00:00
おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、司会やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどを皆さんとシェアしていきます。
Apple Podcastを他8つのプラットフォームでお届けしています。
音声配信、昨日で丸1年だったので、今日から2週目に入りました。
昨日はたくさんのお祝いメッセージを各方面からいただいて、本当に嬉しく思っています。
なかなかスタンドFMのレターやコメントは賑やかにならないんですが、直接メールをいただいたり、あるいは鶴岡慶子、Queenworksの公式LINEがありまして、そちらからおめでとうスタンプがたくさん届いたりして、すっごく賑やかな感じになりました。
本当にありがとうございます。
さて、6月は会計年度が切り替わったりするところが多いんです。
株主総会があったりして、その株主向けにプレゼンテーションを企業側がするわけなんですけど、企業側の依頼で私その声をやったりするんですね。
非常に集中しますので、6月20日頃までは結構タイトなスケジュールになっています。
と言っても、スタジオはここ自宅にありますので、自宅のこのスタジオの中で音声を録って、音声のファイルを送信するという工程になります。
ですので、都内に行く必要はないんですよね。
この会社とのご縁っていうのがまたすごいご縁なんですよ。
現在この会社の総務部長をしているのが、私が以前結婚式の司会を担当したその新郎さんなんです。
その会社は2018年に設立60周年記念の式典を開くということで、司会者を探していたんです。
その時に総務部長が私のことを思い出してくれたんですね。
もちろんお近くに住んでいる司会者にも、いろいろ見積もりを取ったみたいなんですけど、
同じ値段だったら、秋田から来ようが、この人の方が知っている人だし、上手だったなっていう記憶があるから、この人の方がいいって思ったそうです。
本当にご縁ってどこで繋がるかわからないものですよね。
その式典の司会をするのに、その新郎とは20年ぶりに会うことになりました。
そしてそれが行われたのは3月だったんですけど、
株主総会って6月に行われるので、3月の時点でもしかしてこういうことは頼めますかっていうことを打診いただいたんですね。
そしてそこからまたずっと毎年ご縁が繋がっているんです。
さらにコロナ禍では行動規範っていう社員向けのルールブックみたいなの30ページぐらいあったと思うんですけど、そのナレーションのオーダーもありました。
それは社員それぞれが時折聞くことになっているようで、
なんだか自分の声が一人歩きしている。
そういう感じがあって不思議な気もします。
あとご縁っていうことで言うと、今月6月17日の土曜日なんですが、バレーフェスティバルの司会をします。
03:02
これは声だけの出演で、ステージ上に私の姿は出ないんですけれども、
これを影穴って言うんですけど、影穴のみで案内をしていく係になっています。
このバレー団との出会いも結婚披露宴なんです。
バレー団員の一人が結婚するっていうことで、
その時にその先生も出席していたんですね。
奥村信子先生という方なんですが、奥村先生が主品としてご挨拶をされました。
私は実は後で話しますけれども、奥村先生のことが大好きで、小さい頃から知っている先生だったんです。
その披露宴の後に、うちのフェスティバルであの人司会してくれないかなっていうことになったそうです。
普通にお話をする感じがいいっていう評価。
だったみたいです。
普通に話をするっていうのはどういうことかっていうと、
例えば結婚式の司会のイメージってこういうのありませんか?
新郎新婦入場でございます。
みたいな、そういうイメージありませんか?
この不自然な言い回し。
うちの師匠も若干そういう面もありましたけど、私は正しい日本語を言いたかったんです。
ですから、ございますみたいなことは言ったことないんですね。
新郎新婦入場でございます。
と言ってます。
この普通の感じがいいという評価で、バレーにも関わることになりました。
これも結婚披露宴がご縁だったんですね。
そしてなぜ私が奥村先生を小さい頃から知っていたかっていうと、
私小学生の時に、幼稚園の時からですけど、バレーを習っていたんです。
ただ奥村先生のところじゃなくて、別のバレー団ではあったんですけども、
奥村先生のところと合同リサイタルみたいなのことをやったことがあるんです。
子供の時に。
その時に、なんてかっこいい作品を作るバレー団なんです。
なんなんだろうっていうことで憧れたんです。
あの作品を踊ってみたいなっていうふうに子供ながら思ったんですね。
それが奥村信子先生だったんです。
バレーは私、中学に入る時に辞めてしまったので、もう見る影もない。
本当に体今はカッチカチで硬いんですけれども、
子供の頃にバレーをやったことはかけがえのないものになりました。
その時に抱いた奥村先生への憧れが、こうやって大人になって、
仕事として結びつくなんて、
もう子供の時の私に教えてあげたいなと思います。
そんな奥村先生の教室は52周年を迎えまして、
1年半前に50周年の記念のリサイタルが行われました。
毎年12月に行われてきたんですけど、今回は6月なんですよね。
1年半ぶりに皆さんと顔を合わせるということになりました。
昨日がその本番に向けての全体練習第1回目ということで参加してきたんですけど、
あまりにも久しぶりな感じがして、
いや、バーレッスンしてる時からもう楽しくてしょうがなかったんですね。
皆さんの作品を見ているのもすっごい楽しいんですけれど、
基礎の練習、いわゆるバーレッスンを見ているだけでももう嬉しくてしょうがなかったんです。
06:02
今回全体練習が5回あるんですが、
私がスケジュールの関係で出られない回もありますので、
全部で3回は出られるかなって思っていて、
毎回この全体練習にはできるだけスケジュールを合わせていくようにしているんですね。
本番は影アナウンスなので、
舞台の袖からは、
私は皆さんの作品を見ることになります。
正面から見ることは当日はないわけですよね。
ですから、そのバレエの作品がどういうものなのかを把握せずに進行なんてできないっていう思いから、
毎回できるだけ参加するようにしています。
下世話の言い方になりますけれども、
この部分というのは料金に含まれていない、ギャランティーには含まれていない部分です。
もしかしたら舞台監督から出る給に合わせて原稿を読めばできちゃうかもしれません。
でも、
それはそれじゃ嫌なんですね。
特に司会を担当することになった初年度は、
顔と名前を早く一致させたかったんですね。
顔と名前が一致していれば、準備ができているかできていないかがわかるんです。
この子が袖にいないんだけどどうなっているんだっていうことに気づけるんですよね。
とにかく何もわからないままで原稿だけ読むっていうことは、
私の中ではありえないことだったんです。
そこからもう12年ぐらいになるんですけど、
ある時、踊り手の一人がこういうことを、
私に言ったんです。
鶴岡さんの本番と同じようなアナウンスを聞きながら練習すると、
本番のイメージが鮮やかになることと、
鶴岡さんの喋りのリズムに自分たちの呼吸を合わせていくことで、
本番どのように心を整えていけばいいのかがわかる。
そうやって感じながら練習できることは幸せなんです。
と言ってくれたんです。
私はただただこのバレエ団のこと、
ステージのことを理解しようと必死でやってきたんです。
けれど、そんなふうに思ってくれたんだと思って、
私こそ幸せだなって思いました。
ギャランティー以上のものをいただいたなって思っています。
今日このお話をしながら、
どうつながって今このお仕事をしているのかを思い出すことができました。
このご縁に感謝しながらしっかりと務めたいと思います。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなど、
取り上げてほしいことは、スタンドFMのレターでお寄せください。
はい。
聞いてくださった方、いいねやフォローでつながっていただけますと励みになります。
それではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。