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2022-06-11 05:32

【0008】2022/06/11 ご家族と"作品"を一緒につくりあげる

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2022/06/11 
ご家族と一緒につくりあげる葬儀の形が好きです。

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おはようございます。 鶴岡慶子と花火と天気と。
花火鑑賞誌で気象予報誌の私が、司会者として、そしてラジオパーソナリティとして経験してきたことや、日々感じたことなどを語る配信です。
6月11日土曜日、日本の秋田県から発信しています。
葬儀司会の話をしようと思います。 昨日も施行してまいりました。
私がお世話になっている葬儀会社では、個人を静かに忍ぶために、ご本人のご紹介をする、そんなシーンがあります。
生演奏でエレクトン奏者とプロ司会で、儀式の直前に3、4分ぐらいで個人を紹介する、そんなシーンなんですが、
スクリーンに写真を5、6枚スライドショーで映し出して、
参列した方はその写真を見ながらナレーションを聞くっていうことになります。 そのナレーションはご家族との打ち合わせの時に聞き取った内容をまとめていくんですけれども、
届いている電報であるとか、挨拶する方がいたら挨拶する方、まあ長寿ですよね。
名前を確認させてもらうのと、大まかな式の流れを確認するっていうことと、そんな打ち合わせになるんですが、それと合わせて取材も行うんですね。
取材をしたことを文章にまとめていくんですけれども、最近ではもうナレーション付きのパッケージができていて、それを選択する方もいらっしゃるんですけれども、
昨日は元々の形、その私がナレーションを作ってお話をするっていう形で個人を紹介していきました。
あらかじめ簡単なプロフィールシートにご家族の方には書いてもらうんですけれども、やっぱりその書いた内容にも温度があるんですね。
どこが大事なのか、何が大事なのかっていうのは、取材をしてて初めてわかっていたり、書いていないことの方が、むしろその亡くなった方を紹介するのにはとてもその人らしさが出ていたりとか、そういうことがあるので、やっぱり話をしてみて初めて文章って書けるんですね。
昨日は大事にしていたことは何ですかっていう中に家族って書いてたんですよ。どんな感じでしたかっていうふうにお尋ねをしたら、よく旅行にみんなで行ったんですよと。
で、その時は父は必ず助手席に座って、運転手は誰々でみたいなお話もどんどん出てきて、そんなお話をずっとされてる時が、ご家族がすごく嬉しそうだったんですよね。
とても楽しそうでした。
その後、エレクトン奏者のところに行って、ご家族と一緒にどんな曲にしましょうかという話をしてました。
そしたら、北島三郎が大好きでコンサートにもよく行ったんですっていう話をしてたので、じゃあ山とか川とかそんなにしましょうかみたいな話をしている中に、とても賑やかなところが好きで、そしてうちはよく人が集まる場所だったんですよと。
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で、その中の中心にいつも父がいたんですっていうお話をされていて、大事にしていること、家族、その中に旅行だけじゃなくて、その輪の中心にいたんだっていう話もぜひご紹介したいなと思いました。
結果、そのプロフィール紹介の時には北島三郎ではなく美空ひばりの愛さんさん、このメロディーにして、そのメロディーに合わせて忙しい中にも家族との時間を大切にしたんだっていうこと、そして輪の中心にいたということも加えました。
こんなふうに、さっき司会者に話したこと、そしてエレクトン奏者に話したことが、いわゆる一つの作品になって、奏技の直前に出てくるっていう感じが、みんなで見送るその時を作り上げる感じで、私は本当にこの形が好きなんですね。
で、その形をしている奏技会社を選んだっていうことでもあります。そこで司会をしているっていうことに、とても誇りを持っています。
で、婚礼の時はっていうと、「いい声ですね。」とか、「名刺会ですね。」ってよく言われます。
ですが、それよりも、「いい披露宴でしたね。」、「あー楽しかった。」って言われるのが、最高の褒め言葉だなって思っています。
じゃあ、奏技ではどうかっていうと、そうですね、「いい声ですね。」とか、「名刺会。」ってやっぱり言われることはあるんですけれども、「ありがとうございます。これで気が済みました。」
こうやって言っていただいたことがあって、「あー良かったな。」と心から思いました。
私は、私の技術を評価されたいんじゃなくて、その時間、その空間がそこにいた人たちにとってどうだったのかということを、いつもいつも自分に問うてる気がしています。
今日は土曜日ですね。どんなご予定ですか?
今日も安全に健やかにお過ごしください。
鶴岡 恵子でした。
05:32

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