましたし、また中国でも観測されました。
さらに秋田でも、小ヶ半島にカンプー山という355メートルの山があるんですが、そこで土曜日、11日午後8時半ごろ、オーロラと見られる赤い光が観測されました。
オーロラの光の色は高さによって違うんですね。 高度200キロから400キロでは赤。
100キロから200キロでは緑。 そして、より低い80から100キロでは青、ピンク、紫がかったオーロラになります。
秋田で見られた赤い光は、北海道の門別町に現れたオーロラの端っこの部分だというふうに言われています。
私は気象キャスターネットワークという団体に入っていまして、その中で宇宙天気プロジェクトのメンバーに入れてもらっていて、勉強会に参加しています。
この配信の中でも361回、422回、520回の中でも宇宙天気についてお話をしています。
361回の宇宙天気とは、422回の宇宙天気プロジェクトが始まった。
520回の宇宙天気予報4、気象予報4、この中でも少しお話をしています。 国立研究開発法人情報通信研究機構というところがあるんですが、
そこで配信しているメールマガジンを私受信しています。定期便としては週に1回、そして天気予報でいうところの警報みたいなものが出たら受信するという設定にしています。
ところが先週半ばから1日に15、6通配信されるので、なんか大変なことになってるぞっていう気がしていました。
こうやってたくさん配信される感じはまだまだ続いていまして、中身はどんな感じかっていうと、強い太陽フレアが検出されましたという情報が流れてきます。
それがどのぐらいの規模だったのかっていう数値が書かれています。 ただその数値を見ていても、あんまりよく私はわかっていないんですね。
例えば天気予報でいう時間80ミリの雨が降ったっていうことになると、猛烈な雨なわけですから、その感覚ってわかるんですけど、
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例えば太陽フレアがこのぐらいの数値っていうふうに出たとしても、あんまりよくわかっていません。
というか感覚として落とし込まれていないという感じですね。数値は見ているので、この間よりも大きいなとか、そういうぐらいはわかっているんですけれども、
ただこの配信回数はただごとではないぞっていう感覚がありました。
そうしたら各地でオーロラが観測されているっていうことで、関係があるんだなっていうことを実感したっていう感じです。
太陽の表面で起こる爆発現象、太陽フレアっていうんですけれども、これが頻繁に発生している影響で各地でオーロラが観測されています。
オーロラって一緒に一度やっぱり見ておきたいなっていう現象ではあるし、だけど高緯度に行かなければ出会えない。
しかも出かけて行った時に出会えるかわかりませんから、こうやって各地で見られることって一面嬉しくはあるんですけれども、しかも綺麗なのはいいんですけれども、
地球大気だけじゃなくて、さらにその外側の宇宙の影響なんだなっていうふうに考えますと、
それによって私たちの生活にどんなことをもたらすのかということを知っていた方がいいなという気がしました。
遠い宇宙の話ではあるんですが、それが影響して地場の乱れが起こってオーロラが見えるようになっているっていうのは、
ただただ天体象が見られたっていう話ではないなっていうふうに思いましたので、このオーロラについては日食・月食・流星群みたいなこととはちょっと違うんじゃないかなっていう気がするんです。
今回の太陽フレアについては、人体の被曝とか携帯電話の配信とか、GPSの即位などに影響はどうやらないという見方ではあるんですけど、
今後のために大まかにお話をしますと、通信の中でも具体的には短波帯への影響が大きいです。
短波帯にはアマチュア無線だとか、航空機・船舶の通信だったり、あるいは短波放送などが該当しますから、
太陽フレアの情報に注意しておくことが必要です。
一方で高周波帯はどうかっていうと、スマホの通信4Gとか5Gなどは高周波帯なんですけれども、今のところはほとんど影響がないと推測されています。
ただこれが時期嵐が大規模になった場合は、これまで想定されていなかった障害が出てくる恐れもありますので、
まだわからないこともたくさんあるんですが、その辺も注意しておく必要があるなっていう気がします。
あとは電力圏の乱れだったり人工衛星の故障なんかによって位置情報のズレが起こる恐れがあります。
そうするとカーナビなんかへの影響が出てきたりします。
また時期嵐によって送電システムに新たな電流が誘導されて、変圧器の故障になったりします。
そうすると停電が起こる恐れもありますよね。
今年も引き続き宇宙天気の勉強会に参加していきますので、また宇宙天気についてもこの配信の中でお話ししていこうと思います。
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この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
ではまた明日もお会いしましょう。 鶴岡慶子でした。
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