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2024-05-11 04:38

【0708】2024/05/11 チェックワンツー

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2024/05/11

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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の北県から毎朝更新しています。
皆さんはチェックワンツー、ワンツー、チェッチェー、ハッハー
こういうのを聞いたことありますか? マイクを持って、こんな呪文みたいなことを言っているシーン、見たことあるでしょうか?
イベントの会場なんかで、音響がマイクテスト、チューニングをしているんですね。音のチューニングをしています。
まずは会場全体、その現場の配線とか、その回線のチェックをするんですね。 で、回線のチェックが終わった後、この音のチューニングをすることになるんですが、
音が適切に、心地よく、皆さんに聞こえるようにするために、スピーカーとかマイクの位置、この調整も必要ですし、
音質をチューニングする機械、イコライザーというものを使うんですけれども、 それで調整することで、低い音から高い音まで均一に聞こえる状態に持っていくんです。
その際に、ハウリングが起きないようにするために、どの音の成分が悪さをしているのかを見ているんですね。
悪さをしているところがわかったら、その音域をカットするような作業を入念に行っていきます。 こうやって音のチューニングをするんですね。
マイクを使う人が変われば、その声の持ち主によって、またハウリングするポイントが変わってきますので、個別の調整ももちろん必要ではあるんですが、
まずはその現場の環境的に、あらかじめハウリングが起きづらい状況っていうのを作っていく。 その準備をするために、この呪文を使います。
実際にマイクを持って、声を出してみて調整していくわけなんですが、 その時に使える万能の言葉がチェックワンツーなんです。
じゃあなぜチェックワンツーなのかって言いますと、 チェックワンツーという音には実はいろんな周波数が広く含まれているんです。
感覚的にわかりませんよね。でもワンツーのワンのところが低音なんです。 そしてワンツーのツーが高音なんですね。
どんな高さの音もマイクで拾えているかっていうのをテストするために、 このワンツーっていうのはとても良いんです。
そうやってマイクとスピーカーとの間でハウリングが起きていないかっていうのもチェックしています。 もっと細かく言いますと、チェックという部分が4から8kHzあたりの成分。
ワンの部分は低い音と言いましたけども、 周波数は100から200Hzあたりの成分です。
ツーの部分は高い音と言いましたが、 周波数は2kHzから8kHzあたりの成分です。
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チェックワンツーっていうのはものすごく万能な言葉であるということが言えそうです。
さてそこから派生しまして、チェックワンツーだけじゃなくて、 ハッハッとかっていう勢いのある声を出して、突発的に大きな音が入った時に音が割れないかっていうことをチェックする方もいますし、
あとチェッチェーとかヘッヘーなどを言って、それを繰り返したりして、固い印象の音がうるさくないか、そういうふうに聞こえないかっていうのもチェックしたりします。
まあ呪文みたいに聞こえますけれども、ちゃんと意味があります。 皆さんお客様としてイベントに出かける時っていうのはもう準備が整っている状態ですので、
この光景を見ることはもしかしたら少ないのかもしれませんけれども、 カラオケなんかに行く時にボリュームを上げすぎますとキーンとなったりしますよね。
そういう時には是非チェックワンツーと言いながら、これ恥ずかしがらずに堂々とやることがポイントなんですけど、
チェックワンツーと言いながら適切なチューニングをするとかっこいいです。 そしてこのチューニングがうまくいくとカラオケもとっても楽しめるんじゃないかなと思います。
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ではではまた明日もお会いしましょう。 鶴岡慶子でした。
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